JP2016215820A - 車両用アウトサイドミラー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組付工程数が少なくて済む車両用アウトサイドミラー装置を提供すること。【解決手段】ベース2と、シャフト3と、ミラーアセンブリと、を備える。シャフト3には、挿入部31が設けられている。ベース2には、挿入受部23が設けられている。挿入部31と挿入受部23とには、固定部が設けられている。固定部は、第1固定部と、第2固定部と、第3固定部と、を有する。固定部で挿入部31を挿入受部23に固定することにより、ネジやスクリューを使用せずに、シャフト3をベース2に固定することができる。【選択図】図3

Description

この発明は、ミラーアセンブリが車体に対して可倒(回転、回動)可能である車両用アウトサイドミラー装置に関するものである。すなわち、この発明は、たとえば、手動格納型のドアミラーなどの車両用アウトサイドミラー装置に関するものである。
この種の車両用アウトサイドミラー装置は、従来からある(たとえば、特許文献1)。以下、従来の車両用アウトサイドミラー装置について説明する。従来の車両用アウトサイドミラー装置は、ミラーベースと、このミラーベースに固定されているシャフト部と、このシャフト部に傾倒可能に取り付けられているミラー本体と、を備えるものである。ミラーベースとシャフト部とは、差し込み爪の差し込み孔への挿入と、ネジのネジ挿通孔を通してネジ螺入孔への螺入と、により固定されている。
特開2012−206568号公報
ところが、前記の従来の車両用アウトサイドミラー装置は、ミラーベースとシャフト部との固定が、差し込み爪の差し込み孔への挿入工程以外に、ネジのネジ挿通孔を通してネジ螺入孔への螺入工程を必要とするものであるから、組付工程数が多い。
この発明が解決しようとする課題は、組付工程数が少なくて済む車両用アウトサイドミラー装置を提供することにある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、車体に固定されるベースと、ベースに固定されているシャフトと、シャフトに傾倒可能に取り付けられているミラーアセンブリと、を備え、シャフトには、挿入部が設けられていて、ベースには、挿入受部が設けられていて、少なくとも挿入部と挿入受部とには、挿入部が挿入受部に固定される固定部が設けられていて、固定部が、ミラーアセンブリの傾倒中心線方向を固定する第1固定部と、ミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする径方向を固定する第2固定部と、ミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする周方向を固定する第3固定部と、を有する、ことを特徴とする。
この発明(請求項2にかかる発明)は、第1固定部および第2固定部が、第1当接面と、第1当接面にミラーアセンブリの傾倒中心線の一方向とミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする径の一方向とが合成された方向に弾性当接する第1弾性当接面と、第2当接面と、第2当接面にミラーアセンブリの傾倒中心線の他方向とミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする径の他方向とが合成された方向に、あるいは、第2当接面にミラーアセンブリの傾倒中心線の他方向に、弾性当接する第2弾性当接面と、から構成されている、ことを特徴とする。
この発明(請求項3にかかる発明)は、第2弾性当接面が、挿入部か挿入受部かのいずれか一方に、あるいは、挿入部および挿入受部と別個の部材であって緩衝材に、設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項4にかかる発明)は、第3固定部が、凹部と凸部とから構成されていて、凹部と凸部とのミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする周方向の両面には、凹部と凸部とが相互に嵌合することにより、相互に当接してミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする周方向を固定する嵌合当接面がそれぞれ設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項5にかかる発明)は、凹部の嵌合当接面と凸部の嵌合当接面が、挿入部が挿入受部に挿入される方向に対して末広がりをなす、ことを特徴とする。
この発明の車両用アウトサイドミラー装置は、固定部で挿入部を挿入受部に固定することにより、ネジやスクリューを使用せずに、シャフトをベースに固定することができる。この結果、この発明の車両用アウトサイドミラー装置は、ネジやスクリューによる組付工程が不要となり、その分、組付工程数を軽減することができる。
図1は、この発明にかかる車両用アウトサイドミラー装置の実施形態1を示す使用状態の平面図である。 図2は、ミラーアセンブリの傾倒中心線を含む平面における縦断面図(垂直断面図)である。 図3は、要部の第1固定部および第2固定部の組付状態を示すベースおよびシャフトの一部拡大縦断面図(一部拡大垂直断面図であって、図6におけるIII−III線断面図、図7におけるIII−III線断面図)である。 図4は、要部の第3固定部の組付状態を示すベースおよびシャフトの一部拡大縦断面図(一部拡大垂直断面図であって、図6におけるIV−IV線断面図、図7におけるIV−IV線断面図)である。 図5は、要部の第1固定部および第2固定部の分解状態を示すベースおよびシャフトの一部拡大縦断面図(一部拡大垂直断面図)である。 図6は、シャフトの一部を示す底面図(図5におけるVI矢視図)である。 図7は、ベースの一部を示す平面図(図5におけるVII矢視図)である。 図8は、要部の第3固定部の組付状態を示すベースおよびシャフトの一部拡大縦断面図(一部拡大垂直断面図であって、図4におけるVIII−VIII線断面図)である。 図9は、ベースの一部を示す拡大縦断面図(拡大垂直断面図であって、図5におけるIX−IX線断面図)である。 図10は、この発明にかかる車両用アウトサイドミラー装置の実施形態2を示すベースおよびシャフトの一部拡大縦断面図(一部拡大垂直断面図であって、図3に対応する断面図)である。 図11は、弾性部材を示す斜視図である。
以下、この発明にかかる車両用アウトサイドミラー装置の実施形態(実施例)の2例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態(実施例)によりこの発明が限定されるものではない。この明細書において、前、後、上、下、左、右は、この発明にかかる車両用アウトサイドミラー装置を車両に装備した際の前、後、上、下、左、右である。図3〜図5、図8〜図10において、ベース2のハッチングを省略する。図3〜図5、図10において、シャフト3のハッチングを省略する。
「実施形態1の構成の説明」
図1〜図9は、この発明にかかる車両用アウトサイドミラー装置の実施形態1を示す。以下、この実施形態1における車両用アウトサイドミラー装置の構成について説明する。この実施形態における車両用アウトサイドミラー装置は、この例では、手動格納式ドアミラー装置(手動格納型のドアミラー)1である。前記手動格納式ドアミラー装置1は、自動車の左右のドアにそれぞれ装備される。なお、この実施形態の手動格納式ドアミラー装置1は、自動車の右側のドアDに装備されるものである。自動車の左側のドアに装備される手動格納式ドアミラー装置は、この実施形態の手動格納式ドアミラー装置1とほぼ左右が逆となる。このために、自動車の左側のドアに装備される手動格納式ドアミラー装置の構成の説明を省略する。
「手動格納式ドアミラー装置1の説明」
前記手動格納式ドアミラー装置1は、図1、図2に示すように、車体この例ではドアDに固定されるベース(ミラーベース)2と、シャフト(シャフトホルダ)3と、ミラーアセンブリ4と、クラッチ機構5と、緩衝機構と、を備えるものである。
図1において、符号Aは、前記ミラーアセンブリ4の使用位置である。符号Bは、前記ミラーアセンブリ4の格納位置(後方傾倒位置)である。符号Cは、前記ミラーアセンブリ4の前方傾倒位置である。符号Eは車両の後方である。符号Fは車両の前方である。符号O−Oは、前記ミラーアセンブリ4の傾倒中心線であり、また、前記シャフト3の中心線でもあり、以下、「傾倒中心線O−O」と称する。
「ベース2の説明」
前記ベース2は、樹脂製もしくはダイカスト製の部材からなる。前記ベース2は、取付部20と、ベース部21と、の一体構造からなる。前記取付部20に前記ベース部21の左側面が一体に固定されている。前記取付部20は、前記ドアDにスクリューなどにより取り付けられる。前記ベース部21には、前記ミラーアセンブリ4が傾倒可能に取り付けられている。
前記ベース部21は、上面および前後両面および右側面が閉塞していて、かつ、下面が開口した中空形状をなすものである。前記ベース部21の下面の開口部の縁には、アンダーカバー部22が取り付けられている。これにより、前記ベース部21の下面の開口部は、前記アンダーカバー部22により覆われる。
図3〜図5、図7に示すように、前記ベース部21の上面の閉塞部には、前記傾倒中心線O−Oを中心とする円筒形状であってかつ凹形状の挿入受部23が、一体に設けられている。前記挿入受部23は、前記ベース部21の上面の閉塞部に対して、下側に凹んでいる。前記挿入受部23は、前記傾倒中心線O−Oを中心とする円筒形状の側壁部24と、前記傾倒中心線O−Oを中心とする円板状の底壁部25と、を有する。前記底壁部25には、3本の開口溝26が設けられている。3本の前記開口溝26は、前記傾倒中心線O−Oから放射状に前記側壁部24までの間に等間隔もしくはほぼ等間隔に設けられている。前記底壁部25の中央には、前記傾倒中心線O−Oを中心とする円形の透孔27が設けられている。
「シャフト3の説明」
前記シャフト3は、樹脂製もしくはダイカスト製の部材からなる。前記シャフト3は、前記傾倒中心線O−Oを中心とする中空の円筒形状をなす。前記シャフト3の中は、ハーネス(図示せず)が通る。前記シャフト3は、図2〜図6に示すように、上端から下端部寄りまでの部分の小径のシャフト部30と、下端部の大径の挿入部31と、から一体に構成されている。前記シャフト部30の上端部には、複数本の溝32が設けられている。前記挿入部31の外径は、前記挿入受部23の前記側壁部24の内径と、ほぼ同等かもしくは若干小さい。前記挿入部31の外周面には、3本のリブ33が前記傾倒中心線O−O方向に一体に設けられている。3本の前記リブ33は、前記傾倒中心線O−Oを中心とする等間隔もしくはほぼ等間隔の中心角で設けられている。
「ミラーアセンブリ4の説明」
前記ミラーアセンブリ4は、図1、図2に示すように、ミラーハウジング40と、ガーニッシュ41と、ロアーカバー(図示せず)と、パワーユニット(図示せず)と、ミラーユニット(図示せず)と、から構成されている。前記ミラーハウジング40は、樹脂製の部材からなる。前記ミラーハウジング40は、周辺部分のハウジング部42と、中央部分のブラケット部43とが一体の一体構造をなす。なお、前記ミラーハウジング40としては、前記ハウジング部42と前記ブラケット部43とが別体の別体構造であっても良い。別体構造の場合、前記ハウジング部42と前記ブラケット部43とを、それぞれ別の部材から構成することができる。たとえば、前記ハウジング部42を樹脂製の部材から構成し、前記ブラケット部43を金属製の部材から構成することができる。
前記ブラケット部43には、前記パワーユニットが取り付けられている。前記パワーユニットには、前記ミラーユニットが取り付けられている。前記シャフト3を通るハーネスは、前記パワーユニットおよび前記ミラーユニットに電気的に接続される。前記パワーユニットは、前記ミラーユニットのミラーを上下左右に傾けてミラーを遠隔操作により調整するものである。前記ミラーユニットは、前記ミラーを有し、前記ミラーの表面の鏡面の曇りを取るヒータなどが内蔵されている。
前記ブラケット部43には、前記傾倒中心線O−Oを中心とする円形の取付孔44が設けられている。前記取付孔44は、前記シャフト部30に外側から嵌合されている。これにより、前記ミラーアセンブリ4は、前記シャフト3に前記傾倒中心線O−Oを中心として前記車両の前方Fおよび前記車両の後方Eに傾倒可能に取り付けられる。
「クラッチ機構5の説明」
前記クラッチ機構5は、図2に示すように、ノッチ部材50と、ワッシャ51と、スプリング52と、プッシュナット53と、を備えるものである。前記クラッチ機構5は、固定側の前記シャフト3と回転側の前記ミラーアセンブリ4との間に設けられている。
前記ノッチ部材50は、固定側の前記シャフト3と回転側の前記ミラーアセンブリ4の前記ブラケット部43との間に介在されている。前記ノッチ部材50は、前記クラッチ機構5のトルクを安定させるものである。
前記ワッシャ51は、前記ミラーアセンブリ4の前記ブラケット部43と前記スプリング52との間に介在されている。前記ワッシャ51は、前記ミラーアセンブリ4が前記スプリング52に対して円滑(スムーズ)に回転するためのものである。
前記スプリング52は、前記シャフト3の前記シャフト部30に外嵌し、かつ、固定側の前記シャフト3の前記プッシュナット53と回転側の前記ミラーアセンブリ4の前記ブラケット部43の前記ワッシャ51との間に介在されている。前記スプリング52は、車両の走行中などにおいて、前記ミラーアセンブリ4のミラー面(鏡面)がぶれないように、適度の保持力を得るためのものである。
前記プッシュナット53は、前記シャフト3の前記溝32に係合固定されている。前記プッシュナット53は、前記スプリング52の弾性力を保持するものである。
「緩衝機構の説明」
前記挿入部31と前記ノッチ部材50と前記スプリング52とは、前記緩衝機構を構成する。すなわち、前記ミラーアセンブリ4が前記使用位置Aに位置するときには、前記スプリング52のスプリング力により前記挿入部31と前記ノッチ部材50とが相互に当接している。前記ミラーアセンブリ4に前記スプリング52のスプリング力以上の力が作用するときには、前記スプリング52のスプリング力に抗して、前記ミラーアセンブリ4側の前記ノッチ部材50が前記シャフト3側の前記挿入部31との当接を解除する。この結果、前記ミラーアセンブリ4が緩衝のために前記シャフト3に対して前記傾倒中心線O−Oを中心として前記使用位置Aから前記車両の前方Fまたは前記車両の後方Eに回転する。
「固定部の説明」
前記挿入部31と前記挿入受部23とには、前記挿入部31が前記挿入受部23に固定される固定部が設けられている。前記固定部は、第1固定部と、第2固定部と、第3固定部と、を有する。
前記第1固定部は、前記挿入部31を前記挿入受部23に、前記傾倒中心線O−O方向に対して固定するものである。前記第2固定部は、前記挿入部31を前記挿入受部23に、前記傾倒中心線O−Oを中心とする径方向に対して固定するものである。前記第3固定部は、前記挿入部31を前記挿入受部23に、前記傾倒中心線O−Oを中心とする周方向に対して固定するものである。
前記第1固定部および前記第2固定部は、第1当接面61と、第1弾性当接面71と、第2当接面62と、第2弾性当接面72と、から構成されている。
前記第1当接面61は、図3、図5、図6に示すように、前記挿入部31に設けられている。前記挿入部31の前記傾倒中心線O−O方向の中間部分の外周面には、3個の当接凹部60が設けられている。3個の前記当接凹部60は、前記傾倒中心線O−Oを中心とする等間隔もしくはほぼ等間隔の中心角で設けられている。前記第1当接面61は、前記当接凹部60の下側の面に設けられている。前記第1当接面61は、前記挿入部31の外周面から前記傾倒中心線O−Oに向かって下側から上側に傾斜している。
前記第1弾性当接面71は、図3、図5、図9に示すように、前記挿入受部23に設けられている。前記挿入受部23の前記側壁部24の前記傾倒中心線O−O方向の中間部分の内周面には、3個の第1当接凸部70が設けられている。3個の前記第1当接凸部70は、前記傾倒中心線O−Oを中心とする等間隔もしくはほぼ等間隔の中心角で、かつ、3個の前記当接凹部60に対応して設けられている。前記第1当接凸部70の左右両側および下側の三方には、凹形状の切溝73が設けられている。この結果、前記第1当接凸部70は、前記傾倒中心線O−Oを中心とする径方向に弾性を有する。
前記第1弾性当接面71は、前記第1当接凸部70の下側の面に設けられている。前記第1弾性当接面71は、前記第1当接面61の傾斜と対応して、前記挿入受部23の外周面から前記傾倒中心線O−Oに向かって下側から上側に傾斜している。前記第1弾性当接面71は、前記第1当接面61に前記傾倒中心線O−Oの一方向(上側から下側への方向)と前記傾倒中心線O−Oを中心とする径の一方向(外側から内側への方向)とが合成された方向に弾性当接する。
前記第2当接面62は、図3、図5、図6に示すように、前記挿入部31の下端面に、前記傾倒中心線O−Oを中心とする等間隔もしくはほぼ等間隔の中心角で、かつ、3個の前記第1当接面61に対応して3個設けられている。前記第2当接面62は、前記挿入部31の外周面から前記傾倒中心線O−Oに向かって下側から上側に傾斜している。
前記第2弾性当接面72は、図3、図5、図7、図9に示すように、前記挿入受部23に設けられている。前記挿入受部23の前記底壁部25の上面には、3個の第2当接凸部74が設けられている。3個の前記第2当接凸部74は、前記傾倒中心線O−Oを中心とする等間隔もしくはほぼ等間隔の中心角で、かつ、3個の前記第2当接面62に対応して設けられている。3個の前記第2当接凸部74は、3本の前記開口溝26中に設けられている。前記第2当接凸部74は、前記挿入受部23の前記側壁部24に一体に設けられている。この結果、前記第2当接凸部74は、前記傾倒中心線O−O方向に弾性を有する。
前記第2弾性当接面72は、前記第2当接凸部74の上側の面に設けられている。前記第2弾性当接面72は、前記第2当接面62の傾斜と対応して、前記挿入受部23の外周面から前記傾倒中心線O−Oに向かって下側から上側に傾斜している。前記第2弾性当接面72は、前記第2当接面62に前記傾倒中心線O−Oの他方向(下側から上側への方向)と前記傾倒中心線O−Oを中心とする径の他方向(内側から外側への方向)とが合成された方向に弾性当接する。
前記第3固定部は、図4、図6〜図8に示すように、凹部80と凸部81とから構成されている。
前記凹部80は、前記挿入部31の下端部の外周面に2個設けられている。2個の前記凹部80は、前記傾倒中心線O−Oを通る直径方向において対峙している。前記凸部81は、前記挿入受部23の前記側壁部24の内周面および前記底壁部25の上面に2個一体に設けられている。2個の前記凸部81は、2個の前記凹部80に対応して、前記傾倒中心線O−Oを通る直径方向において対峙している。
前記凹部80と前記凸部81との前記傾倒中心線O−Oを中心とする周方向の両面には、前記凹部80と前記凸部81とが相互に嵌合することにより、相互に当接して前記傾倒中心線O−Oを中心とする周方向を固定する嵌合当接面82、83がそれぞれ設けられている。前記凹部80の前記嵌合当接面82と前記凸部81の前記嵌合当接面83は、前記挿入部31が前記挿入受部23中に挿入される方向(上側から下側への方向)に対して末広がりをなす。
「固定部による挿入部31と挿入受部23との固定の説明」
まず、前記ベース2と前記シャフト3とがそれぞれ別個に製造される(図5を参照)。前記ベース2の前記挿入受部23中に前記シャフト3の前記挿入部31を図5におけるVII実線矢印方向に挿入する。このとき、前記挿入部31側の前記第1当接面61および前記第2当接面62と、前記挿入受部23側の前記第1弾性当接面71および前記第2弾性当接面72とを、目印や小凹凸などの位置決め部(図示せず)により合わせておく。
前記挿入部31が前記挿入受部23中に挿入される際に、前記挿入受部23の前記第1当接凸部70が前記挿入部31の外周面により外側(図3中の実線矢印参照)に弾性変形する。前記挿入部31の前記当接凹部60が前記第1当接凸部70に位置する。すると、外側に弾性変形していた前記第1当接凸部70が元の状態に弾性復帰する。それと同時に、前記挿入受部23の前記第2当接凸部74が前記挿入部31の下端面により下側に弾性変形する。
それに伴って、前記挿入受部23の前記第1弾性当接面71が前記挿入部31の前記第1当接面61に前記傾倒中心線O−Oの一方向(上側から下側への方向)と前記傾倒中心線O−Oを中心とする径の一方向(外側から内側への方向)とが合成された方向(図3中の実線矢印参照)に弾性当接する。それと同時に、前記挿入受部23の前記第2弾性当接面72が前記挿入部31の前記第2当接面62に前記傾倒中心線O−Oの他方向(下側から上側への方向)と前記傾倒中心線O−Oを中心とする径の他方向(内側から外側への方向)とが合成された方向(図3中の実線矢印参照)に弾性当接する。
また、前記挿入部31の前記凹部80と前記挿入受部23の前記凸部81とが相互に嵌合して、前記挿入部31の前記嵌合当接面82と前記挿入受部23の前記嵌合当接面83とが相互に当接する。
この結果、前記第1当接面61と、前記第1弾性当接面71と、前記第2当接面62と、前記第2弾性当接面72と、から構成されている前記第1固定部および前記第2固定部により、前記挿入部31が前記挿入受部23に、前記傾倒中心線O−O方向に対して、かつ、前記傾倒中心線O−Oを中心とする径方向に対して、それぞれ固定される。また、前記凹部80と前記凸部81とから構成されている前記第3固定部により、前記挿入部31が前記挿入受部23に、前記傾倒中心線O−Oを中心とする周方向に対して固定される。このようにして、前記挿入部31と前記挿入受部23とは、前記固定部により、固定される。
「実施形態1の効果の説明」
この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、以上のごとき構成からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、シャフト3の挿入部31とベース2の挿入受部23とには、挿入部31が挿入受部23に固定される固定部が設けられている。このために、この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、固定部で挿入部31を挿入受部23に固定することにより、ネジやスクリューを使用せずに、シャフト3をベース2に固定することができる。この結果、この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、ネジやスクリューによる組付工程が不要となり、その分、組付工程数を軽減することができる。
しかも、この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、固定部が、傾倒中心線O−O方向を固定する第1固定部と、傾倒中心線O−Oを中心とする径方向を固定する第2固定部と、傾倒中心線O−Oを中心とする周方向を固定する第3固定部と、を有するものである。このために、この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、第1固定部、第2固定部、第3固定部により、挿入部31を挿入受部23に3方向において固定することができる。
この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、第1固定部および第2固定部が、第1当接面61と、第1弾性当接面71と、第2当接面62と、第2弾性当接面72と、から構成されていて、第1弾性当接面71が第1当接面61に傾倒中心線O−Oの一方向と傾倒中心線O−Oを中心とする径の一方向とが合成された方向に弾性当接し、また、第2弾性当接面72が第2当接面62に傾倒中心線O−Oの他方向と傾倒中心線O−Oを中心とする径の他方向とが合成された方向に弾性当接するものである。このために、この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、第1固定部、第2固定部により、挿入部31を挿入受部23に、傾倒中心線O−O方向と傾倒中心線O−Oを中心とする径方向とにおいて確実に固定することができる。
この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、第2弾性当接面72が挿入受部23に一体に設けられているものである。このために、この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、部品点数を軽減することができる。
この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、第3固定部が凹部80と凸部81とから構成されていて、凹部80と凸部81とが相互に嵌合することにより、凹部80と凸部81との傾倒中心線O−Oを中心とする周方向の両面の嵌合当接面82、83が相互に当接するものである。このために、この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、第3固定部により、挿入部31を挿入受部23に、傾倒中心線O−Oを中心とする周方向において確実に固定することができる。
この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、凹部80の嵌合当接面82と凸部81の嵌合当接面83が、挿入部31が挿入受部23に挿入される方向に対して末広がりをなすものである。このために、この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、凹部80の嵌合当接面82と凸部81の嵌合当接面83とが確実に相互に当接することができる。これにより、この実施形態1における手動格納式ドアミラー装置1は、挿入部31を挿入受部23に、傾倒中心線O−Oを中心とする周方向においてさらに確実に固定することができる。
「実施形態2の説明」
図10、図11は、この発明にかかる車両用アウトサイドミラー装置の実施形態2を示す。以下、この実施形態2における車両用アウトサイドミラー装置について説明する。図中、図1〜図9と同符号は、同一のものを示す。
前記の実施形態1の手動格納式ドアミラー装置1は、第2弾性当接面72がベース2の挿入受部23に一体に設けられているものである。これに対して、この実施形態2の手動格納式ドアミラー装置は、第2弾性当接面がベース200の挿入受部23と別個の部材であって、緩衝材に設けられているものである。
前記緩衝材としては、たとえば、図10、図11(A)に示すゴム系材料から構成されている環状形状をなす緩衝材9、あるいは、図11(B)に示すバネ性保有の金属板材から構成されている波型環状形状をなす緩衝材90を使用する。前記緩衝材9、90は、シャフト300の挿入部31の第2当接面620に、傾倒中心線O−Oの他方向(下側から上側への方向)に弾性当接する。
この実施形態2の手動格納式ドアミラー装置は、上記の構成からなるので、前記の実施形態1の手動格納式ドアミラー装置1とほぼ同様の作用効果を達成することができる。特に、この実施形態2の手動格納式ドアミラー装置は、第2弾性当接面が挿入受部23と別体に構成されている緩衝材9、90であるから、挿入受部23の形状を簡単にすることができる。
しかも、この実施形態2の手動格納式ドアミラー装置は、ベース200の底壁部25の上面とシャフト300の挿入部31の第2当接面620との間に、挿入受部23(挿入部31)と別個の部材である緩衝材9、90が介在される(挟み込まれる)ものである。この結果、この実施形態2の手動格納式ドアミラー装置は、ベース200の底壁部25とシャフト300の挿入部31との間のガタツキを防止することができ、シャフト300をベース200に確実に固定することができる。
「実施形態1、2以外の例の説明」
なお、前記の実施形態1、2においては、手動格納式のドアミラー装置について説明するものである。ところが、この発明においては、手動格納式のドアミラー装置以外の車両用アウトサイドミラー装置にも適用できる。たとえば、手動格納式の車両用フェンダミラー装置などの手動格納式の車両用アウトサイドミラー装置に適用することができる。
また、前記の実施形態1、2においては、挿入部31に第1当接面61を設け、挿入受部23に第1弾性当接面71を設けるものである。ところが、この発明においては、挿入部31に第1弾性当接面を設け、挿入受部23に第1当接面を設けても良いし、あるいは、挿入部31に第1当接面61と第1弾性当接面とをそれぞれ設け、挿入受部23に第1弾性当接面71と第1当接面とをそれぞれ設けても良い。
さらに、前記の実施形態1においては、挿入部31に第2当接面62を設け、挿入受部23に第2弾性当接面72を設けるものである。ところが、この発明においては、挿入部31に第2弾性当接面を設け、挿入受部23に第2当接面を設けても良いし、あるいは、挿入部31に第2当接面62と第2弾性当接面とをそれぞれ設け、挿入受部23に第2弾性当接面72と第1当接面とをそれぞれ設けても良い。
さらにまた、前記の実施形態1、2においては、挿入部31に凹部80を設け、挿入受部23に凸部81を設けるものである。ところが、この発明においては、挿入部31に凸部を設け、挿入受部23に凹部を設けても良いし、あるいは、挿入部31に凹部80と凸部とをそれぞれ設け、挿入受部23に凸部81と凹部とをそれぞれ設けても良い。
1 手動格納式ドアミラー装置(車両用アウトサイドミラー装置)
2、200 ベース
20 取付部
21 ベース部
22 アンダーカバー部
23 挿入受部
24 側壁部
25 底壁部
26 開口溝
27 透孔
3、300 シャフト
30 シャフト部
31 挿入部
32 溝
33 リブ
4 ミラーアセンブリ
40 ミラーハウジング
41 ガーニッシュ
42 ハウジング部
43 ブラケット部
44 取付孔
5 クラッチ機構
50 ノッチ部材
51 ワッシャ
52 スプリング
53 プッシュナット
60 当接凹部
61 第1当接面
62、620 第2当接面
70 第1当接凸部
71 第1弾性当接面
72 第2弾性当接面
73 切溝
74 第2当接凸部
80 凹部
81 凸部
82、83 嵌合当接面
9、90 緩衝材
A 使用位置
B 格納位置
C 前方傾倒位置
D ドア(車体)
E 車両の後方
F 車両の前方
O−O 傾倒中心線(ミラーアセンブリの傾倒中心線、シャフトの中心線)

Claims (5)

  1. 車体に固定されるベースと、
    前記ベースに固定されているシャフトと、
    前記シャフトに傾倒可能に取り付けられているミラーアセンブリと、
    を備え、
    前記シャフトには、挿入部が設けられていて、
    前記ベースには、挿入受部が設けられていて、
    少なくとも前記挿入部と前記挿入受部とには、前記挿入部が前記挿入受部に固定される固定部が設けられていて、
    前記固定部は、前記ミラーアセンブリの傾倒中心線方向を固定する第1固定部と、前記ミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする径方向を固定する第2固定部と、前記ミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする周方向を固定する第3固定部と、を有する、
    ことを特徴とする車両用アウトサイドミラー装置。
  2. 前記第1固定部および前記第2固定部は、第1当接面と、前記第1当接面に前記ミラーアセンブリの傾倒中心線の一方向と前記ミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする径の一方向とが合成された方向に弾性当接する第1弾性当接面と、第2当接面と、前記第2当接面に前記ミラーアセンブリの傾倒中心線の他方向と前記ミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする径の他方向とが合成された方向に、あるいは、前記第2当接面に前記ミラーアセンブリの傾倒中心線の他方向に、弾性当接する第2弾性当接面と、から構成されている、
    ことを特徴とする車両用アウトサイドミラー装置。
  3. 前記第2弾性当接面は、前記挿入部か前記挿入受部かのいずれか一方に、あるいは、前記挿入部および前記挿入受部と別個の部材であって緩衝材に、設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用アウトサイドミラー装置。
  4. 前記第3固定部は、凹部と凸部とから構成されていて、
    前記凹部と前記凸部との前記ミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする周方向の両面には、前記凹部と前記凸部とが相互に嵌合することにより、相互に当接して前記ミラーアセンブリの傾倒中心線を中心とする周方向を固定する嵌合当接面がそれぞれ設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用アウトサイドミラー装置。
  5. 前記凹部の前記嵌合当接面と前記凸部の前記嵌合当接面は、前記挿入部が前記挿入受部に挿入される方向に対して末広がりをなす、
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用アウトサイドミラー装置。
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