JP6910056B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ナースコールシステムに関し、特に、商用交流電源の停電時に無停電電源装置から電源を供給するようになされたナースコールシステムに用いて好適なものである。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が医師や看護師のサポートを必要とする際、または介護施設の被介護者が介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、これらをまとめて単に「患者」と言う)が呼出ボタン等を押下することによって医師や看護師、介護師(以下、これらをまとめて「医療従事者」と言う)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
多くのナースコールシステムは、病室内の各ベッドの近傍の壁に埋め込み設置される壁埋込形子機と、壁埋込形子機に接続されるナースコール子機と、医療従事者が常駐するナースステーションに設置されるナースコール親機と、病室や介護室等の各部屋の入口付近に設置される廊下灯と、ナースコール親機と廊下灯との間に接続される制御機とを備えて構成されている。
このように構成されたナースコールシステムにおいて、患者がナースコール子機の呼出ボタンを操作すると、ナースコール子機にて呼出信号が生成され、壁埋込形子機から廊下灯および制御機を介してナースコール親機に送信される。呼出信号を入力した廊下灯は、表示灯を点灯または点滅させることで、廊下灯が設置された病室内の患者が呼び出しを行ったことを表示する。また、呼出信号を入力したナースコール親機は、スピーカや表示ディスプレイ、表示ランプなどで構成される報知部を動作させて、呼び出しが行われたことを報知する。
ナースステーションに常駐している医療従事者は、ナースコール親機の報知部によって行われる報知により、患者が呼び出しを行ったことを把握することができる。この報知に応じて、医療従事者は、ナースコール親機のハンドセット等によって応答する。医療従事者が応答することにより、ナースコール親機とナースコール子機との間で通話を行うことが可能となる。
上記のように呼出ボタンを備えたナースコール子機の他に、患者の所定の状態を検出するセンサが使用される場合がある。このようなセンサの1つとして、ベッド下の床に敷いて使用するマットセンサが知られている。マットセンサは、重量センサ等により患者がマット上に乗ったことを検知すると、患者の徘徊(または、ベッドからの落下)を知らせる呼出信号を生成する。生成された呼出信号は、廊下灯および制御機を介してナースコール親機に送信され、ナースコール親機にて報知動作が実行される。
また、接触センサ、音圧センサまたは光センサを備えたセンサ子機も知られている。センサ子機は、これらのセンサが所定状態を検知すると、呼出信号を生成して出力する。例えば、センサ子機は、患者がセンサ子機の先端部に触れた状態を接触センサが検知したり、患者が息を吹き掛けたり声を出したりした状態を音圧センサが検知したり、患者が手や動かせる部位で光を遮った状態を光センサで検知したりすると、呼出信号を出力する。
また、ナースコール子機やセンサ類のプラグが壁埋込形子機から抜けて脱落の異常が生じると、脱落呼出が行われるようになされたナースコールシステムも知られている。すなわち、ナースコール子機やセンサ類の脱落が壁埋込形子機にて検知されると、脱落呼出信号が生成されてナースコール親機に送信され、ナースコール親機にて脱落呼出の報知動作が実行される。ここで、脱落の検知は、ナースコール子機やセンサ類と壁埋込形子機とのインタフェース部分に現れる電圧値の変化を監視することによって行うのが一般的である。
ところで、ナースコールシステムに用いられるナースコール子機やナースコール親機、制御機、廊下灯には、商用交流電源から常時給電が行われている。そのため、天災などにより商用交流電源が停電すると、ナースコールシステムに給電が行われなくなってしまい、ナースコールシステムが動作しなくなってしまうという問題が生じる。
このような問題を解決するために、商用交流電源から入力した電力を常時蓄積し、商用交流電源が停電した場合に、一定の期間だけ電力を供給するUPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)をナースコールシステムに接続して、商用交流電源の停電時にUPSからナースコールシステムに電力を供給するようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、制御機からナースコール親機、廊下灯および壁埋込形子機に電源が供給されるようになされたナースコールシステムの場合、UPSを制御機に接続しておけば、商用交流電源の停電時にはUPSから制御機を介してナースコール親機、廊下灯および壁埋込形子機に電源が供給され、壁埋込形子機に接続されたナースコール子機にも電源が供給される。
しかしながら、センサ類については、壁埋込形子機とは別の系統から商用交流電源をとっている場合がある。この場合、商用交流電源の停電時にUPSからセンサ類には電源が供給されない。よって、センサ類以外のナースコールシステムはUPSの電源により動作を継続し、センサ類だけに電源が供給されない状態となるため、センサ類の脱落が生じたと誤検出され、脱落呼出の誤報が発生してしまうという問題があった。
特開2012−245048号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、商用交流電源の停電時にUPSから電源を供給するようになされたナースコールシステムにおいて、脱落呼出の誤報が発生することを防止できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、商用交流電源の停電時にUPSから電源を供給するようになされたナースコールシステムにおいて、商用交流電源の停電が検出された状態において、脱落呼出信号が送信されてきた場合に、当該脱落呼出信号を無効化して、脱落呼出の報知動作がナースコール親機にて行われないように制御している。
上記のように構成した本発明によれば、商用交流電源の停電時にUPSからナースコールシステムに電源が供給される一方、別系統から電源をとっているためにUPSからの電源が供給されない機器がある場合に、当該機器の脱落が生じたと誤検出されて、脱落呼出信号が発生したとしても、その脱落呼出信号に基づいて脱落呼出の報知動作がナースコール親機にて行われないように制御される。これにより、脱落呼出の誤報がナースコール親機で発生することを防止することができる。
本実施形態によるナースコールシステムの全体構成例を示す図である。 本実施形態による制御機の機能構成例およびUPSの内部構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムの他の全体構成例を示す図である。 本実施形態によるナースコール親機および制御機の他の機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態のナースコールシステムに適用可能なUPSの他の内部構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの全体構成例を示す図である。なお、ここでは病院に設置されるナースコールシステムを例にとって説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、病院に設置されるものに限定されない。例えば、介護施設等に設置される場合にも適用可能である。
図1に示すように、本実施形態のナースコールシステムは、ナースコール親機1、制御機2、廊下灯3、壁埋込形子機4、ハンド形子機5、コンセント6、マットセンサ7およびUPS10を備えて構成されている。
ナースコール親機1は、患者からの呼び出しに対する応答の操作または患者の呼び出しの操作を行うためのものであり、例えばナースステーションに設置される。また、ナースコール親機1は、マットセンサ7からのセンサ呼出に対する応答の操作を行うためにも使用される。
制御機2は、ナースコール親機1と廊下灯3との間に配置され、通話やデータの送受信に関する制御を行う。制御機2にはUPS10が接続され、普段(非停電時)は当該UPS10を介して商用交流電源を受けている。制御機2は、ナースコール親機1、廊下灯3、壁埋込形子機4およびコンセント6に電源を供給する。これにより、ナースコール親機1、制御機2、廊下灯3、壁埋込形子機4およびコンセント6は、UPS10を介して入力される商用交流電源により動作する。
廊下灯3は、病院の各病室の入口付近外部に設置される。この廊下灯3は、表示装置を備え、病室内の患者名が表示されるとともに、病室内の患者が壁埋込形子機4またはハンド形子機5を用いて医療従事者の呼び出しを行うと、呼び出しが行われたことが表示されるようになっている。以下では、壁埋込形子機4およびハンド形子機5をまとめてナースコール子機と記すことがある。
壁埋込形子機4は、病室の各ベッド近傍の壁に埋め込み設置される。この壁埋込形子機4は、廊下灯3に接続されている。壁埋込形子機4は、患者が医療従事者を呼び出すための呼出ボタン、患者が医療従事者と会話を行うためのマイクおよびスピーカ、ハンド形子機5を接続するための接続端子を備えている。
壁埋込形子機4は、患者により呼出ボタンが操作されたときに、呼出信号を発生して廊下灯3に出力する。また、接続端子に接続されたハンド形子機5から呼出信号を受信すると、これを廊下灯3に転送する。また、壁埋込形子機4は、接続端子からハンド形子機5のプラグが抜ける脱落が生じたことを検出する機能を有している。壁埋込形子機4は、ハンド形子機5の脱落を検出すると、脱落呼出信号を発生して廊下灯3に出力する。
ハンド形子機5は、壁埋込形子機4の接続端子に接続される。ハンド形子機5は、患者が医療従事者を呼び出すための呼出ボタン、患者が医療従事者と会話を行うためのマイクおよびスピーカを備えている。ハンド形子機5は、患者により呼出ボタンが操作されたときに、呼出信号を発生して壁埋込形子機4に出力する。このハンド形子機5は、UPS10から制御機2、廊下灯3および壁埋込形子機4を介して入力される商用交流電源により動作する。
コンセント6は、病室の壁に埋め込み設置され、廊下灯3に接続されている。このコンセント6は、センサ類を接続するための接続端子を備えている。本実施形態では、センサ類の一例として、マットセンサ7が接続されている。また、コンセント6は、接続端子からマットセンサ7のプラグが抜ける脱落が生じたことを検出する機能を有している。コンセント6は、マットセンサ7の脱落を検出すると、脱落呼出信号を発生して廊下灯3に出力する。
マットセンサ7は、重量センサ等を備えたマット状の検知機器であり、患者がマット上に乗ったことを検知すると、患者の徘徊(または、ベッドからの落下)を知らせるセンサ呼出信号を発生して出力する。マットセンサ7には、UPS10からコンセント6までの供給系統とは別の系統から商用交流電源が直接供給されるようになっている。これにより、マットセンサ7は、別系統の商用交流電源により動作する。
UPS10は、商用交流電源の非停電時には、商用交流電源を入力し、その一部を制御機2に供給するとともに、一部を内部のバッテリに蓄積する。また、UPS10は、商用交流電源の停電時には、バッテリに蓄積されている電源を制御機2に供給する。このように、本実施形態のナースコールシステムは、商用交流電源の停電時にUPS10から電源を供給するようになされている。
図2は、上記のように構成した制御機2の機能構成例およびUPS10の内部構成例を示すブロック図である。図2に示すように、UPS10は、停電発生検知部11、電源切替部12およびバッテリ13を備えている。また、制御機2は、信号受信部21、信号送信部22、停電検出部23および脱落呼出停止制御部24を備えている。
UPS10の停電発生検知部11は、商用交流電源の停電発生を検知するためのものであり、停電の発生を検知したときに、電源切替部12の切り替えを制御するとともに、停電発生の検知信号を制御機2に出力する。
電源切替部12は、商用交流電源の非停電時には、端子A側に切り替えられている。これにより、UPS10は、入力した商用交流電源の一部を電源切替部12を介して制御機2に供給するとともに、一部をバッテリ13に蓄積する。
これに対し、停電発生検知部11により商用交流電源の停電発生が検知されると、電源切替部12は、停電発生検知部11の制御により、端子B側に切り替えられる。これにより、UPS10は、バッテリ13に蓄積されている電源を制御機2に供給する。
制御機2の信号受信部21は、廊下灯3から送られてくる各種の信号を受信する。信号送信部22は、信号受信部21にて受信した各種の信号をナースコール親機1に送信する。廊下灯3から送られてくる各種の信号は、ナースコール子機の呼出ボタンが患者により操作されたときに発生する呼出信号、マットセンサ7に患者が乗ったときに発生するセンサ呼出信号、ハンド形子機5が壁埋込形子機4から脱落したときまたはマットセンサ7がコンセント6から脱落したときに発生する脱落呼出信号である。
商用交流電源が停電したとき、UPS10のバッテリ13に蓄積されている電源が、制御機2、廊下灯3および壁埋込形子機4を介してハンド形子機5に供給される。このため、商用交流電源の停電時においても、ハンド形子機5の脱落の誤検出は発生しない。これに対し、商用交流電源が停電すると、マットセンサ7には電源が供給されなくなる。このため、コンセント6に接続されているマットセンサ7に脱落が発生したことが誤検出され、コンセント6から廊下灯3を介して脱落呼出信号が制御機2に送信される。
停電検出部23は、ナースコールシステムへ給電を行う商用交流電源の停電を検出する。具体的には、停電検出部23は、UPS10の停電発生検知部11から通知される停電検知信号を受信したときに、商用交流電源の停電が発生したことを検出する。
脱落呼出停止制御部24は、停電検出部23により商用交流電源の停電が検出された状態において、脱落呼出信号が廊下灯3から送信されてきた場合、当該脱落呼出信号を無効化して、脱落呼出の報知動作がナースコール親機1にて行われないように制御する。具体的には、脱落呼出停止制御部24は、停電検出部23により商用交流電源の停電が検出された場合、廊下灯3から送信されてきた脱落呼出信号を信号受信部21が受信しても、その脱落呼出信号をナースコール親機1に送信しないように信号送信部22を制御する。
このように構成した本実施形態によれば、商用交流電源の停電時にUPS10からナースコールシステムに電源が供給される一方、別系統から電源をとっているためにUPS10からの電源が供給されないセンサ類(例えばマットセンサ7)がある場合に、当該センサ類の脱落が生じたと誤検出されて、脱落呼出信号が発生したとしても、その脱落呼出信号に基づいて脱落呼出の報知動作がナースコール親機1にて行われないように制御される。これにより、脱落呼出の誤報がナースコール親機1で発生することを防止することができる。
なお、上記実施形態では、壁埋込形子機4とは別のコンセント6に対してマットセンサ7を接続する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、壁埋込形子機4にマットセンサ7を接続するようにしてもよい。あるいは、壁埋込形子機4に分配器を接続し、当該分配器にハンド形子機5およびマットセンサ7を接続するようにしてもよい。この場合、分配器の構成によっては、商用交流電源の停電時に、ハンド形子機5およびマットセンサ7の両方にUPS10からの電源が供給されなくなることがある。この場合、脱落呼出信号が発生するが、制御機2からナースコール親機1への転送が停止されることによって脱落呼出信号が無効化されるので、落呼出の誤報がナースコール親機1で発生することを防止することができる。
また、上記実施形態では、制御機2からナースコール親機1、廊下灯3および壁埋込形子機4に電源を供給するナースコールシステムの例において、制御機2にUPS10を接続する構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ナースコール親機から他の各部に電源を供給するナースコールシステムに本発明を適用することも可能である。図3は、この場合におけるナースコールシステムの構成例を示す図である。
図3に示すナースコールシステムでは、ナースコール親機1’にはUPS10が接続され、非停電時には当該ナースコール親機1’がUPS10を介して商用交流電源を受けている。ナースコール親機1’は、制御機2’、廊下灯3、壁埋込形子機4およびコンセント6に電源を供給する。これにより、ナースコール親機1’、制御機2’、廊下灯3、壁埋込形子機4およびコンセント6は、UPS10を介して入力される商用交流電源により動作する。
図4は、図3に示したナースコール親機1’および制御機2’の機能構成例を示すブロック図である。図4に示すように、制御機2’は、図2と同様に信号受信部21および信号送信部22を備えているが、停電検出部23および脱落呼出停止制御部24を備えていない。これにより、制御機2’は、廊下灯3から受信した各種の信号(脱落呼出信号を含む)をナースコール親機1’に転送する。
一方、ナースコール親機1’は、停電検出部23、脱落呼出停止制御部24’、信号受信部25および報知部26を備えている。信号受信部25は、制御機2’から送られてくる各種の信号を受信する。制御機2’から送られてくる各種の信号は、ナースコール子機の呼出ボタンが患者により操作されたときに発生する呼出信号、マットセンサ7に患者が乗ったときに発生するセンサ呼出信号、ハンド形子機5が壁埋込形子機4から脱落したときまたはマットセンサ7がコンセント6から脱落したときに発生する脱落呼出信号である。
報知部26は、信号受信部25が上述の各種の信号を受信したときに、所定の報知動作を実行する。ここで、報知部26は、信号受信部25が受信した信号の種類(呼出信号、センサ呼出信号、脱落呼出信号)に応じて、異なる内容の報知動作を実行する。
停電検出部23は、図2に示した停電検出部23と同様の機能を有するものである。脱落呼出停止制御部24’は、停電検出部23により商用交流電源の停電が検出された状態において、脱落呼出信号が制御機2’から送信されてきた場合、その脱落呼出信号を受信したまま、または破棄するように信号受信部25を制御することにより、脱落呼出信号を無効化する。この場合、脱落呼出信号が報知部26に供給されなくなるため、脱落呼出に応じた報知動作は実行されない。
なお、脱落呼出停止制御部24’は、停電検出部23により商用交流電源の停電が検出された場合、脱落呼出信号を受信したまま、または破棄するように信号受信部25を制御することに代えて、報知部26の動作を強制停止することにより、制御機2から受信した脱落呼出信号を報知部26において無効化するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、図2に示したように、UPS10が電源切替部12を備え、非停電時は商用交流電源を外部に供給し、停電時はバッテリ13の電源を外部に供給するタイプのUPS10を用いる例について説明したが、使用可能なUPS10のタイプはこれに限定されない。例えば図5に示すように、非停電時にも停電時にも、バッテリ13にいったん蓄積した電源を外部に供給するタイプのUPS10’を用いることも可能である。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1,1’ ナースコール親機
2,2’ 制御機
3 廊下灯
4 壁埋込形子機(ナースコール子機)
5 ハンド形子機(ナースコール子機)
6 コンセント
7 マットセンサ(センサ類)
10 UPS
23 停電検出部
24,24’ 脱落呼出停止制御部

Claims (5)

  1. ナースコール親機と、廊下灯と、上記ナースコール親機と上記廊下灯との間に接続される制御機と、呼出機器と、上記廊下灯と上記呼出機器との間に接続され上記呼出機器の脱落を検出したときに脱落呼出信号を発生する機能を有する接続機器とを備えて構成され、商用交流電源の非停電時は無停電電源装置を介して上記ナースコール親機、上記廊下灯および上記制御機に対して上記商用交流電源を供給する一方、上記無停電電源装置を介する系統とは別の系統で上記呼出機器に上記商用交流電源を供給し、上記商用交流電源の停電時には上記無停電電源装置から上記ナースコール親機、上記廊下灯および上記制御機に対して電源を供給するようになされたナースコールシステムであって、
    上記制御機は、
    上記無停電電源装置からの通知に基づいて、上記商用交流電源の停電を検出する停電検出部と、
    上記停電検出部により上記商用交流電源の停電が検出された状態において、上記脱落呼出信号が上記廊下灯から送信されてきた場合、上記脱落呼出信号を上記ナースコール親機に送信しないように制御することにより、上記廊下灯から受信した上記脱落呼出信号を無効化して、脱落呼出の報知動作がナースコール親機にて行われないように制御する脱落呼出停止制御部とを備えた
    ことを特徴とするナースコールシステム。
  2. ナースコール親機と、廊下灯と、上記ナースコール親機と上記廊下灯との間に接続される制御機と、呼出機器と、上記廊下灯と上記呼出機器との間に接続され上記呼出機器の脱落を検出したときに脱落呼出信号を発生する機能を有する接続機器とを備えて構成され、商用交流電源の非停電時は無停電電源装置を介して上記ナースコール親機、上記廊下灯および上記制御機に対して上記商用交流電源を供給する一方、上記無停電電源装置を介する系統とは別の系統で上記呼出機器に上記商用交流電源を供給し、上記商用交流電源の停電時には上記無停電電源装置から上記ナースコール親機、上記廊下灯および上記制御機に対して電源を供給するようになされたナースコールシステムであって、
    上記ナースコール親機は、
    上記無停電電源装置からの通知に基づいて、上記商用交流電源の停電を検出する停電検出部と、
    上記停電検出部により上記商用交流電源の停電が検出された状態において、上記脱落呼出信号が上記制御機から送信されてきた場合、上記脱落呼出信号を受信したまま、または破棄するように制御することにより、上記制御機から受信した上記脱落呼出信号を無効化して、脱落呼出の報知動作がナースコール親機にて行われないように制御する脱落呼出停止制御部とを備えた
    ことを特徴とするナースコールシステム。
  3. 上記脱落呼出停止制御部は、上記停電検出部により上記商用交流電源の停電が検出された場合、上記脱落呼出信号を受信したまま、または破棄することに代えて、上記脱落呼出の報知動作を強制停止するように制御することにより、上記制御機から受信した上記脱落呼出信号を無効化することを特徴とする請求項2に記載のナースコールシステム。
  4. 上記接続機器はコンセントまたは分配器、上記呼出機器はセンサ類であり、
    上記脱落呼出信号は、上記センサ類の脱落を報知するための信号であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のナースコールシステム。
  5. 上記接続機器は分配器、上記呼出機器はナースコール子機であり、
    上記脱落呼出信号は、上記ナースコール子機の脱落を報知するための信号であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のナースコールシステム。
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