JP2002181642A - 応力センサ装置及びその製造法 - Google Patents

応力センサ装置及びその製造法

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JP2002181642A
JP2002181642A JP2000381541A JP2000381541A JP2002181642A JP 2002181642 A JP2002181642 A JP 2002181642A JP 2000381541 A JP2000381541 A JP 2000381541A JP 2000381541 A JP2000381541 A JP 2000381541A JP 2002181642 A JP2002181642 A JP 2002181642A
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Fumiaki Karasawa
文明 唐澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】歪みゲージ8が配された基板1が回路板2に固
定されてなる応力センサ装置において、長期間に亘る使
用に対しても基板1と回路板2との電気接続をより確実
に維持し、且つz方向への応力付与に対する基板1の撓
みを許容する。 【解決手段】基板1端部と回路板2とが、歪みゲージ8
から回路板2への電気接続に関与しないスペーサ部材4
を介して固定されることにより、基板1面と回路板2面
との間に空隙3が設けられ、歪みゲージ8から回路板2
への電気接続が、基板1上面、基板1下面、基板1側
面、基板1スルーホール11内壁面、スペーサ部材4、
電気線から選ばれる1以上を経由して為される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ用ポインティングディバイスや、各種電子機器用
多機能スイッチ等に用いることができる応力センサ装置
及びその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歪みゲージが配された基板が回路板に固
定されてなる応力センサ装置については、特開2000
−267803号公報にその開示がある。その構造は、
図2に示すように基板の下面と印刷回路板とを固着させ
ているのがはんだのみとなっている。またこのはんだは
8箇所に配され、歪みゲージ(抵抗素子)から印刷回路
板への電気接続部を兼ねている。またこのはんだは基板
と回路板とのスペーサとしての役割をも兼ね、ポストに
対し下方向(z方向)に応力付与した際に基板の撓みを
許容する空隙を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造を採用するこ
とにより、図2(a)のようにポストへx軸方向の応力
を付与した場合、及び同図(b)のようにポストへz軸
方向の応力を付与した場合のいずれも、当該応力がはん
だのみからなる電気接続部へ直接に付与されることとな
る。これは長期間に亘り繰り返して前記応力を付与した
場合、はんだ/基板界面、及びはんだ/印刷回路板界面
における剥離の発生が懸念される。当該剥離が生じる
と、基板と印刷回路板との電気接続を阻害することとな
る。
【0004】そこで本発明が解決しようとする課題は、
歪みゲージが配された基板が回路板に固定されてなる応
力センサ装置において、長期間に亘る使用に対しても前
記基板と回路板との電気接続をより確実に維持し、且つ
z方向への応力付与に対する基板の撓みを許容すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の、歪みゲージ8が配された基板1が回路板
2に固定されてなる応力センサ装置は、基板1端部と回
路板2とが、歪みゲージ8から回路板2への電気接続に
関与しないスペーサ部材4を介して固定されることによ
り、基板1面と回路板2面との間に空隙3が設けられ、
歪みゲージ8から回路板2への電気接続が、基板1上
面、基板1下面、基板1側端面、基板1スルーホール1
1内壁面、スペーサ部材4側面、電気線から選ばれる1
以上を経由して為されることを特徴とする。
【0006】この構成では、基板1と回路板2とを接
続、固定しているのは電気接続部5のみとなっていな
い。従ってポスト6に付与された応力が電気接続部5以
外の部分(スペーサ部材4、回路板2表面等)へ分散さ
れる。このため同じ用途での長期間に亘る使用に対し
て、基板1と回路板2との電気接続をより確実に維持す
ることができる。また基板1端部と回路板2とが、スペ
ーサ部材4を介して固定されることにより、基板1面と
回路板2面との間に空隙3が設けられ、z方向への応力
付与に対する基板の撓みが許容可能となる。
【0007】応力センサ装置において、下向き(z方
向)への応力付与に何らかの機能を付与することによ
り、多機能化が図ることができる。例えばコンピュータ
のポインティングディバイスとして本発明の応力センサ
装置を使用した場合、いわゆるマウスをクリックする機
能を前記下向きへの応力付与に対応させることができ
る。また、いわゆる携帯電話等の小型携帯機器用の多方
向スイッチとして本発明の応力センサ装置を使用した場
合には、所定時間下向きへの応力付与をしたときに当該
携帯機器の電源のオン・オフの命令に対応させる等が可
能である。
【0008】上記スペーサ部材4とは、図1(a)に示
すような基板1端部全域に亘って連続的に存在(以下、
「リング状」と記す。形状によっては円環とならない場
合があるが、便宜上「リング状」とする。)する形状や
柱状の樹脂やセラミック等や、図1(b)に示すような
基板1の端部のみが肉厚になっている部分等、又は図1
(c)に示すような回路板2の凸部7等をいう。ここで
図1(b)に示す基板1がセラミックである場合のスペ
ーサ部材4の製法は、例えばセラミックを焼結(焼成)
させる前の成形金型の形状を調整する等である。
【0009】また空隙3の高さは極端に大きい値が必要
なわけではなく、通常0.01〜1.0mm程度で十分
である。従ってその分の厚みのスペーサ部材4が必要と
なる。
【0010】スペーサ部材4は、リング状とする必要は
必ずしも無く、適度な太さ、つまり強度を有し、適当な
間隔で点在させるのであれば柱状としてもよい。例えば
1個又は2個以上のスペーサ部材4が組をなし、当該組
が3以上等間隔に配置されるような構成である。そのよ
うな構成でも本発明の課題を十分に解決できるためであ
る。前記適当な間隔は、好ましくは等間隔である。図4
には、外形が八角形の基板1端部に、2個で一組の柱状
スペーサ部材4が四組略等間隔に配置されている構成の
例を示している。又、この図は基板1端部に1個の柱状
スペーサ4を一組とし、それが八組略均等にに配置され
ている構成の例であるとも言える。
【0011】スペーサ部材4をリング状に形成すると、
応力センサ装置の耐応力(強度)が向上する反面、感度
が低下する。またスペーサ部材4を点在させると基板1
が撓み易くなるため感度が向上する反面強度が低下す
る。従って応力センサ装置の用途や構成材料を考慮して
適宜強度と感度のバランスを調整する。
【0012】電気接続部5について説明する。図1
(a)〜(c)に示す電気接続部5の導電経路は、基板
1の下面にある歪みゲージ8から導出される図示しない
導体が、基板1に存在する図示しないスルーホール11
内壁面を経由して基板1の上面にまで伸び、更に基板1
側面を経由して回路板2に到達している。この電気接続
部5の導電経路に代えて、基板1上面まで導体を到達さ
せて、基板1側面を経由させずに当該導体からいわゆる
フラットケーブル等金属線(銅等)を樹脂で被覆する形
態の電気線により、回路板2上面に到達させてもよい。
また歪みゲージが基板1上面に存在する場合には、そこ
から直接電気線を回路板2上面に到達させてもよい。
【0013】更に電気接続部5について説明すると、前
記本発明の構成では、「歪みゲージ8から回路板2への
電気接続が、基板1上面、基板1下面、基板1側端面、
基板1スルーホール11内壁面、スペーサ部材4側面、
電気線から選ばれる1以上を経由して為される。」とあ
るが、製造の容易さ、コスト等の面を考慮すると、電気
接続の経由箇所は少ない方が有利である。特に基板1側
面を電気接続の経由箇所とするためには、それを実現す
るためだけの設備や工程が必要となる場合がある。また
フラットケーブルのような電気線による電気接続は、作
業工程の自動化が他の手段に比して困難である。従って
基板1上面、基板1下面のどちらか一方又は両方及び必
要に応じて基板スルーホール内壁面を経由する導電経路
とするのが好ましい。但し、電気線や基板1側面を経由
する電気接続としてもよいことは勿論である。
【0014】また上記本発明の構成において、基板1の
一方の面に、樹脂又は繊維強化樹脂からなるポスト6が
固着されることが好ましい。ポストの材質としては、セ
ラミックが従来からあったが、セラミックは焼結工程時
に多大なエネルギーを要する上に、成形時の形状によっ
ては焼結時にヒビが入る場合がある等の不都合がある。
それに対し樹脂又は繊維強化樹脂は、成形性に優れ、且
つ硬化温度がセラミックの焼結温度に比して非常に低
く、エネルギー消費が少なく、且つ前記のようなヒビも
入りにくいためである。
【0015】このポスト6は、本発明の応力センサ装置
をパーソナルコンピュータ用ポインティングディバイス
や、携帯電話等の各種電子機器、特に小型携帯電子機器
の多機能多方向スイッチ等に適用する際には通常用いら
れている。ここで前記多機能多方向スイッチとして本発
明の応力センサ装置を用いる場合は、操作する者が触感
でどの方向に応力を付与するべきかを認識可能とするた
めに、ポスト6側面形状を多角形とし、ポスト6側面に
おける各平面に対し垂直に応力を付与することによって
各命令を電子機器に送信させることができるようにする
のが好ましい。このような多角形とする場合のポスト6
形状の複雑化等を考慮すると、前述したようにポスト6
は樹脂又は繊維強化樹脂からなることが好ましい。
【0016】本発明の、歪みゲージ8が配された基板1
が回路板2に固定されてなる応力センサ装置の第1の製
造法は、基板1端部、又は基板1が配置される回路板2
における基板1端部と対応する位置に、ペースト状物質
を印刷し、当該ペーストを硬化させることにより基板1
と回路板2との間に空隙3を設けることを特徴とする。
【0017】ここで得られるペーストを硬化したものが
スペーサ部材4の機能を担う。ここでのペースト状物質
は、エポキシ系、アクリル系等の樹脂を含むものが入手
のし易さから特に好ましく、それらを適宜選択できる。
また例えばこれらの材料を用いた場合のペースト硬化温
度は250℃以下が好ましい。その理由は、歪みゲージ
8が形成された後に前記硬化をさせる場合、その際の歪
みゲージ8が受ける熱に起因する歪みゲージ8への悪影
響を及ぼしにくいためである。
【0018】またここで印刷、特にスクリーン印刷の手
法は、膜形成技術の中でも低コストで、且つ膜厚を均一
にでき、また膜厚を簡単に調整でき、大量生産に適する
利点を有する。この中でも本発明においては膜厚を均一
にできる点が特に重要である。その理由は基板1と回路
板2との間の空隙3を形成するに際し、スペーサ部材4
の高さにばらつきがあると、スペーサ部材4と当接しな
い基板1端部又は回路板2部分が存在し得ることとな
る。当該部分は、他のスペーサ部材4と当接する基板1
端部又は回路板2部分よりも基板1の撓みやすさが異な
る結果となるためである。基板1の撓みやすさが局部的
に異なると、加えた応力に対して歪みゲージ8が均一に
応答せず、正確でない値を出力するおそれがあり、応力
センサ装置の精度の高さを要求される用途では不利とな
る。従って本発明の製造に際してスペーサ部材4の形成
手段は、スクリーン印刷が好ましい。
【0019】また印刷を実施する箇所は、基板1端部、
又は基板1が配置される回路板2における基板1端部と
対応する位置のどちらでもよい。基板1端部に印刷する
場合、応力センサの製造過程初期には、通常多数の基板
1が連なった状態である。従って一度の印刷操作で多数
の基板1端部へ印刷を実施し得る利点がある。それに対
して一枚の回路板2に必要な応力センサは通常1〜6個
であるため、印刷により樹脂ペーストを配するには一度
の印刷操作で1〜6個である。従って作業効率を考慮す
ると、印刷を実施する箇所は基板1端部が好ましい。特
にパーソナルコンピュータのポインティングディバイス
用応力センサは、通常一台に付き1個のみ必要であるた
め前記印刷を実施する箇所は基板1端部が特に好まし
い。
【0020】上記ペーストを硬化した後、基板1と回路
板2とを固定する手段は、接着剤等による固着が好まし
い。その理由は上述したスペーサ4と当接しない基板1
端部又は回路板2部分にペースト状の接着剤が入り込む
ことにより、スペーサ4の高さのばらつきを低減できる
効果が期待できるためである。
【0021】また本発明の応力センサ装置の第2の製造
法は、縦横に多数の分割用溝を有する大型の基板に対
し、当該分割用溝で囲まれた一区画内に一つの応力セン
サとして機能するに必要な歪みゲージ8を形成する第1
の工程と、前記分割用溝に沿ってスペーサ部材4を形成
する第2の工程と、前記分割用溝に沿って大型の基板を
分割し、個々の応力センサとする第3の工程と、回路板
2表面にスペーサ部材4を固定する第4の工程と、回路
板2表面のランドと、歪みゲージ8との電気接続をする
第5の工程とをこの順に実施することを特徴とする。
【0022】ここで第2の工程において、「分割用溝に
沿ってスペーサ部材4を形成する」とあるが、この場
合、分割用溝を埋めるように形成しても、分割用溝を避
けてその近辺に形成してもいいことを意味する。分割用
溝が形成されていない側の基板1面に形成する場合であ
っても、分割用溝と対応する位置に形成すればよい。こ
こで分割用溝を埋めるように形成する場合、及び分割用
溝が形成されない側の基板1面であって、分割操作によ
りスペーサ部材4が破壊される位置にスペーサ部材4を
形成する場合は、後の分割をする第3の工程の際にスペ
ーサ部材4形状が予測できない破壊(分割)のされ方をす
る材料からなる場合や、スペーサ部材4の強度が極端に
低下する場合には、分割用溝を避けてその近辺にスペー
サ部材4を形成する方がよい。
【0023】
【発明の実施の形態】正方形の形状を1単位とし、それ
が多数スルーホール11の中心を通る分割用溝で縦横に
区切られて存在する、大型のアルミナ製基板1を用意す
る。前記分割用溝は基板1下面に形成されている。まず
図3に示す各基板1下面にAg−Pd系の導体ペースト
をいわゆるスルーホール印刷(スクリーン印刷技術)に
より形成し、それを焼成する。次に基板1上面の各スル
ーホール11近辺に同様にスルーホール印刷により導体
9を形成し、それを焼成する。更に酸化ルテニウム系の
抵抗体ペーストを図3に示すレイアウトとなるよう基板
1下面にスクリーン印刷し、焼成して抵抗体10を得
る。次いで4つの抵抗体10それぞれに対し一定の抵抗
値になるようレーザトリミングを施す。その後抵抗体1
0を覆うようにシリコーン系樹脂を更にスクリーン印刷
し、硬化工程を経て保護膜(図示しない)を得る。これ
で図3に示す歪みゲージ8レイアウトを有する応力セン
サの集合体が得られる。また各歪みゲージ8からの電気
接続経路は、基板1下面からスルーホール11内壁面を
経由して基板1上面に至る経路となる。
【0024】エポキシ系樹脂ペーストを、膜厚約40〜
60μmで、基板1下面の分割用溝を避けて、尚且つ歪
みゲージ8から十分な距離を保ってスクリーン印刷によ
り形成した。その後約200℃で20分間保持する過程
を経ることにより、前記ペーストを硬化させ、スペーサ
部材4となる。
【0025】そして各応力センサに対し、ポリビニルテ
レフタレート(PVT)を成形したポスト6をその底面
が前記基板1上面に当接するよう、且つ抵抗体10と略
対応する位置にポスト6底面の4辺がそれぞれ位置する
ようエポキシ系接着剤で固定する。前記PVTは、剛性
に優れるため付与された応力を正確に伝達できる利点、
またリフロー工程にも耐えられる耐熱性を有している利
点を有しているため、特に好適に使用できる。
【0026】その後上記基板1の分割用溝に沿って大型
の基板1を分割して、多数の1単位(個々)の基板1を
有する応力センサを得る。
【0027】回路板2はエポキシ系樹脂を主成分とする
印刷回路板である。基板1を配置すべき位置に基板1の
スペーサ部材4を下向きにして載置する。このときスペ
ーサ部材4下面にはエポキシ系接着剤を適量塗布してお
く。当該接着剤は後工程であるリフロー工程時に完全に
硬化する。このようにして基板1と回路板2を固着させ
る。
【0028】その後図3の基板1上面の導体9におけ
る、回路板2上面と近接又は接触する部分、つまりスル
ーホール11部分以外の導体9と、回路板2面のランド
とをはんだ付けにより電気接続する。このように基板1
と回路板2とを固定した状態をの概要を図3に断面図と
して示す。
【0029】その後回路板2上には応力センサ制御に必
要な電子部品等が実装され、リフロー工程を経て本発明
の応力センサ装置を得る。
【0030】本例ではスペーサ部材4に樹脂系材料を用
いているが、それに代えてセラミック系材料やガラス系
材料を使用できる。但し、樹脂系材料やゴム系材料は弾
力性を有しているため、スペーサ部材4の高さばらつき
を緩衝できる点で他に比して有利である。
【0031】
【発明の効果】本発明により歪みゲージが配された基板
が回路板に固定されてなる応力センサ装置において、長
期間に亘る使用に対しても前記基板と回路板との電気接
続をより確実に維持し、且つz方向への応力付与に対す
る基板の撓みを許容できる応力センサ装置を提供するこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の応力センサ装置の構造概要図である。
【図2】従来の応力センサ装置の構造及び動作状態を示
す図である。
【図3】基板面に形成された歪みゲージレイアウト及び
スペーサ部材の配置、及び回路板に基板が固定された状
態の概要の断面を示す図である。
【図4】基板面に形成された歪みゲージレイアウト及び
スペーサ部材の配置を示す図である。
【符号の説明】
1.基板 2.回路板 3.空隙 4.スペーサ部材 5.電気接続部 6.ポスト 7.凸部 8.歪みゲージ 9.導体 10.抵抗体 11.スルーホール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歪みゲージが配された基板が回路板に固定
    されてなる応力センサ装置において、 前記基板端部と回路板とが、歪みゲージから回路板への
    電気接続に関与しないスペーサ部材を介して固定される
    ことにより、前記基板面と前記回路板面との間に空隙が
    設けられ、 前記歪みゲージから回路板への電気接続が、基板上面、
    基板下面、基板側端面、基板スルーホール内壁面、スペ
    ーサ部材側面、電気線から選ばれる1以上を経由して為
    されることを特徴とする応力センサ装置。
  2. 【請求項2】1個又は2個以上のスペーサ部材が組をな
    し、当該組が3以上等間隔に配置されることを特徴とす
    る請求項1記載の応力センサ装置。
  3. 【請求項3】基板の一方の面に、樹脂又は繊維強化樹脂
    からなるポストが固着されることを特徴とする請求項1
    又は2記載の応力センサ装置。
  4. 【請求項4】歪みゲージが配された基板が回路板に固定
    されてなる応力センサ装置の製造法において、 基板端部、又は当該基板が配置される回路板における基
    板端部と対応する位置に、ペースト状物質を印刷し、当
    該ペーストを硬化させることにより基板と回路板との間
    に空隙を設けることを特徴とする応力センサ装置の製造
    法。
  5. 【請求項5】縦横に多数の分割用溝を有する大型の基板
    に対し、当該分割用溝で囲まれたそれぞれの一区画内に
    一つの応力センサとして機能するに必要な歪みゲージを
    形成する第1の工程と、 前記分割用溝に沿ってスペーサ部材を形成する第2の工
    程と、 前記分割用溝に沿って大型の基板を分割し、個々の応力
    センサとする第3の工程と、 回路板表面に前記スペーサ部材を固定する第4の工程
    と、 前記回路板表面のランドと、前記歪みゲージとの電気接
    続をする第5の工程とをこの順に実施することを特徴と
    する応力センサ装置の製造法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005141462A (ja) * 2003-11-06 2005-06-02 Alps Electric Co Ltd 座標入力装置
JP2007292677A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Nitta Ind Corp 歪みゲージ型センサ
JP2018194529A (ja) * 2017-05-22 2018-12-06 大日本印刷株式会社 圧力センサ装置
JP7455650B2 (ja) 2020-04-23 2024-03-26 株式会社シマノ 釣り具

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