JP6952566B2 - 天板付什器 - Google Patents
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Description
特許文献2に開示された天板付什器には、設置面に設置され、上面が外縁部から中央に向かって漸次緩やかに上側に向かう錐型状に形成され、中央部分に天板と接続される支柱部が上方に延びるベースが設けられている。
このような構成とすることにより、一対の脚杆の間で基部の使用者側縁部側に設置面が露出するため、使用者は使用者側縁部に近接して天板付什器に対向した際に、片足を一対の脚杆の間の設置面に置き、片足を足載せ部に載せた姿勢とすることができる。
このような構成とすることにより、第2足載せ部をベース部の形状や位置にかかわらず使い勝手の良い最適な位置に設けたり、勝手の良い最適な大きさに形成したりすることができる。
ベース部から使用者側縁部側に離間する位置とは、ベース部の使用者側縁部側の端部から使用者側縁部側に離間する位置のみでなく、ベース部の使用者側縁部側の端部以外の位置から使用者側縁部側に離間する側でベース部と離間する位置も含むものとする。
このような構成とすることにより、連結腕部とベース部との連結部の露出を抑えることができ、天板付什器の意匠性を向上させることができる。
このような構成とすることにより、使用者が足の裏を足載せ部に当接させやすいため、足載せ部に載せた使用者の足の位置が安定し、使用者の姿勢を維持することができる。
このような構成とすることにより、傾斜面のうちの傾斜角度が快適な領域に足を載せることができる。
このような構成とすることにより、使用者が足載せ部に足を載せる際に、足の裏を円弧面の所望の位置に当接させることで足の裏の向きを快適な向きに調整することができる。
このような構成とすることにより、複数のリブが使用者の足が足載せ部から滑ることを抑制する滑り止めとなるため、使用者の姿勢を維持することができる。
このような構成とすることにより、天板部の高さを高くすれば、使用者が起立姿勢で天板付什器を使用することができ、天板部の高さを低くすれば、使用者が着座姿勢であっても天板付什器を使用することができる。また、使用者の体格に合わせて天板部の高さを調整することができる。
以下、本発明の第1実施形態による天板付什器について、図1乃至図10に基づいて説明する。
図1に示すように、第1実施形態による天板付什器1Aは、上面に作業面2aを有する天板部2と、床面(設置面)11に支持され天板部2を昇降可能に支持する脚部3と、を有している。
天板本体21は、例えばパーチクルボードなどで平板状に形成され、板面が上下方向を向く向きに配置されている。天板本体21の上面が作業面2aを構成している。本実施形態では、天板本体21の板面は、約600mm×約500mmの略長方形状に形成されている。天板本体21の板面の略長方形の各辺に対応する4つの縁部のうち、長さが約600mmとなる対向する2つの縁部を第1縁部211および第2縁部212とし、長さが約500mmとなる対向する2つの縁部をそれぞれ第3縁部213および第4縁部214とする。
本実施形態では、使用者12(図9および図10参照)が天板付什器1Aを使用する際には、主に第1縁部211に対向して使用すると想定している。この天板付什器1Aのうち使用者12が使用する側の縁部を使用者側縁部1a(図2および図3参照)とする。使用者側縁部1aは、上述した天板本体21の第1縁部211が相当している。また、天板付什器1Aにおける使用者側縁部1a側とは奥行方向の手前側に相当している。
また、収納トレー23の幅方向の一方側の縁部が天板本体21の幅方向の一方側の縁部よりもやや幅方向の他方側に入った位置の下側に配置され、収納トレー23の幅方向の他方側の縁部が天板本体21の幅方向の他方側の縁部よりもやや幅方向の一方側に入った位置の下側に配置されている。
底板部231、第1側板部232、第2側板部233、後板部234、および仕切り板部235は、一体に形成されている。
第1側板部232および第2側板部233は、それぞれの奥行方向の奥側の縁部が後板部234の幅方向の縁部と連続している。第1側板部232、第2側板部233および後板部234を合せた平面視形状は、奥行方向の手前側に開口する略C字形状に形成されている。
第1側板部232の上縁部には、幅方向の一方側に延びる取付片232aが形成されている。第2側板部233の上縁部には、幅方向の他方側に延びる取付片233aが形成されている。後板部234の上縁部には、奥行方向の奥側に延びる取付片234aが形成されている。
これらの取付片232a,233a,234aが天板本体21の下面215にネジなどの固定具や接着などによって固定されることとで、収納トレー23が天板本体21に固定されるように構成されている。
仕切り板部235は、底板部231の奥行方向の中央よりも奥行方向の奥側に寄った位置に配置され、後板部234と奥行方向に離間している。
本実施形態では、仕切り板部235が天板本体21の奥行方向の略中央の下側に配置されている。これにより、収納部22が天板本体21の奥行方向の略中央よりも手前側に配置され、脚部用空部24が天板本体21の奥行方向の略中央よりも奥側に配置されている。
底板部231のうちの脚部用空部24の下側の部分には、幅方向の略中央に脚部3の内筒部322が挿通される孔部231a(図3参照)が形成されている。
操作レバー324は、使用者12が把持して操作する操作部324aと、操作部324aと接続されて昇降機構323と連係された軸部(不図示)と、を有している、操作レバー324は、使用者12が操作部324aを把持して軸部を操作することで、昇降機構323が操作されるように構成されている。本実施形態では、操作部324aは、天板本体21の下側で、収納トレー23の幅方向の一方側に配置されている。軸部は、天板本体21と収納トレー23とに挟まれた脚部用空部24において天板本体21の下面215に沿って操作部324aから内筒部322に向かって延び、昇降機構323と連係されている。
ベース部31は、支柱部32が接続される基部311と、基部311と接続された4本の脚杆312〜315と、4本の脚杆312〜315それぞれに取り付けられて床面11を走行可能なキャスタ316,316…と、を有している。
図5乃至図7に示すように、本実施形態では、ベース部31のうちの基部311および4本の脚杆312〜315は、樹脂で一体に形成されている。これらの基部311および4本の脚杆312〜315を合せてベース本体31aとすると、ベース本体31aは、上面および側面を構成する表面部材33と、表面部材33の内部に配置された複数の板状の板リブ34(図6参照)と、を有している。板リブ34は、縁部が表面部材33と接続されていて、表面部材33の形状を維持するように補強している。
本実施形態では、第1傾斜面311cは、奥行方向の手前側から奥側に向かって傾斜が緩やかになり、第2傾斜面311dは、奥行方向の奥側から手前側に向かって傾斜が緩やかになっている。そして、第1傾斜面311cと第2傾斜面311dとの境界部分は、略水平となっている。
また、本実施形態では、第1傾斜面311cは、第2傾斜面311dよりも奥行方向に長く形成されていて、第1傾斜面311cの奥行方向の寸法が約80〜100mmで、第2傾斜面311dの奥行方向の寸法が約50mmに設定されている。
4つの脚杆312〜315のうちの基部311の幅方向の一方側で奥行方向の手前側に接続された第1脚杆312は、基部311から奥行方向の手前側に向かって漸次幅方向の一方側に傾斜し、かつ下側に傾斜している。第1脚杆312の奥行方向の手前側の端部近傍の下側にキャスタ316が取り付けられている。
第3脚杆314と第4脚杆315とは、幅方向に離間している。基部311の奥行方向の奥側には、第3脚杆314と第4脚杆315との間に第2空部31cが形成されている。第2空部31cは、床面11を露出させている。
図5に示すように、本実施形態では、ベース本体31aは、平面視形状が略H字形に形成されている。ベース本体31aは、平面視形状が奥行方向の両端部および幅方向の両端部が天板部2の奥行方向の両端部および幅方向の両端部と略同じ位置に配置されている。
ベース部31は、キャスタ316,316…が床面11と当接し、ベース本体31aは、床面11と離間している。
図7に示すように、第1脚杆312および第2脚杆313それぞれの上面312a,313aは、奥行方向の手前側から奥側に向かって漸次上側に向かうように傾斜し、第1傾斜面311cと連続している。第3脚杆314および第4脚杆315それぞれの上面314a,315aは、奥行方向の奥側から手前側に向かって漸次上側に向かうように傾斜し、第2傾斜面311dと連続している。
外筒部321は、下端部が基部311の支柱部接続部311aに固定されている。
内筒部322は、上端部が天板部2に固定されている。内筒部322の上端部は、天板部2の収納トレー23の底板部231に形成された孔部231aを貫通して、脚部用空部24において天板本体21の下面215にネジなどの固定具や接着などによって固定されている。支柱部32は、天板部2に対して天板部2の幅方向の略中央において天板部2の奥行方向の中央よりも奥行方向の奥側に配置されている。
本実施形態では、図9に示すように、昇降機構323の動作によって天板部2が上昇して最上位置に配置されると、天板本体21の上面(作業面2a)が床上約1100mmの高さに配置されるように設定されている。また、本実施形態では、図10に示すように、昇降機構323の動作によって天板部2が下降して最下位置に配置されると、天板本体21の上面(作業面2a)が床上約800mmの高さに配置されるように設定されている。
なお、天板本体21の作業面2aの高さは、操作によって床上約800mm〜1100mmの間の任意の高さに調整することができる。
図9および図10に示すように、使用者12は、起立姿勢で天板付什器1Aを使用する場合、着座姿勢で天板付什器1Aを使用する場合のいずれも、使用者側縁部1aに対向した状態で足載せ部35(ベース部31の第1傾斜面311cおよび第2傾斜面311d)に足を載せることができる。なお、ベース部31は、着座姿勢および起立姿勢の使用者12が足を載せた際に足を支持可能な強度に形成されている。
第1実施形態による天板付什器1Aは、支柱部32よりも使用者側縁部1aに配置され使用者側縁部1aに対向した使用者12が足載せ部35に足を載せることが可能な足載せ部35を有している。このため、使用者側縁部1aに対向した使用者12が起立姿勢の場合に、足載せ部35に無理な姿勢になることなく容易に足を載せることができる。これにより、起立姿勢の使用者12が、例えば下肢に疲労を感じた場合などに足を足載せ部35に載せて楽な姿勢とすることができるため、天板付什器1Aを快適な姿勢で使用することができる。
また、足載せ部35に足を載せた使用者12の軸足(足載せ部35に載せていない方の脚)の踵と、足載せ部35に載せた方の脚の踵の間隔が10cm〜50cmとなることが好ましく、この間隔が使用者12の足のサイズとなることがより好ましい。
起立姿勢の使用者12は、使用者側縁部1aに近接して天板付什器1Aを使用することが想定される。このため、使用者12の軸足は、使用者側縁部1aの鉛直方向下方近傍に配置されることが想定される。したがって、足載せ部35は、使用者側縁部1aよりも0cm〜50cm奥行き方向の奥側に配置されることが好ましい。
このような高さや位置に配置された足載せ部35に天板付什器1Aの使用者12が足を載せることにより、使用者12の姿勢が安定し、使用者12の身体的違和感(不安感、負担感など)や疲労感を軽減することができる。
また、足載せ部35のうちの第1傾斜面311cは、奥行方向の手前側から奥側に向かって傾斜が緩やかになり、第2傾斜面311dは、奥行方向の奥側から手前側に向かって傾斜が緩やかになっている。そして、第1傾斜面311cと第2傾斜面311dとの境界部分は、略水平となっている。これにより、使用者12は、足載せ部35のうちの傾斜角度が快適な領域に足を載せることができる。
例えば、足のつま先よりも踵が低くなる姿勢の場合は第1傾斜面311cに足を載せることができる。足のつま先よりも踵が高くなる姿勢の場合は第1傾斜面311cに足を載せることができる。また、足の土踏まずの部分を第1傾斜面311cと第2傾斜面311dとの境界部分の水平となる部分に載せ、つま先側を第2傾斜面311dに載せ、踵側を第1傾斜面311cに載せることで、足の裏を足載せ部35に沿わせることができる。
また、使用者12が起立姿勢の場合、足載せ部にかかる負荷が使用者12が着座状態の場合よりも大きくなるが、本実施形態では足載せ部35は、ベース部31に設けられていることにより、使用者12が足を載せた場合に係る負荷をベース部31から直接床面11に伝達することができ、使用者12が起立状態であっても足載せ部35に載せられた使用者12の足を確実に支持することができる。
また、使用者12の体格に合わせて天板部2の高さを調整することができる。
次に、第2実施形態について、図11乃至図16に基づいて説明するが、上述の第1実施形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、実施形態と異なる構成について説明する。
第2実施形態のベース部31は、フットステップ部材4が取り付けられていること以外は、第1実施形態のベース部31と同じ形態となっている。
図12および図13に示すように、一対の連結腕部42,42は、第2足載せ部41の長さ方向の両端部それぞれに接続されてベース部31と固定されるように構成されている。
本実施形態では、第2足載せ部41は、一対の連結腕部42,42それぞれの第1棒状部421および第2棒状部422と、外径が22.2mmの丸パイプで一体に形成されている。
フットステップ部材4がベース部31に取り付けられると、第2足載せ部41は、幅方向に延びる向きで、第1空部31b(基部311の奥行方向の手前側の第1脚杆312と第2脚杆313との間)において、基部311の手前側に間隔をあけた状態に配置される。
第2足載せ部41の上面には、丸パイプの側面に沿った上側に膨らむように湾曲する円弧面411が形成されている。
第1棒状部421は、第2棒状部422よりも長く形成されている。
第2固定板部425は、板面が上下方向を向く平板状に形成されている。第2足載せ部41の幅方向の一方側の端部に接続された連結腕部42の第2固定板部425は、幅方向の一方側の縁部が第1板部の上縁部と連続している。第2足載せ部41の幅方向の他方側の端部に接続された連結腕部42の第2固定板部425は、幅方向の他方側の縁部が第1板部の上縁部と連続している。
第2固定板部425には、上下方向に貫通し、ネジが挿通される孔部425aが形成されている。
本実施形態では、ベース部31における基部311の複数の板リブ34の下縁部に沿った面が、本発明の「ベース部の下面」に相当している。
なお、第1足載せ部35および第2足載せ部41は、起立姿勢および着座姿勢の使用者12が足を載せた際に足を支持可能な強度に形成されている。
また、第2足載せ部41に足を載せた使用者12の軸足(第2足載せ部41に載せていない方の脚)の踵と、第2足載せ部41に載せた方の脚の踵の間隔が10cm〜50cmとなることが好ましく、この間隔が使用者12の足のサイズとなることがより好ましい。
起立姿勢の使用者12は、使用者側縁部1aに近接して天板付什器1Bを使用することが想定される。このため、使用者12の軸足は、使用者側縁部1aの鉛直方向下方近傍に配置されることが想定される。したがって、第2足載せ部41は、使用者側縁部1aよりも0cm〜50cm奥行き方向の奥側に配置されることが好ましい。
このような高さや位置に配置された第2足載せ部41に天板付什器1Bの使用者12が足を載せることにより、使用者12の姿勢が安定し、使用者12の身体的違和感(不安感、負担感など)や疲労感を軽減することができる。
本実施形態では、フットステップ部材4(第2足載せ部41)は、金属製の丸パイプでできているため、椅子などが接触しても傷つきにくい。
なお、フットステップ部材4(第2足載せ部41)は、丸パイプの表面がゴムなどで被覆された形態であって、椅子などと接触した際の衝撃をやわらげるように構成されていてもよい。
例えば、上記の実施形態では、ベース部31は、基部311と第1〜第4脚杆312〜315によって略H字形状に形成されているが、ベース部31の形状は適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、ベース部31は、平面視形状がH字形に形成され、第1脚杆312と第2脚杆313との間に第1空部31bが形成され、第3脚杆314と第4脚杆315との間に第2空部31cが形成されているが、第1空部31bおよび第2空部31cが無く、平面視形状が多角形や円、長円などに形成されていてもよい。また、第1空部31bおよび第2空部31cのいずれか一方が無い形態であってもよい。このような場合も、支柱部32に対して少なくとも奥行方向の手前側に足載せ部35,41が設けられていればよい。
また、上記の実施形態では、第1傾斜面311cは、第2傾斜面311dよりも奥行方向の寸法が長く形成されているが、第2傾斜面311dと奥行方向の寸法が同じ寸法に形成されていてもよいし、第2傾斜面311dよりも奥行方向の寸法が小さく形成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、天板付什器1A,1Bは、脚部3にキャスタ316,316…が設けられていて床面11を走行可能に構成されているが、キャスタ316,316…等の走行手段が設けられておらず、床面11を走行しないように構成されていてもよい。
また、上記の第1実施形態では、足載せ部35は、奥行方向の手前側から奥側に向かって漸次上側に向かうように傾斜する第1傾斜面311cと、奥行方向の奥側から手前側に向かって漸次上側に向かうように傾斜する第2傾斜面311dと、から構成されているが、足載せ部35は傾斜していなくてもよいし、上記以外の方向に傾斜していてもよい。
また、上記の第2実施形態では、第2足載せ部41は、上側に膨らむように湾曲する円弧面411を有しているが、第2足載せ部41の上面の形状は適宜設定されてよい。
例えば、図17に示す第1変形例のように、ベース部31の第1脚杆312および第2脚杆313の少なくとも基部311側(奥行方向の奥側)が先端側(奥行方向手間側)から基部311側に向かって漸次幅方向に大きくなるように形成されていて、第1脚杆312よび第2脚杆313の幅広く形成された部分312b,313bを足載せ部35としてもよい。この場合、第1脚杆312および第2脚杆313の幅広く形成された部分312b,313bのみを足載せ部35としてもよいし、第1脚杆312および第2脚杆313の幅広く形成された部分312b,313bと本実施形態の第1傾斜面311cや第2傾斜面311dとを併せて足載せ部35としてもよい。
このような場合、例えば、足載せ部材5は、板状に形成されていて、奥行き方向の奥側の縁部が基部311の支柱部32よりも前側の部分の上部に載り、幅方向の一方側の縁部が第1脚杆312の上部に載り、幅方向他方側の縁部が第2脚杆313の上部に載るとともに、第1脚杆312と第2脚杆313との間の第1空部31bの上側に配置されている。ベース部31に取り付けられる足載せ部材は、上記の形状以外であってもよく、ベース部31に固定されていてもよいし、着脱可能に取り付けられていてもよい。
また、上記の第1実施形態では、足載せ部35は、ベース部31の基部311に形成され、上記の第2実施形態では、ベース部31に取り付けられたフットステップ部材4に形成されているが、ベース部31やフットステップ部材4以外に形成されていてもよい。例えば、足載せ部は、床面11よりも上側において支柱部32に支持された部材に形成されていてもよい。
また、フットステップ部材4の形状も適宜設定されてよい。
また、フットステップ部材4は、ベース部31に取り付ける際に、ベース部31に対して所望の位置や高さに取り付けられるように構成されていてもよい。このようにすることにより、第2足載せ部41を最適な位置や高さに設けることができる。
また、上記の第2実施形態では、ベース部31が樹脂製で、フットステップ部材4が金属製であるが、ベース部31およびフットステップ部材4それぞれを形成する材料は、適宜設定されてよく、異素材で形成されていても、同素材で形成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、天板部2は、収納トレー23を有し収納部22が形成されているが、収納部22が形成されずに天板本体21のみで構成されていてもよい。また、天板部2に収納が設けられている場合は、収納の形状は適宜設定されてよい。また、脚部3に支持された収納が設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、支柱部32の昇降機構323はガススプリングを利用した自動式の形態であるが、ガススプリングに代わってラチェット機構を利用した手動式の形態であってもよい。また、天板部2の高さを調整する手動式の形態として、支柱部32の外筒部321に対する内筒部322が連結される高さをネジなどの固定具を用いて多段に調整可能で、このように外筒部321に対する内筒部322の高さを調整することで天板部2の高さを調整する形態としてもよい。
また、上記の実施形態では、1つの支柱部32で天板部2を支持しているが、2以上の支柱部32で天板部2を支持してもよい。
また、上記の実施形態では、各部材の寸法を一例として示しているが、各部材の寸法や形状は適宜設定されてよい。
1a 使用者側縁部
2 天板部
3 脚部
4 フットステップ部材
11 床面(設置面)
12 使用者
31 ベース部
32 支柱部
35 足載せ部,第1足載せ部
35C 足載せ部
41 第2足載せ部(足載せ部)
42 連結腕部
311 基部
311c 第1傾斜面311c
311e リブ
312 第1脚杆
313 第2脚杆
411 円弧面
Claims (8)
- 起立した使用者が使用可能な作業面を有する天板部と、
設置面に設置されて前記天板部を支持する脚部と、を有する天板付什器において、
前記天板部は、前記使用者が対向する使用者側縁部を有し、
前記脚部は、前記設置面に設置されるベース部と、
前記ベース部から上方へ延び前記天板部と接続される支柱部と、
前記支柱部に対して少なくとも前記使用者側縁部側に配置されて、前記使用者が足を載せることが可能な足載せ部と、を有し、
前記ベース部は、前記支柱部が設けられた基部と、前記基部における前記使用者側縁部と前記支柱部とを結ぶ方向に交差する方向の両側からそれぞれ前記基部よりも前記使用者側縁部側に延びる一対の脚杆と、を有し、
前記足載せ部は、前記基部に設けられ、
前記基部は、前記設置面と離間し、
前記足載せ部は、前記一対の脚杆の上面と連続して設けられていることを特徴とする天板付什器。 - 前記足載せ部は、前記使用者側縁部側から前記支柱部側に向かって漸次上側に向かうように傾斜した傾斜面を有することを特徴とする請求項1に記載の天板付什器。
- 前記傾斜面は、前記使用者側縁部側から前記支柱部側に向かうに従って漸次傾斜が緩やかになることを特徴とする請求項2に記載の天板付什器。
- 前記足載せ部は、上側に膨らむように湾曲する円弧面を有することを特徴とする請求項1に記載の天板付什器。
- 前記足載せ部には、上側に突出し、前記使用者側縁部と前記支柱部とを結ぶ方向に交差する方向に延びるリブが、前記使用者側縁部と前記支柱部とを結ぶ方向に間隔をあけて複数形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の天板付什器。
- 前記脚部は、前記天板部を昇降可能に支持していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の天板付什器。
- 前記足載せ部である第1足載せ部と、
前記第1足載せ部とは別に設けられ、前記使用者が足を載せることが可能な第2足載せ部と、を有し、
前記第2足載せ部は、前記ベース部から前記使用者側縁部側に離間する位置において、前記使用者側縁部と前記支柱部とを結ぶ方向に交差する方向に延びる棒状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の天板付什器。 - 前記第2足載せ部と前記ベース部とを連結する連結腕部を有し、
前記連結腕部は、前記ベース部の下面に連結されていることを特徴とする請求項7に記載の天板付什器。
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