JP3160803U - 手摺り付き座禅用座具 - Google Patents
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Abstract
【課題】長時間の使用による痺れや痛みから解放され、理想的な姿勢を長時間に渡って維持することができ、着座や離座時に体のバランスをとるための手摺りが付いた座禅用座具を提供する。【解決手段】尻を乗せる部分が前方へ傾斜した座板2と、この座板2の前方のより低い位置に設けられた膝あて板3と、これらを両側から支持する側板4を主要な部材とする。側板の上部を加工して手を添えられるようにした手摺り部分8を設けたこと、あるいは側板の上部に別の部材を追加して手を添えられるようにしたことを特徴とする。【選択図】図1
Description
この考案は、背筋を伸ばした正しい姿勢で座禅や瞑想をするための座具に関する。
従来は座禅や瞑想のための専用の座具がないため、正座用の座具や高さの低い椅子などを使用していた。
使用される正座用の座具は図7あるいは図8に示すように、膝を床面につけて正座の体勢を保ったまま、尻の荷重を脚部へ伝えないようにするものであった。
しかしながら、膝を床面につけると膝より下の下腿の大部分が床面に接するため長時間の使用による痺れや痛みから完全に解放されることは非常に困難であった。またそのために座面を前傾させることにより得られる背筋が伸びた理想的な姿勢を、一時も崩さず長時間に渡って維持することは非常に困難であった。
そこで、この考案は、膝より下の下腿の大部分が床面に接することなしに、長時間安定した姿勢を維持できる座具を提供し、さらに着座、離座時の動作を容易にすることを課題とする。
以上の課題を解決するために、第一考案は、床面から座板までの中間に、下腿の大部分が床面に接しないような高さに膝あて板を設け、さらに側板の上部に手摺り部分を設けたこと。また、第二考案は、側板の上部を加工して手摺り部分としたこと。また、第三考案は、側板の上に別の部材を追加して手摺り部分としたことことを特徴とする。
本考案によれば、座禅における本式の脚組みである結跏趺坐あるいは半跏趺坐と同様に、尻と両膝で形成される正三角形に近い二等辺三角形の支持点で体全体をしっかりと保持し、また伸びた背筋による頭から尻までの垂直な線と腹から両膝にかけての下向きの線が適度な鈍角になり下腹の丹田に気を集中させることができる理想の体形を得ることができる。
第一考案によれば下腿は上腿の下で組むことができるので坐禅特有の脚の痛みから解放される。また尻だけを高くして膝は床に付けたままの従来の座具で起こりがちな下腿の圧迫による痺れや痛みからも解放される。
さらに側板の上部に手摺り部分があることで、着座して足を組む時に体のバランスをとることができ、同様に離座で足を解く時にも体のバランスをとることができる。
また第二考案によれば手摺りが側板と同じ部材であるため、デザイン、コストなどの面で有利となる。
また第三考案によれば手摺りが側板と別の部材であるため、交換や修理が容易になるというメリットがある。
本考案の目的は膝の上で脚を組む本格的な座禅の姿勢でもたらされる効用、すなわち下腹部(臍下丹田)に気を集中させ、スムーズな腹式呼吸を長時間に渡って繰り返すことによる心身統一の瞑想状態への没入を、膝の上で脚を組むことなしに可能ならしめることである。
近年社会的環境の激化にともない社会人のストレスは増す一方であり、それを溜め込むとうつ病や精神疾患にまで陥る危険性がある。娯楽やスポーツでストレスを発散させる方法もあるが、静かに心を開放し気分を穏やかにする対処法が一方で求められている。お寺という静かな環境の中で行う写経や座禅が若い人にも興味を持たれ体験会などが増えてきているのも、癒しとか瞑想といった精神性の高いものが求められている状況からうなずけることである。
しかしながら近年の一般人の生活様式は椅子中心の生活であるから畳に座ることはめったに無く、正座や座禅の脚組みが何の抵抗も無くできる人は極めて少ない。座禅の体験をして静かに呼吸を整えることの良さに気がついても、それを行う体形が容易でないことつまり長時間の脚組みが非常に困難であることから、たった一度の体験で終わってしまう人がほとんどである。
修行僧でもはじめのうちは脚の痛さに悩まされる日々が続くそうだが、何故それまでして脚を組むのかと考えると脚を組んだ体形が腹式呼吸を行う上で理想的な形となるからである。図3に示すように正面から見ると座蒲(円形の座禅用座布団)に乗せた尻と両膝が正三角形に近い二等辺三角形をなし、図4に示すように側面から見ると座蒲に乗せた尻から両膝へかけての下向きの線と背筋の垂直線がなす角度が100〜120度前後の角度となる。
このことは、(公序良俗違反につき、不掲載)の座蒲の項に「座蒲の側面の高さは三寸が適当である」と書かれていることと、平均的な日本人の上腿部(尻から膝まで)の長さが30cm前後であることからもこの角度が座禅を行う際の理想的な角度であることが分かる。
座禅の体形が他の瞑想の体形と異なるのはこの角度である。つまり正座やあぐらではこの角度が90度前後のほぼ直角であるのに対し座禅の体形では100〜120度前後の鈍角となる。この鈍角に開かれた腰から下の線がもたらすものは下腹部(臍下丹田)の安定であり、尻と両膝の三点で体重をしっかり分散して受け止めることにより長時間に渡ってぐらつかない理想の姿勢を維持することが可能となる。
このことについては、(公序良俗違反につき、不掲載)に次のような記述がある。「身体のすわりのよい、一番安定する形は、正四面の三角錐体、つまりピラミッド型にすわるのがよい。それにはまず座布団の上に坐った両膝頭を結ぶ線を底辺とし、尾てい骨を頂点とする平面三角形をつくる。そしてその上に、両膝および尾てい骨から頭のてっぺんに向かって上昇する稜線を引くとそういう形になる。」
また、(公序良俗違反につき、不掲載)にも次のような記述がある。「その要点は正身端坐を保持しながら、両膝が座布団につき、尻との三点が平等に体重を負担するように、足の組み合わせ方を適宜工夫するのである」
本考案では図5および図6に示すように、膝から下の下腿を膝の上で組む代わりに膝の下で組むことにより、脚が痛くて組めない人でも正式な座禅の脚組みがもたらす上記の諸条件(尻と両膝の正三角形に近い二等辺三角形および尻から両膝へかけての下向きの線と背筋の垂直線がなす角度が100〜120度前後の鈍角)を満たすことができるので、長時間安定した理想的な姿勢を保持することができる。
以上述べたように、本考案を実施する形態としては、尻を乗せる座板と両膝を支える膝あて板の相互の高さ関係、およびこれらの床からの絶対的な高さ(下腿の大部分が床面に接しない高さに膝あて板があることなど)が重要であり、座板の下で足を組む空間の確保も必要であるが、その実現のための材料や形状は特に限定しない。
また本考案の原理に類似するものとして図9に示すような姿勢矯正用の椅子があるが、利用目的と実現手段が根本的に異なっているので以下に説明しておく。まず第一にこのタイプの椅子は座板の前傾により膝部へ分散された荷重を膝下のすねで受ける構造であり、荷重を両膝の膝頭で受け止める本考案の構造と大きく異なる。
荷重を膝下のすねで受ける構造は必然的に両膝を前に張る形になり尻と両膝の二等辺三角形において両膝の間隔が狭い頂点が鋭角な三角形になる。本考案では床に着いた足首の部分を支点にして両膝を外側に開くことが出来るから、脚を膝の上で組む本式の座禅の体形と同様に尻と両膝で正三角形に近い形を構成することが可能である。
頂点が鋭角で底辺(両膝の間隔)が狭い三角形では下腹部(臍下丹田)の安定が望めず、上体が前後左右に揺れる原因となる。しかしながら、これらの椅子は「バランスチェア」などの名称が示すようにそのつど姿勢の崩れを補正してバランスを取ることにより背筋が伸びた状態を得ることが目的であるから、座禅の場合と違って長時間微動だにしない体勢を得る必要はないので、足首が開放され圧迫感が無いこの形式が適している。
また、このような椅子に着座してみると分かることであるが、体重の大部分は座板上の尻で受けており、膝下の保持部分はバランスをとるための支持点としての役割が大きい。つまり下半身で体重を分散させて保持する座り方ではなく、下半身の支持により上半身の傾きを補正しバランスを保つ座り方である。
低い椅子に腰掛けて足首が床に着く座り方をした場合にも膝が浮いている状態であるから安定した体勢は望めず、両膝の間隔が変化しやすい。
また通常の椅子に浅く腰掛けて膝を下げた座り方をした場合にも両膝の高さを一定に保つことは難しい。
また通常の椅子に浅く腰掛けて膝を下げた座り方をした場合にも両膝の高さを一定に保つことは難しい。
以上の説明から分かるように、本考案の特徴は膝下のすねの部分に荷重がかからないことが特徴であり、従来の正座用座具の場合にすねが床面に接触しそれが原因で下腿の痺れや痛みが誘発されることや、上記の姿勢矯正用の椅子の場合のようにすねで荷重を直接受けることによる摩擦の不快感などが無い。
座禅の脚組みによる姿勢維持の要点は上記のとおりであるが、それを補佐する事項として足を腿の上で組む本式の脚組みである結跏趺坐あるいは半跏趺坐では腿の上に乗せた下腿が“締め“となり下の上腿部を押さえ込み、膝が浮いたりずれたりすることを防ぐ効果がある。すなわち座禅の脚組みでは膝から下の下腿部も不要ではなく押さえの役割のために必要なのである。
本考案の場合にも、足首を床面に接して座板の下で組むことにより支点が作られ、両膝を開く方向に“張り“を生じさせることができる。このことが両膝を膝あて板にしっかりと押さえるための効果をもたらしている。この点をとっても本考案は正座用の座具や姿勢矯正用の椅子あるいは高さの低い通常の椅子や腰掛とは違って、座禅に最も適した座具を提供しようとするものである。
本考案の第一の実施例は請求項2の実現に関するものであり、請求項1についても本実施例で説明する。
図1は本考案の第一の実施例の全体構造を示す斜視図である。
図1は本考案の第一の実施例の全体構造を示す斜視図である。
図1に示すように、本考案の第一の実施例1は平板状の部材の中央に尻を乗せるためのクッション6を設けた座板2と、両膝を乗せる位置にクッション7を設けた膝あて板3と、これらを両側で所定の高さに支える2枚の側板4と、この側板の床と接する部分がぐらつかないようにする2本の補強材5とから構成される。
座板2は側板4に対して図のようにθ1の角度で前傾して取り付けられている。これは座板に腰掛けた場合に自然に背筋が伸びた状態にするためであり、本式の座禅の場合においても尻を座蒲の前半分くらいに乗せて同じような効果を得ている。前述の姿勢矯正椅子なども前傾した座面を装備しており、座具に腰掛けた時に背筋を伸ばした理想的な姿勢を得るには座板を前傾させる必要があることは広く知られている。
θ1の角度は10〜30度くらいであり、座った場合に衣服と座面との摩擦により尻が前へ滑らない範囲でかつ前述のように尻と膝で適度に体重を分散して保持するのに適した角度が設定される。また10〜30度の場合には前述の尻から両膝へかけての下向きの線と背筋の垂直線がなす角度が100〜120度となり理想の体形が得られることは明白である。
膝あて板3は同様に側板4に対して図のようにθ2の角度で後傾して取り付けられている。本実施例では傾斜して取り付けられているが請求項1にあるようにこの膝あて板3は必ずしも傾斜して取り付ける必要はない。
正式な座禅の脚組みの場合には膝は床に直接あるいは敷いている座布団の上など水平な場所に接して分散された体重を受け止めるのであるが、本考案のように膝から下の下腿部を下へ折り返す場合には水平な面で荷重を受けると膝が前へ滑りやすくなる。これは上述のように正式な脚組みでは下腿部を上に折り返して下になる上腿部を押さえ込む力が働き、いわゆる“締め”の作用が生じるのに対し、本考案の場合にはそれが無いため水平な面で膝への荷重を受け止めると前方への力が下方への力に勝って滑り易くなるのである。
それに対処するために 本実施例では膝あて板3を側板4に対して傾斜して取り付けているが、衣服と膝あて板との摩擦が大きい場合、すなわち膝あて板の素材が滑りにくい場合や布製クッションなどが貼り付けられている場合などには必ずしも膝あて板自体を傾斜させて取り付ける必要はない。また膝あて板自体は水平に取り付けてあるが、膝との接触面となる部分の切り欠きや窪みの形状を工夫したり傾斜した別の膝受け部を取り付けて滑りにくくすることも考えられる。
本考案の最大の特徴である膝あて板3の高さ方向の位置について説明する。
図5および図6に示すように、膝から下の下腿の大部分が床面に接しないので痺れや痛みの原因となる圧迫がなく、かつ足首部分は座板2の下の空間で床に接して組むことができるので両膝に張りを与えて安定した体勢を維持できることが本考案の特徴である。
図5および図6に示すように、膝から下の下腿の大部分が床面に接しないので痺れや痛みの原因となる圧迫がなく、かつ足首部分は座板2の下の空間で床に接して組むことができるので両膝に張りを与えて安定した体勢を維持できることが本考案の特徴である。
そのためには、膝あて板3の高さを、座板2に腰掛て膝をこの膝あて板3に乗せた時、下へ折り返した下腿の足首部は床に接するもののそれ以外の脛などの大部分が床面に接しない適切な高さに設定する必要がある。高すぎた場合には足の指先しか床に触れない状態となり、両膝を開く方向の支点としての役割が望めなくなる。低すぎた場合には足首から上の脛へかけての部分が床に触れる状態となり、脚の痛みから解放されるという本考案の効果が薄れる。
膝あて板3の高さが決定されると、その高さにおよそ9cmを加えた高さが座板2の床からの高さになる。しかしながら座板2は前方に傾斜しており、膝あて板3も後方へ傾斜している場合があるので、必ずしも座板2の後部の最も高いところと膝あて板3の前方の最も高いところとの高低差を9cmにすれば良いというわけにはいかない。
膝を床に付けた正式の座禅の場合にも座蒲の高さは一律に決まるものではなく、座る人の体格や好みにより最も安定する高さが選ばれる。座蒲を製作する場合などに9cmという高さが標準的なものとして使われるのかも知れないが、それと同様な意味で9cmという寸法が目安となるだけである。
前述の尻から両膝へかけての下向きの線と背筋の垂直線がなす角度が100〜120度くらいが適当ということからしても、20度もの選択範囲があり、上腿の長さが30cmとした場合には高さの範囲は5〜17cmもの選択範囲がある。従って調節可能にするのが理想的かも知れないが、製品の強度やコストおよび組み立て性などを考慮すると、座る人の体格に応じてS,M,Lなどの基準的な大きさを用意した固定寸法式のほうが適しているかも知れない。
一般に木製の座具などを使用する場合には、固い面が長時間尻や膝に接して荷重を与えられると痺れや痛みが生じ、どうしてもある程度の時間が経つと身じろぎしてしまう結果となる。正式の座禅の場合には畳の上あるいは座布団の上で脚を組んで座わり、尻には前述の座蒲を敷くかあるいは簡便に座布団を2つ折にしたりして高さを調節する。
本考案の座具を木材や金属あるいはプラスチックのような硬い素材で製作した場合には、その上に薄い座布団などを乗せて体への当たりを柔らかくし、長時間座っても尻や膝が痛くならないように考慮すべきであるが、その都度座布団を乗せるには手間がかかることと、床からの高さが変わるので思わしくない。このような問題を解決するためには座板や膝あて板にクッション材を貼り付け、あらかじめその厚みなどを考慮して高さを設定するとよい。このようなクッション材は切り欠きや窪みをつけた座板2や膝あて板3と併用することも可能であり、さまざまな工夫が考えられる。
最後に座板2および膝あて板3と側板4との接合、補強材5と側板4との接合についてであるが、本考案ではその方法については何ら限定しない。本実施例では特に明示していないが素材が木材の場合、接着剤による張り合わせ、木ネジによる緊結、あるいはその併用、ホゾ組による伝統技法、金具を使った補強接合などが考えられる。
本考案の第二の実施例は請求項3の実現に関するものである。
図2は本考案の第二の実施例の全体構造を示す斜視図である。
図2は本考案の第二の実施例の全体構造を示す斜視図である。
図2に示すように、本考案の第二の実施例10は側板4の上部に別の部材であるパイプ状の手摺り9を取り付けたものである。このパイプ状の部材は、金属、プラスチック、木材を曲げたもの、などさまざまな素材が考えられ、また形状も手を添えやすくするためのさまざまな形が考えられる。
1 本考案の第一の実施例
2 座板
3 膝あて板
4 側板
5 補強材
6 座板のクッション
7 膝あて板のクッション
8 側板の手摺り部分
9 別部材の手摺り部分
10 本考案の第二の実施例
2 座板
3 膝あて板
4 側板
5 補強材
6 座板のクッション
7 膝あて板のクッション
8 側板の手摺り部分
9 別部材の手摺り部分
10 本考案の第二の実施例
Claims (3)
- 尻を乗せる部分が前方へ傾斜した座板と、この座板の前方のより低い位置に設けられた膝あて板と、これらを両側から支持する側板を主要な部材とし、前記座板の下に、足首を床に接して交差させる、あるいは足首を床に接して揃えることが可能な空間を確保した座具であって、前記側板の上部に手を添える手段を設けたことを特徴とする座禅用座具。
- 前記手を添える手段は側板の上部を加工したものであることを特徴とする請求項1記載の座禅用座具。
- 前記手を添える手段は側板の上部に別の部材を取り付けたものであることを特徴とする請求項1記載の座禅用座具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010002766U JP3160803U (ja) | 2010-04-26 | 2010-04-26 | 手摺り付き座禅用座具 |
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JP2010002766U JP3160803U (ja) | 2010-04-26 | 2010-04-26 | 手摺り付き座禅用座具 |
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CN115153234A (zh) * | 2022-07-12 | 2022-10-11 | 南通市久正人体工学股份有限公司 | 一种具有摇摆功能的跪姿椅 |
KR200497459Y1 (ko) * | 2023-03-14 | 2023-12-04 | 주식회사 고트(Goat) | 자세 교정 의자 겸용 다기능 운동 기구 |
CN115153234B (zh) * | 2022-07-12 | 2024-05-31 | 南通市久正人体工学股份有限公司 | 一种具有摇摆功能的跪姿椅 |
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2010
- 2010-04-26 JP JP2010002766U patent/JP3160803U/ja not_active Expired - Fee Related
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