JP6960582B2 - イオナイザ - Google Patents

イオナイザ Download PDF

Info

Publication number
JP6960582B2
JP6960582B2 JP2017202768A JP2017202768A JP6960582B2 JP 6960582 B2 JP6960582 B2 JP 6960582B2 JP 2017202768 A JP2017202768 A JP 2017202768A JP 2017202768 A JP2017202768 A JP 2017202768A JP 6960582 B2 JP6960582 B2 JP 6960582B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge needle
air
discharge
drive
ionizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017202768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019075349A5 (ja
JP2019075349A (ja
Inventor
孝 安岡
優 今野
元 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMC Corp filed Critical SMC Corp
Priority to JP2017202768A priority Critical patent/JP6960582B2/ja
Priority to TW107131976A priority patent/TWI798258B/zh
Priority to EP18194585.8A priority patent/EP3474396B1/en
Priority to US16/139,378 priority patent/US11075505B2/en
Priority to KR1020180120224A priority patent/KR102624353B1/ko
Priority to CN201811205451.3A priority patent/CN109687295B/zh
Publication of JP2019075349A publication Critical patent/JP2019075349A/ja
Publication of JP2019075349A5 publication Critical patent/JP2019075349A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6960582B2 publication Critical patent/JP6960582B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T19/00Devices providing for corona discharge
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T19/00Devices providing for corona discharge
    • H01T19/04Devices providing for corona discharge having pointed electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T23/00Apparatus for generating ions to be introduced into non-enclosed gases, e.g. into the atmosphere
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05FSTATIC ELECTRICITY; NATURALLY-OCCURRING ELECTRICITY
    • H05F3/00Carrying-off electrostatic charges
    • H05F3/04Carrying-off electrostatic charges by means of spark gaps or other discharge devices

Description

本発明は、静電気により帯電した除電対象の除電に使用するイオナイザに関するものである。
静電気により帯電した除電対象から静電気を除去する(除電する)場合、イオナイザが使用される。このイオナイザは、高電圧の印加によりコロナ放電を生じてイオンを発生する放電針を備えていて、この放電針から発生したイオンを、ノズルから噴射される空気流に乗せて除電対象に吹き付けることにより、静電気を中和するものである。その場合、交流(AC)方式のイオナイザは、1つの放電針を有していて、この1つの放電針に交流高電圧を印加することにより正及び負のイオンを交互に発生させるように構成され、直流(DC)方式のイオナイザは、2つの放電針を有していて、2つの放電針のうち一方の放電針に正の直流高電圧を印加することにより正のイオンを発生させ、他方の放電針に負の直流高電圧を印加することにより負のイオンを発生させるように構成されている。
従来のイオナイザにおいては、前記放電針で発生したイオンを空気流によって効率良く除電対象まで搬送するため、例えば特許文献1−3に開示されているように、イオンの搬送に適した流量及び流速の空気流を発生させるための各種工夫が施されている。
特許文献1では、ノズルに、放電電極が収容されたイオン生成室と、このイオン生成室を取り囲む4つの空気通過孔とを設け、該空気通過孔からノズルの前方に向けて空気を放出することにより、前記イオン生成室からノズルの前方に放出されたイオンを、前記空気通過孔からの空気流に載せて広範囲に飛ばすようにしている。
しかし、この第1の公知例では、4つの空気通過孔を通じて圧縮空気を噴射するようにしているため、該圧縮空気の流量及び流速を増大させて除電能力を高めるためには、前記圧縮空気の供給圧を高めるか、または前記空気通過孔の孔径を大きくする必要があり、その結果、圧縮空気の消費量が多くなるという問題がある。
また、特許文献2では、放電電極が収容された収容孔を取り囲むように4つの噴出口を形成し、該噴出口から前記収容孔が開口する空気増幅室内に圧縮空気を噴射し、この圧縮空気を、前記放電電極から発生するイオンと共に、前記空気増幅室に通じる放出孔を通じて噴射するようにしており、その際、前記空気増幅室に形成した空気導入孔から外気を吸引して取り込み、この外気も一緒に噴射することにより、前記放出孔から噴射する空気の流量を増大するようにしている。
しかし、この第2の公知例においても、多数の噴出口から圧縮空気を噴射するようにしているため、圧縮空気の消費量が多くなる。また、放電電極の針先に近接する位置で前記噴出口から圧縮空気を、一部の圧縮空気が針先に沿って流れるように噴射しているため、該針先の近傍を高速で流れる空気量が増大し、それがイオンの発生に悪影響を及ぼすおそれがある。
更に、特許文献3においては、放電電極が収容された閉鎖空間からなるイオン生成室の先端に、径が絞られた空気放出口を形成し、この空気放出口に細長い噴射チューブを接続して、この噴射チューブ内に空気送出管から空気を高速で噴出させることにより、該噴射チューブの内部を負圧にして前記イオン生成室内のイオン空気を該噴射チューブの内部に引き込み、引き込んだイオン空気を、前記噴射チューブの先端から外部に出射するようにしている。その際、前記イオン生成室には、空気流入口から外気が流入するようになっている。
しかし、この第3の公知例の場合には、放電電極から発生したイオンが、イオン生成室の壁面や噴射チューブの内面等に接触して付着し易いだけでなく、発生したイオンの全てが小径の前記噴射チューブ内に集束された状態で引き込まれるため、正、負のイオンが接触して中和され易く、イオンの減少によって除電効率の低下を来すおそれがある。
特開2004−228069号公報 特開2012−54088号公報 特開2004−95271号公報
本発明は、上記従来の問題点を解消するためになされたもので、その技術的課題は、圧縮空気の少ない消費量でイオンを効率良く除電対象に向けて搬送することができるようにすることにある。
前記課題を解決するため、本発明に係るイオナイザは、高電圧の印加によりコロナ放電を生じてイオンを発生する放電針と、該放電針を保持する放電針ホルダと、除電対象に向けてイオン搬送用の空気を噴射する搬送空気噴射機構とを有している。
前記放電針ホルダは、放電針収容室と、該放電針収容室の基端部に通じる補助空気流入口、及び、該放電針収容室の前端部に外部空間に直接連通するように開口する補助空気流出口とを有し、前記放電針収容室の内部に、前記放電針が、針先を前記補助空気流出口から外部空間に臨ませた姿勢で収容されると共に、該放電針の外周と前記放電針収容室及び補助空気流出口の内周との間に、前記補助空気流入口から前記補助空気流出口に至る補助空気流通間隙が形成されており、前記搬送空気噴射機構は、基端の駆動空気導入口及び先端の駆動空気噴出口を有する駆動ノズルと、該駆動ノズルの前方に外気吸入間隙を介して配設されたディフューザとを有していて、前記放電針ホルダに隣接する位置に配設され、前記ディフューザの内部に、前記駆動空気噴出口より大径の搬送空気流通孔が前記駆動空気噴出口と同軸をなすように形成されると共に、該搬送空気流通孔の前端に、前記搬送空気を噴射するための搬送空気噴射口が形成されており、前記放電針は第1軸線に沿って配設され、前記搬送空気噴射機構の駆動ノズル及びディフューザは、前記第1軸線と平行な第2軸線に沿って配設されている。
本発明において、前記外気吸入間隙は、前記第2軸線と直交する全ての方向で前記外部空間に直接連通し、前記搬送空気噴射口は前記外部空間に直接開口していても良い。
本発明において好ましくは、別々に形成されて相互に結合された第1部材及び第2部材を有し、前記第1部材に前記放電針ホルダと駆動ノズルとが設けられると共に前記放電針が保持され、前記第2部材に前記ディフューザが設けられていることである。
また、前記第1部材及び第2部材と放電針とによって放電針カートリッジが形成され、該放電カートリッジがイオナイザのボディに着脱自在に取り付けられていることが望ましい。この場合、前記ボディは、複数のボディブロックを直列且つ増減可能に連結することにより形成されていて、各ボディブロックに前記放電針カートリッジが取り付けられていても良い。
本発明によれば、駆動ノズルとディフューザとを有する搬送空気噴射機構を設けたことにより、該搬送空気噴射機構のエジェクタ効果によって、イオン搬送用の空気を増量した状態で除電対象に向けて高速で噴射することができ、この結果、少量の空気消費量によってイオンを効率良く除電対象に向けて搬送することができる。
本発明に係るイオナイザの側面図である。 イオナイザ本体を幅方向の中央位置で長手方向に切断した断面図である。 図2の要部拡大図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。 (a)−(c)は、ディフューザにおける搬送空気流通孔の孔形状の変形例を示す要部断面図である。 放電針カートリッジを斜め上から見た斜視図である。 放電針カートリッジを斜め下から見た斜視図である。 図6の放電針カートリッジの分解斜視図である。 風速の解析結果を示す線図である。 本発明に係るイオナイザの他の実施形態を示す要部断面図である。
図1及び図2には、本発明に係るイオナイザ1の一実施形態が示されている。このイオナイザ1は、半導体ウエハや液晶ガラスなどの各種ワークWの処理工程において、静電気で帯電した該ワークWの除電に使用するもので、交流高電圧の印加によりコロナ放電を生じてイオンを発生する放電針4を備えたイオナイザ本体2と、イオナイザ全体を操作する操作盤3とを有している。
前記操作盤3は、交流高電圧回路を内蔵する第1操作盤3aと、各種操作釦6やランプ7、表示部8等を備えた第2操作盤3bとを有していて、該第2操作盤3bは前記第1操作盤3aの側面に取り付けられており、該操作盤3は、前記第1操作盤3aから延出するコード9で前記イオナイザ本体2に電気的に接続されている。
前記イオナイザ本体2は、ボディ軸線Lに沿って細長いバータイプのもので、ボディ10を有している。該ボディ10は、複数のボディブロック11a−11eを前記ボディ軸線Lに沿って直列且つ増減可能に連結することにより形成されており、該ボディ10の内部に、前記ボディ軸線Lに沿って延びる空気供給流路12が形成されている。また、前記複数のボディブロック11a−11eの各々には、前記放電針4を備えた1つの放電針カートリッジ13が着脱自在に取り付けられている。図示した例では、5つのボディブロック11a−11eが用いられている。
前記5つのボディブロックのうち、イオナイザ本体2の最も基端側(図の右側)に位置する第1のボディブロック11aは、その他の第2−第5のボディブロック11b−11eに比べて構造が若干相違しており、前記第2−第5のボディブロック11b−11eは互いに同一構造を有している。以下、各ボディブロックの構造について説明する。
前記第1のボディブロック11aは、前記放電針カートリッジ13を取り付けるための凹状のカートリッジ取付部15を下面に有し、該第1のボディブロック11aの内部を、前記ボディ軸線Lに沿って該第1のボディブロック11aの基端から先端まで流路孔12aが貫通している。該流路孔12aは、前記空気供給流路12の一部を形成するものである。
前記第1のボディブロック11aの基端部には、管継手17を取り付けるための継手取付孔16が、前記流路孔12aの端部に連通するように形成され、該継手取付孔16に取り付けられた前記管継手17に、圧縮空気源18に連通する配管チューブ19が接続されるようになっている。また、前記第1のボディブロック11aの基端部には、コード接続部20が形成され、該コード接続部20に、前記操作盤3からのコード9が接続されている。
更に、前記第1のボディブロック11aの先端部には、図3からも分かるように、隣接する第2のボディブロック11bの一対の係止部25に弾力的に係止する一対の弾性係止片21と、隣接する第2のボディブロック11bの接続孔26にシール部材23を介して気密に嵌合する接続管部22と、前記弾性係止片21による連結部分を下面側から覆い隠す遮蔽板24とが形成されている。前記接続管部22は、前記流路孔12aを、隣接する第2のボディブロック11bの流路孔12aに連通させるものである。
一方、前記第2−第5のボディブロック11b−11eは、前記第1のボディブロック11aに比べ、基端部に、前記継手取付孔16及びコード接続部20の代わりに前記係止部25及び接続孔26が形成されている点と、ボディ軸線L方向の長さが若干短いという点が相違しているのみで、その他の構成は実質的に該第1のボディブロック11aと同じである。従って、これら第2−第5のボディブロック11b−11eについては、前記第1のボディブロック11aと同一の構成部分に該第1のボディブロック11aに付した符号と同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
また、前記第5のボディブロック11eの先端には、前記空気供給流路12の先端を塞ぐエンドブロック27が取り付けられている。このエンドブロック27は、前記第5のボディブロック11eの接続管部22がシール部材23を介して気密に嵌合する接続孔28を有していて、該接続孔28の先端の開口部はプラグ29で気密に塞がれている。図中の符号30が付された部材は、前記ボディ10の上面と側面とを覆うカバーである。このようにして連結された前記ボディブロック11a−11eは、それらの内部を通る連結ロッド14によって連結状態に保持されている。
なお、以下の説明において、前記第1−第5のボディブロック11a−11eを互いに区別する必要がないときは、それらを単に「ボディブロック11」と呼ぶこととする。
次に、前記放電針カートリッジ13について説明する。該放電針カートリッジ13は、図3−図8からも明らかなように、前記放電針4と、該放電針4を保持する放電針ホルダ31と、除電対象であるワークWに向けて搬送空気を噴射する搬送空気噴射機構32とを有している。
前記放電針4は、金属からなる大径の基端取付部33と、該基端取付部33の先端から延出する金属製の放電針本体34とを有し、該放電針本体34の先端に、次第に先細りをなす円錐状の放電部34aが形成され、該放電針4に交流高電圧が印加されると、前記放電部34aがコロナ放電を生じて正及び負のイオンを交互に発生するものである。
なお、前記放電針4は、前記放電針カートリッジ13をボディブロック11に取り付けると、該ボディブロック11に設けられた端子35を通じて導電部材36に接触し、該導電部材36を介して前記コード9に接続されることにより前記第1操作盤3aの交流高電圧回路に接続されるようになっており、前記導電部材36は、複数のボディブロック11a−11eを順次接続すると、順次電気的に接続されるように構成されている。
前記放電針ホルダ31は、前記放電針4が収容された孔状の放電針収容室37を有している。この放電針収容室37は、前記ボディ軸線Lに直交する第1軸線L1に沿うように延びていて、基端側の大径部37aと、該大径部37aの先端に連なる小径部37bとを有し、該小径部37bの内径は前記大径部37aの内径より小さい。また、前記大径部37aには、前記ボディブロック11の空気供給流路12に通じる補助空気流入口38が設けられ、前記小径部37bの先端には、補助空気流出口39が、外部空間40に直接連通するように開口している。前記小径部37bは、ノズル状をした筒部41の先端部分に形成され、該筒部41の前端に前記補助空気流出口39が開口している。
そして、前記放電針収容室37の内部に前記放電針4が、その基端取付部33を前記大径部37a内に収容すると共に、前記放電針本体34を前記大径部37aから小径部37bに跨るように配置した状態で、針先34bを前記補助空気流出口39から外部空間40に少し突出させた姿勢で収容されている。前記放電針4の外周と前記大径部37a及び小径部37bの内周との間には、前記補助空気流入口38から補助空気流出口39に至る補助空気流通間隙42が形成されている。この補助空気流通間隙42は、前記放電針4の基端取付部33と前記大径部37aとの間、及び、前記放電針本体34と前記小径部37bとの間で、それぞれ絞られている。このため、前記空気供給流路12から前記補助空気流通間隙42内に流入する空気の流量は少量であり、前記補助空気流出口39から放電針4の針先34bに沿って外部に流出する空気の流量も少量である。この結果、前記放電針4の針先34bの周辺で空気の流量及び圧力が上昇することによるイオン発生効率の低下が防止されると同時に、微小な空気の流れによって放電針4の放電部34aに汚れが付着するのが防止される。
前記放電針4の針先34bは、必ずしも前記補助空気流出口39から外部空間40に突出している必要はなく、該補助空気流出口39の開口端と同一平面上に位置していても、あるいは、該開口端より若干後退した位置にあっても良い。要するに、前記針先34bは、前記補助空気流出口39から外部空間40に臨むように配設されていれば良いのである。
前記搬送空気噴射機構32は、駆動ノズル45とディフューザ46とを有し、該駆動ノズル45とディフューザ46とが、前記放電針ホルダ31の放電針収容室37と隣接する位置に、前記第1軸線L1に平行な第2軸線L2に沿って配設されている。
前記駆動ノズル45は、基端に駆動空気導入口47aを有する駆動空気流通孔47と、該駆動空気流通孔47の先端に連なる駆動空気噴出口48とを有しており、該駆動空気噴出口48の口径は前記駆動空気流通孔47の孔径より小径である。また、前記駆動空気導入口47aは、前記ボディブロック11の空気供給流路12に連通している。
前記ディフューザ46は、円柱状をなしていて、前記駆動ノズル45の前方に外気吸入間隙51を介して配設されており、該ディフューザ46の内部には、前記駆動空気噴出口48と同軸をなす位置に、該駆動空気噴出口48より大径の搬送空気流通孔52が形成され、該搬送空気流通孔52の前端に、前記搬送空気を噴射するための搬送空気噴射口53が形成されている。
前記搬送空気流通孔52は、図3に示す例では、該搬送空気流通孔52の全長にわたって一定の内径を有するように形成されているが、図5(a)に示すように、基端部52aが外開き状の円錐面に形成されていても、図5(b)に示すように、基端部52aと前端部52bとがそれぞれ外開き状の円錐面に形成され、中間部52cが一定の内径を有するように形成されていても良く、あるいは、図5(c)に示すように、基端部52aが外開き状の円錐面に形成され、該基端部52aから前記搬送空気噴射口53に至るまでの部分52dが、全体として次第に先広がりをなすように形成されていても良い。この場合、前記先広がりをなす部分52dの内面は、前記搬送空気噴射口53に向かって直線状をなしていても、孔の内側に向けて凸形をした曲面をなしていても構わない。
前記外気吸入間隙51が形成されている位置は、前記補助空気流出口39の開口端及び前記放電針4の針先34bより後方であり、また、前記搬送空気噴射口53が形成されている位置は、前記補助空気流出口39の開口端及び放電針4の針先34bより前方である。そして、前記外気吸入間隙51及び搬送空気噴射口53は、例えば孔のように断面積を狭められることによって圧力損失が大きくなっている制限流路を介することなく、前記外部空間40に直接連通している。即ち、前記外気吸入間隙51は、前記第2軸線L2と直交する全ての方向(ディフューザ46の全周)で前記外部空間40に直接連通し、前記搬送空気噴射口53は前記外部空間40に直接開口している。
前記搬送空気噴射機構32は、エジェクタとしての機能を有するもので、前記駆動ノズル45の駆動空気噴出口48から前記ディフューザ46の搬送空気流通孔52内に、前記空気供給流路12から供給された駆動空気が高速で吹き込まれると、該搬送空気流通孔52内が負圧状態になり、外部空間40の空気が、前記外気吸入間隙51を通じて前記搬送空気流通孔52内に吸引され、前記駆動ノズル45からの駆動空気と共に前記搬送空気噴射口53から噴射されるものである。
前記放電針ホルダ31及び搬送空気噴射機構32の構造を簡単且つ合理的にするため、図6−図8から明らかなように、前記放電針カートリッジ13は、合成樹脂により別々に形成された第1部材61と第2部材62とを互いに結合することにより形成されており、前記第1部材61に、前記放電針ホルダ31と駆動ノズル45とが一体に形成されると共に、前記放電針4が保持され、前記第2部材62に、前記ディフューザ46が一体に形成されている。
前記合成樹脂としては、PBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート樹脂)やABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂)等を用いることができる。
前記第1部材61は、円柱形をした主胴部63と、該主胴部63の直径方向の両側面に形成された一対の係止突部64,64と、前記主胴部63の上端から前記第1軸線L1に沿って上方に延びる円柱部65と、前記主胴部63の下端部に形成された略楕円形のフランジ部66と、該フランジ部66の下面に連なるコ字形の枠部67と、該枠部67の内側空間と前記フランジ部66の上部空間とを連通させる切欠部68とを備えている。
前記円柱部65の外径は前記主胴部63の外径より小さく、前記フランジ部66の短軸方向の径は、前記主胴部63の外径より大きい。また、前記係止突部64は、前記主胴部63の円周方向に次第に傾斜しており、その傾斜の方向は、右ねじのねじ山と同じ方向である。更に、前記主胴部63の外周には、環状の主シール部材69が取り付けられ、前記放電針4の上端部の前記円柱部65から上方に突出する部分には、Oリング70が取り付けられている。
そして、前記円柱部65及び主胴部63の内部に前記放電針収容室37が形成されると共に、前記円柱部65の側面に前記補助空気流入口38が形成され、前記筒部41の先端は、前記枠部67の内部まで延びている。また、前記主胴部63の内部の前記放電針収容室37に隣接する位置に前記駆動ノズル45の駆動空気流通孔47が形成され、該主胴部63の上面に前記駆動空気導入口47aが開口している。
一方、前記第2部材62は、矩形枠状をした本体部71と、該本体部71の相対する一対の枠辺71a,71aから前記第1軸線L1と平行に立ち上がった一対の板状部72とを有していて、前記本体部71の他の一対の枠辺71b,71bの一方に前記ディフューザ46が、前記第2軸線L2に沿って一体に形成されている。
そして、前記第2部材62が、前記第1部材61の枠部67内に挿入されて固定されることにより、前記放電針カートリッジ13が組み立てられている。このとき、前記第1部材61と第2部材62との固定は、該第2部材62の本体部71の外面に形成した小さな係止突起を、前記該第1部材61の枠部67の内面に食い込ませて係止させることにより行われている。
このようにして形成された前記放電針カートリッジ13は、前記ボディブロック11に形成された前記カートリッジ取付部15内に嵌合させることにより、該ボディブロック11に取り付けられている。その取り付けは、前記放電針カートリッジ13を、第1軸線L1の回りに図3に示す向きとは90度異なる向きにして前記カートリッジ取付部15内に挿入したあと、時計回りに90度回転させて図3に示す向きに向けることにより行う。そうすると、図4に示すように、前記一対の係止突部64,64が、前記カートリッジ取付部15の内壁の相対する位置に形成された一対の係止段壁73,73に係止するため、前記放電針カートリッジ13が前記ボディブロック11に固定状態に取り付けられる。このとき、前記フランジ部66が前記ボディブロック11の下面に当接すると共に、該フランジ部66の上面の突起74が前記ボディブロック11の下面の凹部75に嵌合することにより、前記放電針カートリッジ13がその向きに位置決めされる。
このようにして前記放電針カートリッジ13が前記ボディブロック11に取り付けられると、前記放電針4に装着されたOリング70は、前記円柱部65の上端面65aとカートリッジ取付部15の上壁面15aとの間に圧縮された状態で介在することにより、前記放電針収容室37を前記空気供給流路12から遮断し、前記主シール部材69は、前記主胴部63の外周とカートリッジ取付部15の内周との間をシールする。また、前記円柱部65の側面の前記補助空気流入口38、及び、前記主胴部63の上面の前記駆動空気導入口47aは、前記空気供給流路12に連通する。
なお、前記放電針カートリッジ13を前記ボディブロック11から取り外すときは、該放電針カートリッジ13を半時計回りに90度回転させて前記係止突部64を前記係止段壁73から離脱させれば良い。
前記構成を有するイオナイザ1を使用してワークWを除電するときは、前記操作盤3を操作することにより、イオナイザ本体2の各放電針4に交流高電圧を印加すると共に、空気供給流路12に圧縮空気源18から圧縮空気を供給する。そうすると、前記放電針4の先端の放電部34aにコロナ放電が発生し、空気の分子がイオン化されることによって正及び負のイオンが交互に発生し、発生したイオンは、前記放電針4の針先34bが臨む外部空間40に放出される。
また、前記空気供給流路12に供給された空気は、前記放電針ホルダ31の補助空気流入口38から前記放電針収容室37内に流量制限された状態で流入すると共に、前記搬送空気噴射機構32の駆動空気導入口47aから前記駆動空気流通孔47内に流入する。
前記放電針収容室37内に流入した空気は、前記放電針本体34の回りの補助空気流通間隙42を通じて外部空間40に少量ずつ流出し、この空気の流れにより、前記放電針本体34における放電部34aの外周にゴミが付着するのが防止される。
一方、前記駆動空気導入口47aから駆動空気流通孔47内に流入した空気は、前記駆動空気噴出口48から前記搬送空気流通孔52内に高速で吹き込まれる。そうすると、前記搬送空気流通孔52の内部は負圧状態になるため、外部空間40の空気が、前記外気吸入間隙51を通じて前記搬送空気流通孔52内に吸引され、前記駆動ノズル45からの駆動空気と共に前記搬送空気噴射口53からワークWに向けて噴射される。この搬送空気の噴射により、前記放電針4により発生して外部空間40に放出されたイオンが、該外部空間40の空気と共に前記搬送空気の噴流に巻き込まれてワークWに向け搬送され、該ワークWに到達することによって該ワークWの除電が行われる。
このとき、前記搬送空気噴射口53から噴射される空気量は、前記駆動空気に比べて増量されており、その増量によって風速も速くなるため、前記イオンを含む空気流がワークWに到達する時間も早くなる。その結果、少量の空気消費量によってイオンを効率良く除電対象に向けて搬送することが可能になり、イオナイザ1の性能指標である減衰時間(静電気帯電量を90%低減するまでの時間)を短縮することができる。
なお、コンピュータを用いた風速の解析結果によると、前記搬送空気噴射機構32として、本実施形態のようにディフューザを設けることによってエジェクタ機能を持たせたものを用いた場合と、従来のようにディフューザがないもの(エジェクタ機能を有しないもの)を用いた場合とでは、図9に示すように、同じ消費流量の条件で、エジェクタ機能を有するものを用いた場合の方が風速が速くなるということが確認されている。
なお、前記実施形態では、前記搬送空気噴射機構32が1組だけ設けられているが、この搬送空気噴射機構32は、前記放電針4の回りに等間隔で複数組設けることもできる。例えば、前記搬送空気噴射機構32を2組設ける場合には、図3に軸線L2′で示す位置、即ち、放電針4を挟んで前記搬送空気噴射機構32とは左右反対側の位置に、もう1組の搬送空気噴射機構を配置することができる。つまり、放電針4を挟んで互いに左右対称の位置に搬送空気噴射機構を1組ずつ配置すれば良い。
また、前記実施形態では、前記補助空気流出口39の開口端及び放電針4の針先34bが、前記外気吸入間隙51と搬送空気噴射口53との間の位置に配置されているが、該補助空気流出口39の開口端及び放電針4の針先34bは、前記外気吸入間隙51と同等位置か又はそれより後方位置に配置されていても、あるいは、前記搬送空気噴射口53と同等位置か又はそれより前方位置に配置されていても良い。
更に、前記実施形態のイオナイザ1はAC方式であるため、放電針4を1つ備えているが、本発明は、2つの放電針を備えたDC方式のイオナイザにも適用することができる。この場合、例えば図10に示す放電針カートリッジ13Aのように、正極及び負極の2つの放電針4a,4bの中間位置に、駆動ノズル45及びディフューザ46を備えた1組の搬送空気噴射機構32を配置することができる。この放電針カートリッジ13Aのその他の構成は、図3の放電針カートリッジ13と実質的に同じであるから、主要な同一構成部分に図3に用いた符号と同じ符号を付してその説明は省略する。
1 イオナイザ
4 放電針
10 ボディ
13 放電針カートリッジ
31 放電針ホルダ
32 搬送空気噴射機構
34b 針先
37 放電針収容室
38 補助空気流入口
39 補助空気流出口
40 外部空間
42 補助空気流通間隙
45 駆動ノズル
46 ディフューザ
47a 駆動空気導入口
48 駆動空気噴出口
51 外気吸入間隙
52 搬送空気流通孔
53 搬送空気噴射口
61 第1部材
62 第2部材
L1 第1軸線
L2 第2軸線
W ワーク(除電対象)

Claims (5)

  1. 高電圧の印加によりコロナ放電を生じてイオンを発生する放電針と、該放電針を保持する放電針ホルダと、除電対象に向けてイオン搬送用の空気を噴射する搬送空気噴射機構とを有し、
    前記放電針ホルダは、放電針収容室と、該放電針収容室の基端部に通じる補助空気流入口、及び、該放電針収容室の前端部に外部空間に直接連通するように開口する補助空気流出口とを有し、前記放電針収容室の内部に、前記放電針が、針先を前記補助空気流出口から外部空間に臨ませた姿勢で収容されると共に、該放電針の外周と前記放電針収容室及び補助空気流出口の内周との間に、前記補助空気流入口から前記補助空気流出口に至る補助空気流通間隙が形成されており、
    前記搬送空気噴射機構は、基端の駆動空気導入口及び先端の駆動空気噴出口を有する駆動ノズルと、該駆動ノズルの前方に外気吸入間隙を介して配設されたディフューザとを有していて、前記放電針ホルダに隣接する位置に配設され、前記ディフューザの内部に、前記駆動空気噴出口より大径の搬送空気流通孔が前記駆動空気噴出口と同軸をなすように形成されると共に、該搬送空気流通孔の前端に、前記搬送空気を噴射するための搬送空気噴射口が形成されており
    前記放電針は第1軸線に沿って配設され、前記搬送空気噴射機構の駆動ノズル及びディフューザは、前記第1軸線と平行な第2軸線に沿って配設されている、
    ことを特徴とするイオナイザ。
  2. 前記外気吸入間隙は、前記第2軸線と直交する全ての方向で前記外部空間に直接連通し、前記搬送空気噴射口は、前記外部空間に直接開口していることを特徴とする請求項に記載のイオナイザ。
  3. 別々に形成されて相互に結合された第1部材及び第2部材を有し、前記第1部材に前記放電針ホルダと駆動ノズルとが設けられると共に前記放電針が保持され、前記第2部材に前記ディフューザが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のイオナイザ。
  4. 前記第1部材及び第2部材と放電針とによって放電針カートリッジが形成され、該放電針カートリッジがイオナイザのボディに着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項に記載のイオナイザ。
  5. 前記ボディは、複数のボディブロックを直列且つ増減可能に連結することにより形成され、各ボディブロックに前記放電針カートリッジが取り付けられていることを特徴とする請求項に記載のイオナイザ。
JP2017202768A 2017-10-19 2017-10-19 イオナイザ Active JP6960582B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017202768A JP6960582B2 (ja) 2017-10-19 2017-10-19 イオナイザ
TW107131976A TWI798258B (zh) 2017-10-19 2018-09-12 電離器
EP18194585.8A EP3474396B1 (en) 2017-10-19 2018-09-14 Ionizer
US16/139,378 US11075505B2 (en) 2017-10-19 2018-09-24 Ionizer including a discharge needle and a carrying air jet mechanism
KR1020180120224A KR102624353B1 (ko) 2017-10-19 2018-10-10 이오나이저
CN201811205451.3A CN109687295B (zh) 2017-10-19 2018-10-17 离子发生器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017202768A JP6960582B2 (ja) 2017-10-19 2017-10-19 イオナイザ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019075349A JP2019075349A (ja) 2019-05-16
JP2019075349A5 JP2019075349A5 (ja) 2020-07-30
JP6960582B2 true JP6960582B2 (ja) 2021-11-05

Family

ID=63592626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017202768A Active JP6960582B2 (ja) 2017-10-19 2017-10-19 イオナイザ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US11075505B2 (ja)
EP (1) EP3474396B1 (ja)
JP (1) JP6960582B2 (ja)
KR (1) KR102624353B1 (ja)
CN (1) CN109687295B (ja)
TW (1) TWI798258B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP1667069S (ja) * 2019-11-11 2020-08-31
JP7202575B2 (ja) 2020-06-17 2023-01-12 株式会社松本技研 電子装置、及び電子装置の製造方法
JP1693755S (ja) * 2020-12-01 2021-08-30
DE102021117682B3 (de) * 2021-07-08 2022-09-08 Kist + Escherich GmbH Vorrichtung und Verfahren sowie deren Verwendung zur Ionisation gasförmiger Medien

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2492212A1 (fr) * 1980-10-14 1982-04-16 Onera (Off Nat Aerospatiale) Procede et dispositifs pour transferer des charges electriques de signes differents dans une zone d'espace et application aux eliminateurs d'electricite statique
JPH08213186A (ja) * 1995-01-31 1996-08-20 Osaka Chuo Diecast Kk 静電気除去装置
US6757150B2 (en) * 2000-12-08 2004-06-29 Illinois Tool Works Inc. Method and air baffle for improving air flow over ionizing pins
JP2004127858A (ja) * 2002-07-31 2004-04-22 Sunx Ltd 除電装置
JP2004095271A (ja) 2002-08-30 2004-03-25 Sunx Ltd 除電装置
JP4170844B2 (ja) 2002-11-29 2008-10-22 サンクス株式会社 除電装置
DE10348217A1 (de) * 2003-10-16 2005-05-25 Brandenburgische Technische Universität Cottbus Vorrichtung und Verfahren zur Aerosolauf- oder Aerosolumladung in einen definierten Ladungszustand einer bipolaren Diffusionsaufladung mit Hilfe einer elektrischen Entladung im Aerosolraum
TWI362682B (en) * 2003-12-02 2012-04-21 Keyence Co Ltd Ionizer and discharge electrode assembly mounted therein
JP4664090B2 (ja) * 2005-02-22 2011-04-06 シシド静電気株式会社 エアーノズル型イオン生成装置
JP2007242568A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Trinc:Kk 除電器
JP4919908B2 (ja) * 2007-09-13 2012-04-18 株式会社キーエンス 除電装置
JP5154216B2 (ja) * 2007-12-28 2013-02-27 株式会社キーエンス 除電器
KR101862160B1 (ko) * 2009-04-24 2018-07-04 이온 시스템즈, 인크. 정전하 중화를 위한 클린 코로나 가스 이온화
CN102064476B (zh) * 2009-11-18 2013-12-18 株式会社小金井 离子发生器
JP5539848B2 (ja) * 2009-11-18 2014-07-02 株式会社コガネイ イオン生成装置
JP5461348B2 (ja) 2010-09-01 2014-04-02 株式会社コガネイ イオン生成装置
FI20106395A0 (fi) * 2010-12-31 2010-12-31 Pegasor Oy Laitteisto
US9322308B2 (en) * 2011-03-28 2016-04-26 Koganei Corporation Ejector
BR112013031106B1 (pt) * 2011-06-03 2021-06-22 Perkinelmer Health Sciences, Inc Aparelho para análise de espécies químicas
US8841607B2 (en) * 2012-09-03 2014-09-23 Bruker Daltonics, Inc. Atmospheric pressure ion source with exhaust system
US8779382B1 (en) * 2013-05-16 2014-07-15 National Chiao Tung University Corona-wire unipolar aerosol charger
CN104284504A (zh) * 2014-10-31 2015-01-14 四川大学 旋转阳极式等离子发生器

Also Published As

Publication number Publication date
CN109687295B (zh) 2021-09-10
US20190123519A1 (en) 2019-04-25
EP3474396B1 (en) 2020-04-01
CN109687295A (zh) 2019-04-26
US11075505B2 (en) 2021-07-27
TW201924490A (zh) 2019-06-16
KR102624353B1 (ko) 2024-01-12
EP3474396A1 (en) 2019-04-24
KR20190044000A (ko) 2019-04-29
JP2019075349A (ja) 2019-05-16
TWI798258B (zh) 2023-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6960582B2 (ja) イオナイザ
JP4308610B2 (ja) イオン発生装置
JP5215525B2 (ja) マルチモード・イオン化モード分離器
JP2006205094A (ja) 静電霧化装置
JP4773568B2 (ja) イオン生成装置
KR101403072B1 (ko) 이온 생성 장치
KR102463092B1 (ko) 도장용 집진 장치
JP2019075349A5 (ja)
JP5539848B2 (ja) イオン生成装置
TWI455427B (zh) Electrode unit and ion generator
US20210220861A1 (en) Dry type ultrasonic cleaner having a multi-suction port
KR100955456B1 (ko) 이오나이저
JP2013037811A (ja) プラズマ処理装置
JP2004273293A (ja) 除電器
KR100821629B1 (ko) 노즐형 제전장치
JP2004152665A (ja) 除電装置
JP3818983B2 (ja) 半導体および液晶製造工程における半導体基板および液晶基板表面の静電除去装置
JP2005093854A (ja) イオン化ガス気流による半導体基板または液晶基板洗浄機
TW201521307A (zh) 離子發生器
KR101645393B1 (ko) 플라즈마 세정 장치
KR102105895B1 (ko) 석션박스 클린 지그장치
JP2005196977A (ja) 除電装置
US20050105242A1 (en) Self-balancing shielded bipolar ionizer with air assist
JPS61195227A (ja) 除塵装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200617

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200617

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210309

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6960582

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150