JPS5919490Y2 - 電話交換装置の足掛構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電話交換装置の足掛構造に関する。

従来の電話交換装置の足掛構造は第１図および第２図に
示すように、きよう体５にブラケット４がネジ（図示省
略）止めされ取付られ、また、鋼板を母材とし表面側に
合成樹脂を張り合せ合成樹脂（図示省略）のはがれ防止
用に化粧カバ２，３でネジ６で締付けて足掛を形成し、
ブラケット４に固定されている。

しかし、この様な構造だと足掛１ときよう体５との間に
すきま５ａが生じ、防じん効果が落ちる。

そのため、足掛１の内部には防じん対策を施す必要のあ
る電気部品（図示省略）は装着が困難であった。

また、すきま５ａを無くするように足掛１の巾を広げた
場合、着脱が困難となり、無理にはずそうとすればきよ
う体５に傷を付け、あるいは前記合成樹脂をはがす危険
が有る等の欠点を有していた。

本考案の目的は上記欠点を解決した電話交換装置の足掛
構造を提供することにある。

本考案は電話交換装置の筐体脚部に取付けられたブラケ
ットに着脱可能な足掛構造において、背面側両端に突起
部を有する足掛と、該足掛と前面側に取り付けられ、そ
の両端部に止めネジにより固定するための半円穴を有す
る第１の化粧カバと、前記足掛の両側部にそれぞれ取り
付けられ、前記突起部と嵌合する止金物、および該足掛
の前面側でかつ前記第１の化粧カバの半円穴と対向する
位置に形成された半円穴を有する第２の化粧カバと、前
記足掛背面部に取り付けられる第３の化粧カバとを備え
、前記第２の化粧カバを止金物の嵌合部と止めネジによ
り前記足掛に固定することを特徴とする。

次に本考案の一実施例について第３図〜第５図を参照し
て説明する。

第３図は本考案の一実施例の分解斜視図、第４図は要部
断面図、および第５図は本考案の一実施例の斜視図であ
る。

第３図に示す様にきよう体５の脚部にブラケット４が取
付られる。

足掛１は鋼板を母材とした外面に合成樹脂（図示省略）
を張り合せ、また合成樹脂（図示省略）のはがれ防止用
に該足掛の前面および背面側に化粧カバ２，３が取付け
られる。

なお化粧カバ２の両端部には半円穴２ａが形成されてい
る。

さらに該足掛１の背面側下部には突起部１ａが形成され
ている。

又、化粧カバ７．９には足掛１の突起部１ａと嵌合する
止金物８，１０と、化粧カバ２の半円穴２ａと対向する
位置に半円穴７ａ、９ａが設けられている。

足掛１と化粧カバ７．９とは突起部１ａと止金物８，１
０が嵌合され、さらに半円穴７ａと２ａおよび９ａと２
ａを突合せてネジ止めされる。

そして止めネジ６によりブラケット４に固定される。

本考案は、以上説明したように足掛の両端に突起部を設
けると共に止金物を有す化粧カバを嵌合させてきよう体
に固定できるようにしたことによって防じん効果の向上
、着脱が容易に行える等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の電話交換装置の斜視図、第２図は、第
１図の要部断面図、第３図は本考案による一実施例の分
解斜視図、第４図は第３図の要部断面図、第５図は本考
案による一実施例の斜視図である。 １：足掛、１ａ：突起部、２：化粧カバ、２ａ：半円穴
、３：化粧カバ、４ニブラケツト、５：きよう体、５ａ
：すきま、６：ネジ、７：化粧カバ、８：止金物、９：
化粧カバ、１０：止金物。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 電話交換装置の筐体脚部に取付けられたブラケットに着
   脱可能な足掛構造において、背面側両端に突起部を有す
   る足掛と 該足掛の前面側に取り付けられ、その両端部
   に止めネジにより固定するための半円穴を有する第１の
   化粧カバと、前記足掛の両側部にそれぞれ取り付けられ
   、前記突起部と嵌合する止金物、および該足掛の前面側
   でがっ前記第１の化粧カバの半円穴と対向する位置に形
   成された半円穴を有する第２の化粧カバと、前記足掛背
   面部に取り付けられる第３の化粧カバとを備え、前記第
   ２の化粧カバを止金物の嵌合部と止めネジにより前記足
   掛に固定することを特徴とする電話交換装置の足掛構造
   。