JP6341823B2 - 車両用サイドミラー - Google Patents

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本発明は、例えば自動車等の側部に設けられる車両用サイドミラーに関するものである。
従来より、自動車等の側部には後方を視認するための車両用サイドミラーが設けられている。この種の車両用サイドミラーは、車両に固定されるミラーベースと、ミラーベースに取り付けられるバイザーとを備えており、バイザーには後方確認用のミラーが取り付けられている。また、バイザーには、電動格納装置やミラーの角度調整装置等が内蔵されており、これらに接続されるハーネスも設けられている。
特許文献1に開示されている車両用ドアミラーは、バイザー側から延びるハーネスの中途部をミラーベースの基端側の内方に引き込んで屈曲させてから固定部材によってミラーベースに固定するようにしている。
特開2014−76699号公報
ところで、特許文献1ではハーネスの中途部をミラーベースの基端側の内方に固定するようにしていので、ハーネスの中途部が所定の部位から移動するのを規制することができる。しかしながら、車両用サイドミラーの構造によっては、ハーネスの中途部を、ミラーベースの基端側の外方を通るように配設する場合がある。この場合も、ハーネスの中途部が所定の部位から移動しないようにしなければならない。
そして、上記のようにミラーベースの基端側の外方を通るようにハーネスの中途部を配設する場合には、ミラーベースの基端側をハーネスの中途部と共に覆うためのベースカバーを設ける必要がある。この場合、ベースカバーに対して外力が作用した際、ベースカバーの変形を抑制する必要がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ミラーベースの外方を通るようにハーネスの中途部を配設する場合に、ハーネスの中途部が所定の部位から移動しないようにするとともに、ハーネスやミラーベースを覆うベースカバーの変形を抑制することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、ベースカバーの内面にハーネス移動抑制部を突出するように設けることで、ハーネスの中途部が移動するのを抑制しながら、ハーネス移動抑制部によってミラーカバーの変形も抑制できるようにした。
第1の発明は、
後方確認用のミラーを有するバイザーと、
車両に取り付けられ、上記バイザーを支持するミラーベースと、
ハーネスとを備え、
上記ハーネスの中途部が上記ミラーベースの外方を通るように所定の部位に配設された車両用サイドミラーにおいて、
上記ミラーベースを上記ハーネスの中途部と共に覆うベースカバーを備え、
上記ミラーベースの外面には、上記ハーネスの中途部が引っ掛かるように形成されたベース側突出部が設けられ、
上記ベースカバーの内面には、所定の部位に配設された上記ハーネスの中途部が移動するのを抑制するハーネス移動抑制部が上記ミラーベースの外面に向かって突出するように設けられ
上記ベース側突出部と上記ハーネス移動抑制部とが対向していることを特徴とする。
この構成によれば、ハーネスの中途部がミラーベースの外方を通るように所定の部位に配設されており、このハーネスの中途部及びミラーベースがベースカバーによって覆われる。ベースカバーの内面からハーネス移動抑制部が突出しているので、ハーネスの中途部が所定の部位から移動しようとすると、該ハーネスがハーネス移動抑制部に引っ掛かるように係合して移動が確実に抑制される。また、ベースカバーの外方から外力が作用した際、ベースカバーが内方へ向けて変形しようとするが、このときハーネス移動抑制部が突出していることで、ミラーベースに当たってミラーベースによって支持され、変形が抑制される
また、ハーネスの中途部がベース側突出部にも引っ掛かるようになるので、所定の部位からより一層移動しにくくなる。そして、ベースカバーの外方から外力が作用した際、ハーネス移動抑制部がベース側突出部に当たって支持されるので、ベースカバーの変形が抑制される。
の発明は、第の発明において、
上記ベース側突出部は、板状に形成され、
上記ハーネス移動抑制部は、上記ベース側突出部の厚み方向に延び、上記ベース側突出部に当接する当接部を有していることを特徴とする。
この構成によれば、ベースカバーのハーネス移動抑制部の当接部がベース側突出部の厚み方向に延びているので、ベースカバーが外力によって多少変形してハーネス移動抑制部がベース側突出部の厚み方向に変位しても、当接部をベース側突出部に確実に当接させて支持することが可能になる。
の発明は、第の発明において、
上記ハーネス移動抑制部は中空構造であることを特徴とする。
すなわち、ベース側突出部の厚み方向に延びる当接部を有するハーネス移動抑制部は幅が広くなって成形時にベースカバーの外面にひけを生じさせる恐れがあるが、この発明ではハーネス移動抑制部が中空構造になるので、ひけの発生が抑制される。
第1の発明によれば、ミラーベースをハーネスの中途部と共に覆うベースカバーの内面に、所定の部位に配設されたハーネスの中途部が移動するのを抑制するハーネス移動抑制部を突出するように設けたので、ハーネスの中途部が所定の部位から移動しないようにしながら、ベースカバーの変形を抑制することができる。
また、ミラーベースの外面にベース側突出部を設け、ベース側突出部とハーネス移動抑制部とを対向させたので、ハーネスの中途部が所定の部位からより一層移動しにくくなるとともに、ベースカバーの変形を抑制することができる。
の発明によれば、ハーネス移動抑制部がベース側突出部の厚み方向に延びる当接部を有しているので、外力が作用した際にハーネス移動抑制部をベース側突出部に確実に当接させてベースカバーの変形を抑制することができる。
の発明によれば、ハーネス移動抑制部を中空構造にしたので、ベースカバーのひけの発生を抑制することができる。
実施形態にかかる車両用サイドミラーの分解斜視図である。 ベースカバー、ハーネス及びシール材が組み付けられたミラーベースの正面図である。 ベースカバー、ハーネス及びシール材が組み付けられたミラーベースの左側面図である。 ベースカバー及びハーネスが組み付けられたミラーベースを下方から見た斜視図である。 図3におけるV−V線断面図である。 ミラーベースの正面図である。 ミラーベースの背面図である。 ミラーベースの右側面図である。 ベースカバーの正面図である。 ベースカバーの左側面図である。 ベースカバーの右側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用サイドミラー1の分解斜視図である。この車両用サイドミラー1は、例えば自動車の側部に配設されるドアに取り付けて使用される、いわゆるドアミラーである。この実施形態では、図2に仮想線で示すようにドアDのアウタパネルに取り付けられる場合について説明するが、取付箇所はこれに限定されるものではない。尚、以下の説明では、車両前側を単に「前」といい、車両後側を単に「後」といい、車両右側を単に「右」といい、車両左側を単に「左」というものとする。
また、以下の説明では車両右側に配設される車両用サイドミラー1について説明するが、左側に配設されるものは、右側のものと左右対称であるだけで構造は同じである。
車両用サイドミラー1は、後方確認用のミラー2を有するバイザー3と、車両に取り付けられ、バイザー3を支持するミラーベース4と、ハーネス5とを備えている。ミラー2は、左右方向に長い形状であり、その裏面には板状部材2aが貼り付けられている。板状部材2aにおけるミラー2と反対側の面には、プレート10が取り付けられている。プレート10には、円盤部材11を介して角度調整装置12が取り付けられている。ミラー2の裏面には、電気式ヒーターを設けることもできる。この場合、電気式ヒーターにはハーネス5が接続される。
角度調整装置12は、ミラー2の角度を左右及び上下方向のそれぞれについて調整することができるように構成されたものであり、図示しないが、左右方向に調整するための電動モーターと上下方向に調整するための電動モーターとを備えている。これら電動モーターにはハーネス5の端部が接続されるようになっている。また、角度調整装置12はハウジング3の内部に固定されている。すなわち、ミラー2は、角度調整装置12を介してハウジング3に取り付けられる。
ハウジング3におけるミラー2とは反対側(前側)には、フレーム20が固定されている。フレーム20は、左右方向に延びており、その左端部には筒状部20aが設けられている。筒状部20aは、フレーム20の下端面に開口し、上方へ向かって上へ行くほど右に位置するように傾斜して延びている。筒状部20aの上端部も開口している。フレーム20の下面における筒状部20aの周囲には、下方へ突出する複数のフレーム側凸部20bが周方向に互いに間隔をあけて形成されている。また、ハウジング3の前側には、アッパーカバー21及びロアカバー22が取り付けられている。
ミラーベース4は、支軸部41と、ドアへの締結固定部となる固定部42とを備えている。図2に示すように、支軸部41は、上方へ向かって上へ行くほど右に位置するように傾斜して延びている。支軸部41がフレーム20の筒状部20aに挿入されるようになっており、この挿入状態でフレーム20が支軸部41に対して支軸部41周りに回動可能に支持される。支軸部41には軸線方向に延びる孔部41a(図8に示す)が形成されている。孔部41aは支軸部41の上端から下端に亘って連続しており、その上端及び下端において開口している。この孔部41aにはハーネス5が挿通する。
図2にも示すように、支軸部41の下部には大径部41bが設けられている。大径部41bの上面は支軸部41の軸線に対して直交する方向に延びており、フレーム20の下面に対向するようになっている。大径部41bの上面には、複数の支軸側凸部41cが周方向に間隔をあけて形成されている。周方向に隣合う支軸側凸部41cの間に、フレーム20のフレーム側凸部20bが入り込んで周方向に係合し、通常使用時にフレーム20が支軸部41周りに回動するのが阻止されている。
図3や図4にも示すように、支軸部41の上部の外面には溝41dが形成されている。フレーム20の筒状部20aに挿入された支軸部41には図1に示すバネ25が挿通され、このバネ25の抜け止め用のリング26が支軸部41の溝41dに嵌合している。バネ25の下端部は、フレーム20の筒状部20aの内面に係合するようになっており、このバネ25によってフレーム20が下方に付勢されている。
図8に示すように、ミラーベース4の固定部42は、支軸部41の下端部から支軸部41の軸線に対して交差する方向に延びる延出板部42aと、延出板部42aの周縁部に形成された周壁部42bとを備えている。延出板部42aは、略上下方向に延びており、左側へ行くほど上に位置するように傾斜している。周壁部42aは、左側下方へ突出するように形成されている。
延出板部42aにおける支軸部41と反対側の面には、複数のピン43が互いに間隔をあけて設けられている。ピン43は、周壁部42aの突出方向と同方向である。また、延出板部42aにおける支軸部41と反対側の面には、3つのボス44が設けられている。各ボス44に、ミラーベース4を締結するためのビス等の締結部材が螺合するようになっている。これらボス44は、延出板部42aの周縁部に位置しており、周壁部42aの突出方向と同方向に突出している。また、ボス44は、周壁部42aと一体化している。
ミラーベース4には、支軸部41と固定部42とを連結する第1〜第4リブ45a、45b、45c、45dが設けられている。第1〜第4リブ45a、45b、45c、45dは、固定部42の延出板部42a上面から支軸部41の大径部41bまで延びており、互いに平行である。第1リブ45aは最も前に位置しており、また、第2リブ45bは第1リブ45aから後方に離れており、また、第3リブ45cは第2リブ45bから後方に離れており、第4リブ45dは第3リブ45cから後方に離れている。
第2リブ45bと第3リブ45cとの間には、左へ開放される凹部42eが形成されている。凹部42eの内部に、支軸部41の孔部41aの下部が連通している。したがって、孔部41aに挿通されたハーネス5は、凹部42e内を通って凹部42eの開放側である左側へ出るようになっている。
また、固定部42の延出板部42aの上面には、ハーネス載置面42dが形成されている。ハーネス載置面42dは、延出板部42aの下部において第1リブ45a及び第2リブ45bの下方に位置付けられ、前後方向に延びる溝状に形成されている。ハーネス載置面42dの後端部は凹部42eの下部に連なっている。このハーネス載置面42dに、凹部42e内を通って出てきたハーネス5が載置される。
固定部42の周壁部42bにおいて前側に位置する部分の外面には、凹面42eが形成されている。凹面42eは、周壁部42bの突出方向両端に亘って形成されており、延出板部42a側の端部は、ハーネス載置面42dに連なっている。ハーネス載置面42dに載置されたハーネス5は、凹面42e内に配置される。つまり、この実施形態では、ハーネス5の中途部が、バイザー3側から支軸部41の孔部41aに挿通されて下方へ延びた後、凹部42eを通ってミラーベース4の外方へ出て、ハーネス載置面42d及び凹面42eを通るように所定の部位に配設される。
第2リブ45bには、ハーネス5の中途部が引っ掛かるように形成されたベース側突出部45eが設けられている。すなわち、図7等に示すように、ベース側突出部45eは、第2リブ45bの下部から右下方へ突出して上下方向に延びる板状をなしており、突出方向へ向かって上下方向の寸法が徐々に短くなる先鋭形状とされている。このベース側突出部45eの下方にハーネス載置面42dが位置しているので、ハーネス4の中途部はベース側突出部45eの下方に位置し、ベース側突出部45eに対して下方から引っ掛かるようになっている。
また、固定部42の延出板部42aには、ハーネス載置面42dの下方から前側へ突出するフック46が設けられている。フック46は、凹面42e内に配置されたハーネス5の中途部に前側から係合するように形成されている。
車両用サイドミラー1は、樹脂製のベースカバー30を備えている。ベースカバー30は、ミラーベース4の基端側及びハーネス4の中途部を覆うものであり、図10や図11に示すように、前後方向に長い楕円に近い外形状を有する平板部31と、平板部31の周縁部から左側下方へ延びる環状板部32とを備えている。平板部31の中央部近傍には貫通孔31aが形成されている。貫通孔31aには、ミラーベース4の支軸部41が挿通される。この状態で、図2に示すように、平板部31は支軸部41の軸線に対して略直交する方向に延びるように配置される。
環状板部32は、その端部へ行くほど断面積が大きくなるように徐々に拡大する形状となっている。図10に示すように、環状板部32の内面における下部には、上述のように所定の部位に配設されたハーネス5の中途部が移動するのを抑制するハーネス移動抑制部33が、ミラーベース4の外面に向かって突出するように設けられている。このハーネス移動抑制部33は、環状板部32に一体成形された部分であり、図5に示すようにベース側突出部45eと対向するように配置されている。ハーネス移動抑制部33の下端部は、ベース側突出部45eの下端部よりも下方に位置している。
図10に示すように、ハーネス移動抑制部33は、環状板部32の内面から突出して上下方向に互いに略平行に延びる2つの側板部33a、33aと、これら側板部33a、33aの突出方向先端縁同士を繋ぐように延びる当接部33bとを有しており、中空構造となっている。図5に示すように、側板部33a、33aの突出方向の寸法は、下側へ行くほど長くなるように設定されている。側板部33a、33aの間隔は、ミラーベース4のベース側突出部45eの厚み寸法よりも長く設定されており、側面視で、側板部33a、33aの間に、ミラーベース4のベース側突出部45eが位置するようになっている。
当接部33bは、ベース側突出部45eの厚み方向に延びる板状に形成されている。図5に示すように、当接部33bは、ベース側突出部45eの先端から僅かに(例えば0.4mm程度)離れている。これにより、通常の組み付け状態では当接部33bがベース側突出部45eの先端に干渉しない。一方、仮にベースカバー30に下方から外力が作用した際には、当接部33bがベース側突出部45eに当接するようになっている。
また、図2や図3に示すように、ミラーベース4の固定部42には、シール材50が取り付けられるようになっている。シール材50も車両用サイドミラー1を構成する部材である。シール材50は、固定部42を左側から覆うことができるように形成されたゴム等の弾性部材からなるものである。このシール材50によってミラーベース4の固定部42の周縁部がシールされるようになっている。
シール材50には、ハーネス5が挿通するハーネス挿通孔51と、ボス44が嵌入するボス嵌入孔52と、ピン42が挿通するピン挿通孔53とが形成されている。尚、ハーネス挿通孔51から出たハーネス5はドアD(図2に仮想線で示す)の内部に引き込まれるようになっている。
上記のように構成された車両用サイドミラー1ではハーネス5の中途部が所定の部位、すなわち、凹部42e、ハーネス載置面42d、凹面42eに配置される。そして、このハーネス5の中途部がミラーベース4の基端側と共にベースカバー30によって覆われる。車両への取付状態では、例えば振動等によってハーネス5の中途部が所定の部位から上方へ移動しようとする場合がある。このとき、ハーネス5の中途部がベース側突出部45eに引っ掛かって係合するとともに、ベースカバー30の内面から突出しているハーネス移動抑制部33にも引っ掛かって係合するので、それ以上、上方へ移動することはなく、上方への移動が確実に抑制される。
また、図5に白抜きの矢印Yで示すように、ベースカバー30の外方から斜め上向きの外力が作用した際、ベースカバー30が内方へ向けて変形しようとする。このときハーネス移動抑制部33がミラーベース4側へ向けて突出していることで、ミラーベース4のベース側突出部45eに当たってミラーベース4によって支持される。これにより、ベースカバー30の変形が抑制される。
以上説明したように、この実施形態に係る車両用サイドミラー1によれば、ミラーベース4の基端側をハーネス5の中途部と共に覆うベースカバー30の内面に、所定の部位に配設されたハーネス5の中途部が移動するのを抑制するハーネス移動抑制部33を突出するように設けたので、ハーネス5の中途部が所定の部位から移動しないようにしながら、ベースカバー30の変形を抑制することができる。
また、ベースカバー30に対して外力が作用した際にベースカバー30が多少変形してハーネス移動抑制部33が、ベース側突出部45eの厚み方向ずれることが考えられる。このとき、ハーネス移動抑制部33の当接部33bがベース側突出部45eの厚み方向に所定の幅を有しているので、上記のようにハーネス移動抑制部33がずれたとしても、当接部33bをベース側突出部45eに確実に当接させてベースカバー30のそれ以上の変形を抑制できる。
また、ハーネス移動抑制部33が中空構造であるため、ベースカバー30にハーネス移動抑制部33を一体成形した際にベースカバー30の表面にひけ等が発生しにくく、外観見栄えを良好にすることができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る車両用サイドミラーは、例えば自動車の側部に配設することができる。
1 車両用サイドミラー
2 ミラー
3 バイザー
4 ミラーベース
5 ハーネス
30 ベースカバー
33 ハーネス移動抑制部
33b 当接部
45e ベース側突出部

Claims (3)

  1. 後方確認用のミラーを有するバイザーと、
    車両に取り付けられ、上記バイザーを支持するミラーベースと、
    ハーネスとを備え、
    上記ハーネスの中途部が上記ミラーベースの外方を通るように所定の部位に配設された車両用サイドミラーにおいて、
    上記ミラーベースを上記ハーネスの中途部と共に覆うベースカバーを備え、
    上記ミラーベースの外面には、上記ハーネスの中途部が引っ掛かるように形成されたベース側突出部が設けられ、
    上記ベースカバーの内面には、所定の部位に配設された上記ハーネスの中途部が移動するのを抑制するハーネス移動抑制部が上記ミラーベースの外面に向かって突出するように設けられ
    上記ベース側突出部と上記ハーネス移動抑制部とが対向していることを特徴とする車両用サイドミラー。
  2. 請求項に記載の車両用サイドミラーにおいて、
    上記ベース側突出部は、板状に形成され、
    上記ハーネス移動抑制部は、上記ベース側突出部の厚み方向に延び、上記ベース側突出部に当接する当接部を有していることを特徴とする車両用サイドミラー。
  3. 請求項に記載の車両用サイドミラーにおいて、
    上記ハーネス移動抑制部は中空構造であることを特徴とする車両用サイドミラー。
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