JP6922468B2 - モータ装置 - Google Patents
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Description
この構成によれば、第1被挟持部がブラシホルダの延出部と第1ケースとに挟持され、第2被挟持部がブラシホルダの延出部と第2ケースとに挟持されることで、シールドキャップを好適に固定でき、その結果、シールドキャップの脱落を抑制できる。
この構成によれば、係止爪によってシールドキャップを好適に固定でき、その結果、シールドキャップの脱落を抑制できる。
第1ケース13は、例えば金属などの導電性材料からなり、軸方向一端(図1における右側端部)が閉塞された有底筒状をなしている。詳しくは、第1ケース13は、筒状の外周壁13aと、外周壁13aの軸方向一端を閉塞する底部13bとを有する。外周壁13aは、軸方向(Z方向)と直交するY方向に薄い扁平形状をなしている。つまり、外周壁13aは、X方向の寸法(図1参照)よりもY方向の寸法(図2参照)の方が短く設定されている。また、外周壁13aは、Y方向と直交する一対の平面部位と、該一対の平面部位の端部同士を繋ぐ一対の曲面部位を備えた二面幅形状をなしている。なお、当該曲面部位は、径方向外側に膨らむ(回転軸21の軸線を中心とした円弧状に膨らむ)曲面形状をなしている。
電機子15は、回転軸21と、該回転軸21に一体回転可能に固定された電機子コア22と、該電機子コア22に巻装されたコイル23と、回転軸21に一体回転可能に固定され、コイル23と電気的に接続された整流子24とを備えている。回転軸21の基端部は、第1ケース13の底部13bの中央に設けられた軸受25によって軸支されている。また、回転軸21の先端部は、開口端部13cから第1ケース13の外部に突出している。電機子コア22は、マグネット14の径方向内側に設けられている。整流子24は、電機子コア22よりも回転軸21の先端側に設けられている。整流子24は円筒状をなすとともに、整流子24の外周面には複数のセグメント(図示略)が周方向に並設されている。
図1及び図2に示すように、連結部45の外周壁47の軸方向から見た形状は、第1ケース13のフランジ部13dに略倣った形状をなしている。すなわち、外周壁47は、軸方向から見てX方向と平行に直線状に延びる一対の直線状部47aを有している。そして、各直線状部47aは、フランジ部13dの各側縁部13eと軸方向に重なるように構成されている(図4参照)。また、外周壁47のY方向の寸法は、第1ケース13のフランジ部13dのY方向の寸法と等しく設定されている。
コネクタ部33に接続された外部コネクタからの電源は、ターミナル37、ブラシ32及び整流子24を介してコイル23に供給される。これにより、電機子15が回転駆動され、電機子15の回転軸21の回転駆動力が減速機構42にて減速されて出力シャフト43から出力され、リヤワイパの往復回動が実現されるようになっている。
(1)第1ケース13と第2ケース41との連結部分の側面には、第2ケース41が軸方向に窪んだ形状をなすことで開口部49が形成され、該開口部49からブラシホルダ31のフランジ部36の一部(側縁部36a)が外部に露出される。そして、開口部49には、第1及び第2ケース13,41と電気的に接続された導電性のシールドキャップ51(電磁シールド部)が、該開口部49を覆うように設けられている。この構成によれば、ブラシ32と整流子24との摺接によって生じる電磁ノイズが開口部49から外部に放出されることを、シールドキャップ51によって抑制できる。
・図5(a)(b)に示すように、フランジ部36(ブラシホルダ31)の側縁部36aに対してX方向に係止可能な係止部51aをシールドキャップ51に設けてもよい。図5(a)に示すように、係止部51aは、シールドキャップ51の閉塞部52におけるX方向の中央部に設けられている。また、図5(b)に示すように、係止部51aは、径方向(Y方向)の外側に窪む凹状に形成されている。一方、フランジ部36の側縁部36aには、径方向(Y方向)の外側に突出する係止突起36eが設けられており、該係止突起36eは、シールドキャップ51の係止部51aに嵌り込んでいる。これにより、シールドキャップ51がフランジ部36の側縁部36aに対して、X方向及びZ方向(軸方向)に係止されている。この構成によれば、フランジ部36の側縁部36aに対するシールドキャップ51のX方向及びZ方向の位置決めが可能となり、シールドキャップ51の組付性の向上を図ることができる。
例えば、図6に示すような構成に変更してもよい。なお、同図では、凸部36b,36cの図示を省略している。同図に示す構成では、シールドキャップ51は、ブラシホルダ31のフランジ部36と係止される抜け止め用の第1及び第2係止爪55,56を備えている。第1係止爪55は、閉塞部52の軸方向一端部(第1ケース13側の端部)から開口部49の内部側に延びている。また、第2係止爪56は、閉塞部52の軸方向他端部(第2ケース41側の端部)から開口部49の内部側に延びている。そして、第1及び第2係止爪55,56は、フランジ部36の側縁部36aに形成された前記貫通孔36dに対してY方向外側に係止されている。これにより、シールドキャップ51を好適に固定でき、その結果、シールドキャップ51の脱落を抑制できる。なお、同図に示す構成では、第1及び第2係止爪55,56と係止するフランジ部36側の部位を貫通孔36dとしているが、これ以外に例えば、貫通してない凹部としてもよく、また、フランジ部36から軸方向に突出する凸部としてもよい。
例えば、図8(a)(b)に示す構成に変更してもよい。同図に示す構成では、ブラシホルダ31と電磁シールド部としての電磁シールド部材61とが一体成形品として構成されている。なお、この場合、例えば電磁シールド部材61をインサート品としたインサート成形によって、ブラシホルダ31及び電磁シールド部材61の一体成形品を成形できる。
・上記実施形態において、第2ケース41の背面12a側の開口部49を塞ぐシールドキャップ51を省略してもよい。上記実施形態では、第2ケース41の背面12a側の連結部45は、導電性を有する車体パネルPによって覆われるため、背面12a側におけるシールドキャップ51を省略しても、背面12a側の開口部49から放出される電磁ノイズは車体パネルPによって抑制される。
・上記実施形態では、リヤワイパモータに適用したが、これに限らず、フロントガラス払拭用のワイパモータや、パワーウインド用のモータや、パワーシート用のモータなどのモータ装置にも適用可能である。
Claims (3)
- 整流子を有する回転体と、
導電性材料からなり、前記回転体を回転可能に収容する第1ケースと、
導電性材料からなり、前記第1ケースと連結された第2ケースと、
非導電性材料からなり、前記第1ケースと前記第2ケースとによって少なくとも一部が軸方向に挟持されるブラシホルダと、
前記ブラシホルダに保持され、前記整流子に摺接するブラシと
を備え、
前記第1ケースと前記第2ケースとの連結部分の側面には、該第1及び第2ケースの少なくとも一方が軸方向に窪んだ形状をなすことで開口部が形成され、該開口部から前記ブラシホルダの一部が外部に露出されるモータ装置であって、
前記開口部の少なくとも一部を覆うように装着され、前記第1及び第2ケースの少なくとも一方と電気的に接続された導電性の電磁シールド部としてシールドキャップを備えており、
前記ブラシホルダは、前記開口部内に入り込む延出部を有し、
前記シールドキャップは、前記延出部と前記第1ケースとに軸方向に挟持される第1被挟持部と、前記延出部と前記第2ケースとに軸方向に挟持される第2被挟持部とを備えていることを特徴とするモータ装置。 - 請求項1に記載のモータ装置において、
前記シールドキャップは、前記第1ケース、前記第2ケース及び前記ブラシホルダのいずれかと係止される抜け止め用の係止爪を備えていることを特徴とするモータ装置。 - 請求項1又は2に記載のモータ装置において、
前記シールドキャップの外表面が前記第1ケース及び前記第2ケースの連結部分の外表面と面一になるように位置している、若しくは、前記シールドキャップの外表面が前記第1ケース及び前記第2ケースの連結部分の外表面よりも径方向内側に位置していることを特徴とするモータ装置。
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JP2017122268A JP6922468B2 (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | モータ装置 |
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JP2017122268A JP6922468B2 (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | モータ装置 |
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JP6922468B2 true JP6922468B2 (ja) | 2021-08-18 |
Family
ID=65026970
Family Applications (1)
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JP2017122268A Active JP6922468B2 (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | モータ装置 |
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- 2017-06-22 JP JP2017122268A patent/JP6922468B2/ja active Active
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