JP6933128B2 - Ip電話システム、ip電話システムに対応する携帯電話機およびデジタル電話交換機、並びに通信方法 - Google Patents

Ip電話システム、ip電話システムに対応する携帯電話機およびデジタル電話交換機、並びに通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、IP電話システム、IP電話システムに対応する携帯電話機およびデジタル電話交換機(IP−PBX)に係り、特に携帯電話機とデジタル電話交換機と内線電話機間の通信技術に関する。
近年、スマートフォンやクラウド型IP−PBXサービスの普及に伴い、個人所有のスマートフォンなどを会社の内線端末として業務利用する企業が増えてきている。しかし、個人所有のスマートフォンなどを会社の内線端末として利用する場合、通話料金やデータ通信料金が個人の携帯電話に課金されてしまい、個人の金銭的負担が大きくなる課題があった。
この問題を解決する技術として、特開2008−85817号公報(特許文献1)がある。この文献には、「コールバック対象となる電話番号が登録される記憶手段と、この記憶手段に登録された電話番号を発信者とする着信呼に対して、その着信呼が所定時間以内に呼放棄された場合にはその発信者に折り返し自動発信を行うコールバック手段と、この折り返し自動発信に応答した発信者からのダイヤルトーン信号を受信し、そのダイヤルトーン信号に従って前記発信者が接続された電話回線とは別の電話回線で中継発信を行い、中継発信先が応答したときには、その中継発信先と前記発信者との音声パスを接続する中継発信手段とを備えた電話装置において、前記中継発信手段は、前記折り返し自動発信に応答した発信者の電話機に中継発信に関する音声ガイダンスを送る手段を含むことを特徴とする電話装置」との記載がある。つまり、発信者から事業所の電話装置に電話をかけて所定時間内に呼を放棄し、事業所の電話装置が折り返し発信者へ電話をかけて発信者が応答し、発信者が中継発信する技術である。
係る技術によれば、個人所有のスマートフォンを会社の内線端末として利用しても、通話料金が個人の携帯電話に課金されないため個人の金銭的負担にならない、と言う効果がある。
特開2008−85817号公報
しかし、特許文献1に開示された技術では、個人所有のスマートフォンで発信を行う場合、会社の事業所に設置された電話機を含む電話装置において、発信元(発信者)、発信先(相手先)の両方と発信、通話を行わなければならない。このため、電話装置を管理する会社が負担する通話料金が倍かかる問題がある。さらに、スマートフォンのユーザは、一旦事業所の電話番号へダイヤルした後に、再度、相手先へダイヤルしなければならず、その操作が煩雑である。
そこで、本発明では、個人所有のスマートフォン(以下、携帯電話機と呼称する場合もある。)を会社の内線端末として利用した場合でも、個人および会社における通話時に発生する通話料金を抑えることができ、しかも、操作の煩雑が解消できる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、個人の電話機能を有する携帯端末(以下、携帯電話機と称する)、デジタル電話交換機(IP−PBXと呼称する場合もある。)、複数の音声通信系統(電話回線経路網)、を備えたIP電話システムにおいて、携帯電話機を内線端末として使用する際、個人が契約した契約プランおよび当該携帯電話機の無線環境、例えば、電話料金が無料や5分間無料などに応じて、通信系統(経路)を切換える制御手段を設ける。
例えば、代表的な本発明のIP電話システム、IP電話システムに対応する携帯電話機およびデジタル電話交換機、並びに通信方法の一つは、
携帯電話機、デジタル電話交換機、無線AP、電話機、前記携帯電話機と前記デジタル電話交換機と前記無線APと前記電話機とを中継する携帯電話網を含む電話網およびインターネット網、を備えたIP電話システムにおいて、
前記携帯電話機を内線端末として使用し、前記電話機へ発信操作を行ったとき、
前記携帯電話機が前記無線APに接続されている場合、
前記無線APの回線を経由して前記デジタル電話交換機に発信し、当該デジタル電話交換機を経由して前記電話機と通話を行う通信手段と、
前記無線APに未接続の場合、
前記携帯電話網の電話回線を使用した音声通信を利用して前記デジタル電話交換機経由で発信し、前記電話機と通話を行う音声通信手段と、
携帯電話網の電話回線を使用したデータ通信を利用して前記デジタル電話交換機経由で発信し、前記電話機と通話を行うデータ通信手段と、
前記音声通信手段と前記データ通信手段を切り替える制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記無線APに未接続の場合、
前記インターネット網に存在するWEBサーバから契約プラン情報を取得し、発信方法を判定する判定手段と、
前記取得した契約プラン情報が通話無料プランの場合、
前記音声通信手段での通話に切り替え、前記取得した契約プラン情報が所定時間通話無料プランの場合、所定時間経過前に、前記音声通信手段での通話経路を、前記データ通信手段での通話に切り替え、かつ、前記データ通信手段での通話に切替えた後、再度、前記音声通信手段を利用して前記デジタル電話交換機、経由で発信し、前記データ通信手段での通話を、前記音声通信手段での通話に切り替える通話切替制御手段と、
前記取得した契約プラン情報が前記以外の通話有料プランの場合は、
前記発信操作を行ったときに前記データ通信手段を利用して発信先番号を含む発信指示を前記デジタル電話交換機へ通知し、当該デジタル電話交換機を介して前記発信先の電話機へ発信する手段を含み、
前記発信先の電話機からの応答を、前記デジタル電話交換機を介して受信したとき、前記デジタル電話交換機を経由して前記発信先の電話機と前記携帯電話機の音声パスを構成し、前記発信先の電話機と前記携帯電話機間の通話を可能とする
ことを特徴とする。
本発明によれば、個人で所有するスマートフォンなどの携帯電話機を会社の内線端末として使用しても、個人および会社における通話時に発生する通話料金を抑えることができ、しかも、操作の煩雑が解消できる。
上記した以外の課題および効果は、以下の実施形態の説明により明らかである。
図1は、本発明の携帯電話機とIP−PBXを含んだIP電話システムの一構成例を示すブロック図である。 図2は、本発明の携帯電話機の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、本発明のIP−PBXの構成を示す機能ブロック図である。 図4Aは、本発明のIP電話システムにおける携帯電話機の通話料金が5分間無料時の発信動作を説明するシーケンス図であって、携帯電話機の電源投入時から通話監視タイマー起動時までの処理を示すシーケンス図である。 図4Bは、本発明のIP電話システムにおける携帯電話機の通話料金が5分間無料時の発信動作を説明するシーケンス図であって、電話応答時から電話切断時までの処理を説明するシーケンス図である。 図4Cは、本発明のIP電話システムにおける携帯電話機の通話料金が5分間無料時の発信動作を説明するシーケンス図であって、電話発信時からSIP切断時までの処理を説明するシーケンス図である。 図5は、本発明のIP電話システムにおける通話監視タイマー満了後、通話が無音状態中に音声パスを切り替える動作を説明するシーケンス図である。 図6Aは、本発明のIP電話システムにおける携帯電話機の通話料金が有料時の発信動作を説明するシーケンス図であって、携帯電話機の電源投入時から電話機のSIP応答までの処理を説明するシーケンス図である。 図6Bは、本発明のIP電話システムにおける携帯電話機の通話料金が有料時の通話中に、モバイル音声通信における通話中からWi−Fi通信における通話中に切り替える動作を説明するシーケンス図であって、電話発信応答から電話切断までの処理を説明するシーケンス図である。 図7Aは、本発明のIP電話システムにおいて携帯電話機がWi−Fi通信でIP−PBXを介して電話機と通話状態にWi−Fiの電波強度が低下した場合におけるシーケンス図であって、Wi−Fi通信における通話中からモバイル音声通信における通話中までの処理を説明するシーケンス図である。 図7Bは、本発明のIP電話システムにおいて携帯電話機がWi−Fi通信でIP−PBXを介して電話機と通話状態にWi−Fiの電波強度が低下した場合におけるシーケンス図であって、携帯電話機の切替要求からSIP切断処理後のモバイル音声通信における通話中までの処理を説明するシーケンス図である。 図8は、発信方法選択テーブルのデータ構成を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。本実施形態では、例えば、個人で所有する携帯電話機として、スマートフォンなどの携帯端末を会社の内線端末として使用するものとして説明する。
本発明のIP電話システムは、携帯電話機1に電源投入し、発信操作時に携帯電話機1が無線AP8に接続されている場合には、無線AP8のインターネット回線を経由して、IP−PBX2にアクセスし、発信通話を行う。
無線AP8に未接続の場合には、WEBサーバ10から契約プラン情報を取得し、契約プラン情報を参照して、以下のような通話制御を行う。
例えば、契約プラン情報が無制限で通話料金が無料の通話無料プランの場合は、携帯電話回線を使用して音声通信し、5分間通話無料プランの場合は、音声通信を利用してIP−PBX2経由で発信し、5分間経過前に携帯電話回線を使用したデータ通信での通話に切り替えて、音声通信を切断する。
音声通信の切替え後は、再度音声通信を利用してIP−PBX2経由の発信を行い、音声通信での通話に切り替え、データ通信での通話を切断し、前記発信、前記通話の切断の動作を繰り返す。
また、上記以外の通話有料プランの場合は、発信操作時にデータ通信を利用してIP−PBX2へ発信先番号を含む発信指示を通知し、当該発信指示を受信したIP−PBX2は、発信指示に格納された発信先番号を元に発信先の電話機9へ発信し、発信先の電話機9から応答があれば、直ぐに携帯電話機1へ発信し、携帯電話機1が自動で応答してIP−PBX2側で発信先の電話機9と携帯電話機1の音声パスを通すことで発信先と通話を可能とする。
以下、その実施例について説明する。
図1は、本発明の携帯電話機1とIP−PBX2を含んだIP電話システムの一構成例を示すブロック図である。
携帯電話機1は、移動通信制御局7と無線AP(Wireless LAN access point)8に帰属可能な端末であり、例えば、電話機能を有するスマートフォンであり、移動通信制御局7と携帯電話網4、ゲートウェイ6、公衆電話網3を介してIP−PBX2とモバイル音声通信(通話)を行う機能と、移動通信制御局7と携帯電話網4、ゲートウェイ6、インターネット網5を介してIP−PBX2とモバイルデータ通信(通話)を行う機能と、無線AP8とインターネット網5を介してIP−PBX2とWi−Fi通信(通話)を行う機能を有する。
ここで、モバイル音声通信とは、携帯電話回線を使用し、回線交換方式を用いた音声通信のことであり、モバイルデータ通信とは、携帯電話回線を使用し、パケット通信方式を用いたデータ通信のことである。
又、Wi−Fi通信とは、無線APに接続して行う無線LAN(Local Aria Network)通信のことである。
又、携帯電話機1は、SIP(Session Initiation Protocol)クライアント機能を具備しており、移動通信制御局7と携帯電話網4、ゲートウェイ6、インターネット網5の経路を介したモバイルデータ通信、若しくは無線AP8とインターネット網5の経路を介したWi−Fi通信を利用してIP−PBX2に接続する。
携帯電話機1とIP−PBX2とのセッションにはSIPが用いられる。
IP−PBX2は、B2BUA(Back-to-Back User Agent)で動作するSIPサーバ機能を具備したIP−PBXであり、公衆電話網3と接続されている。又、図示していないが、ルーター等を介してインターネット網5とも接続されている。
IP−PBX2は、インターネット網5を介して電話機9、公衆電話網3、又はインターネット網5を介して携帯電話機1と通信を行う機能を有する。
なお、IP−PBX2は、公衆電話網3ではなく、代わりにIP電話網に接続して携帯電話機1と通信を行っても良い。
公衆電話網3は、固定電話回線の電話網のことであり、携帯電話網4は、携帯電話回線の電話網のことである。
インターネット網5は、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)プロトコルによって結ばれているネットワークのことである。
ゲートウェイ6は、携帯電話網4、公衆電話網3、インターネット網5、の間をつなぐ装置である。携帯電話網4と公衆電話網3間にあるゲートウェイ6は、中継・関門交換機として機能する。
移動通信制御局7は、携帯電話機1が接続する携帯電話事業者が設置した無線基地局(基地局ともいう)のことである。
無線AP8は、携帯電話機1が接続する無線LANアクセスポイント(Wireless LAN access point)のことである。
電話機9は、ルーター等を介してインターネット網5に接続し、当該インターネット網5を介してIP−PBX2に接続する内線電話機である。電話機9は、インターネット網5を介さずにIP−PBX2に直接接続されていても良い。
WEBサーバ10は、インターネット網5上に存在する携帯電話キャリアの各社が提供しているサーバであり、契約者がWEBサーバ10にアクセスすることで、携帯電話機1を所有するユーザの契約プランや請求情報などの契約内容を確認できる。
図2は、本発明の携帯電話機1の構成を示す機能ブロック図である。
携帯電話機1は、無線通信部100、無線LAN通信部101、モバイル音声通信処理部102、モバイルデータ通信処理部103、電話制御部104、Wi−Fi接続状態監視部109、無音監視部110、タイマー部111、情報記憶部112、マンマシンIF部113、を有する。
無線通信部100は、無線基地局を含む移動通信制御局7との間で接続処理を行い、当該移動通信制御局7を介してIP−PBX2とデータの送受信を行う。通信方法(通信手段)としては、モバイルデータ通信(データ通信手段)、又は、モバイル音声通信(音声通信手段)を用いる。
移動通信制御局7から受信したモバイル音声通信における音声データは、モバイル音声通信処理部102へ送信し、移動通信制御局7から受信したモバイルデータ通信におけるパケットデータは、モバイルデータ通信処理部103へ送信する。
無線LAN通信部101は、無線AP8との間で接続処理を行い、当該無線AP8を介してIP−PBX2とデータの送受信を行う。通信方法(通信手段)としてはWi−Fi通信(Wi−Fi通信手段)を用いる。
モバイル音声通信処理部102は、無線通信部100から受信するモバイル音声通信のデータを電話制御部104へ送信し、電話制御部104から受信したデータをモバイル音声通信のデータとして無線通信部100へ送信する。
モバイルデータ通信処理部103は、無線通信部100から受信するモバイルデータ通信のパケットデータを電話制御部104へ送信し、電話制御部104から受信したデータをモバイルデータ通信のパケットデータとして無線通信部100へ送信する。
電話制御部104は、発着信通話に係わる呼処理を行う呼制御部105、音声データの処理を行う音声データ処理部106、SIPの通信プロトコルが実装されているSIP処理部107、インターネット網5上に存在するWEBサーバ10から自携帯電話機の契約プラン情報を取得するキャリア契約情報確認部108が実装されている。
電話制御部104は、発信操作時にWi−Fi接続状態監視部109からWi−Fi接続状態を取得し、Wi−Fi接続状態が接続中であれば、無線LAN通信部101を介したWi−Fi通信にて発信先の電話機9へ発信する。
Wi−Fi接続状態が未接続であれば、自携帯電話機の契約プラン情報の取得をキャリア契約情報確認部108へ指示し、キャリア契約情報確認部108が取得した自携帯電話機の契約プラン情報と、例えば、図8に示す発信方法選択テーブルのデータ(契約プラン、通話料金、発信方法、など)を元に発信方法を選択する。発信方法選択テーブルのデータ構成は後述する。
又、電話制御部104は、キャリア契約情報確認部108が取得した自携帯電話機の契約プラン情報が、例えば、無制限で通話料金が無料の「通話無料プラン」の場合は、携帯電話網4の携帯電話回線を使用したモバイル音声通信を利用して発信、通話を行う。
所定時間、例えば、5分間通話料金が無料の「5分間通話無料プラン」の場合は、発信処理前に通話相手である発信先の電話番号をSIPパケットに格納した発信先番号通知をモバイルデータ通信処理部103と無線通信部100を介してIP−PBX2へ送信する。
電話制御部104は、IP−PBX2とモバイル音声通信、モバイルデータ通信、Wi−Fi通信の内2系統の通信方法で通話している場合、発信先の通話相手(電話機9)の宛先へ送信する音声データ切替えを要求する切替要求メッセージをSIP処理部107でSIPパケット内に格納し、モバイルデータ通信処理部103、又は、無線LAN通信部101を介してIP−PBX2へ送信する。
契約プラン情報が上述した以外のプラン(通話有料プラン)の場合は、発信操作時にデータ通信を利用して発信先番号を含む発信指示(RRFERリクエストメッセージ)をIP−PNX2へ通知し、IP−PBX2を介して電話機9へ発信する。
発信先の電話機9からの応答(202Acceptedレスポンスメッセージ)を、IP−PBX2を介して受信したとき、IP−PBX2を経由して発信先の電話機9と携帯電話機1の音声パスを構成し、発信先の電話機9と携帯電話機1間の通話を可能とする。
呼制御部105は、携帯電話機1の一般的な電話機能に関する呼処理のデータをモバイル音声通信処理部102との間で送受信し、SIPを利用した電話機能に関する呼処理のデータを、SIP処理部107を介して、モバイルデータ通信処理部103、又は無線LAN通信部101と送受信する。
音声データ処理部106は、RTP(Real-time Transport Protocol)/RTCP(RT Control Protocol)の通信プロトコルが実装されており、無音監視部110に対して入出力されるアナログ音声信号と、モバイル音声通信処理部102、モバイルデータ通信処理部103、無線LAN通信部101に対して送受信されるデジタル音声信号との間で符号・復号化を行う。
モバイルデータ通信処理部103、無線LAN通信部101との間ではデジタル音声信号はRTPパケットに格納して送受信を行う。
キャリア契約情報確認部108は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)/HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)の通信プロトコルが実装されており、電話制御部104の指示により、モバイルデータ通信処理部103を介して、WEBサーバ10へアクセスし、自携帯電話機の契約プラン情報を取得する。
Wi−Fi接続状態監視部109は、電話制御部104、又は、タイマー部111からの指示により、無線AP8への接続状態を無線LAN通信部101へ問合せ、問合せた結果を電話制御部104へ通知、又は、情報記憶部112へ保存する。
無音監視部110は、マンマシンIF部113と音声データ処理部106の間で送受信される音声データを中継する。
又、電話制御部104からの指示により、マンマシンIF部113と音声データ処理部106より受信する音声データが無音のデータであるかを監視する。そして、一定時間、マンマシンIF部113と音声データ処理部106より受信する音声データが両方共無音であるならば、通話が無音状態であることを電話制御部104へ通知し、音声データの監視を停止する。タイマー部111からの指示からでも音声データの監視を停止する。
タイマー部111は、電話制御部104からの指示により指定されたタイマーを起動し、タイマーが所定の時間を経過(満了)したならば、無音監視部110、又は、電話制御部104、Wi−Fi接続状態監視部109へタイマー部111が満了したことを通知する。
情報記憶部112は、電話制御部104、又はWi−Fi接続状態監視部109から受信した情報を記憶するメモリである。
マンマシンIF部113は、マンマシンインタフェース部であり、オン・オフフック、ダイヤルボタン、ラインキー等のキースキャン、表示、送受話器やマイクスピーカなどの音声入出力機能を実現する。
図3は、本発明のIP−PBX2の構成を示す機能ブロック図である。
IP−PBX2は、外線IF部200、WANIF部201、回線交換部202、内線情報保存部206、発信先番号保存部207、を有する。
外線IF部200は、公衆電話網3を介して、携帯電話機1とデータの送受信を行う。
WANIF部201は、ルーター等を介してインターネット網5に接続し、インターネット網5を介して、携帯電話機1、又は電話機9とデータの送受信を行う。
回線交換部202は、発着信通話に係わる呼処理を行う呼制御部203、音声データの処理を行う音声データ処理部204、SIPの通信プロトコルが実装されているSIP処理部205が実装されている。
回線交換部202は、公衆電話網3、又は、インターネット網5を介して携帯電話機1、又は、電話機9から着信した場合、着信情報の中の発信先番号を元に公衆電話網3、又は、インターネット網5を介しては発信先へ発信する。
その後、発信先から応答を受信した場合は、着信先へ応答し、着信先から受信する音声データを発信先が接続する回線のデータ形式へ変換して発信先へ送信し、発信先から受信する音声データを着信先が接続する回線のデータ形式へ変換して送信する。
回線交換部202は、公衆電話網3、又は、インターネット網5を介して携帯電話機1から着信した場合であって、着信情報の中の発信先番号が自装置宛の電話番号で且つ、発信先番号保存部207に携帯電話機1から受信した発信先番号が保存されている場合は、発信先番号保存部207に保存されている発信先番号へ発信し、発信先番号保存部207に保存されている携帯電話機1の発信先番号を削除する。
回線交換部202は、携帯電話機1との間に2つの呼が存在している時にWANIF部201を介して携帯電話機1から切替要求メッセージを受信した場合は、切替要求応答メッセージを携帯電話機1へ送信し、携帯電話機1との通話相手へ送信している音声データを携帯電話機1から受信しているもう一つの音声データを切り替えて、通話相手へ送信しない音声データの呼を切断する。
呼制御部203は、固定電話機の一般的な電話機能に関する呼処理のデータを外線IF部200と公衆電話網3を介して携帯電話機1との間で送受信し、SIPを利用した電話機能に関する呼処理のデータを、SIP処理部205を用いて、WANIF部201とインターネット網5を介して携帯電話機1、又は、電話機9と送受信する。
音声データ処理部204は、外線IF部200、又は、WANIF部201を介して受信した発信先からの音声データを外線IF部200、又は、WANIF部201を介して着信先へ送信する。
内線情報保存部206は、回線交換部202がインターネット網5を介してSIPの登録処理を行ってきた携帯電話機1又は、電話機9の内線番号、ロケーション情報等を内線情報保存部206に保存する。
発信先番号保存部207は、携帯電話機1からWANIF部201とインターネット網5を介して受信した発信先番号通知の中から取得した発信先番号を、発信先番号通知を送信した携帯電話機1の内線番号と共に保存される。
図4(A)〜図4(C)は、本発明のIP電話システムにおける携帯電話機の通話料金が5分間無料時の発信動作を説明するシーケンス図である。図4(A)〜図4(C)のシーケンス図に基づく動作は以下のとおりである。
まず、携帯電話機1の電源を投入すると、携帯電話機1は、移動通信制御局7との間でモバイルデータ通信接続処理を実施し、移動通信制御局7との間に通信パスを確立する(S300)。
併せて、無線AP8からビーコンを受信できている場合は、無線AP8に接続するためのWi−Fi通信接続処理を実施する。本例では、ビーコンを受信できずにWi−Fi通信接続処理が失敗していることを示している(S301)。
次に、携帯電話機1は、S302でIP−PBX2のSIPサーバへの登録、SIP(Session Initiation Protocol)の発信に係わるSIP登録処理を行う。
S302によるSIPサーバ登録処理後に、携帯電話機1から発信操作が行われた場合は、まず、電話機9の電話番号を情報記憶部112へ記憶する(S303)。
発信先の電話番号を情報記憶部112へ記憶した後、携帯電話機1は、自端末(自携帯電話機1)のWi−Fi接続状態を確認する(S304)。
このとき、Wi−Fi接続状態が未接続であるならば、自携帯電話機1の契約プラン情報を取得するためにモバイルデータ通信を利用し、契約プラン情報要求メッセージを移動通信制御局7、ゲートウェイ6を経由して契約キャリアのWEBサーバ10へ送信する(S305)。
なお、発信時に契約プラン情報を取得するのではなく、別のタイミング(例えばSIP登録処理後等)に契約プラン情報を取得し、発信時は別のタイミングに取得した契約プラン情報を参照するだけでも良い。
Wi−Fiが接続している場合は、通信料金のかからない無線AP8を経由した通信が使用可能なため、発信操作時は無線AP8を経由したWi−Fi通信を利用してIP−PBX2との間でSIP(Session Initiation Protocol)の発信に係わるSIP登録処理を行う。
なお、このシステムの一例では、呼制御プロトコルとしてSIPを利用しているが他のプロトコルを利用しても良い。
契約プラン情報要求メッセージを受信したキャリアのWEBサーバ10は、契約プラン情報が格納された契約プラン情報通知メッセージをゲートウェイ6、移動通信制御局7を経由して携帯電話機1へ送信する(S306)。
携帯電話機1は、WEBサーバ10から契約プラン情報通知メッセージを携帯電話機1が受信したならば、受信した契約プラン情報(「通話無料プラン」、「5分間通話無料プラン」、「有料プラン」などの契約プラン)と図8に示す発信方法選択テーブル(「契約プラン」、「通話料金」、「発信方法」)から契約プラン情報に対応する発信方法(「携帯電話網のモバイル音声通信を用いた発信方法」、「携帯電話網のモバイル音声通信とデータ通信の両方を用いた発信方法」、「IP-PBXへ自端末への発信を指示する発信方法」など)を判定する(S307)。
ここでは、契約プラン情報が「5分間通話無料プラン」(通話料金5分間無料プラン)であったとし、発信方法が「携帯電話網のモバイル音声通信とデータ通信の両方を用いた発信方法」が選択されたこととする。
仮に、契約プラン情報が「通話無料プラン」(無制限で通話料金が無料のプラン)であった場合は、携帯電話回線を利用した一般的な発信方法「携帯電話網のモバイル音声通信を用いた発信方法」で発信し、契約プラン情報が「通話有料プラン」(通話料金が有料のプラン)であった場合は「IP-PBXへ自端末への発信を指示する発信方法(図6記載の発信方法)」で発信する。
又、契約プラン情報通知メッセージを受信できなかった場合は、前回発信した方法と同一の方法で発信し、一番最初の発信であれば「IP-PBXへ自端末への発信を指示する発信方法」を選択する。
「携帯電話網のモバイル音声通信とデータ通信両方を用いた発信方法」が選択された場合は、モバイルデータ通信を利用して電話機9の電話番号をSIPパケットに格納した発信先番号通知を移動通信制御局7、ゲートウェイ6を介してIP−PBX2へ送信する(S308)。
発信先番号通知を受信したIP−PBX2は、発信先番号通知の中から電話機9の電話番号を取り出し、電話機9の電話番号と携帯電話機1の内線番号を紐付けて発信先番号保存部207へ保存する(S309)。
IP−PBX2は、電話機9の電話番号を発信先番号保存部207に保存した後、発信先番号を受領したことを示す発信先番号受領通知メッセージを携帯電話機1へ送信する(S310)。
発信先番号受領通知メッセージを受信した携帯電話機1は、IP−PBX2との間でモバイル音声通信を利用して携帯電話機1の発信に係る携帯電話発信処理を移動通信制御局7とゲートウェイ6を介して行う(S311)。この時の発信先番号は、電話機9ではなくIP−PBX2である。
IP−PBX2は、公衆電話網3に接続しているため、ゲートウェイ6とIP−PBX2間は固定電話の発信に係る固定電話発信処理になる(S313)。
携帯電話機1は、S311における携帯電話発信処理後、監視タイマーが例えば、4分30秒の通話監視時間に設定されたタイマー部111を起動する(S312)。
なお、通話の監視を行うタイマー部111の監視タイマー時間は5分未満であれば、何秒でもよい。
携帯電話機1との間で発信処理を行ったIP−PBX2は、発信先番号保存部207を参照し、携帯電話機1から受信した電話機9の電話番号が保存されているため、電話機9との間でSIPの発信に係わるSIP処理を行う(S314)。
なお、ここでは、内線端末である電話機9へ発信しているが、発信先は外線の電話機でも問題ない。
その後、電話機9が応答したならば、電話機9とIP−PBX2との間でSIPの応答に係わるSIP処理が行い(S315)、音声データを送受信する。
IP−PBX2は、電話機9と応答処理を行った後、携帯電話機1との間で固定電話および携帯電話の応答に係る応答処理を行い(S316、S317)、モバイル音声通信で音声データを送受信する。
IP−PBX2は、携帯電話機1、電話機9の両方と通話状態になったならば、携帯電話機1から受信した音声データを電話機9へ、電話機9から受信した音声データを携帯電話機1へ送信する(モバイル音声通信による通話中)。
その後、携帯電話機1が起動したタイマー部111による通話監視タイマー時間が満了したならば(S318)、携帯電話機1は、モバイルデータ通信を用いて、IP−PBX2との間でSIPの発信〜応答に係わるSIP発信・応答処理を行い(S319)、モバイルデータ通信でも音声データを送受信する。
つまり、このとき、携帯電話機1とIP−PBX2間は、モバイル音声通信での通話とモバイルデータ通信での通話、の2つの系統による通話可能状態にある。この時の発信先番号はIP−PBX2である。
携帯電話機1がモバイル音声通信とモバイルデータ通信の両方でIP−PBX2と通話状態になったならば、電話機9へ送信する音声データの切替を要求する切替要求メッセージをIP−PBX2へ送信する(S320)。
切替要求メッセージを受信したIP−PBX2は、切替要求メッセージを受信したことを相手へ伝える切替要求応答メッセージを携帯電話機1へ送信し(S321)、電話機9から受信している音声データを携帯電話機1のモバイルデータ通信側へ送信し、携帯電話機1のモバイルデータ通信側から受信している音声データを電話機9へ送信するように音声パスを切り替える。
つまり、モバイル音声通信での呼(モバイル音声通信での通話中)をモバイルデータ通信での呼(モバイルデータ通信での通話中)に切り替える。
音声パスを切替えた後、IP−PBX2は、携帯電話機1との間でゲートウェイ6、移動通信制御局7を介して固定電話、携帯電話の切断に係る固定電話切断処理および携帯電話切断処理を行う(S322、S323)。
モバイル音声通信の呼を切断された携帯電話機1は、再度、IP−PBX2との間でモバイル音声通信を利用して携帯電話機1の発信に係る発信処理(携帯電話発信処理)を移動通信制御局7とゲートウェイ6を介して行う(S324)。この時の発信先番号はIP−PBX2である。
IP−PBX2は、公衆電話網3に接続しているため、ゲートウェイ6とIP−PBX2の間は固定電話の発信に係る固定電話発信処理になる(S326)。
携帯電話機1は、発信処理後、タイマー部111を介して4分30秒に設定された通話監視タイマーを再度起動する(S325)。
自装置宛の電話番号で着信したIP−PBX2は、携帯電話機1との間でゲートウェイ6、移動通信制御局7を介して固定電話、携帯電話の応答に係る携帯電話応答・固定電話応答処理を行い(S327、S328)、モバイル音声通信でも音声データを送受信する(モバイル音声通信での通話中)。
携帯電話機1がモバイル音声通信とモバイルデータ通信の両方でIP−PBX2と通話状態になったならば、電話機9へ送信する音声データの切替を要求する切替要求メッセージをIP−PBX2へ送信する(S329)。
切替要求メッセージを受信したIP−PBX2は、切替要求メッセージを受信したことを相手へ伝える切替要求応答メッセージを携帯電話機1へ送信し(S330)、電話機9から受信している音声データを携帯電話機1のモバイル音声通信側へ送信し、携帯電話機1のモバイル音声通信側から受信している音声データを電話機9へ送信するように音声パスを切り替える。つまり、モバイルデータ通信での呼(モバイルデータ通信での通話中)をモバイル音声通信での呼(モバイル音声通信での通話中)に切り替える。
音声パスを切替えた後、IP−PBX2は、携帯電話機1との間でゲートウェイ6、移動通信制御局7を介してSIPの切断に係る切断処理を行う(S331)。
以後、S318〜S331までの処理を繰り返すことで、音声パスを切り替える間だけのわずかなデータ通信量で通話することが可能となる。
図5は、本発明のIP電話システムにおける通話監視タイマー満了後、通話が無音状態中に音声パスを切り替える動作を説明するシーケンス図である。図5のシーケンスに示す動作は以下のとおりである。
携帯電話機1が起動したタイマー部111の通話監視タイマーが満了したならば(S400)、電話制御部104が無音監視部110へ指示して、携帯電話機1が送受信している音声データが無音か監視し、例えば、25秒の無音監視タイマーをタイマー部111で起動する(S401)。
なお、通話監視タイマーと無音監視タイマーをあわせた時間が5分未満であれば無音監視タイマーの時間はいくつでもよい。
無音監視部110が無音を検知するか、又は、25秒の無音監視タイマーが満了したならば、携帯電話機1はモバイルデータ通信を用いて、IP−PBX2との間でSIPの発信〜応答に係わるSIP処理を行い(S403)、モバイルデータ通信でも音声データを送受信する。この時の発信先番号はIP−PBX2である。
携帯電話機1がモバイル音声通信とモバイルデータ通信両方でIP−PBX2と通話状態になったならば、電話機9へ送信する音声データの切替を要求する切替要求メッセージをIP−PBX2へ送信する(S404)。
切替要求メッセージを受信したIP−PBX2は、切替要求メッセージを受信したことを相手へ伝える切替要求応答メッセージを携帯電話機1へ送信する(S405)。そして、電話機9から受信している音声データを携帯電話機1のモバイルデータ通信側へ送信し、携帯電話機1のモバイルデータ通信側から受信している音声データを電話機9へ送信するように音声パスを切り替える。つまり、モバイル音声通信での通話をモバイルデータ通信での通話に切り替える。
このようにモバイル音声通信での通話およびモバイルデータ通信での通話を行っていない時に音声パスを切り替えることで通話への影響を抑える。
図6(A)〜図6(B)は、本発明のIP電話システムにおける携帯電話機1の通話料金が有料時の発信動作を説明するシーケンス図である。図6(A)、(B)のシーケンス動作は以下のとおりである。
まず、携帯電話機1の電源を投入すると、携帯電話機1は、移動通信制御局7との間でモバイルデータ通信接続処理を実施し、移動通信制御局7との間に通信パスを確立する(S500)。
併せて、無線AP8からビーコンを受信できている場合は、無線AP8に接続するためのWi−Fi通信接続処理を実施する。しかし、ここでは、ビーコンを受信できずにWi−Fi通信接続処理が失敗していることとする(S501)。
次に、S502でIP−PBX2内におけるSIPサーバへの登録に係わるSIP処理が行われる。
SIPサーバ登録後に、発信操作が行われた場合は、発信先の電話番号を情報記憶部112へ記憶する(S503)。
発信先の電話番号を情報記憶部112へ記憶した後、携帯電話機1は、自端末のWi−Fi接続状態を確認する(S504)。
Wi−Fi接続状態が未接続であったならば、自携帯電話機の契約プラン情報を取得するためにモバイルデータ通信を利用し、契約プラン情報要求メッセージを移動通信制御局7、ゲートウェイ6を経由して契約キャリアのWEBサーバ10へ送信する(S505)。
ここで、Wi−Fiが接続している場合は、通信料金のかからない無線AP8を経由した通信が使用可能なため、発信操作時は無線AP8を経由したWi−Fi通信を利用してIP−PBXとの間でSIP(Session Initiation Protocol)の発信に係わるSIP処理を行う。
なお、このシステムの一例では、呼制御プロトコルとしてSIPを利用しているが、他のプロトコルを利用しても良い。
契約プラン情報要求メッセージを受信したキャリアのWEBサーバ10は、契約プラン情報が格納された契約プラン情報通知メッセージをゲートウェイ6、移動通信制御局7を経由して携帯電話機1へ送信する(S506)。
契約プラン情報通知メッセージを携帯電話機1が受信したならば、受信した契約プラン情報と図8に示す発信方法選択テーブルから発信方法を判定する(S507)。
ここでは、契約プラン情報が「通話有料プラン」であったとし、「IP-PBXへ自端末への発信を指示する発信方法」が選択されたこととする。
「IP-PBXへ自端末への発信を指示する発信方法」が選択された場合は、モバイルデータ通信を利用して電話機9への発信を要求するSIPのREFERリクエストメッセージを移動通信制御局7とゲートウェイ6を介してIP−PBX2へ送信する(S508)。
電話機9への発信を要求するSIPのREFERリクエストメッセージを受信したIP−PBX2は、202Acceptedレスポンスメッセージを移動通信制御局7とゲートウェイ6を介して携帯電話機1へ送信し(S509)、電話機9との間でSIPの発信に係わるSIP処理を行う(S510)。
その後、電話機9が応答したならば、電話機9とIP−PBX2との間でSIPの応答に係わるSIP処理を行い(S511)、音声データを送受信する。
IP−PBX2は、電話機9と応答処理を行った後、SIPのREFERリクエストメッセージが成功したことを通知するNOTIFYリクエストメッセージを移動通信制御局7とゲートウェイ6を介して携帯電話機1へ送信する(S512)。
NOTIFYリクエストメッセージを受信した携帯電話機1は、200OKレスポンスメッセージを移動通信制御局7とゲートウェイ6を介してIP−PBX2へ送信する(S513)。
IP−PBX2は、NOTIFYリクエストメッセージを送信した後、携帯電話機1との間で固定電話、携帯電話の発信〜応答に係る発信〜応答処理を行い(S514、S515)、モバイル音声通信で音声データを送受信する。
IP−PBX2は、携帯電話機1、電話機9の両方と通話状態になったならば、携帯電話機1から受信した音声データを電話機9へ、電話機9から受信した音声データを携帯電話機1へ送信する。
IP−PBX2を介して電話機9と通話状態になった携帯電話機1は、Wi−Fi接続状態監視部109を起動して、自携帯電話機のWi−Fi接続状態を監視する(S516)。
携帯電話機1が無線AP8のビーコンを受信し、無線AP8との間でWi−Fi通信接続処理が成功したならば(S517)、Wi−Fi接続状態監視部109がWi−Fi接続を検知し(S518)、IP−PBX2との間で、無線AP8を介してSIPの発信〜応答に係わるSIP処理を行い(S519)、Wi−Fi通信でも音声データを送受信する。
携帯電話機1が無線AP8のビーコンを受信しない場合は、モバイル音声通信での通話を継続する。
携帯電話機1がモバイル音声通信とWi−Fi通信両方でIP−PBX2と通話状態になったならば、電話機9へ送信する音声データの切替を要求する切替要求メッセージを、無線AP8を介してIP−PBX2へ送信する(S520)。
切替要求メッセージを受信したIP−PBX2は、切替要求メッセージを受信したことを相手へ伝える切替要求応答メッセージを携帯電話機1へ送信する(S521)。そして、電話機9から受信している音声データを携帯電話機1のWi−Fi通信側へ送信し、携帯電話機1のWi−Fi通信側から受信している音声データを電話機9へ送信するように音声パスを切り替える。
音声パスを切替えた後IP−PBX2は、携帯電話機1との間でゲートウェイ6、移動通信制御局7を介して固定電話、携帯電話の切断に係る切断処理を行う(S522、S523)。
IP−PBX2から電話をかけてもらっている状態で通話を継続すると、IP−PBX2側(会社側)で通話料金が発生してしまう。しかし、携帯電話機1がWi−Fi通信利用可能な状況の場合、無料で通話可能なため、携帯電話機1がWi−Fi通信で電話をかけ直すことでIP−PBX2側の通話料金を抑えることができる。
図7(A)〜図7(B)は、本発明のIP電話システムにおいて携帯電話機1がWi−Fi通信でIP−PBX2を介して電話機9と通話状態にWi−Fiの電波強度が低下した場合におけるシーケンス図である。図7(A)、(B)のシーケンス動作は以下のとおりである。
携帯電話機1がWi−Fi通信でIP−PBX2を介して電話機9と通話状態に、Wi−Fi接続状態監視部109が監視している無線AP8との間の電波強度が、あらかじめ設定された値以下になったことを検知したならば(S600)、IP−PBX2との間でWi−Fi通信からモバイルデータ通信へ切り替えるハンドオーバー処理を行う(S601)。
ハンドオーバー処理後、モバイルデータ通信を利用して携帯電話機1への発信を要求するSIPのREFERリクエストメッセージを移動通信制御局7とゲートウェイ6を介してIP−PBX2へ送信する(S602)。
携帯電話機1への発信を要求するSIPのREFERリクエストメッセージを受信したIP−PBX2は、202 Acceptedレスポンスメッセージを移動通信制御局7とゲートウェイ6を介して携帯電話機1へ送信し(S603)、携帯電話機1との間で固定電話、携帯電話の発信〜応答に係わる発信〜応答処理を行う(S604、S605)。
IP−PBX2は、電話機9と発信〜応答処理を行った後、SIPのREFERリクエストメッセージが成功したことを通知するNOTIFYリクエストメッセージをゲートウェイ6と移動通信制御局7と介して携帯電話機1へ送信する(S606)。
NOTIFYリクエストメッセージを受信した携帯電話機1は、200OKレスポンスメッセージを移動通信制御局7とゲートウェイ6を介してIP−PBX2へ送信する(S607)。
携帯電話機1がモバイル音声通信とモバイルデータ通信両方でIP−PBX2と通話状態になったならば、電話機9へ送信する音声データの切替を要求する切替要求メッセージを、移動通信制御局7とゲートウェイ6を介してIP−PBX2へ送信する(S608)。
切替要求メッセージを受信したIP−PBX2は、切替要求メッセージを受信したことを相手へ伝える切替要求応答メッセージを、携帯電話機1へゲートウェイ6と移動通信制御局7を介して送信する(S609)。そして、電話機9から受信している音声データを携帯電話機1のモバイル音声通信側へ送信し、携帯電話機1のモバイル音声通信側から受信している音声データを電話機9へ送信するように音声パスを切り替える。
音声パスを切替えた後、IP−PBX2は、携帯電話機1との間でゲートウェイ6、移動通信制御局7を介してSIPの切断に係るSIP処理を行う(S610)。
Wi−Fi通信からモバイルデータ通信へ切り替えた場合に、モバイルデータ通信をそのまま使用し続けると携帯電話機1のデータ通信量が増えてしまうため、ハンドオーバー処理後にIP−PBX2から電話をかけてもらうことで携帯電話機1の料金負担を抑える。個人の携帯電話機を会社で利用するため、会社よりも個人の料金負担を抑えることを優先する。
図8は、発信方法選択テーブルのデータ構成を説明する図である。
発信方法選択テーブルは、情報記憶部112に保存されている。
発信方法選択テーブルは、例えば、携帯電話機1を扱う各携帯キャリアの契約プランの内容(契約プラン情報)が格納される領域81、契約プランの通話料金が格納される領域82、発信方法の内容が格納される領域83、などを含み、これらの各データは、紐付けてあらかじめ設定してある。
契約プランとしては、例えば、無制限で通話料金が無料の「通話無料プラン」、通話料金が5分間無料の「5分間通話無料プラン」や通話料金が有料の「通話有料プラン」などである。発信方法としては、携帯電話の一般的な発信方法を示す「携帯電話網のモバイル音声通信を用いた発信方法」、図4に記載の発信方法を示す「携帯電話網のモバイル音声通信とデータ通信の両方を用いた発信方法」、図6に記載の発信方法を示す「IP-PBXへ自端末への発信を指示する発信方法」などである。
以上述べた実施例のように個人所有の電話機能を有する携帯電話機1が無線AP8に接続の場合には、無線AP8のインターネット回線を経由してIP−PBX2にアクセスし発信通話を行い、無線AP8に未接続の場合には、携帯電話機1の契約プラン情報を取得、参照し、且つ、通話無料プランの場合、携帯電話回線を使用して音声通信し、5分間通話無料プランの場合は、IP−PBX2経由で発信し、5分間経過前に携帯電話回線を使用したデータ通信での通話に切り替えて、音声通信を切断し、切替え後、再度音声通信を利用してIP−PBX2経由の発信を行い、音声通信での通話に切り替えデータ通信での通話を切断する動作を繰り返すことにより、通話料金がかからないようにすることができる。
また、上記以外の通話有料プランの場合は、発信操作時にデータ通信を利用してIP−PBX2へ発信先番号が格納された発信指示を通知し、発信指示を受信したIP−PBX2は格納された発信先番号を元に電話機9へ発信し、発信先が応答したら直ぐに携帯電話機1へ発信し、携帯電話機1が自動で応答してIP−PBX側で発信先と携帯電話機1の音声パスを通すことで発信先と通話を可能とすることにより、個人、会社の双方のコスト負担の軽減や発信操作の手間を従来よりも少なくでき、個人所有の携帯端末を会社の内線端末として利用することができる。
1 携帯電話機
100 無線通信部
101 無線LAN通信部
102 モバイル音声通信処理部
103 モバイルデータ通信処理部
104 電話制御部
105 呼制御部
106 音声データ処理部
107 SIP処理部
108 キャリア契約情報確認部
109 Wi−Fi接続状態監視部
110 無音監視部
111 タイマー部
112 情報記憶部
113 マンマシンIF部
2 IP−PBX
200 外線IF部
201 WANIF部
202 回線交換部
203 呼制御部
204 音声データ処理部
205 SIP処理部
206 内線情報保存部
207 発信先番号保存部
3 公衆電話網
4 携帯電話網
5 インターネット網
6 ゲートウェイ
7 移動通信制御局
8 無線AP
9 電話機
10 WEBサーバ

Claims (4)

  1. 携帯電話機、デジタル電話交換機、無線AP、電話機、前記携帯電話機と前記デジタル電話交換機と前記無線APと前記電話機とを中継する携帯電話網を含む電話網およびインターネット網、を備えたIP電話システムにおいて、
    前記携帯電話機を内線端末として使用し、前記電話機へ発信操作を行ったとき、
    前記携帯電話機が前記無線APに接続されている場合、
    前記無線APの回線を経由して前記デジタル電話交換機に発信し、当該デジタル電話交換機を経由して前記電話機と通話を行う通信手段と、
    前記無線APに未接続の場合、
    前記携帯電話網の電話回線を使用した音声通信を利用して前記デジタル電話交換機、経由で発信し、前記電話機と通話を行う音声通信手段と、
    前記携帯電話網の電話回線を使用したデータ通信を利用して前記デジタル電話交換機、経由で発信し、前記電話機と通話を行うデータ通信手段と、
    前記音声通信手段と前記データ通信手段を切り替える制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記無線APに未接続の場合、
    前記インターネット網におけるWEBサーバから契約プラン情報を取得し、発信方法を判定する判定手段と、
    前記取得した契約プラン情報が通話無料プランの場合、
    前記携帯電話網の携帯電話回線を使用した前記音声通信手段での通話に切り替え、
    前記取得した契約プラン情報が所定時間通話無料プランの場合、
    前記音声通信手段を利用して前記デジタル電話交換機、経由の発信を行い、当該音声通信手段での通話を行ってから所定時間経過前に前記データ通信手段での通話に切り替え、前記音声通信手段での通話を切断し、かつ、前記データ通信手段での通話に切替えた後、再度、前記音声通信手段を利用して前記デジタル電話交換機、経由で発信し、前記データ通信手段での通話を、前記音声通信手段での通話に切り替える通話切替制御手段と、
    前記前記取得した契約プラン情報が通話有料プランの場合は、
    前記発信操作を行ったときに前記データ通信手段を利用して発信先番号を含む発信指示を前記デジタル電話交換機へ通知し、当該デジタル電話交換機を介して発信先の前記電話機へ発信する手段を含み、
    発信先の前記電話機からの応答を、前記デジタル電話交換機を介して受信したとき、前記デジタル電話交換機を経由して発信先の前記電話機と前記携帯電話機の音声パスを構成し、発信先の前記電話機と前記携帯電話機の間の通話を可能とする
    ことを特徴とするIP電話システム。
  2. 移動通信制御局と無線APに帰属可能な携帯電話機において、
    前記移動通信制御局と携帯電話網、ゲートウェイ、公衆電話網又はIP電話網を介してデジタル電話交換機と音声通信を行う音声通信手段と、前記デジタル電話交換機は、インターネット網を介して、又は介さずに電話機と接続されており、
    前記移動通信制御局と携帯電話網、ゲートウェイ、インターネット網を介して前記デジタル電話交換機とモバイルデータ通信を行うデータ通信手段と、
    前記無線APと前記インターネット網を介して前記デジタル電話交換機とWi−Fi通信を行うWi−Fi通信手段と、
    前記音声通信手段、前記データ通信手段、前記Wi−Fi通信手段を制御する電話制御手段と、
    Wi−Fi接続状態監視手段と、
    前記携帯電話網に接続される携帯電話機の契約プラン、通話料金、発信方法を規定した発信選択データを含む契約プラン情報をあらかじめ登録した情報記憶手段と、を備え、
    前記電話制御手段は、
    前記音声通信、前記モバイルデータ通信、前記Wi−Fi通信における発着通話に係る呼処理を行う呼制御部、音声データの処理を行う音声データ処理部、通信プロトコルが実装されている通信プロトコル処理部、前記インターネット網に存在するWEBサーバから自携帯電話機の契約プラン情報を取得し、確認する契約情報確認部、を有し、
    前記電話制御手段は、
    前記携帯電話機の発信操作時に、前記Wi−Fi接続状態監視手段からWi−Fi接続状態を取得し、前記Wi−Fi接続状態が接続状態中である場合、
    前記Wi−Fi通信にて発信先の前記電話機へ発信し、
    前記Wi−Fi接続状態が未接続状態である場合、
    前記契約情報確認部にて、前記WEBサーバから契約情報を取得し、当該契約プラン情報と前記情報記憶手段の発信選択データを元に前記携帯電話機の発信方法を選択し、
    前記契約プラン情報が通話無料プランの場合は、
    前記携帯電話網の携帯電話回線を使用した前記音声通信手段を利用して発信、通話を行い、
    前記契約プラン情報が所定時間通話無料プランの場合は、
    発信処理前に発信先の前記電話機の電話番号を、前記データ通信手段を介して前記デジタル電話交換機へ送信し、かつ、
    前記携帯電話網の携帯電話回線を使用した前記音声通信手段を利用して発信、通話を行い、
    前記音声通信手段を利用して前記デジタル電話交換機、経由の発信を行い、当該音声通信手段での通話を行ってから所定時間経過前に前記データ通信手段での通話に切り替え、前記音声通信手段での通話を切断し、
    前記データ通信手段での通話に切替えた後、再度、前記音声通信手段を利用して前記デジタル電話交換機、経由の発信を行って、前記音声通信手段を利用した通話に切り替える、
    ことを特徴とする携帯電話機。
  3. 外線IF部、WANIF部、回線交換部、内線情報保存部、発信先番号保存部、を備えたデジタル電話交換機において、
    前記回線交換部は、
    発信通話に掛かる呼処理を行う呼制御部、音声データの処理を行う音声データ処理部、通信プロトコルが実装されている通信プロトコル処理部、を有し、
    前記回線交換部は、
    公衆電話網、又はインターネット網を介して携帯電話機、又は電話機から着信した場合、着信情報に含まれる発信先番号を元に前記公衆電話網、又はインターネット網を介して発信先の携帯電話機、又は電話機へ発信し、
    前記公衆電話網、又はインターネット網を介して携帯電話機、又は電話機から着信した場合、着信情報に含まれる発信先番号が自デジタル電話交換機の電話番号でかつ、前記発信先電話番号保存部に携帯電話機から受信した発信先電話番号が保存されている場合は、当該発信先電話番号へ発信し、
    前記携帯電話機との間に2つの呼が存在している時に、前記携帯電話機からデータ切替要求メッセージを受信した場合は、当該データ切替要求メッセージに対するデータ切替応答メッセージを前記携帯電話機へ送信し、前記携帯電話機との通話相手へ送信している音声データを前記携帯電話機から受信している他の音声データに切り替え、通話相手へ送信しない音声データの呼を切断する
    ことを特徴とするデジタル電話交換機。
  4. 携帯電話機、デジタル電話交換機、無線AP、電話機、前記携帯電話機と前記デジタル電話交換機と前記無線APと前記電話機とを中継する携帯電話網を含む電話網およびインターネット網、を備えたIP電話システムにおける通信方法において、
    前記携帯電話機を内線端末として使用し、前記電話機へ発信操作を行ったとき、
    前記携帯電話機が前記無線APに接続されている場合、
    前記無線APの回線を経由して前記デジタル電話交換機に発信し、当該デジタル電話交換機を経由して前記電話機と通話を行う通信ステップと、
    前記無線APに未接続の場合、
    前記携帯電話網の電話回線を使用した音声通信を利用して前記デジタル電話交換機、経由で発信し、前記電話機と通話を行う音声通信ステップと、
    携帯電話網の電話回線を使用したデータ通信を利用して前記デジタル電話交換機、経由で発信し、前記電話機と通話を行うデータ通信ステップと、
    前記音声通信ステップと前記データ通信ステップを切り替える制御ステップと、を備え、
    前記制御ステップは、
    前記無線APに未接続の場合、
    前記インターネット網に存在するWEBサーバから契約プラン情報を取得し、発信方法を判定する判定処理ステップと、
    前記取得した契約プラン情報が通話無料プランの場合、
    前記携帯電話網の携帯電話回線を使用した前記音声通信ステップでの通話に切り替える処理ステップと、
    前記取得した契約プラン情報が所定時間通話無料プランの場合、
    前記音声通信を利用して前記デジタル電話交換機、経由の発信を行い、当該音声通信での通話を行ってから所定時間経過前に前記データ通信での通話に切り替え、前記音声通信での通話を切断し、かつ、前記データ通信での通話に切替えた後、再度、前記音声通信を利用して前記デジタル電話交換機、経由で発信し、前記データ通信での通話を、前記音声通信での通話に切り替える処理ステップと、
    前記前記取得した契約プラン情報が通話有料プランの場合は、
    前記発信操作を行ったときに前記データ通信を利用して発信先番号を含む発信指示を前記デジタル電話交換機へ通知し、当該デジタル電話交換機を介して発信先の前記電話機へ発信する処理ステップを含み、
    発信先の前記電話機からの応答を、前記デジタル電話交換機を介して受信したとき、前記デジタル電話交換機を経由して発信先の前記電話機と前記携帯電話機の音声パスを構成し、前記発信先の電話機と前記携帯電話機の間の通話を可能とする
    ことを特徴とする通信方法。
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