JP6916997B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6916997B2
JP6916997B2 JP2016053806A JP2016053806A JP6916997B2 JP 6916997 B2 JP6916997 B2 JP 6916997B2 JP 2016053806 A JP2016053806 A JP 2016053806A JP 2016053806 A JP2016053806 A JP 2016053806A JP 6916997 B2 JP6916997 B2 JP 6916997B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
semiconductor device
encapsulant
bisphenol
semiconductor element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016053806A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017168723A (ja
Inventor
祐子 仲俣
祐子 仲俣
裕司 市村
裕司 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2016053806A priority Critical patent/JP6916997B2/ja
Publication of JP2017168723A publication Critical patent/JP2017168723A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6916997B2 publication Critical patent/JP6916997B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/481Disposition
    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/48221Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/48225Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • H01L2224/48227Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73265Layer and wire connectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/80Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
    • H01L2224/85Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a wire connector
    • H01L2224/85909Post-treatment of the connector or wire bonding area
    • H01L2224/8592Applying permanent coating, e.g. protective coating

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Description

本発明は、半導体装置に関する。本発明は、特には、パワーサイクル耐量が向上した半導体装置に関する。
近年、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を中心として、パワーモジュールが電力変換装置に広く用いられるようになっている。パワーモジュールは1つまたは複数のパワー半導体デバイスを内蔵して、変換接続の一部または全体を構成する。そして、パワー半導体とベースプレートまたは冷却面との間が電気的に絶縁された構造を持つ。
電気的な絶縁構造を実現するために、シリコーンゲルやエポキシ樹脂などから構成される封止材が用いられている。このような封止材には、接着助剤としてアルミキレート等の金属キレート剤を用いることが有効であることが知られている。
具体的には、金属と熱硬化性樹脂の密着性を向上させる技術として、熱硬化性樹脂に接着助剤としてキレート剤を混合させる方法が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1では、エポキシ樹脂にアルミキレートを混合することで、アルミ基板に対する密着性を向上させた樹脂組成物が提案されている。
特開2009-298875号公報
SiCなどの次世代半導体素子が実用化されるに伴って、半導体素子や部材を封止する封止樹脂の高温化が進んでいる。このため、封止樹脂には高耐熱化が要求されてきている。パワーサイクル試験では、半導体素子に、通電・遮断の電気的負荷を与え、熱ストレスを発生させ、ワイヤ接合部の寿命を評価する。ワイヤ接合部で剥離を生じるまでの電気的負荷のサイクルをパワーサイクル耐量というが、このパワーサイクル耐量をさらに向上させるには、特に、発熱量の大きい半導体素子周辺における封止材の更なる密着性能の改良が必要不可欠である。
上記のように金属キレート剤の有効性が検討され、研究されてきたが、実用化はされていない。これは、金属キレート剤を樹脂に添加すると気泡が発生して、外観品質が低下したり、絶縁不良を生じたりするおそれがあったためである。
本発明者らは、金属キレート剤の発泡メカニズムを調査した結果、ビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/またはビスフェノールAD型エポキシ樹脂に金属キレート剤を添加した場合に、発泡を抑えられることを見出した。そして、金属キレート剤を含む封止材を所定の態様で用いることで、パワーサイクル耐量を向上させることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、半導体装置であって、積層基板上に実装された半導体素子と出力端子とを導電性接続部材にて接続してなり、少なくとも前記半導体素子と前記導電性接続部材との接続部が第1封止材により封止されており、前記第1封止材が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/またはビスフェノールAD型エポキシ樹脂と、硬化剤と、金属キレート剤と、無機充填材とを含んでなる。
前記半導体装置において、封止材が、前記第1封止材と、前記第1封止材よりもガラス転移温度が高い第2封止材とを含む二層以上であることが好ましい。
前記半導体装置において、前記第2封止材が、脂環式エポキシ樹脂、または脂環式エポキシ樹脂と、ビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/またはビスフェノールAD型エポキシ樹脂との混合物であることが好ましい。
前記半導体装置において、前記第1封止材の厚みが、0.1〜2mmであることが好ましい。
前記半導体装置において、前記金属キレート剤が、アルミニウムキレート剤であることが好ましい。
前記半導体装置において、前記金属キレート剤が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/またはビスフェノールAD型エポキシ樹脂と、硬化剤と、金属キレート剤と、無機充填材との総質量を100%として、0.1〜2質量%添加されていることが好ましい。
前記半導体装置において、前記硬化剤が、酸無水物系硬化剤であることが好ましい。
前記半導体装置において、前記導電性接続部材が、ワイヤ、ピン、またはリードフレームのいずれかを含むことが好ましい。
前記半導体装置において、前記半導体素子が、Si半導体素子、SiC半導体素子、またはGaN半導体素子のいずれかを含むことが好ましい。
本発明によれば、封止材においてビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/またはビスフェノールAD型エポキシ樹脂と金属キレート剤とを組み合わせることで、金属キレート剤に起因する、封止材硬化時の発泡を抑えることができ、高発熱量となる半導体素子の電極と導電性接合部材との接合箇所における封止材の密着性を向上させ、パワーサイクル耐量を向上させることができる。これにより、高信頼性のパワーモジュール製品を提供することができる。
図1は、本発明に係る半導体装置の一例である、パワーモジュールの断面構造を示す概念図である。 図2は、本発明の実施例において用いた、密着性評価試験の試料形態の概要を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施の形態によって限定されるものではない。
本発明は一実施形態によれば、半導体装置であって、積層基板上に実装された半導体素子と出力端子とを導電性接続部材にて接続し、封止材にて封止してなる。そして、少なくとも前記半導体素子と導電性接続部材との接続部が第1封止材により封止されており、前記第1封止材が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/またはビスフェノールAD型エポキシ樹脂と、硬化剤と、金属キレート剤と、無機充填材とを含んでなる。
図1は、本発明に係る半導体装置の一例である、パワーモジュールの概念的な断面図である。図1において、半導体素子1は、IGBTあるいはダイオードチップ等のパワーチップである。半導体素子1は、はんだ等の接合層10を介して、積層基板2の上に実装される。この積層基板2は、ヒートスプレッダなどの金属基板3にはんだ等の接合層10により接合されている。積層基板2の上には、はんだ接合層10により固定された出力端子5が立ち上がっている。出力端子5には、外部接続端子、中継端子、および導電配線を含む。図示する実施形態においては、外部接続端子である。出力端子5と半導体素子1とは、導電性接合部材である金属ワイヤ6により電気的に接続されている。端子ケース4はポリフェニレンスルファイド(PPS)等の熱可塑性樹脂で、出力端子5を固定するためインサート成形され、金属基板3に接着され、蓋7は端子ケース4と同一の樹脂で構成されている。端子ケース4内には封止材8、9が充填され、積層基板2の沿面及び半導体素子1を絶縁保護している。第1封止材9は、半導体素子1と金属ワイヤ6との接続部を封止しており、第2封止材8がその周囲を含む、ケース4内全体を封止している。
半導体素子1は、種々のSiデバイス、SiCデバイス、GaNデバイスなどを用いることができる。また、これらのデバイスを組み合わせて用いても良い。例えば、Si−IGBTとSiC−SBDを用いたハイブリッドモジュールなどを用いることができる。半導体素子1の搭載数は、図示する形態に限定されるものではなく、複数搭載することもできる。
積層基板2は、絶縁基板22とその一方の面に形成される第2導電性板21と、他方の面に形成される第1導電性板23とから構成される。絶縁基板22としては、電気絶縁性、熱伝導性に優れた材料を用いることができる。絶縁基板22の材料としては、例えば、Al23、AlN、SiNなどが挙げられる。特に高耐圧用途では、電気絶縁性と熱伝導率を両立した材料が好ましく、AlN、SiNを用いることができるが、これらには限定されない。第2導電性板21、第1導電性板23としては、加工性の優れているCu、Alなどの金属材料を用いることができる。また、防錆などの目的で、Niメッキなどの処理を行ったCu、Alであっても良い。絶縁基板22上に導電性板21、23を配設する方法としては、直接接合法(Direct Copper Bonding法)もしくは、ろう材接合法(Active Metal Brazing法)が挙げられる。
金属ワイヤ6は、導電性を備えるものであればよく、典型的にはAl、Cuワイヤを用いることができる。金属ワイヤ6の直径は、例えば、200〜700μmであってよく、300〜500μmとすることができるが、これらには限定されない。
第1封止材9は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/またはビスフェノールAD型エポキシ樹脂と、硬化剤と、金属キレート剤と、無機充填材とを含む封止材である。以下、本明細書において、第1封止材を、キレート含有封止材と指称する場合もある。
熱硬化性樹脂主剤は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ樹脂から選択される1種以上を用いることができる。ビスフェノールA型エポキシ樹脂は、エポキシ基の反応性を変化させない限り、置換基を導入したビスフェノールA型エポキシ樹脂であってもよい。ビスフェノールA型エポキシ樹脂は、キレート剤と混合し、加熱硬化した場合でも、発泡を生じにくいためである。また、ビスフェノールAD型エポキシも、ビスフェノールA型エポキシ樹脂と同様の反応性を備えるため、用いることができる。ビスフェノールAD型エポキシも、エポキシ基の反応性を変化させない限り、置換基を導入したものであってよい。あるいは、熱硬化性樹脂主剤は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂とビスフェノールAD型エポキシ樹脂との任意の質量比での混合物であってもよい。以下の説明において、ビスフェノールA型エポキシ樹脂またはビスフェノールAD型エポキシ樹脂、あるいはこれらの混合物の総称として、熱硬化性樹脂主剤という場合がある。
本実施形態に用いられる硬化剤としては、熱硬化性樹脂主剤と反応し、硬化しうるものであれば特に限定されないが、酸無水物系硬化剤を用いることが好ましい。酸無水物系硬化剤としては、例えば芳香族酸無水物、具体的には無水フタル酸、無水ピロメリット酸、無水トリメリット酸等が挙げられる。あるいは、環状脂肪族酸無水物、具体的にはテトラヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸等、もしくは脂肪族酸無水物、具体的には無水コハク酸、ポリアジピン酸無水物、ポリセバシン酸無水物、ポリアゼライン酸無水物等を挙げることができる。硬化剤の配合量は、熱硬化性樹脂主剤100質量部に対し、50〜170質量部とすることが好ましく、80〜150質量部とすることがより好ましい。硬化剤の配合量が50質量部未満であると架橋不足からガラス転移温度が低下する場合があり、170質量部より多くなると耐湿性、高熱変形温度、耐熱安定性の低下を伴う場合がある。
また、キレート含有封止材9には、さらに、任意選択的な成分として、硬化促進剤を添加することができる。硬化促進剤としては、イミダゾールもしくはその誘導体、三級アミン、ホウ酸エステル、ルイス酸、有機金属化合物、有機酸金属塩等を適宜配合することができる。硬化促進剤の添加量は、熱硬化性樹脂主剤100質量部に対して、0.01〜50質量部とすることが好ましく、0.1〜20質量部とすることがより好ましい。
金属キレート剤としては、特に限定されず、アルミニウム系キレート、チタン系キレート、ジルコニウム系キレートのいずれか一種類または二種類以上を混合して用いることができる。したがって、例えば、アルミニウム系キレートのうち、異なる二種以上を併用してもよいし、アルミニウム系キレートとチタン系キレートを併用してもよい。アルミニウム系キレートとしては、例えば、アルミニウムエチルアセトアセテート・ジイソプロピレート(ALCH)、アルミニウムトリスエチルアセトアセテート(ALCH−TR)、アルミニウムアルキルアセトアセテート・ジイソプロピレート、アルミニウムビスエチルアセトアセテート・モノアセチルアセトネート、アルミニウムトリスアセチルアセトネート、アルミニウムモノアセチルアセトネートビスエチルアセトアセテート等を用いることができるが、これらには限定されない。このようなアルミニウム系キレートは、川研ファインケミカルより市販されており、これらを適宜用いることができる。チタン系キレートとしては、例えば、チタンアセチルアセトネート(TC−100)、チタンテトラアセチルアセトネート(TC−401)、チタンエチルアセトアセテート(TC−710)等を用いることができるが、これらには限定されない。ジルコニウム系キレートとしては、例えば、ジルコニウムテトラアセチルアセトネート(ZC−150)、ジルコニウムモノアセチルアセトネート(ZC−540)等を用いることができるが、これらには限定されない。列挙したチタン系キレート、ジルコニウム系キレートは、マツモトファインケミカルより市販されておりこれらを適宜用いることができる。これらの中でも、特にアルミニウム系キレートを用いることが好ましい。
金属キレート剤の添加量は、熱硬化性樹脂主剤と硬化剤と無機充填材と金属キレート剤との総質量を100%としたときに、0.1〜2.0質量%とすることが好ましい。金属キレート剤の添加量が少ないと、密着性の向上の幅が小さい場合があり、多く添加しても密着力が低下する場合があるためである。さらには、0.3〜1.0質量%とすることがさらに好ましい。金属キレート剤の添加量に対して、密着性向上の効果が高いためである。あるいは、金属キレート剤の添加量は、熱硬化性樹脂主剤と硬化剤の総質量を100質量部としたときに、0.3〜6.7質量部であることが好ましい。
キレート含有封止材に添加して用いられる無機充填材としては、例えば、溶融シリカ、シリカ、アルミナ、水酸化アルミニウム、チタニア、ジルコニア、窒化アルミニウム、タルク、クレー、マイカ、ガラス繊維等が挙げられるが、これらには限定されない。これらの無機充填材により、硬化物の熱伝導率を高め、熱膨張率を低減することができる。これらの無機充填材は、単独で用いてもよいが、2種以上を混合して用いてもよい。また、これらの無機充填材は、マイクロフィラーであってもよく、ナノフィラーであってもよく、粒径及びまたは種類が異なる2種以上の無機充填材を混合して用いることもできる。特には、平均粒径が、0.2〜20μm程度の無機充填材を用いることが好ましい。無機充填材の添加量は、熱硬化性樹脂主剤と硬化剤との総質量を100質量部としたとき、100〜600質量部であることが好ましく、200〜400質量部であることがさらに好ましい。無機充填材の配合量が100質量部未満であると封止材の熱膨張係数が高くなって剥離やクラックが生じ易くなる場合がある。配合量が600質量部よりも多いと組成物の粘度が増加して押出し成形性が悪くなる場合がある。
キレート含有封止材9には、また、その特性を阻害しない範囲で、任意選択的な添加剤を含んでいてもよい。添加剤としては、例えば、難燃剤、樹脂を着色するための顔料、耐クラック性を向上するための可塑剤やシリコンエラストマーが挙げられるが、これらには限定されない。これらの任意成分、およびその添加量は、半導体装置及び/または封止材に要求される仕様に応じて、当業者が適宜決定することができる。
キレート含有封止材9は、少なくとも、半導体素子1上の電極と金属ワイヤ6との接続箇所を覆うように配置する。接続箇所とは、電極と金属ワイヤ6とが接触している箇所、及びその周囲の電極表面や金属ワイヤ6の表面を含んでもよい。金属ワイヤの径にもよるが、例えば、金属ワイヤの先端から電極表面と接して配設されている部分においては、金属ワイヤの周囲全体が、キレート含有封止材9に被覆される態様であってもよい。発熱量が大きい半導体素子1と金属ワイヤ6との接続箇所及びその周囲において、封止樹脂の密着性が低下しやすいためである。しかし、キレート含有封止材9の配置態様は図示する態様には限定されない。さらに、出力端子5が接続された第2導電性板22と金属ワイヤ6との接続箇所を覆うように配置してもよい。さらに、半導体素子1周囲全体を覆う配置態様、積層基板2全体を覆う配置態様であってもよい。また、半導体素子上に複数の電極が設けられ、金属ワイヤとの接続箇所が複数存在する場合には、半導体素子上に断続的に設けられた、複数のキレート含有封止材層が存在してもよい。
キレート含有封止材9は、その厚みが、0.1〜2.0mmとなるように配置することが好ましい。0.1mmより薄いと、十分な密着性効果が得られない場合があり、2.0mmよりも厚いと、封止材の加熱硬化反応時に発生するボイドが抜けにくくなる場合がある。ここで、キレート含有封止材の厚みとは、半導体素子などの平面上に積層した場合、平面からの最大厚みをいうものとする。
第2封止材8は、キレート含有封止材9の周囲、及びキレート含有封止材9により封止されていない半導体素子1周囲や積層基板22の沿面を覆うように形成される。以下、本明細書において、第2封止材8を、耐熱性封止材と指称する場合もある。耐熱性封止材8は、一般的に、キレート含有封止材9よりもガラス転移温度Tgが高い封止材である。耐熱性封止材8の仕様は、半導体素子1の仕様等によって適宜決定することができる。耐熱性封止材8は、Tgが、半導体素子1の接合部温度Tj(ジャンクション温度)よりも10℃以上高いことが好ましく、Tgが200℃以上の封止材であることがさらに好ましい。耐熱性封止材8は、高耐熱性の熱硬化性樹脂主剤と、硬化剤と、無機充填材とを含み、任意選択的に硬化促進剤や各種添加剤を含んでもよい。高耐熱性の熱硬化性樹脂主剤は、特には限定されないが、好ましくは、脂環式エポキシ樹脂やマレイミド樹脂を含む。さらに好ましくは、高耐熱性の熱硬化性樹脂主剤は、脂環式エポキシ樹脂とビスフェノールA型エポキシ樹脂との混合物であってもよい。特に好ましくは、脂環式エポキシ樹脂とビスフェノールA型エポキシ樹脂とを、1:1〜4:1の質量比で混合したものであってよい。
耐熱性封止材8の硬化剤は、主剤の種類によっても異なるが、キレート含有封止材9において例示した硬化剤を同様に用いることができ、添加量についても、同様に決定することができる。例えば、主剤として、脂環式エポキシ樹脂とビスフェノールA型エポキシ樹脂との混合物を用いる場合には、硬化剤としては、酸無水物系硬化剤を、主剤100質量部に対して、80〜120質量部で用いることが好ましい。
耐熱性封止材8には、無機充填材、硬化促進剤や各種添加剤についても、キレート含有封止材9において例示したものを同様に用いることができる。そして、キレート含有封止材9を構成する硬化剤と、耐熱性封止材を構成する硬化剤とは、同一であっても異なっていてもよい。無機充填材や硬化促進剤、各種添加剤についても、キレート含有封止材9を構成する成分と、同一であっても異なっていてもよい。さらに、耐熱性封止材8には、一般的には金属キレート剤は含まれていないが、微量の金属キレート剤が含まれていてもよい。
耐熱性封止材8による封止態様は、図示する形態には限定されない。例えば、耐熱性封止材8が二層以上の異なる組成の封止材から構成されていてもよい。また、ケースを備えておらず、耐熱性封止材8などの封止材が外周部分を構成する半導体装置であってもよい。あるいは、金属基板3を備えていない半導体装置や、金属基板3に替えてほかの放熱構造体を備える半導体装置であってもよい。
次に、本実施形態に係る半導体装置の製造方法について簡単に説明する。本実施形態に係る半導体装置の製造方法は、積層基板2上に半導体素子1を実装する工程と、前記半導体素子1と出力端子5とを導電性接続部材6にて接続する工程と、前記半導体素子1と前記導電性接続部材6との接続箇所を、キレート含有封止材9で封止する工程とを含む。
積層基板2への半導体素子1の実装、半導体素子1と出力端子5との導電性接続部材6による接続は、半導体装置の分野で知られている通常の方法で実施することができる。また、これらの工程に加え、必要な部材を取り付ける工程を通常の方法で実施することができる。
封止する工程は、例えば、ディスペンサーを用いて、半導体素子1上の所定の箇所に、所定の厚みでキレート含有封止材9を適用することができる。適用方法は他の任意の方法、例えばディップなどの方法を用いてもよい。キレート含有封止材9を適用後、キレート含有封止材9を加熱硬化する工程を実施する。この工程は、例えば、100〜120℃で0.5〜1時間、次いで、150〜180℃で1〜2時間にわたり実施することができるが、特定の温度、時間には限定されず、二段階硬化である必要もない場合がある。キレート含有封止材9を加熱硬化した後、あるいはキレート含有封止材9を加熱硬化することなく、耐熱性封止材8をさらに適用し、加熱硬化する工程を実施することが好ましい。
本発明に係る半導体装置は、導電性接続部材が金属ワイヤの態様のみならず、例えば、リードフレームである場合や、ピン構造である態様であってもよい。リードフレーム構造を備える半導体装置においては、図示するワイヤに替えて、半導体素子上にリードフレームが接合される。リードフレームの半導体素子への接合には、はんだ等の接合材を用いることができる。そして、キレート含有封止材は、半導体素子とリードフレームとの接合箇所を覆うように、半導体素子上に積層することができる。その厚みについては、図示する実施形態において説明したのと同様とすることができる。リードフレームを備える半導体装置構成は、例えば、本出願人らによる特開2005-116702号公報に開示されているものが挙げられるが、特定の構成には限定されない。
次に、ピン構造を備える半導体装置について説明する。ピン構造を備える半導体装置は、積層基板に半導体素子が実装され、半導体素子の積層基板と逆側の電極には、複数のインプラントピンが接合される。インプラントピンには、さらに、半導体素子に対向してプリント基板が固着される。そして、インプラントピンは、一方の端部が封止樹脂から突出して設け、外部接続端子とすることができる。
積層基板は、図示する実施形態と同様に、絶縁基板とその両面にそれぞれ設けられる導電性板から構成される。それらの材料も、図示する実施形態と同様であってよい。本実施形態による導電性板は、厚みの大きいブロック状であることが好ましい。また、本実施形態による半導体素子は、典型的にはワイドバンドギャップ半導体を用いた半導体素子であり、複数の半導体素子が実装される。インプラントピンは、半導体素子どうし、あるいは半導体素子とプリント基板とを電気的に接続する。インプラントピンは、Cuからなるものであってよいが、防錆などの目的でNiメッキなどの処理を行ったCu部材であってもよい。プリント基板としては、ポリイミドフィルム基板やエポキシフィルム基板にCu、Alなどの回路電極が形成されているものを用いることができる。このようなピン構造を備える半導体装置は、本出願人らによる特開2012-191010号公報に開示された構成を備える半導体装置であってよいが、特定の装置構成には限定されない。
ピン構造を備える半導体装置においても、キレート含有封止材を、半導体素子とインプラントピンとの接合箇所を覆う態様で設けることができる。例えば、半導体素子とプリント基板との間に充填される態様であってもよい。その厚みについては、図示する実施形態において説明したのと同様とすることができる。
以下に、本発明の実施例を挙げて、本発明をより詳細に説明する。しかし、本発明は、以下の実施例の範囲に限定されるものではない。
[実験例]
金属キレート剤を含むキレート含有封止材用の樹脂組成物、及び金属キレート剤を含まない以外は同様の組成とした樹脂組成物について、ガラス転移温度測定及び密着性試験を行った。ビスフェノールA型エポキシ樹脂(新日鉄住金株式会社製、商品名「YD−825GS」)に、硬化剤として、酸無水物系硬化剤をビスフェノールA型エポキシ樹脂100質量部に対して120質量部添加した。さらに、無機充填剤として、平均粒径5μmの溶融シリカ粒子(瀧森社製、商品名「ZA−30」)を用いた。無機充填剤の添加量は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂と硬化剤の総質量を100質量部としたときに、300質量部となるように調合した。金属キレート剤としては、川研ケミカルのALCH(アルミニウムエチルアセトアセテートジイソプロピレート)を用い、その添加量は、樹脂組成物全体の総質量を100%としたときに、それぞれ、添加無し、0.1質量%、0.3質量%、0.5質量%、1.0質量%、2.0質量%とした。これらを混合し、未硬化の樹脂組成物を得た。
[ガラス転移温度測定]
各樹脂組成物に対し、SII社製の熱機械分析(TMA)装置TMA/SS7100を用いて、樹脂の温度に対する長さの変化量を測定し、その変曲点をガラス転移温度と定義した。
[密着性試験]
キレート含有封止材の密着力を測定した。密着力測定試験片の形状を図2に示す。10 mm角の正方形のアルミニウム基板をエタノールで清浄化し、100℃で1時間乾燥後、アルミニウム基板表面に、所定の寸法を有する専用のプリン型を固定した。プリン型に上記樹脂組成物を注入し、100℃で1時間、次いで、180℃で1時間硬化させ、基板上に接着面積10mm(φ3.57mm)、上面φ3mm、高さ4mmの硬化物を形成した。この硬化物を固定し、前記硬化物の側面を、押し込み治具で、基板面と平行に1mm/secで押し込み、最大破壊荷重を測定した。試験は各n5で実施し、単位接合面積当たりの荷重測定値を密着力とした。
結果を表1に示す。表中、密着力は、実験例1の測定値を1とした場合の規格値で表した。また、ガラス転移温度Tgも、実験例1の測定値(℃)を1.0とした場合の規格値で表した。
Figure 0006916997
[実施例]
図1に示す構成を備える試験用半導体デバイスを作製した。キレート含有封止材としては、上記実験例3(アルミキレート添加量0.3%)の組成を持つ樹脂組成物を調製した。耐熱性封止材としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(新日鉄住金株式会社製、商品名「YD−825GS」)と、脂環式エポキシ樹脂(株式会社ダイセル)とを、質量比3:2で混合した主剤に、硬化剤として、酸無水物系硬化剤を主剤100質量部に対して120質量部添加した。さらに、無機充填剤として、平均粒径5μmの溶融シリカ粒子(瀧森社製、商品名「ZA−30」)を、主剤と硬化剤の総質量を100質量部としたときに、100質量部となるように添加した。キレート含有封止材は、半導体素子と金属ワイヤの接続箇所に層厚みを変えて適用し、150℃で30分硬化させた。その後、耐熱性封止材をケースに充填し、100℃で1時間、次いで、180℃で1時間硬化させた。キレート含有封止材の層の厚みと、発泡性、並びにデバイスの信頼性について下記にしたがって評価した。キレート含有封止材の層の厚みは、硬化終了時点で、半導体素子(チップ)の表面からの最大厚みを有する部分を、ノギスおよびレーザー変位計により測定した。
[比較例]
実施例において、キレート含有封止材を用いることなく、全体を耐熱性封止材で封止した以外は、実施例と同様にして試験用半導体デバイスを作製した。
[発泡性評価]
目視および顕微鏡にて、上面及び断面より、硬化後のキレート含有封止材の形成個所を観察し、最大径が0.1mm以上の泡がある場合を不適、無い場合を良好と判定した。
[信頼性評価]
信頼性の評価として、パワーサイクル試験をおこなった。パワーサイクル試験は、通電により、ジャンクション温度(Tj)を2秒で急激に上昇させ、Tjmax175℃にし、初期のケース温度Tc(55℃)まで18秒で下降させた。これを1サイクルとして、100サイクル毎に電気特性を評価した。1000サイクルまで所定の特性を満たした場合を良好とし、外れた場合を不良とした。また、所定の特性を満たすサイクル数をパワーサイクル耐量とする。その結果、実施例のデバイスのパワーサイクル耐量は、比較例に対していずれも2.3倍以上であった。そして、比較例では信頼性は不良であった。
結果を下記表2に示す。キレート含有封止材層の厚みが0.1mmより薄い領域ではカバレッジが悪く、2mmよりも厚いと発泡が生じた。
Figure 0006916997
反応のメカニズムは定かではないが、各種触媒の入った樹脂に金属キレート剤を接着助剤として添加すると、金属キレート剤が触媒として作用し、樹脂の硬化作用を促進していたと考えられる。そのため、反応速度が急激になり発泡していたと考えられる。また、樹脂の主剤であるビスフェノールA型エポキシ樹脂と脂環式エポキシ樹脂を比べた場合、脂環式エポキシ樹脂の両端の環構造の反応により開環しやすいため、架橋反応はビスフェノールA型エポキシ樹脂よりも早い。このことから、金属キレート剤を用いても急速に架橋反応が起こらないビスフェノールA型エポキシ樹脂と金属キレート剤との組み合わせが発泡を生じさせないと考えられる。同様の反応性の観点から、ビスフェノールAD型エポキシ樹脂と金属キレート剤との組み合わせも、金属キレート剤の発泡を生じさせることはないと考えられる。なお、かかる説明は、本発明の理解のための考察に過ぎず、本発明は上記の特定の理論に限定されるものではない。従来、封止材にはシランカップリング剤を添加することで、密着性の向上を図ってきたが、本発明によれば、シランカップリング剤を添加することなくとも、シランカップリング剤よりも優れた密着効果を実現することができた。
1 半導体素子
2 積層基板
21 第2導電性板
22 絶縁基板
23 第1導電性板
3 ヒートスプレッダ
4 ケース
5 出力端子
6 金属ワイヤ
7 蓋
第2封止材(耐熱性封止材)
第1封止材(キレート含有封止材)
10 接合層

Claims (10)

  1. 積層基板上に実装された半導体素子と出力端子とを導電性接続部材にて接続してなる半導体装置であって、
    少なくとも前記半導体素子と前記導電性接続部材との接続部が第1封止材により封止されており、
    前記第1封止材が、熱硬化性樹脂主剤と、硬化剤と、金属キレート剤と、無機充填材とを含んでなり、前記熱硬化性樹脂主剤がビスフェノールAD型エポキシ樹脂からなり、前記金属キレート剤が、前記熱硬化性樹脂主剤と、前記硬化剤と、前記金属キレート剤と、前記無機充填材との総質量を100%として、0.1〜2質量%添加されており、
    前記導電性接続部材が、ワイヤ、ピン、またはリードフレームのいずれかを含む、半導体装置。
  2. 積層基板上に実装された半導体素子と出力端子とを導電性接続部材にて接続してなる半導体装置であって、
    少なくとも前記半導体素子と前記導電性接続部材との接続部が第1封止材により封止されており、
    前記第1封止材が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/またはビスフェノールAD型エポキシ樹脂と、硬化剤と、金属キレート剤と、無機充填材とを含んでなり、
    封止材が、前記第1封止材と、前記第1封止材よりもガラス転移温度が高い第2封止材とを含む二層以上であり、
    前記第2封止材が、脂環式エポキシ樹脂、または脂環式エポキシ樹脂とビスフェノールA型エポキシ樹脂との混合物である、半導体装置。
  3. 前記第2封止材が、脂環式エポキシ樹脂とビスフェノールA型エポキシ樹脂との、質量比が1:1〜4:1の混合物である、請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1封止材の厚みが、0.1〜2mmである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記金属キレート剤が、アルミニウムキレート剤である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記金属キレート剤が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/またはビスフェノールAD型エポキシ樹脂と、硬化剤と、金属キレート剤と、無機充填材との総質量を100%として、0.1〜2質量%添加されている、請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記硬化剤が、酸無水物系硬化剤である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記第1封止材に含まれるエポキシ樹脂がビスフェノールAD型エポキシ樹脂であり、前記金属キレート剤が、アルミニウムエチルアセトアセテートジイソプロピレートであり、前記硬化剤が酸無水物系硬化剤である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記導電性接続部材が、ワイヤ、ピン、またはリードフレームのいずれかを含む、請求項に記載の半導体装置。
  10. 前記半導体素子が、Si半導体素子、SiC半導体素子、またはGaN半導体素子のいずれかを含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導体装置。
JP2016053806A 2016-03-17 2016-03-17 半導体装置 Active JP6916997B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016053806A JP6916997B2 (ja) 2016-03-17 2016-03-17 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016053806A JP6916997B2 (ja) 2016-03-17 2016-03-17 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017168723A JP2017168723A (ja) 2017-09-21
JP6916997B2 true JP6916997B2 (ja) 2021-08-11

Family

ID=59913685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016053806A Active JP6916997B2 (ja) 2016-03-17 2016-03-17 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6916997B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6895126B2 (ja) * 2018-03-27 2021-06-30 三菱電機株式会社 半導体パッケージ

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0859795A (ja) * 1994-08-23 1996-03-05 Hitachi Ltd 半導体装置
US5998509A (en) * 1996-11-29 1999-12-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Resin composition and semiconductor device employing the same
JP3570999B2 (ja) * 2001-02-28 2004-09-29 京セラ株式会社 バンプ付電子部品の実装構造
JP2008235669A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Shin Etsu Chem Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP5083070B2 (ja) * 2007-11-19 2012-11-28 日立化成工業株式会社 封止用フィルム
JP5556133B2 (ja) * 2009-03-31 2014-07-23 日立化成株式会社 電子部品用液状樹脂組成物及び電子部品装置
JP5651537B2 (ja) * 2010-11-12 2015-01-14 ナミックス株式会社 液状封止材、それを用いた電子部品
JP5906673B2 (ja) * 2010-11-26 2016-04-20 日立化成株式会社 封止用エポキシ樹脂成形材料、及びこの成形材料で封止した素子を備えた電子部品装置
JP5664220B2 (ja) * 2010-12-24 2015-02-04 日本ゼオン株式会社 半導体封止材料及び半導体装置
JP2015004035A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 信越化学工業株式会社 光半導体素子封止用樹脂組成物及び光半導体素子
JP6340762B2 (ja) * 2013-07-31 2018-06-13 日立化成株式会社 アンダーフィル材を用いた電子部品装置の製造方法、アンダーフィル材、及び電子部品装置
JP6299372B2 (ja) * 2014-04-18 2018-03-28 富士電機株式会社 半導体装置およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017168723A (ja) 2017-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7221579B2 (ja) 樹脂組成物
JP6719569B2 (ja) 半導体装置および電力変換装置
JP2011228336A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP6829809B2 (ja) 半導体装置
JP2017028159A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2017147327A (ja) 半導体装置及び製造方法
JPH10242333A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
US10256169B2 (en) Semiconductor device
JP7301492B2 (ja) 樹脂組成物の製造方法
JP6525327B2 (ja) パワー半導体モジュール及びその製造方法
US20220051960A1 (en) Power Semiconductor Module Arrangement and Method for Producing the Same
JP6916997B2 (ja) 半導体装置
JP2000077603A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP7047243B2 (ja) 樹脂組成物および電子部品
JP6880479B2 (ja) 半導体装置
JP7454129B2 (ja) 半導体装置
JP2022148684A (ja) 半導体装置
JP2022158353A (ja) 半導体モジュールおよび半導体モジュールの製造方法
JP2011222869A (ja) 半導体装置
JP2023108351A (ja) 半導体モジュールおよび半導体モジュールの製造方法
JP6907697B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP7476595B2 (ja) 半導体装置
JP7452040B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2023013848A (ja) 半導体装置
US20230411229A1 (en) Semiconductor device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210701

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6916997

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150