JP2017200972A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

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七実 佐々木
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Abstract

【課題】防臭効果に優れる液体洗浄剤組成物。【解決手段】ノニオン界面活性剤(A)と、アニオン界面活性剤(B)と、カチオン界面活性剤(C)と、ポリアルキレンアミンのアルキレンオキシド付加体(D)とを含み、前記(B)成分と前記(A)成分との質量比率(B)/(A)が、0.15〜1であることを特徴とする、液体洗浄剤組成物。さらに、酵素(E)を含むことが好ましい。【選択図】なし

Description

本発明は、液体洗浄剤組成物に関する。
近年、清潔志向の高まりから、衣料用の液体洗浄剤組成物(以下、液体洗浄剤ということがある)には、被洗物に付着した汚れを除去すること(洗浄力)に加え、被洗物から不快な臭気が発生するのを防止すること(防臭効果)が求められている。被洗物から不快な臭気が発生するのは、主として、被洗物の乾燥中や保管中に、繊維に付着した微生物が増殖することに起因する。
従来、菌の増殖を抑えるために、カチオン界面活性剤を抗菌剤として配合した液体洗浄剤が提案されている。
例えば、特許文献1には、4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤と、特定のアニオン界面活性剤と、オキシアルキレン基を有する2種のノニオン界面活性剤と、特定の溶剤と、グリコール類とを含む衣料用液体洗浄剤組成物が提案されている。
特開2011−137112号公報
しかしながら、特許文献1の発明では、防臭効果を充分に満足できるものではなかった。これは、アニオン界面活性剤とカチオン界面活性剤とが共存することによって、カチオン界面活性剤の性能を十分に発揮できないためである。洗浄力を高めるためにアニオン界面活性剤の含有量を多くすると、カチオン界面活性剤に由来する防臭効果がより低下しやすくなる。
そこで本発明は、防臭効果により優れる液体洗浄剤組成物を目的とする。
本発明は以下の態様を有する。
[1]ノニオン界面活性剤(A)と、アニオン界面活性剤(B)と、カチオン界面活性剤(C)と、ポリアルキレンアミンのアルキレンオキシド付加体(D)とを含み、前記(B)成分と前記(A)成分との質量比率(B)/(A)が、0.15〜1であることを特徴とする、液体洗浄剤組成物。
[2]さらに酵素(E)を含む、[1]に記載の液体洗浄剤組成物。
[3]前記(C)成分と前記(B)成分との質量比率(C)/(B)が、0.05〜0.2である、[1]又は[2]に記載の液体洗浄剤組成物。
[4]前記(C)成分と前記(D)成分との質量比率(C)/(D)が、1〜20である、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の液体洗浄剤組成物。
本発明の液体洗浄剤組成物は、より優れた防臭効果を発揮できる。
(液体洗浄剤組成物)
本発明の液体洗浄剤は、ノニオン界面活性剤(A)と、アニオン界面活性剤(B)と、カチオン界面活性剤(C)と、ポリアルキレンアミンのアルキレンオキシド付加体(D)とを含む組成物である。
<(A)成分>
(A)成分は、ノニオン界面活性剤である。(A)成分は、本発明の液体洗浄剤に洗浄力を付与する。
(A)成分としては、例えば、下記一般式(a1)で表されるポリオキシアルキレン型ノニオン界面活性剤、下記一般式(a2)で表されるポリオキシアルキレン型ノニオン界面活性剤が挙げられる。
11−X−[(EO)/(PO)]−R12 ・・・(a1)
(式(a1)中、R11は炭素数8〜18の炭化水素基を表し、XはO、COO又はCONHを表し、R12は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、又は炭素数2〜6のアルケニル基を表す。sはEOの平均繰り返し数を表し、6〜20の数である。tはPOの平均繰り返し数を表し、0〜6の数である。また、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を表し、EOとPOとは混在して配列していてもよい。)
前記式(a1)中、R11は、洗浄力が良好であることから、炭素数10〜18の炭化水素基であることが好ましく、直鎖状であっても分岐鎖状であってもよい。前記炭化水素基としては、1級又は2級の高級アルコール、高級脂肪酸、高級脂肪酸アミド等の原料に由来するものが挙げられる。
12のアルキル基としては、炭素数1〜3のアルキル基が好ましい。R12のアルケニル基としては、炭素数2〜3のアルケニル基が好ましい。また、XはO、又はCOOが好ましい。
前記式(a1)中、XがOの場合、(A)成分はアルキルエーテル型ノニオン界面活性剤である。XがOの場合、洗浄力向上の観点から、R11は炭素数10〜18の炭化水素基であることが好ましい。また、R11は不飽和結合を有していてもよい。また、sは10〜20であることが好ましく、14〜18がより好ましく、R12は、水素原子であることが好ましい。
前記式(a1)中、XがCOOの場合、(A)成分は脂肪酸エステル型ノニオン界面活性剤である。XがCOOの場合、洗浄力の更なる向上の観点から、R11は炭素数9〜18の炭化水素基であることが好ましく、炭素数11〜18の炭化水素基であることがより好ましい。また、R11は不飽和結合を有していてもよい。また、R12は、炭素数1〜3のアルキル基であることが好ましく、メチル基であることがより好ましい。
前記式(a1)中、sは、6〜20の数であり、10〜18が好ましく、14〜18がより好ましい。sが前記範囲内であれば、防臭効果がより高まる。また、HLB値が高くなりすぎず、洗浄力が向上しやすい。
前記式(a1)中、tは、0〜6の数であり、0〜3が好ましく、0がより好ましい。tが前記範囲内であれば、高温化での保存安定性が良好となりやすい。
前記式(a1)中の[(EO)/(PO)]において、EOとPOとは混在して配列していてもよい。EOとPOが混在して配列している場合、ランダム状であってもよく、ブロック状であってもよい。
前記式(a1)で表される(A)成分において、EOの繰り返し数s(即ち、エチレンオキシドの平均付加モル数)又はPOの繰り返し数t(即ち、プロピレンオキシドの平均付加モル数)の分布は、本発明の効果を有する限り特に限定されない。前記付加モル数分布は、(A)成分を製造する際の反応方法によって変動する。たとえば、エチレンオキシド又はプロピレンオキシドの付加モル数分布は、一般的な水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ触媒を用いて、エチレンオキシド又はプロピレンオキシドを炭化水素基の原料(1級又は2級の高級アルコール、高級脂肪酸、高級脂肪酸アミド等)に付加させた際には、比較的広い分布となる傾向にある。また、特公平6−15038号公報に記載のAl3+、Ga3+、In3+、Tl3+、Co3+、Sc3+、La3+、Mn2+等の金属イオンを添加した酸化マグネシウム等の特定のアルコキシル化触媒を用いて、エチレンオキシド又はプロピレンオキシドを前記炭化水素基の原料に付加させた際には、比較的狭い分布となる傾向にある。
前記式(a1)で表される(A)成分としては、市販品であってもよい。市販品の具体例としては、三菱化学社製のDiadol(登録商標)(商品名、C13、Cは炭素数を示す。以下同様。)、Shell社製のNeodol(登録商標)(商品名、C12とC13との混合物)、Sasol社製のSafol(登録商標)23(商品名、C12とC13との混合物)等のアルコールに対して、12モル相当、又は15モル相当のエチレンオキシドを付加したもの;P&G社製のCO−1214(商品名)又はCO−1270(商品名)等の天然アルコールに対して、12モル相当、又は15モル相当のエチレンオキシドを付加したもの;炭素数12〜14の第2級アルコールに対して、15モル相当のエチレンオキシドを付加したもの(日本触媒(株)社製のソフタノール(登録商標)150(商品名))等が挙げられる。さらには、ヤシ脂肪酸メチル(ラウリン酸/ミリスチン酸=8/2)に対して、アルコキシル化触媒を用いて、15モル相当の酸化エチレンを付加したもの(ポリオキシエチレンヤシ脂肪酸メチルエステル(EO15モル))も挙げられる。
13−O−[(EO)/(PO)]−(EO)−H ・・・(a2)
(式(a2)中、R13は炭素数8〜18の炭化水素基を表す。pはEOの平均繰り返し数を表し、qはPOの平均繰り返し数を表し、rはEOの平均繰り返し数を表し、p、q、rは、p≧1、r≧7、0<q≦3、p+r=8〜20を満たす数である。EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を表し、EOとPOとは混在して配列していてもよい。)
前記式(a2)中、R13は炭素数8〜18の炭化水素基であり、炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニル基であることが好ましい。これらは、直鎖状であっても分岐鎖状であってもよい。
前記式(a2)中、EOとPOとの比率は、q/(p+r)で表される比で0.1〜0.5であることが好ましく、0.1〜0.3であることが好ましい。q/(p+r)で表される比が上記下限値以上であると、液体洗浄剤の泡立ちの適正化が図られやすい。上記上限値以下であると、適度な粘度が得られやすくなり、ゲル化が抑制されやすい。
[(EO)/(PO)]におけるEOとPOは、混在して配列していてもよい。その場合、EOとPOは、ランダム状であってもよく、ブロック状であってもよい。
前記式(a2)で表される(A)成分は、公知の方法で製造することができる。具体的には、天然油脂から誘導されたR13の炭化水素基を有するアルコールに対して、エチレンオキシド、プロピレンオキシドの順に付加させた後、又はエチレンオキシドとプロピレンオキシドとを混合付加(ランダム付加)させた後、再度、エチレンオキシドを付加することで製造できる。
式(a2)で表される(A)成分を用いると、液体洗浄剤は適度な粘度が得られやすくなり、ゲル化も抑制される。また、泡立ち性が向上し、生分解性もより良好になる。
(A)成分は、1種単独で用いられてもよく、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
(A)成分としては、液体洗浄剤の洗浄力向上の観点から、前記式(a1)で表されるノニオン界面活性剤が好ましく、中でも、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸アルキルエステルがより好ましい。
(A)成分の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、5〜30質量%が好ましく、10〜25質量%がより好ましく、15〜25質量%がさらに好ましい。(A)成分の含有量が前記範囲であれば、洗浄力を向上させやすく、より良好な防臭効果が得られやすい。
<(B)成分>
(B)成分は、アニオン界面活性剤である。(B)成分は液体洗浄剤に洗浄力を付与する。また、(B)成分と(A)成分とを併用することによって、液体洗浄剤を放置して水分が揮発した場合に、(A)成分の結晶化を阻害してゲル化を防ぐことができる。
(B)成分としては、公知のアニオン界面活性剤のなかから適宜選択して用いることができる。
本発明において好ましく用いられる(B)成分としては、例えば、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩;α−オレフィンスルホン酸塩;直鎖又は分岐鎖のアルキル硫酸エステル塩;アルキルエーテル硫酸エステル塩又はアルケニルエーテル硫酸エステル塩;アルキル基を有するアルカンスルホン酸塩;α−スルホ脂肪酸エステル塩等が挙げられる。これらのアニオン界面活性剤における塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等のアルカノールアミン塩等が挙げられる。
これらのうち、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩としては、直鎖アルキル基の炭素数が8〜16のものが好ましく、炭素数10〜14のものが特に好ましい。
α−オレフィンスルホン酸塩としては、炭素数10〜20のものが好ましい。
アルキル硫酸エステル塩としては、アルキル基の炭素数が10〜20のものが好ましい。
アルキルエーテル硫酸エステル塩又はアルケニルエーテル硫酸エステル塩としては、炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル基を有し、平均1〜10モルのエチレンオキシドを付加したもの(即ち、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩又はポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩)が好ましい。
アルカンスルホン酸塩としては、アルキル基の炭素数が10〜20のものが好ましく、14〜17のものがより好ましい。なかでも、前記アルキル基が2級アルキル基であるもの(即ち、2級アルカンスルホン酸塩)が特に好ましい。
α−スルホ脂肪酸エステル塩としては、脂肪酸残基(即ち、R−C(H)−COOで表される基。Rは炭化水素基を表す)の炭素数が10〜20のものが好ましい。
これらの中でも、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、アルカンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、及びα−オレフィンスルホン酸塩から選ばれる少なくとも1種のアニオン界面活性剤が特に好ましい。
(B)成分として、上記以外の他のアニオン界面活性剤を用いてもよい。他のアニオン界面活性剤としては、たとえば、炭素数10〜20の高級脂肪酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、ポリオキシアルキレンエーテルカルボン酸塩、アルキル(又はアルケニル)アミドエーテルカルボン酸塩、アシルアミノカルボン酸塩等のカルボン酸型アニオン界面活性剤;アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルリン酸エステル塩、グリセリン脂肪酸エステルモノリン酸エステル塩等のリン酸エステル型アニオン界面活性剤等が挙げられる。
これらのアニオン界面活性剤は、市販品を用いてもよい。
(B)成分は、1種単独で用いられてもよく、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
(B)成分の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.5〜15質量%が好ましく、5〜15質量%がより好ましい。液体洗浄剤中の(B)成分の含有量が前記範囲内であれば、洗浄力がより良好となりやすい。また菌の栄養となるタンパク汚れに対する洗浄力がより高まるため、防臭効果がより高まる。
また、本発明の液体洗浄剤中の(B)成分と(A)成分の質量比率(B)/(A)は、0.15〜1であり、0.25〜1.0であることが好ましく、0.3〜1.0であることが特に好ましい。(B)/(A)が前記範囲内であれば、洗浄力が高くなり、防臭効果を高めることができる。
<(C)成分>
(C)成分はカチオン界面活性剤であり、本発明の液体洗浄剤に防臭効果を付与できる。
(C)成分には、例えば、第4級アンモニウム塩等を用いることができる。
第4級アンモニウム塩としては、通常、衣料用の洗浄剤組成物に用いられている従来公知のものが挙げられる。中でも、好ましい第4級アンモニウム塩としては、高い防臭効果が得られやすいことから、下記の一般式(c−1)、(c−2)又は(c−3)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2017200972
(式(c−1)中、R〜Rのうち少なくとも2つは、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を表し、それ以外は、炭素数8〜22の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基、もしくはアルケニル基を表す。Zは、ハロゲンイオン又はアルキル硫酸イオンを表す。)
前記式(c−1)で表される化合物(以下、(c−1)成分という)の中で好ましいものとしては、例えば、以下に示す(c−1−1)成分、(c−1−2)成分が挙げられる。
[(c−1−1)成分]
前記式(c−1)中、R〜Rの3つが、それぞれ独立して、炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基であり、Rが、炭素数8〜22の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基、もしくは炭素数8〜22の直鎖状又は分岐鎖状のアルケニル基である化合物。
前記(c−1−1)成分において、R〜Rは、それぞれ独立して、炭素数1〜3のアルキル基であることが好ましく、メチル基であることがより好ましい。中でも、R〜Rがいずれもメチル基であることが特に好ましい。
のアルキル基又はアルケニル基において、炭素数は8〜22であり、10〜22であることが好ましく、11〜16であることがより好ましい。また、Rは、直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基であることが好ましく、直鎖状のアルキル基であることがより好ましい。
[(c−1−2)成分]
前記式(c−1)中、R及びRが、それぞれ独立して、炭素数8〜22の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基、もしくは炭素数8〜22の直鎖状又は分岐鎖状のアルケニル基であり、R及びRが、それぞれ独立して、炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基である化合物。
前記(c−1−2)成分において、R及びRのアルキル基又はアルケニル基において、炭素数は8〜22であり、8〜12であることが好ましく、8〜10であることがより好ましい。また、R及びRは、それぞれ独立して、直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基であることが好ましく、直鎖状のアルキル基であることがより好ましい。中でも、R及びRがいずれも直鎖状のアルキル基であることが特に好ましい。
及びRは、それぞれ独立して、炭素数1〜3のアルキル基であることが好ましく、メチル基であることがより好ましい。中でも、R及びRがいずれもメチル基であることが特に好ましい。
前記式(c−1)中、ハロゲンイオンを構成するZとしては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられ、塩素原子が好ましい。アルキル硫酸イオンを構成するZとしては、炭素数1〜3のアルキル基を有するものが好ましく、例えばメチル硫酸等が挙げられる。これらのうち、Zとしては、ハロゲンイオンが好ましい。
(c−1)成分として具体的には、塩化アルキル(C12〜16)トリメチルアンモニウム、塩化ジデシルジメチルアンモニウム等が挙げられる。
(c−1)成分の市販品としては、例えば、例えば、ライオンスペシャリティケミカルズ(株)社製の「アーカードT−800」、「リポカード 12−37W」、「アーカード210」(いずれも商品名)等が挙げられる。
Figure 2017200972
(式(c−2)中、R及びRのうちいずれか一方は、炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖状のアルキル基もしくはアルケニル基を表し、他方は炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基、又は炭素数5〜20の芳香族炭化水素基である。x、yは、オキシエチレン基の平均繰り返し数を表し、それぞれ独立して0以上の数であって、x+yが10以上である。Zは、ハロゲンイオン又はアルキル硫酸イオンを表す。)
前記式(c−2)中、R、Rのアルキル基又はアルケニル基において、炭素数は8〜22であり、10〜22が好ましく、10〜18がより好ましい。また、直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基であることが好ましく、直鎖状のアルキル基であることがより好ましい。
また、x+yは10以上の数であり、10〜50であることが好ましい。x+yが10以上であれば、泥汚れに対する洗浄力が向上しやすい。
は、前記式(c−1)におけるZと同様のものが挙げられる。
前記式(c−2)で表される化合物(以下、(c−2)成分という)の中で好ましいものとしては、R及びRのうち一方が、炭素数10〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、もしくはアルケニル基であり、他方がメチル基又はトリル基であり、x+yが10以上であり、Zがハロゲンイオン又はアルキル硫酸イオンである化合物等が挙げられる。
Figure 2017200972
(式(c−3)中、R及びRは、それぞれ独立して、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を表し、Rは炭素数8〜22の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基もしくはアルケニル基を表し、R10は炭素数1〜3のアルキレン基を表し、Zは、ハロゲンイオン又はアルキル硫酸イオンを表す。)
前記式(c−3)中、R及びRは、それぞれ独立して、炭素数1〜3のアルキル基であることが好ましく、メチル基であることがより好ましい。中でも、R及びRがいずれもメチル基である化合物が好ましい。
のアルキル基又はアルケニル基において、炭素数は8〜22であり、10〜18であることが好ましく、12〜14であることがより好ましい。また、Rは、直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基であることが好ましく、直鎖状のアルキル基であることがより好ましい。
10は、炭素数1〜3のアルキレン基であり、メチレン基であることが好ましい。
は、前記式(c−1)におけるZと同様のものが挙げられる。
前記式(c−3)で表される化合物(以下、(c−3)成分」という)の中で好ましいものとしては、R及びRがいずれもメチル基であり、Rが炭素数8〜22の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基であり、R10はメチレン基であり、Zがハロゲンイオン又はアルキル硫酸イオンである化合物等が挙げられる。
(c−3)成分として具体的には、椰子アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド等が挙げられる。
(c−3)成分の市販品としては、例えば、ライオンスペシャリティケミカルズ(株)社製の「CB−50」(商品名)等が挙げられる。
本発明において、(C)成分は、前記式(c−1)〜(c−3)で表される第4級アンモニウム塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物であることが好ましい。このような第4級アンモニウム塩を含有することにより、防臭効果をより高められる。また、(B)成分、即ち、アニオン界面活性剤の含有量を多くした場合でも、防臭効果に優れる液体洗浄剤が得られやすくなる。さらに、洗濯液中の(C)成分の濃度が低い場合であっても、部屋干し等によって発生する臭気を防ぐ効果が得られやすくなる。
また、(C)成分としては、(c−1)成分がより好ましく、塩化アルキルトリメチルアンモニウムが特に好ましい。
(C)成分の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.2〜3質量%が好ましく、0.5〜3質量%がより好ましい。液体洗浄剤中の(C)成分の含有量が前記範囲内であれば、防臭効果がより高まる。
また、液体洗浄剤組成物中の(C)成分と(B)成分の質量比率(C)/(B)は、0.05〜0.2が好ましく、0.1〜0.2がより好ましい。(C)/(B)が前記範囲内であれば、洗浄力が低くなりすぎず、かつ防臭効果がより高まる。
<(D)成分>
(D)成分は、ポリアルキレンアミンのアルキレンオキシド付加体である。
本発明の液体洗浄剤は、(C)成分と(D)成分とを含有することによって、より優れた防臭効果を発揮する。
(D)成分としては、例えば、下記(d−1)成分、下記(d−2)成分が挙げられる。
<(d−1)成分>
(d−1)成分は、ポリアルキレンイミンのアルキレンオキシド付加体である。
(d−1)成分のポリアルキレンイミンは、例えば、下記一般式(d1)で表される。
NH−R21−(NA−R21−NH ・・・(d1)
式(d1)中、R21は、それぞれ独立して炭素数2〜6のアルキレン基であり、Aは、水素原子又は分岐による別のポリアミン鎖を示し、nは、1以上の数である。ただし、前記Aがすべて水素原子であることはない。
即ち、(d1)式で表されるポリアルキレンイミンは、構造中に分岐したポリアミン鎖を有する。
21は、炭素数2〜6の直鎖アルキレン基又は炭素数3〜6の分岐アルキレン基である。R21は、炭素数2〜4のアルキレン基が好ましく、炭素数2のアルキレン基がより好ましい。
ポリアルキレンイミンは、炭素数2〜6のアルキレンイミンの1種又は2種以上を常法により重合して得られる。炭素数2〜6のアルキレンイミンとしては、エチレンイミン、プロピレンイミン、1,2−ブチレンイミン、2,3−ブチレンイミン、1,1−ジメチルエチレンイミン等が挙げられる。
ポリアルキレンイミンとしては、ポリエチレンイミン(PEI)、ポリプロピレンイミンが好ましく、PEIがより好ましい。PEIは、エチレンイミンを重合することによって得られ、その構造中に、1級、2級及び3級アミン窒素原子を含む分岐鎖構造を有している。
ポリアルキレンイミンの質量平均分子量は、200〜2000が好ましく、300〜1500がより好ましく、400〜1000がさらに好ましく、500〜800が特に好ましい。
ポリアルキレンイミンとしては、その1分子中に活性水素を5〜30個有するものが好ましく、7〜25個有するものがより好ましく、10〜20個有するものがさらに好ましい。
(d−1)成分は、ポリアルキレンイミンにアルキレンオキシドを付加して得られる。この方法としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメチラート等の塩基性触媒の存在下、出発物質であるポリアルキレンイミンに対して、100〜180℃でエチレンオキシド等のアルキレンオキシドを付加させる方法等が挙げられる。
アルキレンオキシドとしては、炭素数2〜4のアルキレンオキシドが挙げられる。前記アルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドが挙げられ、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドが好ましく、エチレンオキシドがより好ましい。
(d−1)成分としては、ポリアルキレンイミンのエチレンオキシド付加体、ポリアルキレンイミンのプロピレンオキシド付加体、ポリアルキレンイミンのエチレンオキシド−プロピレンオキシド付加体等が挙げられる。なお、前記ポリアルキレンイミンのエチレンオキシド−プロピレンオキシド付加体は、ポリアルキレンイミンにエチレンオキシド及びプロピレンオキシドを付加したものであり、ポリアルキレンイミンに対するエチレンオキシドとプロピレンオキシドの付加順序や付加形態(ブロック状、ランダム状)は任意である。
(d−1)成分としては、ポリアルキレンイミンのエチレンオキシド付加体、ポリアルキレンイミンのエチレンオキシド−プロピレンオキシド付加体が好ましく、ポリアルキレンイミンのエチレンオキシド付加体がより好ましい。
(d−1)成分としては、原料であるポリアルキレンイミンが有する活性水素1原子に対し、平均5〜40個のアルキレンオキシドが付加されたものが好ましく、平均10〜30個のアルキレンオキシドが付加されたものがより好ましい。即ち、原料であるポリアルキレンイミンが有する活性水素1モルあたりに、平均5〜40モルのアルキレンオキシドが付加されたものが好ましく、平均10〜30モルのアルキレンオキシドが付加されたものがより好ましい。
(d−1)成分の質量平均分子量は、1000〜80000が好ましく、2000〜50000がより好ましく、5000〜30000がさらに好ましく、10000〜20000が特に好ましい。なお、本明細書における質量平均分子量は、ポリエチレングリコールを標準物質とし、ゲル浸透クロマトグラフィーにより求めた値を意味する。
(d1)成分としては、例えば、式(d1−a)で示される化合物が挙げられる。
Figure 2017200972
式(d1−a)中、R22は、それぞれ独立に炭素数2〜6のアルキレン基であり、mは、それぞれ独立に1以上の数である。
22は、炭素数2又は3のアルキレン基が好ましく、炭素数2のアルキレン基がより好ましい。mは、(R22O)の平均繰り返し数であり、それぞれ独立に5〜40が好ましく、10〜30がより好ましい。
(d−1)成分としては、合成品が用いられてもよいし、市販品が用いられてもよい。
市販品としては、例えばBASF社製の商品名「Sokalan(登録商標) HP20」等が挙げられる。
<(d−2)成分>
(d−2)成分は、例えば、下記一般式(d2)で表されるポリアルキレンアミンのアルキレンオキシド付加体である。
NH(R31NH)H ・・・(d2)
式(d2)中、R31は、炭素数2〜6のアルキレン基であり、lは、1以上の数である。
31は、炭素数2〜6の直鎖アルキレン基又は炭素数3〜6の分岐アルキレン基である。R31は、炭素数2〜4のアルキレン基が好ましく、炭素数2のアルキレン基がより好ましい。
ポリアルキレンアミンとしては、ポリエチレンアミンが好ましい。ポリエチレンアミンとしては、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン等が挙げられる。なお、これらのポリエチレンアミンは、公知の製造方法、例えばアンモニア及びエチレンジクロリドを反応させることで得られる。
ポリアルキレンアミンの質量平均分子量は、60〜1800が好ましく、60〜1000がより好ましく、60〜800がさらに好ましい。
ポリアルキレンアミンとしては、その1分子中に活性水素を6〜30個有するものが好ましく、7〜20個有するものがさらに好ましい。
(d−2)成分は、ポリアルキレンアミンにアルキレンオキシドを付加して得られる。この反応は、(d−1)成分と同様に行える。アルキレンオキシドとしては、炭素数2〜4のアルキレンオキシドが挙げられる。前記アルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドが挙げられ、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドが好ましく、エチレンオキシドがより好ましい。
(d−2)成分としては、ポリアルキレンアミンのエチレンオキシド付加体、ポリアルキレンアミンのプロピレンオキシド付加体、ポリアルキレンアミンのエチレンオキシド−プロピレンオキシド付加体等が挙げられる。
ポリアルキレンアミンのアルキレンオキシド付加体としては、ポリアルキレンアミンのエチレンオキシド付加体、ポリアルキレンアミンのエチレンオキシド−プロピレンオキシド付加体が好ましく、ポリアルキレンアミンのエチレンオキシド付加体がより好ましい。
(d−2)成分としては、原料であるポリアルキレンアミンが有する活性水素1原子に対し、平均5〜40個のアルキレンオキシドが付加されたものが好ましく、平均10〜30個のアルキレンオキシドが付加されたものがより好ましい。即ち、原料であるポリアルキレンアミンが有する活性水素1モルあたりに、平均5〜40モルのアルキレンオキシドが付加されたものが好ましく、平均10〜30モルのアルキレンオキシドが付加されたものがより好ましい。
(d−2)成分の質量平均分子量は、1000〜80000が好ましく、2000〜50000がより好ましく、5000〜30000がさらに好ましく、10000〜20000が特に好ましい。
(D)成分としては、(d−1)成分が好ましい。(d−1)成分の中でも、上記式(d1−a)で表されるポリエチレンイミンのエチレンオキシド付加体が特に好ましい。
(D)成分は、いずれか1種が単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
液体洗浄剤中の(D)成分の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.01〜3質量%が好ましく、0.05〜3質量%がより好ましい。液体洗浄剤中の(D)成分の含有量が前記範囲内であれば、保存安定性を維持しつつ、防臭効果をより高められる。
また、液体洗浄剤の(C)成分と(D)成分の質量比率(C)/(D)は、1〜20が好ましく、1〜10がより好ましく、5〜10がさらに好ましい。(C)/(D)が前記範囲内であれば、抗菌効果が得られやすい。
<(E)成分>
本発明の液体洗浄剤は酵素(E)を含むことが好ましい。(E)成分を含むことで、液体洗浄剤の洗浄力をより高められる。
(E)成分としては、通常、衣料用洗剤に用いられている酵素が利用でき、例えばプロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、マンナナーゼ等が挙げられる。なお、本明細書において「酵素」とは酵素製剤を意味する。
プロテアーゼとしては、市販のプロテアーゼ製剤を用いることができる。具体的には、ノボザイム社製のSavinase(登録商標)16L、Savinase Ultra 16L、Savinase Ultra 16XL、Everlase(登録商標) 16L TypeEX、Everlase Ultra 16L、Esperase(登録商標) 8L、Alcalase 2.5L、Alcalase(登録商標) Ultra 2.5L、Liquanase 2.5L、Liquanase(登録商標) Ultra 2.5L、Liquanase Ultra 2.5XL、Coronase(登録商標) 48L(いずれも商品名);ジェネンコア社製のPurafect(登録商標) L、Purafect OX、Properase(登録商標) L(いずれも商品名)等が挙げられる。
アミラーゼとしては、市販のアミラーゼ製剤を用いることができる。具体的には、ノボザイムズ社製のTermamyl(登録商標) 300L、Termamyl Ultra 300L、Duramyl(登録商標) 300L、Stainzyme(登録商標) 12L、Stainzyme Plus 12L(いずれも商品名);ジェネンコア社製のMaxamyl(登録商標)(商品名);天野製薬(株)社製のプルラナーゼアマノ(商品名);生化学工業(株)社製のDB−250(商品名)等が挙げられる。
リパーゼとしては、市販のリパーゼ製剤を用いることができる。具体的には、ノボザイムズ社のLipex(登録商標) 100L、Lipolase(登録商標) 100L(いずれも商品名)等が挙げられる。
セルラーゼとしては、市販のセルラーゼ製剤を用いることができる。具体的には、ノボザイムズ社製のEndolase 5000L、Celluzyme(登録商標) 0.4L、Carzyme 4500L(いずれも商品名)等が挙げられる。
マンナナーゼとしては、市販のマンナナーゼ製剤を用いることができる。具体的としてノボザイムズ社製のMannaway(登録商標) 4L等が挙げられる。
(E)成分としては、プロテアーゼを含むことが好ましい。プロテアーゼを配合することにより、タンパク汚れに対する洗浄力がより高められる。
プロテアーゼとしては、上記の中でも、Savinase16L、Savinase Ultra 16L、Savinase Ultra 16XL、Everlase 16L、Everlase Ultra 16L、Alcalase 2.5L、Alcalase Ultra 2.5L、Liquanase 2.5L、Liquanase Ultra 2.5L、Liquanase Ultra 2.5XL、Coronase 48L、が好ましく、Alcalase 2.5L、Everlase 16L、Savinase 16L、Coronase 48Lが特に好ましい。
(E)成分は、いずれか1種単独で用いられてもよく、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
(E)成分の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.01〜3質量%が好ましく、0.05〜2質量%がより好ましく、0.1〜1.5質量%がさらに好ましい。(E)成分の含有量が前記下限値以上であると洗浄力がより高められる。(E)成分の含有量が前記上限値以下であると、酵素の析出が抑制され外観安定性がより高められる。
なお、本明細書において、液体洗浄剤中の酵素の含有量は、製剤としての含有量である。前記含有量は、一般的な方法により、例えば原料の使用量、又は液体洗浄剤中の酵素たんぱく量から逆算して求められる。
また、液体洗浄剤組成物中(D)成分と(E)成分の質量比率(D)/(E)は、0.5以上であることが好ましい。前記下限値以上であれば、(E)成分の保存安定性が向上しやすい。
<任意成分>
本発明の液体洗浄剤は、必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で、上記(A)〜(E)成分以外の任意成分を含有することができる。
任意成分としては、例えば、水、(A)〜(C)成分以外の界面活性剤(任意界面活性剤)、水混和性有機溶剤、有機酸、減粘剤、可溶化剤、アルカリ化剤、金属イオン補足剤、酸化防止剤、防腐剤、酵素安定化剤、風合い向上剤、蛍光増白剤、移染防止剤及び再汚染防止剤、パール剤、ソイルリリース剤、着香剤、着色剤、乳濁化剤、天然物等のエキス、pH調整剤等が挙げられる。
液体洗浄剤の総質量に対する水の含有量は、例えば、30〜90質量%が好ましく、40〜70質量%がより好ましい。
任意界面活性剤は、洗浄成分であり、液体洗浄剤において公知の界面活性剤を用いることができ、例えば、両性界面活性剤等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アルキルベタイン型、アルキルアミドベタイン型、イミダゾリン型、アルキルアミノスルホン酸型、アルキルアミノカルボン酸型、アルキルアミドカルボン酸型、アミドアミノ酸型、リン酸型等の両性界面活性剤が挙げられる。これらは1種単独で用いられてもよく、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
液体洗浄剤中の任意界面活性剤の含有量は、液安定性の観点から、液体洗浄剤の総質量に対して、0.1〜10質量%が好ましい。
水混和性有機溶剤としては、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール等のアルコール類、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール等のグリコール類、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、質量平均分子量が約200〜1000のポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール等のポリグリコール類、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(ブチルカルビトール)、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のアルキルエーテル類等が挙げられる。これらの中でも、臭気の少なさ、入手のしやすさ、液体洗浄剤の流動性の点等から、エタノール、プロピレングリコール、質量平均分子量が約200〜1000のポリエチレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(ブチルカルビトール)が好ましい。
水混和性有機溶剤は、1種単独で用いられてもよく、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
本発明の液体洗浄剤が水混和性有機溶剤を含有する場合、水混和性有機溶剤の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、10質量%以下が好ましく、0.3〜5質量%がより好ましい。水混和性有機溶剤の含有量が10質量%以下であれば、製品の皮膜形成に影響を与えにくい。
なお、本発明において、水混和性有機溶剤とは、25℃のイオン交換水1Lに50g以上溶解する有機溶剤をいう。
減粘剤及び可溶化剤としては、芳香族スルホン酸またはその塩、例えば、トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、クメンスルホン酸、置換もしくは非置換ナフタレンスルホン酸、トルエンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、クメンスルホン酸塩、置換もしくは非置換ナフタレンスルホン酸塩等が挙げられる。
塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩、またはアルカノールアミン塩等が挙げられる。
これらの酸又はその塩は、1種単独で用いられてもよく、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
減粘剤の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.01〜10質量%が好ましい。
また、可溶化剤の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.01〜10質量%が好ましい。
アルカリ化剤としては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられる。これらは、1種単独で用いられてもよく、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
アルカリ化剤の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.5〜5質量%が好ましい。
金属イオン捕捉剤(キレート剤)としては、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、ジグリコール酸、酒石酸、クエン酸、ヒドロキシエタジスルホン酸(HEDP)、メチルグリシンジ酢酸3ナトリウム(MGDA)等が挙げられる。これらは、1種単独で用いられてもよく、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
金属イオン捕捉剤の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対し、0.01〜20質量%が好ましい。
酸化防止剤としては、本発明の効果を有する限り特に限定はされないが、洗浄力と配合安定性がより良好となることから、フェノール系酸化防止剤が好ましく、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール等のモノフェノール系酸化防止剤、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール等のビスフェノール系酸化防止剤、dl−α−トコフェロール等の高分子型フェノール系酸化防止剤がより好ましく、モノフェノール系酸化防止剤、高分子型酸化防止剤が更に好ましい。
モノフェノール系酸化防止剤のなかでは、ジブチルヒドロキシトルエンが特に好ましい。高分子型フェノール系酸化防止剤のなかでは、dl−α−トコフェロールが特に好ましい。酸化防止剤は、1種単独で用いられてもよく、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
酸化防止剤の配合量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、0.01〜2質量%が好ましい。
防腐剤として、例えばダウ社製の「ケーソン(登録商法)CG」(商品名)、ロンザ社製の「AN−1000」(商品名)、ソー社製の「MBS」(商品名)、クラリアント社製の「NIPACIDE(登録商標) BIT 20」(商品名)等が挙げられる。これらは、1種単独で用いられてもよく、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
防腐剤の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.001〜1質量%が好ましい。
酵素安定化剤としては、ホウ酸、ホウ砂、ギ酸またはその塩、安息香酸、乳酸又はその塩及び塩化カルシウム、硫酸カルシウム等のカルシウム塩類が挙げられる。これらは、1種単独で用いられてもよく、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
酵素安定化剤の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0〜2質量%が好ましい。
風合い向上剤としては、例えば、ジメチルシリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等のシリコーンが挙げられる。これらは、1種単独で用いられてもよく、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
風合い向上剤の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0〜5質量%が好ましい。
白色衣類の白度向上を目的としてジスチリルビフェニル型等の蛍光増白剤を含有していてもよい。蛍光増白剤の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0〜1質量%が好ましい。
移染防止剤、再汚染防止剤としては、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース等が挙げられる。移染防止剤及び再汚染防止剤の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0〜2質量%が好ましい。
商品の付加価値向上等を目的として、着香剤、着色剤、乳濁化剤、天然物などのエキス等を含有してもよい。
着香剤としては、代表的な例として、特開2002−146399号公報の表11〜18に記載の香料組成物A、B、C、Dなどが使用できる。着香剤の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.1〜1質量%が好ましい。
また前記着香剤として、香料前駆体を用いてもよい。香料前駆体とは、それ自体は無臭又は無臭に近いものであるが、液体洗浄剤中又は繊維上で酸化反応等をすることによって、香りを発生させる成分のことを指す。香料前駆体としては、液体洗浄剤に一般的に用いられているものを使用することが出来る。このような香料前駆体としては、例えば、硫黄を含有する香料前駆体(硫黄含有香料前駆体)等が挙げられる。
硫黄含有香料前駆体としては、例えば、下記一般式(f−1)で表される化合物が挙げられる。
J−S−G−Q ・・・(f−1)
ただし、式(f−1)中、Jは、下記化学式(J−1)〜(J−7)でそれぞれ表される基、及びこれらの異性体からなる群より選択される少なくとも1種の基を表す。下記化学式(J−1)〜(J−7)中、波線は、Sと結合する結合手を表す。下記化学式(J−1)〜(J−2)中、点線は、点線が設けられている炭素原子間の結合の1つ以上が二重結合であることを意味する。下記化学式(J−4)中、jは、0〜20の整数を表す。
Sは、硫黄原子である。
Gは、置換基を有していてもよい炭素数2〜15の直鎖状又は炭素数2〜15の分岐鎖状の炭化水素基を表す。
Qは、−S−Jで表される基、−NR61−Jで表される基又は水素原子である。ただし、前記−S−Jで表される基におけるSは硫黄原子であり、Jは下記化学式(J−1)〜(J−7)でそれぞれ表される基、及びこれらの異性体からなる群より選択される少なくとも1種の基を表す。前記−NR61−Jで表される基におけるNは窒素原子であり、Jは前記−S−Jで表される基におけるJと同じであり、R61は水素原子又はメチル基である。
Figure 2017200972
上記式(d−1)中のJにおける「これらの異性体」は、化学式(J−1)〜(J−7)でそれぞれ表される基が化学構造上とりえる異性体であり、例えば立体異性体等である。
上記化学式(J−4)中、jは、0〜20の整数(jが0のとき(J−4)は5員環である)であり、5〜15の整数が好ましい。
上記式(d−1)におけるJとしては、上記化学式(J−1)で表される基、上記化学式(J−2)で表される基が好ましい。
上記式(d−1)中、Gは、飽和炭化水素基でもよいし不飽和炭化水素基でもよい。Gとしては、アルキル基又はアルケニル基が好ましく、直鎖状のアルキル基がより好ましい。Gにおける炭化水素基の炭素数は、10〜14が好ましい。Gにおける炭化水素基を有する置換基としては、例えば、−OR62、−N(R62、−COOR62(前記R62は、それぞれ、炭素数1〜6のアルキル基もしくは炭素数1〜6のアルケニル基又は水素原子を表す)等が挙げられる。
好ましい(D)成分としては、例えば、メチル又はエチル2−(4−オキソ−4−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−3−エン−1−イル)ブタン−2−イルアミノ)−3−(4−オキソ−4−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−3−エン−1−イル)ブタン−2−イルチオ)プロパネート、メチル又はエチル2−(4−オキソ−4−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1−イル)ブタン−2−イルアミノ)−3−(4−オキソ−4−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1−イル)ブタン−2−イルチオ)プロパネート、メチル又はエチル2−(2−オキソ−4−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−1−エン−1−イル)ブタン−4−イルアミノ)−3−(2−オキソ−4−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−1−エン−1−イル)ブタン−4−イルチオ)プロパネート、メチル又はエチル2−(2−オキソ−4−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1−イル)ブタン−4−イルアミノ)−3−(2−オキソ−4−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1−イル)ブタン−4−イルチオ)プロパネート、3−(ドデシルチオ)−1−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−3−エン−1−イル)−1−ブタノン、3−(ドデシルチオ)−1−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1−イル)−1−ブタノン、4−(ドデシルチオ)−4−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1−イル)−2−ブタノン、4−(ドデシルチオ)−4−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−1−エン−1−イル)−2−ブタノン、2−ドデシルスルファニル−5−メチル−ヘプタン−4−オン、2−シクロヘキシル−1−ドデシルスルファニル−ヘプト−6−エン−3−オン、3−(ドデシルチオ)−5−イソプロペニル−2−メチルシクロヘキサノン等が挙げられる。
これらの中でも、香りの持続性を高める観点から、3−(ドデシルチオ)−1−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−3−エン−1−イル)−1−ブタノン、4−(ドデシルチオ)−4−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1−イル)−2−ブタノン、4−(ドデシルチオ)−4−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−1−エン−1−イル)−2−ブタノン及び3−(ドデシルチオ)−5−イソプロペニル−2−メチルシクロヘキサノンからなる群より選択される少なくとも1種の化合物が好ましい。
その中でも、3−(ドデシルチオ)−1−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−3−エン−1−イル)−1−ブタノン及び4−(ドデシルチオ)−4−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1−イル)−2−ブタノンからなる群より選択される少なくとも1種の化合物が特に好ましい。
香料前駆体は、市場において容易に入手可能であり、また、公知の方法によっても合成可能である。
香料前駆体は、1種単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
本発明の液体洗浄剤が香料前駆体を含有する場合、液体洗浄剤組成物の総質量に対する香料前駆体の含有量は、0.0001〜3質量%が好ましい。
着色剤としては、アシッドレッド138、Polar Red RLS、アシッドイエロー203、アシッドブルー9、青色1号、青色205号、緑色3号、ターコイズP−GR(いずれも商品名)等の汎用の色素や顔料が挙げられる。着色剤の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.00005〜0.005質量%程度が好ましい。
乳濁化剤としては、ポリスチレンエマルション、ポリ酢酸ビニルエマルジョン等が挙げられ、通常、固形分30〜50質量%のエマルションが好適に用いられる。具体例としては、ポリスチレンエマルション(サイデン化学(株)社製の「サイビノール(登録商法)RPX−196 PE−3」(商品名)、固形分40質量%)等が挙げられる。乳濁化剤の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.01〜0.5質量%が好ましい。
天然物などのエキスとしては、イヌエンジュ、ウワウルシ、エキナセア、コガネバナ、キハダ、オウレン、オールスパイス、オレガノ、エンジュ、カミツレ、スイカズラ、クララ、ケイガイ、ケイ、ゲッケイジュ、ホオノキ、ゴボウ、コンフリー、ジャショウ、ワレモコウ、シャクヤク、ショウガ、セイタカアワダチソウ、セイヨウニワトコ、セージ、ヤドリギ、ホソバオケラ、タイム、ハナスゲ、チョウジ、ウンシュウミカン、ティーツリー、バーベリー、ドクダミ、ナンテン、ニュウコウ、ヨロイグサ、シロガヤ、ボウフウ、オランダヒユ、ホップ、ホンシタン、マウンテングレープ、ムラサキタガヤサン、セイヨウヤマハッカ、ヒオウギ、ヤマジソ、ユーカリ、ラベンダー、ローズ、ローズマリー、バラン、スギ、ギレアドバルサムノキ、ハクセン、ホウキギ、ミチヤナギ、ジンギョウ、フウ、ツリガネニンジン、ヤマビシ、ヤブガラシ、カンゾウ、セイヨウオトギリソウなどの植物エキスが挙げられる。
天然物などのエキスの配合量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0〜0.5質量%が好ましい。
pH調整剤としては、例えば、硫酸、塩酸、リン酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン、アンモニア等が挙げられる。これらの中でも、液体洗浄剤の経時安定性が高められやすくなる点から、硫酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アルカノールアミンが好ましく、硫酸、水酸化ナトリウム、アルカノールアミンがより好ましい。pH調整剤は、1種が単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
本発明の液体洗浄剤の25℃におけるpHは、4〜9が好ましく、6〜9がより好ましい。pHが前記の好ましい範囲であると、液体洗浄剤の外観安定性が良好に維持されやすくなる。
なお、本発明における液体洗浄剤の25℃におけるpHは、試料を25℃に調整し、pHメーター(例えば、東亜ディーケーケー(株)社製の「HM−30G」(製品名)を使用)等により測定される値を意味する。
本発明の液体洗浄剤の25℃での粘度は、10〜100mPa・sが好ましく、40〜90mPa・sがより好ましい。粘度が前記の好ましい範囲内であれば、液体洗浄剤を計量キャップ等で計り取りやすくなる。また、塗布洗浄に用いる際に、液体洗浄剤を繊維製品等に塗布し易くなる。
なお、本発明における液体洗浄剤の25℃での粘度は、試料を25℃に調整し、B型粘度計(TOKIMEC社製、ロータNo.2)を用いて、回転数60rpmの条件で、回転開始から1分後に測定した値を意味する。
(製造方法)
本発明の液体洗浄剤は、従来公知の製造方法によって製造される。
液体洗浄剤の製造方法は、例えば、分散媒である水に、(A)〜(E)成分及び必要に応じてその他の成分を分散することで得られる。
(使用方法)
液体洗浄剤の使用方法としては、例えば、液体洗浄剤を単独で、又は公知の漂白剤や柔軟剤と共に水に入れて洗浄液とし、この洗浄液に被洗物を入れ洗濯機で洗浄する方法、洗浄液、又は液体洗浄剤を被洗物に塗布し、これを洗濯機で洗浄する方法等が挙げられる。
被洗物としては、例えば、衣類、布帛、シーツ、カーテン、絨毯等の繊維製品が挙げられる。
前記洗浄液中の液体洗浄剤の含有量は、特に限定されない。水に対する液体洗浄剤の添加量は、例えば、水10L当たり、液体洗浄剤6〜8mLとされる。
本発明の液体洗浄剤は、(B)成分と(A)成分の質量比率(B)/(A)が0.15〜1の範囲で、(C)成分と(D)成分とを含有しているため、より優れた防臭効果が得られる。
本発明の液体洗浄剤は、前記(A)成分が、アルコールアルコキシレート、脂肪酸メチルエステルアルコキシレートからなる群より選択される少なくとも1つのノニオン界面活性剤であり、前記(B)成分が、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(LAS)及びポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩(AES)からなる群より選択される少なくとも1つのアニオン界面活性剤であり、前記(C)成分が塩化ドデシルトリメチルアンモニウム(C12モノアルキル)及び塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(C18モノアルキル)からなる群より選択される少なくとも1つのカチオン界面活性剤であり、前記(D)成分が、ポリエチレンイミンのエチレンオキシド付加体であり、(B)/(A)が、0.15〜1.0であることが好ましい。
以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によって限定されるものではない。
(使用原料)
表1、2中の略号は以下を表す。
<(A)成分>
A1:ポリオキシエチレンアルキルエーテル(EOの付加モル数15)(ライオンケミカル株式会社製、商品名「LMAO−90」)(式(a1)中、R11が炭素数12〜14のアルキル基であり、XがOであり、sが15であり、tが0であり、R12が水素原子である化合物)。
A2:脂肪酸メチルエステルアルコキシレート(MEE)(ライオンケミカル株式会社製、商品名「CEAO−90」)(式(a1)中、R11が炭素数11のアルキル基と炭素数13のアルキル基の混合物であり、XがCOOであり、sが15であり、tが0であり、R12がメチル基である化合物)。
A3:下記の方法にて製造した合成品。炭素数12の第2級アルコール及び炭素数14の第2級アルコールに、8モル相当のエチレンオキシドと、2モル相当のプロピレンオキシドと、を付加したもの(式(a1)において、R11が炭素数12のアルキル基及び炭素数14のアルキル基の混合物であり、XがOであり、sが8であり、tが2であり、R12がHである化合物)。
<A3の製造方法>
P&G社製の「CO−1270」(天然アルコール)224.4gと、30質量%NaOH水溶液2.0gと、を耐圧型反応容器内に仕込み、前記反応容器内を窒素置換した。次いで、温度100℃、圧力2.0kPa以下で30分間脱水した後、温度を160℃まで昇温した。その後、撹拌しつつ、ガス状のエチレンオキシド352gを、吹き込み管を使って、反応温度が180℃を超えないように添加速度を調整しながら、前記アルコール液中に徐々に加えて反応させた。次いで、プロピレンオキシド116gを導入してさらに反応させた。
次いで、温度180℃、圧力0.3MPa以下で30分間熟成した後、温度180℃、圧力6.0kPa以下で10分間、未反応のエチレンオキシドとプロピレンオキシドとを留去した。次いで、温度を100℃以下まで冷却した後、反応物の1質量%水溶液のpHが約7になるように、70質量%p−トルエンスルホン酸を加えて中和し、A3を得た。
<(B)成分>
B1:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(ライオン(株)製、商品名「ライポンLH−200」)(C10〜14、平均分子量322)。
B2:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(AES)(新日本理化株式会社製、商品名「シノリン(登録商標)SPE−1150」)。
<(C)成分>
C1:塩化ドデシルトリメチルアンモニウム(ライオンスペシャリティケミカルズ(株)社製、商品名「リポガード12-37W」)(式(c−1)中、R〜Rがメチル基であり、Rが炭素数12の直鎖状アルキル基である化合物)。
C2:塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(ライオンスペシャリティケミカルズ(株)社製、商品名「リポガードT−800」)(式(c−1)中、R〜Rがメチル基であり、Rが炭素数18の直鎖状アルキル基である化合物)。
<(D)成分>
D1:ポリエチレンイミンのエチレンオキシド付加体(BASF社、商品名「Sokalan HP20)。
<(E)成分>
E1:Coronase 48L(ノボザイム社製)。
E2:Alcarase 2.5L(ノボザイム社製)。
<共通成分X>
水混和性有機溶剤:95%エタノール(日本アルコール販売(株)社製、商品名「特定アルコール95度合成」。液体洗浄剤の総質量に対して、0.5質量%配合)、ポリエチレングリコール(日本油脂(株)社製、商品名「PEG#1000」、AI(純分)=60質量%。液体洗浄剤の総質量に対して、3質量%配合)。
金属イオン補足剤:クエン酸3ナトリウム2水塩(扶桑化学工業(株)社製、商品名「クエン酸3ナトリウム2水塩」、AI(純分)=100%。液体洗浄剤の総質量に対して、0.1質量%配合)、メチルグリシンジ酢酸3ナトリウム(MGDA)(BASF社製、商品名「トリロンM」。液体洗浄剤の総質量に対して、0.2質量%配合)。
酵素安定化剤:安息香酸ナトリウム((株)伏見製薬社製、商品名「フミナール」。液体洗浄剤の総質量に対して、0.5質量%配合)、乳酸ナトリウム(ピューラック社製、商品名「発酵乳酸ナトリウム」。液体洗浄剤の総質量に対して、0.8質量%配合)、塩化カルシウム(株式会社トクヤマ製、商品名「粒状塩化カルシウム」。液体洗浄剤の総質量に対して、0.01質量%配合)。
高級脂肪酸塩:ヤシ脂肪酸(日油株式会社製、商品名「椰子脂肪酸(PKO)TC」。液体洗浄剤の総質量に対して、0.8質量%配合)。
酸化防止剤:ジブチルヒドロキシトルエン(Degussa社製、商品名「K−NOX(登録商標)BHT」。液体洗浄剤の総質量に対して、0.1質量%配合)。
香料:特開2003‐268398号広報の表7〜14に記載の香料組成物A。液体洗浄剤の総質量に対して、0.2質量%配合)。
香料前駆体:3−(ドデシルチオ)−1−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−3−エン−1−イル)−1−ブタノン。特表2005−511710号公報の例4に記載の化合物。上記式(d−1)における、Jが化学式(J−1)(3,4位間に二重結合を有する)で表される基、Gがドデシル基、Qが水素原子である化合物。又は4−(ドデシルチオ)−4−(2,6,6−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1−イル)−2−ブタノン。原料としてドデカンチオール(東京化成工業株式会社製)とβヨノン(ヴェ・マンフィス香料株式会社製)とを用い、特表2005−511710号公報の例4に記載の合成方法と同様にして合成した化合物。上記式(d−1)における、Jが化学式(J−2)(1,2位間に二重結合を有する)で表される基、Gがドデシル基、Qが水素原子である化合物。
天然物などのエキス:ローズマリーエキス(シムライズ(株)社製、商品名「EXTRAPONE ROSEMARY P」。液体洗浄剤の総質量に対して、0.001質量%配合)。
着色剤:色素(癸巳化成株式会社製、商品名「緑色3号」。液体洗浄剤の総質量に対して、0.0002質量%配合)。
pH調整剤:硫酸(東亜合成社製、必要量)、水酸化ナトリウム(鶴見曹達株式会社製、必要量)。
溶媒:水(精製水)(バランス)
<その他の成分>
C’1:ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド(ライオンスペシャリティケミカルズ(株)社製、商品名「リポミンAPA168−65E」)。
D’1:ポリエチレンイミン(PEI)(株式会社日本触媒製、商品名「ルパゾール」)。
D’2:ポリエチレングリコール(質量平均分子量10000)(ライオンケミカル(株)社製、商品名「PEG♯1000−L60」)。
pH調整剤の含有量「必要量」は、液体洗浄剤を表中のpHにするのに要した量である。
水の含有量「バランス」は、液体洗浄剤を全体で100質量%とするのに必要な量である。
また、表中の「B/A」は、液体洗浄剤中の(B)成分と(A)成分の質量比率(B)/(A)を表す。また、「C/B」は、液体洗浄剤中の(C)成分と(B)成分の質量比率を表し、「C/D」は、液体洗浄剤中の(C)成分と(D)成分の質量比率を表す。
なお、表中の配合量は純分換算値である。また、表中に配合量が記載されていない成分は、配合されていない。
(実施例1〜9、比較例1〜5)
表1、2に示す組成に従い、(A)〜(E)成分及び任意成分と水とを全て攪拌混合して液体洗浄剤を得た。
<評価方法>
(抗菌効果:乾燥中又は保管中の防臭効果)
以下の1、2の手順に沿って、液体洗浄剤の抗菌効果について評価を行った。なお、「抗菌効果」とは、菌の増殖を抑制する効果であり、本明細書では、被洗物の乾燥中又は保管中の防臭効果の指標とする。
1.洗浄処理
まず、試験布の洗浄処理を以下の手順に沿って行った。
全自動電気洗濯機(Haier社製、製品名「JW−K33F」)に、綿メリヤス布(日清紡(株)社製、製品名「CK43202」、谷頭商店より購入)約30g、および綿肌シャツ(B.V.D.社製)を、全被洗布の質量合計が約400gとなるように調整して投入した(浴比(洗濯水/被洗布総質量)30倍)。
次に、液体洗浄剤を10mL添加して、標準コースで洗浄、すすぎ、脱水を順次行う洗浄操作を行った。洗浄時間、すすぎ、脱水、水量(低水位に設定、水量約15L)に関しては、一切調整せず、洗濯機の標準コース設定を使用した。この洗濯操作を5回繰り返した。
洗濯終了後、取り出した綿メリヤス布を25℃、湿度65%RHの恒温恒湿室に放置して乾燥させた。乾燥後5×5cm四方に裁断し、これを試験布として抗菌効果の評価に用いた。また、上記洗浄処理を施していない綿メリヤス布を未処理布として使用した。
2.抗菌効果
1で得られた試験布及び未処理布について、黄色ブドウ球菌に対する抗菌効果を評価した。
本評価に用いる器具、水などは、予めオートクレーブにより滅菌処理を行った。
また、本評価では、菌として黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)を用いた。
JIS L1902に基づいて培養を行った黄色ブドウ球菌を用い、ニュートリエント培地が20倍に希釈され、菌数が1±0.3×10個/mLとなるように黄色ブドウ球菌母液を調製した。
試験布(5×5cm)の4箇所に黄色ブドウ球菌母液を0.1mLずつ接種し、37℃の恒温槽にて18時間培養して、試験布上で増殖または静菌した。その後、抽出液(JIS L1902に記載の洗い出し用生理食塩水)にて試験布から菌を抽出し、抽出液を生理食塩水で10倍に希釈した。得られた希釈液をさらに10倍に希釈する操作を4回繰り返し、100,000倍の希釈液を得た。なお、「洗い出し用生理食塩水」とは、フラスコ内の精製水1000mLに対して塩化ナトリウム8.5gを加えて十分に溶解させ、さらにノニオン界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタンモノオレート(関東化学(株)社製、商品名「ポリソルベート80、Tween80」)2gを加えて溶解させた後、高圧蒸気殺菌(オートクレーブ処理)を施したものを指す。
得られた希釈液から100μLを採取し、標準寒天培地(アテクト社製)上に乗せ、コンラージ棒により均一に塗布したものを37℃の恒温槽で1〜2日培養した後、コロニー数をカウントし、生菌数を求めた。
未処理布についても試験布と同様の操作を行って生菌数を測定し、これらの測定値より抗菌活性値(A)を下記式(i)より算出した。
抗菌活性値=log(未処理布の生菌数/試験布の生菌数) ・・・(i)
ついで、比較試験布および未処理布について上記と同様の操作を行って生菌数を測定し、抗菌活性値(B)を算出した。算出した抗菌活性値(A)と抗菌活性値(B)の差(抗菌活性値(A)−抗菌活性値(B))について、下記の評価基準に沿って評価を行った。下記評価基準がA、Bのものを合格(抗菌効果に優れる)と判断した。結果を表1、2に示す。
<評価基準>
A:抗菌活性値の差が3桁以上。
B:抗菌活性値の差が2桁以上3桁未満。
C:抗菌活性値の差が1桁以上2桁未満。
D:抗菌活性値の差が1桁未満。
(防臭効果:着用時の防臭効果)
上記の洗濯処理を施した綿肌シャツ(B.V.D.社製)を、成人男性が所定時間着用し、その後、前記綿肌シャツの臭気を官能により、下記に示す6段階の評価基準に沿って評価した。また、評価は専門パネラー10人によって行った。
<評価基準>
5点:強烈なニオイ。
4点:強いニオイ。
3点:楽に感知できるニオイ。
2点:何のにおいであるかわかる弱いニオイ。
1点:やっと感知できるニオイ。
0点:無臭。
前記6段階の評価基準による評価の結果を基に、専門パネラー10人の平均値を算出し(小数第一位を四捨五入)、防臭効果を評価した。この官能による評価の平均値が2以下を合格(着用時の防臭効果に優れる)と判断した。また、成人男性が5時間着用した後の評価を防臭効果1、10時間着用した後の評価を防臭効果2として評価を行った。結果を表1、2に示す。
Figure 2017200972
Figure 2017200972
表1、2に示すように、(A)〜(D)成分を含み、(B)/(A)が特定の範囲内である実施例1〜9の液体洗浄剤は、抗菌効果、着用時の防臭効果ともに優れていた。
一方、(C)又は(D)成分のいずれかを含まない比較例1〜4の液体洗浄剤、及び(B)/(A)が1.0超の比較例5の液体洗浄剤は、いずれも抗菌効果が低く、かつ着用時の防臭効果も低かった。
以上の結果から、本発明の液体洗浄剤は、防臭効果により優れていることが確認された。

Claims (2)

  1. ノニオン界面活性剤(A)と、アニオン界面活性剤(B)と、カチオン界面活性剤(C)と、ポリアルキレンアミンのアルキレンオキシド付加体(D)とを含み、前記(B)成分と前記(A)成分との質量比率(B)/(A)が、0.15〜1であることを特徴とする、液体洗浄剤組成物。
  2. さらに酵素(E)を含む、請求項1に記載の液体洗浄剤組成物。
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