JP2020062849A - 塗膜転写具 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写作業をスムーズに行うことができる塗膜転写具を提供する。【解決手段】 塗膜転写具10は、ケース5と、未使用の転写テープTが巻装される供給ボビン31と、使用済みの転写テープTが巻装される巻取ボビン32と、供給ボビン31と巻取ボビン32とをクラッチ部37を介して回転連結する回転連結機構30と、転写テープTの転写層を被転写面に転写するヘッド部20と、を備えてケース5に前後動可能に収納される転写ユニット100と、転写ユニット100を前方に付勢する付勢部材41g1,41g2と、ケース5に固定される係止部52bと、を有し、係止部52bは、転写ユニット100の後退により供給ボビン31に形成される被係止部31bとの係止が解除される。【選択図】 図2

Description

本発明は、転写テープの転写層を被転写面に転写する塗膜転写具に関する。
従来から、使用していない間は供給ボビンが回転しないようにロックして、使用時には供給ボビンのロックを解除することができる塗膜転写具が開示されている。特許文献1に開示される塗膜転写具は、支軸により回動可能な長尺状のベース部材がケース内に設けられる。該ベース部材の先端にはヘッド部が設けられ、後端側には供給ボビンの被係止歯と係止可能な係止爪が形成される。被係止歯は、供給ボビンに形成される内歯車であり、係止爪はベース部材から該内歯車に向けて突出する突起である。
ベース部材は、支軸周りに巻回されるねじりコイルばねにより、塗膜転写具を使用していないときは係止爪と被係止歯が係止する方向に付勢されて供給ボビンの回転がロックされる。ヘッド部が被転写面に押し当てられたとき(すなわち使用時)には、ベース部材がねじりコイルばねの付勢力に抗して回動して、係止爪と被係止歯との係止が外れて供給ボビンの回転ロックが解除される。
特開2016−124131号公報
転写作業時におけるヘッド部の被転写面への押し付けは、ヘラ状のヘッド部のヘラ面を押し付けるかのごとく行われる場合もあるが、ローラ状又はヘラ状の場合もあるヘッド部の先端部を強く被転写面に押圧したい場合もある。例えば、摩擦係数の小さい(滑り易い)被転写面に、比較的強い粘着力のテープ糊の転写層を転写する場合には、塗膜転写具のヘッド部の先端を被転写面に対して押すようにしなければ転写できない場合がある。この場合、特許文献1に開示される塗膜転写具では、ベース部材が回動する半径方向にヘッド部からの押圧力が加えられるので、支軸でこの押圧力を受けることとなり、塗膜転写具の使用中にベース部材が供給ボビンのロックを解除する方向に回動せず、転写作業が中断されてしまうこともある。
本発明の目的は、転写作業をスムーズに行うことができる塗膜転写具を提供する。
本発明の塗膜転写具は、ケースと、未使用の転写テープが巻装される供給ボビンと、使用済みの前記転写テープが巻装される巻取ボビンと、前記供給ボビンと前記巻取ボビンとをクラッチ部を介して回転連結する回転連結機構と、前記転写テープの転写層を被転写面に転写するヘッド部と、を備えて前記ケースに前後動可能に収納される転写ユニットと、前記転写ユニットを前方に付勢する付勢部材と、前記ケースに固定される係止部と、を有し、前記係止部は、前記転写ユニットの後退により前記供給ボビンに形成される被係止部との係止が解除されることを特徴とする。
本発明によれば、転写作業が中断されることが低減されて、スムーズに転写作業を行うことができる塗膜転写具を提供することができる。
本発明の実施形態に係る塗膜転写具を示す斜視図であり、(a)はキャップを閉じた状態を示し、(b)はキャップを開いてヘッド部の転写ローラを露出した状態を示す。 本発明の実施形態に係る塗膜転写具を左側方から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る塗膜転写具を右側方から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る塗膜転写具の転写ユニットを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る塗膜転写具の左フレームと左ケース及びキャップの状態を示す側面図であり、(a)は使用していない状態(ヘッド部が被転写面に当接して押圧されない状態)を示し、(b)は使用状態(ヘッド部が被転写面に当接して押圧力を受けている状態)を示す。 本発明の実施形態に係る塗膜転写具の右フレームと右ケース、供給リール及びキャップの状態を示す側面図であり、(a)は使用していない状態(ヘッド部が被転写面に当接して押圧されない状態)を示し、(b)は使用状態(ヘッド部が被転写面に当接して押圧力を受けている状態)を示す。
次に、図に基づいて、本発明の実施形態を説明する。図1(a),(b)に示す塗膜転写具10は、略卵型のケース5の先端からヘッド部20が突出している。なお、以下の説明においては、ヘッド部20が備えられる側を前とし、その反対側を後とする。また、塗膜転写具10を後方から前方に向かって見たときの左側を左、右側を右、図1(a),(b)における上側を上、下側を下として説明する。
ヘッド部20の下方のケース5には、ヒンジ部6aにより回動自在とされるキャップ6が設けられる。キャップ6は、塗膜転写具10を使用しないときには、キャップ6を閉じた状態を示す図1(a)のように、ヘッド部20の下方を覆うように位置させる。塗膜転写具10の使用時には、キャップ6は、図1(a)の位置から後方に回動させて、キャップ6を開いた状態を示す図1(b)のようにヘッド部20を露出させる。なお、キャップ6は、キャップ6を閉じた状態(図1(a)の状態)及びキャップ6を開いた状態(図1(b)の状態)においてヒンジ部6aの回動を固定しておくことができる。
ヘッド部20は、転写ローラ21を介して転写テープTの転写層を被転写面に転写する。ここで、転写テープTは、本実施形態ではテープ糊とされる。
次に、塗膜転写具10の内部構造を説明する。図2,図3に塗膜転写具10及び転写ユニット100の分解斜視図を示す。ここで、転写ユニット100は、図4に示すように、ヘッド部20や供給ボビン31、巻取ボビン32、回転連結機構30等を備えて、後述するが、ケース5に前後動可能に収納される。
詳細には、図2、図3に示すように、転写ユニット100は、2枚の略板状の部材とされる左フレーム41、右フレーム42により形成される転写ユニット本体40を備える。図2に示すように、右フレーム42の内側面(左側面)には、先窄まり状の先端から順に、円柱状に形成される軸として、接合軸42a、巻取ボビン支持軸42b、中間ギヤ支持軸42c、供給ボビン支持軸42dが立設する。巻取ボビン支持軸42b、中間ギヤ支持軸42c、供給ボビン支持軸42dの周囲は、略円形に膨出して支持対象である巻取ボビン32や中間ギヤ34、供給ボビン31を受けている。
図3に示すように、左フレーム41は、先端部は先窄まり状とされ、後端は円弧状とされて、上下の縁部は平行な直線状に形成される。図2で示した右フレーム42における接合軸42a、巻取ボビン支持軸42b、供給ボビン支持軸42dの各軸は、右フレーム42と対向して配置される左フレーム41の内側面(右側面)に形成される接合軸用ボス41a、巻取ボビン支持軸用ボス41b、供給ボビン支持軸用ボス41dと係合する。左フレーム41の上下の縁部には、後方に延びるように板バネ41g1,41g2が形成される。
左フレーム41及び右フレーム42の先端には、それぞれ転写ローラ21を支持する支持孔41e,42eが形成される。この両支持孔41e,42eに転写ローラ21が回転自在に両端を支持される。先窄まり状に形成されて転写ローラ21を備える左フレーム41及び右フレーム42(転写ユニット本体40)の先端部は、ヘッド部20とされる。
巻取ボビン支持軸42bには、巻取ボビンギヤ33が回転自在に設けられる。図2に主に示すように、巻取ボビンギヤ33は、円筒状の係合軸33aの周囲に係合軸33aの軸方向に複数のリブ33bが形成される。係合軸33aの基部外周には、ギヤ33cが形成される。ギヤ33cは、係合軸33aが突出する反対側に形成される円板状のベース板33dの左側面上に形成される。使用済みの転写テープTが巻装される巻取ボビン32の軸穴の内周面(図3参照)には、巻取ボビンギヤ33のリブ33bと係合するリブ32aが形成される。
巻取ボビンギヤ33の係合軸33aには、巻取ボビン支持軸42bが挿入され、係合軸33aには巻取ボビン32が挿入されて、巻取ボビンギヤ33と巻取ボビン32は一体に、巻取ボビン支持軸42b周りに回転する。
巻取ボビン32の左側面には、ラッチ歯32bが形成される。このラッチ歯32bは、左フレーム41に板バネ状に形成されるラッチ部41fの先端のラッチ爪と係合可能に形成されて、逆転防止構造が形成される。
中間ギヤ34は、第1ギヤ34aと、第1ギヤ34aよりも小径に形成される第2ギヤ34bとが2段に形成されて、右フレーム42の中間ギヤ支持軸42cに回転自在に支持される。第1ギヤ34aは、巻取ボビンギヤ33のギヤ33cと歯合する。第2ギヤ34bは、後述の供給側ギヤ35と歯合する。
供給ボビン支持軸42dには、供給側ギヤ35が回転自在に設けられる。供給側ギヤ35は、大径に形成されて、左側面の中心部分には環状凹部35aが形成される。供給ボビン支持軸42dには、さらにクラッチ軸36が回転自在に設けられる。クラッチ軸36は、円筒状の軸36aと、軸36aの軸方向に沿って形成される複数のリブ36bと、円弧状に形成される3本のバネ部36cが形成される。このバネ部36cは、供給側ギヤ35の環状凹部35aから立ち上がる環状の周壁35a1と先端部が弾発して当接し、クラッチ部37が形成される。
未使用の転写テープTが巻装される供給ボビン31の軸穴の内周面(図3参照)には、軸方向に沿って複数のリブ31aが形成される。クラッチ軸36のリブ36bは、供給ボビン31のリブ31aと係合する。従って、クラッチ軸36と供給ボビン31は一体に回転する。供給側ギヤ35は、クラッチ部37を介して供給ボビン31と共に回転する。また、供給ボビン31の一方(右側)の鍔部外周には、ラチェット歯とされる被係止部31bが形成される。
このようにして、供給ボビン31と巻取ボビン32は、クラッチ部37を介して、供給側ギヤ35、中間ギヤ34、巻取ボビンギヤ33を備える回転連結機構30により回転連結される。
塗膜転写具10の使用時には、図2で見て供給ボビン31の時計回りの送り出し方向の回転により、回転連結機構30(中間ギヤ34、巻取ボビンギヤ33)が回転伝達して、巻取ボビン32が時計回りの巻取方向に回転する。ここで、回転連結機構30の各ギヤの歯数や、供給ボビン31の胴部の径と巻取ボビン32の胴部の径との関係により、巻取ボビン32における転写テープTの巻取量は、常に供給ボビン31における転写テープTの送り量よりも多くなるよう設定されている。そして、この送り量と巻取量との差は、適宜バネ部36cの先端部側面と供給側ギヤ35の環状凹部35aの周壁35a1とにより形成されるクラッチ部37が滑る(作動する)ことで調節される。これにより、転写テープTには常に適切な張力が掛かり、転写テープTの弛み等が低減される。
転写ユニット100は、ケース5に前後動可能に収納される。転写ユニット100の前後の移動距離は、例えば0.5mm程度である。転写ユニット100の前後動は、図2又は図3、及び、図5、図6に示すように、左ケース51、右ケース52の内側面に形成されるフレームガイド部51a,52aによりガイドされる。フレームガイド部51a,52aは、左フレーム41や右フレーム42の外形と略同一形状の枠状に形成される。
図5に示すように、左ケース51の内側面には、後に説明する付勢部材である左フレーム41の板バネ41g1,41g2が収容される板バネ受枠51b1,51b2が形成される。板バネ受枠51b1,51b2は、それぞれ前後に長い枠状に形成される。板バネ受枠51b1,51b2には、前方側に前規制部511が形成され、後方側には係合段部512が形成される。係合段部512から後方には、係合段部512と接続する傾斜部513が形成される。傾斜部513の後端からは、上下方向に立ち上がるように、後規制部514が形成される。前規制部511の内側面から係合段部512の内側面までの長さは、板バネ受枠51b1,51b2の長さと略一致して、板バネ受枠51b1,51b2の端部と係合段部512は当接する。また、係合段部512から傾斜部513に乗り上がった板バネ41g1,41g2の端部は、後規制部514が当接する。
一方、図6に示すように、右ケース52の内側面には、ラチェット爪とされる係止部52bが形成される(図2も参照)。係止部52bは、供給ボビン31の被係止部31bと対応して設けられる。係止部52bは、転写ユニット100の後退により供給ボビン31に形成される被係止部31bとの係止が解除される。その動作は、以下のとおりである。
図5(a)では、前規制部511と係合段部512との間に板バネ41g1,41g2が位置する。このとき、板バネ41g1,41g2の端部と係合段部512とは当接するか、近接離間していても良い。つまり、転写ユニット100が前進限の時、板バネ41g1,41g2により前方に付勢されていても良いが、無負荷とされていても良い。転写ユニット100が前進限のとき、図5(a)と対応する図6(a)に示すように、係止部52bは、被係止部31bと係止される。従って、供給ボビン31の回転は規制される。
塗膜転写具10の使用時には、ヘッド部20の転写ローラ21が被転写面に押し付けられる。すると、図5(a)から(b)に移行する過程として、板バネ41g1,41g2の端部が係合段部512から傾斜部513に乗り上がる。このとき、板バネ41g1,41g2の端部が係合段部512から外れることでクリック感を生じさせることができる。そして、板バネ41g1,41g2の端部が傾斜部513に乗り上がると、図5(b)に示すように、板バネ41g1,41g2は湾曲されて、左フレーム41(転写ユニット本体40、転写ユニット100)を前方に付勢した状態となる。すると、図5(b)に示すように、板バネ41g1,41g2の端部は、後規制部514と当接して後方への移動(ケース5に対して相対的に後方に移動している)が規制される。
転写ユニット100が後方の移動限(後退限)まで移動したとき、図5(b)に対応する図6(b)に示すように、係止部52bと被係止部31bとの係止は解除され、供給ボビン31は回転可能とされる。転写作業を継続する場合には、板バネ41g1,41g2の付勢力に抗してヘッド部20を被転写面に押し付けて行う。このようにして、塗膜転写具10を使用することができる。
所定長さの転写テープTの転写層を被転写面に転写した後、ヘッド部20の転写ローラ21を被転写面から離すと、板バネ41g1,41g2により転写ユニット100は前方に付勢される。すなわち、ヘッド部20の転写ローラ21が被転写面から離れると同時に転写ユニット100は、図5(a)、図6(a)の前進限に位置する。従って、ヘッド部20の転写ローラ21が被転写面から離れるのとほぼ同時に係止部52bと被係止部31bとが係止して、供給ボビン31の回転が規制される。
このようにして、ヘッド部20の転写ローラ21が被転写面から離れるのとほぼ同時に供給ボビン31の回転が規制されるので、例えば粘着力が強いテープ糊とされる場合であっても、いわゆる「糸引き」現象が起こることが低減される。すなわち、従来においては、粘着力が強いテープ糊の場合には、ヘッド部20が被転写面から離れてもヘッド部20(転写ローラ21)に存在する転写テープTの転写層(粘着層)と被転写面に転写された転写層とが糸状に引き合ったときに、巻取ボビン32が回転しないことにより回転連結機構30が回転伝達していなくても、クラッチ部37が作動することにより供給ボビン31が回転してしまい、未使用の転写テープTが送り出されて、ヘッド部20と被転写面との間の糸引きが長くなってしまうことがある。しかしながら、本実施形態における塗膜転写具10によれば、ヘッド部20が被転写面から離れると即時に供給ボビン31の回転がロック(規制)されるので、糸引きが長くなってしまうことが低減される。
そして、粘着力が高い転写テープTは、例えば手芸用途で布地に対して行われることがあるが、この場合には、布地は滑り易い被転写面であるので、ヘッド部20は強く押圧される。従って、押すようにしてヘッド部20を押し付けることができる塗膜転写具10は、このような用途において好適である。
そして、塗膜転写具10は、ヘッド部20を被転写面に押し付けるだけで供給ボビン31のロックが解除されるので、供給ボビン31のロックと解除がスムーズに行われて、転写作業もスムーズに行うことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態によって制限されることは無く、種々の変更を加えて実施することができる。例えば、ヘッド部20は転写ローラ21を備えるものとしたが、ヘラ状の転写部を備えるヘッド部としてもよい。また、係止部52bは、右ケース52の内面に形成したが、右ケース52に相対的に固定されていればよい。被係止部31bも同様に、供給ボビン31に形成されていれば鍔部の外周以外に形成しても良い。さらにまた、付勢部材である板バネ41g1,41g2は、コイルばね等の他の手段でも良い。しかしながら、本実施形態における係止部52bや被係止部31b、板バネ41g1,41g2により、構造簡単に塗膜転写具10を形成することができる。
5 ケース 6 キャップ
6a ヒンジ部 10 塗膜転写具
20 ヘッド部 21 転写ローラ
30 回転連結機構 31 供給ボビン
31a リブ 31b 被係止部
32 巻取ボビン 32a リブ
32b ラッチ歯 33 巻取ボビンギヤ
33a 係合軸 33b リブ
33c ギヤ 33d ベース板
34 中間ギヤ 34a 第1ギヤ
34b 第2ギヤ 35 供給側ギヤ
35a 環状凹部 35a1 周壁
36 クラッチ軸 36a 軸
36b リブ 36c バネ部
37 クラッチ部 40 転写ユニット本体
41 左フレーム 41a 接合軸用ボス
41b 巻取ボビン支持軸用ボス 41d 供給ボビン支持軸用ボス
41e 支持孔 41f ラッチ部
41g1 板バネ 41g2 板バネ
42 右フレーム 42a 接合軸
42b 巻取ボビン支持軸 42c 中間ギヤ支持軸
42d 供給ボビン支持軸 42e 支持孔
51 左ケース 51a フレームガイド部
51b1 板バネ受枠 51b2 板バネ受枠
52 右ケース 52a フレームガイド部
52b 係止部 100 転写ユニット
511 前規制部 512 係合段部
513 傾斜部 514 後規制部
T 転写テープ

Claims (5)

  1. ケースと、
    未使用の転写テープが巻装される供給ボビンと、使用済みの前記転写テープが巻装される巻取ボビンと、前記供給ボビンと前記巻取ボビンとをクラッチ部を介して回転連結する回転連結機構と、前記転写テープの転写層を被転写面に転写するヘッド部と、を備えて前記ケースに前後動可能に収納される転写ユニットと、
    前記転写ユニットを前方に付勢する付勢部材と、
    前記ケースに固定される係止部と、
    を有し、
    前記係止部は、前記転写ユニットの後退により前記供給ボビンに形成される被係止部との係止が解除されることを特徴とする塗膜転写具。
  2. 前記係止部はラチェット爪であり、前記被係止部は前記供給ボビンの外周に形成されるラチェット歯であることを特徴とする請求項1に記載の塗膜転写具。
  3. 前記付勢部材は、前記転写ユニットから突出して前記ケースに形成される係合部と係合する板バネであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の塗膜転写具。
  4. 前記係合部は、前記板バネの端部と当接するよう段状に形成される係合段部と、該係合段部と接続して前記板バネの端部が前記係合段部から乗り上げ可能に形成される傾斜部と、を有することを特徴とする請求項3に記載の塗膜転写具。
  5. 前記転写ユニットは、2枚の板状部材により前記供給ボビン、前記巻取ボビン及び前記回転連結機構を左右両側から支持する転写ユニット本体を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか記載の塗膜転写具。

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