JP6916508B2 - 塗膜転写具 - Google Patents

塗膜転写具 Download PDF

Info

Publication number
JP6916508B2
JP6916508B2 JP2016222584A JP2016222584A JP6916508B2 JP 6916508 B2 JP6916508 B2 JP 6916508B2 JP 2016222584 A JP2016222584 A JP 2016222584A JP 2016222584 A JP2016222584 A JP 2016222584A JP 6916508 B2 JP6916508 B2 JP 6916508B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
supply bobbin
bobbin drive
transfer
coating film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016222584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018079605A (ja
Inventor
潤 牛嶋
潤 牛嶋
安宏 山本
安宏 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Plus Corp
Original Assignee
Plus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Plus Corp filed Critical Plus Corp
Priority to JP2016222584A priority Critical patent/JP6916508B2/ja
Priority to TW106136128A priority patent/TWI725245B/zh
Priority to KR1020170136325A priority patent/KR102425809B1/ko
Priority to CN201711113553.8A priority patent/CN108068446B/zh
Publication of JP2018079605A publication Critical patent/JP2018079605A/ja
Priority to HK18108193.8A priority patent/HK1248654A1/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP6916508B2 publication Critical patent/JP6916508B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F16/00Transfer printing apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43LARTICLES FOR WRITING OR DRAWING UPON; WRITING OR DRAWING AIDS; ACCESSORIES FOR WRITING OR DRAWING
    • B43L19/00Erasers, rubbers, or erasing devices; Holders therefor
    • B43L19/0056Holders for erasers
    • B43L19/0068Hand-held holders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H37/00Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
    • B65H37/002Web delivery apparatus, the web serving as support for articles, material or another web
    • B65H37/005Hand-held apparatus
    • B65H37/007Applicators for applying coatings, e.g. correction, colour or adhesive coatings

Description

本発明は、ケース本体内部に転写ヘッドを出没することができる塗膜転写具に関する。
従来から、ケース本体内部に転写ヘッドを出没することができる塗膜転写具が提供されている。例えば、特許文献1に開示される塗膜転写具は、スライド機構により転写ヘッドを出没操作することができる。この塗膜転写具においては、転写ヘッドが突出状態から没入状態とされると、転写ヘッドと共に前後に移動するスライダーに設けられるラックが歯車を回動させる。この歯車は前後方向に遊動し、転写ヘッドが突出状態から没入状態となる場合には、供給ボビンを駆動する歯車と歯合して、供給ボビンを逆転させて、転写ヘッドがスライドした分の転写テープを巻き取らせる。このとき、供給ボビンと回転連結される巻取ボビンを駆動する歯車は、空回りする。そして、転写ヘッドが没入状態から突出状態となる場合には、遊動する歯車が前方に移動して、供給ボビンを駆動する歯車との歯合が解除される。巻取ボビンは逆転防止機構を備えている。従って、転写ヘッドの前進により転写テープが引っ張られて、供給ボビンが回転する。供給ボビンからは、転写ヘッドの没入時に巻き取った分の転写テープが送り出される。従って、転写ヘッドには、転写テープの未使用部分の切れ目が位置される。
特開2007−136959号公報
特許文献1に開示される塗膜転写具においては、転写ヘッドがスライドして没入する分の転写テープを供給ボビンに巻き取らせているので、転写テープを没入状態から突出状態としても、転写テープの未使用部分の切れ目が転写ヘッドに位置する。しかしながら、転写ヘッドの没入時の巻取量は、供給ボビンに巻装される未使用の転写テープの残量によって異なる。従って、転写ヘッドの転写ローラに対する転写テープの未使用部分の切れ目の位置が、未使用の転写テープの残量によって異なってしまう。すると、再使用時に転写テープの未使用部分の切れ目の位置を手動で調整する等、使用に際して煩雑な手順が必要になる場合がある。
本発明の目的は、精度よく未使用部分の転写テープの切れ目を転写ヘッドに位置させる塗膜転写具を提供する。
本発明に係る塗膜転写具は、未使用の転写テープが巻装される供給ボビンを駆動し、供給ボビン駆動軸ギヤ部が設けられる供給ボビン駆動軸と、使用済みの前記転写テープが巻装される巻取ボビンを駆動する巻取ボビン駆動軸と、前記巻取ボビン駆動軸の逆回転を阻止する逆転防止機構と、前記供給ボビン駆動軸と前記巻取ボビン駆動軸を回転連結する回転連結機構と、前記供給ボビンの回転力を、前記供給ボビン駆動軸を介して前記回転連結機構に伝達又は解除する駆動クラッチ機構と、転写ヘッドを備え、前記転写ヘッドがケース本体内に出没可能に形成される転写ヘッドユニットと、前記転写ヘッドユニットと連動して前記転写ヘッドの没入時には前記供給ボビン駆動軸ギヤ部と連結し、前記転写ヘッドの突出時には前記供給ボビン駆動軸ギヤ部の連結が解除される中間ギヤと、前記供給ボビン駆動軸に設けられ、前記供給ボビン駆動軸ギヤ部からの回転力を接続及び遮断するクラッチ機構と、を有する。
本発明によれば、未使用の転写テープの切れ目の位置を精度よく転写ヘッドに位置させることができる。
本発明の実施形態に係る塗膜転写具の斜視図であり、(a)は転写ヘッドの没入状態を示し、(b)は転写ヘッドの突出状態を示す。 本発明の実施形態に係る塗膜転写具のケース本体を開いた状態の斜視図であり、(a)はリフィールが装着された状態であり、(b)はリフィールを取り外した状態を示す。 本発明の実施形態に係る塗膜転写具を左前下方から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る塗膜転写具を右後上方から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る塗膜転写具のリフィールを省略した左側面図であり、(a)は転写ヘッドの没入状態を示し、(b)は転写ヘッドが没入又は突出の移行状態を示し、(c)は転写ヘッドの突出状態を示す。 本発明の実施形態に係る塗膜転写具の右ケースを省略した右側面図であり、(a)は転写ヘッドが突出した状態を示し、(b)は転写ヘッドの没入開始時状態を示す。 本発明の実施形態に係る塗膜転写具の右ケースを省略した右側面図であり、(a)は転写ヘッドが没入した状態を示し、(b)は転写ヘッドの突出開始時状態を示す。 本発明の実施形態に係る塗膜転写具の図7のVIII−VIII断面図である。
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。図1(a),(b)は、本発明に係る塗膜転写具10を示す斜視図である。塗膜転写具10は、ケース本体5に設けられる出没操作部7を操作することにより、転写ヘッド21をケース本体5の内部に没入させたり、開口部5eから突出させたり(図1(a),(b)参照)することができる。なお、以下の説明においては、転写ヘッド21が備えられる側を前とし、その反対側を後とする。また、塗膜転写具10を後方から前方に向かって見たときの左側を左、右側を右、図1(a),(b)における上側を上、下側を下として説明する。
塗膜転写具10のケース本体5は、左ケース51と右ケース52が組み合わされて形成される。左ケース51と右ケース52は、ヒンジ部5aで回動自在に連結される。図2(a),(b)に示すように、ケース本体5は開くことができる。ケース本体5の内部には、リフィール80が装着されている。塗膜転写具10は、使用済みのリフィール80を未使用のリフィール80と交換することができる。ケース本体5の後方の上面は切り欠かれており、リフィール80の上面の一部が露出される。
次に、図3及び図4を中心として適宜図5〜図8を参照して、塗膜転写具10の構成を詳細に説明する。先ず、図3に主に示すように、左ケース51は、前後に長い略シェル状に形成される。前端には、後述の右ケース52の右開口部52eと共に開口部5eを形成する左開口部51eが切欠き状に形成される。左ケース51の前端部の上面及び下面には、それぞれ係止孔51a,51bが形成される。左ケース51の上面の後方には、リフィール80の上面が露出するよう上面切欠部51cが形成される。左ケース51の前方側であって係止孔51a,51bの後方側の上面及び下面には、滑り止め用の複数の突条51f,51gが形成される。
右ケース52は、左ケース51と同様に、前後に長い略シェル状に形成される。前端には左ケース51の左開口部51eと共に開口部5eを形成する右開口部52eが切欠き状に形成される。右ケース52の前端部の上縁及び下縁には、右ケース52の内側に向けて板状部52a1,52b1が立設する。そして、係止突起52a,52bは、それぞれ板状部52a1,52b1に支持されて上方及び下方に突出する。右ケース52の上面の後方には、リフィール80の上面が露出するよう上面切欠部52cが形成される。右ケース52の前方側であって、係止突起52a,52bの後方側には、滑り止め用の突条52f,52gが形成される。
右ケース52の前端部内側面には、転写ヘッドユニット20をガイドするユニットガイド52hが設けられる。図5(a)〜(c)に示すように、ユニットガイド52hは、右ケース52の前端上縁近傍に設けられる上ユニットガイド52h1と、前端下縁近傍に設けられる下ユニットガイド52h2からなる。上ユニットガイド52h1及び下ユニットガイド52h2は、それぞれ前後に長い略板状に形成され、右ケース52の内側に向けて立設する。上ユニットガイド52h1及び下ユニットガイド52h2は、それぞれ後方側から順に、後角部52h1a,52h2a、平坦部52h1b,52h2b、前端面52h1c,52h2cが形成される。
図4に示すように、右ケース52の前端部側面には、前後に長い長孔52iが形成される。図3に示す長孔52iと対応する右ケース52の内側面の位置には、前後に長く、上下方向に幅広の凹溝状のガイド溝52jが形成される。また、右ケース52の後方部内側面には、内側に向けて供給側支持軸52kが立設する。供給側支持軸52kとユニットガイド52hとの間には、右ケース52の内側面から内側に向けて巻取側支持軸52lが立設する。供給側支持軸52kと巻取側支持軸52lとの間の右ケース52の内側面には、内側に向けて伝達ギヤ支持軸52mが立設する。また、右ケース52における供給側支持軸52kの下方の内側面には、前後に長い長孔状の溝として、右搖動軸ガイド溝52nが形成される。
転写ヘッドユニット20は、転写ローラ21aを備える転写ヘッド21と、略縦板状に形成されるスライド部22と、転写ヘッド21とスライド部22を接続する接続部23と、スライド部22の後端から後方に延在する鉤状部24を備える。転写ヘッド21は、板状の基部21bの両端から突出する2つの支持部21cを備えて、この2つの支持部21cに転写ローラ21aが回転自在に支持されている。
スライド部22には、平面を左右方向に向けた略板状のスライド本体部22aが形成される。このスライド本体部22aには、前端部の上側と下側からそれぞれ前方に向けて片持ち梁状に延設されるスライド係合部22b,22cが形成される。スライド係合部22b,22cは弾発力を有し、自由端とされる前端が、上下方向に弾発され移動可能とされる。図5(a)〜(c)に示すように、スライド係合部22b,22cの前端には、それぞれ上方又は下方に向かう傾斜面22b1,22c1が形成される。スライド係合部22b,22cには、傾斜面22b1,22c1の上下それぞれの頂部と連続する平坦面22b2,22c2が形成される。そして、平坦面22b2,22c2の後端には、1段落ち込む段部面22b3,22c3が形成される。
スライド本体部22aは、各スライド係合部22b,22cの後端を連結する接続基部22dから縦板状に形成される。スライド本体部22aの後端縁面は、第1当接部22a1とされている。スライド本体部22aの後端からは、鉤状部24が後方に向けて延設される。鉤状部24の膨出した膨出部24aの後端上側にはC面取り状に切り欠かれた傾斜部24bが形成される。膨出部24aの前端縁面は、第2当接部24cとされている。
そして、転写ヘッド21とスライド部22とは、略横板状の接続部23により接続されている。転写ヘッドユニット20の前方側の右側面には、略縦板状のスライド駒71が設けられている。スライド駒71の前端上縁及び下縁には、内側面側にブロック状に立設する押圧部71a,71bが形成される。上側の押圧部71aからは、下方前方に延びるクッションバー71cが形成される。さらに、クッションバー71cの後方には、内側面側に略板状に立設するユニット係合部71dが平面を前後方向に向けて形成される。ユニット係合部71dの後方には、外周にU字状の壁部が設けられる係合孔71eが形成される。
スライド駒71は、右側面が、右ケース52のガイド溝52jの底部と摺接する。従って、スライド駒71は、ガイド溝52jにより前後にガイドされる。そして、クッションバー71cの右側面はガイド溝52jと摺接し、クッションバー71cの左側面は転写ヘッドユニット20の接続部23の右側面に形成されるバー押え23aにより左方向のブレが規制される。そして、ユニット係合部71dの前面が、バー押え23aの背面と係合(当接)することで、転写ヘッドユニット20を没入状態から突出状態にスライドさせる。出没操作部7は、出没操作部7の左側面から立設する二股柱状の駒係止部7aが、右ケース52の右方外側から長孔52iを介してスライド駒71の係合孔71eに挿入されて、スライド駒71に係止される。
中間ギヤ31は、板状の略L字状に形成される。中間ギヤ31のラック部31aは前後方向に延在する。ラック部31aのギヤ歯はラチェットギヤ(ラチェット爪)とされている。ラック部31aの前端からは、ラック部31aの延在方向と交わる方向である下方に向けて突出する当接突出部31bが形成される。当接突出部31bの基端部(換言すれば、ラック部31aの前端部)には、左右に搖動軸31c,31dが突出して形成される。また、ラック部31aの後端には、下方に円弧状に突出する突出部31eが形成される。
中間ギヤ31は、左右の搖動軸31c,31dが、それぞれ右ケース52の右搖動軸ガイド溝52n及び後述のギヤベース33の左搖動軸ガイド孔33aにより形成されるガイド部9で前後方向に移動自在に、かつ、搖動自在にガイドされる。そして、略板状に形成される中間ギヤ31は、スライド本体部22a及び鉤状部24と略同一平面に配置されて、第1当接部22a1及び第2当接部24cが当接突出部31bと当接可能状態となっている。
第2供給ボビン駆動軸32は、略筒状に形成されて、供給側支持軸52kにより回転自在に支持される。第2供給ボビン駆動軸32は、後述の第1供給ボビン駆動軸37と共に供給ボビン駆動軸3を形成する。第2供給ボビン駆動軸32の右側面には、供給ボビン駆動軸ギヤ部32aが形成される。供給ボビン駆動軸ギヤ部32aのギヤ歯は、ラチェットギヤとされている。そして、供給ボビン駆動軸ギヤ部32aは、中間ギヤ31のラック部31aと歯合可能に配置される。
また、供給ボビン駆動軸ギヤ部32aの反対側には、フランジ部32bを介して、筒状軸部32cが形成される。筒状軸部32cの外周面におけるフランジ部32b上には、3つの突起32c1が形成される。この突起32c1は、供給ボビン伝達ギヤ36の孔部の周面と摺接する。そして、筒状軸部32cの外周面における突起32c1と連続した軸方向には、突起32c1よりも高さが低い圧入リブ32c2が形成される。また、筒状軸部32cの先端は、環状の端面に3つの凸部と凹部が形成される環状凹凸部32dとされている。
スライド本体部22a及び中間ギヤ31の左側面側には、略平板状のギヤベース33が配置される。具体的には、ギヤベース33は、右ケース52の内側面に立設する複数のリブに支持されるとともに、同様に立設する複数のボスに固定される。ギヤベース33の後側には、供給側支持軸52k及び第2供給ボビン駆動軸32の筒状軸部32cが挿通する供給側孔33bが形成される。供給側孔33bの下方には、左搖動軸ガイド孔33aが形成される。左搖動軸ガイド孔33aは、前後方向に長い長孔状に形成される。左搖動軸ガイド孔33aの前端部には、係止突起33a1が形成される。これにより、中間ギヤ31の左側の搖動軸31cが係脱されるので、転写ヘッド21の出没操作時においてクリック感を得ることができる。
供給側孔33bの前方側には、巻取側支持軸52l及び伝達ギヤ支持軸52mが挿通されるギヤ開口部33cが形成される。ギヤ開口部33cは、前後方向に長い略長方形状とされている。ギヤ開口部33cの下側には、後方から前方に向けて片持ち梁状に係止爪梁33dが形成される。係止爪梁33dの自由端である前端部には、上方に向けて係止爪33d1が形成される。
伝達ギヤ34は、伝達ギヤ支持軸52mにより回転自在に支持される。巻取ボビン駆動軸35は、略筒状に形成されて、巻取側支持軸52lに回転自在に支持される。巻取ボビン駆動軸35の右側面には、2段ギヤが形成されており、外側がラチェットギヤ部35aとされて、内側が巻取ボビン伝達ギヤ部35bとされている。巻取ボビン伝達ギヤ部35bは、伝達ギヤ34と歯合する。ラチェットギヤ部35aは、ギヤベース33の係止爪33d1と歯合して、巻取ボビン駆動軸35における巻取方向と反対の回転を阻止する。すなわち、図6及び図7にも示すように、ラチェットギヤ部35aと係止爪梁33dの係止爪33d1と、により逆転防止機構6が形成される。
巻取ボビン駆動軸35におけるラチェットギヤ部35a(巻取ボビン伝達ギヤ部35b)と反対側には、巻取ボビン挿入筒部35cが形成されている。巻取ボビン挿入筒部35cの外周には、軸方向に長い係合リブ35c1が複数形成されている。
供給ボビン伝達ギヤ36は、ギヤベース33の左側に位置すると共に供給側支持軸52kに回転自在に支持される。供給ボビン伝達ギヤ36は、伝達ギヤ34と歯合する。供給ボビン伝達ギヤ36の軸孔周りには、環状凹部36aが形成されている。
供給ボビン駆動軸3と巻取ボビン駆動軸35を回転連結する回転連結機構30は、供給ボビン伝達ギヤ36、伝達ギヤ34、巻取ボビン伝達ギヤ部35bにより形成される。
第1供給ボビン駆動軸37は、略筒状の軸部37aを備える。軸部37aの右側は開口され、左側には孔が開けられている。軸部37aの基端部外周には、片持ち梁状に3本の円弧状梁37bが形成されている。また、軸部37aの外周には、軸方向に長い係合リブ37cが複数形成される。第1供給ボビン駆動軸37は、供給側支持軸52kに回転自在に支持されると共に、供給ボビン伝達ギヤ36の環状凹部36aの外周壁36a1に円弧状梁37bの先端部が圧接する。この圧接により、供給ボビン82の回転力を、第1供給ボビン駆動軸37(供給ボビン駆動軸3)を介して供給ボビン伝達ギヤ36に伝達又は解除する駆動クラッチ機構8が形成される。
ここで、第1供給ボビン駆動軸37における軸部37aには、第2供給ボビン駆動軸32の筒状軸部32cが挿入される。そして、第1供給ボビン駆動軸37における軸部37aの内周面と第2供給ボビン駆動軸32の筒状軸部32cの外周部(外周面)とにより、クラッチ機構4が形成される。
より詳細には、図8に示すように、第1供給ボビン駆動軸37の軸部37aの筒状内周面は、大径部37a1と小径部37a2により段部37a3が形成され、この段部37a3に第2供給ボビン駆動軸32の筒状軸部32cの先端部である環状凹凸部32dが突き当てられる。このとき、筒状軸部32cの外周に形成される圧入リブ32c2は、大径部37a1の内周面により圧接される。第1供給ボビン駆動軸37と第2供給ボビン駆動軸32が相対的に回転するときの回転力であるクラッチ機構4のクラッチ力は、圧入リブ32c2が大径部37a1の内周面を圧接する力、すなわち圧入リブ32c2と大径部37a1とが圧接する長さによって決まる。そして、筒状軸部32cの先端部の環状凹凸部32dは、その凹凸形状によりバネ性を有する。よって、環状凹凸部32dが段部37a3に突き当てられると、環状凹凸部32dの凸部が圧縮されたり内径方向に変形したりする。従って、筒状軸部32cが大径部37a1へ挿入される挿入量を調節することができる。これにより、圧入リブ32c2の挿入量(すなわち、圧入リブ32c2と大径部37a1とが圧接する長さ)が調節されて、クラッチ力を調節することができる。従って、部品の製造誤差に関わらず、クラッチ機構4のクラッチ力を一定とすることができる。
リフィール80は、リフィールケース81を備える。リフィールケース81の上面前方には、左右方向に突条81aが形成されて、ケース本体5から上面切欠部51c,52cを介して露出した際に突条51f,52fと同様に配置されて滑り止めになる。リフィールケース81の上面及び下面の前端からは、それぞれ平板状の支持プレート81b,81cが前方に向けて延設される。転写テープTは、支持プレート81b、81cの先端で支持される。上側の支持プレート81bの先端は、下側の支持プレート81cの先端よりも前方に位置している。支持プレート81b,81cには、テープガイド81b1,81c1が立設する。
リフィールケース81には、未使用の転写テープTが巻装される供給ボビン82と、使用済みの転写テープTが巻装される巻取ボビン83が回転自在に設けられる。未使用の転写テープTは、供給ボビン82の下側から送り出されて、下側の支持プレート81cから上側の支持プレート81bを介して、巻取ボビン83の上側から巻取ボビン83に巻き取られる。供給ボビン82の内周面には、軸方向に長い係合リブ82aが周面周りに複数設けられている。同様に、巻取ボビン83の内周面にも、係合リブ83aが複数設けられている。
塗膜転写具10にリフィール80が装着されると、第1供給ボビン駆動軸37の軸部37aが供給ボビン82に挿入され、第1供給ボビン駆動軸37及び供給ボビン82の係合リブ37c,82a同士が係合して、第1供給ボビン駆動軸37と供給ボビン82は軸回りに相対的に固定される。同様に、巻取ボビン83には巻取ボビン駆動軸35が挿入されて、係合リブ35c1,83a同士が係合して、巻取ボビン駆動軸35と巻取ボビン83は軸回りに相対的に固定される。
次に、図5(a)〜(c)に基づいて、転写ヘッド21の出没操作時におけるスライド駒71及びスライド部22の先端部の動作について説明する。
図5(a)に示すように、転写ヘッド21が没入状態から出没操作部7を前方に移動させて、バー押え23aの背面とユニット係合部71dの前面を当接させる。そして、出没操作部7を前方に移動させ続けると、スライド係合部22b,22cの傾斜面22b1,22c1が、それぞれ、上ユニットガイド52h1及び下ユニットガイド52h2の後角部52h1a,52h2aと当接する。さらに出没操作部7を前方に移動させ続けると、図5(b)に示すように、スライド係合部22b,22cが互いに接近するように弾発されて、平坦面22b2,22c2が上ユニットガイド52h1及び下ユニットガイド52h2の平坦部52h1b、52h2bと摺接する。
さらに出没操作部7を前方に移動させ続けると、図5(c)に示すように、スライド係合部22b,22cが復元して、段部面22b3,22c3が上ユニットガイド52h1及び下ユニットガイド52h2の前端面52h1c,52h2cに位置し、係合する。突出操作の際には、転写テープTは、転写ヘッド21の転写ローラ21aにより引っ張られるが、巻取ボビン駆動軸35が逆転防止機構6により逆転が規制されているので、供給ボビン82のみが転写テープTの送り方向に回転して、転写テープTが送り出される。
なお、出没操作部7の前方への移動を勢いよく行った場合には、ガイド溝52jの前端の段部とクッションバー71cが当接してクッションバー71cが弾発されるので、出没操作部7の操作感覚を良好なものとすることができる。
塗膜転写具10は、このように転写ヘッド21を突出させて使用する。このとき、段部面22b3,22c3と上ユニットガイド52h1、下ユニットガイド52h2の前端面52h1c,52h2cとの係合により、使用時における転写ヘッド21からの押圧力を受けることができる。そして、塗膜転写具10による転写テープTの転写操作により、供給ボビン82から未使用の転写テープTが送り出され、転写ローラ21aにより塗膜が紙面等に転写されて、巻取ボビン83により使用済みのテープが巻き取られる。このとき、巻取ボビン83の巻取量は、常に供給ボビン82の送り量よりも多くなるよう回転連結機構30の各ギヤ(供給ボビン伝達ギヤ36、伝達ギヤ34、巻取ボビン伝達ギヤ部35b)の歯数が設定される。そして、この送り量と巻取量との差は、駆動クラッチ機構8により調節される。従って、転写テープTには常に適切な張力が掛かり、転写テープTの弛み等が低減される。
塗膜転写具10の使用後、没入操作をする場合には、出没操作部7を後退させると、スライド駒71も後退し、押圧部71a,71bが傾斜面22b1,22c1を押圧することで、スライド係合部22b,22cが互いに接近する。すると、段部面22b3,22c3と上ユニットガイド52h1、下ユニットガイド52h2の前端面52h1c,52h2cの係合が解除されて、図5(b)の状態を経て、図5(a)のように転写ヘッド21が没入される。
没入操作の際には、転写テープTは、転写ヘッド21の後退ストロークの分だけ巻き取られる。この没入操作時の転写テープTの巻取について、図6(a),(b)に基づいて説明する。
図6(a)は、塗膜転写具10の使用時(すなわち、転写ヘッド21の突出状態)を示す。塗膜転写具10の使用後、出没操作部7を後方に移動させると、スライド駒71を介して転写ヘッドユニット20も後方移動が開始される。すると、スライド部22のスライド本体部22aにおける第1当接部22a1が中間ギヤ31の当接突出部31bの前縁面に当接する。第1当接部22a1の当接突出部31bの前縁面への当接は、搖動軸31c,31dよりも下方に亘っているので、中間ギヤ31は、ラック部31aが供給ボビン駆動軸ギヤ部32aに接近する方向(図6における時計回りの方向)に搖動軸31c,31d回りに搖動する。中間ギヤ31が搖動すると、ラック部31aと供給ボビン駆動軸ギヤ部32aは歯合する。そして、さらに出没操作部7が後方に移動すると、ラック部31aも後方に移動し、供給ボビン駆動軸ギヤ部32aが回転する。供給ボビン駆動軸ギヤ部32aが回転して第2供給ボビン駆動軸32が回転すると、クラッチ機構4を介して第1供給ボビン駆動軸37も回転する。第1供給ボビン駆動軸37が回転すると、供給ボビン82が回転して、転写ヘッド21の後退と連動して、すなわち、転写ヘッドユニット20の後退と連動して、後退した分の転写テープTを巻き取る。このとき、巻取ボビン83は逆転防止機構6により逆転が規制されている。このとき、駆動クラッチ機構8が作動するので、供給ボビン伝達ギヤ36は回転せず、第1供給ボビン駆動軸37と供給ボビン伝達ギヤ36は相対的に回転する。
また、転写ヘッド21の突出操作時の中間ギヤ31の動作は以下のようになる。図7(a)に示すように、転写ヘッド21が没入した塗膜転写具10を使用する場合には、出没操作部7を前方に移動させる。すると、スライド駒71を介して転写ヘッドユニット20も前方への移動が開始される。すると、図7(b)に示すように、鉤状部24の第2当接部24c(より詳細には、第2当接部24cの角部24c1)が当接突出部31bの後縁面に当接する。第2当接部24cの当接突出部31bの後縁面への当接部位は、搖動軸31c,31dの下方に位置しているので、中間ギヤ31は、供給ボビン駆動軸ギヤ部32aとラック部31aが離間する方向(図7(b)において反時計回りの方向)に搖動軸31c,31d回りに搖動する。図7(b)の状態で出没操作部7を前方に移動させ続けると、供給ボビン駆動軸ギヤ部32aとラック部31aの歯合は解除されているので、転写ローラ21aにより引っ張られた転写テープTは供給ボビン82から送り出される。
なお、このとき、中間ギヤ31の突出部31eは、鉤状部24の傾斜部24bに当接されるので、中間ギヤ31の供給ボビン駆動軸ギヤ部32aとラック部31aが離間する方向の搖動が規制される。従って、中間ギヤ31の搖動ストロークを最小限とすることができるので、中間ギヤ31の応答性を良くすることができる。また、供給ボビン駆動軸ギヤ部32aとラック部31aはラチェットギヤで形成されるので、転写ヘッド21の突出時における供給ボビン駆動軸ギヤ部32aとラック部31aの歯合を確実に解除することができる。
また、中間ギヤ31の搖動軸31c,31dは、前後に長いガイド部9(左搖動軸ガイド孔33a、右搖動軸ガイド溝52n)によりガイドされるので、搖動軸31c,31dの支持と中間ギヤ31のガイドを兼ね備えて、コンパクトな構成とすることができる。
このように、転写ヘッド21の没入時における転写テープTの巻取を、転写ヘッドユニット20の後退と同調する中間ギヤ31のラック部31a及び供給ボビン82と回転連結する供給ボビン駆動軸ギヤ部32aにより行うこととした。そして、中間ギヤ31や転写ヘッドユニット20のスライド部22を板状に形成できるので、簡単で省スペースな構成の塗膜転写具10とすることができる。
そして、塗膜転写具10は、ケース本体5側に転写ヘッド21や回転連結機構30を備えられる。これにより、交換後廃棄されるリフィール80に搭載される部品を少なくできるので、無駄のない塗膜転写具10を提供することができる。
また、転写テープTの巻き戻し時において、クラッチ機構4は、以下のように動作する。
供給ボビン82の一回転当たりの転写テープTの巻き戻し量は、供給ボビン82に巻装される未使用の転写テープTの残量により異なる。具体的には、供給ボビン82に巻装される未使用の転写テープTの残量が多い場合(すなわち、供給ボビン82における転写テープTの外径が大きい場合)には、少ない場合(すなわち、供給ボビン82における転写テープTの外径が小さい場合)よりも巻き戻し量が多くなる。そこで、本実施形態においては、第1供給ボビン駆動軸37と第2供給ボビン駆動軸32との間にクラッチ機構4を備えることにより、供給ボビン82に巻装される未使用の転写テープTの残量に関わらず、供給ボビン82の巻き戻し量を一定としている。これにより、供給ボビン82に巻装される未使用の転写テープTの残量に関わらず、転写ヘッド21の出没操作を行っても、常に未使用の転写テープTの塗膜の切れ目を転写ローラ21aに位置させることができる。
具体的には、例えば、転写ヘッド21の後退ストロークが10mmである場合には、供給ボビン駆動軸ギヤ部32a及びラック部31aの歯数の設定を、供給ボビン82が転写テープTを巻装していない状態において転写テープTを10mm巻き戻せるものとする。すなわち、供給ボビン82における転写テープTの外径が一番小さい状態における供給ボビン82の巻き戻し量が10mmとなるよう供給ボビン駆動軸ギヤ部32a及びラック部31aの歯数を設定する。
このように設定することで、供給ボビン82に未使用の転写テープTが多く巻装されている初期状態においては、例えば15mm巻き戻してしまうとする。この場合であっても、中間ギヤ31(ラック部31a)の後方への移動中に、巻取ボビン駆動軸35の逆転防止機構6により転写テープTにテンションが掛かかってクラッチ機構4が作動して、適宜供給ボビン82及び第1供給ボビン駆動軸37に対して第2供給ボビン駆動軸32が相対的に回転する。従って、供給ボビン82の巻き戻し量は10mmとなる。このようにして、供給ボビン82に巻装される未使用の転写テープTの残量に関わらず、転写テープTの巻き戻し量を一定とすることができる。すると、供給ボビン82に巻装される未使用の転写テープTの残量に関わらず、常に転写テープTの塗膜の切れ目が転写ローラ21aに位置させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態によって限定されることなく、種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態における塗膜転写具10は、転写テープTとして修正テープを備えているが、これに限られることなく、テープ糊等の種々の塗膜転写テープを用いることができる。また、中間ギヤ31は、略L字形の板状としたが、これに限られず、従来から開示されるように、転写ヘッドユニット20の前後動と共に移動する歯車等、種々の形式を採用することができる。また、クラッチ機構4は、本実施形態のように筒状の軸部内に他方の軸が挿入される形式であれば簡単な構造で形成することができるが、摩擦板や別途形成した弾性部材の押し当て等の他の形式のクラッチ機構とすることもできる。
3 供給ボビン駆動軸 4 クラッチ機構
5 ケース本体 5a ヒンジ部
5e 開口部 6 逆転防止機構
7 出没操作部 7a 駒係止部
8 駆動クラッチ機構 9 ガイド部
10 塗膜転写具 20 転写ヘッドユニット
21 転写ヘッド 21a 転写ローラ
21b 基部 21c 支持部
22 スライド部 22a スライド本体部
22a1 第1当接部 22b スライド係合部
22b1 傾斜面 22b2 平坦面
22b3 段部面 22c スライド係合部
22c1 傾斜面 22c2 平坦面
22c3 段部面 22d 接続基部
23 接続部 23a バー押え
24 鉤状部 24a 膨出部
24b 傾斜部 24c 第2当接部
24c1 角部 30 回転連結機構
31 中間ギヤ 31a ラック部
31b 当接突出部 31c 搖動軸
31d 搖動軸 31e 突出部
32 第2供給ボビン駆動軸 32a 供給ボビン駆動軸ギヤ部
32b フランジ部 32c 筒状軸部
32c1 突起 32c2 圧入リブ
32d 環状凹凸部 33 ギヤベース
33a 左搖動軸ガイド孔 33a1 係止突起
33b 供給側孔 33c ギヤ開口部
33d 係止爪梁 33d1 係止爪
34 伝達ギヤ 35 巻取ボビン駆動軸
35a ラチェットギヤ部 35b 巻取ボビン伝達ギヤ部
35c 巻取ボビン挿入筒部 35c1 係合リブ
36 供給ボビン伝達ギヤ 36a 環状凹部
36a1 外周壁 37 第1供給ボビン駆動軸
37a 軸部 37a1 大径部
37a2 小径部 37a3 段部
37b 円弧状梁 37c 係合リブ
51 左ケース 51a 係止孔
51b 係止孔 51c 上面切欠部
51e 左開口部 51f 突条
51g 突条 52 右ケース
52a 係止突起 52a1 板状部
52b 係止突起 52b1 板状部
52c 上面切欠部 52e 右開口部
52f 突条 52g 突条
52h ユニットガイド 52h1 上ユニットガイド
52h1a 後角部 52h1b 平坦部
52h1c 前端面 52h2 下ユニットガイド
52h2a 後角部 52h2b 平坦部
52h2c 前端面 52i 長孔
52j ガイド溝 52k 供給側支持軸
52l 巻取側支持軸 52m 伝達ギヤ支持軸
52n 右搖動軸ガイド溝 71 スライド駒
71a 押圧部 71b 押圧部
71c クッションバー 71d ユニット係合部
71e 係合孔 80 リフィール
81 リフィールケース 81a 突条
81b 支持プレート 81b1 テープガイド
81c 支持プレート 81c1 テープガイド
82 供給ボビン 82a 係合リブ
83 巻取ボビン 83a 係合リブ

Claims (3)

  1. 未使用の転写テープが巻装される供給ボビンを駆動し、供給ボビン駆動軸ギヤ部が設けられる供給ボビン駆動軸と、
    使用済みの前記転写テープが巻装される巻取ボビンを駆動する巻取ボビン駆動軸と、
    前記巻取ボビン駆動軸の逆回転を阻止する逆転防止機構と、
    前記供給ボビン駆動軸と前記巻取ボビン駆動軸を回転連結する回転連結機構と、
    前記供給ボビンの回転力を、前記供給ボビン駆動軸を介して前記回転連結機構に伝達又は解除する駆動クラッチ機構と、
    転写ヘッドを備え、前記転写ヘッドがケース本体内に出没可能に形成される転写ヘッドユニットと、
    前記転写ヘッドユニットと連動して前記転写ヘッドの没入時には前記供給ボビン駆動軸ギヤ部と連結し、前記転写ヘッドの突出時には前記供給ボビン駆動軸ギヤ部との連結が解除される中間ギヤと、
    前記供給ボビン駆動軸に設けられ、前記供給ボビン駆動軸ギヤ部からの回転力を接続及び遮断するクラッチ機構と、
    を有することを特徴とする塗膜転写具。
  2. 前記供給ボビン駆動軸は、筒状の軸部を備える第1供給ボビン駆動軸と、軸部を備える第2供給ボビン駆動軸と、を有し、
    前記クラッチ機構は、前記第1供給ボビン駆動軸の軸部内に前記第2供給ボビン駆動軸の軸部が挿入されて形成されることを特徴とする請求項1に記載の塗膜転写具。
  3. リフィール交換式の塗膜転写具であって、前記クラッチ機構は前記塗膜転写具の本体側に設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の塗膜転写具。
JP2016222584A 2016-11-15 2016-11-15 塗膜転写具 Active JP6916508B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016222584A JP6916508B2 (ja) 2016-11-15 2016-11-15 塗膜転写具
TW106136128A TWI725245B (zh) 2016-11-15 2017-10-20 塗膜轉印具
KR1020170136325A KR102425809B1 (ko) 2016-11-15 2017-10-20 도막 전사구
CN201711113553.8A CN108068446B (zh) 2016-11-15 2017-11-13 涂膜转印具
HK18108193.8A HK1248654A1 (zh) 2016-11-15 2018-06-26 塗膜轉印具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016222584A JP6916508B2 (ja) 2016-11-15 2016-11-15 塗膜転写具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018079605A JP2018079605A (ja) 2018-05-24
JP6916508B2 true JP6916508B2 (ja) 2021-08-11

Family

ID=62159816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016222584A Active JP6916508B2 (ja) 2016-11-15 2016-11-15 塗膜転写具

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP6916508B2 (ja)
KR (1) KR102425809B1 (ja)
CN (1) CN108068446B (ja)
HK (1) HK1248654A1 (ja)
TW (1) TWI725245B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111453517A (zh) * 2020-04-06 2020-07-28 李娜娜 一种检验科标本试管用离型纸胶带处理装置的预调节方法
TWI798134B (zh) * 2021-08-31 2023-04-01 昶邑國際有限公司 便於更換填充帶之薄膜塗抹器改良
TWI788984B (zh) * 2021-08-31 2023-01-01 昶邑國際有限公司 便於更換填充帶之薄膜塗抹器改良

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2876301B2 (ja) * 1995-10-06 1999-03-31 シードゴム工業株式会社 塗膜転写具のクラッチ機構および塗膜転写具
JP3622141B2 (ja) * 1999-05-28 2005-02-23 株式会社トンボ鉛筆 塗布具における軸着構造
KR100319225B1 (ko) * 1999-11-08 2002-01-05 최환섭 수정테이프용 홀더
JP4617430B2 (ja) * 2005-03-04 2011-01-26 フジコピアン株式会社 塗膜転写具
JP4652955B2 (ja) * 2005-11-21 2011-03-16 プラス株式会社 塗布膜転写具
JP2008087257A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Tombow Pencil Co Ltd 塗膜転写具
JP5164582B2 (ja) * 2008-01-18 2013-03-21 プラス株式会社 塗布膜転写具
JP5103201B2 (ja) * 2008-01-18 2012-12-19 プラス株式会社 塗布膜転写具
CN101596822B (zh) * 2008-06-03 2011-05-25 顺德工业股份有限公司 收藏式修正带
JP2011110786A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Plus Corp 塗布膜転写具
JP5747143B2 (ja) * 2009-12-08 2015-07-08 コクヨ株式会社 転写具
JP5528843B2 (ja) * 2010-02-12 2014-06-25 プラス株式会社 塗布膜転写具
US8397784B2 (en) * 2010-08-31 2013-03-19 Sanford, L.P. Correction tape dispenser with variable clutch mechanism
US8578999B2 (en) * 2010-12-29 2013-11-12 Sanford, L.P. Variable clutch mechanism and correction tape dispenser with variable clutch mechanism
JP6083171B2 (ja) * 2012-09-24 2017-02-22 コクヨ株式会社 転写具、その転写具に係わるリフィル及び転写具セット
JP2020062849A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 プラス株式会社 塗膜転写具

Also Published As

Publication number Publication date
HK1248654A1 (zh) 2018-10-19
TWI725245B (zh) 2021-04-21
CN108068446A (zh) 2018-05-25
KR20180054435A (ko) 2018-05-24
CN108068446B (zh) 2021-02-09
KR102425809B1 (ko) 2022-07-28
TW201819208A (zh) 2018-06-01
JP2018079605A (ja) 2018-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6916508B2 (ja) 塗膜転写具
US20100247207A1 (en) Tape cassette
US7793883B2 (en) Transfer tool
US8360128B2 (en) Transfer tool
JP5747143B2 (ja) 転写具
JP5011558B2 (ja) 転写具
JP4672731B2 (ja) プリンタ装置
JP6829459B2 (ja) 塗膜転写具
US4614448A (en) Ribbon cassette cam means to selectively separate ink ribbon feed and pinch rollers
JP2007313679A (ja) リボンカセットおよびプリンタ
WO2003072366A1 (fr) Bobine d'enroulement pour un ruban encreur d'une imprimante a transfert thermique, cassette de ruban d'encre et mecanisme de support de cassette de ruban d'encre
JP2006347075A (ja) 塗膜転写具
JP5515077B2 (ja) 転写具
US11040554B2 (en) Printer including first link, second link, and connection member for moving platen holder in accordance with movement of operation member
WO2022149464A1 (ja) 転写具
JP3420332B2 (ja) 修正具
JP2007069363A (ja) 画像形成装置
JP3775949B2 (ja) 熱転写プリンタ
JP3621299B2 (ja) 熱転写プリンタ
JPH085239B2 (ja) 転写紙および記録紙収納カートリッジ
JP2009220297A (ja) リボンカセット及びこのリボンカセットを用いたプリンタ
JPH0376230B2 (ja)
JP2016210125A (ja) 糊転写具
JP2005342972A (ja) インクリボンカートリッジ
JP2008246917A (ja) インクリボンカセット、およびプリンタとインクリボンカセットの組合体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6916508

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150