JP5637050B2 - 電話制御装置、電話システム、および着信制御方法 - Google Patents
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この技術は、電話制御装置と内線回線を介して接続されている内線電話端末に無線通信機能を設けて、この無線通信機能により無線電話端末と接続するようにしたものである。
したがって、電話システムからの内線回線が届いていない場所でも、さらには内線回線を介して電話制御装置と接続することなく、無線電話端末から電話システムの電話サービスを利用できる。また、無線電話端末による外線通話料金の個別負担を解消することができる。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムについて説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる電話システムの構成を示すブロック図である。
相手電話端末30は、電話網40または携帯網50、あるいはこれら両方に接続されて、電話制御装置10との間で音声通話を行う電話装置である。
電話網40は、公衆電話網(PSTN)、ISDN網、さらにはIP電話網など、有線通信により音声通話やデータ通信が可能な通信網である。携帯網50は、第3世代移動通信システム(3G:3rd Generation)に代表されるような、無線通信により音声通話やデータ通信が可能な通信網である。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる電話システム1の電話制御装置10について説明する。
電話制御装置10は、ボタン電話システムの主装置、PBX、さらにはIP電話サーバなどの電話制御装置からなり、内線回線L0を介して接続した複数の内線電話端末19を電話網40や携帯網50に対して交換接続することにより、電話網40や携帯網50を介した内線電話端末19による通話を実現する機能と、内線電話端末19に対して各種の電話サービスを提供する機能と、携帯網50を介して接続した無線電話端末20に対して、内線電話端末19と同様の電話サービスを提供する機能とを有している。
これら機能部のうち、配信部14、応答通知確認部15、接続要求確認部16、および呼制御部17は、CPUとプログラムとが協働することにより実現される。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる無線電話端末20の構成について説明する。
無線電話端末20は、スマートフォン、携帯電話端末、携帯情報端末(PDA)など、携帯網50を介して音声通話やデータ通信が可能な無線通信端末であり、特に、Web画面を画面表示し、Web画面上での操作に応じてデータ通信を行うブラウザ機能を有している。
操作入力部24は、画面表示部23の画面上に配置されたタッチパネルや各種操作キーからなり、利用者の操作を検出する機能を有している。
これら機能部のうち、制御部25およびブラウザ部26は、CPUとプログラムとが協働することにより実現される。
次に、図4を参照して、本実施の形態にかかる電話制御装置10の動作について説明する。図4は、第1の実施の形態にかかる電話制御装置の着信処理動作を示すシーケンス図である。
ここでは、電話システム1が提供する電話サービスのうちの外線着信機能を利用して、無線電話端末20が電話制御装置10を介して相手電話端末30からの着信に応答して音声通話を行う場合を例として説明する。
無線電話端末20の操作入力部24で、このイベント要求操作が検出された場合(ステップ100)、ブラウザ部26は、無線I/F部21から携帯網50を介したHTTPデータ通信により電話制御装置10へ、記憶部27から読み出した自端末の端末IDを含むイベント画面要求メッセージを送信する(ステップ101)。
この判定に応じて、配信部14は、着信通知画面を記憶部18から読み出して、当該相手着信に関する発信者名や発信者電話番号などの発信者情報を付加し(ステップ113)、ステップ103で保持した無線電話端末20との接続(セッション)を用いて、網I/F部11から携帯網50を介したHTTPデータ通信により、無線電話端末20へ配信する(ステップ114)。
ここで、利用者により着信通知画面で応答操作が行われた場合(ステップ120)、操作入力部24による応答操作の検出に応じて、ブラウザ部26は、携帯網50を介したHTTPデータ通信により電話制御装置10へ、着信通知画面で通知された発信者電話番号からなる応答先情報と、記憶部27から読み出した自端末の端末IDとを含む応答通知メッセージを送信する(ステップ121)。
携帯網50は、無線電話端末20からの発信要求メッセージに応じて、このメッセージで指定された発信先電話番号と対応する電話制御装置10へ、着信通知メッセージを送信する(ステップ126)。
また、呼制御部17は、これと並行して、当該通話路接続要求を確認した端末着信に対する応答メッセージを、網I/F部11から携帯網50へ送信することにより、携帯網50を介した無線電話端末20との端末通話路を形成し、これら端末通話路と相手通話路とを、スイッチ部13で中継接続する(ステップ130)。
なお、これら端末IDおよび発信元電話番号が同一の無線電話端末20のものであることが確認できなかった場合には、他の無線電話端末からのものと判定し、相手通話路や端末通話路の形成、さらにはこれら経路の中継接続は行わない。
このように、本実施の形態は、電話制御装置10において、配信部14により、相手電話端末30からの発信に応じた相手着信が電話網40または携帯網50から通知された場合、携帯網50を介したデータ通信により、当該相手着信を通知するためのWeb画面を無線電話端末20へ配信し、応答通知確認部15により、無線電話端末20で画面表示されたWeb画面での応答操作に基づいて当該無線電話端末20からデータ通信により通知された応答通知から、応答先情報を取得するようにしたものである。
したがって、無線電話端末20の利用者に対して操作負担を与えることなく、無線電話端末20と電話制御装置10との間の端末通話路を携帯網50で容易に形成することができる。このため、結果として、使い勝手が良くなり、電話サービスをスムーズに利用することが可能となる。
しかしながら、無線電話端末の動作を制御する際に用いる制御メッセージは、例えば内線電話端末との間でやり取りする制御データと同様に、当該電話システムで定義したものである。これは、当該電話システムが持つ独自の機能を制御するのに必要とされるからである。
次に、本発明の第2の実施の形態にかかる電話システム1の電話制御装置10について説明する。
第1の実施の形態では、無線電話端末20から電話制御装置10に対して、相手電話端末30の応答先情報を通知する際、携帯網50のデータ通信サービスを用いる場合を例として説明した。本実施の形態では、携帯網50のデータ通信サービスに代えて、無線電話端末20での電話発信時に、無線電話端末20から携帯網50へ送信された発信要求メッセージに付加されるパラメータ(付加情報)を利用して応答先情報を通知する場合について説明する。
電話制御装置10におけるその他の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、図5を参照して、本実施の形態にかかる電話制御装置10の動作について説明する。図5は、第2の実施の形態にかかる電話制御装置の着信処理動作を示すシーケンス図であり、前述の図4と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
ここでは、電話システム1が提供する電話サービスのうちの外線着信機能を利用して、無線電話端末20が電話制御装置10を介して相手電話端末30からの着信に応答して音声通話を行う場合を例として説明する。なお、ステップ120までの動作およびステップ130以降の動作については図4と同様であり、ここでの説明は省略する。
電話制御装置10の応答通知確認部15は、網I/F部11を介して受信した無線電話端末20からの応答通知メッセージに応じて、このメッセージに含まれる端末IDに基づき応答元となる無線電話端末20を確認する(ステップ201)。
携帯網50は、無線電話端末20からの発信要求メッセージに応じて、このメッセージで指定された発信先電話番号と対応する電話制御装置10へ、応答通知メッセージを送信する(ステップ204)。
このように、本実施の形態は、電話制御装置10の応答通知確認部15で、応答先情報を取得する際、無線電話端末20からの応答通知に代えて、無線電話端末20での電話発信時に、無線電話端末20から携帯網50へ送信された発信要求メッセージにパラメータとして付加された応答先情報を、携帯網50から通知された応答通知メッセージから取得するようにしたので、HTTPなどのデータ通信に代えて、無線電話端末20から電話制御装置10へ応答先情報を通知することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態にかかる電話システム1の電話制御装置10について説明する。
第1の実施の形態では、無線電話端末20から電話制御装置10に対して、相手電話端末30の応答先情報を通知する際、携帯網50のデータ通信サービスを用いる場合を例として説明した。本実施の形態では、電話制御装置10から無線電話端末20との間で形成した端末通話路を介して、無線電話端末20から送信されたDTMF信号から応答先情報を取得する場合について説明する。
また、応答通知確認部15は、応答先情報を取得する際、応答通知に代えて、端末通話路を介して無線電話端末20から受信したDTMF信号から応答先情報を取得する機能を有している。
電話制御装置10におけるその他の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、図6を参照して、本実施の形態にかかる電話制御装置10の動作について説明する。図6は、第3の実施の形態にかかる電話制御装置の着信処理動作を示すシーケンス図であり、前述の図4と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
ここでは、電話システム1が提供する電話サービスのうちの外線着信機能を利用して、無線電話端末20が電話制御装置10を介して相手電話端末30からの着信に応答して音声通話を行う場合を例として説明する。なお、ステップ120までの動作およびステップ130以降の動作については図4と同様であり、ここでの説明は省略する。
電話制御装置10の応答通知確認部15は、網I/F部11を介して受信した無線電話端末20からの応答通知メッセージに応じて、このメッセージに含まれる端末IDに基づき応答元となる無線電話端末20を確認する(ステップ301)。
これに応じて、制御部25は、無線I/F部21から携帯網50へ、電話制御装置10の電話番号からなる発信先電話番号と自端末の携帯電話番号からなる発信元電話番号とを含む発信要求メッセージを送信する(ステップ303)。
電話制御装置10の接続要求確認部16は、携帯網50からの応答通知メッセージに応じて、このメッセージで指定された発信元電話番号を取得することにより、無線電話端末20からの通話路接続要求があったことを確認する(ステップ305)。
これに応じて、無線電話端末20の制御部25は、電話制御装置10との間で携帯網50を介した端末通話路を形成し、ブラウザ部26から指定された相手電話番号からなる応答先情報を、音声処理部22からDTMF信号により送信する(ステップ311)。
このように、本実施の形態は、電話制御装置10の呼制御部17で、応答先情報を取得する際、無線電話端末20からの着信に応答して当該無線電話端末20との間の端末通話路を形成し、応答通知確認部15で、応答通知に代えて、端末通話路を介して無線電話端末20から受信したDTMF信号から応答先情報を取得するようにしたので、HTTPなどのデータ通信や、携帯網50の呼制御メッセージのパラメータに代えて、無線電話端末20から電話制御装置10へDTMF信号で応答先情報を通知することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態にかかる電話システム1の電話制御装置10について説明する。
第1の実施の形態では、無線電話端末20から電話制御装置10への電話発信により、端末通話路を形成する場合を例として説明した。本実施の形態では、電話制御装置10から無線電話端末20への電話発信により、端末通話路を形成する場合を例として説明する。
呼制御部17は、中継接続を行う際、無線電話端末20からの着信への応答により形成される端末通話路に代えて、応答通知に含まれる端末識別情報で特定される無線電話端末20へ携帯網50で電話発信して形成した端末通話路を相手通話路と中継接続する機能を有している。
電話制御装置10におけるその他の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、図7を参照して、本実施の形態にかかる電話制御装置10の動作について説明する。図7は、第4の実施の形態にかかる電話制御装置の着信処理動作を示すシーケンス図であり、前述の図4と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
ここでは、電話システム1が提供する電話サービスのうちの外線着信機能を利用して、無線電話端末20が電話制御装置10を介して相手電話端末30からの着信に応答して音声通話を行う場合を例として説明する。なお、ステップ120までの動作については図4と同様であり、ここでの説明は省略する。
無線電話端末20のブラウザ部26は、無線I/F部21を介して受信した電話制御装置10からの接続中画面を画面表示部23で表示する(ステップ406)。これにより、利用者に対して発信中であることが報知される。
図8は、接続中画面の構成例である。ここでは、着信への接続中の状態であることを表示するためのシンボル、応答先情報を表示するためのシンボル、さらには応答を中止するための中止ボタンのシンボルなどが配置されている。
無線電話端末20の制御部25は、電話制御装置10からのコールバックに自動応答する(ステップ411)。これにより、端末通話路が形成される。
この際、ステップ403で確認した応答元電話番号は、端末IDと同一の応答通知メッセージから確認したものであるから、呼制御部17において、端末IDと当該応答元電話番号とが同一の無線電話端末20のものであることを確認する必要はない。
このように、本実施の形態は、電話制御装置10の接続要求確認部16で、通話路接続要求を確認する際、無線電話端末20からの着信に代えて、応答通知に付加されている無線電話端末20の端末識別情報により通話路接続要求を確認し、呼制御部17で、中継接続を行う際、無線電話端末20からの着信への応答により形成される端末通話路に代えて、応答通知に付加されている端末識別情報で特定される無線電話端末20へ携帯網50で電話発信して形成した端末通話路を相手通話路と中継接続するようにしたので、無線電話端末20からの電話発信することなく、端末通話路を形成することができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、矛盾しない範囲で、各実施形態を組み合わせて実施することができる。
Claims (8)
- 内線回線を介して接続した複数の内線電話端末を電話網または携帯網に対して交換接続することにより、当該電話網または携帯網を介した前記内線電話端末による通話を実現する電話制御装置であって、
相手電話端末からの発信に応じた相手着信が前記電話網または前記携帯網から通知された場合、前記携帯網を介したデータ通信により、当該相手着信を通知するためのWeb画面を、当該相手着信で指定された無線電話端末へ前記携帯網を介して配信する配信部と、
前記無線電話端末で画面表示された前記Web画面での応答操作に基づいて当該無線電話端末から前記データ通信により通知された応答通知から、応答先情報を取得する応答通知確認部と、
前記応答操作に応じた前記無線電話端末での電話発信に基づいて前記携帯網から通知された端末着信により、当該無線電話端末からの通話路接続要求を確認する接続要求確認部と、
前記応答通知確認部による前記応答先情報の取得、および前記接続要求確認部による前記通話路接続要求の確認の後、前記相手着信への応答により形成される相手通話路と前記端末着信への応答により形成される端末通話路とを中継接続する呼制御部と、
前記無線電話端末ごとに、当該無線電話端末の端末識別情報および携帯電話番号が登録された無線端末情報を記憶する記憶部とを備え、
前記呼制御部は、前記中継接続を行う際、前記応答通知確認部による前記応答先情報の取得と、前記接続要求確認部による前記通話路接続要求の確認とが一定時間内に行われた場合であって、かつ、前記無線端末情報に基づいて、前記応答通知に含まれる端末識別情報と前記端末着信時に前記携帯網から通知された発信元電話番号とが同一の無線電話端末のものであることが確認された場合に、前記中継接続を行う
ことを特徴とする電話制御装置。
を備えることを特徴とする電話制御装置。 - 請求項1記載の電話制御装置において、
前記応答通知確認部は、前記応答先情報を取得する際、前記応答通知に代えて、前記無線電話端末での前記電話発信時に、前記無線電話端末から前記携帯網へ送信された発信要求メッセージに付加された前記応答先情報を、前記端末着信時に前記携帯網から通知された応答通知メッセージから取得することを特徴とする電話制御装置。 - 請求項1に記載の電話制御装置において、
前記呼制御部は、前記端末着信に応答して前記無線電話端末との間の端末通話路を形成し、
前記応答通知確認部は、前記応答先情報を取得する際、前記応答通知に代えて、前記端末通話路を介して前記無線電話端末から受信したDTMF信号から前記応答先情報を取得する
ことを特徴とする電話制御装置。 - 請求項1に記載の電話制御装置において、
前記接続要求確認部は、前記通話路接続要求を確認する際、前記端末着信に代えて、前記応答通知に含まれる前記無線電話端末の端末識別情報により前記通話路接続要求を確認し、
前記呼制御部は、前記中継接続を行う際、前記端末着信への応答により形成される端末通話路に代えて、前記端末識別情報で特定される前記無線電話端末へ前記携帯網で電話発信して形成した端末通話路を前記相手通話路と中継接続する
ことを特徴とする電話制御装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の電話制御装置において、
前記配信部は、前記無線電話端末から前記携帯網を介したデータ通信により画面要求が通知された場合、当該無線電話端末に対する相手着信が前記電話網または前記携帯網から通知されるまで、前記画面要求への応答を一時停止しておくことにより、前記Web画面を前記無線電話端末に対して配信するための接続を保持する
ことを特徴とする電話制御装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の電話制御装置において、
前記呼制御部は、前記電話網または前記携帯網からの前記相手着信の通知に応じて、前記無線電話端末へ前記携帯網から電話発信し、
前記配信部は、前記相手着信を通知するためのWeb画面を配信する際、前記相手着信の通知に代えて、前記無線電話端末への電話発信に応じて前記無線電話端末から前記携帯網を介したデータ通信により通知された画面要求に基づいて前記Web画面を当該無線電話端末へ配信する
ことを特徴とする電話制御装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の電話制御装置と、内線回線を介して前記電話制御装置に接続された複数の内線電話端末とを含むことを特徴とする電話システム。
- 内線回線を介して接続した複数の内線電話端末を電話網または携帯網に対して交換接続することにより、当該電話網または携帯網を介した前記内線電話端末による通話を実現する電話制御装置で用いられる発信制御方法であって、
相手電話端末からの発信に応じた相手着信が前記電話網または前記携帯網から通知された場合、前記携帯網を介したデータ通信により、当該相手着信を通知するためのWeb画面を、当該相手着信で指定された無線電話端末へ前記携帯網を介して配信する配信ステップと、
前記無線電話端末で画面表示された前記Web画面での応答操作に基づいて当該無線電話端末から前記データ通信により通知された応答通知から、応答先情報を取得する応答通知確認ステップと、
前記応答操作に応じた前記無線電話端末での電話発信に基づいて前記携帯網から通知された端末着信により、当該無線電話端末からの通話路接続要求を確認する端末要求確認ステップと、
前記発信先取得ステップによる前記応答先情報の取得、および前記端末要求確認ステップによる前記通話路接続要求の確認の後、前記相手着信への応答により形成される相手通話路と前記端末着信への応答により形成される端末通話路とを中継接続する呼制御ステップと、
前記無線電話端末ごとに、当該無線電話端末の端末識別情報および携帯電話番号が登録された無線端末情報を記憶部で記憶する記憶ステップとを備え、
前記呼制御ステップは、前記中継接続を行う際、前記応答通知確認ステップによる前記応答先情報の取得と、前記接続要求確認ステップによる前記通話路接続要求の確認とが一定時間内に行われた場合であって、かつ、前記無線端末情報に基づいて、前記応答通知に含まれる端末識別情報と前記端末着信時に前記携帯網から通知された発信元電話番号とが同一の無線電話端末のものであることが確認された場合に、前記中継接続を行う
ことを特徴とする着信制御方法。
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