JP2008246917A - インクリボンカセット、およびプリンタとインクリボンカセットの組合体 - Google Patents

インクリボンカセット、およびプリンタとインクリボンカセットの組合体 Download PDF

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Abstract

【課題】プリンタ側のレールに係合する係合突起を有する、小型化されたインクリボンカセットを提供する。
【解決手段】インクリボンカセット10は、軸受13を有する巻き出し軸受体17と、巻き取り軸受15を有する巻き取り軸受体20と、巻き出し軸受体17と巻き取り軸受体20とを連結する一対の側面体16とを含む軸受装置23を備えている。巻き出し軸受体17を覆う巻き出し軸受蓋部材19が、第1連結体18を介して巻き出し軸受体17に連結され、巻き取り軸受体20を覆う巻き取り軸受蓋部材22が、第2連結体21を介して巻き取り軸受体20に連結されている。また、第1連結体18および第2連結体21は、いずれも2以上のヒンジ18a、18bおよびヒンジ21a、21bを有している。また第1連結体18の外面18cおよび第2連結体21の外面21cに、プリンタ1側の凹部状レール2に係合する係合突起18d、21dが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱転写式のインクリボンカセット、およびプリンタとインクリボンカセットの組合体に係り、とりわけヒンジ部が外部に突出せず、小型化されたインクリボンカセット、およびプリンタとインクリボンカセットの組合体に関する。
一般に、熱転写式のインクリボンを保持するインクリボンカセットは、プリンタ等の印字機器に広く使用されており、プリンタのサーマルヘッドがインクリボンに当接することにより、インクリボンに重ね合された被印刷物にインクリボンの染料、顔料が熱転写されて印字が行なわれる。このような熱転写式のインクリボンは、印字の際、インクリボンカセットの巻き出し軸受体のインクリボン巻き出し軸から供給され、インクリボンカセットの巻き取り軸受体のインクリボン巻き取り軸に巻き取られる(特許文献1−4)。
すなわち、図3に示すように、従来のインクリボンカセット30は、インクリボン34が巻装されたインクリボン巻き出し軸35を軸支する巻き出し軸受31を有する巻き出し軸受体37と、インクリボン34の一端が固定されたインクリボン巻き取り軸36を軸支する巻き取り軸受32を有する巻き取り軸受体39と、巻き出し軸受体37と巻き取り軸受体39とを連結する一対の側面体33とを備えた軸受装置41を備えている。また、軸受装置41の巻き出し軸受体37を覆う巻き出し軸受蓋部材38と、軸受装置41の巻き取り軸受体39を覆う巻き取り軸受蓋部材40とが、それぞれ軸受装置41と別体に設けられている。
このようなインクリボンカセット30を製造する際、軸受装置41と、巻き出し軸受蓋部材38と、巻き取り軸受蓋部材40とが各々別体に射出成型金型により成型され、その後軸受装置41に巻き出し軸受蓋部材38および巻き取り軸受蓋部材40が手作業で組み付けられる。
この場合、図3に示すように、巻き出し軸受蓋部材38と巻き取り軸受蓋部材40はそれぞれ嵌合部材38a、40aを有している。また、巻き出し軸受蓋部材38を軸受装置41に組み付ける際、巻き出し軸受蓋部材38の嵌合部材38aが軸受装置41の巻き出し軸受体37内にスナップ係合される。同様に、巻き取り軸受蓋部材40を軸受装置41に組み付ける際、巻き取り軸受蓋部材40の嵌合部材40aが軸受装置41の巻き取り軸受体39内の嵌合穴にスナップ嵌合される。
この場合、図3に示すように、巻き出し軸受蓋部材38の嵌合部材38aは巻き出し軸受蓋部材38の内側に設けられており、同様に巻き取り軸受蓋部材40の嵌合部材40aも巻き取り軸受蓋部材40の内側に設けられている。したがって、巻き出し軸受蓋部材38と巻き取り軸受蓋部材40とを軸受装置41に組み付けた際に、軸受装置41の巻き出し軸受体37の表面37aや巻き取り軸受体39の表面39aから外方へ突出する箇所は存在しない。
ところで一般に、巻き出し軸受蓋部材、巻き取り軸受蓋部材(以下これらを単に蓋部材ともいう)、および軸受装置が互いに組み付けられた後、この組み付け後のインクリボンカセットを落下させてその強度を確認する落下試験が行なわれている。この落下試験において、一定高さからインクリボンカセットを落下させ、この際蓋部材と軸受装置とが外れないことが求められている。
この落下試験に合格させるため、巻き出し軸受蓋部材、巻き取り軸受蓋部材、および軸受装置を互いに組み付けたインクリボンカセットを用いて予備の落下テストを行なっている。この予備の落下テストの結果により、蓋部材と軸受装置を成型する射出成型金型の形状、とりわけ嵌合部材や嵌合穴(以下これらを併せて嵌合部ともいう)の形状が調整されるようになっている。このような落下テストは複数回繰り返され、その都度嵌合部の形状が調整されている。
一方、一般に、インクリボンカセットの蓋部材の射出成型金型において、一つの金型に複数の蓋部材に相当するキャビティが設けられている。したがって、合成樹脂を一つの射出成型金型に一度射出することにより複数の蓋部材を成型することができる。
例えば、一つの射出成型金型に、蓋部材AのキャビティA1とA2とが設けられており、他の一つの射出成型金型に軸受装置BのキャビティB1(一つ)が設けられていると仮定する。この場合、蓋部材A1と軸受装置B1との組合せ、および蓋部材A2と軸受装置B1との組合せという2種類の組合せについて両方とも落下試験で合格するように射出成型金型を調整する必要がある。
また、これと異なる蓋部材(例えばC1とC2)が存在する場合もあるため、インクリボンカセットのうち全ての蓋部材と軸受装置との組合せの嵌合部の嵌合状態について射出成型金型を調整するのは煩雑である。このため蓋部材と軸受装置とを一体として一つの射出成型金型により成型し、この射出成型金型においてのみ嵌合状態を調整する方が効率的である。
特開平4−50259号公報 特開平9−136464号公報 特開平10−193760号公報 特開2005−47222号公報
近年、プリンタが小型化していることに伴い、このプリンタに取り付けられるインクリボンカセットも小型化している。インクリボンカセットはプリンタに対して挿入されてプリンタ内に装着される。この場合、プリンタにレールを設けておき、かつインクリボンカセット外面に係合突起を設けておくことができれば、インクリボンカセットの係合突起をプリンタのレール内に係合させることにより、プリンタ内にインクリボンカセットを容易に位置決めして装着することができる。他方、インクリボンカセットの表面のうち、係合突起以外の部分に外方へ突出する箇所が存在すると、インクリボンカセットをプリンタ内の所定の位置に取り付ける際に障害となるおそれがある。したがって、インクリボンカセット表面のうち、係合突起以外の部分に外方へ突出する箇所が存在しない方が好ましい。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、プリンタのレールに係合する係合突起以外の部分に、ヒンジ等の外部に突出する箇所が存在せず、小型化されたインクリボンカセット、およびプリンタとインクリボンカセットの組合体を提供することを目的とする。
本発明は、レールを有するプリンタに装着されるとともにインクリボンを保持するインクリボンカセットにおいて、インクリボン巻き出し軸を軸支する巻き出し軸受を有する巻き出し軸受体と、インクリボン巻き取り軸を軸支する巻き取り軸受を有する巻き取り軸受体と、巻き出し軸受体と巻き取り軸受体とを連結する一対の側面体とを備えた軸受装置と、軸受装置の巻き出し軸受体を覆う巻き出し軸受蓋部材と、軸受装置の巻き取り軸受体を覆う巻き取り軸受蓋部材と、を備え、巻き出し軸受蓋部材は、巻き出し軸受体に第1連結体を介して連結され、巻き取り軸受蓋部材は、巻き取り軸受体に第2連結体を介して連結され、第1連結体および第2連結体は、いずれも2以上のヒンジを有し、第1連結体の外面および第2連結体の外面に、プリンタ側のレールに係合する係合突起を設けたことを特徴とするインクリボンカセットである。
本発明は、第1連結体の各ヒンジは、巻き出し軸受蓋部材が巻き出し軸受体に対して閉となった状態で、第1連結体外面より外方へ突出しないようになっており、第2連結体の各ヒンジは、巻き取り軸受蓋部材が巻き取り軸受体に対して閉となった状態で、第2連結体外面より外方へ突出しないようになっていることを特徴とするインクリボンカセットである。
本発明は、軸受装置、巻き出し軸受蓋部材、巻き取り軸受蓋部材、第1連結体、および第2連結体は、合成樹脂により一体成型されていることを特徴とするインクリボンカセットである。
本発明は、前記合成樹脂は、スチレン・ブタジエンブロックコポリマーとポリスチレンとを含むことを特徴とするインクリボンカセットである。
本発明は、軸受装置は巻き取り軸受体に固定され、インクリボンに当接しかつインクリボンを案内する案内ロッドをさらに有し、案内ロッドは巻き取り軸受体と一体的に形成されていることを特徴とするインクリボンカセットである。
本発明は、レールを有するプリンタと、プリンタに装着されるとともにインクリボンを保持するインクリボンカセットとを備え、インクリボンカセットは、インクリボン巻き出し軸を軸支する巻き出し軸受を有する巻き出し軸受体と、インクリボン巻き取り軸を軸支する巻き取り軸受を有する巻き取り軸受体と、巻き出し軸受体と巻き取り軸受体とを連結する一対の側面体とを備えた軸受装置と、軸受装置の巻き出し軸受体を覆う巻き出し軸受蓋部材と、軸受装置の巻き取り軸受体を覆う巻き取り軸受蓋部材と、を備え、巻き出し軸受蓋部材は、巻き出し軸受体に第1連結体を介して連結され、巻き取り軸受蓋部材は、巻き取り軸受体に第2連結体を介して連結され、第1連結体および第2連結体は、いずれも2以上のヒンジを有し、第1連結体の外面および第2連結体の外面に、プリンタ側のレールに係合する係合突起を設けたことを特徴とするプリンタとインクリボンカセットの組合体である。
本発明によれば、巻き出し軸受蓋部材が巻き出し軸受体に対して閉となり、かつ巻き取り軸受蓋部材が巻き取り軸受体に対して閉となった状態で、第1連結体の外面および第2連結体の外面から、プリンタのレールに係合する係合突起が突出する。プリンタのレールにインクリボンカセットの係合突起を係合させることにより、プリンタ内のインクリボンカセットをスムースに位置決めして装着することができる。この場合、係合突起以外の部分にヒンジ等のインクリボンカセット外部に突出する箇所が存在しないので、インクリボンカセットを小型化することができる。
また、本発明によれば、軸受装置、巻き出し軸受蓋部材、巻き取り軸受蓋部材、第1連結体、および第2連結体は、合成樹脂により一体成型されているので、上述したように、インクリボンカセットの落下試験に合格するよう射出成型金型の嵌合部を調整する手間を削減することができる。
さらに、本発明によれば、軸受装置、巻き出し軸受蓋部材、巻き取り軸受蓋部材、第1連結体、および第2連結体は、スチレン・ブタジエンブロックコポリマーとポリスチレンとを含む合成樹脂により一体成型されているので、ヒンジのヒンジ特性とヒンジの強度とを両立させることができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図1、図2(a)(b)、および図4を参照して説明する。
ここで、図1は、本発明によるインクリボンカセットの一実施の形態を示す断面図である。また、図2(a)は、軸受装置の巻き出し軸受蓋部材(巻き取り軸受蓋部材)が巻き出し軸受体(巻き取り軸受体)に対して開の状態にある場合を示す断面図であり、図2(b)は、軸受装置の巻き出し軸受蓋部材(巻き取り軸受蓋部材)が巻き出し軸受体(巻き取り軸受体)に対して閉の状態にある場合を示す断面図である。また図4はプリンタとインクリボンカセットを示す図である。
まず、図1および図2(b)により、本実施の形態によるインクリボンカセットの概略について説明する。
インクリボンカセット10はインクリボン11を保持するとともに、インクリボンカセット10は後述のように凹部状レール2を有するプリンタ1の収納空間3内に装着される(図4参照)。
このようなインクリボンカセット10は、図1に示すようにインクリボン11が巻装されたインクリボン巻き出し軸12を軸支する巻き出し軸受13を有する巻き出し軸受体17と、インクリボン11の一端が固定されたインクリボン巻き取り軸14を軸支する巻き取り軸受15を有する巻き取り軸受体20と、巻き出し軸受体17と巻き取り軸受体20とを連結する一対の側面体16とを含む軸受装置23を備えている。また、軸受装置23の巻き出し軸受体17を覆う巻き出し軸受蓋部材19が、第1連結体18を介して巻き出し軸受体17に連結されている。さらに、軸受装置23の巻き取り軸受体20を覆う巻き取り軸受蓋部材22が、第2連結体21を介して巻き取り軸受体20に連結されている。
これら軸受装置23、巻き出し軸受蓋部材19、巻き取り軸受蓋部材20、第1連結体18、および第2連結体21は、合成樹脂により一体成型されている。
この合成樹脂は、例えばアサフレックス(商標)等からなるスチレン・ブタジエンブロックコポリマーと、例えばGPPS(General Purpose Polystyrene)樹脂等からなる汎用ポリスチレンとを含むことが好ましい。このうちアサフレックス(商標)は、ヒンジ特性を有する材料であり、曲げても白化や折れが起こらないという特性を有する。しかしながら、アサフレックス(商標)は非常に軟らかいので、アサフレックス(商標)のみをインクリボンカセット10の材料とするとインクリボンカセット10の強度が不足し、インクリボンカセット10をプリンタで使用している間にインクリボンカセット10の一部が歪むおそれがある。このため、インクリボンカセット10の強度(硬さ)が増大するように、アサフレックス(商標)とGPPSとを混合する。なお、この混合比は、アサフレックス(商標):GPPS=1:1程度となるのが好ましい。
また、第1連結体18は、両端にヒンジ18a、18bを有し、第2連結体21は、両端にヒンジ21a、21bを有している。なお、図1において、第1連結体18および第2連結体21は、それぞれ2つのヒンジ18a、18bおよびヒンジ21a、21bを有しているが、例えば第1連結体18および第2連結体21は、各々両端と中央とに合計3つのヒンジを有していても良い。あるいは、第1連結体18および第2連結体21は各々4つ以上のヒンジを有していても良い。
また第1連結体18の外面18cには、プリンタ1側のレール2に係合する係合突起18dが設けられ、第2連結体21の外面21cにはプリンタ1側の凹部状レール2に係合する係合突起21dが設けられている。
また、図2(b)に示すように、第1連結体18の各ヒンジ18a、18bは、巻き出し軸受蓋部材19が巻き出し軸受体17に対して閉となった状態で、第1連結体外面18cより外方へ突出しないようになっている。同様に、第2連結体21の各ヒンジ21a、21bは、巻き取り軸受蓋部材22が巻き取り軸受体20に対して閉となった状態で、第2連結体外面21cより外方へ突出しないようになっている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。
まず、図1に示すように、インクリボンカセット10は、巻き出し軸受蓋部材19が軸受装置23の巻き出し軸受体17に対して開となり、かつ巻き取り軸受蓋部材22が巻き取り軸受体20に対して開となった状態で、射出成型金型により一体成型される。
次に、このように一体成形されたインクリボンカセット10内に、インクリボン11が巻装されたインクリボン巻き出し軸12と、インクリボン11の一端が固定されたインクリボン巻き取り軸14を装着する作用について説明する。まず、図1に示すように、インクリボンカセット10の巻き出し軸受蓋部材19および巻き取り軸受蓋部材22が開となる。次に、このように巻き出し軸受蓋部材19と巻き取り軸受蓋部材22とが開となったインクリボンカセット10に、インクリボン11が巻装されたインクリボン巻き出し軸12と、インクリボン11の一端が固定されたインクリボン巻き取り軸14とが取り付けられる。この場合、まずインクリボン巻き出し軸12が巻き出し軸受体17の巻き出し軸受13内へ回転自在に取り付けられ、その後、インクリボン巻き取り軸14が巻き取り軸受体20の巻き取り軸受15内へ回転自在に取り付けられる。
次に、巻き出し軸受蓋部材19は、軸受装置23の巻き出し軸受体17に対して閉とされる。この際、第1連結体18は、巻き出し軸受蓋部材19と連動し、ヒンジ18aおよびヒンジ18bを中心に回転してインクリボン巻き出し軸12側へ移動する。
同様に、巻き取り軸受蓋部材22は、軸受装置23の巻き取り軸受体20に対して閉とされる。この際、第2連結体21は、巻き取り軸受蓋部材22と連動し、ヒンジ21aおよびヒンジ21bを中心に回転してインクリボン巻き取り軸14側へ移動する。
次に、図2(a)(b)を用いて、巻き出し軸受蓋部材19が軸受装置23の巻き出し軸受体17に対して閉となる際の作用について更に詳細に説明する。
図2(a)に示すように、第1連結体18のヒンジ18aは、巻き出し軸受蓋部材19が巻き出し軸受体17に対して開となった状態で、ヒンジ18aの外側(第1連結体18の外面18c側)で巻き出し軸受体17に連結されている。
同様に、第1連結体18のヒンジ18bは、巻き出し軸受蓋部材19が巻き出し軸受体17に対して開となった状態で、ヒンジ18bの外側(第1連結体18の外面18c側)で巻き出し軸受蓋部材19に連結されている。
次に、巻き出し軸受蓋部材19が巻き出し軸受体17に対して閉とされると、上述したように、第1連結体18は、巻き出し軸受蓋部材19と連動してヒンジ18aおよびヒンジ18bを中心に回転し、図2(b)に示す位置に移動する。この場合、第1連結体18の外面18cからプリンタ1のレール2に係合する係合突起18dが突出する。ヒンジ18aおよびヒンジ18bには、いずれも第1連結体外面18cより外方へ突出する部分が存在しない。したがって、巻き出し軸受蓋部材19、第1連結体18、および巻き出し軸受体17とにより形成される垂直断面はプリンタ1のレール2に係合する係合突起18dを除くと、略円弧形状となる。
なお、上述した作用は、巻き取り軸受蓋部材22が軸受装置23の巻き取り軸受体20に対して閉とされる場合も同様である。
すなわち巻き取り軸受部材22が巻き取り軸受体20に対して閉とされると、第2連結体21は、巻き取り軸受蓋部材22と連動してヒンジ21aおよびヒンジ21bを中心に回転し、図2(b)に示す位置に移動する。この場合、第2連結体21の外面21cからプリンタ1のレール2に係合する係合突起21dが突出する。ヒンジ21aおよびヒンジ21bには、いずれも第2連結体外面21より外方へ突出する部分が存在しない。したがって巻き取り軸受蓋部材22、第2連結体21、および巻き取り軸受体20により形成される垂直断面はプリンタ1のレール2に係合する係合突起18dを除くと、略円弧形状となる。
このため、第1連結体18の突起18dをプリンタ1の凹部状レール2に係合させ、第2連結体21の突起21dをプリンタ1の凹部状レール2に係合させることにより、インクリボンカセット10を容易かつ確実にプリンタ1の収納空間3内に挿入して装着することができる(図4)。このようにしてプリンタ1とインクリボンカセット10の組合体が得られる。
本願発明によれば、上述したように、第1連結体18の各ヒンジ18a、18bは、巻き出し軸受蓋部材19が巻き出し軸受体17に対して閉となった状態で、第1連結体外面18cより外方へ突出しないようになっている。同様に、第2連結体21の各ヒンジ21a、21bは、巻き取り軸受蓋部材22が巻き取り軸受体20に対して閉となった状態で、第2連結体外面21cより外方へ突出しないようになっている(図2(a)(b)参照)。
ところで、図1および図2に示すインクリボンカセット10において、第1連結体18を設けることなく、巻き出し軸受体17と巻き出し軸受蓋部材19とを図2(b)に示すような外方へ突出しない1つのヒンジを介して直接連結することも考えられる。しかしながら、この場合、巻き出し軸受蓋部材19を巻き出し軸受体17に対して開とした際、巻き出し軸受蓋部材19が巻き出し軸受体17に対して十分に開くことは難しい。この場合、インクリボン巻き出し軸12を巻き出し軸受13へ取り付けることは困難となる。
同様に、第2連結体21を設けることなく、巻き取り軸受体20と巻き取り軸受蓋部材22とを図2(b)に示すような外方へ突出しない1つのヒンジを介して直接連結することも考えられる。しかしながら、この場合、巻き取り軸受蓋部材22を巻き取り軸受体20に対して開とした際、巻き取り軸受蓋部材22が巻き取り軸受体20に対して十分に開くことは難しい。この場合、インクリボン巻き取り軸14を巻き取り軸受15へ取り付けることが困難となる。
次に図5および図6により、本発明によるインクリボンカセット10の変形例について説明する。図5および図6に示すインクリボンカセット10は、軸受装置23がインクリボン11を案内する案内ロッド30を有するものであり、他の構成は図1乃至図2および図4に示す実施の形態と略同一である。図5および図6において、図1乃至図2および図4に示す実施の形態と同一部分には同一符号を符して詳細な説明は省略する。軸受装置23は巻き取り軸受体20に固定されインクリボン11に当接しかつインクリボン11を案内する案内ロッド30をさらに有する。案内ロッド30は、インクリボン11に対してプリンタ1のサーマルヘッド5bとは反対側に位置するとともに、インクリボン11に対して巻き取り軸受体20と同じ側に位置している(図6参照)。また、案内ロッド30は巻き取り軸受体20と一体的に形成されている。
なお、図5において、第1連結体18に連結された巻き出し蓋部材19と、第2連結体21に連結された巻き取り蓋部材22は便宜的に削除して示している。
案内ロッド30は、巻き取り軸受体20の胴部20aに固定されている。図5に示すように、案内ロッド30は、巻き取り軸受体20の胴部20aに沿って延び、その全長にわたって胴部20aと連結されている。図6に示されているように、案内ロッド30は、巻き取り軸受体20の胴部20aのうちの、巻き出し軸受体17に近い側の端部20b上または当該端部20bの近傍上に配置されていることが好ましい。この場合、インクリボン11が巻き取り軸受体20に接触しないようにしてサーマルヘッド5bまで案内されること、言い換えると、インクリボン11が案内ロッド30のみに接触するようにしてサーマルヘッド5bまで案内されること、が可能となるからである。
上述したように、案内ロッド30は、インクリボン11のインクリボン巻き出し軸12からインクリボン巻き取り軸14への移動を案内する。このため、案内ロッド30は、インクリボン11に当接する当接面31を有している(図6参照)。図6に示すように、案内ロッド30の当接面31は、スムースにインクリボン11を案内することができるよう、インクリボン11が軸受装置23に保持された場合におけるインクリボン巻き出し軸12からインクリボン巻き取り軸14へ向けたインクリボン11の移動方向に沿った断面であって案内ロッド30の長手方向に直交する断面において(図6の視野において)、弧状の輪郭を含んでいる。これにより、インクリボン11は、巻き取り軸受体20に固定された案内ロッド30の当接面31上を滑らかに滑ること(摺動すること)ができる。また、図5に示すように、案内ロッド30は、インクリボン巻き取り軸14の軸心に沿ったインクリボン11の全幅にわたって、インクリボン11と当接するようになっていることが好ましい。この場合、案内ロッド30によってインクリボン11を安定して案内することができるからである。
なお、インクリボン11のインクリボン巻き取り軸14に沿った幅が100mm以上120mm以下である場合、案内ロッド30の当接面31は、断面において、半径rが1.5mm以上5.0mm以下である円弧状の輪郭を有していることが、インクリボン11の円滑な滑りを確保する上で、好ましい。インクリボン11のインクリボン巻き取り軸14に沿った幅が100mm以上120mm以下である場合に、案内ロッド30の円弧状断面輪郭の半径rを1.5mmより小さくすると、案内ロッド30およびインクリボン11に加えられる圧力が強くなる。この結果、インクリボン11のインクリボン巻き出し軸12からインクリボン巻き取り軸14への移動が安定せず、また、インクリボン11の移動時に激しい異音が発生する。一方、インクリボン11のインクリボン巻き出し軸12に沿った幅が100mm以上120mm以下である場合に、案内ロッド30の円弧状断面輪郭の半径rを5.0mmより大きくすると、案内ロッド30がインクリボンカセット10内にうまく収まりきらず、好ましくない。
また、インクリボン11のインクリボン巻き取り軸14に沿った幅が100mm以上120mm以下であって、案内ロッド30の当接面31が、断面において、半径2.0mm以上3.0mm以下の円弧状の輪郭を含む場合には、案内ロッド30とインクリボン11との間のより良好な滑りを確保し、熱転写シート5をより安定して案内することができる。とりわけ、案内ロッド30がスチレン・ブタジエンブロックコポリマーからなる場合に、このようにして案内ロッド30の断面形状を設定することが有効であることがわかった。スチレン・ブタジエンブロックコポリマーは、射出成型性(生産性)、衝撃強度、剛度、滑り性および表面外観に関して優れており、案内ロッド30を巻き取り軸受体20に固定した場合に熱転写シート5をより安定して案内することができる。
なお、案内ロッド30をなす材料は、スチレン・ブタジエンブロックコポリマーに限られず、種々の公知の材料を用いることができる。例えば、案内ロッド30をなす材料として、射出成型に用いることができる樹脂であれば基本的にいずれの樹脂をも用いることができる。このような材料、とりわけ、広く普及し入手が容易なポリアセタール樹脂(POM樹脂)、ポリスチレン樹脂(PS樹脂)、およびABS樹脂のうちのいずれかを用い、案内ロッド30をコア保持体11と一体成型することは、製造コスト上の観点から好ましい。
図5および図6において、プリンタ1にインクリボンカセット10が装着される。そして、図6に示すように、プリンタのサーマルヘッド5bによりインクリボン11が加熱され画像が受像シート5aに転写される。このとき、図6に示すように、インクリボン巻き出し軸12から繰り出されるインクリボン11は、サーマルヘッド5bと対面する位置に移動する。その後、インクリボン11は、案内ロッド30に当接して案内ロッド30に案内されながら、インク巻き取り軸14に巻き取られる。
ここで、案内ロッド30は、巻き取り軸受体20と一体的に形成され、巻き取り軸受体20に固定されている。したがって、案内ロッド30は簡易な構成であるとともに高い剛性を有し得る。これにより、インクリボン11を安定して円滑に案内することができる。また、案内ロッド30が簡易な構成を有していることから、インクリボンカセット10の製造コストを安価に抑えることができる。
また、本実施の形態によれば、巻き取り軸受体20が巻き取り軸受体20に沿って延びる胴部13aを有し、案内ロッド30は胴部20aに固定されている。したがって、案内ロッド30の変形を巻き取り軸受体20の胴部20aによって抑制することができる。これにより、撓み等の大きな変形が抑制された案内ロッド30によりインクリボン11を安定して案内することができる。とりわけ、本実施の形態によれば、案内ロッド30は、巻き取り軸受体20の胴部20aに沿って延び、その全長にわたって胴部20aと連結されている。すなわち、案内ロッド30は全長にわたって巻き取り軸受部20の胴部20aによって補強されている。したがって、案内ロッド30の変形は大幅に抑制され、熱転写シート5をより安定して案内することができる。
さらに、本実施の形態によれば、図6に示すように、案内ロッド30は巻き取り軸受体20の胴部20aのうちの巻き出し軸受体17に近い側の端部20b上に配置されている。したがって、インクリボン巻き出し軸12から繰り出されたインクリボン11を、案内ロッド30以外に接触しないようにして、サーマルヘッド5bに接触する位置からインクリボン巻き取り軸14に巻き取ることができる。これにより、インクリボン11が何かに接触して引っ掛かってしまうことを防止し、インクリボン11をより安定してサーマルヘッド5bまで移動させることができる。
さらに、本実施の形態によれば、案内ロッド30は、インクリボン巻き出し軸12からインクリボン巻き取り軸14へ向けたインクリボン11の移動方向に沿った断面において弧状の輪郭を含むインクリボン11への当接面31を有している。したがって、案内ロッド30とインクリボン11との間の滑りが滑らかになる。これにより、インクリボン11を引っ掛かり無く安定して案内することができる。
さらに、図5に示すように、本実施の形態によれば、案内ロッド30は、インクリボン11のインクリボン巻き取り軸14の軸心に沿った全幅にわたって、インクリボン11と当接する。したがって、案内ロッド30との間でインクリボン11に局部的な摩擦が発生してしまうことを防止することができる。これにより、インクリボン11をねじらせることなく、安定して案内することができる。
本発明によるインクリボンカセットの一実施の形態を示す断面図。 本発明によるインクリボンカセットの作用を示す概略断面図。 従来のインクリボンカセットを示す断面図。 プリンタとインクリボンカセットを示す図。 本発明によるインクリボンカセットの変形例を示す図。 インクリボンカセットの案内ロッドを示す図。
符号の説明
10 インクリボンカセット
11 インクリボン
12 インクリボン巻き出し軸
13 巻き出し軸受
14 インクリボン巻き取り軸
15 巻き取り軸受
16 側面体
17 巻き出し軸受体
18 第1連結体
18a、18b ヒンジ
18c 第1連結体外面
18d 係合突起
19 巻き出し軸受蓋部材
20 巻き取り軸受体
21 第2連結体
21a、21b ヒンジ
21c 第2連結体外面
21d 係合突起
22 巻き取り軸受蓋部材
23 軸受装置

Claims (6)

  1. レールを有するプリンタに装着されるとともにインクリボンを保持するインクリボンカセットにおいて、
    インクリボン巻き出し軸を軸支する巻き出し軸受を有する巻き出し軸受体と、インクリボン巻き取り軸を軸支する巻き取り軸受を有する巻き取り軸受体と、巻き出し軸受体と巻き取り軸受体とを連結する一対の側面体とを備えた軸受装置と、
    軸受装置の巻き出し軸受体を覆う巻き出し軸受蓋部材と、
    軸受装置の巻き取り軸受体を覆う巻き取り軸受蓋部材と、を備え、
    巻き出し軸受蓋部材は、巻き出し軸受体に第1連結体を介して連結され、
    巻き取り軸受蓋部材は、巻き取り軸受体に第2連結体を介して連結され、
    第1連結体および第2連結体は、いずれも2以上のヒンジを有し、
    第1連結体の外面および第2連結体の外面に、プリンタ側のレールに係合する係合突起を設けたことを特徴とするインクリボンカセット。
  2. 第1連結体の各ヒンジは、巻き出し軸受蓋部材が巻き出し軸受体に対して閉となった状態で、第1連結体外面より外方へ突出しないようになっており、第2連結体の各ヒンジは、巻き取り軸受蓋部材が巻き取り軸受体に対して閉となった状態で、第2連結体外面より外方へ突出しないようになっていることを特徴とする請求項1に記載のインクリボンカセット。
  3. 軸受装置、巻き出し軸受蓋部材、巻き取り軸受蓋部材、第1連結体、および第2連結体は、合成樹脂により一体成型されていることを特徴とする請求項1に記載のインクリボンカセット。
  4. 前記合成樹脂は、スチレン・ブタジエンブロックコポリマーとポリスチレンとを含むことを特徴とする請求項3に記載のインクリボンカセット。
  5. 軸受装置は巻き取り軸受体に固定され、インクリボンに当接しかつインクリボンを案内する案内ロッドをさらに有し、
    案内ロッドは巻き取り軸受体と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクリボンカセット。
  6. レールを有するプリンタと、
    プリンタに装着されるとともにインクリボンを保持するインクリボンカセットとを備え、
    インクリボンカセットは、インクリボン巻き出し軸を軸支する巻き出し軸受を有する巻き出し軸受体と、インクリボン巻き取り軸を軸支する巻き取り軸受を有する巻き取り軸受体と、巻き出し軸受体と巻き取り軸受体とを連結する一対の側面体とを備えた軸受装置と、
    軸受装置の巻き出し軸受体を覆う巻き出し軸受蓋部材と、
    軸受装置の巻き取り軸受体を覆う巻き取り軸受蓋部材と、を備え、
    巻き出し軸受蓋部材は、巻き出し軸受体に第1連結体を介して連結され、
    巻き取り軸受蓋部材は、巻き取り軸受体に第2連結体を介して連結され、
    第1連結体および第2連結体は、いずれも2以上のヒンジを有し、
    第1連結体の外面および第2連結体の外面に、プリンタ側のレールに係合する係合突起を設けたことを特徴とするプリンタとインクリボンカセットの組合体。
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