JP2005342972A - インクリボンカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 凸条部と凹溝部との係合によってリールを回り止めすることを基本として、凸条部又は凹溝部の形状ないし構造を変更するだけの簡単な対策を講じるだけで、リールの回り止め作用に加えて、リボンの弛み防止作用を発揮させるようにする。
【解決手段】 回り止め機構80の凸条部81をリールホルダー部20に設け、回り止め機構80の凹溝部85をリール50の等角度おきの複数箇所に設ける。凸条部81に、リール50の移動によって凹溝部85が凸条部81に対する離脱位置から係合位置に相対移動するときに、凹溝部85を摺動させてリール50を回転させる送りガイド面82を設ける。
【選択図】 図6

Description

本発明は、インクリボンカートリッジ、特に、リールが、ケースのリールホルダー部で回り止めされるようになっているインクリボンカートリッジに関する。
従来、ファクシミリ装置やプリンタなどに用いるインクシートカートリッジにおいて、枠体のリール収納部と、そのリール収納部に配備したリールとの両方にカム部をそれぞれ具備させ、それらのカム部の噛合いによってリールを回り止めしてリボン弛みを防ぐ技術が知られていた(たとえば特許文献1参照)。また、プリンタに使用するインクリボンカートリッジにおいて、ケース本体に支持させた供給側及び巻取り側の各スプールの間に、回り止め体を引抜き可能に挾み込んでそれらのスプールを回り止めする技術も知られていた(たとえば特許文献2参照)。そして、特許文献1に記載されているものでは、リール収納部のカム部とリールのカム部とを押し付けると、これらのカム部の作用でインクシートに張力を付与する方向にリールが回転するようになっている。また、特許文献2に記載されているものでは、各スプールの相互間から回り止め体を引き抜く動作を通じてインクリボンの弛みを防ぐことができるようになっている。
他の従来例として、図8に示した構造を備えたインクリボンカートリッジがあった。このものでは、ケースのリールホルダー部1に収容したリール2の一端部の等間隔おきの複数箇所に凹溝部3を具備させてあるのに対し、リールホルダー部1の端壁(側板部)5の内面の1箇所に凸条部4を具備させてあると共に、凹溝部3が凸条部4に係合する方向にリール2が常時弾発付勢されている。そして、インクリボンカートリッジをプリンタなどに装着したときには、リール2がプリンタ側のリール台(不図示)により軸方向に押されて逆方向移動することにより、図示のように凹溝部3が凸条部4から離脱してリール2の回転が可能になるのに対し、プリンタからインクリボンカートリッジを取り外すと、弾発付勢されているリール2が軸方向で正方向移動することにより、て図中仮想線のように凹溝部3が凸条部4に係合してリール2が回り止めされる。
特開平7−112560号公報 特開2001−26156号公報
しかしながら、図8で説明した従来のインクリボンカートリッジでは、プリンタから取り外されたときにリボンにある程度の弛みが残っていて、次回にプリンタに装着するときにリボンがプリンタの機構部に引掛かったりしてリボンを損傷するという事態の起こるおそれがあった。
この点に関し、特許文献1に記載されている技術によると、リール収納部のカム部とリールのカム部との押し合いによりリールがインクシートに張力を付与する方向に回転してインクシートに張力が付与されるので、インクシートの弛みに起因してインクシートが損傷するという事態は起こりにくいということが云える。しかし、この特許文献1に記載されている技術では、リール収納部やリールのそれぞれのカム部が螺旋条に延びる傾斜面を備えていて、それらの傾斜面をリールの軸方向で対峙させているので、カム部同士の押合いによってリールを回転させるためには、それぞれのカム部を比較的肉厚に形成してそれらの傾斜面に比較的大きな勾配を付与しておくことが不可欠である。ところが、そのようにすると、カム部を形成することが、リール軸方向でのカートリッジの長さを短くしてその小形化を図ったり、リール軸方向でのカートリッジの長さの割にインクシート幅を広くして印画紙や用紙への転写可能領域を拡げたりすることの制約になる。
また、特許文献2に記載されている技術は、別部品としての回り止め体を用いているので、部品点数が増え、しかも、回り止め体を引き抜いてリボンの弛みを防ぐものであるのでその操作が面倒である。
本発明は以上の状況の下でなされたものであり、図8で説明した凸条部と凹溝部との係合によってリールを回り止めするという構造を基本とし、その凸条部又は凹溝部の形状ないし構造を変更するだけの簡単な対策を講じるだけで、リールの回り止め作用に加えて、リボンの弛み防止作用をも発揮させることのできるインクリボンカートリッジを提供することを目的とする。
また、本発明は、リールの回り止めとリボンの弛み防止とを、当該インクリボンカートリッジを大形化せずに可能にすることのできるインクリボンカートリッジを提供することを目的とする。
本発明に係るインクリボンカートリッジは、ケースに具備された一対のリールホルダー部に各別に回転可能に収容されたリールの相互間に亘るインクリボンが、上記ケースの一対の上記リールホルダーの相互間に備わっている開口部に臨み、上記リールホルダー部に、上記リールの軸方向での正逆移動によって係脱される凹溝部と凸条部との2つの要素を備える回り止め機構の一方側要素が備わり、かつ、そのリールホルダー部に収容された上記リールにその回り止め機構の他方側要素が備わっていて、それらの凹溝部と凸条部とを係合させる上記軸方向に上記リールが弾発付勢されている。そして、上記回り止め機構の凹溝部又は凸条部のうちの少なくとも一方に、上記リールの軸方向での正方向移動によってそれらが離脱位置から係合位置に相対移動するときに、上記凹溝部又は凸条部のうちの他方を摺動させて上記開口部に臨んでいるリボンを緊張させる方向にそのリールを回転させる送りガイド面が備わっている。
この構成において、回り止め機構の一方側要素が凸条部であり、他方側要素が凹溝部である場合を例として作用を説明すると、リールが弾発付勢されてリール側の凹溝部がリールホルダー部側の凸条部に係合している状態では、凹溝部と凸条部との係合によってリールが回り止めされている。また、リールが弾発付勢に抗して軸方向での逆方向に移動すると、凹溝部と凸条部とが離脱して回り止め作用が解除されてリールの回転が許容される。さらに、弾発付勢によるリールの軸方向での正方向移動によって凹溝部が凸条部に対する離脱位置から係合位置に移動すると、凸条部の送りガイド面が凹溝部を摺動させてケースの開口部に臨んでいるリボンを緊張させる方向にリールを回転させ、このときのリールの回転によってリボンの弛みが解消される。回り止め機構の一方側要素が凹溝部であり、他方側要素が凸条部である場合にも同様に作用する。
また、回り止め機構の2つの要素がリールの軸方向での正逆移動によって係脱される凸条部と凹溝部とによって形成されているので、回り止め機構が存在するために当該インクリボンカートリッジが大形化するという事態が起こらない。
本発明では、一対のリールホルダー部のそれぞれに上記回り止め機構の一方側要素が備わり、それらのリールホルダー部に収容されているリールのそれぞれに上記回り止め機構の他方側要素が備わっていることが望ましい。これによれば、弾発付勢によるそれぞれのリールの軸方向での正方向移動によって、一対のリールホルダー部の収容されているそれぞれのリールが反対向きに回転してリボンの弛みを解消するので、それぞれのリールき回転量を少なく抑えてもリボンの弛みを解消する作用が顕著に発揮されるようになる。
本発明では、上記他方側要素が、上記リールの回転軸線周りの複数箇所に等角度おきに備わっているのに対し、上記一方側要素が、リールホルダー部の一箇所に備わっていることが望ましい。これによれば、リールがその周方向のどの位置に回転していても、リールの回り止めとリボンの弛み防止とが円滑に行われる。
本発明では、上記他方側要素が上記リールの端部に設けられた凹溝部でなり、上記一方側要素が上記リールホルダーの一箇所に設けられた凸条部でなる、という構成を採用することが可能である。
本発明では、ケースに具備された一対のリールホルダー部に各別に回転可能に収容されたリボン巻取り繰出し用のリールの相互間に亘るインクリボンが、上記ケースの一対の上記リールホルダーの相互間に備わっている開口部に臨み、上記リールホルダー部に、上記リールの軸方向での正逆移動によって係脱される凹溝部と凸条部との2つの要素を備える回り止め機構の一方側要素が備わり、かつ、そのリールホルダー部に収容された上記リールにその回り止め機構の他方側要素が備わっていて、それらの凹溝部と凸条部とを係合させる上記軸方向に上記リールが弾発付勢されているインクリボンカートリッジにおいて、上記一方側要素としての凸条部が、上記リールホルダー部に設けられて上記リールの一端部を回転自在に支える側板部の内面の1箇所に備わり、かつ、上記他方側要素としての凹溝部が、上記リールの一端部の周囲の等角度おきの複数箇所に備わっていると共に、上記凸条部に、上記リールの軸方向での正方向移動によって上記凹溝部が上記凸条部に対する離脱位置から係合位置に相対移動するときに、上記凹溝部を摺動させて上記開口部に臨んでいるリボンを緊張させる方向にそのリールを回転させる送りガイド面が備わっている、という構成を採用することも可能である。
以上のように、本発明によれば、凸条部と凹溝部との係合によってリールを回り止めするという図8で説明した構造を基本としていて、その凸条部又は凹溝部の形状ないし構造を変更するだけの簡単な対策を講じるだけで、リールの回り止め作用に加えて、リボンの弛み防止作用をも発揮させることができるので、新たに部品を追加することなく、また、当該インクリボンカートリッジの大形化を来すことなく、リールの回り止めとリボンの弛み防止を図ることが可能になる。
図1は本発明に係るインクリボンカートリッジの側面図、図2は図1のII−II線に沿う横断平面図、図3は図2のIII−III線に沿う部分の概略拡大断面図、図4はプリンタに装着した状態でのインクリボンカートリッジの要部を示した概略横断平面図、図5は図4のV−V線に沿う部分の概略拡大断面図、図6は作用を説明するための要部の概略横断平面図である。さらに、図7は変形例によるインクリボンカートリッジの作用を説明するための要部の概略横断平面図である。
図1又は図2に示したインクリボンカートリッジは、ケース10と2つで1組の前後のリール50,60とを備えている。ケース10は前後に間隔を隔てて位置する中空円筒状の前側リールホルダー部20と後側リールホルダー部30とを備えていると共に、それらのリールホルダー部20,30の左右の端部同士が枠体40,40によって連結された構成になっていて、それらのリールホルダー部20,30と枠体40,40とによって略矩形の開口部41が形作られている。これに対し、同一の構成を備えた前後2つのリール50,60が、ケース10の前後一対のリールホルダー部20,30に各別に収容されていて、前側リールホルダー部20に収容されているリール(前側のリール)50と後側リールホルダー部30に収容されている(後側のリール)リール60との相互間に亘る幅広のインクリボン70が、前後の各リールホルダー部20,30に備わっているスリット状のリボン挿通孔21,31を通して上記開口部41に臨んでいる。
前側のリール50は、インクリボン70が巻き付けられた芯体51の両端に、インクリボン70の繰出し巻取りを案内する鍔部52,53を有していると共に、一方側の鍔部52から同心状に突出された側面視円形の略筒状のリール台受部54が、前側リールホルダー部20の片側端壁22に開設されている軸受孔23によって回転自在に受け止められ、他方側の鍔部53から同心状に突出された径小の軸部55が、前側リールホルダー部20の他側端壁24に開設されている軸受孔25によって回転自在に受け止められている。そして、軸部55に嵌合されて他方側の鍔部53と前側リールホルダー部20の他側端壁24との間に介在されたコイルばねでなるばね体56によってリール50が片側端壁22側に向かう軸方向に常時弾発付勢されている。
さらに、この前側リールホルダー部20には、リール50を回り止めするための回り止め機構80が備わっている。この回り止め機構80は、凸条部81とこの凸条部81に対して相対的に係脱される凹溝部85との2つの要素を備えている。図3又は図5のように、この実施形態では、回り止め機構80の一方側要素であるリブ状の凸条部81が、前側リールホルダー部20、さらに具体的には前側リールホルダー部20の片側端壁22の1箇所に内向きに突設されているのに対し、他方側要素である凹溝部85が、リール50の一方側の鍔部52に外向きに突設されていて、しかも、複数の凹溝部85をリール50に対して同心円環状に等角度おきに配列することによって凹溝部列86を形成させている。加えて、図6に示したように、上記凸条部81には、リール50の軸線Lに対して角度θだけ傾いた平坦な送りガイド面82が備わっていて、リール50の軸方向での正方向移動(矢印a)によって凹溝部85が凸条部81に対する離脱位置から係合位置に相対移動するときに、その送りガイド面82が凹溝部85を矢印Sのように斜め方向に摺動させてリール50を矢印Rのように回転させ得るようになっている。そして、送りガイド面82の傾斜方向は、リール50の回転方向が、ケース10の開口部41に臨んでいるリボン70を緊張させる方向に一致するように定められている。このときのリール50の回転角度は、送りガイド面82の傾斜角度θを大きくすると大きくなり、小さくすると小さくなる。
後側のリール60も上記した前側のリール50と同様の構成を有し、また、後側リールホルダー部30には上記と同様の構成を有する回り止め機構90が備わっていて、後側のリール60や回り止め機構90が上記した前側のリール50や回り止め機構80と同様の作用を行うようになっている。なお、61は芯体、62,63は鍔部、64はリール台受部、65は軸部、66はばね体56、32は後側リールホルダー部30の片側端壁、33はその軸受孔、34は後側リールホルダー部30の他側端壁、35はその軸受孔25、91は回り止め機構90の凸条部、95は凹溝部、96は凹溝部列を、それぞれ示している。
以上の構成を備えたインクリボンカートリッジにおいて、プリンタに装着していない初期状態では、図2のように前後のリール50,61がばね体56,66により弾発付勢されて前後の各リールホルダー部20,30の片側端壁22,32側に押されている。そのため、前側のリール50については、図3又は図6の仮想線で示したように、凹溝部例86のいずれか1つの凹溝部85が凸条部81に嵌合してリール50の回転方向で係合し、これによってリール50が回り止めされている。後側のリール60についても同様の状況になっていて、そのリール60も初期状態では回り止め機構90の作用によって回り止めされている。
インクカートリッジをプリンタに装着した状態では、ケース10がプリンタに対して位置決めされる(この位置決め機構については図示省略してある)。また、図4又は図5のように、プリンタ側に設けられている前側のリール台100が、前側のリール50のリール受台54に連結されていると共に、そのリール50を押し付けることによりばね体56の付勢に抗して軸方向で逆方向移動(矢印b)させ、それによってリール50を他側端壁24側に向けて後退させている。後側のリール60については、プリンタ側に設けられている後側のリール台(不図示)が対応して上記と同様の作用を行っている。したがって、このリール60も他側端壁34側に向けて後退している。このように、前後のリール50,60が後退している状態では、回り止め機構80,90の凹溝部85,95が凸条部81,91に対して離脱位置に位置している。図5又は図6には、回り止め機構80の凹溝部85が凸条部81に対して離脱位置に位置している状態を実線で示している。そのため、前後のリール50,60が共に回転自在になっており、それらのリール50,60の相互間でリボン70を巻取り繰出し可能である。
次に、プリンタに装着しているインクリボンカートリッジを取り外した場合、前側のリール50については、リール50に対するプリンタ側のリール台100による押付け状態が解除されるので、リール50がばね体56の付勢によって片側端壁22に向けて軸方向で正方向移動して図2や図6の仮想線で示した初期状態に復帰する。こうしてリール50が初期状態に復帰するときには、リール50の軸方向での正方向移動(矢印a)によって凹溝部85が凸条部81に対する離脱位置から係合位置に相対移動し、そのときに凸条部81の送りガイド面82が凹溝部85を矢印Sのように斜め方向に摺動させてリール50を矢印Rのように回転させる。後側のリール60や回り止め機構90についても同様の作用が行われる。そのため、前後のリール50,60の反対向きの回転によって、ケース10の開口部41に臨んでいるリボン70が緊張してそのリボン70に生じている弛みが解消される。したがって、インクリボンカートリッジを再度プリンタに装着するときに、リボン70が何かの部材(メカ部材など)に引掛かって損傷するという自体が起こりにくい。
本発明に係るインクリボンカートリッジの構成は上記実施形態で説明したものに限定されない。たとえば、回り止め機構の一方側要素を凹溝部としてそれをリールホルダー部側に具備させ、他方側要素を凸条部としてそれをリール側に具備させてもよい。この事例を図7に示してある。すなわち、図7において、回り止め機構80は、その一方側要素である凹溝部85が、片側端壁22の形成した2つのリブ85aによって形成されているのに対し、他方側要素である凸条部81が、リール50の一方側の鍔部52に突設されていて、しかも、複数の凸条部81をリール50に対して同心円環状に等角度おきに配列することによって凸条部列83を形成させている。そして、凸条部81に、リール50の軸線Lに対して角度θだけ傾いた平坦な送りガイド面82を具備させてあり、リール50の軸方向での正方向移動(矢印a)によって凸条部81が凹溝部85に対する離脱位置から係合位置に相対移動するときに、その送りガイド面82が凹溝部85を矢印Sのように斜め方向に相対的に摺動させてリール50を矢印Rのように回転させ、リボン70を緊張させるようにしてある。なお、図7には前側のリール50とその回り止め機構80とを示しているけれども、後側のリールとその回り止め機構についても同様である。
本発明に係るインクリボンカートリッジの側面図である。 図1のII−II線に沿う横断平面図である。 図2のIII−III線に沿う部分の概略拡大断面図である。 プリンタに装着した状態でのインクリボンカートリッジの要部を示した概略横断平面図である。 図4のV−V線に沿う部分の概略拡大断面図である。 作用を説明するための要部の概略横断平面図である。 変形例によるインクリボンカートリッジの作用を説明するための要部の概略横断平面図である。 従来例としてのインクリボンカートリッジの要部を示した概略横断平面図である。
符号の説明
10 ケース
20 前側リールホルダー部
22,32 片側端壁(側板部)
30 後側リールホルダー部
41 開口部
50,60 リール
70 インクリボン
80,90 回り止め機構
81,91 凸条部
82 送りガイド面
85,95 凹溝部

Claims (5)

  1. ケースに具備された一対のリールホルダー部に各別に回転可能に収容されたリールの相互間に亘るインクリボンが、上記ケースの一対の上記リールホルダーの相互間に備わっている開口部に臨み、上記リールホルダー部に、上記リールの軸方向での正逆移動によって係脱される凹溝部と凸条部との2つの要素を備える回り止め機構の一方側要素が備わり、かつ、そのリールホルダー部に収容された上記リールにその回り止め機構の他方側要素が備わっていて、それらの凹溝部と凸条部とを係合させる上記軸方向に上記リールが弾発付勢されているインクリボンカートリッジにおいて、
    上記一方側要素としての凸条部が、上記リールホルダー部に設けられて上記リールの一端部を回転自在に支える側板部の内面の1箇所に備わり、かつ、上記他方側要素としての凹溝部が、上記リールの一端部の周囲の等角度おきの複数箇所に備わっていると共に、上記凸条部に、上記リールの軸方向での正方向移動によって上記凹溝部が上記凸条部に対する離脱位置から係合位置に相対移動するときに、上記凹溝部を摺動させて上記開口部に臨んでいるリボンを緊張させる方向にそのリールを回転させる送りガイド面が備わっていることを特徴とするインクリボンカートリッジ。
  2. ケースに具備された一対のリールホルダー部に各別に回転可能に収容されたリールの相互間に亘るインクリボンが、上記ケースの一対の上記リールホルダーの相互間に備わっている開口部に臨み、上記リールホルダー部に、上記リールの軸方向での正逆移動によって係脱される凹溝部と凸条部との2つの要素を備える回り止め機構の一方側要素が備わり、かつ、そのリールホルダー部に収容された上記リールにその回り止め機構の他方側要素が備わっていて、それらの凹溝部と凸条部とを係合させる上記軸方向に上記リールが弾発付勢されているインクリボンカートリッジにおいて、
    上記回り止め機構の凹溝部又は凸条部のうちの少なくとも一方に、上記リールの軸方向での正方向移動によってそれらが離脱位置から係合位置に相対移動するときに、上記凹溝部又は凸条部のうちの他方を摺動させて上記開口部に臨んでいるリボンを緊張させる方向にそのリールを回転させる送りガイド面が備わっていることを特徴とするインクリボンカートリッジ。
  3. 一対のリールホルダー部のそれぞれに上記回り止め機構の一方側要素が備わり、それらのリールホルダー部に収容されているリールのそれぞれに上記回り止め機構の他方側要素が備わっている請求項2に記載したインクリボンカートリッジ。
  4. 上記他方側要素が、上記リールの回転軸線周りの複数箇所に等角度おきに備わっているのに対し、上記一方側要素が、リールホルダー部の一箇所に備わっている請求項2又は請求項3のいずれか1項に記載したインクリボンカートリッジ。
  5. 上記他方側要素が上記リールの端部に設けられた凹溝部でなり、上記一方側要素が上記リールホルダーの一箇所に設けられた凸条部でなる請求項4に記載したイクリボンカートリッジ。
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