JP3176181U - 座椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 膝に負担をかけることなく、背筋を伸ばして安定して座禅をすることが出来る座椅子の提供。
【解決手段】 腰掛ける為の座板部はV型をした前座板2と後座板3を有し、前座板2と後座板3の交差角度を110°〜130°とし、凹部空間6に尻を入れて座禅することが出来る。
【選択図】 図1

Description

本考案は長時間にわたって背筋を伸ばして安定して座ることが出来、特に瞑想する際に適した座椅子に関するものである。
座椅子の基本形態は、座板部とこの後部から起立した背凭れ部とからなり、座板部が床面又は畳面に直接載置される場合と、座板部に短い脚を備えた構造とする場合がある。図5は従来の一般的な座椅子を表しているが、(a)は座板部(イ)に脚(ハ)、(ハ)を備えたタイプ、(b)は座板部(イ)に脚を備えていないタイプの座椅子である。両タイプの座椅子には背凭れ部(ロ)を起立しているが、背凭れ部(ロ)を持たない座椅子も存在している。
座椅子の用途は様々であるが、座板部と背凭れから成って脚を持たない座椅子は一般的に居間でくつろぐ場合に、座板部と背凭れから成って脚を備えた座椅子は正座が出来ない人、又は長時間にわたって正座することが苦痛な人が使用している。
特開2002−10854号に係る「座椅子及び座椅子用クッション」は、
座板部上での滑りやフロア上での滑りを有効的に防止でき、常に安息姿勢で着座し続けることが可能である座椅子である。
座椅子は、央部に丸形の肉抜き穴を有する座板部と、この座板部の後部に一体的に起立した背凭れ部とを備えた成形合板(曲げ合板)製の座椅本体と、座板部の肉抜き穴に嵌合する木製の丸形状の雄形板を下面に具える座椅子用クッションとから成る。下面の雄形板を座板部の肉抜き穴に嵌め合わすことにより、クッションの座板部上での滑りを確実に防止することができる。
実用新案登録第3090187号に係る「正座椅子」は、正座の時に、脚や膝にかかる重圧を軽減するために尻の下に入れて使用する目的で製作した正座椅子である。そこで、正座椅子は、布団の下に木製の板と蝶番を組み合せて本体と脚を一体とし、脚の折畳みを簡単にしている。
ただし、従来の座椅子は居間でくつろぐ場合、又は正座をして座る際の助けとする場合に使用されるが、座禅する場合には適していない。近年、心の病を患う若者が禅寺で座禅をする人が多いが、一般人は正しく座って座禅することは出来ない。普通、円形の座布団を尻に敷いて座禅するが、軟らかい座布団では尻が安定せず、背筋を伸ばして座ることが出来ない。
特開2002−10854号に係る「座椅子及び座椅子用クッション」 実用新案登録第3090187号に係る「正座椅子」
このように、従来から色々な形態の座椅子が知られている。しかし、瞑想を目的として正しく座禅することが出来る座椅子は存在しない。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、腰や膝に負担をかけることなく背筋を伸ばして正しく座禅することが出来る座椅子を提供する。
本考案に係る座椅子は基本的には木製とし、背凭れは備えることなく座板部のみで構成している。しかも、座板部は中央を窪ましたV形とし、前座板と後座板を有している。そして、前座板と後座板の交差角度は120°±10°とし、前座板と後座板を支える脚部材を有している。脚部材は前座板と後座板の両側端に取付ける場合、又は前座板と後座板の下側に取付けることも出来る。
ここで、脚部材は前座板と後座板が上記交差角度を保って所定の高さに支持する為のものであり、具体的な構造は限定しないことにする。本考案の座椅子は座禅を目的とするものであり、その為に低くて成っており、前座板と後座板の交差部が床面に接触又は近接する高さとしている。
本発明の座椅子の座板部は前座板と後座板はV型を成していることで、該座椅子に座るならば、尻は前座板と後座板で形成される凹部空間に嵌る為に位置ズレすることなく安定する。そこで、尻部の大殿筋は前座板と後座板に接し、大腿二頭筋は前座板に当たる。従って、膝にかかる負担は軽減され、背筋は伸びて長時間にわたって座禅する助けとすることが出来、瞑想に浸ることが出来る。
尻を凹部空間に嵌めて両膝を横に開き、足首を組むように座るならば、大殿筋と大腿二頭筋が前座板と後座板に接し、特に太股の大腿二頭筋はV型を成す前座板に大きく接することになる。その為に、膝が支えられて安定したあぐら姿勢となる。これが、座禅をするときの姿勢であるが、本考案の座椅子に座って座禅することで脚に無理をかけることなく瞑想の体勢を長時間にわたって保つことが出来る。
本考案に係る座椅子を示す実施例。 前座板と後座板を支える脚板。 本考案の座椅子に腰掛けて座禅する姿勢。 本考案に係る座椅子を示す他の実施例。 従来の座椅子。
図1は本考案に係る座椅子1を示す実施例で、(a)は平面図、(b)側面図、(c)は正面図をそれぞれ表わしている。同図に示す座椅子1は、前座板2と後座板3、及び両脚板4,4で構成している。上記前座板2と後座板3は中央部を低くなるように傾斜し、その為に前座板2と後座板3はV型としている。すなわち、V型に傾斜するように前座板2と後座板3の両端は脚板4,4に固定されている。
ところで、前座板2の表面5と後座板3の表面5の交差角Θは110°〜130°の範囲に設定される。そして、傾斜した前座板2及び後座板3の中央側先端は床面に接したり、又は近接した状態となるように脚板4,4に取着される。すなわち、脚板4は角を丸めた長方形をなし、この脚板4、4に上記前座板2と後座板3がV型を成して取付けられている。
図2は脚板4を示す具体例であり、(a)は内表面を、(b)は(a)のA−A断面拡大図を表している。長方形の脚板4は内表面にはV型をした嵌合溝7,7が設けられ、この嵌合溝7,7に前座板2と後座板3の側端が嵌ることが出来る。前座板2と後座板3は両脚板4,4に設けた嵌合溝7,7に嵌って支持され、そして、該嵌合溝7,7から外れないように脚板4,4の外表面から前座板2の端面及び後座板3の端面にネジ8,8・・・を螺合して固定している。
また、前座板2及び後座板3の側端が嵌る嵌合溝7,7を設けることなく、脚板4の内表面にL型金具を固定し、このL型金具の側端部を載せて支持する構造とすることも出来る。
本考案の座椅子は座板部がV型を成している為に、従来のような平坦な座板部を有す座椅子とはその用途は違っており、座禅をする際に使用される。この座椅子は座禅を組む助けとなり、この座板部に腰掛けることで背筋が伸び、しかも膝に負担をかけることなく長時間にわたって座ることが出来る。
図3は本考案の座椅子を使って座っている場合を示している。同図に示すように尻部は前座板2と後座板3にて形成される凹部空間6に嵌り、その為に着座位置が変化することなく安定する。そして、尻部が凹部空間6に嵌ることで背筋が伸び、膝に負担がかからないように座ることが出来る。
すなわち、両膝を横に開き、足首を組むように座るならば、大殿筋と大腿二頭筋が前座板2と後座板3に接し、特に太股の大腿二頭筋はV型を成す前座板2に大きく接することになる。その為に、膝が支えられて安定したあぐら姿勢となる。座禅をするときの姿勢となり、本考案の座椅子に座ることで脚に無理をかけることなく瞑想の座禅体勢を長時間にわたって保つことが出来る。
図4は本考案に係る他の実施例を表している。基本的な形態は前記図1に示す座椅子と共通し、前座板2と後座板3を有し、前座板2と後座板3の交差角度は110°〜130°としている。しかも、この実施例の座椅子では前座板2と後座板3との間に空間9を設けている。この空間9の幅寸法Mは最大で100mmとする。このように前座板2と後座板3との間に空間9を設けることで、全体の幅寸法Lを拡大することなく尻の大きな人も座ることが出来る。
そして、前記実施例では、脚板4の内表面にV型の嵌合溝7を形成し、この嵌合溝7に前座板2と後座板3の側端部を嵌めた構造としているが、該嵌合溝7を設けることなく脚板4の外表面から螺合したネジを介して固定することも可能である。例えば、引張り及び捩れに対して高い強度を備えたコーススレッドネジを使用することが出来る。
コーススレッドネジは建築用に急速に普及したネジであって、従来の木ネジに比較するとネジのピッチは粗く、先端がナイフ状に削り取った形態としている。従って、前座板2と後座板3はこのコーススレッドネジを介して脚板4に強固に固定される。
1 座椅子
2 前座板
3 後座板
4 脚板
5 表面
6 凹部空間
7 嵌合溝
8 ネジ














Claims (3)

  1. 座禅をする時に使用する座椅子であって、腰掛ける為の座板部はV型をした前座板と後座板を有し、前座板と後座板の交差角度を110°〜130°としたことを特徴とする座椅子。
  2. 上記前座板と後座板間には最大で100mmの空間を設けた請求項1記載の座椅子。
  3. V型をした上記前座板と後座板の両側には脚板を取着し、前座板と後座板の下端を床面に接触又は近接した請求項1、又は請求項2記載の座椅子。








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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018040204A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 株式会社刀川平和農園 折り畳み式踏台

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