JPH085239B2 - 転写紙および記録紙収納カートリッジ - Google Patents

転写紙および記録紙収納カートリッジ

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JPH085239B2
JPH085239B2 JP62280794A JP28079487A JPH085239B2 JP H085239 B2 JPH085239 B2 JP H085239B2 JP 62280794 A JP62280794 A JP 62280794A JP 28079487 A JP28079487 A JP 28079487A JP H085239 B2 JPH085239 B2 JP H085239B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は転写紙を介してサーマルヘッドにて記録する
熱転写型記録装置に適用し得る転写紙および記録紙収納
カートリッジに関する。
(従来の技術) 近年、コンピュータ・グラフィックスなどのハードコ
ピー装置として機構が簡単でかつ記録速度が速く、しか
も取扱いが容易などの種々の理由により熱転写型記録
(印刷)装置が多く利用されていることは周知のことで
ある。
この種記録装置は、例えばDCモータおよびパルスモー
タなどで回転駆動されるプラテンローラとサーマルヘッ
ドとの間に転写紙を介して記録紙を圧接することによ
り、記録紙に所定の情報を記録するようになっている。
またサーマルヘッドは主としてライン型であり、プラ
テンローラおよび記録紙の幅方向に複数個の発熱体を1
列に配置した発熱体群によって構成されており、それぞ
れの発熱体に流れる電流を適宜制御して1ライン分の点
を記録した後、プラテンローラを回転して次の1ライン
分の記録を行ない、これを順次繰り返して所望の文字・
図形などのカラー画像情報を記録紙にライン順次に記録
するものである。
一方、転写紙は、ベースフイルム上に例えば、イエロ
ー(Y)、マゼンダ(M)、およびシアン(C)の3色
の色インクを所定のパターンにてダンダラ塗りしたもの
を使用して、まず、第1番目の色インクと記録紙とを所
定位置関係に機械的に設定し両者を接合させて転写記録
を行ない、この第1番目の色の転写が終了した後、転写
紙を送って第2番目の色と記録紙とを所定の位置関係に
設定して再び転写記録を行ない、以下同様にしてこの動
作を繰り返すことによって所望のカラー印刷が完了する
ものである。
そして、この種記録装置は転写記録を行なう度に転写
紙のインクが消費されるため、必要に応じて転写紙の交
換を行なう必要がある。また記録紙が消費されることに
より、適宜な時にこれを補給しなければならない。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、このような転写紙の交換および記録紙の補
給をスムースに行なうために、転写紙を収納する転写紙
収納部と、記録紙を収納する記録紙収納部とを一体化し
た転写紙カートリッジが先に提案されている。
即ち、このようなカートリッジは記録紙の補給時また
は転写紙の交換時に他方の消費具合を同時にチェック
し、他方の消費がかなりすすんでいればそれを予め用意
しておくことにより、その交換作業は比較的スムースに
行なわれ、記録紙または転写紙が手元に無いといった不
具合を避けることができるようにするものである。
しかし、転写紙収納部と記録紙収納部とが一体になっ
ている上記カートリッジは、それだけ大型なものであ
り、転写紙の交換および記録紙の補給に際して、この転
写紙カートリッジを記録装置本体に着脱するにはそれだ
け力を必要とし、かつ作業性がそれだけ低下する。
ところで、これまでのカートリッジは記録紙をカート
リッジの上面側を開口した記録紙収納部内に上方より補
充するように構成してある。従って、このカートリッジ
が不使用時には、記録紙に指紋が付着するなどこれが損
傷するばかりか、記録装置に装着した際には、記録装置
の給紙ローラがカートリッジの記録紙の上から動作して
この記録紙を水平移動させる如くそのままプラテンロー
ラ上に供給するようになつているため、記録紙の給紙ロ
ーラ作用面がそのまま記録面となってしまう。このた
め、指紋および給紙ローラによって汚染された記録紙の
記録面に転写紙を介して記録しても、記録ムラなどが発
生して良好な記録が行なえないなどの問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記した従来の問題点に鑑みてなされたもの
であり、記録装置に挿入される挿入側の先端部に転写紙
を巻取る巻取ロールおよび転写紙を供給する供給ロール
とをそれぞれ配置した転写紙収納部と、この転写紙収納
部の後方側に記録紙を収納する記録紙収納部とを一体的
に構成した転写紙および記録紙収納カートリッジであっ
て、前記巻取ロールを前記装置の搬送機構によってカー
トリッジ本体の上面側より離脱可能に配置する一方、前
記記録紙収納部に前記記録紙が補充できるようカートリ
ッジ下面側を開口部とすると共に、この開口部の後方の
一部を覆う回動可能な蓋体を設け、この蓋体と前記開口
部内に配置された可動板とで収納された前記記録紙を保
持するよう構成してなり、前記カートリッジが前記装置
に装着された際には、前記記録紙が装置の給紙ローラ上
に配置されることにより、前記記録紙を前記カートリッ
ジの下面よりプラテンローラ上に搬送されるように構成
したことを特徴とする転写紙および記録紙収納カートリ
ッジを提供するものである。
(実 施 例) 第1図は本発明になる転写紙および記録紙収納カート
リッジの好適な一実施例を示し、同図(A)は底面図、
同図(B)は図(A)の右側面図、同図(C)は図
(A)中Ic−Ic線に沿う断面図、第2図は第1図に示す
本発明構成の転写紙および記録紙収納カートリッジを理
解するための記録装置との基本的な関係を示す概念図で
ある。
各図中、本発明の転写紙および記録紙収納カートリッ
ジ(以下、単にカートリッジという。)Aは基本的には
転写紙6を巻回した巻取ロール4、供給ロール5をそれ
ぞれ回転自在に収納する先方側の転写紙収納部2と、こ
の転写紙収納部2の後方に配置された記録紙収納部3と
を一体化して構成したカートリッジ本体1によりその主
体部が形成されているものである。
そして、このカートリッジAは記録紙収納部3側を把
持して転写紙収納部2側を先導端として後述する記録装
置40に記録紙が下側となるように水平状態で装着される
と、第2図に示すように、装置のプラテンローラ44と同
軸上のレバー461,462(462は第11図示)がその先端切欠
部46aに巻取ロール4を係合した状態で記録紙収納部3
と反対側に回動することにより、この巻取ロール4はカ
ートリッジAより離脱されて転写紙6をプラテンローラ
44上を通過させた後、装置の歯車56,57などからなる巻
取駆動機構と接続されて巻取り方向に回転駆動されるも
のである。
ここで、第1図によって本発明のカートリッジの具体
的な構成を説明する。
上記した如く挿入方向側の先端部の転写紙収納部2
と、その後方に記録紙収納部3とを一体構成したカート
リッジ本体1の上記転写紙収納部2は、先方を開口して
相対向する一対の腕部2a,2bからなるコ字状の枠体と
し、一方これと連設している記録紙収納部3は箱型の筐
体としてある。そして、この記録紙収納部3はカートリ
ッジ本体1の底面1a側より記録紙が補給できるように下
部が開口部3aとしてある。
また、カートリッジ本体1の両側面1c,1d上には挿入
方向に延在するガイド部となる一対のリブ20,21がそれ
ぞれ突出形成され、かつ両リブ20,21は厚さ(幅)W方
向に偏倚してあることにより、このカートリッジAが装
置に正しい方向から正確に装着される場合には、両リブ
20,21は装置の溝に確実に嵌合してこれの進入が許容さ
れ、後端部のT字状のストッパ20a,21aが装置の溝端部
に当接して位置規制がなされる。この時、カートリッジ
Aの後端面と装置の前面パネルとは略面一状態となるよ
うにストッパの位置を適宜設定してある。また、このカ
ートリッジAを装置に上下反対に挿入しようとした場合
には、偏倚したリブ20,21により挿入操作を阻止するよ
うになっている。
転写紙収納部2の腕部2a,2b内には、開口側より転写
紙6を巻回した巻取ロール4,供給ロール5が回転自在と
なるように所定の間隔を保って順次支持されている。両
ロール4,5の中心軸間は所定の距離Pが確保されている
ため、転写紙6が互いに接するようなことはない。但
し、このような条件を満足する範囲において、Pは最小
値のものであるように設定されている。
一方の巻取ロール4はカートリッジ本体1の上面1b側
から装着されるのに対して、供給ロール5は底面1a側か
ら装着されるようにしてある。
これは、上記した如く装置内に記録紙側を下にして挿
入されるカートリッジ本体1の上面1b側から巻取ロール
4が効果的に離脱するための機能として考慮されたもの
である。
巻取ロール4(または供給ロール5)は第3図に示す
ように、金属,プラスチック,紙などから形成された円
筒状(パイプ)からなる所定長L1のコア7に、これより
小なる幅L2のポリエステルフィルムベース上に熱溶融性
インクまたは熱昇華性インクを例えば、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、およびシアン(C)さらには
必要に応じてブラック(B)を所定のパターンにて面順
次で多数コマ塗布した転写紙6を用い、そのインク面が
コア7の内面側となるように巻回してある。この巻回に
よりインク面は塵埃や指紋などの付着を防止し得る。
転写紙6の長手方向側の一縁部にはY,M,Cの各色イン
クの記録開始の位置出しをするための黒のマーク6a,6b,
6cがそれぞれ形成されると共に、他縁部側には印刷開始
色である第1番目の色Yのみの位置出しのための黒のマ
ーク6dが形成されている。
上記コア7の両端部は外方に傾斜して拡開した所定の
深さlの割溝7aがそれぞれ形成してある。割溝7aの深さ
lは、L1−L2/2>lとすることにより、両側に存在する
余裕寸法l1は装置のレバー(461,462)が進入する係止
領域となり、そして転写紙6の両縁部が割溝7aに掛らな
いようにすることにより、転写紙6がコア7上に均一に
巻回されてシワが発生することがなく、安定した階調の
高品質の記録を行ない得ると共に、転写紙6の破損をも
防止し得る。上記割溝7aは拡開により後述する装置のカ
プラ部(581,582)とスムースに結合するために機能す
ると共に、コア7が供給側に位置した場合には後述する
イジェクト時の転写紙の弛みを吸収するためにも機能す
るものである。なお、コア7の両端部の内径は所定の面
取り7bが施されており、操作性の向上を図っている。
また、上記コア7は少なくとも両端部を円筒形として
おけば転写紙6を巻回する部分の形状は特に問わない。
また更に、コア7を巻取ロール4と供給ロール5とで共
用の形状にしておけば、転写紙6が全て巻取側に移動し
た使用完了時においても、空となった供給側のコア7を
巻取側にセットし直せば再度ムダなく利用し得る。さら
に、コア7は第4図に示すように、転写紙6の幅に対応
した位置の両側にフランジ8,8を形成することにより、
巻取り時、転写紙6の蛇行を矯正し得る。
ここで、上記した形状のコア7に転写紙6を巻回した
巻取ロール4および供給ロール5の取付けを転写紙収納
部2の構成と併せて第5図乃至第7図を参照しながら説
明する。
第1図(A)(C)および第5図,第7図に示すよう
に、転写紙収納部2を構成する一対の腕部2a,2bの内面
側には、先方の巻取ロール4を挿入するための相対向す
る一対の案内溝9a,9bがカートリッジ本体1の上面1b側
より形成される、一方、後方の供給ロール5を挿入する
ための相対向する一対の案内溝10a,10bがカートリッジ
本体1の下面1a側よりそれぞれ形成してある。なお、一
方の巻取側の案内溝9a,9bの形状は後述する装置のレバ
ーによって巻取ロール4が円滑に取り出されるようレバ
ーの回動軌跡に合せて所定の円弧としてある。
そして、巻取ロール4は第5図(A)に示すように、
コア7の両端を上記各案内溝9a,9b内に挿入することに
より、端部が腕部2a(2b)にねじ11にて固定された片持
ち状態の板ばね12を撓ませつつ移動して所定位置まで到
達すると、同図(B)に示すように板ばね12の軸受部と
なる環状の突起部12aとコア7の端部が嵌合し、板ばね1
2は弾性復帰力により復帰する。この嵌合により巻取ロ
ール4はそのコア7が両側より板ばね12により弾性的に
支持される。従って、上記したカートリッジ本体1の記
録紙収納部3内に記録紙を充填する時、巻取ロール4が
下側に位置するものの、板ばね12の弾性作用によって脱
落するようなことはなく、またこの板ばね12の弾性力は
後述する装置のレバー461,462の回動力よりは弱くなっ
ている。
一方、供給ローラ5は腕部2a,2bの案内溝10a,10bにカ
ートリッジ本体1の下面1a側(記録紙収納方向)から挿
入されるものであるが、一方の腕部2a側の案内溝10a内
には第6図に示す如くの伝達歯車13が軸14に回転自在に
取付けられている。伝達歯車13の供給ローラ5側内面に
は、上記コア7の外径および割溝7aと嵌合する突起部15
1,152を備えたカプラ部16が形成され、またその背面と
腕部2aとの間には円錐状のコイルばね17が付勢されて伝
達歯車13を常時Q1方向に押圧している。
ここで、転写紙6を巻回した供給ローラ5は上記案内
溝10a,10bより挿入され、第7図(A)に示すように、
まずコア7の一方の端部と伝達歯車13のカプラ部16とを
嵌合させ、これをコイルばね17の力に抗して撓ませてQ2
方向に移動させる。そして、同図(B)に示すように、
コア7の他端部を腕部2bの案内溝10b内にねじ18にて固
定された、例えばポリアセタール系の樹脂からなる耐摩
耗性の高い固定軸受19に外嵌させることにより、供給ロ
ーラ5は両腕部2a,2b間でセンタリングされて弾性的に
支持されると同時に、コイルばね17の軸線方向(Q1
向)の押圧力により案内溝内より容易に脱落するような
ことはなく、しかもこのコイルばね17の押圧力は、コイ
ルばね17と伝達歯車13との間に所定の摩擦力μを付与
すると同時に、供給ローラ5と固定軸受19との間に所定
の摩擦力μを同時に発生させるため、後述する装置の
転写紙6の頭出し時のオーバーランの防止および記録中
の転写紙のシワの発生を防止して高品質の記録を保証し
得る。
このようにして転写紙収納部2内に支持された各ロー
ル4,5の最大巻径は、カートリッジ本体1の幅Wより突
出しないように設定されている。
ここで、記録紙収納部3の構成を再び第1図を用いて
説明する。
下面1aを矩形状の開口部3aとした記録紙収納部3の後
端部には、下面1a側に向けた凹状の把持部22が形成して
ある。そして、開口部3a内には、転写部6の幅より若干
大なる幅の記録紙25を規制した状態で収納するようプレ
ス成形などで形成された左右一対の記録紙ガイド部材2
3,24が固定されている。なお、26,27は記録紙ガイド部
材23,24の後端の延長線上に位置する規制リブである。
これらリブ26,27と上記ストッパ20a,21aとは協働してカ
ートリッジ本体1の補強も兼ねている。
両記録紙ガイド部材23,24の転写紙収納部2側の先端
部は、第8図に一方のみを拡大して示すように、L字状
に屈曲した前方規制片23a(24a)と、この規制片23a(2
4a)の開口側上端部に記録紙25の前端部を係止する分離
爪23b(24b)とが一体形成されている。分離爪23b(24
b)は斜線で示した部分が研磨仕上げによりバリが除去
されており、第1図(C)に示すようにカートリッジ本
体1の底面1aに対して上方傾斜したαなる傾斜角度をな
す。分離爪の上記仕上げおよび傾斜角度により記録紙の
装置への供給が容易となる。
そして、両記録紙ガイド部材23,24内側には、これの
後端部と上記規制リブ26,27との間にて開口部3aの底板2
8に近接した位置に回動支点29,30を有する可動底板31が
配置されている。さらにこの可動底板31はこれより植設
したガイドピン32と底板28の凹部28aとの間に加圧ばね
として作用する円錐ばね33が架設されることにより、底
板28上に載置された複数枚の記録紙25を分離爪23b,24b
との間で弾性的に係止する。このようなばねの取付けに
よりこの円錐ばね33は脱落防止と異音の発生が防止さ
れ、かつ周知の如くその密着高さはばねの線形と等しく
なるため、記録紙25はカートリッジ本体1の厚さにでき
るだけ近い高さ量だけ多数収納することができる。そこ
で、この記録紙収納部3に収納された記録紙25の枚数
を、上記第3図に示した転写紙6のインクのコマ数と予
め一致させておくことにより、記録紙25の消費と同時に
転写紙6が全て消費されてその取扱いが極めて良好とな
り、例えば使い捨てカートリッジとすることもできる。
なお、単色記録の場合と、カラー記録の場合とでは異な
り、例えばカラー記録の場合にはY,M,Cの3色またはY,
M,C,Bの4色を含めて1コマ分と考える必要がある。
なお、34は開口部3aの後部に設けられた回動支点35,3
6を中心として回動する蓋体であり、これは開口部3aの
後半分を覆う。この蓋体34の先端部より基部がR状のス
リットを介して両側に突出した弾性変形可能な係止爪34
a,34aは、第9図に拡大して示すように、カートリッジ
本体1に形成した切欠部37内に弾性変形によって嵌入す
ることにより、蓋体34が閉蓋状態でロックされ、記録紙
25は不用意に脱落するようなことはない。
第1図(A)(C)中、可動板31の前方中央の上面に
は、後述する装置の給紙ローラが圧接する位置に対応し
て、例えばコルクのような摩擦シート38が貼着されてお
り、記録紙25の重ね送りを防止すると共に、記録紙25を
最後の1枚まで無駄なく確実に供給できるようになって
いる。
摩擦シート38の摩擦係数は次の関係から選定される。
即ち、給紙ローラと記録紙との摩擦力をa,記録紙と摩擦
シートとの摩擦力をb、そして記録紙どおしの摩擦力を
cとすると、a>b>cなる関係より、加圧ばねである
円錐ばね33のばね定数を適宜設定する。これらの関係と
相俟って上記分離爪23b,24bの傾斜各αを5゜〜15゜上
向きに均等に傾斜させることにより、給紙ローラの駆動
力が少ない場合であっても記録紙25の分離を可能にして
いる。そして、記録紙25は後述する記録装置に供給され
た場合には、給紙ローラと当接しない反対側が記録面と
して使用されるため、記録紙25と給紙ローラとの滑りに
などよる記録紙の損傷は記録面には及ぶようなことはな
く、これに伴って、最上部に露出している記録紙(第1
番目に供給される記録紙)の記録紙面塵埃および指紋の
付着なども当然回避されるため、高品質な記録を行ない
得る。
また、可動板31の前方には底板28に通じる長孔39が形
成されている。このカートリッジAが装置に挿入され、
記録紙25が全て消費されると、この長孔39と対応した位
置に配置された装置の反射型センサが記録紙25の反射を
検出することが不可能となるため、装置は停止状態とな
って前面パネルの給紙表示ランプなどが点滅する。
なお、長孔39の下はカートリッジ本体1であるので、
カートリッジ本体1の材質によっては無反射処理を行な
う必要が有るが、例えばカートリッジ本体1が黒色プラ
スチック材である場合はこの処理を行なう必要は無いこ
とは勿論である。
次に上記した構成のカートリッジAを適用し得る記録
装置の構成について、上記第2図および第10図,第11図
を参照しながら具体的に説明する。
第1図に示した本発明構成のカートリッジAは、第10
図に示す記録装置40の前面パネル42に形成された挿入口
41より挿入されるものであり、その挿入に際しては上記
したように、記録紙25が補給される底面1a側を下にした
状態で、転写紙6を巻回した巻取ロール4と供給ロール
5とをそれぞれ収納した転写紙収納部2側を先導端とし
て挿入口41にD1方向より挿入すると、カートリッジ1の
ガイドとなるリブ20,21が案内溝43,43に案内されて円滑
な装着動作がなされる。そして、ストッパ20a,21aが案
内溝43の端部に当接して挿入完了位置に至ったカートリ
ッジAは、そのカートリッジ本体1の後端面が装置40の
前面パネル42の一部を構成する如く略面一状となる。な
お、41aは挿入口41の下部に形成された切欠部であり、
カートリッジAを離脱する際には、この切欠部41a内に
手を挿入すると、カートリッジ本体1の上記した凹部22
に掛るため、カートリッジAの取り出しが極めて容易と
なる。
ここで、仮にカートリッジAの上下面が逆の状態で挿
入操作された場合には、上記したようにリブ20,21がカ
ートリッジ本体1の幅方向に偏倚しているため、これら
のリブが装置40側の案内溝43,43の位置と一致しないた
め、挿入が阻止される。操作者はカートリッジAを目視
することなくその上下の判別が容易となる。
カートリッジAが装置40の所定の装着位置に到達する
と、上記リブ20の先端位置と対応した位置に配置された
スイッチSW1が押動され、その信号によって巻取ロール
4がカートリッジAより取出される。
即ち、カートリッジAの装置40への装着によって、巻
取ロール5のコア7の両端部は、軸51を備えたプラテン
ローラ44の両側に配置され、軸51と同心的かつ相対回転
可能な大歯車501,502と一体のレバー461,462の先端切欠
部46a内に嵌入される。{この状態を第2図,第11図お
よび第5図(A)に示す} そして、レバーモータ47は、その回転駆動によって、
その軸に固定された歯車48より中間歯車491を介して大
歯車501を減速駆動する。また、中間歯車491は迂回軸52
の他端に固定された他の中間歯車492を介して別の大歯
車502を同時駆動するようになっている。
従って、両大歯車501,502の回転により、レバー461,4
62は第11図では反時計方向、また第2図では時計方向に
回動し、先方の巻取ロール4を転写紙収納部2の案内溝
9a,9bの円弧形状に沿って離脱する。なお、このレバー4
61,462の回動過程中はその移動方向に配置されたサーマ
ルヘッド54は、レバーの動作に応じて実線で示す如くプ
ラテンローラ44より退避した位置に回動変位している。
そして、巻取ロール5を保持したレバー461,462が転写
紙6を供給ロール5より巻きほぐしつつプラテンローラ
44上を跨って二点鎖線で示す所定位置に達すると、レバ
ー461の突起46aがスイッチSW2を押動し、その信号によ
りレバーモータ47を停止させる。
そして、二点鎖線で示すセッテング位置に到来した巻
取ロール5には、巻取ローラ4の移動経路より退避して
いた軸承部材581,582がコア7に向って移動して、コア
7の割溝7aと突起部581a,582aとが嵌合する。一方の軸
承部材581の軸にはスライド歯車57が取付けられ、この
歯車57は歯車56を介してモータ55により回転駆動される
ことにより、転写紙6を巻取ロール4に巻取り、第1番
目の色インクYの頭出しを行なう。これは上記したよう
に、転写紙6に設けられたマーク6dを装置40の図示せぬ
センサが検出することにより行なわれるものである。こ
の転写紙6の頭出しの時、伝達歯車13に付勢された上記
コイルばね17の押圧力による摩擦力によって、供給ロー
ル5には適度な負荷(バックテンション)が作用し、転
写紙6の余分な巻き出しによる所謂オーバーランの防止
および記録中の転写紙のシワの発生を防止して高品質の
記録を行なうことができる。
このようにして転写紙6のローディングが完了する。
なお、この動作中、これまで実線の位置で変位していた
サーマルヘッド54は二点鎖線で示すようにプラテンロー
ラ44上に接近する。
一方、カートリッジAの記録紙収納部3内に収納され
た最下位の記録紙25は第12図に示すように、可動底板31
上の摩擦シート38と対応した位置に配置された装置の給
紙ローラ59の移動によって円錐ばね33の撓みによって弾
性的に当接する。そして、給紙ローラ59の反時計方向の
回転によって、上記したように記録紙25,給紙ローラ59
および摩擦シート38相互の摩擦力の関係により、最下位
の記録紙25が矢印方向に送り出されようとするものの、
記録紙25の先端が記録紙ガイド部材23,24の規則片23a,2
4aに阻止され、記録紙25は弾性的に撓む。そしてこの撓
んだ記録紙25はそれ自体の持つ弾性によって分離爪23b,
24bより外れ、それ以後は給紙ローラ59の回転により順
調に送り出され、給紙ローラ59との接触面がプラテンロ
ーラ側に位置するように、第11図に示すプラテンローラ
44上に供給される。
そして、図示せぬプランジャなどの動作機構によって
作動するサーマルヘッド54がプラテンローラ44上の所定
位置の記録紙25に転写紙6を介して押圧する。上記軸51
上の歯車60に中間歯車61を介してモータ62が駆動するこ
とにより、このプラテンローラ44が所定方向に回転し
(第11図中では反時計方向に回転)、この回転と同期し
てモータ55により巻取ロール4が同方向に送られ、サー
マルヘッド54の各発熱体に所定の電流が供給されて発熱
し、転写紙6のインクが記録紙25に転写されて所定の情
報の記録がライン順次になされる。
そこで、第1番目の色のインク(Y)の記録が完了す
ると、転写紙6が送られて今度は第2番目のインク
(M)をマーク6bにより記録紙と所定の位置関係に設定
して再び転写記録を行ない、以下同様にしてこの動作を
繰り返すことによって所望のカラー記録(印刷)などが
完了するものである。
そこで、例えば転写紙6のインクが完了して巻取ロー
ル4側に巻取られ、新しい転写紙に交換する必要がある
場合には、装置の40の図示せぬアンローディング用のス
イッチをオンするか、または装置が転写紙の終了を検知
すると、上記した逆の動作によりレバー461,462が第11
図では時計方向に、また第2図では反時計方向に回動
し、レバー461,462の先端の切欠部46aに保持されている
巻取ロール4は再びカートリッジAの転写紙収納部2内
に収納され、板ばね12に弾性的に保持される。
この上記レバーの復帰過程において、一方の大歯車50
2と常時噛合している歯車64と、カートリッジAの供給
側のロール5を駆動する伝達歯車13と噛合している歯車
53との間に配置されている進退自在な連結歯車63が、二
点鎖線で示す非噛合位置より実線で示す噛合位置に移動
し、大歯車502の回転力を歯車64→歯車63→歯車53へと
順次所定の速度で伝達し、歯車53と噛合している伝達歯
車13を回転し、レバーの復帰と同期しつつ供給ローラ5
を回転して転写紙6を巻き取る。
上記動作によりレバー461,462が初期位置に復帰した
際に、レバー461の突起部46aがスイッチSW3を押動し、
これによりレバーモータ47の回転を停止させる。連結歯
車63は上記動作以外の時は全て、二点鎖線で示す位置に
退避していて動力の伝達は行なわない。
そして、この後カートリッジAをD2方向に引き抜くこ
とによって、これを装置40より取り出して転写紙の交換
を行なうことができる。
この際、必要に応じて記録紙の補充を行なっても良
い。
なお、上記実施例において、巻取ロール4がレバーに
よって移送される例で説明したが、供給ロール5が移送
されるものであっても良い。但し、この場合には巻取ロ
ール4がカートリッジA内に保持されることになるか
ら、伝達歯車13もこれに合せて適宜配置しなければなら
ない。
ここで、本発明のカートリッジの第2の実施例を第13
図を参照しながら説明する。
本発明の構成のカートリッジBは、上記したカートリ
ッジAと基本的な構成は何ら変ることはなく、この実施
例においては記録紙収納部の把持部側の後端部を透明部
材にて2体構成したものである。
即ち、挿入用のリブ20,21を備えたカートリッジ本体6
5は、挿入側の先方に転写紙6を巻回する巻取ロール
4、および供給ロール5をそれぞれ収納し得る転写紙収
納部2と、その後方に記録紙収納部3とを一体形成して
ある。そして、記録紙25を載置すべく上記した可動底板
31などを内蔵した開口部3aの後壁部は切除されると共
に、この切除された部分に把持部22を形成した透明なア
クリルなどの取手部材66をねじ67で固定した2分割構造
としてある。従って、このカートリッジBを装置の所定
位置に装着した際には、装置の前面パネル側より記録紙
の残量を確認することができ使い勝手が良い。
更に、本発明のカートリッジの他の実施例を第14図,
第15図を参照して説明する。
第14図(A)は非挿入状態の底面図、同図(B)は側
面図、第15図は第14図に示すカートリッジの動作状態を
示し、同図(A)は底面図、同図(B)は側面図であ
る。
第14図に示すように、カートリッジCは上記第1図に
示したカートリッジAと基本的な構成は何等変ることは
なく、全体がカバーで覆われた構成としてあるため、以
下この点についてのみ説明する。
上記と同様に転写紙収納部2および記録紙収納部3を
備え、かつリブ20,21を形成したカートリッジCのカー
トリッジ本体70は、記録紙収納部3の開口部3aを封止し
得るE1,E2方向に摺動自在なカバー68が設けられ、一方
転写紙収納部2もその上面70b側は他のE1,E2方向に摺動
自在なカバー69にて封止し得る構成としてある。さらに
また、転写紙収納部2の挿入方向前方側から下面70a側
に亙って底板71が設けられることにより、このカートリ
ッジCは全体が封止された構造となっている。
記録紙収納部3の略下半分を覆う上記蓋体34と同様の
ガイド板72は、ねじ73にてカートリッジ本体70に固定さ
れている。そして、カバー68はガイド板72とカートリッ
ジ本体70との間に形成された溝79に案内されてE1,E2
向に摺動する。カバー68の両端部より突出する係止部68
a,68bと、カートリッジ本体70の転写紙収納部2側に設
けられた軸74,74との間にはコイルばね75,75が張架され
ることにより、カバー68は常時E1方向に引き寄せられ
て、開口部3aを封止している。従って、このカートリッ
ジCは不使用時、その記録紙収納部3がカバー68で完全
に覆われるため、内部の記録紙は汚染されることはなく
高品質な記録を行ない得る。
一方、転写紙収納部2を封止するカバー69は、カート
リッジ本体70の上面70b側にねじ76にて固定されたガイ
ド板77との間に形成された溝78内をE1,E2方向に摺動す
る。
そして、カバー69の先端の両端部より突出する係止部
69a,69bは、転写紙収納部2内のピン80を経由して同内
部のピン81間に張架されたコイルばね82により、カバー
69は常時E1方向に引き寄せられて転写紙収納部を封止し
ている。従って、記録紙および転写紙を汚染するような
ことはなく、良好な記録を行ない得る。
ここで、上記の如く構成されたカートリッジCを上記
第11図に示すような、装置40の挿入口41より転写紙収納
部2側を先導端としてD1方向に挿入すると、このカート
リッジCは幅方向に偏倚したリブ20,21の作用にて規制
された状態で正確に進入し、カバー68,カバー69の上記
した係止部68a,68b,69a,69bが、第15図(A)に示す如
く装置内のストッパ83の突起83a1,83b1(83a2,83b2)に
係止されることにより、各カバー68,69はそれぞれに張
架されたコイルばね75,82に抗して溝79,78内をE2方向に
移動し、転写紙収納部2および記録紙収納部3を解放す
る。このカバー解放と同じタイミングで、巻取ローラ4
とレバー461,462とが噛合し、かつ給紙ローラ5が開口
部3aより記録紙25に弾性的に当接し記録可能状態とな
る。なお、当然巻取ローラ4は上記と同様にプラテンロ
ーラ44に跨ってサーマルヘッド54側に移送されインクの
頭出しが行なわれている。
(発明の効果) 以上詳述した如く、本発明の転写紙および記録紙収納
カートリッジは、巻取ロールを記録装置の搬送機構によ
ってカートリッジ本体の上面側より離脱可能に配置する
一方、記録紙収納部のカートリッジ下面側を開口部とす
ると共に、この開口部の後方の一部を覆う回動可能な蓋
体を設け、この蓋体と開口部内に収納される記録紙をこ
のカートリッジの下面より補充すると共に、蓋体と可動
板とで収納された前記記録紙を保持できるよう構成した
ことにより、このカートリッジが記録装置に装着された
際には、記録紙が装置の給紙ローラ上に配置されること
により、この記録紙をカートリッジの下面よりプラテン
ローラ上に搬送されるため、記録紙の信号記録面が全く
汚染されるようなことはなく、記録ムラなどのない高品
質の記録が行なえ、しかもカートリッジ搬送時記録紙が
脱落するようなことがなく、取扱が極めて良好であるな
どの特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる転写紙および記録紙収納カートリ
ッジの好適な一実施例を示し、同図(A)は底面図、同
図(B)は図(A)の右側面図、同図(C)は図(A)
中Ic−Ic線に沿う断面図、第2図は第1図に示す本発明
構成の転写紙および記録紙収納カートリッジを理解する
ための記録装置との基本的な関係を示す概念図、第3図
はコアに転写紙を巻回した状態を示す転写紙ロールの外
観斜視図、第4図はコアの変形例を示す斜視図、第5図
(A)(B)は巻取ロールの取付け態様を示す一部一部
断面図、第6図は供給ロールの駆動部を示す一部拡大
図、第7図(A)(B)は供給ローラの取付け態様を示
す一部拡大図、第8図は分離爪の拡大図、第9図は蓋体
の係止状態を示す部分拡大図、第10図はカートリッジの
挿入状態を示す説明図、第11図は記録装置とカートリッ
ジとの関係を示す外観斜視図、第12図は給紙状態を示す
カートリッジの側面図、第13図はカートリッジの第2の
実施例を示す外観斜視図、第14図はカートリッジの第3
の実施例を示し、同図(A)は非挿入状態の底面図、同
図(B)は側面図、第15図は第14図に示すカートリッジ
の動作状態を示し、同図(A)は底面図、同図(B)は
側面図である。 1……カートリッジ本体、2……転写紙収納部、 2a,2b……腕部、3a……開口部、 3……記録紙収納部、4……巻取ロール、 5……供給ロール、6……転写紙、7……コア、 9,10……案内溝、12……板ばね、 13……伝達歯車、14……軸、16……カプラ部、 17……コイルばね、19……固定軸受、 20,21……リブ、20a,21a……ストッパ、 23,24……記録紙ガイド部材、 23b,24b……分離爪、25……記録紙、 31……可動底板、33……円錐ばね、34……蓋体、 38……摩擦シート、39……長孔、40……記録装置、 41……挿入口、42……前面パネル、43……案内溝、 44……プラテンローラ、461,462……レバー、 501,502……大歯車、 581,582……カプラ部、59……給紙ローラ、 66……把持部材、68,69……カバー、 75,82……コイルばね、 A,B,C……カートリッジ。
フロントページの続き (72)発明者 田中 英史 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 審査官 大仲 雅人 (56)参考文献 特開 昭59−42990(JP,A) 特開 昭60−151079(JP,A) 実開 昭62−97765(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録装置に挿入される挿入側の先端部に転
    写紙を巻取る巻取ロールおよび転写紙を供給する供給ロ
    ールをそれぞれ配置した転写紙収納部と、この転写紙収
    納部の後方に記録紙を収納する記録収納部とを一体的に
    構成した転写紙および記録紙収納カートリッジであっ
    て、 前記巻取ロールを前記装置の搬送機構によってカートリ
    ッジ本体の上面側より離脱可能に配置する一方、前記記
    録紙収納部内に前記記録紙が補充できるようカートリッ
    ジ下面側を開口部とすると共に、この開口部の後方の一
    部を覆う回動可能な蓋体を設け、この蓋体と前記開口部
    内に配置された可動板とで収納された前記記録紙を保持
    するよう構成してなり、前記カートリッジが前記装置に
    装着された際には、前記記録紙が装置の給紙ローラ上に
    配置されることにより、前記記録紙を前記カートリッジ
    の下面よりプラテンローラ上に搬送されるように構成し
    たことを特徴とする転写紙および記録紙収納カートリッ
    ジ。
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