JP6925159B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、液体洗浄剤組成物に関する。
近年、環境意識と節約志向の高まりに伴い、洗濯に風呂の残り湯を洗濯水として用いることが多くなっている。この風呂の残り湯には、ヒト由来や土壌由来等の様々な微生物が存在する。また、水道の整備状態が悪い国、地域によっては、水道水中に微生物、有機物等の異物が混入している場合がある。このような微生物を多く含む水を洗濯に用いると、微生物が衣料に付着して独特の臭気を発生したり、洗濯物を干している間に衣料に付着した微生物が増殖して臭気を発生するという問題がある。
洗濯水中の微生物が被洗物に付着するのを抑制する方法として、特許文献1では、過酸化水素、界面活性剤、キレート剤、カチオン性ポリマーを含む漂白性組成物について提案している。特許文献1の漂白性組成物によれば、微生物が被洗物に付着するのを抑制するとともに、保存安定性にも優れる。
国際公開第2011/152452号
しかしながら、微生物が被洗物に付着するのを抑制し、安定性にも優れ、且つ漂白剤を含まない洗浄剤も要求されている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、微生物が被洗濯物に付着するのを抑制することができ、かつ外観安定性に優れた液体洗浄剤組成物を目的とする。
本発明者らは鋭意検討により、特定の抗菌剤と特定の有機溶媒とを組み合わせることにより、上記課題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明の液体洗浄剤組成物は、以下の態様を含む。
[1](A)成分:下記式(A1)で表される有機溶剤、及び下記式(A2)で表される有機溶剤からなる群から選択される少なくとも1種と、
(B)成分:フェノール性水酸基を有する抗菌剤と、
(C)成分:ノニオン界面活性剤と、
(D)成分:アニオン界面活性剤と、を含有する液体洗浄剤組成物であって、
前記(A)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、2.5質量%以上である、液体洗浄剤組成物。
−[(EO)/(PO)]−H ・・・(A1)
(式(A1)中、Rは炭素数3〜6のアルキル基、又は炭素数3〜6のアルケニル基であり、EOはオキシエチレン基を表し、POはオキシプロピレン基を表し、yはEOの平均繰り返し数を表し、2〜10であり、zはPOの平均繰り返し数を表し、0〜10であり、EOとPOとは混在して配列してもよい。)
Figure 0006925159
(式(A2)中、Rは水素原子、又はCHC(=O)−であり、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基であり、Rは炭素数1〜3のアルキル基である。)
[2]前記(B)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、0.001〜10.0質量%である、[1]に記載の液体洗浄剤組成物。
[3]前記(C)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、20質量%以上である、[1]又は[2]に記載の液体洗浄剤組成物。
[4](C)成分/(D)成分で表される質量比が、1以上である、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の液体洗浄剤組成物。
[5]前記(A)成分が、ジエチレングリコールモノブチルエーテルである、[1]〜[4]のいずれか一項に記載の液体洗浄剤組成物。
[6]さらに(E)成分:カチオン界面活性剤を含有する、[1]〜[5]のいずれか一項に記載の液体洗浄剤組成物。
本発明によれば、微生物が被洗濯物に付着するのを抑制することができ、かつ外観安定性に優れた液体洗浄剤組成物を提供することができる。
≪液体洗浄剤組成物≫
本発明の液体洗浄剤組成物は、(A)成分、(B)成分、(C)成分、及び(D)成分を含む。
<(A)成分>
(A)成分は、下記式(A1)で表される有機溶剤(以下、(A1)成分ともいう)、及び下記式(A2)で表される有機溶剤(以下、(A2)成分ともいう)からなる群から選択される少なくとも1種である。
−[(EO)/(PO)]−H ・・・(A1)
(式(A1)中、Rは炭素数3〜6のアルキル基、又は炭素数3〜6のアルケニル基であり、EOはオキシエチレン基を表し、POはオキシプロピレン基を表し、yはEOの平均繰り返し数を表し、2〜10であり、zはPOの平均繰り返し数を表し、0〜10であり、EOとPOとは混在して配列してもよい。)
Figure 0006925159
(式(A2)中、Rは水素原子、又はCHC(=O)−であり、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基であり、Rは炭素数1〜3のアルキル基である。)
(A)成分は、本発明の液体洗浄剤組成物において外観安定性の確保に寄与し、かつ(B)成分の分散性を高め、(B)成分による微生物が被洗濯物に付着するのを抑制する効果(以下、移菌防止効果という)を高める。
式(A1)中、(EO)/(PO)において、EOとPOはランダム付加であってもよくブロック付加であってもよい。
(A1)としては、例えば、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(ブチルカルビトール)等が挙げられ、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(ブチルカルビトール)が好ましい。
式(A2)、R、R、R、R及びRは、水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基が好ましく、水素原子、メチル基がより好ましい。
はメチル基、エチル基、プロピル基が好ましく、メチル基がより好ましい。
(A2)成分としては、例えば、3−メトキシブタノール、3−メトキシ−3−メチルブタノール、3−メトキシ−3−エチルブタノール、3−メトキシ−3−プロピルブタノール、3−メトキシ−2−メチルブタノール、3−メトキシ−2−エチルブタノール、3−メトキシ−2−プロピルブタノール、3−メトキシ−1−メチルブタノール、3−メトキシ−1−エチルブタノール、3−メトキシ−1−プロピルブタノール、3−メトキシブチルアセテート、3−メトキシ−3−メチルブチルアセテート、3−メトキシ−3−エチルブタチルアセテート、3−メトキシ−3−プロピルブチルアセテート、3−メトキシ−2−メチルブチルアセテート、3−メトキシ−2−エチルブチルアセテート、3−メトキシ−2−プロピルブチルアセテート、3−メトキシ−1−メチルブチルアセテート、3−メトキシ−1−エチルブチルアセテート、3−メトキシ−1−プロピルブチルアセテートが挙げられ、3−メトキシ−3−メチルブタノール、3−メトキシブタノールが好ましく、3−メトキシ−3−メチルブタノールがより好ましい。
(A)成分は1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合せて用いてもよい。
(A)成分の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、2.5質量%以上であり、2.5〜20質量%が好ましく、3.5〜15質量%がより好ましく、4.0〜10質量%がさらに好ましい。
(A)成分の含有量を上記上限値以下とすることにより、生産コストを低減できる。
(A)成分の含有量を上記下限値以上とすることにより、微生物が被洗濯物に付着するのを抑制するとともに、液体洗浄剤組成物の増粘を抑制することができる。また、外観安定性を向上しやすい。
<(B)成分>
(B)成分は、フェノール性水酸基を有する抗菌剤である。(B)成分は、(A)成分との組み合わせにより移菌防止効果を発揮する。
ここでフェノール性水酸基を有する抗菌剤とは、芳香族炭化水素核の水素原子の1以上がヒドロキシ基で置換された構造を有するものを意味する。(B)成分として、抗菌剤として公知のフェノール誘導体またはジフェニル化合物を好適に用いることができる。具体的には、5−クロロ−2−(2,4−ジクロロフェノキシ)フェノール(慣用名:トリクロサン)、4,4’−ジクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル(慣用名:ダイクロサン)、o−ベンジル−p−クロロフェノール(クロロフェン)、イソプロピルメチルフェノール及びパラクロロメタキシレノール等が挙げられる。
(B)成分は、洗濯後の衣類等の繊維製品に抗菌性を付与する成分である。フェノール性水酸基をもつ化合物は、液体洗浄剤中においてアニオン界面活性剤と共存させても、アニオン界面活性剤による洗浄性を損なわずに抗菌性を発揮できる。
(B)成分は、下記式(B1)でXが酸素原子でaが1のときに表される2−ヒドロキシジフェニル化合物(以下、化合物(B1)という。)を含むことが好ましい。化合物(B1)は、疎水性繊維への吸着量が高いことから本発明を適用することによる効果が大きい点で好ましい。
Figure 0006925159
(式(B1)中、Xは酸素原子または炭素数1〜4のアルキル基であり、Yは塩素原子又は臭素原子であり、ZはSOH、NO、又は炭素数1〜4のアルキル基であり、a、b、cはそれぞれ独立に0又は1〜3の整数であり、dは0又は1であり、mは0又は1であり、nは0又は1である。)
好適な具体例は、Xが酸素原子またはメチレン基であり、Yが塩素原子又は臭素であり、mが0であり、nが0又は1であり、aが1、bが0、1又は2であり、cが0、1又は2であり、かつdが0である化合物である。
化合物(B1)のより好適な具体例として、Xが酸素原子、aが1であり、Yが塩素原子、bまたはcの一方が1で他方が0であり、dが0、mが0、nが0であるモノクロロヒドロキシジフェニルエーテル;Xが酸素原子、aが1であり、Yが塩素原子、bが1、cが1、dが0、mが0、nが0であるジクロロヒドロキシジフェニルエーテル;Xが酸素原子、aが1であり、Yが塩素原子、bまたはcの一方が1で他方が2であり、dが0、mが0、nが0であるトリクロロヒドロキシジフェニルエーテル;Xがメチレン基、aが1であり、Yが塩素原子、bが0、cが1、dが0、mが0、nが0であるベンジルクロロフェノールが挙げられる。
好適な具体例として、5−クロロ−2−(2,4−ジクロロフェノキシ)フェノール(慣用名:トリクロサン)、4,4’−ジクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル(慣用名:ダイクロサン)、o−ベンジル−p−クロロフェノール(慣用名:クロロフェン)が挙げられ、特に4,4’−ジクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル(慣用名:ダイクロサン)が好適である。
(B)成分は1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合せて用いてもよい。
化合物(B1)の含有量は、(B)成分の総質量に対し、60質量%以上が好ましく、80質量%以上がより好ましく、90質量%以上がさらに好ましく、100質量%であってもよい。
(B)成分の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、0.001〜10.0質量%以上が好ましく、0.01〜3質量%がより好ましく、0.05〜1質量%がさらに好ましく、0.1〜0.5質量%が特に好ましい。
(B)成分の含有量を上記上限値以下とすることにより、外観安定性が向上しやすい。
(B)成分の含有量を上記下限値以上とすることにより、移菌抑制効果を向上しやすい。
(A)成分/(B)成分で表される質量比(以下、A/B比ともいう)は、0.83〜2000が好ましく、3.5〜300がより好ましく、8〜200がさらに好ましい。
A/B比を上記上限値以下とすることにより、液安定性を向上しやすくなる。
A/B比を上記下限値以上とすることにより、移菌防止性能を向上しやすくなる。
<(C)成分>
(C)成分はノニオン界面活性剤である。(C)成分は、液体洗浄剤組成物に洗浄力を付与するために用いられる。
(C)成分としては、下記一般式(C1)で表されるポリオキシアルキレン型ノニオン界面活性剤、下記一般式(C2)で表されるポリオキシアルキレン型ノニオン界面活性剤が挙げられる。
11−X−[(EO)/(PO)]−R12 ・・・(C1)
(式(C1)中、R11は炭素数6〜22の疎水基である。XはO、COO又はCONHである。R12は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、又は炭素数2〜6のアルケニル基である。sはEOの平均繰返し数を表し、3〜20の数である。tはPOの平均繰返し数を表し、0〜6の数である。EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を表し、EOとPOとは混在して配列してもよい。)
前記式(C1)中、R11は、洗浄力が良好であることから、炭素数6〜22であり、8〜22が好ましく、10〜18の疎水基であることがより好ましく、直鎖状であっても分岐鎖状であってもよい。該疎水基としては、1級又は2級の高級アルコール、高級脂肪酸、高級脂肪酸アミド等の原料に由来するものが挙げられる。炭素数10〜18の疎水基としては、炭素数10〜18の炭化水素基が好ましく、炭素数10〜18のアルキル基、炭素数10〜18のアルケニル基がより好ましい。
12のアルキル基は、炭素数1〜6であり、1〜3のアルキル基が好ましい。R12のアルケニル基は、炭素数2〜6であり、2〜3のアルケニル基が好ましい。
XはO、COOが好ましい。
前記式(C1)中、XがOのとき、(C)成分はアルコールアルコキシレートである。この場合において、洗浄力が良好であることから、R11の炭素数は10〜18であることが好ましく、R11は不飽和結合を有していてもよい。また、この場合において、sは10〜20であることが好ましく、更にR12は、水素原子であることが好ましい。
前記式(C1)中、XがCOOのとき、(C)成分は脂肪酸エステル型ノニオン界面活性剤である。この場合において、洗浄力が良好であることから、R11の炭素数は9〜18であることが好ましく、より好ましくは11〜18である。R11は不飽和結合を有していてもよい。また、この場合において、R12は、炭素数1〜3のアルキル基であることが好ましい。
前記式(C1)中、sは、好ましくは5〜18の数である。sが20を超えると、HLB値が高くなりすぎて、洗浄力が低下する傾向にある。一方、sが5未満であると、(C)成分自体の原料臭気の劣化が生じるおそれがある。
tは、好ましくは0〜3の数である。tが6を超えると、液体洗浄剤組成物の高温下での保存安定性が低下する傾向にある。
EOとPOとは混在して配列してもよく、(EO)/(PO)は、EOとPOとがランダム状に付加していてもよく、ブロック状に付加していてもよい。
前記式(C1)で表される(C)成分において、EO又はPOの付加モル数分布は特に限定されず、(C)成分を製造する際の反応方法によって変動しやすい。たとえば、EO又はPOの付加モル数分布は、一般的な水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ触媒を用いて、エチレンオキシド又はプロピレンオキシドを疎水基原料(1級又は2級の高級アルコール、高級脂肪酸、高級脂肪酸アミド等)に付加させた際には、比較的広い分布となる傾向にある。また、特公平6−15038号公報に記載のAl3+、Ga3+、In3+、Tl3+、Co3+、Sc3+、La3+、Mn2+等の金属イオンを添加した酸化マグネシウム等の特定のアルコキシル化触媒を用いて、エチレンオキシド又はプロピレンオキシドを該疎水基原料に付加させた際には、比較的狭い分布となる傾向にある。
前記式(C1)で表される(C)成分の具体例としては、三菱化学社製の商品名Diadol(C13、Cは炭素数を示す。以下同様。)、Shell社製の商品名Neodol(C12とC13との混合物)、Sasol社製の商品名Safol23(C12とC13との混合物)等のアルコールに対して、12モル相当、又は15モル相当のエチレンオキシドを付加したもの;P&G社製の商品名CO−1214又はCO−1270等の天然アルコールに対して、12モル相当、又は15モル相当のエチレンオキシドを付加したもの;ブテンを3量化してから得られるC12アルケンをオキソ法に供して得られるC13アルコールに対して、7モル相当のエチレンオキシドを付加したもの(BASF社製の商品名Lutensol TO7);ペンタノールをガーベット反応に供して得られるC10アルコールに対して、9モル相当のエチレンオキシドを付加したもの(BASF社製の商品名Lutensol XP90);ペンタノールをガーベット反応に供して得られるC10アルコールに対して、7モル相当のエチレンオキシドを付加したもの(BASF社製の商品名Lutensol XL70);ペンタノールをガーベット反応に供して得られるC10アルコールに対して、6モル相当のエチレンオキシドを付加したもの(BASF社製の商品名Lutensol XA60);炭素数12〜14の第2級アルコールに対して、9モル相当又は15モル相当のエチレンオキシドを付加したもの(日本触媒社製の商品名ソフタノール90、ソフタノール150)等が挙げられる。さらには、ヤシ脂肪酸メチル(ラウリン酸/ミリスチン酸=8/2)に対して、アルコキシル化触媒を用いて、15モル相当の酸化エチレンを付加したもの(ポリオキシエチレンヤシ脂肪酸メチルエステル(EO15モル)も挙げられる。
13−O−[(EO)/(PO)]−(EO)−H ・・・(C2)
(式(C2)中、R13は炭素数6〜22の疎水基である。pはEOの平均繰返し数を表し、qはPOの平均繰返し数を表し、rはEOの平均繰返し数を表し、p、q、rはp>1、r>10、0<q≦3、p+r=11超〜20以下を満たす数である。EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を表し、(EO)/(PO)におけるEOとPOとは混在して配列してもよい。)
前記式(C2)中、R13は、炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニル基であることが好ましく、直鎖状であっても分岐鎖状であってもよい。
前記式(C2)中、EOとPOとの比率は、q/(p+r)で表される比で0.1〜0.5であることが好ましく、より好ましくは0.1〜0.3である。
q/(p+r)で表される比が下限値以上であると、泡が立ちすぎず、泡立ちの適正化が図られやすい。上限値以下であると、適度な粘度が得られやすくなり、ゲル化が抑制されやすい。
(EO)/(PO)におけるEOとPOとは、いずれか一方のみが存在していてもよく、混在して配列してもよい。(EO)/(PO)は、EOとPOとがランダム状に付加していてもよく、ブロック状に付加していてもよい。
前記式(C2)で表される(C)成分は、公知の方法で製造することができる。具体的には、天然油脂から誘導されたR13の疎水基を有するアルコールに対して、エチレンオキシド、プロピレンオキシドの順に付加反応した後、又はエチレンオキシドとプロピレンオキシドとを混合付加(ランダム付加)した後、再度、エチレンオキシドを付加することで製造できる。
この式(C2)で表される(C)成分を用いると、液体洗浄剤は適度な粘度が得られやすくなり、ゲル化も抑制される。また、泡立ち性が向上し、生分解性もより良好になる。
(C)成分の中でも、液体洗浄剤組成物の洗浄力の点から前記式(C1)で表されるノニオン界面活性剤が好ましい。
(C)成分は1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合せて用いてもよい。
(C)成分の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、10〜70質量%が好ましく、15〜50質量%がより好ましく、15〜30質量%が特に好ましい。
(C)成分の含有量を上記上限値以下とすることにより、液体洗浄剤組成物の流動性が高まり、外観安定性がより向上することができる。
(C)成分の含有量を上記下限値以上とすることにより、汚れの分散に寄与することから、移菌抑制効果を高めやすくなる。
(A)成分/(C)成分で表される質量比(以下、A/C比ともいう)は、0.01〜0.5が好ましく、0.05〜0.4がより好ましい。
<(D)成分>
(D)成分はアニオン界面活性剤である。(D)成分は、液体洗浄剤組成物に洗浄力を付与するために用いられる。
(D)成分としては、高級脂肪酸塩を含む、公知のアニオン界面活性剤のなかから適宜選択して用いることができる。(D)成分は液体洗浄剤として洗浄力を付与し、(C)成分と混合されることで、放置時に水分が揮発した状態でも、(C)成分の結晶化を乱すことでゲル化を防ぐ。
本発明において好ましく用いられる(D)成分として、例えば、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸またはその塩;α−オレフィンスルホン酸塩;直鎖または分岐鎖のアルキル硫酸エステル塩;アルキルエーテル硫酸エステル塩またはアルケニルエーテル硫酸エステル塩;アルキル基を有するアルカンスルホン酸塩;α−スルホ脂肪酸エステル塩などが挙げられる。これらのアニオン界面活性剤における塩としては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属塩、マグネシウムなどのアルカリ土類金属塩、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンなどのアルカノールアミン塩などが挙げられる。
これらのうち、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩としては、直鎖アルキル基の炭素数が8〜16のものが好ましく、炭素数10〜14のものが特に好ましい。
α−オレフィンスルホン酸塩としては、炭素数10〜20のものが好ましい。
アルキル硫酸エステル塩としては、アルキル基の炭素数が10〜20のものが好ましい。
アルキルエーテル硫酸エステル塩又はアルケニルエーテル硫酸エステル塩としては、炭素数10〜20の直鎖または分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル基を有し、平均1〜10モルのエチレンオキサイドを付加したもの(すなわち、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩又はポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩)が好ましい。
アルカンスルホン酸塩としては、アルキル基の炭素数が10〜20のものが好ましく、14〜17のものがより好ましい。なかでも、該アルキル基が2級アルキル基であるもの(すなわち2級アルカンスルホン酸塩)が特に好ましい。
α−スルホ脂肪酸エステル塩としては、脂肪酸残基の炭素数が10〜20のものが好ましい。
これらの中でも、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、アルカンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンプロピレンアルキルエーテル硫酸塩からなる群から選ばれる少なくとも1種が特に好ましい。
(D)成分として、上記以外の他のアニオン界面活性剤を用いてもよい。該他のアニオン界面活性剤としては、たとえば、炭素数10〜20の高級脂肪酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、ポリオキシアルキレンエーテルカルボン酸塩、アルキル(又はアルケニル)アミドエーテルカルボン酸塩、アシルアミノカルボン酸塩等のカルボン酸型アニオン界面活性剤;アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルリン酸エステル塩、グリセリン脂肪酸エステルモノリン酸エステル塩等のリン酸エステル型アニオン性界面活性剤;等が挙げられる。
これらのアニオン界面活性剤は、市場において容易に入手することができる。
(D)成分は1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合せて用いてもよい。
(D)成分の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、0.1〜40質量%が好ましく、1〜40質量%がより好ましく、2〜30質量%がさらに好ましく、10〜20質量%が特に好ましい。
(D)成分の含有量を上記上限値以下とすることにより、低温安定性を向上しやすい。
(D)成分の含有量を上記下限値以上とすることにより、タンパク汚れの分散性が高まることから、移菌防止効果を向上しやすい。
(A)成分/(D)成分で表される質量比(以下、A/D比ともいう)は、0.1〜10が好ましく、0.2〜5がより好ましい。
(C)成分/(D)成分で表される質量比(以下、C/D比ともいう)は、1以上が好ましく、1〜700がより好ましく、1.2〜50がさらに好ましく、1.4〜30が特に好ましい。
C/D比を上記上限値以下とすることにより、低温時の外観安定性を向上しやすい。
C/D比を上記下限値以上とすることにより、効率的な汚れの分散が可能となり、移菌防止効果を向上しやすい。
<任意成分>
本発明の液体洗浄剤組成物は、必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で、上記(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分以外の任意成分を含有してもよい。任意成分としては、液体洗浄剤に通常用いられる成分を配合することができ、例えば、カチオン界面活性剤(以下、(E)成分ともいう)、両性界面活性剤、(A)成分以外の有機溶媒、水、酵素、減粘剤、可溶化剤、アルカリ剤、金属イオン捕捉剤、酸化防止剤、(B)成分以外の抗菌剤、防腐剤、酵素安定化剤、シリコーン、蛍光増白剤、再汚染防止剤、パール剤、ソイルリリース剤、着香剤、着色剤、乳濁化剤、天然物等のエキス、pH調整剤等を含んでいてもよい。
<(E)成分>
(E)成分はカチオン界面活性剤である。
カチオン界面活性剤としては、従来、洗浄剤において使用されるものであれば、特に限定されることなく、各種のカチオン界面活性剤を使用することができる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、以下のものが挙げられる。
(1)ジ長鎖アルキルジ短鎖アルキル型4級アンモニウム塩。
(2)モノ長鎖アルキルトリ短鎖アルキル型4級アンモニウム塩。
(3)トリ長鎖アルキルモノ短鎖アルキル型4級アンモニウム塩。
これら(1)〜(3)における「長鎖アルキル」は、炭素数10〜26のアルキル基を示す。該アルキル基の炭素数は12〜18が好ましい。
「短鎖アルキル」は、置換基を有していてもよい炭素数1〜4のアルキル基を示す。該アルキル基の炭素数は1又は2が好ましい。該アルキル基が有していてもよい置換基としては、フェニル基、ベンジル基、水酸基、ヒドロキシアルキル基、ポリオキシアルキレン基等が挙げられる。ヒドロキシアルキル基の炭素数は2〜4が好ましく、2又は3がより好ましい。ポリオキシアルキレン基におけるアルキレン基の炭素数は2〜4が好ましく、2又は3がより好ましい。
(E)成分は1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合せて用いてもよい。
(E)成分の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、0.1〜20質量%が好ましく、1〜10質量%がより好ましく、2〜5質量%がさらに好ましい。
(E)成分の含有量を上記上限値以下とすることにより、洗浄時の発泡性を抑制しやすい。
(E)成分の含有量を上記下限値以上とすることにより、黄色ブドウ球菌に対する移菌防止効果を向上しやすい。
両性界面活性剤としては、アルキルベタイン型、アルキルアミドベタイン型、イミダゾリン型、アルキルアミノスルホン酸型、アルキルアミノカルボン酸型、アルキルアミドカルボン酸型、アミドアミノ酸型、リン酸型等の両性界面活性剤が挙げられる。
界面活性剤の総量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、20〜70質量%が好ましく、30〜60質量%がより好ましい。
界面活性剤の総量を上記上限値以下とすることにより、液体外観安定性を維持しやすくなる。
界面活性剤の総量を上記下限値以上とすることにより、衣料用洗剤として適切な洗浄力を付与しやすい。
(A)成分以外の有機溶剤としては、エタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール等のグリコール類、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、重量平均分子量約200〜1000のポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール等のポリグリコール類が挙げられる。
これらの中でも、臭気の少なさ、入手のしやすさ、液体洗浄剤の流動性の点等から、エタノール、プロピレングリコールが好ましい。
酵素としては、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、マンナナーゼ等が挙げられる。
なお、本明細書において「酵素」とは酵素製剤を意味する。
プロテアーゼとしては、プロテアーゼ製剤としてノボザイムズ社から入手できる商品名Savinase16L、Savinase Ultra 16L、Savinase Ultra 16XL,Everlase 16L TypeEX、Everlase Ultra 16L、Esperase 8L、Alcalase 2.5L、Alcalase Ultra 2.5L、Liquanase 2.5L、Liquanase Ultra 2.5L、Liquanase Ultra 2.5XL、Coronase 48L、ジェネンコア社から入手できる商品名Purafect L、Purafect OX,Properase L等が挙げられる。
アミラーゼとしては、アミラーゼ製剤としてノボザイムズ社から入手できる商品名Termamyl 300L、Termamyl Ultra 300L、Duramyl 300L、Stainzyme 12L、Stainzyme Plus 12L、ジェネンコア社から入手できる商品名Maxamyl、天野製薬社から入手できる商品名プルラナーゼアマノ、生化学工業社から入手できる商品名DB−250等が挙げられる。
リパーゼとしては、リパーゼ製剤としてノボザイムズ社から入手できる商品名Lipex 100L、Lipolase 100L等が挙げられる。
セルラーゼとして、セルラーゼ製剤としてノボザイムズ社から入手できる商品名Endolase 5000L、Celluzyme 0.4L、Carzyme 4500L等が挙げられる。
マンナナーゼとして、マンナナーゼ製剤としてノボザイムズ社から入手できる商品名Mannaway 4L等が挙げられる。
減粘剤及び可溶化剤として、芳香族スルホン酸またはその塩として、例えば、トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、クメンスルホン酸、置換もしくは非置換ナフタレンスルホン酸、トルエンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、クメンスルホン酸塩、置換もしくは非置換ナフタレンスルホン酸塩が挙げられる。
塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩、またはアルカノールアミン塩等が挙げられる。
これらの酸又はその塩は、1種または2種以上混合して用いることが出来る。
アルカリ剤として、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられる。アルカリ剤は、1種または2種以上混合して用いることできる。
本発明の液体洗浄剤組成物がアルカリ剤を含有する場合、アルカリ剤の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対して、0.5〜5質量%が好ましい。
金属イオン捕捉剤(キレート剤)として、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、ジグリコール酸、酒石酸、クエン酸、HEDP(ヒドロキシエタジスルホン酸)、MGDA(メチルグリシンジ酢酸3ナトリウム)等が挙げられる。
本発明の液体洗浄剤組成物が金属イオン捕捉剤を含有する場合、金属イオン捕捉剤の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、0.01〜20質量%が好ましい。
酸化防止剤としては、特に限定はされないが、洗浄力と配合安定性が良好であることから、フェノール系酸化防止剤が好ましく、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール等のモノフェノール系酸化防止剤、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール等のビスフェノール系酸化防止剤、dl−α−トコフェロール等の高分子型フェノール系酸化防止剤がより好ましく、モノフェノール系酸化防止剤、高分子型酸化防止剤が更に好ましい。
モノフェノール系酸化防止剤のなかでは、ジブチルヒドロキシトルエンが特に好ましい。高分子型フェノール系酸化防止剤のなかでは、dl−α−トコフェロールが特に好ましい。
酸化防止剤は、1種が単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
本発明の液体洗浄剤組成物が酸化防止剤を含有する場合、酸化防止剤の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、0.01〜2質量%が好ましい。
防腐剤として、例えばダウ社製:商品名「ケーソンCG」、ロンザ社製:商品名「AN−1000」、ソー社製「MBS」、クラリアント社製:「NIPACIDE BIT 20」等を含有してもよい。
本発明の液体洗浄剤組成物が防腐剤を含む場合、防腐剤の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、0.001〜1質量%が好ましい。
酵素安定化剤として、ホウ酸、ホウ砂、ギ酸またはその塩、安息香酸、乳酸又はその塩及び塩化カルシウム、硫酸カルシウム等のカルシウム塩類を含有してもよい。
本発明の液体洗浄剤が酵素安定化剤を含む場合、酵素安定化剤の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、0〜2質量%が好ましい。
風合い向上を目的としてジメチルシリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等のシリコーンを含有してもよい。
本発明の液体洗浄剤組成物がシリコーンを含む場合、シリコーンの含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、0〜5質量%が好ましい。
白色衣類の白度向上を目的としてジスチリルビフェニル型等の蛍光増白剤を含有してもよい。
本発明の液体洗浄剤組成物が蛍光増白剤を含む場合、蛍光増白剤の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、0〜1質量%が好ましい。
移染防止剤、再汚染防止を目的としてポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース等の再汚染防止剤を、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、0〜2質量%含有してもよい。
パール剤、ソイルリリース剤、例えばクラリアント社製:商品名「SRN−100」やBASF社製:商品名「HP20」等を含有してもよい。
商品の付加価値向上等を目的として、着香剤、着色剤や乳濁化剤、天然物などのエキス等を含有してもよい。
着香剤としては、代表的な例として、特開2002−146399号公報の表11〜18に記載の香料組成物A、B、C、Dなどが使用できる。
本発明の液体洗浄剤組成物が着香剤を含む場合、着香剤の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対して、0.1〜1質量%が好ましい。
着色剤としては、アシッドレッド138、Polar Red RLS、アシッドイエロー203、アシッドブルー9、青色1号、青色205号、緑色3号、ターコイズP−GR(いずれも商品名)等の汎用の色素や顔料が挙げられる。
本発明の液体洗浄剤組成物が着色剤を含む場合、着色剤の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対して、0.00005〜0.005質量%が好ましい。
乳濁化剤としては、ポリスチレンエマルション、ポリ酢酸ビニルエマルジョン等が挙げられ、通常、固形分30〜50質量%のエマルションが好適に用いられる。具体例としては、ポリスチレンエマルション(サイデン化学社製:商品名サイビノールRPX−196 PE−3、固形分40質量%)等が挙げられる。
本発明の液体洗浄剤組成物が乳濁剤を含む場合、乳濁化剤の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対して、0.01〜0.5質量%が好ましい。
天然物等のエキスとしては、イヌエンジュ、ウワウルシ、エキナセア、コガネバナ、キハダ、オウレン、オールスパイス、オレガノ、エンジュ、カミツレ、スイカズラ、クララ、ケイガイ、ケイ、ゲッケイジュ、ホオノキ、ゴボウ、コンフリー、ジャショウ、ワレモコウ、シャクヤク、ショウガ、セイタカアワダチソウ、セイヨウニワトコ、セージ、ヤドリギ、ホソバオケラ、タイム、ハナスゲ、チョウジ、ウンシュウミカン、ティーツリー、バーベリー、ドクダミ、ナンテン、ニュウコウ、ヨロイグサ、シロガヤ、ボウフウ、オランダヒユ、ホップ、ホンシタン、マウンテングレープ、ムラサキタガヤサン、セイヨウヤマハッカ、ヒオウギ、ヤマジソ、ユーカリ、ラベンダー、ローズ、ローズマリー、バラン、スギ、ギレアドバルサムノキ、ハクセン、ホウキギ、ミチヤナギ、ジンギョウ、フウ、ツリガネニンジン、ヤマビシ、ヤブガラシ、カンゾウ、セイヨウオトギリソウなどの植物エキスが挙げられる。
本発明の液体洗浄剤組成物が天然物等のエキスを含む場合、天然物等のエキスの含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対して、0〜0.5質量%が好ましい。
pH調整剤としては、例えば、硫酸、塩酸、リン酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン、アンモニア等が挙げられる。これらの中でも、液体洗浄剤の経時安定性が高められやすくなる点から、硫酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アルカノールアミンが好ましく、硫酸、水酸化ナトリウム、アルカノールアミンがより好ましい。
任意成分は、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合せて用いてもよい。
(A)〜(D)成分、及び任意成分の含有量の合計は、100質量%を超えない。
本発明の液体洗浄剤組成物の25℃におけるpHは、4〜9が好ましく、6〜9がより好ましい。pHが前記の好ましい範囲であると、液体洗浄剤組成物の外観安定性が良好に維持されやすくなる。
なお、本発明における液体洗浄剤組成物の25℃におけるpHは、試料を25℃に調整し、pHメーター(例えば、東亜ディーケーケー株式会社製の製品名「HM−30G」を使用)等により測定される値を示す。
本発明の液体洗浄剤組成物の25℃での粘度は、10〜100mPa・sが好ましく、40〜90mPa・sがより好ましい。粘度が前記の好ましい範囲内であれば、液体洗浄剤組成物を計量キャップ等で計り取りやすくなる。また、塗布洗浄に用いる際に、液体洗浄剤組成物を繊維製品等に塗布し易くなる。
なお、本発明における液体洗浄剤組成物の25℃での粘度は、試料を25℃に調整し、B型粘度計(TOKIMEC社製)を用いて測定される値を示す(測定条件の一例:ロータNo.2、回転数60rpm、回転開始から1分後の粘度を測定する)。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(A)成分がエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、3−メトキシブタノール、3−メトキシ−3−メチルブタノール、3−メトキシ−3−エチルブタノール、3−メトキシ−3−プロピルブタノール、3−メトキシ−2−メチルブタノール、3−メトキシ−2−エチルブタノール、3−メトキシ−2−プロピルブタノール、3−メトキシ−1−メチルブタノール、3−メトキシ−1−エチルブタノール、3−メトキシ−1−プロピルブタノール、3−メトキシブチルアセテート、3−メトキシ−3−メチルブチルアセテート、3−メトキシ−3−エチルブタチルアセテート、3−メトキシ−3−プロピルブチルアセテート、3−メトキシ−2−メチルブチルアセテート、3−メトキシ−2−エチルブチルアセテート、3−メトキシ−2−プロピルブチルアセテート、3−メトキシ−1−メチルブチルアセテート、3−メトキシ−1−エチルブチルアセテート、及び3−メトキシ−1−プロピルブチルアセテートからなる群から選択される少なくとも1種であり、(B)成分が5−クロロ−2−(2,4−ジクロロフェノキシ)フェノール、4,4’−ジクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル、o−ベンジル−p−クロロフェノール、イソプロピルメチルフェノール及びパラクロロメタキシレノールからなる群から選択される少なくとも1種であり、(C)成分がノニオン界面活性剤であり、(D)成分がアニオン界面活性剤であり、前記(A)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、2.5質量%以上であることが好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(A)成分がジエチレングリコールモノブチルエーテル、3−メトキシブタノール、及び3−メトキシ−3−メチルブタノールからなる群から選択される少なくとも1種であり、(B)成分が上記式(B1)で表される化合物であり、(C)成分がノニオン界面活性剤であり、(D)成分がアニオン界面活性剤であり、前記(A)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、2.5質量%以上であることが好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(A)成分がジエチレングリコールモノブチルエーテル、3−メトキシブタノール、及び3−メトキシ−3−メチルブタノールからなる群から選択される少なくとも1種であり、(B)成分が5−クロロ−2−(2,4−ジクロロフェノキシ)フェノール、4,4’−ジクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル、及びo−ベンジル−p−クロロフェノールからなる群から選択される少なくとも1種であり、(C)成分がノニオン界面活性剤であり、(D)成分がアニオン界面活性剤であり、前記(A)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、2.5質量%以上であることが好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(A)成分がジエチレングリコールモノブチルエーテル、3−メトキシブタノール、及び3−メトキシ−3−メチルブタノールからなる群から選択される少なくとも1種であり、(B)成分が5−クロロ−2−(2,4−ジクロロフェノキシ)フェノール、4,4’−ジクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル、及びo−ベンジル−p−クロロフェノールからなる群から選択される少なくとも1種であり、(C)成分がノニオン界面活性剤であり、(D)成分がアニオン界面活性剤であり、前記(A)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、2.5質量%以上であり、(C)成分/(D)成分で表される質量比が1以上であることが好ましい。
≪製造方法≫
本発明の液体洗浄剤組成物は特に制限されず、従来公知の製造方法によって製造される。
例えば、(A)成分と、(B)成分と、(C)成分と、(D)成分と、必要に応じて任意成分とを、溶媒(例えばイオン交換水等の水)に混合して溶解し、所定のpHになるように調整することにより、製造することができる。
≪使用方法≫
本発明の液体洗浄剤組成物は、衣料用、台所用に用いることができる。とくに衣料用として使用することが好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物の使用方法としては、通常の使用方法が挙げられる。
例えば、水30Lに対し液体洗浄剤組成物5〜30mLを添加した洗浄液を用い、洗濯機で被洗物を洗浄する方法、前記洗浄液に被洗物を漬け置く方法等が挙げられる。
また、液体洗浄剤組成物を被洗物に直接塗布して一定時間放置し、その後、通常の洗濯を行う方法(塗布洗浄)で使用されてもよい。
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
≪実施例1〜14、比較例1〜3≫
<液体洗浄剤組成物の調製>
表1及び2に示す組成に従い各成分を混合し、pH調整剤を加えてpHを調製して各組成物を得た。
表中の配合量の単位は「質量%」であり、いずれの成分も純分換算量を示す。
表中の空欄はその成分が配合されていないことを示す。
「バランス」は、各例の組成物に含まれる全配合成分の合計の配合量(質量%)が100質量%となるように水が配合されていることを意味する。
以下に、表中に示した成分について説明する。
<(A)成分>
・a−1:3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、商品名「ソルフィット」、クラレ社製。
・a−2:3−メトキシ−1−ブタノール、商品名「3−メトキシ−1−ブタノール」、東京化成工業株式会社製。
・a−3:ブチルカルビトール、商品名「ブチルカルビトール」、東京化成工業株式会社製。
<(B)成分>
・b−1:4,4’−ジクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル、品名「Tinosan HP100」、BASF社製。
・b−2:o−ベンジル−p−クロロフェノール、商品名「クロロフェン」、クラリアントジャパン株式会社製。
<(C)成分>
・c−1:ポリオキシエチレンアルキルエーテル;式(C1)中、R11=炭素数12及び炭素数14のアルキル基、X=O、s=15、t=0、R12=H、商品名「LMAO−90」、ライオンケミカル株式会社製。
・c−2:ポリオキシエチレン脂肪酸メチルエステル;ヤシ脂肪酸メチル(質量比でラウリン酸メチル/ミリスチン酸メチル=74/26の混合物)に対して、アルコキシル化触媒を用いて、15モル相当のエチレンオキシドを付加したもの。式(C1)中、R11=炭素数12及び炭素数14のアルキル基、X=COO、s=15、t=0、R12=CH
・c−3:P&G社製の天然アルコール(商品名「CO−1270」、炭素数12の第2級アルコール及び炭素数14の第2級アルコールの混合物)に、平均8モル相当のエチレンオキシドと、2モル相当のプロピレンオキシドと、を付加したもの。式(C1)中、R11=炭素数12の第2級アルコール残基及び炭素数14の第2級アルコール残基、X=O、s=8、t=2、R12=H。
・c−4:炭素12〜14の第2アルコールに、7モル相当のエチレンオキシドを付加したもの(株式会社日本触媒、商品名「ソフタノール70」)上記一般式(C1)中R11=炭素数12〜14の分岐鎖のアルキル基、X=O、s=7、t=0、R12=H。
・c−5:ブテンを3量化して得られるC12アルケンをオキソ法に供して得られるC13アルコールに対して、10モル相当のエチレンオキシドを付加したもの(C13オキソアルコールエトキシレート)、(BASF社、商品名「Lutensol TO10」)。
<(D)成分>
・d−1:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸;アルキル基の炭素数10〜14、平均分子量322、商品名「ライポンLH−200」、ライオン株式会社製。
・d−2:ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩(AES);ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸エステルナトリウムとポリオキシエチレンミリスチルエーテル硫酸エステルナトリウムとの混合物、EOの平均付加モル数1。
・d−3:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(エチレンオキシド(EO)の平均付加モル数2);シェル社製の原料アルコール(商品名「ネオドール23」、炭素数12のアルコール/炭素数13のアルコール=40/60(質量比)の混合物、直鎖率80質量%)に、エチレンオキシド平均2モルが付加したものを無水硫酸と反応させ、次いで水酸化ナトリウムで中和した化合物。
・d−4:ポリオキシエチレンプロピレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム;P&G社製の天然アルコール(商品名「CO−1270」、炭素数12の第2級アルコール及び炭素数14の第2級アルコールの混合物)に、平均8モル相当のエチレンオキシドと、2モル相当のプロピレンオキシドと、を付加したものを無水硫酸と反応させ、次いで水酸化ナトリウムで中和した化合物。
・d−5:ヤシ脂肪酸:商品名「ヤシ脂肪酸」、日本油脂株式会社製。
<任意成分>
・e−1:塩化ジデシルジメチルアンモニウム:商品名「アーカード210」、ライオンスペシャリティケミカルズ製。
・エタノール:商品名「特定アルコール95度合成」、日本アルコール販売株式会社製。
・プロピレングリコール:商品名「プロピレングリコール」、BASF社製。
・プロテアーゼ:商品名「コロナーゼ」、ノボザイムズ社製。
・PPG:ポリオキシプロピレングリセリルエーテル、商品名「アクトコールT4000」、三井化学株式会社製。
・クエン酸3Na・2HO:クエン酸3ナトリウム2水和物、商品名「クエン酸3ナトリウム2水和物」、扶桑化学工業株式会社製。
・安息香酸Na:安息香酸ナトリウム、商品名「安息香酸ナトリウム」、株式会社伏見製薬製。
・乳酸Na:乳酸ナトリウム、商品名「乳酸ナトリウム」、関東化学株式会社製。
・酸化防止剤:ジブチルヒドロキシトルエン、商品名「SUMILZER BHT−R」、住友化学株式会社製。
・香料:特開2002−146399号公報の表11〜18に記載の香料組成物A。
・色素:商品名「緑3号」、癸巳化成株式会社製。
・pH調整剤:硫酸、水酸化ナトリウム、モノエタノールアミン。
・水:精製水。
<外観安定性>
透明のガラス製瓶に、各例の液体洗浄剤組成物100gをそれぞれ充填し、蓋を閉めて密封した。これを−5℃にて1ヶ月静置して保存した。
保存の後、液の外観を目視で観察し、下記評価基準に従って、液体洗浄剤組成物の保存安定性を評価した。◎、○を合格とした。
[評価基準]
◎:流動性のある無色透明であった。
○:わずかな析出、濁りまたはゲル化が認められた。
△:沈殿、ゲル化または分離が認められた。
<移菌抑制効果A>
洗濯水として、成人男性4名が10分間ずつ入浴した風呂の残り湯(41℃、161L)の、入浴翌日のものを用いた。25℃に調温した残り湯900mLに各評価洗剤を0.30g添加して、洗浄液とした。予めアルコール消毒をしたTerg−O−tometer(上島製作所、洗浄力測定機MS−8220)を使用し、下記の手順で被洗物を洗濯し、試験布への移菌抑制効果を評価した。
被洗物として、滅菌済み3cm角のポリエステルジャージ3枚(試験布)と、成人男性の1日着用した靴下のつま先側から10cm分を3cm角で切り取ったもの(実汚垢布)2枚と、滅菌したポリエステルジャージ布及びメリヤス布を3:7の割合になるよう入れ、これを浴比(洗浄水/被洗物で表される質量比)20倍で、120rpm、25℃の条件下で洗浄した。被洗物の質量は、試験布、実汚垢布及びポリエステルジャージ布、メリヤス布の合計である。
次いで1分間脱水し、900mLの25℃水道水で2分間すすぎを行い、1分間脱水した。脱水後、試験布に生菌数用フードスタンプ(日水製薬株式会社)を押し付け、37℃で24時間培養後、コロニー数を計測した。このコロニー数を下記評価基準に分類して評価した。◎、○を合格とした。
[評価基準]
◎:10個未満(ごく僅かに汚染)
○:10〜29個(軽度に汚染)
△:30〜99個(中程度に汚染)
×:100個以上(重度に汚染)
<移菌抑制効果B>
洗濯水として、水道環境がよくない地域の一般家庭水道蛇口から出た水道水を想定し、黄色ブドウ球菌(1×10CFU/mL)及び有機物として、蛋白質(ゼラチン:新田ゼラチン(株)製、商品名「ゼラチンAPH−100」)10μg/mL添加したものを用いた。25℃に調温した洗濯水900mLに添加して、洗浄液とした。予めアルコール消毒したTerg−O−tometer(上島製作所、洗浄力測定機MS−8220)を使用し、下記の手順で被洗物を洗濯し、試験布への移菌抑制効果を評価した。被洗物として、滅菌済み3cm角のポリエステルジャージ3枚(試験布)と、成人男性の1日着用した靴下のつま先側から10cm分を3cm角で切り取ったもの(実汚垢布)2枚と、滅菌したポリエステルジャージ布及びメリヤス布を3:7の割合になるよう入れ、これを浴比(洗浄水/被洗物で表される質量比)20倍で、120rpm、25℃の条件下で洗浄した。被洗物の質量は、試験布、実汚垢布及びポリエステルジャージ布、メリヤス布の合計である。次いで1分間脱水し、900mLの25℃水道水で2分間すすぎを行い、1分間脱水した。脱水後、試験布に生菌数用フードスタンプ(日水製薬株式会社)を押し付け、37℃で24時間培養後、コロニー数を計測した。このコロニー数を下記評価基準に分類して評価した。◎、○を合格とした。
[評価基準]
◎:10個未満(ごく僅かに汚染)
○:10〜29個(軽度に汚染)
△:30〜99個(中程度に汚染)
×:100個以上(重度に汚染)
Figure 0006925159
Figure 0006925159
表1及び2の結果から、本発明を適用した実施例1〜14の液体洗浄剤組成物は、外観安定性、及び移菌抑制効果に優れていた。
(A)成分を含まない比較例1、(B)成分を含まない比較例2は、移菌抑制効果に劣っていた。また、(A)成分の含有量が2.5質量%未満の比較例3は、外観安定性に劣っていた。

Claims (8)

  1. (A)成分:下記式(A1)で表される有機溶剤、及び下記式(A2)で表される有機溶剤からなる群から選択される少なくとも1種と、
    (B)成分:フェノール性水酸基を有する抗菌剤と、
    (C)成分:下記一般式(C1)で表されるポリオキシアルキレン型ノニオン界面活性剤と、
    (D)成分:アニオン界面活性剤と、
    プロピレングリコールと、を含有する液体洗浄剤組成物であって、
    前記(A)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、2.5質量%以上である、液体洗浄剤組成物。
    −[(EO)/(PO)]−H ・・・(A1)(式(A1)中、Rは炭素数3〜6のアルキル基、又は炭素数3〜6のアルケニル基であり、EOはオキシエチレン基を表し、POはオキシプロピレン基を表し、yはEOの平均繰り返し数を表し、2〜10であり、zはPOの平均繰り返し数を表し、0〜10であり、EOとPOとは混在して配列してもよい。)
    Figure 0006925159
    (式(A2)中、Rは水素原子、又はCHC(=O)−であり、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基であり、Rは炭素数1〜3のアルキル基である。)
    11 −X−[(EO) /(PO) ]−R 12 ・・・(C1)
    (式(C1)中、R 11 は炭素数6〜22の疎水基である。XはOである。R 12 は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、又は炭素数2〜6のアルケニル基である。sはEOの平均繰返し数を表し、5〜7の数である。tはPOの平均繰返し数を表し、0である。EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を表し、EOとPOとは混在して配列してもよい。)
  2. 前記(B)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、0.001〜10.0質量%である、請求項1に記載の液体洗浄剤組成物。
  3. 前記(C)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、20質量%以上である、請求項1又は2に記載の液体洗浄剤組成物。
  4. (C)成分/(D)成分で表される質量比が、1以上である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の液体洗浄剤組成物。
  5. 前記(A)成分が、ジエチレングリコールモノブチルエーテルである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体洗浄剤組成物。
  6. さらに(E)成分:カチオン界面活性剤を含有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体洗浄剤組成物。
  7. プロピレングリコールの含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、6〜8質量%である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体洗浄剤組成物。
  8. (A)成分/(B)成分で表される質量比が、40〜200である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の液体洗浄剤組成物。
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