JP6606863B2 - 車両用アウトサイドミラー装置 - Google Patents
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Description
図1〜図9は、この発明にかかる車両用アウトサイドミラー装置の実施形態1を示す。以下、この実施形態1における車両用アウトサイドミラー装置の構成について説明する。この実施形態における車両用アウトサイドミラー装置は、この例では、手動格納式ドアミラー装置(手動格納型のドアミラー)1である。前記手動格納式ドアミラー装置1は、自動車の左右のドアにそれぞれ装備される。なお、この実施形態の手動格納式ドアミラー装置1は、自動車の右側のドアDに装備されるものである。自動車の左側のドアに装備される手動格納式ドアミラー装置は、この実施形態の手動格納式ドアミラー装置1とほぼ左右が逆となる。このために、自動車の左側のドアに装備される手動格納式ドアミラー装置の構成の説明を省略する。
前記手動格納式ドアミラー装置1は、図1、図2に示すように、車体この例ではドアDに固定されるベース(ミラーベース)2と、シャフト(シャフトホルダ)3と、ミラーアセンブリ4と、クラッチ機構5と、緩衝機構と、を備えるものである。
前記ベース2は、樹脂製もしくはダイカスト製の部材からなる。前記ベース2は、取付部20と、ベース部21と、の一体構造からなる。前記取付部20に前記ベース部21の左側面が一体に固定されている。前記取付部20は、前記ドアDにスクリューなどにより取り付けられる。前記ベース部21には、前記ミラーアセンブリ4が傾倒可能に取り付けられている。
前記シャフト3は、樹脂製もしくはダイカスト製の部材からなる。前記シャフト3は、前記傾倒中心線O−Oを中心とする中空の円筒形状をなす。前記シャフト3の中は、ハーネス(図示せず)が通る。前記シャフト3は、図2〜図6に示すように、上端から下端部寄りまでの部分の小径のシャフト部30と、下端部の大径の挿入部31と、から一体に構成されている。前記シャフト部30の上端部には、複数本の溝32が設けられている。前記挿入部31の外径は、前記挿入受部23の前記側壁部24の内径と、ほぼ同等かもしくは若干小さい。前記挿入部31の外周面には、3本のリブ33が前記傾倒中心線O−O方向に一体に設けられている。3本の前記リブ33は、前記傾倒中心線O−Oを中心とする等間隔もしくはほぼ等間隔の中心角で設けられている。
前記ミラーアセンブリ4は、図1、図2に示すように、ミラーハウジング40と、ガーニッシュ41と、ロアーカバー(図示せず)と、パワーユニット(図示せず)と、ミラーユニット(図示せず)と、から構成されている。前記ミラーハウジング40は、樹脂製の部材からなる。前記ミラーハウジング40は、周辺部分のハウジング部42と、中央部分のブラケット部43とが一体の一体構造をなす。なお、前記ミラーハウジング40としては、前記ハウジング部42と前記ブラケット部43とが別体の別体構造であっても良い。別体構造の場合、前記ハウジング部42と前記ブラケット部43とを、それぞれ別の部材から構成することができる。たとえば、前記ハウジング部42を樹脂製の部材から構成し、前記ブラケット部43を金属製の部材から構成することができる。
前記クラッチ機構5は、図2に示すように、ノッチ部材50と、ワッシャ51と、スプリング52と、プッシュナット53と、を備えるものである。前記クラッチ機構5は、固定側の前記シャフト3と回転側の前記ミラーアセンブリ4との間に設けられている。
前記挿入部31と前記ノッチ部材50と前記スプリング52とは、前記緩衝機構を構成する。すなわち、前記ミラーアセンブリ4が前記使用位置Aに位置するときには、前記スプリング52のスプリング力により前記挿入部31と前記ノッチ部材50とが相互に当接している。前記ミラーアセンブリ4に前記スプリング52のスプリング力以上の力が作用するときには、前記スプリング52のスプリング力に抗して、前記ミラーアセンブリ4側の前記ノッチ部材50が前記シャフト3側の前記挿入部31との当接を解除する。この結果、前記ミラーアセンブリ4が緩衝のために前記シャフト3に対して前記傾倒中心線O−Oを中心として前記使用位置Aから前記車両の前方Fまたは前記車両の後方Eに回転する。
前記挿入部31と前記挿入受部23とには、前記挿入部31が前記挿入受部23に固定される固定部が設けられている。前記固定部は、第1固定部と、第2固定部と、第3固定部と、を有する。
まず、前記ベース2と前記シャフト3とがそれぞれ別個に製造される(図5を参照)。前記ベース2の前記挿入受部23中に前記シャフト3の前記挿入部31を図5におけるVII実線矢印方向に挿入する。このとき、前記挿入部31側の前記第1当接面61および前記第2当接面62と、前記挿入受部23側の前記第1弾性当接面71および前記第2弾性当接面72とを、目印や小凹凸などの位置決め部(図示せず)により合わせておく。
この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、以上のごとき構成からなり、以下、その効果について説明する。
図10、図11は、この発明にかかる車両用アウトサイドミラー装置の実施形態2を示す。以下、この実施形態2における車両用アウトサイドミラー装置について説明する。図中、図1〜図9と同符号は、同一のものを示す。
なお、前記の実施形態1、2においては、手動格納式のドアミラー装置について説明するものである。ところが、この発明においては、手動格納式のドアミラー装置以外の車両用アウトサイドミラー装置にも適用できる。たとえば、手動格納式の車両用フェンダミラー装置などの手動格納式の車両用アウトサイドミラー装置に適用することができる。
2、200 ベース
20 取付部
21 ベース部
22 アンダーカバー部
23 挿入受部
24 側壁部
25 底壁部
26 開口溝
27 透孔
3、300 シャフト
30 シャフト部
31 挿入部
32 溝
33 リブ
4 ミラーアセンブリ
40 ミラーハウジング
41 ガーニッシュ
42 ハウジング部
43 ブラケット部
44 取付孔
5 クラッチ機構
50 ノッチ部材
51 ワッシャ
52 スプリング
53 プッシュナット
60 当接凹部
61 第1当接面
62、620 第2当接面
70 第1当接凸部
71 第1弾性当接面
72 第2弾性当接面
73 切溝
74 第2当接凸部
80 凹部
81 凸部
82、83 嵌合当接面
9、90 緩衝材
A 使用位置
B 格納位置
C 前方傾倒位置
D ドア(車体)
E 車両の後方
F 車両の前方
O−O 傾倒中心線(ミラーアセンブリの傾倒中心線、シャフトの中心線)
Claims (5)
- 車体に固定されるベースと、
前記ベースに固定されているシャフトと、
前記シャフトに傾倒可能に取り付けられているミラーアセンブリと、
を備え、
前記シャフトには、挿入部が設けられていて、
前記ベースには、挿入受部が設けられていて、
少なくとも前記挿入部と前記挿入受部とには、前記挿入部が前記挿入受部に固定される固定部が設けられていて、
前記固定部は、前記ミラーアセンブリの傾倒中心線方向を固定する第1固定部と、前記ミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする径方向を固定する第2固定部と、前記ミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする周方向を固定する第3固定部と、を有し、
前記第1固定部は、前記挿入部に設けられた第1当接面と、前記挿入受部に設けられた第1弾性当接面とから構成され、
前記第2固定部は、前記挿入部に設けられた第2当接面と、前記挿入受部に設けられた第2弾性当接面とから構成され、
前記第3固定部は、前記挿入部に設けられた凹部と、前記挿入受部に設けられた凸部とから構成されている、
ことを特徴とする車両用アウトサイドミラー装置。 - 前記第1弾性当接面は、前記第1当接面に前記ミラーアセンブリの傾倒中心線の一方向と前記ミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする径の一方向とが合成された方向に弾性当接し、
前記第2弾性当接面は、前記第2当接面に前記ミラーアセンブリの傾倒中心線の他方向と前記ミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする径の他方向とが合成された方向に、あるいは、前記第2当接面に前記ミラーアセンブリの傾倒中心線の他方向に、弾性当接する、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用アウトサイドミラー装置。 - 前記第2弾性当接面は、記挿入受部と別個の部材であって前記挿入受部の底壁部に嵌め込まれた緩衝材に、設けられている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用アウトサイドミラー装置。 - 前記凹部と前記凸部との前記ミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする周方向の両面には、前記凹部と前記凸部とが相互に嵌合することにより、相互に当接して前記ミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする周方向を固定する嵌合当接面がそれぞれ設けられている、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用アウトサイドミラー装置。 - 前記凹部の前記嵌合当接面と前記凸部の前記嵌合当接面は、前記挿入部が前記挿入受部に挿入される方向に対して末広がりをなす、
ことを特徴とする請求項4に記載の車両用アウトサイドミラー装置。
Priority Applications (1)
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JP2015102709A JP6606863B2 (ja) | 2015-05-20 | 2015-05-20 | 車両用アウトサイドミラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015102709A JP6606863B2 (ja) | 2015-05-20 | 2015-05-20 | 車両用アウトサイドミラー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016215820A JP2016215820A (ja) | 2016-12-22 |
JP6606863B2 true JP6606863B2 (ja) | 2019-11-20 |
Family
ID=57579481
Family Applications (1)
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JP2015102709A Active JP6606863B2 (ja) | 2015-05-20 | 2015-05-20 | 車両用アウトサイドミラー装置 |
Country Status (1)
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-
2015
- 2015-05-20 JP JP2015102709A patent/JP6606863B2/ja active Active
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