JP4170844B2 - 除電装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放電針への電圧の印加状態でコロナ放電によりイオン生成室内でイオンを生成して前方へ放出する除電装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
除電装置においては、長時間使用していると、放電針の摩耗などの劣化が生じたり、針先にほこりが付着してイオンの生成効率が低下したりするといった現象が生じることから、放電針を定期的にメンテナンスするようにしている。
【0003】
放電針のメンテナンスを容易にする方法として、放電針の先端に配置されるノズルを着脱可能にしたものが知られているが、ノズルの先端を除電対象物の近傍に設置して使用する場合は、ノズルを容易に取外すことができず、メンテナンスが困難となる。
そこで、特開平5−289471号のものは、放電針を横方向にスライドさせることにより着脱可能としており、ノズルが固定であっても、放電針のメンテナンスを容易に行えるようにしている。
【0004】
ところで、放電針の周囲にはコロナ放電をうながす接地電極が配置されているのが一般的であるものの、特開平5−289471号のものでは、上述したように放電針をスライドさせているという事情から、ケース本体の両側面にのみ接地電極(対向電極)を配置している。このため、接地電極が配置されていないスペースから放電針を着脱することは可能であるが、コロナ放電を均一に発生させてイオンをむらなく発生させることが困難となる。これは、コロナ放電を均一に発生させてイオンをむらなく発生させるためには、放電針の周囲全周を囲繞するように接地電極を設けるのが望ましいからである。
【0005】
しかしながら、接地電極を放電針の周囲全周を囲繞するように設けると、放電針を着脱するスペースがなくなり、メンテナンスが容易になるという効果が得られなくなってしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、対向電極を放電針の周囲全周を囲繞するように設けた構成において、放電針のメンテナンスを容易に行うことができる除電装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、放電針と当該放電針を保持するホルダとからなる放電針ユニットと、この放電針ユニットの放電針の先端部が位置するイオン生成室と、このイオン生成室内において前記放電針の先端部の周囲全周を囲繞するように配置される対向電極とを備え、前記放電針への電圧の印加状態でコロナ放電により前記イオン生成室内でイオンを生成して前方へ放出する除電装置において、空気を供給する空気供給手段と、この空気供給手段から空気が供給される空気供給室と、前記イオン生成室と前記空気供給室との間に設けられた隔壁部と、この隔壁部に設けられ、前記空気供給室に供給された空気を前記イオン生成室に噴出する空気供給孔と、前記隔壁部に設けられ、前記放電針ユニットの放電針が前記イオン生成室と反対側から密閉状態で挿入される放電針挿入口と、を備え、前記対向電極は、円筒形状の孔部を備え、前記放電針挿入口から前記孔部に挿入された放電針は、前記対向電極の軸上に位置しているものである(請求項1)。
【0007】
このような構成によれば、放電針ユニットに電圧を印加すると、放電針にコロナ放電が発生し、それに伴ってイオン生成室内でイオンが発生する。このとき、放電針の周囲は対向電極で囲繞されているので、放電針にコロナ放電が均一に発生してイオンがむらなく発生するようになる。また、イオン生成室の後端は隔壁部で閉鎖されていると共に、その隔壁部に形成された放電針挿入口に放電針が密閉状態で挿入されているので、イオンはイオン生成室から前方へ放出されるようになる。これにより、除電対象物にイオンが引き寄せられ、除電対象物が除電される。
【0008】
さて、放電針をメンテナンスするときは、放電針ユニットをイオン生成室の隔壁部に形成された放電針挿入口の中心軸に沿って後退させる。これにより、放電針ユニットを対向電極と反対側から取外すことができるから、放電針を対向電極で囲繞する構成でありながら、放電針のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、空気供給手段から空気を供給すると、空気供給孔からイオン生成室に空気が噴出するので、イオン生成室で発生したイオンを広範囲に飛ばすことができる。
【0009】
上記構成において、前記放電針が前記放電針挿入口の中心軸に沿って挿入及び退出可能に設けられ、前記放電針挿入口に対する前記放電針の挿入状態で前記放電針ユニットのホルダを支持する支持手段を設け、この支持手段により前記放電針ユニットのホルダが支持された状態で前記放電針に電圧を印加可能な電極板を設け、前記支持手段により前記放電針ユニットのホルダが支持された状態で前記イオン生成室内における前記放電針の先端部の位置を規定する位置決め手段を設けるようにしてもよい(請求項2)。
このような構成によれば、位置決め手段により放電針の先端部の位置を正しく規定することができるので、放電針を対向電極に対して確実に位置決めすることができる。
【0011】
また、空気供給孔は、前記放電針挿入口と連通して設けられているようにしてもよい(請求項)。
このような構成によれば、空気供給孔は放電針挿入口の近傍に位置するから、イオン生成室で生成したイオンを効率よく前方へ飛ばすことができる。
【0012】
また、前記電極板は、所定形状の挿通孔が形成された平板部材から構成され、前記放電針ユニットの先端から第1の所定範囲は、当該放電針ユニットが前記挿通孔に対して所定の回転位置関係にあるときのみ前記挿通孔を通過することが許可される形状に形成され、前記放電針ユニットにおいて前記第1の所定範囲に連続する第2の所定範囲は、前記挿通孔に挿入された状態で回転可能な形状に形成され、前記平板部材の挿通孔に挿通された前記放電針ユニットが前記所定の回転位置関係から外れた角度に回転された状態で、前記放電針ユニットを前記平板部材へ固定する固定手段を設けるようにしてもよい(請求項)。
【0013】
このような構成によれば、放電針ユニットの装着に際しては、放電針ユニットを平板部材の挿通孔と所定の回転位置関係に合わせた上で挿入してから、放電針ユニットを少し回転すると、挿通孔と放電針ユニットは所定の回転位置関係から外れることで、放電針ユニットの第1の所定範囲が挿通孔を挿通不能となる。これにより、放電針ユニットが固定手段によって平板部材に固定されるので、放電針ユニットを挿入してから回転させるだけで装着することができる。
【0014】
従って、作業者の装着作業としては、放電針ユニットを少し回すだけでよいので、放電針ユニットの装着作業が楽なものとなる。また、取り外しに際しても、装着とは逆に放電針ユニットを少し回して挿通孔に対して所定の回転位置関係に戻した状態で引き抜くだけでよい。
【0015】
また、前記放電針ユニットの第1の所定範囲における外周面に前記放電針と導通状態に設けられると共に、前記平板部材の挿通孔に挿通された前記放電針ユニットが前記所定の回転位置関係から外れた角度に回転された状態で前記平板部材に導通状態で当接する凸部を設けるようにしてもよい(請求項)。
【0016】
このような構成によれば、平板部材が電極板で、凸部が電極板に当接することで支持・位置決めと共に導通を図ることができるので、放電針への電圧印加手段を別途設ける必要がなく、構成が簡略化でき、装置の小型化やコストダウンを図ることが可能となる。
【0017】
前記放電針ユニットを前記放電針挿入口への挿入方向と反対方向へ付勢する付勢手段を設けるようにしてもよい(請求項)。
このような構成によれば、付勢手段によって放電針ユニットは退出方向へ付勢されるので、放電針ユニットを取り外す際に、放電針ユニットを引き抜かなくても、放電針挿入口から取外すことが可能となり、取外し作業がより一層容易なものとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明の一実施の形態を図1乃至図12に基づいて説明する。
図1は除電装置の横断面図、図2は平面図、図3は側面図、図4は正面図、図5は縦断面図である。これらの図1ないし図5において、除電装置1の筐体をなす樹脂製の本体ケース2は、底面が開口した矩形箱状の基板収納部3の上面に支持手段として機能するブロック状のヘッド部4を一体形成してなる。基板収納部3は、プリント配線基板5が収納された状態で蓋部6により閉鎖されている。ヘッド部4の前端には対向電極として機能する金属製のノズル7が装着され、後端には放電針ユニット8とエアーチューブホルダ9が装着されている。この場合、ノズル7と放電針ユニット8とは同軸上となるように装着され、放電針ユニット8とエアーチューブホルダ9とが並列するように装着されている。また、ノズル7には取付金具10が固定されており、その取付金具10により除電装置1が設備機器に設置されている。
【0019】
プリント配線基板5には高電圧発生回路部11(図5のみに図示)が搭載されていると共にケーブル12が接続されており、そのケーブル12が本体ケース2の後端に装着されたケーブルホルダ13により固定された状態で外方に導出されている。このケーブル12を通じて高電圧発生回路部11に電圧が供給されることにより、高電圧発生回路部11が高電圧を発生するようになっている。
プリント配線基板5には、除電装置1の動作状態を示す複数のLED(図示せず)が実装されており、そのLEDが本体ケース2に形成された窓部14から外方を臨んでいる。
【0020】
図6はヘッド部4の横断面図、図7は縦断面図、図8は正面図である。これらの図6ないし図8において、ヘッド部4の前端には第1の被装着部15が形成されている。この第1の被装着部15はネジ孔16を有しており、そのネジ孔16にノズル7が螺着されるようになっている。この第1の被装着部15の底面は隔壁部17で閉鎖されており、その隔壁部17の中心に略円柱状の放電針支持部18が前方に突出形成されている。放電針支持部18の中心には放電針挿入口19が貫通形成されていると共に、その放電針挿入口19を囲繞するように複数の空気供給孔20が形成されている。この場合、空気供給孔20は放電針支持部18の外周となる部位よりも内側に形成されており、後述するように放電針支持部18に絶縁性チューブが装着された状態であっても、空気供給孔20の機能が失われないようになっている。
【0021】
ヘッド部4の後端には第2の被装着部21が形成されている。この第2の被装着部21は、大径な第1孔部22と小径な第2孔部23とを連通してなり、第2孔部23に第1の被装着部15の放電針挿入口19及び空気供給孔20が連通している。これらの第1孔部22及び第2孔部23は放電針挿入口19と同軸上に形成されており、これらの孔部22,23を貫通するように放電針ユニット8が挿入される。この場合、放電針挿入口19と第2孔部23とにより本発明でいう放電針挿入口が構成されている。
【0022】
第1孔部22の外周面において底面となる部位には基板収納部3に連通した矩形状の貫通孔24が形成されており、この貫通孔24に平板状の電極板25が基板収納部3側から挿入される(図5参照)。
図9は、電極板25を示す正面図である。この図9において、電極板25にはネジ孔26が形成されており、そのネジ孔26に放電針ユニット8が螺着される。また、電極板25には孔部27が形成されており、その孔部27にリード線28(図5参照)が接続されることにより電極板25がプリント配線基板5に搭載された高電圧発生回路部11と接続される。
【0023】
図6に示すようにヘッド部4の後端には第3の被装着部29が形成されている。この第3の被装着部29は有底なネジ孔30を有しており、このネジ孔30にエアーチューブホルダ9が螺着される。
ここで、第2の被装着部21の第2孔部23と第3の被装着部29とは空気通路31で連結されていると共に、その空気通路31は副空気通路32で第1の被装着部15に連結されており、エアーチューブホルダ9により固定され空気供給手段として機能するエアーチューブ33(図1参照)から供給された空気が空気通路31を通じて第2の被装着部21に供給されると共に、副空気通路32を通じて第1の被装着部15にも供給されるようになっている。
【0024】
次にノズル7について説明する。図10はノズル7の断面図、図11は正面図である。これらの図10及び図11において、ノズル7は、中間部にフランジ部34を有した円柱状をなしている。フランジ部34の前後方向の外周には第1ネジ部35及び第2ネジ部36がそれぞれ形成されている。ノズル7の中心には第1孔部37及び当該第1孔部37よりも若干径大な第2孔部38が連通して形成されており、第2孔部38に絶縁チューブ39が挿入されている。この場合、第2孔部38に挿入された絶縁チューブ39の内周面と第1孔部37の内周面とは面一となっており、空気が通過する際の抵抗が軽減するようになっている。第1孔部37と第2孔部38の周囲には、ノズル7を前後方向に貫通する複数の空気通過孔40が形成されている。
【0025】
そして、ノズル7の第2ネジ部36が本体ケース2の第1の被装着部15のネジ孔16に螺着されることにより、ノズル7が本体ケース2に装着されている。また、第1ネジ部35に取付金具10の孔部41(図5参照)が装着された状態でナット42(図5参照)が螺着されることによりノズル7に取付金具10が固定され、その固定状態で取付金具10に形成された取付孔部43(図1参照)が本体ケース2の側方に位置する。
【0026】
ここで、ノズル7が本体ケース2の第1の被装着部15に装着された形態では、ノズル7の第2孔部38に挿入された絶縁チューブ39が放電針支持部18の外周に密閉状態で被着されており、これにより絶縁チューブ39の内側にイオン生成室44が形成され、そのイオン生成室44に放電針ユニット8の放電針45の先端部が位置する。この場合、放電針支持部18の周囲に形成された空気供給孔20はイオン生成室44に連通し、副空気通路32は絶縁チューブ39の外周側に形成された副空気供給室46(図1参照)に連結している。
【0027】
次に、放電針ユニット8について説明する。図12は、放電針ユニット8の側面図である。この図12において、放電針ユニット8は、ホルダ47に放電針45を保持してなる。ホルダ47は、金属製の放電針支持部48に位置決め手段として機能する樹脂製のノブ49を一体に形成してなる。放電針支持部48は、圧入部48aとネジ部48bとを連結部48cで連結した形状をなしており、圧入部48aに放電針45が圧入されている。ネジ部48bは、第2の被装着部21に位置する電極板25のネジ孔26に螺着されるようになっており、その螺着状態で、電極板25とリード線28を介して接続されたプリント配線基板5の高電圧発生回路部11が放電針支持部48ひいては放電針45に電気的に接続される。この場合、放電針ユニット8に電極板25が完全に螺着された状態ではホルダ47が電極板25に当接するようになっており、その当接状態で、放電針45の先端部が位置決めされるものであり、このような構成が位置決め手段に相当する。
【0028】
連結部48cにはOリング50が装着されており、放電針ユニット8が第2の被装着部21の第1孔部22及び第2孔部23に挿入された状態では、Oリング50により放電針ユニット8のホルダ47の外周が密閉状態となっている。また、放電針45は放電針挿入口19と同一径に形成されており、放電針45が放電針挿入口19に挿入された状態では、放電針45が放電針挿入口19に密閉状態で挿入されるようになっている。このような密閉状態により、第2の被装着部21の第2孔部23内には、放電針支持部48とOリング50で閉鎖された空気供給室51が形成されている。
【0029】
次に上記構成の作用について説明する。
除電装置1に電源を投入すると、プリント配線基板5に搭載された高電圧発生回路部11が動作し、電極板25を通じて放電針ユニット8ひいては放電針45に交流の高電圧がノズル7との間で印加される。すると、放電針45の先端にコロナ放電が発生し、空気の分子がイオン化される。このとき、放電針45には交流の高電圧が印加されることから、+イオンと−イオンとが交互にイオン生成室44内で発生するようになる。
【0030】
ここで、エアーチューブ33から空気を供給すると、空気が第2の被装着部21の第2孔部23、つまり空気供給室51に供給される。このとき、放電針ユニット8のホルダ47にはOリング50が装着されているので、ホルダ47の外周面は密閉状態となり、空気供給室51に供給された空気がホルダ47の外周面に沿って外部に漏れてしまうことが防止されている。
【0031】
空気供給室51に供給された空気は、放電針支持部18の周囲に形成された空気供給孔20を通じて当該放電針支持部18に装着された絶縁チューブ39の内周側、つまりイオン生成室44に供給され、その供給に伴って放電針45の周囲を通過する空気流が発生してイオンがノズル7の前方に放出される。このとき、空気が副空気通路32を通じて絶縁チューブ39の外周側、つまり副空気供給室46にも供給されるので、ノズル7に形成された空気通過孔40を通じて空気がノズル7の前方に放出される。これにより、ノズル7の前方に放出されたイオンの周囲に空気流が発生するので、イオンをより広範囲に飛ばすことが可能となり、広範囲な除電が可能となる。この場合、除電対象物が−に帯電していたときは、+イオンが除電対象物に引き寄せられ、除電対象物の帯電が中和されるようになる。また、除電対象物が+に帯電していたときは、−イオンが除電対象物に引き寄せられ、除電対象物の帯電が中和されるようになる。
以上のようにして、除電対象物に帯電の正負にかかわらず、帯電を中和して除電することができる。
【0032】
ところで、除電装置1を長時間使用していると、放電針45の摩耗などの劣化が生じたり、針先にほこりが付着してイオンの生成効率が低下したりするといった現象が生じることから、放電針45のメンテナンスが定期的に必要となる。 そこで、本実施の形態では、次のようにしてメンテナンスを容易に行えるようにした。
即ち、放電針45をメンテナンスするときは、本体ケース2に装着されている放電針ユニット8のノブ49を回転する。すると、放電針ユニット8が電極板25から後退しながら螺脱するようになり、それに伴って放電針45が放電針挿入口19から当該放電針挿入口19の中心軸に沿って脱出するようになる
そして、放電針ユニット8を本体ケース2の第2の被装着部21から完全に脱出させることにより、放電針45のメンテナンスが可能となるので、放電針45の掃除或いは放電針45の交換が終了したときは、放電針ユニット8を電極板25に螺着することにより本体ケース2に装着する。このとき、放電針ユニット8のノブ49の端部が電極板25に当接するまで螺進させることにより、放電針45の先端部の位置を規定位置に位置決めすることができる。
【0033】
このような実施の形態によれば、放電針ユニット8の放電針45を放電針挿入口19の中心軸に沿って挿入及び退出可能と構成し、放電針45をメンテナンスする際は、放電針ユニット8を本体ケース2の後方から取外せるようにしたので、放電針45の周囲全体を対向電極として機能するノズル7で囲繞することによりイオン生成のバランスを高める構成でありながら、放電針45のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0034】
しかも、放電針ユニット8が装着される第2の被装着部21とエアーチューブ33が装着される第3の被装着部29とを並列に形成し、エアーチューブ33からイオン生成室44に空気を供給するようにしたので、空気によりイオンを前方に放出する構成でありながら、放電針ユニット8を後方に取外す際にエアーチューブ33が邪魔となることなく実施することができる。
【0035】
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態を図13乃至図15に基づいて説明するに、第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。この第2の実施の形態は、放電針ユニット8の着脱を容易にしたことを特徴とする。
【0036】
図13は、電極板25の背面図である。この図13において、電極板(平板部材に相当)25には、放電針ユニット8の放電針支持部48が挿通可能な円形の挿通孔61が形成されている。この挿通孔61の周縁部において当該挿通孔61の中心に対して点対称となるように一対の矩形状の切欠部62が形成されている。電極板25の正面(図示裏面)側には、挿通孔61の周縁部となる部位において当該挿通孔61の中心に対して点対称となるように一対の凹部63が形成されている。この凹部63は、挿通孔61の中心に対して切欠部62から90°回転した位置に形成されている。
【0037】
図14は、放電針ユニット8の側面図である。この図14において、放電針ユニット8の放電針支持部48には、第1の実施の形態で説明したネジ部48bに代えて、ロッド部48dが形成されている。このロッド部48dの前端部には金属製のピン(凸部に相当)64が図示上下方向に貫通固定されており、そのピン64の両端がロッド部48dから突出している。ここで、ホルダ47とピン64との間には圧縮コイルバネ(付勢手段に相当)65が巻装されている。この場合、放電針45の先端からロッド部48dにおいてピン64を含む領域までが第1の所定領域に相当し、ロッド部48dにおいて第1の所定領域から後方(図示右方向)に続く領域が第2の所定領域に相当する。
【0038】
さて、上記構成の放電針ユニット8本体ケース2に装着するには、放電針ユニット8をヘッド部4の第2の被装着部21に挿入する。このとき、ピン64の位置が電極板25の挿通孔61の切欠部62に対応するように放電針ユニット8の回転位置関係を調整して押し込むと、放電針ユニット8のピン64が電極板25の挿通孔61の切欠部62を通過して当該切欠部62の前方に位置する。続いて、その状態で放電針ユニット8を回転すると、ピン64が切欠部62の前方位置から脱出するようになる。この状態では放電針ユニット8に装着された圧縮コイルバネ65が電極板25の背面側に当接して放電針ユニット8を後方(退出方向)に付勢しているので、放電針ユニット8の押し込み力を弱めると、ピン64が電極板25の正面側における挿通孔61の周縁部に付勢状態で当接するようになる。このような電極板25に対するピン64の付勢状態で放電針ユニット8をさらに回転して切欠部から90°に位置すると、ピン64が電極板25の正面側に形成された凹部63に係合するようになり、それ以上の回転が規制されるようになる。
【0039】
以上のようにして、図15に示すように放電針ユニット8が電極板25に固定されるものであり、その固定状態では、放電針ユニット8のピン64が電極板25に導通することにより当該電極板25から放電針45への通電が可能となる。また、電極板25に固定された放電針ユニット8の放電針45の先端が位置決めされることから、ピン64は圧縮コイルバネ65と共に固定手段及び位置決め手段としても機能することになる。
【0040】
一方、放電針ユニット8を本体ケース2から取り外すには、圧縮コイルバネ65の付勢力に抗して放電針ユニット8を前方に押し込む。すると、放電針ユニット8のピン64が凹部63から脱出して当該凹部63の前方に位置するので、この状態で放電針ユニット8を回転して放電針ユニット8に対する押し込み力を弱める。すると、圧縮コイルバネ65の付勢力によりピン64が電極板25の挿通孔61の周縁部に当接するようになる。このような電極板25に対するピン64の付勢状態で放電針ユニット8をさらに回転して凹部63から90°に位置すると、ピン64が圧縮コイルバネ65の付勢力により切欠部62を通過して後方に脱出するようになるので、放電針ユニット8を本体ケース2から取り外すことができる。
【0041】
このような実施の形態によれば、放電針ユニット8にピン64を設け、本体ケース2の第2の被装着部21に対して所定の回転位置関係に合わせた上で挿入してから90°回転するだけで電極板25に固定することができると共に、逆の操作により電極板25から取り外すことができるので、放電針ユニット8を電極板25に螺着により着脱する第1の実施の形態に比較して、放電針ユニット8の着脱を容易に行うことができ、使い勝手に優れている。
また、放電針ユニット8をヘッド部4から取り外した状態であっても、放電針ユニット8に装着されている圧縮コイルバネ65が脱落することはないので、圧縮コイルバネ65を紛失してしまうことを防止できる。
【0042】
尚、電極板25の形状としては、電極板25の正面を示す図16のように、切欠部62に続く挿通孔61の周縁部に正面側よりも陥没した段部66を形成すると共に、その段部66の半径方向に位置する壁面67の半径が徐々に小さくなるように形成してもよい。この場合、ピン64が電極板25の挿通孔61の切欠部62を通過させた状態で放電針ユニット8を回転すると、ピン64の先端が壁面67に強く当接して係止されるようになるので、放電針ユニット8を電極板25に容易に固定することができる。
【0043】
(その他の実施の形態)
本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
空気を供給する手段を省略するようにしてもよい。
ノズル7に0Vを印加するようにしてもよい。
隔壁部17を本体ケースと別部品としてもよい。
放電針ユニット8を複数並列に設け、除電範囲を拡大するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
本発明は以上の説明から明らかなように、放電針が放電針挿入口の中心軸に沿って挿入及び退出可能に放電針ユニットのホルダを支持するよう構成し、放電針ユニットを本体ケースの後方に取外せるようにしたので、対向電極を放電針の周囲全周を囲繞するように設けた構成において、放電針のメンテナンスを容易に行うことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における全体の横断面図
【図2】 全体の平面図
【図3】 全体の側面図
【図4】 全体の正面図
【図5】 全体の縦断面図
【図6】 本体ケースのヘッド部の横断面図
【図7】 本体ケースのヘッド部の縦断面図
【図8】 本体ケースの正面図
【図9】 電極板の正面図
【図10】 ノズルの縦断面図
【図11】 ノズルの正面図
【図12】 放電針ユニットの側面図
【図13】 本発明の第2の実施の形態における電極板の背面図
【図14】 図12相当図
【図15】 図5相当図
【図16】 本発明のその他の実施の形態を示す電極板の正面図
【符号の説明】
1は除電装置、2は本体ケース、4はヘッド部(支持手段)、5はプリント配線基板、7はノズル(対向電極)、8は放電針ユニット、19は放電針挿入口、20は空気供給孔、23は第2孔部(放電針挿入口)、25は電極板(平板部材)、33はエアーチューブ(空気供給手段)、44はイオン生成室、45は放電針、47はホルダ(位置決め手段)、64はピン(凸部、固定手段)、65は圧縮コイルバネ(付勢手段、固定手段)である。

Claims (6)

  1. 放電針と当該放電針を保持するホルダからなる放電針ユニットと、この放電針ユニットの放電針の先端部が位置するイオン生成室と、このイオン生成室内において前記放電針の先端部の周囲全周を囲繞するように配置される対向電極とを備え、前記放電針への電圧の印加状態でコロナ放電により前記イオン生成室内でイオンを生成して前方へ放出する除電装置において、
    空気を供給する空気供給手段と、
    この空気供給手段から空気が供給される空気供給室と、
    前記イオン生成室と前記空気供給室との間に設けられた隔壁部と、
    この隔壁部に設けられ、前記空気供給室に供給された空気を前記イオン生成室に噴出する空気供給孔と、
    前記隔壁部に設けられ、前記放電針ユニットの放電針が前記イオン生成室と反対側から密閉状態で挿入される放電針挿入口と、
    を備え、
    前記対向電極は、円筒形状の孔部を備え、
    前記放電針挿入口から前記孔部に挿入された放電針は、前記対向電極の軸上に位置していることを特徴とする除電装置。
  2. 前記放電針が前記放電針挿入口の中心軸に沿って挿入及び退出可能に設けられ、前記放電針挿入口に対する前記放電針の挿入状態で前記放電針ユニットのホルダを支持する支持手段と、
    この支持手段により前記放電針ユニットのホルダが支持された状態で前記放電針に電圧を印加可能な電極板と、
    前記支持手段により前記放電針ユニットのホルダが支持された状態で前記イオン生成室内における前記放電針の先端部の位置を規定する位置決め手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の除電装置。
  3. 前記空気供給孔は、前記放電針挿入口と連通して設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の除電装置。
  4. 前記電極板は、所定形状の挿通孔が形成された平板部材から構成され、
    前記放電針ユニットの先端から第1の所定範囲は、当該放電針ユニットが前記挿通孔に対して所定の回転位置関係にあるときのみ前記挿通孔を通過することが許可される形状に形成され、
    前記放電針ユニットにおいて前記第1の所定範囲に連続する第2の所定範囲は、前記挿通孔に挿入された状態で回転可能な形状に形成され、
    前記平板部材の挿通孔に挿通された前記放電針ユニットが前記所定の回転位置関係から外れた角度に回転された状態で、前記放電針ユニットを前記平板部材へ固定する固定手段を備えたことを特徴とする請求項2または3記載の除電装置。
  5. 前記放電針ユニットの第1の所定範囲における外周面に前記放電針と導通状態に設けられ、前記平板部材の挿通孔に挿通された前記放電針ユニットが前記所定の回転位置関係から外れた角度に回転された状態で前記平板部材に導通状態で当接する凸部を備えていることを特徴とする請求項4記載の除電装置。
  6. 前記放電針ユニットを前記放電針挿入口への挿入方向と反対方向へ付勢する付勢手段を備えていることを特徴とする請求項4または5記載の除電装置。
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