JP5574533B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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本発明は、患者がベッドを離床したことや、患者がベッドから転倒/転落したことをセンサーにより検出して医療従事者を呼び出すナースコールシステムに関し、特に看護師などの医療従事者が誤ってセンサーにより検出されてしまっても誤報が発生することを防止するナースコールシステムに関する。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が看護師のサポートを必要とする際、または介護施設の被介護者が介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、患者と記載する)がナースコール子機を操作することによって看護師や介護師(以下、医療従事者と記載する)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
多くのナースコールシステムは、病室のベッド近傍やトイレ、浴室などに設置されるナースコール子機と、ナースステーションに設置されるナースコール親機と、病室や介護室等の各部屋の入口付近に設置される廊下灯と、通話やデータの送受信に関する制御を行う制御機とを備えて構成されている。また、上述した構成に加えて、医療従事者が携行する携帯端末(例えば、PHS(Personal Handy phone System)端末など)とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを備えたナースコールシステムも提供されている。ここで、ナースコール子機としては、呼出ボタンなどの呼出操作部を有するものがある。そして、このようなナースコールシステムは、患者がナースコール子機の呼出ボタンを操作した場合に、ナースコール子機からナースコール親機へ呼出信号を出力し、呼出信号を入力したナースコール親機にて呼び出しの報知を行うように構成されている。
ナースコール親機には、LED(light-emitting diode)などのランプと患者の名前などを表示する表示欄とを備えた選局部を患者の数に応じて組み合わせたボード形のものが知られている。ボード形のナースコール親機は、ナースステーションの壁面などに取り付けられ、ナースステーション内の医療従事者がボード形親機に表示された情報を閲覧することが可能である。ここで、ナースコール子機から出力された呼出信号を入力したナースコール親機では、呼出信号に含まれ、ナースコール子機を識別するための子機識別情報により呼び出しを行った患者(実際にはナースコール子機)を特定する。そして、特定されたナースコール子機を使用している患者の表示欄に対応する選局部のランプを点灯または点滅させることで呼び出しの報知を行っている。また、呼び出しの報知は、選局部のランプの点灯/点滅だけではなく、スピーカから出力される音声によっても行われる。また、ナースコール親機としては、上述したボード形のものだけではなく、卓上に設置される卓上形のものや、報知や各種情報をディスプレイ上に表示するPC(personal computer)形のものも知られている。
このように、ナースコール親機にて呼び出しの報知が行われると、これに気付いた医療従事者が応答する必要がある。そのため、ナースコール親機には、医療従事者が呼び出しの報知に応答するためのハンドセットが設けられている。呼び出しの報知が行われている場合に、医療従事者がハンドセットをオフフックすると、呼び出しの報知が停止し、ナースコール親機とナースコール子機(またはナースコール子機が設置された病室)との間で通話路が形成される。ここで、ナースコール子機(または病室)には、通話用のスピーカやマイクが設けられているため、患者と医療従事者との間で通話が可能となる。また、携帯端末が使用可能である場合には、医療従事者は、携帯端末を操作して呼び出しに応答することができる。
ところで、ナースコール子機には、上述した呼出ボタンを備えたものだけではなく、荷重を検出するセンサーを備えたマットによって構成されるものも存在する。このマットをベッド近傍の床に敷き、患者が乗ったことをセンサーが検出することにより、患者の離床やベッドからの転倒/転落を示す呼出信号をナースコール親機へ出力するようにしたナースコールシステムも知られている(例えば、特許文献1など)。また、荷重を検出するセンサーの代わりに赤外線センサーを用いて、赤外線が遮断されたときに呼出信号をナースコール親機へ出力するようにしたナースコールシステムも知られている。
しかしながら、上述した各種センサーによって構成されるナースコール子機の場合、医療従事者が看護や介護(以下、まとめて看護と記載する)を行う際にマットに乗ったり赤外線を遮断したりしてセンサーを動作させてしまった場合でも、患者の離床やベッドからの転倒/転落としてナースコール親機にて誤って報知が行われてしまうという問題があった。このような問題を解決するための技術として、医療従事者などの非管理対象者に非管理対象者認識デバイスを持たせ、人体通過認識手段が人体を認識し、管理対象者認識手段の受信部が非管理対象者認識デバイスを認識した場合、人体通過認識手段が認識した人体が非管理対象者であると判断し、人体通過認識手段が人体を認識し、管理対象者認識手段の受信部が非管理対象者認識デバイスを認識しなかった場合、人体通過認識手段が認識した人体が管理対象者であると判断する技術が知られている(例えば、特許文献2など)。
上述した特許文献2に記載の技術を上述した特許文献1に記載の技術に適用すると、下記の通りとなる。医療従事者に非管理対象者認識デバイスとしてICタグなどを持たせ、荷重を検出するセンサーを備えたマットが設置されたベッド近傍にICタグから情報を読み取る読取装置を設置する。そして、センサーが荷重を検出した場合に、読取装置がICタグを読み取ったときには、ナースコール親機は、センサーに医療従事者が乗ったものと判断して報知を行わず、センサーが荷重を検出した場合に、読取装置がICタグを読み取らなかったときには、ナースコール親機は、センサーに患者が乗ったものと判断して報知を行うようにする。これにより、センサーに乗った医療従事者と患者とを区別することができる。
ところで、病院や介護施設では、医療従事者が定期的に患者を目視にて確認することが必要である。これにより、医療従事者は患者の状態を常に把握することができる。しかしながら、医療従事者の記憶のみに頼って、全ての患者に対して定期的に確認が行われているか否かを判断するようにした場合、定期的に確認が行われていない患者が存在してしまう可能性があった。このような課題を解決するための技術として、患者からの呼び出しが所定時間行われていない場合に、その患者を通知するナースコールシステムが知られている(例えば、特許文献3など)。この従来技術では、患者からの呼び出しとは関係なく、医療従事者が患者の状態を確認した場合に、その患者を選択する操作を行って所定時間を計測しているタイマーをリセットしていた。
特開2005−34226号公報 特開2001−28090号公報 特開2008−86386号公報
しかしながら、上述した従来技術では、医療従事者が患者の状態を確認する度にリセットするための操作を行わなければならないので面倒であった。そのため、患者のベッドの近傍に設置されたセンサーによって人が検出され、そのセンサーに対応して設置されている受信機が、医療従事者により携行される送信機から信号を受信した場合に、患者を選択する操作を行ったと見なしてタイマーをリセットする技術が考えられる。
しかしながら、上述したセンサーは、医療従事者が患者を確認したことを検出するので、確認すべき患者のベッドの全てにセンサーを設置する必要があり、センサーが患者を検出した際に報知を行うようにした場合には、自由に歩くことができる患者(離床や転倒/転落を検出する必要のない患者)が頻繁にセンサーによって検出されることになり、無駄な報知が行われてしまうという問題があった。一方、センサーが患者を検出した際に、センサーが医療従事者を検出した場合と同様に報知を行わないようにしてしまうと、自由に歩くことができない患者(離床や転倒/転落を検出する必要のある患者)がベッドを離床したり転倒/転落したりしても、報知が行われなくなってしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、医療従事者が定期的に患者の確認を行うことができるようにするとともに、自由に歩くことができない患者の離床や転倒/転落を確実に報知することができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、ベッド近傍の人を検出するセンサーと医療従事者が携行する医療従事者認識装置を読み取る読取装置とを設置し、センサーが人を検出し、かつ、読取装置が医療従事者認識装置を読み取った場合に、タイマーによる所定時間の測定をリセットし、タイマーにより測定した時間が所定時間となった場合に、そのベッドを使用する患者に対する確認が行われていないことを通知するようにしている。また、ベッドを使用する患者について、その患者が離床や転倒/転落を検出する必要のある患者であるか否かを登録しておき、センサーが人を検出し、かつ、読取装置が医療従事者認識装置を読み取らなかった場合に、そのセンサーが設置されたベッドを使用する患者が離床や転倒/転落を検出する必要のある患者であるときには、報知を行うようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ベッド近傍の人が検出され、かつ、医療従事者によって携行される医療従事者認識装置が読み取られた場合に、そのベッドを使用する患者に対して確認が行われたと判断されて、タイマーがリセットされる。また、タイマーが計測した時間が所定時間となった場合には、患者に対して定期的に確認が行われていないと判断されて、通知が行われる。そのため通知を受けた医療従事者が定期的に患者の確認を行うことができる。また、ベッド近傍の人が検出され、かつ、医療従事者認識装置が読み取られなかった場合に、そのベッドを使用する患者が離床や転倒/転落を検出する必要のある患者であるときには報知が行われ、それ以外の患者であれば報知が行われないので、離床や転倒/転落を検出する必要のある患者の離床や転倒/転落のみを確実に報知することができる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムのセンサーおよび読取装置の設置例と動作例とを示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。また、図2は、本実施形態によるナースコールシステム全体のセンサーおよび読取装置の設置例と動作例とを示す図である。図1および図2において、1はセンサーであり、患者のベッドの近傍に設置され、ベッドから降りた患者やベッドに近付いた医療従事者を検出する。ここで、センサー1は、マット状のマットセンサーであり、患者や医療従事者によって踏まれた際の荷重や患者がベッドから転倒/転落した際の荷重を検出して呼出信号を出力する。また、本実施形態では、ベッドのセンサー1が設置されている側以外の部分が柵などにより覆われているため、センサー1がベッドの一つの側にだけ設置されていれば良い。また、呼出信号には、センサー1を他のセンサー1と識別するためのセンサー識別情報(または、センサー1が接続されている近傍のベッドを他のベッドと識別するためのベッド識別情報)を含む。また、センサー1は、ナースコール親機10に有線にて接続されている。なお、本実施形態では、荷重を検出するマットセンサーをセンサー1として用いているが、これに限定されない。例えば、赤外線を利用した赤外線センサーをセンサー1として用いて、赤外線が遮断されたときに呼出信号を出力するようにしても良い。
2は医療従事者認識装置であり、医療従事者により携行され、RFID(Radio Frequency IDentification)タグなどにより構成されている。医療従事者認識装置2は、自装置を他の医療従事者認識装置2と識別するための識別情報を内部に記憶しており、この識別情報を含む識別信号を送信可能である。3は読取装置であり、各病室の壁面や天井などに設置されており、医療従事者認識装置2から送信された識別信号を受信する。ここで、読取装置3は、少なくとも病室内に設置されたセンサー1上を読取範囲としている。また、読取装置3は、ナースコール親機10に有線にて接続されている。なお、本実施形態では、医療従事者認識装置2としてRFIDタグを用いているが、これに限定されない。例えば、医療従事者認識装置2として無線送受信機などを用いるようにしても良い。
10はナースコール親機であり、医療従事者が常駐するナースステーションなどに設置され、医療従事者によって使用される。ここで、ナースコール親機10は、制御部11、インターフェース12、記憶部13、タイマー14、通知部15、報知部16を備えて構成されている。そして、病室内の各センサー1とナースコール親機10との間には、廊下灯が接続されている。廊下灯は、病室内の患者の氏名を表示するとともに、報知が行われたことを表示する。
制御部11は、ナースコール親機10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。また、制御部11は、ナースコール親機10に接続された各病室のセンサー1、読取装置3を制御する。インターフェース12は、ナースコール親機10とセンサー1および読取装置3とを接続して通信を行うためのものである。ここで、インターフェース12は、センサー1から出力された呼出信号を入力するとともに、読取装置が受信した識別信号を入力する。
記憶部13は、センサー1のセンサー識別情報(または、ベッド識別情報)と、そのセンサー1が設置されたベッドを使用する患者を他の患者と識別するための患者識別情報(例えば、患者氏名など)とを関連付けて記憶している。また、記憶部13は、患者が離床や転倒/転落を検出する必要があるか否かを示す検出有無情報と患者識別情報とを関連付けて記憶している。また、記憶部13は、医療従事者が携行する医療従事者認識装置2の識別情報と、その医療従事者を他の医療従事者と識別する医療従事者識別情報(例えば、医療従事者の氏名など)とを関連付けて記憶している。
タイマー14は、所定時間を計測するためのものである。ここで、タイマー14が計測する所定時間は、医療従事者が患者の確認を行うべき最小の間隔を示す時間であり、例えば2時間程度が考えられる。通知部15は、スピーカや表示ディスプレイ、ランプなどにより構成されており、確認すべき患者が存在することを通知する。報知部16は、スピーカや表示ディスプレイ、ランプなどにより構成されており、離床や転倒/転落を検出する必要がある患者がベッドから降りたことを報知する。なお、通知部15および報知部16を共通のスピーカや表示ディスプレイ、ランプなどにより構成するようにしても良いが、この場合、通知と報知とを明確に区別する必要がある。
このように構成されたナースコールシステムにおいて、センサー1が荷重を検出すると、センサー1は呼出信号を出力する。ナースコール親機10のインターフェース12は呼出信号を入力する。すると、制御部11は、呼出信号に含まれるセンサー識別情報を抽出し、記憶部13を参照して、センサー識別情報に関連付けて記憶されている患者識別情報を取得する。また、制御部11は、読取装置3を制御して、読取範囲に存在する医療従事者認識装置2に対して電源を供給する。読取範囲に医療従事者認識装置2が存在する場合には(図2(A)参照)、医療従事者認識装置2に電源が供給され、医療従事者認識装置2は識別信号を送信する。医療従事者認識装置2から識別信号が送信されると、読取装置3は、識別信号を受信してナースコール親機10のインターフェース12に出力する。
インターフェース12が識別信号を入力すると、制御部11は、タイマー14を動作させる。ここで、タイマー14が既に動作している場合には、制御部11は、タイマー14をリセットする。そして、制御部11は、記憶部13を参照して、識別信号に含まれる識別情報に関連付けて記憶されている医療従事者識別情報を取得する。
また、タイマー14が計測した時間が所定時間となった場合には、制御部11は、通知部15を動作させ、既に取得している患者識別情報によって特定される患者に対して確認が行われていないことを通知する。
一方、読取範囲に医療従事者認識装置2が存在しない場合には(図2(B)参照)、インターフェース12が識別信号を入力することはない。すると、制御部11は、記憶部13を参照して、既に取得している患者識別情報に関連付けて記憶されている検出有無情報を取得する。そして、検出有無情報を解析し、その患者が離床や転倒/転落を検出する必要がある患者であるか否かを判定する。
検出有無情報を解析した結果、その患者が離床や転倒/転落を検出する必要のない患者であると制御部11にて判断した場合には、制御部11は報知部16を動作させず、その患者が離床や転倒/転落を検出する必要のある患者であると制御部11にて判断した場合には、制御部11は報知部16を動作させて、患者がベッドから降りた(あるいは、患者が転倒/転落した)ことを報知させる。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、ベッド近傍の人を検出するセンサー1と医療従事者が携行する医療従事者認識装置2を読み取る読取装置3とを設置し、センサー1が人を検出し、かつ、読取装置3が医療従事者認識装置2を読み取った場合に、タイマー14による所定時間の測定をリセットし、タイマー14により測定した時間が所定時間となった場合に、そのベッドを使用する患者に対する確認が行われていないことを通知部15により通知するようにしている。また、ベッドを使用する患者について、その患者が離床や転倒/転落を検出する必要のある患者であるか否かを検出有無情報として登録しておき、センサー1が人を検出し、かつ、読取装置3が医療従事者認識装置2を読み取らなかった場合に、そのセンサー1が設置されたベッドを使用する患者の検出有無情報が離床や転倒/転落を検出する必要のある患者であることを示す情報であるときには、報知部16により報知を行うようにしている。
これにより、ベッド近傍の人が検出され、かつ、医療従事者によって携行される医療従事者認識装置2が読み取られた場合に、そのベッドを使用する患者に対して確認が行われたと判断されて、タイマー14がリセットされる。また、タイマー14が計測した時間が所定時間となった場合には、患者に対して定期的に確認が行われていないと判断されて、通知が行われる。そのため通知を受けた医療従事者が定期的に患者の確認を行うことができる。また、ベッド近傍の人が検出され、かつ、医療従事者認識装置2が読み取られなかった場合に、そのベッドを使用する患者が離床や転倒/転落を検出する必要のある患者であるときには報知が行われ、それ以外の患者であれば報知が行われないので、離床や転倒/転落を検出する必要のある患者の離床や転倒/転落のみを確実に報知することができる。
なお、前述した実施形態では、医療従事者認識装置2が読取装置3によって読み取られた場合にのみ制御部11がタイマー14をリセットするようにしているが、これに限定されない。例えば、荷重を検出したセンサー1が設置されているベッドを使用する患者の検出有無情報が離床や転倒/転落を検出する必要のない患者であるという情報である場合にも制御部11がタイマー14をリセットするようにしても良い。これは、自由に歩き回ることができる患者については、医療従事者が確認を行う必要が無いという場合に有効である。
また、前述した実施形態では、医療従事者認識装置2が読取装置3によって読み取られた場合には、制御部11がタイマー14をリセットするようにしているが、これに限定されない。例えば、記憶部13にて医療従事者識別情報と関連付けて医療従事者認識装置2の識別情報を記憶していないような場合には、制御部11がタイマー14をリセットしないようにしても良い。これにより、医療従事者識別情報を関連付けて記憶していない医療従事者認識装置2を患者の確認を行わない医療従事者に持たせたり、患者への見舞客に持たせたりすることで、それらの人がセンサー1によって検出されても、報知部16による報知が行われないという効果が得られる。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 センサー
2 医療従事者認識装置
3 読取装置
10 ナースコール親機
11 制御部
12 インターフェース
13 記憶部
14 タイマー
15 通知部
16 報知部

Claims (2)

  1. 患者のベッドの近傍に設置され、前記ベッド近傍に居る人を検出するセンサーと、
    医療従事者によって携帯され、識別情報を送信可能な医療従事者認識装置と、
    少なくとも前記ベッドに近付いた医療従事者認識装置から識別情報を読み取る読取装置と、
    所定時間の計測を行うタイマーと、前記センサーを他のセンサーと識別するセンサー識別情報および前記センサーが近傍に設置されたベッドを使用する患者を他の患者と識別する患者識別情報を予め関連付けて記憶するとともに、離床や転倒/転落の検出が必要な患者であるか否かを示す検出有無情報および患者識別情報を予め関連付けて記憶する記憶部と、医療従事者が定期的に確認していない患者を通知する通知部と、患者がベッドから離床したことや転倒/転落したことを報知する報知部と、前記センサーが人を検出し、かつ、前記読取装置が前記医療従事者認識装置から識別情報を読み取った場合に、前記タイマーをリセットし、前記タイマーにより計測した時間が所定時間となった場合に前記通知部を動作させ、前記センサーが人を検出し、かつ、前記読取装置が前記医療従事者認識装置から識別情報を読み取らなかった場合に、前記記憶部を参照して、人を検出したセンサーのセンサー識別情報に関連付けて記憶されている患者識別情報を抽出し、その患者識別情報に関連付けて記憶されている検出有無情報を取得して、この検出有無情報が離床や転倒/転落の検出が必要な患者を示すものであるときにのみ前記報知部を動作させる制御部とを備えたナースコール親機と、
    を備えたナースコールシステム。
  2. 前記制御部は、前記読取装置が前記医療従事者認識装置から識別情報を読み取らなかった場合に、前記記憶部を参照して、人を検出したセンサーのセンサー識別情報に関連付けて記憶されている患者識別情報を抽出し、その患者識別情報に関連付けて記憶されている検出有無情報を取得して、この検出有無情報が離床や転倒/転落の検出が必要な患者を示すものではないときにも前記タイマーをリセットすることを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
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