JP6940078B2 - 毛髪処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、毛髪処理方法に関する。
従来、白髪染め用の染毛剤として、メラニン前駆体である、5,6−ジヒドロキシインドール、5,6−ジヒドロキシインドリン又はこれらの誘導体を使用した空気酸化型染毛剤が知られている。これらメラニン前駆体は酸化剤を使用しないため染毛剤に用いた場合にも毛髪の傷みが少なく、また染毛剤用染料としての簡便性も高い。
例えば特許文献1〜3には、上記メラニン前駆体を含有する組成物、及びこれを用いて毛髪を染色する方法が開示されている。
特開昭63−258403号公報 特開平2−74680号公報 特表2002−518424号公報
ところで、加齢に伴う毛髪の老化現象として、うねった形状の毛髪(うねり毛)の割合が増加することが知られている。このようなうねり毛が増加すると毛髪のまとまりが悪くなり、毛髪の艶も低下する。しかしながら、毛髪のうねりを改善することを目的として前記メラニン前駆体を含有する組成物を用いる方法は知られていない。
本発明は、毛髪に一時的な形付けを行い、例えば加齢に伴う毛髪のうねりを緩和することができる毛髪処理方法を提供することを課題とする。
本発明者は、所定のメラニン前駆体を含有する組成物を毛髪に塗布する工程、及び、所定範囲の温度で毛髪に形状を付与する工程を順に有する毛髪処理方法により、前記課題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明は下記工程(i)及び工程(ii)を順に有する毛髪処理方法に関する。
工程(i):次の成分(A)を含む組成物を毛髪に塗布する工程
(A)下記一般式(1)で表される化合物又はその塩
Figure 0006940078

〔式中、破線はπ結合の存在又は不存在を示す。Rは水酸基又はアセトキシ基を示す。Rは水素原子、又は−COOR(Rは水素原子、メチル基又はエチル基)を示す。Rは水素原子、アセチル基、メチル基又はエチル基を示す。〕
工程(ii):140℃未満の温度で毛髪に形状を付与する工程
本発明の毛髪処理方法によれば、毛髪に一時的な形付けを行うことができ、例えば、加齢に伴う毛髪のうねりを緩和し、毛髪のまとまり性を向上させることができる。
[毛髪処理方法]
本発明の毛髪処理方法(以下、「本発明の方法」ともいう)は、下記工程(i)及び工程(ii)を順に有する。
工程(i):次の成分(A)を含む組成物を毛髪に塗布する工程
(A)下記一般式(1)で表される化合物又はその塩
Figure 0006940078

〔式中、破線はπ結合の存在又は不存在を示す。Rは水酸基又はアセトキシ基を示す。Rは水素原子、又は−COOR(Rは水素原子、メチル基又はエチル基)を示す。Rは水素原子、アセチル基、メチル基又はエチル基を示す。〕
工程(ii):140℃未満の温度で毛髪に形状を付与する工程
本発明の方法は上記所定の工程(i)及び工程(ii)を順に有することで、毛髪に一時的な形付けを行い、例えば毛髪のうねりを緩和させることができるという効果を奏する。
本発明の方法により上記効果が得られる理由は以下のように考えられる。成分(A)はメラニン前駆体であり、毛髪内に浸透して酸化重合するとメラニン重合物(メラニン色素)となる。このメラニン重合物は染毛効果を有するだけでなく、当該重合物を含む毛髪に擬似的な可塑性が付与されるために、毛髪に付与した形状を維持する効果も有していると考えられる。
そこで、まず工程(i)を行ってメラニン前駆体である成分(A)を毛髪に供給し、その後に工程(ii)を行うと、メラニン重合物を含む毛髪の可塑性によって工程(ii)で毛髪に付与された形状が維持されやすくなり、温度をかけるとその効果が高まると推測される。
(工程(i))
工程(i)は、次の成分(A)を含む組成物を毛髪に塗布する工程である。
(A)下記一般式(1)で表される化合物又はその塩
Figure 0006940078

〔式中、破線はπ結合の存在又は不存在を示す。Rは水酸基又はアセトキシ基を示す。Rは水素原子、又は−COOR(Rは水素原子、メチル基又はエチル基)を示す。Rは水素原子、アセチル基、メチル基又はエチル基を示す。〕
工程(i)により、毛髪にメラニン前駆体である成分(A)が供給される。成分(A)は毛髪内に浸透した後、大気中の酸素により酸化重合してメラニン色素(メラニン重合物)を形成する。工程(i)で毛髪に成分(A)を供給した後に、工程(ii)において所定条件で毛髪に形状を付与すると、高い形状付与効果を発現する。
工程(i)で用いる組成物は成分(A)を含むものであれば特に制限はないが、シャンプー等の毛髪洗浄剤、リンス、コンディショニング剤、トリートメント剤(洗い流さないタイプを含む)、スタイリング剤、染毛剤、育毛剤等が挙げられる。これらの中でも、好ましくはリンス、コンディショニング剤、トリートメント剤、又はスタイリング剤である。
組成物の剤型には特に制限はなく、例えば液体状、泡状、ペースト状、クリーム状、固形状、粉末状等、任意の剤型とすることが可能である。毛髪への塗布性の観点からは、液体状、ペースト状又はクリーム状とすることが好ましい。
<成分(A)>
工程(i)で用いる組成物は、下記一般式(1)で表される化合物又はその塩である成分(A)を含有する。成分(A)は空気酸化により重合してメラニン重合物(メラニン色素)に変換されるメラニン前駆体であり、その重合物は処理後の毛髪に対し形状付与効果を有するとともに、毛髪の染色剤としても作用する。
Figure 0006940078

〔式中、破線はπ結合の存在又は不存在を示す。Rは水酸基又はアセトキシ基を示す。Rは水素原子、又は−COOR(Rは水素原子、メチル基又はエチル基)を示す。Rは水素原子、アセチル基、メチル基又はエチル基を示す。〕
成分(A)のメラニン前駆体は、一般式(1)で表される化合物であるインドール誘導体又はインドリン誘導体、又はこれらの塩であり、本発明においてはその1種又は2種以上の組み合わせを用いることができる。成分(A)は、本発明の効果を得る観点からインドール誘導体(すなわち、一般式(1)中の破線部分にπ結合が存在する)であることがより好ましい。
成分(A)の入手性、及び毛髪への形状付与効果の観点から、一般式(1)において、Rは好ましくは水酸基であり、Rは好ましくは水素原子又は−COOR(Rは水素原子、メチル基又はエチル基)、より好ましくは水素原子又は−COOHである。Rは好ましくは水素原子である。
前記一般式(1)で表される化合物としては、5,6−ジヒドロキシインドール、5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸、5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸メチル、5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸エチル、N−メチル−5,6−ジヒドロキシインドール、N−メチル−5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸、N−エチル−5,6−ジヒドロキシインドール、N−エチル−5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸、N−アセチル−5,6−ジヒドロキシインドール、N−アセチル−5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸、5−アセトキシ−6−ヒドロキシインドール、5−アセトキシ−6−ヒドロキシインドール−2−カルボン酸、5,6−ジヒドロキシインドリン、5,6−ジヒドロキシインドリン−2−カルボン酸、5,6−ジヒドロキシインドリン−2−カルボン酸メチル、5,6−ジヒドロキシインドリン−2−カルボン酸エチル、N−メチル−5,6−ジヒドロキシインドリン、N−メチル−5,6−ジヒドロキシインドリン−2−カルボン酸、N−エチル−5,6−ジヒドロキシインドリン、N−エチル−5,6−ジヒドロキシインドリン−2−カルボン酸、N−アセチル−5,6−ジヒドロキシインドリン、N−アセチル−5,6−ジヒドロキシインドリン−2−カルボン酸、5−アセトキシ−6−ヒドロキシインドリン、5−アセトキシ−6−ヒドロキシインドリン−2−カルボン酸、等が挙げられる。
前記一般式(1)で表される化合物の塩としては、該化合物の塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、乳酸塩、クエン酸塩等が挙げられ、なかでも、入手性の観点から、臭化水素酸塩が好ましい。
また一般式(1)においてRが−COOHである場合、一般式(1)で表される化合物の塩としては、そのカルボン酸塩(Rが−COO(Xは、Na、K等のアルカリ金属イオン、Ca、Mg等のアルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオンなどの陽イオン)である)が挙げられる。
毛髪への形状付与効果及び染毛性の観点から、成分(A)としては5,6−ジヒドロキシインドール、5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸、5,6−ジヒドロキシインドリン、5,6−ジヒドロキシインドリン−2−カルボン酸、及びこれらの塩からなる群から選ばれる1種又は2種以上が好ましく、5,6−ジヒドロキシインドール、5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸、及び5,6−ジヒドロキシインドリン臭化水素酸塩からなる群から選ばれる1種又は2種以上がより好ましく、5,6−ジヒドロキシインドール及び5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸からなる群から選ばれる1種又は2種がさらに好ましく、毛髪への形状付与効果及び染毛性のバランスの観点から、5,6−ジヒドロキシインドール及び5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸を併用することがよりさらに好ましい。
5,6−ジヒドロキシインドール及び5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸を併用する場合は、そのモル比は50:50〜99:1の範囲とすることが好ましく、80:20〜99:1の範囲とすることがより好ましく、85:15〜95:5の範囲とすることがさらに好ましい。5,6−ジヒドロキシインドール及び5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸のモル比が上記範囲であると、毛髪への形状付与効果及び染毛性がより向上する。
5,6−ジヒドロキシインドールと5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸とのモル比は、逆相HPLCにより定量することができる。
組成物中の成分(A)の含有量は、毛髪への形状付与効果及び染毛性の観点から、好ましくは0.02質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.1質量%以上であり、経済性の観点から、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、さらに好ましくは2質量%以下、よりさらに好ましくは1質量%以下である。
〔アルカリ剤〕
工程(i)で用いる組成物は、アルカリ剤を含有することが好ましい。アルカリ剤は毛髪を膨潤させてキューティクルを開き、成分(A)等を毛髪の内部まで浸透させると共に、成分(A)の毛髪内での重合反応を促進し、染毛性、毛髪のうねり緩和、まとまり性を向上させる作用を有する。アルカリ剤としては、通常の染毛剤に使用されるアルカリ剤であれば特に制限なく用いることができる。
当該アルカリ剤としては、例えば、アンモニア;モノ−、ジ−又はトリメタノールアミン、モノ−、ジ−又はトリエタノールアミン等のアルカノールアミン;メチルアミン、ジメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、N−メチルエチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン等のアルキルアミン;ベンジルアミン等のアラルキルアミン;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機アルカリ化合物等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。アルカノールアミン、アルキルアミン、又はアラルキルアミンの炭素数は、水溶性の観点から、好ましくは10以下、より好ましくは8以下である。
なかでも、成分(A)を毛髪の内部まで浸透させる観点からは、アルカリ剤はアンモニア、アルカノールアミン、アルキルアミン、アラルキルアミン、水酸化ナトリウム、及び水酸化カリウムからなる群から選ばれる1種又は2種以上が好ましく、アンモニア及びアルカノールアミンからなる1種又は2種以上を含むことがより好ましく、モノアルカノールアミンを含むことがさらに好ましく、モノエタノールアミンを含むことがよりさらに好ましい。
組成物中のアルカリ剤の含有量は、成分(A)等を毛髪の内部まで浸透させると共に、成分(A)の毛髪内での重合反応を促進し、染毛性、毛髪のうねり緩和、まとまり性を向上させる観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、さらに好ましくは0.5質量%以上であり、刺激性を抑制する観点から、好ましくは10質量%以下、より好ましくは7.5質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下である。
〔pH調整剤〕
工程(i)で用いる組成物は、成分(A)の重合に最適なpH範囲に調整することにより成分(A)の毛髪内での重合反応を促進し、毛髪への形状付与効果を高める観点から、pH調整剤を含有することができる。工程(i)で用いる組成物が前記アルカリ剤を含有する場合は、本発明に用いるpH調整剤としてはプロトン化剤が好ましい。プロトン化剤は一塩基酸及び多塩基酸のいずれでもよく、有機酸(炭素数1以上8以下、但しアスコルビン酸を除く)及び無機酸のいずれでもよい。当該プロトン化剤としては、例えば、塩酸、硫酸、リン酸、ギ酸、酢酸、クエン酸からなる群から選ばれる1種又は2種以上が挙げられ、リン酸及びクエン酸からなる群から選ばれる1種又は2種がより好ましい。
pH調整剤を用いる場合、その含有量は、組成物のpHを所望の範囲に調整できる量であれば特に制限はないが、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、さらに好ましくは0.2質量%以上である。また、処方安定性の観点からは、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは4.0質量%以下、さらに好ましくは3.5質量%以下である。
〔pH〕
工程(i)で用いる組成物のpHは、成分(A)等を毛髪の内部まで浸透させると共に、成分(A)の毛髪内での重合反応を促進し、毛髪への形状付与効果の観点、染毛性、毛髪のうねり緩和、まとまり性向上の観点から、好ましくは8.0以上、より好ましくは8.5以上、さらに好ましくは9.0以上である。メラニン前駆体である成分(A)は塩基性条件で空気中の酸素と反応して重合しやすいためである。当該pHは、染毛性向上、及び毛髪へのダメージ抑制の観点から、好ましくは12.0以下、より好ましくは11.0以下、さらに好ましくは10.5以下である。
上記pHは25℃における測定値であり、具体的には実施例に記載の方法により測定できる。
〔酸化防止剤〕
工程(i)で用いる組成物は、酸化防止剤を含有することが好ましい。酸化防止剤を含有すると、毛髪内以外で起こる成分(A)の酸化重合を抑制できるため、毛髪への形状付与効果がより向上する。
酸化防止剤としては、亜硫酸、アスコルビン酸、L−システイン、N−アセチル−L−システイン及びそれらの塩が挙げられる。成分(A)の安定化、毛髪への形状付与効果、及び染毛性向上の観点からは亜硫酸、アスコルビン酸及びそれらの塩からなる群から選ばれる1種又は2種以上が好ましい。
酸化防止剤を用いる場合、その含有量は、組成物中、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%、さらに好ましくは0.5質量%以上、よりさらに好ましくは0.8質量%以上であり、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下、さらに好ましくは2質量%以下である。
〔水性媒体〕
工程(i)で用いる組成物は、通常、水性媒体を含有する。水性媒体としては、水;エタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール;1,3−ブチレングリコール、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール等の炭素数6以下の低分子ジオール及びトリオールが挙げられ、水が好ましい。組成物中の水性媒体の含有量は、組成物の剤型により適宜選択することができるが、通常、1〜95質量%の範囲である。水性媒体として水を用いる場合には、組成物の毛髪への塗布し易さ、乳化形態とする場合の安定性、毛髪のうねり緩和、まとまり性向上の観点から、組成物中の水の含有量は、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%以上、さらに好ましくは70質量%であり、また、好ましくは95質量%以下、より好ましくは90質量%以下である。
工程(i)で用いる組成物は、成分(A)の他、毛髪化粧料又は染毛剤に通常使用される成分を、本発明の目的を損なわない範囲で適宜含有してもよい。当該成分としては、例えば、成分(A)以外の染色剤、界面活性剤、ポリマー、シリコーン、芳香族アルコール、油剤、抗フケ剤、ビタミン剤、殺菌剤、抗炎症剤、防腐剤、キレート剤、保湿剤、パール剤、セラミド類、香料、紫外線吸収剤等が挙げられる。
〔成分(A)以外の染色剤〕
工程(i)で用いる組成物は、さらに、成分(A)以外の染色剤を含有してもよい。当該染色剤としては、通常染毛剤に用いられる酸化染料(プレカーサー及びカップラーから構成される)、直接染料が挙げられる。
成分(A)以外の上記染色剤は、1種又は2種以上を用いることができる。当該染色剤のうち酸化染料を構成するプレカーサーとしてはパラフェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、パラアミノフェノール、4−アミノメタクレゾール、1−ヒドロキシエチル−4,5−ジアミノピラゾール並びにこれらの塩、カップラーとしては2,4−ジアミノフェノキシエタノール、メタアミノフェノール、2−メチル−5−アミノフェノール、レゾルシン、2−メチルレゾルシン、4−クロロレゾルシン、1−ナフトール、2−アミノ−3−ヒドロキシピリジン、2−アミノ−4−(β−ヒドロキシエチル)アミノアニソール、並びにこれらの塩が好ましい。
成分(A)以外の染色剤を用いる場合、その含有量は、染毛性向上の観点から、組成物中、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.02質量%以上であり、毛髪への形状付与効果の観点からは、好ましくは1質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下である。
毛髪への形状付与効果の観点からは、組成物中の成分(A)以外の染色剤の含有量は、さらに好ましくは0.05質量%以下、よりさらに好ましくは0.03質量%以下、さらに好ましくは0.01質量%以下であり、成分(A)以外の染色剤を実質的に含有しないことがよりさらに好ましい。
〔界面活性剤〕
工程(i)で用いる組成物は、さらに、界面活性剤を含有してもよい。界面活性剤を含有すると、該組成物が毛髪化粧料である場合にその効果を有効に発現させることができる。界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、及び非イオン性界面活性剤が挙げられる。界面活性剤を用いる場合、組成物がトリートメント剤、スタイリング剤、染毛剤である場合は少なくとも非イオン性界面活性剤を含有することが好ましく、組成物がリンス、コンディショニング剤である場合は少なくともカチオン性界面活性剤を含有することが好ましい。また、組成物がシャンプー等の毛髪洗浄剤である場合は少なくともアニオン性界面活性剤を含有し、さらに両性界面活性剤を含有することが好ましい。
〔ポリマー〕
工程(i)で用いる組成物は、ポリマーを含有することができる。ポリマーとしてはアニオン性ポリマー、カチオン性ポリマー、及び非イオン性ポリマーからなる群から選ばれる1種又は2種以上を、組成物の用途や求める性状、性能に応じて適宜選択して用いることができる。例えば組成物がスタイリング剤のような形状を付与する剤である場合には、毛髪の表面に皮膜を形成して形状維持性を付与する観点から、アニオン性ポリマーを含有することが好ましい。
≪アニオン性ポリマー≫
本発明に用いるアニオン性ポリマーとしては、塗布性を良好にする観点、毛髪の表面に皮膜を形成して毛髪の感触を良好にする観点から、下記一般式(3)で表される構成単位を含む重合体(a)(以下、単に「重合体(a)」ともいう)が好ましい。
Figure 0006940078

〔式中、Rは水素原子又はカルボキシ基を示し、Rは水素原子又はメチル基を示す。〕
上記一般式(3)で表される構成単位を含む重合体(a)は他の構成単位を含有してもよいが、塗布性を良好とする観点、毛髪の感触を良好にする観点から、重合体中の前記一般式(3)で表される構成単位の含有量は、好ましくは20質量%以上、より好ましくは40質量%以上、さらに好ましくは50質量%以上、よりさらに好ましくは70質量%以上である。また、上限は100質量%である。
アニオン性ポリマーの重量平均分子量は、通常1,000〜1,000,000の範囲であり、好ましくは10,000以上、より好ましくは20,000以上であり、好ましくは500,000以下、より好ましくは200,000以下である。当該重量平均分子量はゲルろ過クロマトグラフィー(GPC)により測定したポリエチレングリコール換算の分子量である。
市販のアニオン性ポリマーのうち重合体(a)の具体例としては、カーボポール980、981(以上、Lubrizol Advanced Materials社)等のカルボキシビニルポリマー;ダイヤホールド(三菱化学(株))等の(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体;プラスサイズL−53P、L−75CB、L−9540B、L−6466、L−3200B(互応化学工業(株))等の(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP;ウルトラホールド8、ウルトラホールド・ストロング(以上、BASF社)、アンフォーマーV−42(ナショナルスターチ社)等のアクリル酸/アクリル酸アルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体;ルビフレックスVBM35(BASF社)等のポリビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体等が挙げられる。
工程(i)で用いる組成物にポリマーを含有させる場合、その含有量は、染毛性向上の観点、及び、アニオン性ポリマーの場合は塗布性を良好にする観点、毛髪の感触を良好にする観点から、組成物中、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.005質量%以上、さらに好ましくは0.01質量%以上、よりさらに好ましくは0.05質量%以上であり、また、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下、さらに好ましくは3質量%以下、よりさらに好ましくは1質量%以下である。
〔塗布工程〕
工程(i)では、前記組成物を毛髪に塗布する工程(以下「塗布工程」ともいう)を行う。塗布工程を行うことにより毛髪内に成分(A)を浸透させ、毛髪への形状付与効果を発現させることができる。
組成物は乾燥した毛髪に対して塗布しても、濡れた毛髪に対して塗布してもよいが、毛髪に強固に形状を付与する観点から、乾燥した毛髪に塗布することが好ましい。
組成物を塗布する方法は特に限定されず、例えば、毛髪に組成物を揉み込む、毛髪に手櫛を通す等の手を用いる方法;刷毛、櫛、ブラシ等の道具を用いる方法、及びその両者の組み合わせが挙げられる。
塗布工程における温度は特に制限されないが、好ましくは40℃以下、より好ましくは35℃以下の温度下で行う。また、毛髪内に組成物中の成分(A)を浸透させて毛髪への形状付与効果を高める観点から、塗布工程における温度は、好ましくは5℃以上、より好ましくは10℃以上である。
工程(i)において毛髪に塗布する組成物の量は、毛髪内に組成物中の成分(A)を浸透させて毛髪への形状付与効果を高める観点から、毛髪の質量に対する浴比(組成物の質量/毛髪の質量)で、好ましくは0.05以上、より好ましくは0.1以上、さらに好ましくは0.25以上であり、また、毛髪上からの組成物の垂れ落ちを抑制し、成分(A)を毛髪内へ効果的に浸透させて毛髪への形状付与効果を高める観点から、好ましくは1.5以下、より好ましくは1.25以下である。処理の対象となる毛髪は、頭髪の少なくとも一部であればよい。
毛髪内に組成物中の成分(A)を浸透させて毛髪への形状付与効果を高める観点からは、本発明の方法は、工程(i)と工程(ii)との間に、前記組成物を塗布した状態で毛髪を1分以上放置する工程を有することが好ましい。
毛髪内に組成物中の成分(A)を浸透させる観点から、放置時間は、より好ましくは3分以上、さらに好ましくは5分以上である。また、効果的に処理を行う観点から、放置時間は好ましくは30分以下である。
上記毛髪を放置する工程は、工程(i)の直後であって工程(ii)よりも前に行うことが好ましい。
毛髪を放置する工程における温度は特に制限されないが、好ましくは40℃以下、より好ましくは35℃以下の温度下で行う。また、毛髪内に組成物中の成分(A)を浸透させて毛髪への形状付与効果を高める観点から、好ましくは10℃以上、より好ましくは15℃以上の温度下で行う。
本発明の方法は、毛髪に塗布した組成物の残留物を除去し、毛髪の形状付与効果を高める観点から、工程(i)と工程(ii)との間に、毛髪をすすぐ工程(以下「すすぎ工程」ともいう)を有することが好ましい。すすぎ工程では、例えば、工程(i)で毛髪に塗布した組成物を水で洗い流す等の操作を行う。前記毛髪を放置する工程を行う場合は、その後にすすぎ工程を行うことが好ましい。
すすぎ工程を行った後、後述する工程(ii)の前に、さらに毛髪洗浄剤等を用いて毛髪を洗浄する工程を行ってもよい。
また工程(ii)で毛髪に強固に形状を付与する観点からは、すすぎ工程を行った後、工程(ii)の前に毛髪を乾燥させる工程を行ってもよい。
(工程(ii))
工程(ii)は、140℃未満の温度で毛髪に形状を付与する工程である。具体的には、140℃未満の温度を毛髪に加えながら又は温度を加えずに毛髪に形状を付与する工程である。工程(i)で毛髪内に浸透させた成分(A)が毛髪内において重合すると、当該重合物を含んだ毛髪に擬似的な可塑性が付与され、その後に工程(ii)を行うことにより、毛髪に付与した形状が完全には元に戻らずに保持されると推測される。
工程(ii)で毛髪に形状を付与する際の温度は、毛髪への形状付与効果の観点から、好ましくは25℃以上、より好ましくは45℃以上、さらに好ましくは60℃以上であり、毛髪のダメージを抑制する観点から、好ましくは100℃以下、より好ましくは90℃以下、さらに好ましくは80℃以下である。
工程(ii)における毛髪に形状を付与する工程(以下「形状付与工程」ともいう)は、乾燥した毛髪に対し行ってもよく、濡れた毛髪に対して行ってもよい。
工程(ii)において毛髪に付与される形状には特に制限はなく、工程(ii)に供される形状付与前の毛髪とは異なる形状であればよい。例えばストレートの毛髪にカール形状を付与してもよく、うねりのある毛髪に対し、うねりを緩和させた形状を付与してもよい。ここで、「うねりを緩和させた形状」には、うねりのある形状を伸ばして直線状に近づけることをいい、その程度は限定されず、ストレート形状も含まれる。
中でも本発明における工程(ii)は、前記温度で、うねりのある毛髪に対しうねりを緩和させた形状を付与する工程であることが好ましい。
形状付与方法は特に限定されないが、前記温度で、少なくとも毛髪を根元から毛先方向に向かって伸ばしながら形状を付与することが好ましい。例えば毛髪を梳かしながらブロー乾燥する方法や、前記温度に設定したヘアアイロンで毛髪を挟み、毛髪の根元から毛先方向にスライドさせて伸ばしながら毛髪に形状を付与する方法が挙げられる。形状付与効果を得る観点から、毛髪を梳かしながらブロー乾燥する方法は濡れた毛髪に適用することが好ましく、ヘアアイロンを用いる方法は乾燥した毛髪に適用することが好ましい。
毛髪を梳かしながらブロー乾燥する方法としては、具体的には、タオルドライ後の濡れた毛髪を手櫛、刷毛、櫛、ブラシ等により毛髪の根元から毛先方向に梳かしながら、140℃未満の温度に設定したドライヤーで毛髪が乾燥するまで送風する方法が挙げられる。
ヘアアイロンを用いる方法としては、具体的には、140℃未満の温度に設定したヘアアイロンで乾燥した毛髪を挟み、毛髪の根元から毛先方向にスライドさせながら毛髪に形状を付与する方法が挙げられる。例えばフラットタイプのヘアアイロンを用いた場合、毛先方向にまっすぐにスライドさせれば毛髪のうねりを緩和させた形状を付与することができる。
毛髪のうねりを緩和させる場合は、毛髪の根元から毛先にかけて適度なテンションをかけることができ、毛髪への形状付与効果を高める観点から、毛髪を梳かしながらブロー乾燥する方法を用いることが好ましく、この際にブラシ等を用いて行うことがより好ましい。
本発明における工程(ii)が、前記温度で、ストレートの毛髪に対しカール形状を付与する工程である場合、形状付与方法としては、例えば毛髪をロールブラシ等に巻きつけながらブロー乾燥する方法や、前記温度に設定したヘアアイロンで毛髪を挟んで巻きつけながら毛髪に形状を付与する方法が挙げられる。なかでも、毛髪の根元から毛先にかけて適度なテンションをかけることができ、毛髪への形状付与効果を高める観点から、毛髪の根元から毛先方向にテンションをかけながらブロー乾燥する方法が好ましく、毛髪をロールブラシに巻きつけながらブロー乾燥する方法がより好ましい。
本発明の毛髪処理方法は、毛髪タンパクを化学的に変性させるような還元剤を含む毛髪処理剤や、pH12を超える毛髪処理剤を毛髪に適用する工程は含まない。本発明の毛髪処理方法は、毛髪にダメージを与えることなく一時的な形付けを行うことができ、例えば、加齢に伴う毛髪のうねりを緩和し、毛髪のまとまり性を向上させることができる。
上述の実施形態に関し、本発明は以下の毛髪処理方法を開示する。
<1> 下記工程(i)及び工程(ii)を順に有する毛髪処理方法。
工程(i):次の成分(A)を含む組成物を毛髪に塗布する工程
(A)下記一般式(1)で表される化合物又はその塩
Figure 0006940078

〔式中、破線はπ結合の存在又は不存在を示す。Rは水酸基又はアセトキシ基を示す。Rは水素原子、又は−COOR(Rは水素原子、メチル基又はエチル基)を示す。Rは水素原子、アセチル基、メチル基又はエチル基を示す。〕
工程(ii):140℃未満の温度で毛髪に形状を付与する工程
<2> 下記工程(i)及び工程(ii)を順に有する毛髪処理方法。
工程(i):次の成分(A)を0.02質量%以上5質量%以下含む組成物を毛髪に塗布する工程
(A)下記一般式(1)で表される化合物又はその塩
Figure 0006940078

〔式中、破線はπ結合の存在又は不存在を示す。Rは水酸基又はアセトキシ基を示す。Rは水素原子、又は−COOR(Rは水素原子、メチル基又はエチル基)を示す。Rは水素原子、アセチル基、メチル基又はエチル基を示す。〕
工程(ii):25℃以上140℃未満の温度で毛髪に形状を付与する工程
<3> 下記工程(i)及び工程(ii)を順に有する毛髪処理方法。
工程(i):次の成分(A)を0.02質量%以上5質量%以下含み、pHが8.0以上12.0以下の組成物を毛髪に塗布する工程
(A)下記一般式(1)で表される化合物又はその塩
Figure 0006940078

〔式中、破線はπ結合の存在又は不存在を示す。Rは水酸基又はアセトキシ基を示す。Rは水素原子、又は−COOR(Rは水素原子、メチル基又はエチル基)を示す。Rは水素原子、アセチル基、メチル基又はエチル基を示す。〕
工程(ii):25℃以上140℃未満の温度で毛髪に形状を付与する工程
<4> 下記工程(i)及び工程(ii)を順に有する毛髪処理方法。
工程(i):次の成分(A)を0.02質量%以上5質量%以下含む組成物を毛髪に塗布する工程
(A)下記一般式(1)で表される化合物又はその塩
Figure 0006940078

〔式中、破線はπ結合の存在又は不存在を示す。Rは水酸基又はアセトキシ基を示す。Rは水素原子、又は−COOR(Rは水素原子、メチル基又はエチル基)を示す。Rは水素原子、アセチル基、メチル基又はエチル基を示す。〕
工程(ii):45℃以上140℃未満の温度で毛髪に形状を付与する工程
<5> 下記工程(i)及び工程(ii)を順に有する毛髪処理方法。
工程(i):次の成分(A)を0.02質量%以上5質量%以下含み、pHが8.0以上12.0以下の組成物を毛髪に塗布する工程
(A)下記一般式(1)で表される化合物又はその塩
Figure 0006940078

〔式中、破線はπ結合の存在又は不存在を示す。Rは水酸基又はアセトキシ基を示す。Rは水素原子、又は−COOR(Rは水素原子、メチル基又はエチル基)を示す。Rは水素原子、アセチル基、メチル基又はエチル基を示す。〕
工程(ii):45℃以上140℃未満の温度で毛髪に形状を付与する工程
<6> 工程(i)において毛髪に塗布する組成物の量が、毛髪の質量に対する浴比(組成物の質量/毛髪の質量)で、0.05以上1.5以下である<1>〜<5>のいずれか1に記載の毛髪処理方法。
<7> 工程(i)と工程(ii)との間に、組成物を塗布した状態で、40℃以下の温度で、毛髪を1分以上30分以下放置する工程を有する<1>〜<6>のいずれか1に記載の毛髪処理方法。
<8> 工程(i)と工程(ii)との間に、毛髪をすすぐ工程を有する<1>〜<7>のいずれか1に記載の毛髪処理方法。
<9> 工程(ii)が、うねりのある毛髪に対しうねりを緩和させた形状を付与する工程である<1>〜<8>のいずれか1に記載の毛髪処理方法。
<10> 工程(ii)が、ストレートの毛髪にカール形状を付与する工程である<1>〜<9>のいずれか1に記載の毛髪処理方法。
<11> 工程(ii)を、毛髪を梳かしながらブロー乾燥することにより行う<1>〜<10>のいずれか1に記載の毛髪処理方法。
<12> 工程(ii)を、ヘアアイロンで毛髪を挟むことにより行う<1>〜<10>のいずれか1に記載の毛髪処理方法。
<13> 工程(ii)を、毛髪を根元から毛先方向に向かって伸ばしながら行う<1>〜<12>のいずれか1に記載の毛髪処理方法。
<14> 前記組成物が毛髪洗浄剤、リンス、コンディショニング剤、トリートメント剤、スタイリング剤、染毛剤、又は育毛剤である<1>〜<13>のいずれか1に記載の毛髪処理方法。
<15> 下記工程(i)及び工程(ii)を順に有し、工程(i)と工程(ii)との間に、下記組成物を塗布した状態で、10℃以上40℃以下の温度で、毛髪を1分以上30分以下放置する工程、及び毛髪をすすぐ工程を有する毛髪処理方法。
工程(i):次の成分(A)を0.02質量%以上5質量%以下含み、pHが8.0以上12.0以下の組成物を、毛髪の質量に対する浴比(組成物の質量/毛髪の質量)で、0.25以上1.5以下となる量で毛髪に塗布する工程
(A)下記一般式(1)で表される化合物又はその塩
Figure 0006940078

〔式中、破線はπ結合の存在又は不存在を示す。Rは水酸基又はアセトキシ基を示す。Rは水素原子、又は−COOR(Rは水素原子、メチル基又はエチル基)を示す。Rは水素原子、アセチル基、メチル基又はエチル基を示す。〕
工程(ii):25℃以上140℃未満の温度をかけながら、ブロー乾燥又はヘアアイロンで毛髪を挟み、毛髪を根元から毛先方向に向かって伸ばしながらうねりのある毛髪に対しうねりを緩和させた形状を毛髪に付与する工程
<16> 下記工程(i)及び工程(ii)を順に有し、工程(i)と工程(ii)との間に、下記組成物を塗布した状態で、10℃以上40℃以下の温度で、毛髪を1分以上30分以下放置する工程、及び毛髪をすすぐ工程を有する毛髪処理方法。
工程(i):次の成分(A)を0.02質量%以上5質量%以下含み、pHが8.0以上12.0以下の組成物を、毛髪の質量に対する浴比(組成物の質量/毛髪の質量)で、0.25以上1.5以下となる量で毛髪に塗布する工程
(A)下記一般式(1)で表される化合物又はその塩
Figure 0006940078

〔式中、破線はπ結合の存在又は不存在を示す。Rは水酸基又はアセトキシ基を示す。Rは水素原子、又は−COOR(Rは水素原子、メチル基又はエチル基)を示す。Rは水素原子、アセチル基、メチル基又はエチル基を示す。〕
工程(ii):25℃以上140℃未満の温度で、毛髪の根元から毛先方向にテンションをかけながらブロー乾燥することにより、ストレートの毛髪にカール形状を付与する工程
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明は実施例の範囲に限定されない。
〔pH測定〕
pHメーター(F−51、株式会社堀場製作所製)を用いて、毛髪処理用組成物(毛髪化粧料)の25℃におけるpHを測定した。
〔組成物の調製〕
下記の方法で毛髪化粧料である毛髪処理用の組成物A〜Hを調製した。調製した組成物は、窒素雰囲気下で保管し、毛髪に塗布する直前に分取し、後述の評価を実施した。
製造例1(組成物Aの調製)
表1に示す成分のうち、溶液(A1)、亜硫酸ナトリウム及びアスコルビン酸以外の成分を混合し、均一に溶解した。次いで、調製した溶液に、窒素雰囲気下で溶液(A1)、亜硫酸ナトリウム及びアスコルビン酸を添加し、組成物Aを調製した。
製造例2(組成物B〔比較用〕の調製)
製造例1において、溶液(A1)を添加しなかったこと以外は、製造例1と同様にして組成物Bを調製した。
製造例3(組成物Cの調製)
製造例1において、リン酸を添加しなかったこと、及び、組成物のpHが7になるようにモノエタノールアミンを適量添加したこと以外は、製造例1と同様にして組成物Cを調製した。
製造例4(組成物Dの調製)
製造例1において、アスコルビン酸を添加しなかったこと以外は、製造例1と同様にして組成物Dを調製した。
製造例5〜6(組成物E,Fの調製)
製造例1において、溶液(A1)に代えて後述する溶液(A2)又は溶液(A3)を使用したこと以外は、製造例1と同様にして組成物E、Fを調製した。
製造例7〜8(組成物G,Hの調製)
表1に示す成分のうち、溶液(A1)、亜硫酸ナトリウム及びアスコルビン酸以外の成分を混合し、均一に溶解した。このとき、組成物Gについては後述する酸化染料X、組成物Hについては後述する酸化染料Yを添加した。次いで、調製した溶液に、窒素雰囲気下で溶液(A1)、亜硫酸ナトリウム及びアスコルビン酸を添加し、組成物G,Hを調製した。
Figure 0006940078
表1に記載の成分は下記である。なお表1に記載の配合量(質量%)は、いずれも有姿である。
1)(A1);特許第5570161号公報に記載された方法により製造した溶液(5,6−ジヒドロキシインドール:1質量%、5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸:0.14質量%、エタノール:20質量%、水:残部)
2)(A2);5,6−ジヒドロキシインドール溶液(MATRIX SCIENTIFIC社製、5,6−ジヒドロキシインドール:1質量%、エタノール:20質量%、水:残部)
3)(A3);5,6−ジヒドロキシインドリン臭化水素酸塩溶液(AK−scientific社製、5,6−ジヒドロキシインドリン臭化水素酸塩:1質量%、エタノール:20質量%、水:残部)
4)酸化染料X;トルエン2,5−ジアミン硫酸塩、パラアミノフェノール、メタアミノフェノール、レゾルシン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール塩酸塩、5−アミノオルトクレゾール、パラフェニレンジアミン硫酸塩、各0.005質量%(組成物全量に対する量)
5)酸化染料Y;2−メチルレゾルシン、4−アミノメタクレゾール、2−アミノ−3−ヒドロキシピリジン、2−アミノ−4−(β−ヒドロキシエチル)アミノアニソール硫酸塩、4−クロロレゾルシン、1−ナフトール、1−ヒドロキシエチル−4,5−ジアミノピラゾール硫酸塩、各0.005質量%(組成物全量に対する量)
6)アスコルビン酸;L−アスコルビン酸結晶(DSM Nutritional Products(UK)Ltd.製)
7)亜硫酸ナトリウム;精製無水亜硫酸ソーダ(大東化学(株)製)
8)カルボキシビニルポリマー;カーボポール981POLYMER(Lubrizol Advanced Materials,Inc.)
9)モノエタノールアミン(三井化学(株)製)
10)リン酸;食品添加物75%燐酸(日本化学工業(株)製、リン酸75質量%水溶液)
実施例1〜12、比較例1〜3(毛髪処理及び評価)
〔評価用毛束〕
化学的処理履歴のないコーカシアン人のカーリー毛を用いて、毛髪に軽く荷重をかけてまっすぐに伸ばした際の長さが30cm、重さが0.5gの毛束を作製した。この毛束を下記処方のシャンプーで洗浄、すすぎ流した後に、タオルで余分な水分を拭き取り、実験室条件下で12時間自然乾燥した後の毛束を評価に用いた。
<シャンプー処方> (質量%)
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム
(エマールE−27C(有効成分量:27質量%)、花王(株)) 57.4
ラウラミドDEA(アミノーン L−02、花王(株)製) 1.5
EDTA−2Na(フロスト DS、第一化学薬品(株)製) 0.3
リン酸(pH7.0に調整) 適 量
精製水 残 量
計 100
〔毛髪処理方法〕
<実施例1〜5及び7〜10、比較例1>
乾燥した評価用毛束に、表2に示す組成物を0.5g塗布し(工程(i);但し比較例1では工程(i)’とする)、1分間毛髪に均一になじませた後に、組成物を塗布した状態で30℃で5分静置した。次いで、40℃の水道水で30秒すすぎ流した後、タオルドライした。
ドライヤー(ダイソン社製「HD01」)の風量を「弱風」に設定し、吹き出し口の温度が表2に示す温度になるように調整し、吹き出し口を毛束の根元付近に密着させ、ロールブラシ(大阪ブラシ社製「R−20」)を用いて、3cm/secの速度で毛束の根元から毛先方向に梳かす操作を10回行うことにより工程(ii)を実施した。この操作について、表2には「工程(ii)(a)」と表記する。
<実施例6>
組成物Aを用いて工程(i)を行い、該組成物をすすぎ流しタオルドライするまでは実施例1と同様の操作を行った。
次いで室温で6時間自然乾燥し、130℃に設定したフラットタイプのヘアアイロン(クレイツ社製「CIS−W28N」)を用いて毛束の根元付近を挟み、6cm/secの速度で、根元から毛先方向にスライドする操作を3回行うことにより工程(ii)を実施した。この操作について、表2には「工程(ii)(b)」と表記する。
<実施例11>
組成物Aを用いて工程(i)を行い、該組成物を1分間毛髪になじませた後、直ぐに40℃の水道水で30秒すすぎ流したこと以外は、実施例1と同様の操作により毛髪を処理した。
<実施例12、比較例3>
表2に示す組成物を用いて工程(i)(比較例3では工程(i)’)を行い、該組成物をすすぎ流しタオルドライするまでは実施例1〜5及び7〜10、比較例1と同様の操作を行った。
次いで表2に示す温度、及び風量を「弱風」に設定したドライヤー(ダイソン社製「HD01」)の吹き出し口を毛束の根元付近に密着させ、10cm/secの速度で毛束の根元から毛先方向に指で梳かす操作を30回行うことにより工程(ii)を実施した。この操作について、表2には「工程(ii)(c)」と表記する。
<比較例2>
工程(ii)(a)を行わなかったこと以外は、実施例1と同様の操作により毛髪を処理した。
〔形状付与率I〕
未処理の評価用毛束に軽く荷重をかけてまっすぐに伸ばした際の毛束の長さをL(cm)とした。未処理の評価用毛束を洗浄し、自然乾燥した後の最長部分の長さをL(cm)、各例において上記毛髪処理を行った後の毛束の最長部分の長さをL(cm)とし、形状付与率I(%)を下記式に従って求めた。なお、L及びLは、毛束を上から吊り下げ、引っ張ることなく測定した長さである。すなわち、形状付与率Iが0%の場合は形状付与効果がなく、数値が大きいほど効果が高いこととなる。結果を表2に示す。
形状付与率I(%)=(L−L)/(L−L)×100
Figure 0006940078
表2から明らかなように、成分(A)を含有する組成物を用いて工程(i)及び工程(ii)の順で毛髪処理を行った実施例1〜12では、毛髪への形状付与効果が発現した。
これに対し、工程(i)において成分(A)を含有しない組成物Bを用いて毛髪処理を行った比較例1及び3、並びに工程(ii)を行わなかった比較例2では、毛髪への形状付与効果が発現しなかった。
実施例13、比較例4(毛髪処理及び評価)
〔評価用毛束〕
化学的処理履歴の無い日本人の直毛を用いて、毛髪を引っ張ってまっすぐに伸ばした際の長さが20cm、重さが1gの毛束を作製した。この毛束を前記処方のシャンプーで洗浄、すすぎ流した後に、タオルで余分な水分を拭き取り、実験室条件下で12時間自然乾燥した後の毛束を評価に用いた。
〔毛髪処理方法〕
乾燥した評価用毛束に、表3に示す組成物をそれぞれ1g塗布し(工程(i);但し比較例4では工程(i)’とする)、1分間毛髪に均一になじませた後に、組成物を塗布した状態で毛束を30℃で5分静置した。次いで、40℃の水道水で30秒すすぎ流した後、タオルドライした。
その後、毛束を根元から毛先までロールブラシ(大阪ブラシ社製「R−20」、ブラシ部を含めた径:40mm、ブラシ部を除いた芯部の径:17mm)に巻きつけ、ドライヤー(ダイソン社製「HD01」)の設定を実施例1と同じにし、吹き出し口を巻きつけた毛束に密着させ、5分間風をあて続けることにより工程(ii)を実施した。この操作について、表3には「工程(ii)(d)」と表記する。
〔形状付与率II〕
未処理の評価用毛束に軽く荷重をかけてまっすぐに伸ばした際の毛束の長さをL(cm)とした。上記毛髪処理において組成物の塗布(工程(i)又は工程(i)’)を省略した以外は同様の処理を行った後の毛束の最長部分の長さをLとし、各例において上記毛髪処理を行った後の毛束の最長部分の長さをL(cm)とし、形状付与率II(%)を下記式に従って求めた。なお、L及びLは、毛束を上から吊り下げ、引っ張ることなく測定した長さである。すなわち、形状付与率IIが100%以下の場合は形状付与効果がなく、数値が大きいほど形状付与効果が高いこととなる。結果を表3に示す。
形状付与率II(%)=(L−L)/(L−L)×100
〔外観評価〕
前記処理後の毛髪について、「浮き毛、ハネ毛」の有無、「まとまり」の観点から外観評価を行った。結果を表3に示す。
Figure 0006940078
表3の結果より以下のことが判る。
成分(A)を含有する組成物を用いて工程(i)及び工程(ii)の順で毛髪処理を行った実施例13では、工程(ii)においてカール形状を付与しながらブロー乾燥する方法(工程(ii)(d))においても、毛髪への形状付与効果が発現した。
これに対し、工程(i)において成分(A)を含有しない組成物Bを用いて毛髪処理を行った比較例4では、毛髪への形状付与効果が発現しなかった。
本発明の毛髪処理方法によれば、毛髪に一時的な形付けを行うことができ、例えば、加齢に伴う毛髪のうねりを緩和し、毛髪のまとまり性を向上させることができる。また本発明の毛髪処理方法では所定のメラニン前駆体を含有する組成物を用いるため、該メラニン前駆体の酸化重合により毛髪内にメラニン色素を形成して染毛することも可能である。

Claims (9)

  1. 下記工程(i)及び工程(ii)
    工程(i):(A)5,6−ジヒドロキシインドール、5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸及びこれらの塩からなる群から選ばれる1種又は2種以上を含む組成物を毛髪に塗布する工程
    工程(ii):45℃以上140℃未満の温度で毛髪に形状を付与する工程
    を順に有する毛髪処理方法であって、
    前記工程(ii)が、前記温度で、うねりのある毛髪に対しうねりを緩和させた形状を付与する工程、又は、前記温度で、ストレートの毛髪に対しカール形状を付与する工程であり、
    前記毛髪処理方法は、還元剤を含む毛髪処理剤、及びpH12を超える毛髪処理剤を毛髪に適用する工程を含まず、
    前記工程(i)と工程(ii)との間に、毛髪をすすぐ工程を有する、毛髪処理方法。
  2. 前記組成物のpHが8.0以上12.0以下である請求項1に記載の毛髪処理方法。
  3. 工程(ii)を、毛髪を根元から毛先方向に向かって伸ばしながら行う請求項1又は2に記載の毛髪処理方法。
  4. 工程(ii)を、毛髪を梳かしながらブロー乾燥することにより行う請求項1〜のいずれか1項に記載の毛髪処理方法。
  5. 前記組成物中の成分(A)の含有量が0.02質量%以上5質量%以下である請求項1〜のいずれか1項に記載の毛髪処理方法。
  6. 工程(i)と工程(ii)との間に、前記組成物を塗布した状態で毛髪を1分以上放置する工程を有する請求項1〜のいずれか1項に記載の毛髪処理方法。
  7. 工程(i)において毛髪に塗布する組成物の量が、毛髪の質量に対する浴比(組成物の質量/毛髪の質量)で、0.05以上1.5以下である請求項1〜のいずれか1項に記載の毛髪処理方法。
  8. 前記組成物が毛髪洗浄剤、リンス、コンディショニング剤、トリートメント剤、スタイリング剤、染毛剤、又は育毛剤である請求項1〜のいずれか1項に記載の毛髪処理方法。
  9. 前記組成物中の成分(A)以外の染色剤の含有量が、0.03質量%以下である請求項1〜のいずれか1項に記載の毛髪処理方法。
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