JP6946740B2 - 圧力センサ装置 - Google Patents

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Description

本開示の実施形態は、複数のセンサ部及びセンサ部に対向する感圧体を備える圧力センサ装置に関する。
従来、感圧体を利用した圧力センサ装置が知られている。感圧体とは、加えられる圧力に応じて電気抵抗または静電容量などの電気特性が変化するよう構成された部材である。圧力センサ装置は、感圧体の電気特性の変化に基づいて、感圧体に加えられている圧力の値や分布を算出する。
上述のような感圧体を備える圧力センサ装置は、従来から種々提案されている。例えば特許文献1には、基板と、基板上に設けられた複数のトランジスタと、各トランジスタのドレイン電極に接続された感圧体と、感圧体に接続された共通電極と、を備える圧力センサ装置が開示されている。感圧体に圧力が加わると、感圧体の電気抵抗が変化し、この結果、ドレイン電極又は共通電極の一方から感圧体を通って他方へ流れる電流が変化する。電流の変化に基づいて、感圧体に加えられている圧力の分布を算出することができる。
特開2016−4940号公報
特許文献1に記載の圧力センサ装置においては、感圧体に圧力が加えられていない場合にも、感圧体がドレイン電極及び共通電極に接触している。このため、感圧体に圧力が加えられていない場合にも、ドレイン電極及び共通電極に電流が流れる。この結果、感圧体に圧力が加えられていない場合の電流の状態と、感圧体に圧力が加えられている場合の電流の状態との差が不明確になってしまうことが考えられる。
本開示の実施形態は、このような課題を効果的に解決し得る圧力センサ装置を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態は、基板と、第1方向及び前記第1方向に交差する第2方向に沿って前記基板上に並び、少なくとも第1電極を含む複数のセンサ部と、を有するセンサ基板と、前記センサ部に対向する感圧体と、前記感圧体に対して前記センサ基板の反対側に位置する複数の突起部と、を有する感圧部と、前記センサ基板と前記感圧部との間に位置する複数の支持部と、を備え、前記複数の突起部は、前記基板の法線方向に沿って見た場合に前記突起部の頂部が前記支持部と重ならないように配置されている、圧力センサ装置である。
本開示の一実施形態による圧力センサ装置において、前記第1方向における前記突起部の幅は、前記第1方向において隣り合う2つの前記支持部の間の間隔よりも小さくなっていてもよく、又は、前記第2方向における前記突起部の幅は、前記第2方向において隣り合う2つの前記支持部の間の間隔よりも小さくなっていてもよい。
本開示の一実施形態による圧力センサ装置において、前記複数のセンサ部はそれぞれ、半導体層に接続された第1端子及び第2端子と、絶縁層を介して半導体層と対向するゲート端子と、を含むトランジスタを有していてもよい。
本開示の一実施形態による圧力センサ装置において、前記センサ基板は、複数の前記ゲート端子に電気的に接続され、前記第1方向に延びる第1ラインと、複数の前記第1端子又は複数の前記第2端子に接続され、前記第2方向に延びる第2ラインと、を更に有し、前記第2方向における前記突起部の幅は、前記第2方向において隣り合う2つの前記支持部の間の間隔よりも小さくなっていてもよい。
本開示の一実施形態による圧力センサ装置において、複数の前記第1電極のうちの少なくとも一部の前記第1電極は、前記第1方向に沿って見た場合に前記支持部と重ならないよう前記第1方向において並んでいてもよい。
本開示の一実施形態による圧力センサ装置において、前記突起部は、前記基板の法線方向に沿って見た場合に複数の前記第2ラインと交差するよう、前記第1方向に沿って延びていてもよい。
本開示の一実施形態による圧力センサ装置において、前記支持部は、前記基板の法線方向に沿って見た場合に複数の前記第2ラインと交差するよう、前記第1方向に沿って延びていてもよい。
本開示の実施形態によれば、感圧体に圧力が加えられていない場合の電流の状態と、感圧体に圧力が加えられている場合の電流の状態との差を明確にすることができる。
一実施の形態に係る圧力センサ装置を示す断面図である。 図1の圧力センサ装置を拡大して示す断面図である。 圧力センサ装置のセンサ基板を示す平面図である。 圧力センサ装置を示す平面図である。 感圧体が第1電極及び第2電極に接触した状態を示す図である。 物体が感圧部の複数の突起部に力を加える様子を示す図である。 第1の変形例に係る圧力センサ装置を示す断面図である。 第2の変形例に係る圧力センサ装置を示す断面図である。 第3の変形例に係る圧力センサ装置を示す断面図である。 第4の変形例に係る圧力センサ装置を示す断面図である。 第5の変形例に係る圧力センサ装置のセンサ基板を示す平面図である。 第5の変形例に係る圧力センサ装置を示す平面図である。 第6の変形例に係る圧力センサ装置のセンサ基板を示す平面図である。 第6の変形例に係る圧力センサ装置を示す平面図である。 第7の変形例に係る圧力センサ装置のセンサ基板を示す平面図である。 第7の変形例に係る圧力センサ装置を示す平面図である。 第8の変形例に係る圧力センサ装置を示す平面図である。
以下、本開示の実施形態に係る圧力センサ装置10について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態は本開示の実施形態の一例であって、本開示はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。また、本明細書において、「基板」、「基材」、「シート」や「フィルム」など用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。例えば、「基板」や「基材」は、シートやフィルムと呼ばれ得るような部材も含む概念である。更に、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」や「直交」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。また、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なる場合や、構成の一部が図面から省略される場合がある。
(圧力センサ装置)
図1及び図2を参照して、本実施の形態に係る圧力センサ装置10について説明する。図1は、圧力センサ装置10を示す断面図である。図2は、図1の圧力センサ装置10を拡大して示す断面図である。圧力センサ装置10の用途は特には限られないが、例えば用途の1つとして、圧力センサ装置10をベッドなどの人体の荷重を受ける器具に組み込んで使用することが考えられる。
圧力センサ装置10は、センサ基板20、感圧部40及び複数の支持部50を備える。センサ基板20は、基板21と、基板21に設けられた複数のセンサ部23と、を有する。感圧部40は、センサ部23に対向する感圧体41と、突起部42とを有する。感圧体41は、加えられる圧力に応じて電気抵抗または静電容量などの電気特性が変化するよう構成された部材である。支持部50は、センサ基板20と感圧体41との間に位置する。基板21の法線方向における支持部50の一端は、センサ基板20に接しており、支持部50の他端は、感圧体41に接している。
基板21の法線方向における支持部50の寸法は、感圧体41に圧力が加えられていないときに感圧体41がセンサ部23に接触しないように定められている。このため、感圧体41に圧力が加えられていない場合にセンサ部23に電流が流れることを抑制することができる。また、基板21の法線方向における支持部50の寸法は、感圧体41に圧力が加えられているときに感圧体41がセンサ部23に接触するように定められている。例えば、感圧体41に加えられる圧力が1Pa以上の場合、感圧体41がセンサ部23に接触する。このため、感圧体41に圧力が加えられていない場合にセンサ部23に流れる電流の状態と、感圧体41に圧力が加えられている場合にセンサ部23に流れる電流の状態との差を明確にすることができる。
以下、圧力センサ装置10の各構成要素について詳細に説明する。
(センサ基板)
まず、図1乃至図3を参照して、センサ基板20について説明する。図3は、圧力センサ装置10のセンサ基板20を示す平面図である。
まず、センサ基板20の基板21について説明する。図1に示すように、基板21は、複数のセンサ部23を支持する部材である。基板21は、可撓性を有するフレキシブル基板であってもよく、可撓性を有しないリジット基板であってもよい。基板21を構成する材料の例としては、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリプロピレン、ポリエチレン等を挙げることができる。基板21の厚みは、例えば1μm以上且つ200μm以下である。図3に示すように、基板21は、後述する第1方向D1に沿って延びる一対の第1辺21aと、後述する第2方向D2に沿って延びる一対の第2辺21bと、を含む矩形状の外形を有していてもよい。
センサ基板20は、基板21とセンサ部23との間に位置する平坦化層22を有していてもよい。平坦化層22は、例えば硬化性樹脂を含む。平坦化層22を設けることにより、センサ部23が設けられる面の平坦性を向上させることができる。これにより、センサ部23の後述するトランジスタ30などに、断線などの欠陥が生じてしまうことを抑制することができる。
続いて、センサ基板20のセンサ部23について説明する。図1及び図2に示すように、センサ部23は、第1電極24及びトランジスタ30を少なくとも含む。第1電極24は、感圧体41と対向するよう配置された電極である。トランジスタ30は、第1電極24に電気的に接続されている。感圧体41に圧力が加えられると、感圧体41が第1電極24に接触し、感圧体41、第1電極24及びトランジスタ30に電流が流れる。複数のセンサ部23の第1電極24に流れる電流をそれぞれ算出することにより、各第1電極24の位置において感圧体41に加えられている圧力を算出することができる。
図2に示すように、トランジスタ30は、ゲート端子31、絶縁層32、第1端子33、第2端子34、半導体層35、及び絶縁層36を含む。第1端子33は、半導体層35の一端に接続されており、第2端子34は、半導体層35の他端に接続されている。第1端子33及び第2端子34は、ゲート端子31との間の電圧に応じて、一方がいわゆるソース端子として機能し、他方がいわゆるドレイン端子として機能する。
図2に示す例において、第1端子33、第2端子34、及び半導体層35は、基板21上の平坦化層22に設けられている。また、ゲート絶縁膜として機能する絶縁層32は、第1端子33、第2端子34及び半導体層35を覆うように設けられている。ゲート端子31は、絶縁層32を介して半導体層35と対向するよう、絶縁層32上に設けられている。絶縁層36は、例えばパッシベーション層であり、ゲート端子31及び絶縁層32を覆っている。このように、図2に示すトランジスタ30は、いわゆるトップゲート型のトランジスタである。
第1電極24は、第1端子33又は第2端子34のいずれか一方に電気的に接続されている。図2に示す例において、第1電極24は、絶縁層32を貫通する接続部37を介して第1電極24に電気的に接続されている。
図2に示すように、センサ基板20は、第2電極25を更に有する。第2電極25は、接地電位や電源電位などの安定した電位に維持される電極である。図2に示す例において、第2電極25は、第1電極24と同様に絶縁層36上に位置している。すなわち、第2電極25は、第1電極24と同一平面に位置している。また、第2電極25は、第1電極24と同様に感圧体41と対向している。この場合、感圧体41に圧力が加えられると、感圧体41が第1電極24及び第2電極25に接触し、この結果、第2電極25、感圧体41、第1電極24及びトランジスタ30を通る経路に電流が流れる。なお「同一平面に位置する」とは、基板21の面内方向に沿って見た場合に第1電極24と第2電極25とが少なくとも部分的に重なることを意味している。
次に、基板21の法線方向に沿って見た場合のセンサ基板20の構成について説明する。図3に示すように、複数のセンサ部23は、第1方向D1及び第1方向D1に交差する第2方向D2に沿って基板21上に並んでいる。図3に示す例において、第2方向D2は、第1方向D1に直交している。図示はしないが、第2方向D2は、第1方向D1に直交する方向に対して傾斜した方向であってもよい。
図3に示すように、センサ基板20は、第1方向D1に延びる複数の第1ラインX1〜Xmと、第2方向D2に延びる複数の第2ラインY1〜Ynと、を有する。以下の説明において、第1ラインX1〜Xmに共通する事項を説明する際には、第1ラインX1〜Xmを第1ラインXと記す場合がある。また、第2ラインY1〜Ynに共通する事項を説明する際には、第2ラインY1〜Ynを第2ラインYと記す場合がある。
第1ラインXは、第1方向D1に並ぶ複数のトランジスタ30のゲート端子31に電気的に接続されている。例えば、第1ラインXは、ゲート端子31と同一平面に位置している。第1ラインXは、走査線、スキャンライン、ワードラインなどとも称されるラインである。また、第2ラインYは、第2方向D2に並ぶ複数のトランジスタ30の第1端子33又は第2端子34に電気的に接続されている。本実施の形態において、第2ラインYは第1端子33に電気的に接続されている。例えば、第2ラインYは、第1端子33及び第2端子34と同一平面に位置している。第2ラインYは、信号線、データライン、ビットラインなどとも称されるラインである。
図3に示すように、第2電極25は、第2ラインYに平行に延びていてもよい。なお、感圧体41に圧力が加えられた時に感圧体41を介して第1電極24と第2電極25との間に電流が流れることができる限りにおいて、第2電極25の具体的な配置や形状は特には限定されない。
(感圧部)
続いて、図1、図2及び図4を参照して、感圧部40について説明する。図4は、圧力センサ装置10を感圧部40側から見た場合を示す平面図である。
図1及び図2に示すように、感圧部40は、感圧体41と、感圧体41に対してセンサ基板20の反対側に位置する複数の突起部42と、を有する。突起部42は、基板21の法線方向に沿って延びている。また、突起部42は、基板21の法線方向における一端を構成する頂部421を有する。図1及び図2に示す例において、頂部421は、突起部42の端部のうち感圧体41から遠い側の一端を構成している。
感圧体41は、感圧体41に加えられる圧力に応じて電気抵抗または静電容量が変化する部材である。感圧体41は、例えば、感圧体に加えられる圧力に応じて電気抵抗が変化するよう構成された、いわゆる感圧導電体である。感圧導電体は、例えば、シリコーンゴムなどのゴムと、ゴムに添加されたカーボンなどの導電性を有する複数の粒子と、を含んでいる。
突起部42は、圧力センサ装置10に加えられた圧力を感圧体41の一部に集中させるための部材である。突起部42は、基板21の面内方向において感圧体41よりも小さい寸法を有する。例えば、感圧体41は、図4に示すように、基板21の法線方向に沿って見た場合に複数の第1電極24と重なるように広がっている。一方、複数の突起部42のうちの少なくとも一部の突起部42は、図1及び図2に示すように、基板21の法線方向に沿って見た場合に1つの第1電極24とのみ重なっている。好ましくは、複数の突起部42のうちの少なくとも一部の突起部42は、基板21の法線方向に沿って見た場合に第2電極25とも重なっている。
突起部42の材料は、圧力センサ装置10に加えられる圧力を、感圧体41のうち突起部42と接する部分に適切に伝えることができるよう選択される。例えば、突起部42は、金属、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等によって構成され得る。
感圧体41上に突起部42を作製する方法は任意である。例えば、スクリーン印刷などの印刷法によって突起部42の材料を感圧体41上に設け、その後、材料を固化させることにより、突起部42を作製することができる。また、感圧体41上に突起部42の材料の層を形成し、その後、型を用いて層を賦形することによって、突起部42を作製してもよい。また、転写によって突起部42を感圧体41上に設けてもよい。
(支持部)
次に、支持部50について説明する。図2に示すように、支持部50は、外部の物体からの圧力が感圧体41に加えられていない時に感圧体41と第1電極24との間に適切な隙間が存在するように感圧体41とセンサ基板20との間に介在される部材である。図2に示すように、基板21の法線方向における支持部50の一端は、センサ基板20の例えば絶縁層36に接しており、支持部50の他端は、感圧体41に接している。隙間sは、例えば1μm以上且つ500μm以下である。支持部50の高さtは、例えば1μm以上且つ1000μm以下である。
支持部50は、例えば接着剤を含む。接着剤は、無機材料を含む無機系接着剤であってもよく、有機材料を含む有機系接着剤であってもよい。接着剤の例としては、アクリル樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤などを挙げることができる。
(第1電極、突起部、及び支持部の位置関係)
次に、図3及び図4を参照して、基板21の法線方向に沿ってセンサ基板20を見た場合の第1電極24、突起部42及び支持部50の位置関係について説明する。
まず、図3を参照して、第1電極24と支持部50の位置関係について説明する。図3に示すように、複数の第1電極24はそれぞれ、隣り合う2つの支持部50の間に位置している。例えば、第1電極24は、第2方向D2において隣り合う2つの支持部50の間に位置している。これにより、感圧体41に圧力が加えられていない時に感圧体41が第1電極24に接触することをより確実に抑制することができる。
図3に示すように、第1電極24は、第1方向D1において隣り合う2つの支持部50の間には位置していなくてもよい。例えば、複数の第1電極24のうちの少なくとも一部の第1電極24は、第1方向D1に沿って見た場合に支持部50と重ならないよう第1方向D1において並んでいる。これにより、後述するように、感圧体41に加えられる圧力の、第1方向D1における分布を精密に算出することができる。
続いて、図4を参照して、突起部42と支持部50の位置関係について説明する。図4に示すように、複数の支持部50は、基板21の法線方向に沿って見た場合に突起部42の頂部421と重ならないように配置されている。例えば、複数の突起部42の頂部421はそれぞれ、隣り合う2つの支持部50の間に位置している。図4に示す例において、複数の突起部42の頂部421はそれぞれ、第2方向D2において隣り合う2つの支持部50の間に位置している。
図4において、符号W1は、第2方向D2において隣り合う2つの支持部50の間隔を表し、符号W2は、第2方向D2における突起部42の幅を表している。図4に示すように、突起部42の幅W2は、2つの支持部50の間隔W1よりも小さい。例えば、突起部42の幅W2は、0.1×W1以上且つ0.9×W1以下である。これにより、感圧体41に圧力が加えられた時に突起部42がセンサ基板20側へ変位して感圧体41が第1電極24に接触することが可能になる。なお、図2に示すように突起部42の頂部421が平坦面である場合、突起部42の幅W2は、頂部421の平坦面の幅に等しい。
図示はしないが、突起部42の頂部421は、第1方向D1において隣り合う2つの支持部50の間に位置していてもよい。この場合、第1方向D1における突起部42の幅は、第1方向D1において隣り合う2つの支持部50の間の間隔よりも小さい。
(圧力センサ装置の動作)
次に、圧力センサ装置10の動作について説明する。
まず、外部の物体からの圧力が圧力センサ装置10に加えられていない時の圧力センサ装置10の動作について説明する。上述のように、圧力センサ装置10は、感圧体41とセンサ基板20との間に位置する支持部50を備える。このため、外部の物体からの圧力が圧力センサ装置10に加えられていない時に感圧体41と第1電極24との間に適切な隙間を生成することができる。この結果、外部の物体からの圧力が圧力センサ装置10に加えられていない時には、第1電極24及び第2電極25に電流が全く又はほとんど流れないようになる。
次に、外部の物体からの圧力が圧力センサ装置10に加えられている時の圧力センサ装置10の動作について、図5を参照して説明する。外部の物体からの圧力Fが圧力センサ装置10に加えられると、突起部42がセンサ基板20側へ押圧される。ここで本実施の形態においては、支持部50が、基板21の法線方向に沿って見た場合に突起部42の頂部421と重ならないように配置されている。このため、突起部42がセンサ基板20側へ変位して感圧体41が第1電極24及び第2電極25に接触することができる。感圧体41が第1電極24及び第2電極25に接触すると、感圧体41を介して第1電極24と第2電極25との間に電流が流れる。
このように、本実施の形態においては、圧力が圧力センサ装置10に加えられていない時には、第1電極24及び第2電極25に電流が全く又はほとんど流れず、圧力が圧力センサ装置10に加えられて初めて、第1電極24及び第2電極25に有意な電流が流れる。このように、本実施の形態によれば、圧力センサ装置10に圧力が加えられていない場合の電流の状態と、圧力センサ装置10に圧力が加えられている場合の電流の状態との差を明確にすることができる。これにより、圧力の変化を迅速に検知することができる。また、圧力の変化を正確に検知することができる。例えば、圧力の誤検出が生じることを抑制することができる。
好ましくは、上述のように、複数の第1電極24のうちの少なくとも一部の第1電極24は、第1方向D1に沿って見た場合に支持部50と重ならないよう第1方向D1において並んでいる。また、好ましくは、突起部42も、第1方向D1において支持部50と重ならないように配置されている。このことによって得られる効果について、図6を参照して説明する。図6は、図4の線A−Aに沿って圧力センサ装置10を切断した場合を示す断面図である。
上述のように、複数のトランジスタ30のゲート端子31に電気的に接続された第1ラインXは、第1方向D1に延びている。このため、第1方向D1に並ぶ複数のトランジスタ30は、同時にオン状態になる。ここで本実施の形態においては、第1方向D1において突起部42及び第1電極24が支持部50に重なっていない。このため、図6に示すように、オン状態の複数のトランジスタ30に電気的に接続された複数の第1電極24に同時に感圧体41を接触させることができる。従って、第1方向D1に並ぶ複数の第1電極24に対する感圧体41の接触の程度の、第1電極24の位置による差を、精度良く検出することができる。これにより、第1方向D1における圧力の分布を精度良く算出することができる。
また、本実施の形態において、第2電極25は、第1ラインXが延びる第1方向D1に交差する第2方向D2に延びている。このため、同時にオン状態になる複数のトランジスタ30に流れる電流が、1本の第2電極25に流れ込むことを防ぐことができる。このことにより、第2電極25において電圧降下が生じることを抑制することができる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、必要に応じて図面を参照しながら、変形例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。また、上述した実施の形態において得られる作用効果が変形例においても得られることが明らかである場合、その説明を省略することもある。
(第1の変形例)
上述の実施の形態においては、第2電極25が第1電極24と同一平面に位置する例を示した。しかしながら、感圧体41に圧力が加えられた時に感圧体41を介して第1電極24と第2電極25との間に電流が流れることができる限りにおいて、第2電極25の具体的な配置は特には限定されない。例えば、図7に示すように、第2電極25は、感圧体41と突起部42との間に位置していてもよい。
(第2の変形例)
図8に示すように、感圧部40は、基板21の法線方向に沿って見た場合に複数の突起部42と重なるように広がるカバー部43を更に有していてもよい。カバー部43は、突起部42に対してセンサ基板20の反対側に位置する。カバー部43を構成する材料の例としては、金属、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等を挙げることができる。カバー部43の厚みは、例えば1μm以上且つ1000μm以下である。
(第3の変形例)
上述の実施の形態においては、感圧体41と突起部42とが別個の部材である例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図9に示すように、感圧体41及び突起部42は、同一の材料によって一体的に構成されていてもよい。
(第4の変形例)
上述の実施の形態においては、突起部42の頂部421が平坦面である例を示した。しかしながら、圧力センサ装置10に加えられた圧力を感圧体41の一部に集中させることができる限りにおいて、突起部42の形状は特には限定されない。例えば、図10に示すように、突起部42は、センサ基板20から遠ざかるにつれて幅が小さくなる先細状の形状を有していてもよい。この場合、頂部421は、突起部42の先端である。また、図10に示す例において、突起部42の幅W2は、例えば、基板21の法線方向における突起部42の中間位置における突起部42の幅である。
(第5の変形例)
図11は、本変形例に係る圧力センサ装置10のセンサ基板20を示す平面図である。また、図12は、本変形例に係る圧力センサ装置10を感圧部40側から見た場合を示す平面図である。
図11に示すように、支持部50は、基板21の法線方向に沿って見た場合に第1ラインX又は第2ラインYと交差するように延びていてもよい。図11に示す例において、支持部50は、第2ラインYと交差するよう第1方向D1に延びている。
支持部50と同様に、突起部42も、基板21の法線方向に沿って見た場合に第1ラインX又は第2ラインYと交差するように延びていてもよい。図12に示す例において、支持部50は、第2ラインYと交差するよう第1方向D1に延びている。この場合、支持部50は、基板21の法線方向に沿って見た場合に複数の第1電極24と重なっていてもよい。
本変形例においても、上述の実施の形態の場合と同様に、支持部50は、基板21の法線方向に沿って見た場合に突起部42の頂部421と重ならないように配置されている。このため、圧力が圧力センサ装置10に加えられると、突起部42がセンサ基板20側へ変位して感圧体41が第1電極24及び第2電極25に接触することができる。
また、突起部42が、第1ラインXが延びる第1方向D1に平行に延びている。このため、同時にオン状態になる複数のトランジスタ30に電気的に接続された複数の第1電極24に同時に感圧体41を接触させることができる。これにより、第1方向D1における圧力の分布を精度良く算出することができる。
(第6の変形例)
図13は、本変形例に係る圧力センサ装置10のセンサ基板20を示す平面図である。また、図14は、本変形例に係る圧力センサ装置10を感圧部40側から見た場合を示す平面図である。
上述の実施の形態においては、第1電極24が第1方向D1又は第2方向D2において隣り合う2つの支持部50の間に位置する例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図13に示すように、支持部50は、隣り合う2つの支持部50の間に位置していなくてもよい。なお、図示はしないが、一部の支持部50が、隣り合う2つの支持部50の間の領域に位置し、その他の支持部50が、隣り合う2つの支持部50の間以外の領域に位置していてもよい。
また、上述の実施の形態においては、突起部42の頂部421が第1方向D1又は第2方向D2において隣り合う2つの支持部50の間に位置する例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図14に示すように、突起部42の頂部421は、隣り合う2つの支持部50の間に位置していなくてもよい。なお、図示はしないが、一部の突起部42の頂部421が、隣り合う2つの支持部50の間の領域に位置し、その他の突起部42の頂部421が、隣り合う2つの支持部50の間以外の領域に位置していてもよい。
(第7の変形例)
図15は、本変形例に係る圧力センサ装置10のセンサ基板20を示す平面図である。また、図16は、本変形例に係る圧力センサ装置10を感圧部40側から見た場合を示す平面図である。
上述の実施の形態においては、第1方向D1又は第2方向D2において隣り合う2つの支持部50の間に1つの第1電極24が位置する例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図15に示すように、基板21の法線方向に沿って見た場合に、第1方向D1又は第2方向D2において隣り合う2つの支持部50の間に複数の第1電極24が位置していてもよい。
上述の実施の形態においては、第1方向D1又は第2方向D2において隣り合う2つの支持部50の間に1つの突起部42の頂部421が位置する例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図16に示すように、基板21の法線方向に沿って見た場合に、第1方向D1又は第2方向D2において隣り合う2つの支持部50の間に複数の突起部42の頂部421が位置していてもよい。
(第8の変形例)
図17は、本変形例に係る圧力センサ装置10を感圧部40側から見た場合を示す平面図である。図17に示すように、基板21の法線方向に沿って見た場合に、1つの突起部42の頂部421が、第1方向D1に並ぶ複数の第1電極24及び第2方向D2に並ぶ複数の第1電極24に重なっていてもよい。
なお、上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
10 圧力センサ装置
20 センサ基板
21 基板
22 平坦化層
23 センサ部
24 第1電極
25 第2電極
30 トランジスタ
31 ゲート端子
32 絶縁層
33 第1端子
34 第2端子
35 半導体層
36 絶縁層
37 接続部
40 感圧部
41 感圧体
42 突起部
421 頂部
43 カバー部
50 支持部
60 物体
X 第1ライン
Y 第2ライン

Claims (7)

  1. 基板と、第1方向及び前記第1方向に交差する第2方向に沿って前記基板上に並び、少なくとも第1電極を含む複数のセンサ部と、を有するセンサ基板と、
    前記センサ部に対向する感圧体と、前記感圧体に対して前記センサ基板の反対側に位置する複数の突起部と、を有する感圧部と、
    前記センサ基板と前記感圧部との間に位置する複数の支持部と、を備え、
    前記複数の突起部は、前記基板の法線方向に沿って見た場合に前記突起部の頂部が前記支持部と重ならないように配置されており、
    前記センサ基板は、前記基板と前記センサ部との間に位置し、硬化性樹脂を含む平坦化層を有し、
    前記突起部は、前記感圧体上に設けられている、圧力センサ装置。
  2. 前記第1方向における前記突起部の幅は、前記第1方向において隣り合う2つの前記支持部の間の間隔よりも小さい、又は、
    前記第2方向における前記突起部の幅は、前記第2方向において隣り合う2つの前記支持部の間の間隔よりも小さい、請求項1に記載の圧力センサ装置。
  3. 前記複数のセンサ部はそれぞれ、半導体層に接続された第1端子及び第2端子と、絶縁層を介して半導体層と対向するゲート端子と、を含むトランジスタを有する、請求項1又は2に記載の圧力センサ装置。
  4. 前記センサ基板は、複数の前記ゲート端子に電気的に接続され、前記第1方向に延びる第1ラインと、複数の前記第1端子又は複数の前記第2端子に接続され、前記第2方向に延びる第2ラインと、を更に有し、
    前記第2方向における前記突起部の幅は、前記第2方向において隣り合う2つの前記支持部の間の間隔よりも小さい、請求項3に記載の圧力センサ装置。
  5. 複数の前記第1電極のうちの少なくとも一部の前記第1電極は、前記第1方向に沿って見た場合に前記支持部と重ならないよう前記第1方向において並んでいる、請求項4に記載の圧力センサ装置。
  6. 前記突起部は、前記基板の法線方向に沿って見た場合に複数の前記第2ラインと交差するよう、前記第1方向に沿って延びている、請求項4又は5に記載の圧力センサ装置。
  7. 前記支持部は、前記基板の法線方向に沿って見た場合に複数の前記第2ラインと交差するよう、前記第1方向に沿って延びている、請求項4乃至6のいずれか一項に記載の圧力センサ装置。
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