JP6912428B2 - マルチカーエレベーター及びマルチカーエレベーター制御方法 - Google Patents

マルチカーエレベーター及びマルチカーエレベーター制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、マルチカーエレベーター及びマルチカーエレベーター制御方法に関する。
エレベーターの方式の1つとして、マルチカーエレベーターが従来から提案され、開発されている。マルチカーエレベーターは、昇降路内に配置した複数のかごが、個別に昇降路内を走行(昇降)するものである。マルチカーエレベーターには、様々な方式のものが存在し、釣り合い方式、自走方式、ツイン方式などがある。
これらの方式の内で、釣り合い方式のマルチカーエレベーターは、上り専用の昇降路と下り専用の昇降路を併設して、かごを循環移動させるものであり、通常のエレベーターの2基分の昇降路内で、4台や6台などの多数のかごを運行させるものである。このような釣り合い方式の循環型マルチカーエレベーターによると、エレベーターの昇降路面積あたりの輸送力を通常のエレベーターの数倍に向上させることができ、ビル内の空間を有効活用できると共に、ビル内移動の利便性を向上させることができる。
釣り合い方式のマルチカーエレベーターの詳細は後述する実施の形態で説明するが、簡単に述べると、1対(1組)の主ロープの釣り合った位置に2台のかごを接続し、その主ロープを2対、3対と増やして、かごの配置数を4台、6台と増やすものである。同じ対の主ロープに接続された2台のかごは、個別の駆動源で駆動され、連動して走行する。例えば一方のかごが上りの昇降路を走行する際に、他方のかごが下りの昇降路を走行する。
釣り合い方式以外の方式についても簡単に説明しておくと、自走方式のマルチカーエレベーターは、昇降路に配置された複数のかごが、それぞれリニアモータなどの個別の駆動源により自走する。ツイン方式のマルチカーエレベーターは、1つの昇降路に配置した2台のかごが、それぞれ別の主ロープにより駆動されて、個別に走行する。いずれの方式であっても、マルチカーエレベーターの場合、基本的にはそれぞれのかごは、昇降路内で他のかごを追い越すことはできない。但し、昇降路内で昇降位置から水平にかごを移動できる走行路を設けた場合には、かごの昇降路(走行路)内の順序が変わる場合もある。
マルチカーエレベーターで効率よく乗客を輸送するためには、ビル内の各階の乗降場で待っている乗客の人数などに応じて、複数のかごの走行状態を、最適に制御する必要がある。
特許文献1には、リニアモータでかごを駆動する自走方式のマルチカーエレベーターについての記載がある。この特許文献1に記載されたマルチカーエレベーターの場合、一部のかごを昇降路の昇降経路から外れた位置に水平移動させる技術が記載されている。
WO2016/126627号
ところで、エレベーターには、VIP専用運転と称される専用運転モードが用意されたものがある。VIP専用運転は、エレベーターを特定の乗客(いわゆるVIP)のために専用運転するモードであり、操作盤のボタン操作や、乗り場でのカード認証など設定される。VIP運転モードの設定中は、特定の乗客を、特定の出発階から指示された到着階まで直行で移動させる運転が行われ、一般の乗客の利用が抑止される。
ここで、マルチカーエレベーターでVIP専用運転を行うことを考えたとき、通常のエレベーターとは異なる制御処理が必要になる。例えば、釣り合い方式のマルチカーエレベーターの場合、昇降路として上り用の昇降路と下り用の昇降路とを配置して、上りの乗降口と下りの乗降口を分けた運用が行われる。
このようなマルチカーエレベーターにおいて、VIP専用運転を設定して、1台のかごを割り当て、VIPが乗車する階に配置したとしても、VIPが上方の階に移動する場合と下方の階に移動する場合とが考えられる。
一般的な1台のかごだけを備えたエレベーターの場合には、かご内の操作盤でのボタン操作で、1台のかごで上方への走行と下方への走行とのいずれの方向にも走行ができる。一方、走行する方向が決まっているマルチカーエレベーターで、VIPがいずれの方向(階)への移動を行うのか不明な場合には、従来と同様のかご割り当てでは、移動したい階と、乗車したかごが移動可能な走行方向とが一致しないケースが発生することがある。
本発明は、VIP運転用のかごの割り当てを適切に行うことができるマルチカーエレベーター及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、2つの昇降路に配置された複数のかごを、個別又は対ごとに走行させるマルチカーエレベーターに適用される。
そして、特定の階を乗り場としてかごを専用運転する指示を判定する受付部と、受付部が専用運転の指示を受け付けた場合に、2つの昇降路の内の一方の昇降路の特定の階に、複数のかごの内の1台を専用運転用に待機させると共に、2つの昇降路の内の他方の昇降路の特定の階に、複数のかごの内の別の1台を専用運転用に待機させる専用運転かご決定部と、を備える。
本発明によれば、複数の昇降路のそれぞれに専用運転用のかごを割り当てて待機させることで、専用運転時の乗客の搬送方向が上り方向と下り方向のいずれの方向であっても、乗客を所望の階に迅速に搬送することができる。したがって、本発明によれば、効率の良い専用運転を行うことができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態例によるマルチカーエレベーターの全体の例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例によるコントローラの構成(例1)を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例によるコントローラの構成(例2)を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例によるコントローラのハードウェア構成の例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例によるコントローラの制御処理例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例によるかごの稼動状態の例(専用運転前)を示す動作図である。 本発明の一実施の形態例によるかごの稼動状態の例(専用運転開始時)を示す動作図である。 本発明の一実施の形態例によるかごの稼動状態の例(専用運転で一方のかごに乗車があったとき)を示す動作図である。 本発明の一実施の形態例による乗車階でのかごの割り当て状態を示す説明図である。
以下、本発明の一実施の形態例(以下、「本例」と称する)について、添付図面を参照して詳細に説明する。
[1.システム全体の構成]
図1は、本例のマルチカーエレベーターの全体構成を示す。
図1は、ビル内に設置されたマルチカーエレベーターの構成を示し、ビル内に配置された昇降路10に、マルチカーエレベーターが設置される。本例のマルチカーエレベーターは、釣り合い方式のマルチカーエレベーターである。
本例の昇降路10は、隣接して配置された上り用昇降路11と下り用昇降路12とを備える。本例の場合、上り用昇降路11と下り用昇降路12とに、合計で6台のかご1−A1,1−A2,1−B1,1−B2,1−C1,1−C2が配置されている。6台のかご1−A1,1−A2,1−B1,1−B2,1−C1,1−C2は、2台ずつが対になって、ループ状に配置されたそれぞれ別の対の主ロープ6a,6b,6c,7a,7b,7cに接続される。
すなわち、昇降路10の上端(上部反転位置)14には、駆動網車2,3が配置され、昇降路10の下端(下部反転位置)13には、下部網車4,5が配置される。
そして、駆動網車2と下部網車4とに巻き掛けられた主ロープ6aと,駆動網車3と下部網車5とに巻き掛けられた主ロープ7aの釣り合った位置に、かご1−A1,1−A2が接続される。そして、駆動源(不図示)による駆動網車2,3を介して主ロープ6a,7aを駆動することにより、かご1−A1,1−A2を走行させる。以下の説明では、この主ロープ6a、7aに接続された1対のかご1−A1,1−A2を、A対のかごと称する。
また、駆動網車2と下部網車4とに巻き掛けられた主ロープ6bと、駆動網車3と下部網車5とに巻き掛けられた主ロープ7bの釣り合った位置に、かご1−B1,1−B2が接続される。そして、駆動源による駆動網車2、3を介して主ロープ6b、7bを駆動することにより、かご1−B1,1−B2を走行させる。以下の説明では、この主ロープ6b,7bに接続された1対のかご1−B1,1−B2を、B対のかごと称する。
さらに、駆動網車2と下部網車4とに巻き掛けられた主ロープ6cと、駆動網車3と下部網車5とに巻き掛けられた主ロープ7cの釣り合った位置に、かご1−C1,1−C2が接続される。そして、駆動源による駆動網車2,3を介して主ロープ6c、7cを駆動することにより、かご1−C1,1−C2を走行させる。以下の説明では、この主ロープ6c,7cに接続された1対のかご1−C1,1−C2を、C対のかごと称する。また、以下の説明で6台のかご1−A1,1−A2,1−B1,1−B2,1−C1,1−C2のそれぞれを区別する必要がない場合には、「−」より後の符号を省略して、単にかご1と述べる。
A対のかご1−A1,1−A2を走行させる駆動源と、B対のかご1−B1,1−B2を走行させる駆動源と、C対のかご1−C1,1−C2を走行させる駆動源は、それぞれ別である。したがって、A対の2つのかご1−A1,1−A2と、B対の2つのかご1−B1,1−B2と、C対のかご1−C1,1−C2は、それぞれ個別の走行状態で上り用昇降路11と下り用昇降路12とを走行する。但し、各かご1は、他のかご1を追い越すことはできない。
駆動網車2,3が設置された昇降路10の上端は、上り用昇降路11を上端まで走行したかごを、下り用昇降路12側に反転させる上部反転位置14となっている。下部網車4,5が設置された昇降路10の下端は、下り用昇降路12を下端まで走行したかごを、上り用昇降路11側に反転させる下部反転位置13となっている。
下部反転位置13は、エレベーターでサービスを行う最下階の下側に設けられ、上部反転位置14は、エレベーターでサービスを行う最上階の上側に設けられる。これらの下部反転位置13や上部反転位置14は、乗客を乗せない状態でかご1を下り用昇降路12から上り用昇降路11へ、又は上り用昇降路11から下り用昇降路12へ反転させる。
なお、下部反転位置13や上部反転位置14は、乗客を搬送するサービスから一時的に外れたかご1を待機させる待機スペースとしても利用される。
上り用昇降路11内では、各かご1−A1,1−A2,1−B1,1−B2,1−C1,1−C2が上側Uに走行し、乗客を上側の階に搬送する。下り用昇降路12内では、各かご1−A1,1−A2,1−B1,1−B2,1−C1,1−C2が下側Dに走行し、乗客を下側の階に搬送する。したがって、上り用昇降路11に設置された各階の乗降ドア(不図示)は、上り乗客専用の乗降口になり、下り用昇降路12に設置された各階の乗降ドア(不図示)は、下り乗客専用の乗降口になる。
但し、本例の場合、各かご1に乗客が乗車していない状態では、一時的に上り用昇降路11をかご1が下降したり、下り用昇降路12をかご1が上昇することもある。
かご1の走行は、コントローラ100により制御される。コントローラ100は、対かごコントローラ(A対用)101と、対かごコントローラ(B対用)102と、対かごコントローラ(C対用)103と、運行コントローラ110とを備える。
対かごコントローラ(A対用)101は、A対のかご1−A1,1−A2を走行させる駆動源を制御する。
対かごコントローラ(B対用)102は、B対のかご1−B1,1−B2を走行させる駆動源を制御する。
対かごコントローラ(C対用)103は、C対のかご1−C1,1−C2を走行させる駆動源を制御する。
なお、上りと下りで昇降路11,12を分けているため、通常時には、上り用昇降路11は上昇側のみに走行し、下り用昇降路12は下降側のみに走行する。しかしながら、本例の場合には、後述するように一時的に設定方向とは逆の方向に走行(昇降)する場合もあるため、上り用昇降路11と下り用昇降路12は、上昇路や下降路とは言わず、昇降路と述べる。
[2.運行コントローラの構成]
運行コントローラ110は、それぞれの対かごコントローラ101〜103による各対のかご1の運行を統括制御する。
運行コントローラ110は、かご1の運行を制御するための様々な機能を備えるが、ここでは、後述する特定の運転(VIP専用運転)に対応した機能を中心に説明する。
図2は、運行コントローラ110の代表的な構成を示すブロック図である。
運行コントローラ110は、かご位置判定部111、VIP呼び受付部112、VIP走行推定部113、移動判定部114、待避かご決定部115、逆方向かご決定部116、VIP乗車判定部117、待避かご解除部118、及び制御指令生成部119を備える。
かご位置判定部111は、全ての対のかご1の位置を判定する。
VIP呼び受付部112は、VIP専用運転のかご呼び操作を受付ける処理(受付処理)を行う。このVIP専用運転は、各階の乗降口の近傍に設置された専用のボタン操作、ビルの特定の場所に設置された操作盤の操作、あるいは登録された利用者が所持する特定の端末装置での操作などで指示される。なお、乗降口に設置されたボタンの操作の場合には、一般の利用者が操作できないような、特殊な操作方法とする必要がある。
VIP走行推定部113は、VIP専用運転でかご1に乗車する乗客(VIP)の行先階を推定し、かご位置判定部111で判定されたかご位置に基づいて、いずれか1台のかご1を、VIP専用運転用に割り当てる処理(専用運転かご決定処理)を行う。VIP走行推定部113で決定されたVIP運転用のかご1の情報は、制御指令生成部119に送られる。
移動判定部114は、VIP走行推定部113で割り当てたかご1が、VIP専用運転で移動する範囲を判定する。
待避かご決定部115は、移動判定部114で判定されたVIP専用運転時のVIP専用運転用のかご1の運転に支障となる待避が必要なかご1を決定する。待避かご決定部115で決定されたVIP運転用のかご1と待避を行うかご1の情報は、制御指令生成部119に送られる。
逆方向かご決定部116は、VIP走行推定部113で割り当てられて乗車階の乗降口に待機させた専用運転用のかご1と、同じ階の反対側の乗降口にVIP専用運転で割り当てるかご1を決定する処理(逆方向の専用運転かご決定処理)を行う。逆方向かご決定部116が決定した反対側のVIP運転用のかご1の情報も、制御指令生成部119に送られる。
VIP乗車判定部117は、VIP専用運転用に待機させた2台のかご1のいずれか1台に乗客(VIP)の乗車があることを判定する。この判定は、かご1に設置された荷重センサ及び/又はかご1内を撮影するカメラ映像に基づいて行われる。
待避かご解除部118は、VIP乗車判定部117での乗客(VIP)の乗車判定に基づいて、待避かごの解除処理を制御指令生成部119に指示する。
制御指令生成部119は、VIP専用運転用のかご1の割り当て情報や、かご1の待避情報などに基づいて、指示されたかご1を走行させる指示を、対応した対かごコントローラ101〜103に送る。
[3.対かごコントローラが直接制御する構成例]
図2に示す構成では、運行コントローラ110が、対かごコントローラ101〜103を統括制御する構成としたが、運行コントローラ110を省略して、対かごコントローラ101〜103が直接に各対のかご1の運行を制御するようにしてもよい。
図3は、運行コントローラ110を省略した場合のコントローラの構成例を示す。
図3に示すように、運行コントローラ110を省略した場合、それぞれの対かごコントローラ101〜103は、相互に通信を行い、各対かごコントローラ101〜103は、全てのかご1の位置を把握しながら、対のかご1の運行を制御する。
各対かごコントローラ101〜103は、図2の運行コントローラ110と同様に、かご位置判定部111、VIP呼び受付部112、VIP走行推定部113、移動判定部114、待避かご決定部115、及び逆方向かご決定部116を備える。さらに、各対かごコントローラ101〜103は、VIP乗車判定部117、待避かご解除部118、及び制御指令生成部119を備える。
そして、VIP専用運転のかご呼びがあったとき、3つの対かごコントローラ101〜103のいずれか1つの制御指令生成部119が、自らのかご1の運行を制御すると共に、他の2つの対かごについても指示を行う。例えば、A対用の対かごコントローラ101が、1対のかご1−A1又は1−A2をVIP専用運転用のかごに設定したとき、B対用及びC対用の対かごコントローラ102,103に対して、A対が専用運転に入ったことを指示する。VIP走行推定部113によるVIP専用運転用のかごの設定と、逆方向かご決定部116による逆方向のVIP専用運転用のかごの設定は、それぞれ別の対かごコントローラ101〜103が行ってもよい。
[4.コントローラのハードウェア構成例]
各対用の対かごコントローラ101〜103と、運行コントローラ110は、例えばコンピュータにより構成される。
図4は、対かごコントローラ101〜103及び運行コントローラ110を構成するコンピュータのハードウェア構成の例を示す。
図4に示すコンピュータは、バス198にそれぞれ接続されたCPU(Control Processing Unit:中央処理装置)191、ROM(Read Only Memory)192、およびRAM(Random Access Memory)193を備える。さらに、コンピュータは、記憶装置194、操作部195、表示部196、及び通信インターフェース197を備える。
CPU191は、本実施の形態例に係る各機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROM192から読み出して実行する。
RAM193には、演算処理の途中に発生した変数やパラメータ等が一時的に書き込まれる。本実施の形態例に係る各システムおよび装置における処理の実行は、主にCPU191がプログラムコードを実行することにより実現される。
表示部196は、例えば、液晶ディスプレイモニタであり、この表示部196によりコンピュータで実行される処理の結果が操作者に表示される。
操作部195には、例えば、キーボード、マウスなどが用いられ、操作者は操作部195を用いて所定の入力を行う。表示部196や操作部195は、エレベーターの保守時に使用される。なお、コントローラ101〜103や運行コントローラ110として、表示部196や操作部195を備えない構成としてもよい。
記憶装置194には、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などの大容量データ記憶媒体が用いられる。記憶装置194には、運行を制御するプログラムや、運行履歴などの各種データが記録される。
通信インターフェース197には、例えば、NIC(Network Interface Card)などが用いられる。通信インターフェース197は、端子が接続されたLAN(Local Area Network)、専用線などを介して外部や他のコントローラと各種データの送受信を行う。
[5.VIP専用運転時の制御処理]
図5は、運行コントローラ110が行うVIP専用運転時の制御処理例を示すフローチャートである。ここでは、図2に示す運行コントローラ110が制御を行う場合について説明するが、運行コントローラ110を備えない図3の構成の場合には、いずれかの対かごコントローラ101〜103が同様の制御を行う。
まず、運行コントローラ110のかご位置判定部111が、全てのかご1の位置の判定処理を行う(ステップS11)。そして、VIP呼び受付部112は、VIP専用運転を行うためのかご呼びの指示があったか否かを判断する(ステップS12)。ここで、VIP専用運転を行うためのかご呼びの指示がない場合(ステップS12のNo)には、制御指令生成部119は、各かご1の位置とかご呼びなどの状況に応じて、各かご1の走行を指示する指令を、それぞれの対かごコントローラ101〜103に送る(ステップS13)。そして、運行コントローラ110は、ステップS11のかご位置の判定処理に戻る。
また、ステップS12において、VIP専用運転を行うためのかご呼びの指示があると判断された場合には(ステップS12のYes)、運行コントローラ110は、エレベーターの運行モードを通常モードからVIP専用運転モードに切り替える。そして、VIP走行推定部113は、VIP運転でのかご1の走行推定処理を行い、現在の各かご1の位置に基づいて、いずれか1台のかご1を、VIP専用運転用に割り当てる(ステップS14)。ここでは、VIP走行推定部113は、例えばVIP専用運転のかご呼びがあった階の上り方向の乗降口に停止させる1台のかご1を割り当てる処理を行う。
続いて、移動判定部114は、割り当てたかご1のVIP専用運転での移動範囲を判定し(ステップS15)、待避かご決定部115は、その移動範囲で待避する必要があるかご1を決定する(ステップS16)。
さらに、逆方向かご決定部116は、ステップS14でVIP専用運転用に割り当てたかご1を停止させた階の反対側の乗降口に停止させる、別の1台のかご1を決定する(ステップS17)。ここでは、逆方向かご決定部116は、例えばVIP専用運転のかご呼びがあった階の下り方向の乗降口に停止させるかご1を割り当てる処理を行う。
そして、ステップS14で割り当てた一方向(上り方向)の1台のかご1と、ステップS17で割り当てた他方向(下り方向)の1台のかご1のドアを開状態として、VIPの乗車があるまで待機する(ステップS18)。この状態で、VIP乗車判定部117は、VIP乗車用に割り当てた2台のかご1のいずれかに乗客(VIP)の乗車があるか否かを判断する(ステップS19)。ここで、該当する2台のかご1への乗車がない場合(ステップS19のNo)には、ステップS18でのドア開による待機を続ける。
ステップS19で、いずれかのかご1に乗客(VIP)の乗車があると判断したとき(ステップS19のYes)、制御指令生成部119は、かご内の操作盤などの操作などで指示された階まで、かご1を走行させる走行制御処理を行う(ステップS20)。このとき、制御指令生成部119は、VIP乗車用に割り当てた2台のかご1の内で、VIPが乗車していないかご1の待機処理を解除する指示を行う。待機処理が解除されたかご1は、例えばドアを閉状態とし、VIP専用運転に支障がない範囲でのかご呼びに待機する。
そして、VIP乗車判定部117は、ステップS20でのVIP専用運転のかご1がいずれかの階に停止して、乗客(VIP)が降車したか否かを判断する(ステップS21)。ここで、降車がない場合(ステップS21のNo)には、運行コントローラ110は、ステップS20でのVIP専用運転モードでの制御処理を継続して行う。
また、ステップS21で乗客(VIP)が降車したと判断したとき(ステップS21のYes)、運行コントローラ110は、VIP専用運転モードを解除して、ステップS11のかご位置判定処理に戻る。
なお、ステップS22でのVIP専用運転モードの解除は、ステップS21での乗客の降車の判断ではなく、操作盤などでの操作に基づいて行うようにしてもよい。
[6.VIP専用運転モード開始時の具体例]
次に、図6〜図8を参照して、本例のマルチカーエレベーターにおいて、VIP専用運転モードを開始する際の具体的な運転状況の例を説明する。
図6は、VIP専用運転モードを開始する前の、各かご1−A1,1−A2,1−B1,1−B2,1−C1,1−C2の昇降路11,12の走行位置を示す。
ここでは、図6に示すように、上り用昇降路11で、A対の一方のかご1−A1と、B対の一方のかご1−B1と、C対の一方のかご1−C1が走行中であり、下り用昇降路12でA対の他方のかご1−A2と、B対の他方のかご1−B2と、C対の他方のかご1−C2が走行中である。
そして、図6に示すように、特定の階F1で、特定の乗客Vaが乗車するために、VIP専用運転の指示があるとする。
このとき、運行コントローラ110のVIP走行推定部113では、上り用昇降路11で、特定の階F1の上り乗降口F1Uに最短で到着するかご1を決定し、そのかご1をVIP専用運転の上り運転用のかごに割り当てる。例えば、図6の例では、A対の一方のかご1−A1が、特定の階F1に近い位置を走行中であり、かご1−A1をVIP専用運転用の上りのかごに設定する。
また、待避かご決定部115は、VIP専用運転を行う際のかごの走行に支障がないように、C対のかご1−C1,1−C2を、待避するかごに決定する。
さらに、逆方向かご決定部116では、下り用昇降路12で、特定の階F1の下り乗降口F1Dに到着できるかご1を決定し、そのかご1をVIP専用運転の下り運転用のかごに割り当てる。例えば、図6の例では、逆方向かご決定部116は、B対の一方のかご1−B2をVIP専用運転用の下りのかごに設定する。
図7は、VIP専用運転用に決定した2台のかご1−A1,1−C2が、特定の階F1の上り乗降口F1Uと下り乗降口F1Dに到着し、それぞれのかご1−A1,1−C2のドアが開いた状態で待機している状態を示す。
この図7に示す状態で、特定の乗客Vaは、上の階への移動のとき、上り乗降口F1Uに停止したかご1−A1に乗車し、下の階への移動のとき、下り乗降口F1Dに停止したかご1−B2に乗車する。
図8は、上り乗降口F1Uに停止したかご1−A1に特定の乗客Vaが乗車したときの状態を示す。ここで、運行コントローラ110の移動判定部114は、は、VIP専用運転でかご1−A1が移動する可能性が高い移動範囲Maを予め把握しておく。この図8に示す移動範囲Maは、例えば特定の乗客Vaが、特定階F1の上り乗降口F1Uから、別の特定の階F5の上り乗降口F5Uまで移動する可能性が高いことを予め判断して設定する。
また、上り昇降路11でのかご1−A1の移動範囲Maを設定したとき、かご1−A1と対になるかご1−A2の下り昇降路12での移動範囲Mbについても設定しておく。
なお、図8には示さないが、下り乗降口F1Dに停止したかご1−B2と、そのかご1−B2と対になるかご1−B1についても、移動範囲を同様に設定する。
図8に示すように、上り乗降口F1Uでのかご1−A1への特定の乗客Vaの乗車があると、下り昇降口F1Dで待機していたかご1−B2は、VIP専用運転モードでの待機を解除し、移動範囲Ma,Mb以外の区間で、一般の乗客の搬送サービスを開始する。
図9は、VIP専用運転モードでの乗車階F1の上りの乗降口F1Uと下りの乗降口F1Dの状態を示す。
図9の(A)に示すように、VIP専用運転のかご呼び操作がある前には、上りの乗降口F1Uと下りの乗降口F1Dのいずれもドアが閉じている。
図9の(B)は、VIP専用運転のかご呼び操作があり、上りの乗降口F1Uと下りの乗降口F1Dのいずれにもかご1が停止して、双方のかご1のドアが開いた状態を示す。
図9の(C)は、上りの乗降口F1Uに停止したかご1に特定の乗客Vaが乗車して専用運転が行われると共に、下りの乗降口F1Dに停止したかご1のドアが閉まって、待機状態が解除される状態を示す。
以上説明したように、本例のマルチカーエレベーターによると、VIP専用運転とする指示があるとき、乗車の指示があった階の上り用の乗降口と下り用の乗降口のそれぞれに、専用運転用のかごを割り当てることができる。したがって、VIP専用の乗客が、上り方向と下り方向のいずれの方向に移動する場合でも、迅速にかごに乗車して移動することができる。
また、本例の場合、図8に示すように、VIP専用運転での移動範囲Ma,Mbを予想して、その移動範囲Ma,Mb内の他のかご1を待避させるようにしたことで、いずれの方向の移動であっても、所望の階までの専用運転が迅速に行える。
[7.変形例]
本発明は、上述した実施の形態例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。
例えば、上述した各実施の形態例では、マルチカーエレベーターとして、釣り合い方式のマルチカーエレベーターに適用した。これに対して、自走式やツイン方式など、その他のマルチカーエレベーターに本発明を適用してもよい。
なお、上述した実施の形態例では、釣り合い方式のマルチカーエレベーターとしたため、かごは昇降路(走行路)内を上昇又は下降するが、自走式などの他の方式のマルチカーエレベーターにおいては、かごが走行路を水平移動する場合もある。このようにかごが水平移動できる方式の場合には、上述した実施の形態で説明したかご1の降車時間や移動時間を算出する際に、走行路での全ての方向の移動を考慮する必要がある。
また、上述した実施の形態例では、エレベーターの専用運転として、特定の乗客(VIP)を載せるVIP専用運転を行う場合について説明したが、VIP専用運転としたのは一例であり、かご1を通常とは異なる専用運転を行う様々な例に本発明は適用可能である。
また、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、図1、図2、図3などの構成図では、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものだけを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。また、図5に示すフローチャートにおいて、実施の形態例の処理結果に影響がない範囲で、一部の処理ステップの実行順序を入れ替えたり、一部の処理ステップを同時に実行したりするようにしてもよい。
1−A1,1−A2,1−B1,1−B2,1−C1,1−C2…かご、2,3…駆動網車、4,5…下部網車、6a,6b,6c,7a,7b,7c…主ロープ、10…昇降路、11…上り用昇降路、12…下り用昇降路、13…下部反転位置、14…上部反転位置、100…コントローラ、101…対かごコントローラ(A対用)、102…対かごコントローラ(B対用)、103…対かごコントローラ(C対用)、110…運行コントローラ、111…かご位置判定部、112…VIP呼び受付部、113…VIP走行推定部、114…移動判定部、115…待避かご決定部、116…逆方向かご決定部、117…VIP乗車判定部、118…待避かご解除部、119…制御指令生成部、191…中央制御ユニット(CPU)、192…ROM、193…RAM、194…記憶装置、195…操作部、196…表示部、197…通信インターフェース、198…バスライン

Claims (5)

  1. 2つの昇降路に配置された複数のかごを、個別又は対ごとに走行させるマルチカーエレベーターであり、
    特定の階を乗り場として、前記かごを専用運転する指示を判定する受付部と、
    前記受付部が専用運転の指示を受け付けた場合に、前記2つの昇降路の内の一方の昇降路の前記特定の階に、前記複数のかごの内の1台を専用運転用に待機させると共に、前記2つの昇降路の内の他方の昇降路の前記特定の階に、前記複数のかごの内の別の1台を専用運転用に待機させる専用運転かご決定部と、を備える
    マルチカーエレベーター。
  2. さらに、専用運転時にかごが移動する範囲を判定する移動判定部を備え、
    前記専用運転かご決定部は、専用運転に割り当てた2台のかご及びその2台のかごと対になって移動するかご以外のかごを、前記移動判定部が判定した移動範囲から外れた範囲に待機させる
    請求項1に記載のマルチカーエレベーター。
  3. さらに、専用運転用に前記特定の階に待機させた2台のかごの内で、いずれか一方のかごに乗車があるとき、他方のかごを専用運転の待機から解除する解除部を備える
    請求項2に記載のマルチカーエレベーター。
  4. 前記2つの昇降路は、通常時にかごを上昇させる上り用昇降路と、通常時にかごを下降させる下り用昇降路であり、前記複数のかごは、2台ずつが主ロープの釣り合った位置に接続され、それぞれの主ロープが個別に駆動されて、前記上り用昇降路と前記下り用昇降路とを循環して走行する
    請求項1に記載のマルチカーエレベーター。
  5. 2つの昇降路に配置された複数のかごを、個別又は対ごとに走行させるマルチカーエレベーターに適用されるマルチカーエレベーター制御方法であり、
    特定の階を乗り場として、前記かごを専用運転する指示を判定する受付処理と、
    前記受付処理により専用運転の指示を受け付けた場合に、前記2つの昇降路の内の一方の昇降路の前記特定の階に、前記複数のかごの内の1台を専用運転用に待機させると共に、前記2つの昇降路の内の他方の昇降路の前記特定の階に、前記複数のかごの内の別の1台を専用運転用に待機させる専用運転かご決定処理と、を含む
    マルチカーエレベーター制御方法。
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