JP6911261B2 - 自動車用ドアチェック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のドアを所定の開位置に保持可能な自動車用ドアチェック装置に関する。
自動車用ドアチェック装置は、基端部がボディに揺動可能に枢支され長手方向に沿って凹凸状のディテント面を形成するリンクと、ドアに取り付けられるケースと、当該ケースの開口を閉塞するカバーと、ケース内に収容されドアの開閉動作に伴ってリンクのディテント面を摺動する合成樹脂製のシューと、ケース内に収容されシューをリンクのディテント面に向けて付勢するスプリングとを備え、ドアの開閉動作に伴って、シューがスプリングに付勢されつつリンクのディテント面を摺動することによりドアの開閉動作に所定の抵抗力(チェック力)を付与すると共に、ドアを所定の開位置に保持する機能を有している(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−34865号公報
しかし、特許文献1に記載の自動車用ドアチェック装置は、スプリングが金属製であることに相俟って、装置の各要素の中でも大型のケース及びカバーが金属製であることから、装置全体の重量増を招くとともに、ドアの開閉動作に伴うシューのケース内での上下動、及びスプリングの伸縮動作時に、合成樹脂と金属との異種材料同士の擦れ音及び金属同士の擦れ音等による異音が発生し、品質の低下を招く虞がある。
本発明は、上記課題に鑑み、軽量化を図るとともに、異音発生を低減した自動車用ドアチェック装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、一端部が車体に枢支されるリンクと、前記車体に開閉可能に支持されるドアの取付面に固定されるとともに、前記ドアの開閉に伴って、前記リンクの長手方向へ移動し得るように前記リンクが挿通する保持部材と、前記保持部材に形成される収容室内に上下方向に移動可能に収容され、前記リンクの表面に設けたディテント面を摺動可能な合成樹脂製のシューと、前記保持部材の前記収容室内に収容され、前記シューを前記リンクの前記ディテント面に向けて付勢するスプリングと、を備え、前記保持部材は、前記シュー及び前記スプリングを収容し得るように一方側が開口する収容部、及び前記リンクが挿通する貫通孔を有する合成樹脂製ケースと、前記合成樹脂製ケースの一方側に接合されて前記収容部を閉塞することにより前記収容室を形成するとともに、前記リンクが挿通する貫通孔を有する合成樹脂製カバーと、を含み、前記合成樹脂製ケースと前記合成樹脂製カバーとを互いに接合手段により接合し、前記保持部材を前記ドアの取付面に固定するためのボルトは、頭部が前記合成樹脂製カバーにおける前記収容部を閉塞する領域で、かつ前記シューに対面する領域に埋め込まれて固着されることを特徴とする。これにより、自動車用ドアチェック装置の軽量化を図ることができるとともに、保持部材とシュー及びスプリングとの接触による擦れ音等による異音発生を低減できる。さらには、ボルトを合成樹脂製カバーに強固に固着できる。
好ましくは、前記接合手段を、前記合成樹脂製ケース又は前記合成樹脂製カバーのいずれか一方に設けられる爪部、及びいずれか他方に設けられ前記爪部に対して前記合成樹脂製カバーと前記合成樹脂製カバーとの分離方向に係合する弾性係合部を含む係合手段とする。これにより、弾性係合部を爪部に係合することで、合成樹脂製カバーと合成樹脂製ケースとを互いに簡単かつ確実に接合できる。
好ましくは、前記接合手段を、前記合成樹脂製ケースの接合部と前記合成樹脂製カバーの接合部とを互いに溶着する溶着手段とする。これにより、合成樹脂製カバーと合成樹脂製ケースとを互いに簡単かつ確実に接合できる。
好ましくは、前記接合手段を、前記合成樹脂製ケース又は前記合成樹脂製カバーのいずれか一方に設けられる爪部、及びいずれか他方に設けられ前記爪部に対して前記合成樹脂製カバーと前記合成樹脂製カバーとの分離方向に係合する弾性係合部を含む係合手段と、前記合成樹脂製ケースの接合部と前記合成樹脂製カバーの接合部とを互いに溶着する溶着手段とを含むものとする。これにより、合成樹脂製カバーと合成樹脂製ケースとを互いにより強固に接合できる。
好ましくは、前記合成樹脂製ケースと前記合成樹脂製カバーとを互いに接合する際、前記弾性係合部と前記爪部とが互いに摺接するそれぞれの面に、前記弾性係合部と前記爪部とが互いに相対する方向へ向けて傾斜する傾斜面を設ける。これにより、弾性係合部を爪部に対して、簡単かつ確実に係合させることができる。
好ましくは、前記合成樹脂製ケースの接合部又は前記合成樹脂製カバーの接合部のいずれか一方の接合部を光透過性樹脂とし、いずれか他方の接合部を光吸収性樹脂とする。これにより、溶着手段としてレーザ工法を用いて、合成樹脂製ケースの接合部と合成樹脂製カバーの接合部とを確実に溶着できる。
好ましくは、前記スプリングを圧縮コイルスプリングとし、
前記シューは、有底筒状を呈して、前記圧縮コイルスプリングを上下方向に収容するスプリング収容凹部を有する。これにより、圧縮コイルスプリングを保持部材の収容室に安定した状態で収容できる。
好ましくは、前記シューの外周面に、前記保持部材の前記収容室の内面に接触することにより、前記シューの回転止めを行うリブを設ける。これにより、シューを正規の位置に確実に保持できる。
好ましくは、前記シューの外周面に、上下方向に延伸し前記保持部材の前記収容室の内面に上下方向に摺接する突条部を複数設ける。これにより、シューを保持部材の収容室内で円滑に上下動させることができる。
好ましくは、前記合成樹脂製ケースに、前記リンクの側面に接触し、前記リンクの左右方向の振れを規制する左右一対のガイド部を設ける。これにより、リンクの不要な振れを防止できる。
好ましくは、前記シューは、前記リンクの前記ディテント面を摺動する摺動部を有し、前記シューの前記摺動部における幅を前記一対のガイド部間の間隔よりも小さく設定する。これにより、シューはガイド部に接触することなく確実に上下動できる。
好ましくは、前記リンクの前記ディテント面を長手方向へ隆起部と陥没部とを交互に形成したものとし、前記シューの前記摺動部における角r部の半径を前記隆起部と前記陥没部とを繋ぐ逆角r部の半径よりも小さくする。これにより、リンクのディテント面とシューの摺動部間への塵埃の挾み込みを抑制できる。
好ましくは、前記シューの前記摺動部に、前記リンクの前記ディテント面との間に左右方向の隙間を形成する凹部を設ける。これにより、シューがリンクのディテント面を摺動する際、リンクのディテント面及び/又はシューの摺動部に付着した塵埃を隙間から掃き出し可能として、リンクのディテント面とシューの摺動部間への塵埃の挾み込みを抑制して、シューの摺動部及びリンクのディテント面の耐久性向上を図ることができる。
本発明によると、保持部材を合成樹脂製ケースと、当該合成樹脂製ケースに接合される合成樹脂製カバーとにより形成したことにより、軽量化を図ることができるとともに、擦れ音等による異音発生を低減できる。
本発明に係る自動車用ドアチェック装置の斜視図である。 図1におけるII矢視側面図である。 図1におけるIII矢視平面図である。 自動車用ドアチェック装置の分解斜視図である。 図3におけるV−V線縦断面図である。 図5に示すVI部の拡大図である。 保持部材の組付方法を説明するための縦断面図である。 保持部材の組付方法を説明するための分解斜視図である。 合成樹脂カバーの裏面図である。 図2におけるX−X線縦断面図である。 図2におけるXI−XI線横断面図である。 図2におけるXII−XII線横断面図である。 図12に示すXIII部の拡大図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、自動車用ドアチェック装置1の斜視図、図2は、同じく側面図、図3は、同じく平面図、図4は、同じく分解斜視図である。
自動車用ドアチェック装置1は、自動車の車体Bに図示略の上下一対のドアヒンジにより枢支されるドアDの開閉動作に対して抵抗力を付与することにより、ドアDを所定の開位置に保持したり全開位置に停止させたりする機能を有するものである。
自動車用ドアチェック装置1は、基端部が車体Bに固定されるブラケット2に上下方向を向く枢支軸3により左右方向(図3において上下方向)へ揺動可能に枢支されるとともに、先端部にドアDを全開位置に停止させるための全開ストッパ41を一体的に形成したリンク4と、ドアD内の上下方向を向く取付面D1に固定され、合成樹脂製ケース6及び合成樹脂製カバー7を含んで形成される保持部材5と、保持部材5内(後述の上収容室621及び下収容室631)に収容されドアDの開閉動作に伴って保持部材5を挿通したリンク4に形成されるディテント面(符号無し)を長手方向に沿って摺動する上下のシュー8、9と、保持部材5内に収容され上下のシュー8、9をそれぞれリンク4のディテント面に向けて付勢する上下の圧縮コイルスプリング10、11とを備える。
保持部材5は、ドアDが閉鎖位置にある場合、図2、3に2点鎖線で示すように、リンク4の基端部寄り側(図2、3において右側)に位置している。ドアDが閉鎖位置から開動作すると、当該開動作に伴って、保持部材5はリンク4の先端部側(図2、3において左側)へ向けて移動するとともに、リンク4は枢支軸3を中心に車外方向(図3において反時計方向)へ回動する。そして、図2、3に実線で示すように、保持部材5の後面が全開ストッパ41に当接することで、ドアDは全開位置に停止する。また、ドアDが全開位置から閉動作した場合には、保持部材5はリンク4の基端部側へ向けて移動するとともに、リンク4は枢支軸3を中心に図3において時計方向へ回動して、図2、3に2点鎖線で示す閉鎖状態となる。
保持部材5内に収容された上下のシュー8、9は、保持部材5がリンク4の長手方向へ移動することに伴って、圧縮コイルスプリング10、11の付勢力によりリンク4のディテント面に押圧された状態で摺動することで、ドアDの開閉動作に抵抗力を付与するとともに、ドアDを任意の開位置に保持する。
リンク4は、図5に示すように、1枚の金属製の芯材4Aの表面全体を合成樹脂製の被覆材4Bにより被覆することで形成される。リンク4の基端部には、枢支軸3が挿入される軸孔42が設けられ、同じく先端部には、全開ストッパ41が設けられ、同じく基端部と先端部との間にあって、ドアDの開閉動作に伴って上下のシュー8、9が摺動する領域には、長手方向に沿って隆起部43と陥没部44とを交互に形成するディテント面が設けられる。
芯材4Aは、金属製であって、板面が水平方向を向き、かつ長手方向が前後方向を向くようにして形成され、全開ストッパ41が設けられる先端部には、左右方向に幅広の拡幅部41A(図11参照)が設けられる。
被覆材4Bは、芯材4Aの拡幅部41Aを被覆することで全開ストッパ41を形成し、芯材4Aを長手方向に被覆することでディテント面を形成する。
保持部材5は、合成樹脂製ケース6と合成樹脂製カバー7とを互いに後述の係合手段又はレーザ溶着である溶着手段のうちいずれか一つの手段、若しくは、当該係合手段及び当該溶着手段の両手段により接合することにより形成され、合成樹脂製カバー7に固着された上下2本のボルト12によりドアDの取付面D1に固定される。
本実施形態においては、合成樹脂製ケース6と合成樹脂製カバー7とを互いに溶着する溶着手段としてレーザ溶着を採用したものを説明するが、本発明は、これに限定されるものでなく、溶着手段として超音波溶着、振動溶着等を採用としてもよい。なお、合成樹脂製カバー7の合成樹脂製ケース6に対する溶着作業は、合成樹脂製ケース6内に上下のシュー8、9及び上下の圧縮コイルスプリング10、11を収容した状態で行われる。
図5に示すように、保持部材5は、合成樹脂製ケース6と合成樹脂製カバー7とを互いに接合した形態において、上のシュー8及び圧縮コイルスプリング10を上下動可能に収容するための上収容室621と、下のシュー9及び圧縮コイルスプリング11を上下動可能に収容するための下収容室631とを形成する。
合成樹脂製ケース6は、合成樹脂製カバー7が接合されていない形態において、前方が開口する箱状を呈するとともに、上下中央部の後面には、リンク4が前後方向へ挿通する貫通孔611が設けられ、貫通孔611を形成するリンク挿通部61の上側には、前述の上収容室621を形成するための上収容部62が設けられ、リンク挿通部61の下側には、前述の下収容室631を形成するための下収容部63が設けられる。好ましくは、図10に示すように、上、下収容部62、63の左右方向の外形寸法Aは、リンク挿通部61の左右方向の外形寸法Bよりも小さくする。このようにすると、合成樹脂製ケース6の小型化及び軽量化を図ることができる。
合成樹脂製ケース6の前方を向く接合部(図8に斜線で示す部分)67には、合成樹脂製ケース6の上収容部62及び下収容部63を前方から閉塞するように合成樹脂製カバー7の接合部(図9に斜線で示す部分)75がレーザ溶着により接合される。好ましくは、リンク挿通部61の後端に左右のフランジ部68、68がそれぞれ設けられる。このようにすると、合成樹脂製ケース6の接合部67の接合面積を広くすることができ、レーザ溶着による接合強度の向上を図ることが可能となる。
合成樹脂製ケース6のリンク挿通部61の内部には、貫通孔611を挿通するリンク4の左右両側面に接触可能な左右のガイド部64、64が設けられる。図11に示すように、ガイド部64、64は、互いに相対する方へ山形状に突出する形状を呈し、尖端部がリンク4の側面に接触することで、リンク4を長手方向へ案内するとともに、リンク4の不要な左右方向の横振れを規制する。
図5に示すように、合成樹脂製ケース6の上面及び下面には、合成樹脂製カバー7に設けられる上下の弾性係合部73Aが分離方向(リンク4の長手方向)にそれぞれ係合する爪部65Aがそれぞれ1個ずつ設けられる。図12に示すように、合成樹脂製ケース6の左右の両側面には、合成樹脂製カバー7に設けられる左右の弾性係合部73Bが分離方向へそれぞれ係合する爪部65Bがそれぞれ2個ずつ設けられる。
本実施形態における弾性係合部73A、73B及び爪部65A、65Bは、本発明における係合手段を構成する。
図8に示すように、合成樹脂製ケース6の接合部67には、合成樹脂製カバー7に設けられる複数の凹部72(図4、9参照)にそれぞれ嵌合する複数の凸部66が設けられる。凸部66は、合成樹脂製カバー7の凹部72に嵌合することで、合成樹脂製ケース6と合成樹脂製カバー7とを互いに溶着する際の合成樹脂製ケース6に対する合成樹脂製カバー7の位置決めを行うとともに、合成樹脂製ケース6に対する合成樹脂製カバー7の溶着強度の向上を図る。
合成樹脂製カバー7は、合成樹脂製ケース6の上収容部62及び下収容部63を閉塞し得る形状を呈して合成樹脂製ケース6の接合部67に溶着される。合成樹脂製カバー7は、上下中央部にあってリンク4が前後方向に挿通する貫通孔71と、複数の凹部72及び弾性係合部73A、73Bとを有する。合成樹脂製カバー7の外周には、合成樹脂製ケース6へ向けて延伸するフランジ部74が設けられる。
弾性係合部73A、73Bは、U字形状を呈してフランジ部74の一部から合成樹脂製ケース6へ向けて突出するとともに内外方向へ弾性変形可能であって、合成樹脂製ケース6の爪部65A、65Bにそれぞれ分離方向に係合する。好ましくは、合成樹脂製ケース6と合成樹脂製カバー7とを互いに係合手段により接合する際、弾性係合部73A、73Bと爪部65A、65Bとが互いに摺接するそれぞれの面に、弾性係合部73A、73Bと爪部65A、65Bとが互いに相対する方向へ向けて傾斜する傾斜面731A(図7参照)、731B(図12参照)、651A(図7参照)、651B(図12参照)を設ける。
より具体的には、図7、12に明示されているように、弾性係合部73A、73Bの傾斜面731A、731Bは、爪部65A、65Bに相対する方向である左方へ向けて先細りになるように傾斜している。爪部65A、65Bの傾斜面651A、651Bは、弾性係合部73A、73Bに相対する方向である右方へ向けて爪部65A、65Bにおける合成樹脂製カバー6の表面からの突出量が漸減するように傾斜している。
これにより、合成樹脂製ケース6と合成樹脂製カバー7とを互いに係合手段により接合する際、弾性係合部73A、73Bの傾斜面731A、731Bと爪部65A、65Bの傾斜面651A、651Bとが互いに摺接することで、弾性係合部73A、73Bが外方へ容易に弾性変形することができ、最終的に傾斜面731A、731Bが傾斜面651A、651Bを乗り越えることで、弾性係合部73A、73Bを爪部65A65Bに係合させることができる。
合成樹脂製ケース6に対する合成樹脂製カバー7の溶着は、弾性係合部73A、73Bが爪部65A、65Bにそれぞれ係合した状態(接合状態)で行われる。このようにすると、合成樹脂製カバー7を合成樹脂製ケース6に接合した状態で、合成樹脂製ケース6と合成樹脂製カバー7とを互いに溶着できるため、溶着作業、溶着精度及び溶着強度を向上させることができる。
合成樹脂製カバー7を合成樹脂製ケース6に溶着する状態にあっては、凸部66は凹部72に嵌合し、弾性係合部73A、73Bは爪部65A、65Bにそれぞれ係合し、合成樹脂製カバー7のフランジ部74は合成樹脂製ケース6の外周に接触又は近設した状態で包囲している。この状態で、合成樹脂製カバー7を合成樹脂製ケース6に溶着することにより、合成樹脂製カバー7の接合部(図7に斜線で示す領域)75と合成樹脂製ケース6の接合部67とが互いに溶着により接合される。
好ましくは、溶着手段をレーザ溶着とする場合には、少なくとも合成樹脂製ケース6の接合部67又は合成樹脂製カバー7の接合部75のうち、いずれか一方の接合部を光透過性樹脂により形成し、いずれか他方の接合部を光吸収性樹脂により形成する。
保持部材5をドアDの取付面D1に固定するためのボルト12は、図5に示すように、合成樹脂製カバー7に拡径の頭部121のみ、または頭部121とネジ部122の根本部分が埋め込まれる形態で固着される。好ましくは、ボルト12の合成樹脂製カバー7に対する固着はインサート成形により行われる。これにより、ボルト12を合成樹脂製カバー7に簡単かつ強固に固着できる。
合成樹脂製ケース6の後面と全開ストッパ41との間には、ドアDの全開位置で合成樹脂製ケース6の後面が全開ストッパ41に当接する際の衝撃を緩和するための緩衝部材13が介在される。緩衝部材13は、矩形の孔13aを有し、当該孔13aにリンク4が挿通した状態で、合成樹脂製ケース6の後面と全開ストッパ41との間に介在される。
合成樹脂製カバー7の前面とドアDの取付面D1との間には、取付面D1に設けられる図示略の貫通孔(リンク4が挿通する孔)を閉塞するための閉塞部材14が介在される。閉塞部材14は、発泡ゴム等により形成されるとともに、リンク4が挿通する切込み孔14aを有し、当該切込み孔14aにリンク4が挿通した状態で、合成樹脂製ケース6の前面とドアDの取付面D1との間に圧縮された形態で介在される。
シュー8、9は、互いに上下対称形状であって合成樹脂により形成される。上のシュー8は、上方が開口する有底円筒状を呈し、保持部材5の上収容室621に上下動可能に収容される。下のシュー9は、下方が開口する有底円筒状を呈し、保持部材5の下収容室631に上下動可能に収容される。本実施形態においては、合成樹脂製ケース6、合成樹脂製カバー7及びシュー8、9を合成樹脂製としたことにより、シュー8、9の上下動による他部材との接触を、合成樹脂同士の接触とすることができ、シュー8、9が上下動する際の擦れ音を抑えて異音発生を低減できる。
上下のシュー8、9の各先端部には、リンク4のディテント面を摺動する摺動部81、91がそれぞれ設けられ、同じく内側には、上下の圧縮コイルスプリング10、11をそれぞれ軸方向(上下方向)に収容保持するためのスプリング収容凹部82、92がそれぞれ設けられる。
シュー8、9の摺動部81、91は、ドアDの開閉動作に伴ってリンク4のディテント面を安定した状態で摺動し得るように長手方向の形状を図5、6に示すように山形状としている。シュー8、9の摺動部81、91における先端面には、左右方向(リンク4の長手方向に直交する方向)の凹部81a、91aがそれぞれ設けられる。凹部81a、91aは、摺動部81、91と上下のディテント面との間に左右方向全域に亘って隙間C、Cを形成するように形成される。さらに、凹部81a、91aには、シュー8、9のスプリング収容凹部82、92へ連通する貫通孔81b、91bがそれぞれ設けられる。
上述のように、シュー8、9の摺動部81、91に凹部81a、91aをそれぞれ設けることにより、シュー8、9がリンク4のディテント面を摺動する際、リンク4のディテント面及び/又はシュー8、9の摺動部81、91に付着した塵埃を隙間C、Cの左右両端からの掃き出しを可能にする。この結果、リンク4のディテント面とシュー8の摺動部81間への塵埃の挾み込みを抑制して、シュー8の摺動部81及びリンク4のディテント面の耐久性向上を図ることができる。
好ましくは、図6に示すように、シュー8、9における摺動部81、91の前、後端に設けられる前後方向を向く角r部81c、91cの半径をr1とし、リンク4におけるディテント面の隆起部43と陥没部44とを繋ぐ逆角r部44aの半径をr2とした場合、r1<r2の関係になるように設定される。これにより、シュー8、9の摺動部81、91がリンク4におけるディテント面の陥没部44から隆起部43及びその逆へ移行する際、リンク4の逆角r部44aに対するシュー8、9の角r部81c、91cの接触が左右方向(シュー8、9の摺動方向に対して直行する方向)の線接触となるため、リンク4のディテント面とシュー8の摺動部81間への塵埃の挾み込みを抑制できる。
さらに、好ましくは、図10に示すように、シュー8、9の摺動部81、91における左右方向の幅寸法W1をスプリング収容凹部82、92の外形寸法W4よりも小さくするとともに、リンク4のディテント面における左右方向の幅をW2とし、左右のガイド部64、64間の幅をW3とした場合、W1<W2≦W3の関係になるように設定される。このようにすると、リンク4の横振れを確実に規制できるとともに、シュー8、9における摺動部81、91の先端部が左右のガイド部64、64に接触しないため、シュー8、9の上下動を円滑なものとすることができるとともに、合成樹脂製ケース6の小型化を可能にする。
上のシュー8のスプリング収容凹部82は、横断面形状が円形で、上方が開口している。スプリング収容凹部82の深さは、少なくとも圧縮状態(上収容室621に収容された状態)にある圧縮コイルスプリング10の軸方向の長さの1/2よりも大となるように設定される。下のシュー9のスプリング収容凹部92は、図示は省略するが、横断面形状が円形で、下方が開口している。スプリング収容凹部92の深さは、少なくとも圧縮状態(下収容室631に収容された状態)にある下の圧縮コイルスプリング11の軸方向の長さの1/2よりも大となるように設定される。このようにすると、上下の圧縮コイルスプリング10、11をシュー8、9のスプリング収容凹部82、92にそれぞれ安定して保持することができるため、上下の圧縮コイルスプリング10、11の伸縮動作時に、金属製である上下の圧縮コイルスプリング10、11のコイル部が保持部材5の上、下収容室621、631の内周面に擦れて異音が発生するような現象を防止できる。
上下のシュー8、9のスプリング収容凹部82、92の奥には、開口側へ向けて突出する円筒突部83、93がそれぞれ設けられる。円筒突部83、93には、圧縮コイルスプリング10、11のコイル部の端部が外嵌される。これにより、上下の圧縮コイルスプリング10、11を上下のシュー8、9のスプリング収容凹部82、92に確実に保持できる。
上下のシュー8、9のスプリング収容凹部82、92を形成する周壁の外周面には、左斜め前方へ突出するリブ84、94及び右斜め前方へ突出するリブ85、95と、周方向に所定の間隔をもって複数の突条部86、96とがそれぞれ設けられる。
リブ84、85、94、95は、それぞれ上下方向に延伸するとともに、リブ84は上収容室621の左内隅部、リブ85は上収容室621の右内隅部、リブ94は下収容室631の左内隅部、リブ95は、下収容室631の右内隅部にそれぞれ嵌り込む。これにより、上のシュー8における上収容室621内での回転、下のシュー9における下収容室631内での回転をそれぞれ抑制することで、シュー8、9を正規位置に保持する。
突条部86、96は、上下方向に延伸するとともに、図13に示すように、上、下収容室621、631の内周面(上収容部62、63の内面及び合成樹脂製カバー7の内面)にそれぞれ接触することにより、シュー8、9の上、下収容室621、631内でのがた付きを抑制して上下動を円滑なものとする。
上の圧縮コイルスプリング10は、上のシュー8のスプリング収容凹部82に保持されるとともに、上収容室621内に圧縮された状態で収容されることで、シュー8をリンク4の上側のディテント面に向けて付勢する。これにより、圧縮コイルスプリング10の伸縮動作時に、金属製の圧縮コイルスプリング10のコイル部分が上収容室621の内周面である合成樹脂製ケース6の上収容部62の内面及び合成樹脂製カバー7の内面に接触して擦れることがないので、ドアDの開閉動作に伴う伸縮動作による異音発生を軽減できる。
下の圧縮コイルスプリング11は、下のシュー9のスプリング収容凹部92に保持されるとともに、下収容室631内に圧縮された状態で収容されることで、シュー9をリンク4の下側のディテント面に向けて付勢する。これにより、圧縮コイルスプリング11の伸縮動作時に、圧縮コイルスプリング11のコイル部分が下収容室631の内周面である合成樹脂製ケース6の下収容部63の内面及び合成樹脂製カバー7の内面に接触して擦れることがないので、ドアDの開閉動作に伴う伸縮動作による異音発生を軽減できる。
以上のように、本実施形態においては、シュー8、9及び圧縮コイルスプリング10、11を収容する保持部材5を合成樹脂製ケース6に合成樹脂製カバー7を係合手段(弾性係合部73A、73B及び爪部65A、65B)及び/又は溶着手段(接合部67と接合部75とを互いに溶着する手段)により接合したものとしたことにより、自動車用ドアチェック装置1の軽量化を図ることができるとともに、シュー8、9の上下動、圧縮コイルスプリング10、11の伸縮動作時における擦れ音を低減して品質向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
(1)リンク4をドアDに枢支し、保持部材5を車体Bに固定する。
(2)前記実施形態においては、合成樹脂製カバー7に弾性係合部73Aを4個、弾性係合部73Bを2個それぞれ設けたものを説明したが、これに代えて、合成樹脂製カバー7に弾性係合部73Aのみを設けたもの、または弾性係合部73Bのみを設けたものとする。
(3)弾性係合部73A及び/又は弾性係合部73Bを合成樹脂製ケース6に設け、弾性係合部73A及び/又は弾性係合部73Bが係合する爪部を合成樹脂製カバー6に設けたものとする。
(4)前記実施形態においては、合成樹脂製ケース6の接合部67に凸部66、合成樹脂製カバー7の接合部75に凸部66が嵌合する凹部72を設けたものを説明したが、これに代えて、合成樹脂製ケース6の接合部67に凹部、合成樹脂製カバー7の接合部75に前記凹部に嵌合する凸部を設けたものとする。
(5)合成樹脂製ケース6と合成樹脂製カバー7とを、溶着手段に代えてねじ止め、リベット等の締結手段により接合する。
(6)上記(1)〜(5)を適宜組み合わせたものとする。
1 ドアチェック装置 2 ブラケット
3 枢支軸 4 リンク
4A 芯材 41A 拡幅部
4B 被覆材 41 全開ストッパ
42 軸孔 43 隆起部
44 陥没部 44a 逆角r部
5 保持部材 6 合成樹脂製ケース
61 リンク挿通部 611 貫通孔
62 上収容部 621 上収容室
63 下収容部 631 下収容室
64 ガイド部 65A、65B 爪部
66 凸部 67 接合部
68 フランジ部 7 合成樹脂製カバー
71 貫通孔 72 凹部
73A、73B 弾性係合部 74 フランジ部
75 接合部 8、9 シュー
81、91 摺動部 81a、91a 凹部
81b、91b 貫通孔 81c、91c 角r部
82、92 スプリング収容凹部 83、93 円筒突部
84、85、94、95 リブ 86、96 突条部
10、11 圧縮コイルスプリング 12 ボルト
121 頭部 122 ネジ部
13 緩衝部材 13a 孔
14 閉塞部材 14a 切込み孔
B 車体 D ドア
D1 取付面

Claims (13)

  1. 一端部が車体に枢支されるリンクと、
    前記車体に開閉可能に支持されるドアの取付面に固定されるとともに、前記ドアの開閉に伴って、前記リンクの長手方向へ移動し得るように前記リンクが挿通する保持部材と、
    前記保持部材に形成される収容室内に上下方向に移動可能に収容され、前記リンクの表面に設けたディテント面を摺動可能な合成樹脂製のシューと、
    前記保持部材の前記収容室内に収容され、前記シューを前記リンクの前記ディテント面に向けて付勢するスプリングと、を備え、
    前記保持部材は、
    前記シュー及び前記スプリングを収容し得るように一方側が開口する収容部、及び前記リンクが挿通する貫通孔を有する合成樹脂製ケースと、
    前記合成樹脂製ケースの一方側に接合されて前記収容部を閉塞することにより前記収容室を形成するとともに、前記リンクが挿通する貫通孔を有する合成樹脂製カバーと、を含み、
    前記合成樹脂製ケースと前記合成樹脂製カバーとを互いに接合手段により接合し、
    前記保持部材を前記ドアの取付面に固定するためのボルトは、頭部が前記合成樹脂製カバーにおける前記収容部を閉塞する領域で、かつ前記シューに対面する領域に埋め込まれて固着されることを特徴とする自動車用ドアチェック装置。
  2. 前記接合手段を、
    前記合成樹脂製ケース又は前記合成樹脂製カバーのいずれか一方に設けられる爪部、及びいずれか他方に設けられ前記爪部に対して前記合成樹脂製カバーと前記合成樹脂製カバーとの分離方向に係合する弾性係合部を含む係合手段としたことを特徴とする請求項1記載の自動車用ドアチェック装置。
  3. 前記接合手段を、
    前記合成樹脂製ケースの接合部と前記合成樹脂製カバーの接合部とを互いに溶着する溶着手段としたことを特徴とする請求項1記載の自動車用ドアチェック装置。
  4. 前記接合手段は、
    前記合成樹脂製ケース又は前記合成樹脂製カバーのいずれか一方に設けられる爪部、及びいずれか他方に設けられ前記爪部に対して前記合成樹脂製カバーと前記合成樹脂製カバーとの分離方向に係合する弾性係合部を含む係合手段と、前記合成樹脂製ケースの接合部と前記合成樹脂製カバーの接合部とを互いに溶着する溶着手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の自動車用ドアチェック装置。
  5. 前記合成樹脂製ケースと前記合成樹脂製カバーとを互いに接合する際、前記弾性係合部と前記爪部とが互いに摺接するそれぞれの面に、前記弾性係合部と前記爪部とが互いに相対する方向へ向けて傾斜する傾斜面を設けたことを特徴とする請求項2記載の自動車用ドアチェック装置。
  6. 前記合成樹脂製ケースの接合部又は前記合成樹脂製カバーの接合部のいずれか一方の接合部を光透過性樹脂とし、いずれか他方の接合部を光吸収性樹脂としたことを特徴とする請求項3又は4記載の自動車用ドアチェック装置。
  7. 前記スプリングを圧縮コイルスプリングとし、
    前記シューは、有底筒状を呈して、前記圧縮コイルスプリングを上下方向に収容するスプリング収容凹部を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の自動車用ドアチェック装置。
  8. 前記シューの外周面に、前記保持部材の前記収容室の内面に接触することにより、前記シューの回転止めを行うリブを設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の自動車用ドアチェック装置。
  9. 前記シューの外周面に、上下方向に延伸し前記保持部材の前記収容室の内面に上下方向に摺接する突条部を複数設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の自動車用ドアチェック装置。
  10. 前記合成樹脂製ケースに、前記リンクの側面に接触し、前記リンクの左右方向の振れを規制する左右一対のガイド部を設けたことを特徴する請求項1〜9のいずれかに記載の自動車用ドアチェック装置。
  11. 前記シューは、前記リンクの前記ディテント面を摺動する摺動部を有し、
    前記シューの前記摺動部における幅を前記1対のガイド部間の間隔よりも小さく設定したことを特徴とする請求項10記載の自動車用ドアチェック装置。
  12. 前記リンクの前記ディテント面を長手方向へ隆起部と陥没部とを交互に形成したものとし、
    前記シューの前記摺動部における角r部の半径を前記隆起部と前記陥没部とを繋ぐ逆角r部の半径よりも小さくしたことを特徴とする請求項11記載の自動車用ドアチェック装置。
  13. 前記シューの前記摺動部に、前記リンクの前記ディテント面との間に左右方向の隙間を形成する凹部を設けたことを特徴とする請求項11又は12記載の自動車用ドアチェック装置。
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