JP6097250B2 - 安全スイッチ用アクチュエータ機構 - Google Patents
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Description
図1ないし図6は、本発明の一実施例による安全スイッチ用アクチュエータ機構を示している。このアクチュエータ機構1は、開閉扉の側に設けられており、壁側(または固定扉側)に配置されるスイッチ本体とともに扉の開閉検知用の安全スイッチを構成している。
図12は本発明の第1の変形例を示しており、前記実施例の図6に相当する図である。前記実施例では、ベース部4のばね受け部44がアクチュエータ2の基端部21のスプリング孔21a内の後側開口端に配置された例を示したが、この第1の変形例では、ベース部4のばね受け部44がアクチュエータ2のスプリング孔21a内の前側開口端に配置されている。
第2の変形例は、図示していないが、前記実施例および前記第1の変形例を折衷した形態を有しており、ベース部4のばね受け部44をアクチュエータ2のスプリング孔21aの中央に配置し、スプリング孔21aの前側開口端とばね受け部44の間に第1のスプリングを配設するとともに、スプリング孔21aの後側開口端とばね受け部44の間に第2のスプリングを配設している。この場合には、扉Dが閉まる際の扉Dの移動を弾性的に吸収できるばかりでなく、扉Dを閉めた直後に扉Dが反動で開方向にバウンドする際の扉Dの移動をも弾性的に吸収できる。
図13は本発明の第3の変形例を示しており、前記実施例の図6に相当しているが、図13ではベース部4を省略して示している。前記実施例では、スプリング6がアクチュエータ2のスプリング孔21aに収容された例を示したが、この第3の変形例では、アクチュエータ2に切欠き21cが形成されており、当該切欠き21cにスプリング6が収容されている。この場合には、アクチュエータ2をアクチュエータ支持部3に組み込んだ後に、切欠き21cの開口端側から切欠き21c内にスプリング6を収容するように構成することも可能である。
図14、図15は本発明の第4の変形例を示している。図14はアクチュエータ単体を示すとともに、図15は図14のXV-XV断面をベース部4とともに示している。これらの図に示すように、アクチュエータ2の基端部21は、長手方向に延びる凸状部22を有しており、凸状部22はその裏面側に凹部22aを有している。スプリング6は凹部22a内に収容されている。この場合には、カバー部5を省略した構成にすることが可能である。
第5の変形例は、図示していないが、前記実施例のスプリング収容孔21a、前記第3の変形例の切欠き21c、第4の変形例の凹部22aにそれぞれ対応する長孔、切欠きまたは凹部がアクチュエータ支持部3に設けられている。
図16は本発明の第6の変形例を示しており、前記実施例の図6に相当している。前記実施例では、アクチュエータ2の基端部21に形成されたスプリング収容孔21aにスプリング6が収容された例を示したが、この第6の変形例は、ベース部4の後端に形成された立壁面45とアクチュエータ2の基端部21の後端面21Aとで規定される収容スペースに、V字状に折り曲げられた板ばね7が収容されている。板ばね7の一端はアクチュエータ2の基端部21の後端面21Aに圧接し、他端を含む直線状部分はベース部4の立壁面45に圧接している。
図17は本発明の第7の変形例を示しており、前記実施例の図6に相当している。この第7の変形例では、前記第6の変形例のスプリング7の代わりに一対のトーションばね8A、8Bが設けられている。トーションばね8Aは、ベース部4の中央部4bに立設された軸部46に挿入されるとともに、その一端がアクチュエータ2の基端部21の後端面21Aに圧接し、他端がベース部4の中央部4bに形成された孔47に係合している。同様に、トーションばね8Bは、ベース部4の中央部4bの軸部46に挿入されるとともに、その一端がアクチュエータ2の基端部21の後端面21Aに圧接し、他端がベース部4の中央部4bに形成された孔48に係合している。なお、これらのトーションばね8A、8Bはいずれか一方を省略してもよい。
前記実施例では、ストッパ53がカバー部5に設けられた例を示したが、第8の変形例では、ストッパがベース部4またはアクチュエータ2の基端部21に設けられている(図示せず)。
図18は本発明の第9の変形例を示しており、前記実施例の図6に相当している。この第9の変形例では、ベース部4に一対の切欠き4cが形成されるとともに、当該各切欠き4c内にそれぞればね9が配設されており、各ばね9の先端にはたとえば錐体状の係止部25が取り付けられている。一方、アクチュエータ2の基端部21には、各係止部25がそれぞれ係止し得る一対の係止凹部21dが形成されている。各係止部25は、ばね9のばね力によって、対応する各係止凹部21dに弾性的に係止されている。
図19ないし図21は本発明の第10の変形例を示している。図19は前記実施例の図3に相当しているが、図19においては、アクチュエータ2の先端部20がスイッチ本体100の内部に挿入された状態が示されている。図19に示すように、アクチュエータ2において先端部20と基端部21の境界部分には、係合凹部または係合孔21eが形成されており、当該境界部分(つまり基端部21の肩部)には、クッション部材15が装着されている。クッション部材15は、図20および図21に示すように、たとえば矩形板状の枠状部材であって、アクチュエータ2の先端部20が挿通し得る大きさの矩形状の貫通孔15aと、貫通孔15a内に突出する係合突起15bおよび(または)15cとを有している。各係合突起15b、15cは、アクチュエータ2の係合凹部または係合孔21eに係合し得るようになっている。クッション材15を構成する材料は、金属、樹脂、ゴム等のいずれでもよいが、金属から構成される場合には、クッション材15は板厚方向に湾曲または屈曲しているのが好ましい。これは、板厚方向のばね性を得るためである。
図22ないし図24は本発明の第11の変形例を示している。図22、図23は、前記実施例の図3、図5にそれぞれ対応しており、図24は図22のXXIV-XXIV線断面図である。この第11の変形例では、図23に示すように、カバー部5の各張出部5aが、前記実施例のように両外側に張り出すのではなく、内側に折り曲げられており、前記実施例のベース部4に相当する部材は設けられていない。すなわち、この場合には、アクチュエータ支持部3がカバー部5のみから構成されている。
前記実施例におけるスプリング6、前記第6の変形例における板ばね7、前記第7の変形例におけるトーションばね8A、8Bの代わりに、反発係数の大きな素材(ラバー、エラストマー、発泡材等)からなる弾性ブロックを用いるようにしてもよく、あるいは、小型のショックアブソーバー(油圧式、空圧式等)を採用するようにしてもよい。
前記実施例では、扉Dがスライド式の場合を例にとって説明したが、扉Dは回動式であってもよい。この場合、アクチュエータは、扉の回動方向に対して接線方向に抜き差し自在に設けるようにすればよい。
前記実施例では、スイッチ本体を設けた壁(または固定扉)Wに対して、アクチュエータ機構を設けた扉Dをスライドさせる場合を例にとって説明したが、アクチュエータ機構を壁(または固定扉)Wに設け、スイッチ本体を扉Dに設けるようにしてもよい。また、双方の扉がスライドし得る場合には、アクチュエータ側の扉Dおよびスイッチ本体側の扉Wの双方を同時に接近方向にスライドさせたり、あるいは、アクチュエータ側の扉Dを停止させた状態でスイッチ本体側の扉Wを扉Dの側にスライドさせる(もしくは扉Wを停止させた状態で扉Dを扉Wの側にスライドさせる)ようにしてもよい。
2: アクチュエータ
21a: スプリング孔
3: アクチュエータ支持部
4: ベース部
5: カバー部
53: ストッパ
6: スプリング(弾性部材)
100: スイッチ本体
S: 内部空間(アクチュエータ収容空間)
D: 扉
W: 壁
Claims (4)
- 相互に接近・離反可能に設けられたスイッチ本体およびアクチュエータ機構を有し、扉の開閉を検知する安全スイッチにおいて、
前記アクチュエータ機構が、
前記スイッチ本体のアクチュエータ挿入孔に対して抜き差し自在なアクチュエータと、
前記アクチュエータをスライド自在に支持するアクチュエータ支持部と、
前記アクチュエータおよび前記アクチュエータ支持部で規定される収容スペースに収容され、前記アクチュエータの先端部を前記スイッチ本体の内部機構に係合可能に常時突出させた状態で前記アクチュエータの基端部を前記アクチュエータ支持部に対して前記アクチュエータのスライド方向に弾性的に支持する弾性部材と、
を備えた安全スイッチ用アクチュエータ機構。 - 請求項1において、
前記アクチュエータ支持部が前記アクチュエータの前記基端部を収容するアクチュエータ収容空間を有し、当該アクチュエータ収容空間を画成する壁面が前記アクチュエータの前記基端部をスライド自在に支持している、
ことを特徴とする安全スイッチ用アクチュエータ機構。 - 請求項1において、
前記収容スペースが、前記アクチュエータの前記基端部に形成された孔、切欠きまたは凹部を有している、
ことを特徴とする安全スイッチ用アクチュエータ機構。 - 請求項1において、
前記アクチュエータの前記基端部または前記アクチュエータ支持部には、前記アクチュエータのスライド移動を規制するストッパ部が設けられている、
ことを特徴とする安全スイッチ用アクチュエータ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014111943A JP6097250B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | 安全スイッチ用アクチュエータ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014111943A JP6097250B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | 安全スイッチ用アクチュエータ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015225831A JP2015225831A (ja) | 2015-12-14 |
JP6097250B2 true JP6097250B2 (ja) | 2017-03-15 |
Family
ID=54842432
Family Applications (1)
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JP2014111943A Active JP6097250B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | 安全スイッチ用アクチュエータ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6097250B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004356069A (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-16 | Sunx Ltd | 安全スイッチ |
JP5586444B2 (ja) * | 2009-12-10 | 2014-09-10 | Idec株式会社 | 安全スイッチ用アクチュエータ機構 |
-
2014
- 2014-05-30 JP JP2014111943A patent/JP6097250B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2015225831A (ja) | 2015-12-14 |
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