JP2009033660A - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 居住者に発生した異常を検知したらその居住者に関連する住戸に異常発生を通知する集合住宅インターホンシステムを提供する。
【解決手段】 居住者がID信号を発信する無線送信機5を携行し、集合住宅の夫々異なる特定エリアに複数の無線受信機6を設置し、制御機4にID信号と受信場所と発報先の情報を記憶した制御機記憶部30を設けた。無線受信機6が所定時間に亘り同一ID信号を受信し続けたら居住者異常検知信号を制御機4に送信し、制御機4はその信号を受けて、関連する居室親機2を制御機記憶部30から読み出して異常発生をその機器に通報する。
【選択図】 図1
【解決手段】 居住者がID信号を発信する無線送信機5を携行し、集合住宅の夫々異なる特定エリアに複数の無線受信機6を設置し、制御機4にID信号と受信場所と発報先の情報を記憶した制御機記憶部30を設けた。無線受信機6が所定時間に亘り同一ID信号を受信し続けたら居住者異常検知信号を制御機4に送信し、制御機4はその信号を受けて、関連する居室親機2を制御機記憶部30から読み出して異常発生をその機器に通報する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、集合住宅インターホンシステムに関し、詳しくは居住者に異常が発生した場合にそれを報知する機能を備えたインターホンシステムに関する。
従来の集合住宅インターホンシステムでは、居住者が室内や共用部で倒れてしまった場合にそれを検出する機能は無く、人体検知センサ等を住戸内に設けて人の動きが検知できない場合に異常発生として通報する装置が別途設けられていた。
一方で、徘徊者の所在を確認できる機能をインターホンの一つであるナースコールに組み込んだシステムがある。例えば特許文献1では、患者に無線ペンダントを携行させると共に、各廊下灯を無線基地局として無線ペンダントの位置を廊下灯の受信エリアの範囲で把握可能としている。
特開2002−9957号公報
一方で、徘徊者の所在を確認できる機能をインターホンの一つであるナースコールに組み込んだシステムがある。例えば特許文献1では、患者に無線ペンダントを携行させると共に、各廊下灯を無線基地局として無線ペンダントの位置を廊下灯の受信エリアの範囲で把握可能としている。
高齢者の増加に伴い、通常の住宅においても居住者が倒れる等の異常が発生した場合に、インターホンの回線及び居住者情報を利用してそれを検知できたり、徘徊により住戸内からいなくなった場合に、その状況をいち早く検知できれば便利である。この点、上記特許文献1のシステムを集合住宅用インターホンシステムに適用すれば別途システムを設置すること無く徘徊者を把握することが可能となる。
しかしながら、上記特許文献1の装置を集合住宅用インターホンシステムに適用するには送受信機器等にコストがかかるし、居住者が倒れた等の異常が発生した場合、それを検知することはできず、別途専用のシステムを設けなければならない。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、居住者の異常を検知したり、不在となってしまった居住者の検知を安価に実現できる集合住宅インターホンシステムを提供することを目的としている。
しかしながら、上記特許文献1の装置を集合住宅用インターホンシステムに適用するには送受信機器等にコストがかかるし、居住者が倒れた等の異常が発生した場合、それを検知することはできず、別途専用のシステムを設けなければならない。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、居住者の異常を検知したり、不在となってしまった居住者の検知を安価に実現できる集合住宅インターホンシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、集合玄関に設置されて居住者を呼び出すための集合玄関機と、個々の住戸に設置されて呼び出しに応答するための居室親機と、集合玄関機と居室親機との間の通信を制御する制御機とを備えた集合住宅用インターホンシステムであって、居住者が携行して居住者のID信号を発信する無線送信機と、集合住宅の夫々異なる特定エリアにおいて無線送信機の発信信号を受信する複数の無線受信機とを備える一方、無線受信機が受信するID信号の受信場所及び受信時間を管理するID情報管理手段と、ID情報管理手段が所定の条件を満たすID信号を検出した場合に、居室親機、管理室親機のうちの所定の機器に異常発生を通報する通報制御手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、受信するID信号の受信場所及び時間を管理することで、場所情報により動かなくなった居住者を検出することが可能であるし、特定の場所から居なくなった居住者或いは所在不明になった居住者を検出することが可能となる。そのため、インターホンの設備を利用する安価な構成で、居住者特に高齢者に優しい集合住宅用インターホンシステムを提供できる。
この構成によれば、受信するID信号の受信場所及び時間を管理することで、場所情報により動かなくなった居住者を検出することが可能であるし、特定の場所から居なくなった居住者或いは所在不明になった居住者を検出することが可能となる。そのため、インターホンの設備を利用する安価な構成で、居住者特に高齢者に優しい集合住宅用インターホンシステムを提供できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、ID信号毎に通報先の機器を記憶したID情報記憶部を有し、ID情報管理手段は、所定時間に亘り同一場所で同一ID信号を受信し続けた場合に、受信ID情報及び受信場所情報を含む居住者異常検知信号を通報制御手段に送出し、通報制御手段は、居住者異常検知信号を受けて当該信号に含まれるID信号から通報先機器をID情報記憶部から読み出し、居住者異常の検知を機器に通知することを特徴とする。
この構成によれば、集合住宅内において移動しない居住者を認識でき、その居住者に関連する住戸等に通知することができる。よって、高血圧者や高齢者等の健康状態に不安のある人に無線送信機を携帯させれば、倒れる等の不測の事態を速やかに認識でき、緊急時にスムーズに対応することが可能となる。
この構成によれば、集合住宅内において移動しない居住者を認識でき、その居住者に関連する住戸等に通知することができる。よって、高血圧者や高齢者等の健康状態に不安のある人に無線送信機を携帯させれば、倒れる等の不測の事態を速やかに認識でき、緊急時にスムーズに対応することが可能となる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の発明において、ID情報記憶部は、ID信号受信場所毎の居住者異常検知信号の有効/無効が登録され、通報制御手段は、有効と登録されたエリアからの居住者異常検知信号に対して居住者異常の検知を通知し、無効と登録されたエリアからの居住者異常検知信号は無視することを特徴とする。
この構成によれば、個々の居住者に対して立ち止まる可能性のある住戸やエリアに対しては、所定時間に亘り居住者が居続けた場合でも、それを異常発生と通知しないよう設定できる。よって、誤報の少ないシステムを提供できる。
この構成によれば、個々の居住者に対して立ち止まる可能性のある住戸やエリアに対しては、所定時間に亘り居住者が居続けた場合でも、それを異常発生と通知しないよう設定できる。よって、誤報の少ないシステムを提供できる。
請求項4の発明は、請求項1に記載の発明において、ID信号毎に通報先の機器を記憶したID情報記憶部を有し、ID情報管理手段は、受信ID信号から個々のID信号の受信間隔を認識し、最後に受信から所定の時間が経過しても同一信号を受信しない場合に、居住者不明信号を通報制御手段に送出し、通報制御手段は、居住者不明信号を受けて当該信号に含まれるID信号から通報先機器をID情報記憶部から読み出し、居住者不在を機器に通知することを特徴とする。
この構成によれば、集合住宅内や集合住宅内の特定エリアに居ない居住者を認識することができる。よって、徘徊者等に無線送信機を携帯させることで、集合住宅から出て行った場合等を速やかに認識でき、徘徊者が遠くに出かけてしまう前に対処することが可能となる。
この構成によれば、集合住宅内や集合住宅内の特定エリアに居ない居住者を認識することができる。よって、徘徊者等に無線送信機を携帯させることで、集合住宅から出て行った場合等を速やかに認識でき、徘徊者が遠くに出かけてしまう前に対処することが可能となる。
請求項5の発明は、請求項4に記載の発明において、居住者の不在判定を集合住宅内の所定のエリアに対して実施するエリア記憶部を有し、ID情報管理手段は、個々のID信号に対してエリア記憶部を参照し、設定エリア内でID信号が受信されない場合に居住者不明信号を送信することを特徴とする。
この構成によれば、集合住宅から出なくても、例えば自宅のあるフロアや、家族の居る他の住戸以外に出かけた場合に報知させることができ、徘徊者に対して早期に対処することができる。
この構成によれば、集合住宅から出なくても、例えば自宅のあるフロアや、家族の居る他の住戸以外に出かけた場合に報知させることができ、徘徊者に対して早期に対処することができる。
請求項6の発明は、 請求項1乃至5の何れかに記載の発明において、無線送信機及び無線受信機がRFIDで構成されることを特徴とする。
この構成によれば、無線送信機を小型にできるので携行し易い。また、発信電波は微弱電波であるため、居住者が医療機器を携行していても影響を及ぼすことがないし、送受信機器を安価に構成できる。
この構成によれば、無線送信機を小型にできるので携行し易い。また、発信電波は微弱電波であるため、居住者が医療機器を携行していても影響を及ぼすことがないし、送受信機器を安価に構成できる。
本発明によれば、動かなくなった居住者や徘徊者を検出することが可能となり、インターホンの設備を利用する安価な構成で、高齢者に優しい集合住宅用インターホンシステムを提供することができる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る集合住宅用インターホンシステムの一例を示す構成図であり、一部ブロック図で示している。図1において、1は居住者を呼び出すための集合玄関機、2,2・・は呼び出しに応答するための居室親機、3は管理室に設置される管理室親機、4は機器間の通信を制御する制御機、5,5・・は居住者が携行してID信号を発信する無線送信機、6は無線送信機が送信するID信号を受信する無線受信機である。
集合玄関機1は、ロビー等の集合玄関に設置され、居住者を選択して呼び出すための操作部9及び呼出ボタン10、通話のためのマイク11a及びスピーカ11b、来訪者を撮像するための玄関機カメラ12を備えている。また、居室親機2は、各住戸に設置されて呼び出しに応答するための通話ボタン14、ハンドセット15、玄関機カメラ12の撮像映像を表示する親機モニタ16、映像の録画等各種操作を行う操作部17を備えている。
また、管理室親機3は、通話のためのハンドセット20、玄関機カメラ12の撮像映像を表示する管親モニタ21、タッチパネルから成る操作部22を有し、集合玄関機1及び居室親機2と通話が可能となっている。
また、管理室親機3は、通話のためのハンドセット20、玄関機カメラ12の撮像映像を表示する管親モニタ21、タッチパネルから成る操作部22を有し、集合玄関機1及び居室親機2と通話が可能となっている。
無線送信機5と無線受信機6は、RFID(Radio Frequency IDentification)で構成されている。無線送信機5にはRFIDタグ(ICタグ)が内蔵され、無線受信機6のID要求信号を受けてID信号を送信するよう構成されている。無線受信機6は、無線送信機5が送信するID信号を受信するRFID受信部24、タイマ(受信機タイマ)25、制御機4と通信するためのインターフェース(受信機IF)26、無線受信機6を制御するCPU(受信機CPU)27を備えている。
尚、無線送信機5は、少なくとも健康状態に不安のある居住者や徘徊する傾向のある居住者が携行し、無線受信機6は、各住戸内、廊下やロビー等の共用部に所定間隔で設置され、無線送信機5を携行した居住者が集合住宅内にいる場合は何れかの無線受信機がID信号を受信できるよう構成されている。
制御機4は、無線送信機5が送信するID信号と受信場所(無線受信機設置場所)と通報先の機器の関係を記憶した制御機記憶部30、タイマ(制御機タイマ)31、制御機4を制御するCPU(制御機CPU)32、各機器との通信を行うためのインターフェース(制御機IF)33を有している。制御機記憶部30には、図2に示すようなID番号と受信場所(住戸番号や共用部名で記載)、発報先の住戸番号(居室親機や管理室親機)の関係を登録したデータベースが記憶されている。
尚、図2において、有効/無効の記載は、ID信号を受信した無線受信機6が所定の信号を制御機4に送信した場合に、制御機4がその信号を有効として所定の発報制御を実施するか、無効として発報制御を行わないかの設定が成されている。
尚、図2において、有効/無効の記載は、ID信号を受信した無線受信機6が所定の信号を制御機4に送信した場合に、制御機4がその信号を有効として所定の発報制御を実施するか、無効として発報制御を行わないかの設定が成されている。
このように構成された集合住宅用インターホンシステムは動作は以下のようである。但し、集合玄関機1から居室親機2を選択して呼び出し、居住者との間で通話する基本動作は従来と同様であるため説明を省略し、無線送信機5と無線受信機6の動作を中心に、居住者に異常が発生した場合の検知動作、徘徊する居住者の検知動作を説明する。
先ず、居住者に異常が発生した場合の動作を図3のフローチャートを基に説明する。各住戸及び廊下等に備えられた無線受信機6は一定間隔でID信号の読込動作を実施し、無線送信機5を携行した居住者が近づいてきたら、その無線送信機5が発信するID信号を受信する(S1)。そして、読み取ったID信号が初めて受信するID信号である場合に、無線受信機6は受信機タイマ25を動作させて所定時間の計時をスタートする。その後、引き続き一定間隔で受信動作がなされて受信ID信号を確認(S2)し、前回と同一のID信号であるか判断(S3)する。同一であればカウントを継続し、そうでなければカウントを終了する。こうして、同一のID信号を受信し続けた場合は、受信機タイマ25がやがてタイムアウトし(S4)、受信ID情報を含む居住者異常検知信号が制御機4に送信される。
居住者異常検知信号を受信した制御機4は、受信した信号に含まれるID信号及び場所情報から、制御機記憶部30に記憶されている有効/無効情報、及び発報先情報とを照合し、有効と登録されている場所でID信号が受信された場合は、関連付けられている居室親機2或いは管理室親機3を検索(S5)して、登録されている機器に警報信号が送信される。警報信号を受信した居室親機2等は、警報音を鳴動させ(S6)、警報信号に含まれる居住者情報及び場所情報を基に親機モニタ16等に検出された居住者情報及び検出場所情報が出力される。
例えば、図2のデータベースから、住戸101Aに設置されている無線受信機6からID番号002の居住者異常検知信号を制御機が受信した場合、ID番号002に対して住戸101Aは有効設定となっていることから、発報先である住戸321Aの居室親機2に対して警報信号を送信する。また、住戸101Aに設置されている無線受信機6からID番号003の居住者異常検知信号を受信した場合は、無効設定となっているため受信した居住者異常検知信号を無効として破棄し、警報信号を何処にも送信しない。
このように、集合住宅内において移動しない居住者を認識でき、その居住者に関連する住戸等に通知することができるので、高血圧者や高齢者等の健康状態に不安のある人に無線送信機を携帯させれば、倒れる等の不測の事態を速やかに認識でき、緊急時にスムーズに対応することが可能となる。
また、有効/無効の設定により、個々の居住者に対して立ち止まる可能性のある住戸やエリアに対しては、所定時間に亘り居住者が居続けた場合でも、それを異常発生と通知しないよう設定できるので、誤報の少ないシステムを提供できる。
更に、RFIDを使用することで、無線送信機を小型にできるので携行し易いし、発信電波は微弱電波であるため、居住者が医療機器を携行していても影響を及ぼすことがない。
また、有効/無効の設定により、個々の居住者に対して立ち止まる可能性のある住戸やエリアに対しては、所定時間に亘り居住者が居続けた場合でも、それを異常発生と通知しないよう設定できるので、誤報の少ないシステムを提供できる。
更に、RFIDを使用することで、無線送信機を小型にできるので携行し易いし、発信電波は微弱電波であるため、居住者が医療機器を携行していても影響を及ぼすことがない。
次に、居住者が徘徊を始めた場合について、その検知動作を図4のフローチャートを基に説明する。上記異常検知と同様に、無線受信機6は一定間隔で受信動作が成され、居住者が近づいてきたら携行されている無線送信機5のID信号を受信する。そして、ID信号を受信したら、場所情報と受信ID情報を含む所在確認信号を制御機4に送信する。
制御機4は、受信した所在確認信号が制御機記憶部30に予め所在確認登録されているID信号を含む信号であれば、受信する毎に受信時刻を記憶して制御機タイマ31により所定時間の計時をスタートさせる。そして、この制御機タイマ31のカウントアウトを判断(S11)する。カウントアウトする前に、何れかの無線受信機6から同一IDの受信信号を入手したら(S14)、制御機タイマ31はリセットされて新たなカウントをスタートする(S15)。
そして、制御機タイマ31が所定時間の計時を完了してカウントアウトしたら、即ち、所定時間の間、タイマカウントをスタートした特定のID信号が一度も受信されなかったら、カウントアウトしたID信号に関連する発報先が制御機記憶部30に記憶されている図2に示すようなデータベースから選択され、居住者不明信号が送信される。警報信号を受けた居室親機2等は、警報音を鳴動させると共にID信号に対応する居住者の所在が不明である旨の表示が親機モニタ16等に表示される。
このように、居住者の所在が不明になったらそれを検知することができるので、徘徊者が集合住宅から出て行った場合等を速やかに認識でき、徘徊者が遠くに出かけてしまう前に対処することが可能となる。
尚、上記徘徊者検知動作では、制御機タイマ31による所定時間の計時、及び警報発報先の選択制御等を全て制御機4で実施しているが、居住者不明を判定して居住者不明信号を生成するID情報管理部と、不在者の発生を検知した場合にそれを通報制御する通報制御手段とを独立して設けても良く、例えば、制御機4にID情報管理部を設けて、各居室親機2,2・・や管理室親機3に通報制御手段を設けて良い。居室親機2や管理室親機3に、関連する居住者のID情報を登録することで、そのID情報に関する不在者発生の通報を受けた場合のみ発報動作させればよい。
また、一定時間に亘り同一のID信号を受信できない場合の発報動作を、全ての無線受信機6が受信しなかった場合、即ち集合住宅から出て行った場合に発報して不在と判断するよう制御させているが、一部のエリア、例えば徘徊者の住戸のあるフロアから他のフロアに出て行った場合に発報動作するよう構成しても良い。この場合は、各無線送信機5に対して、有効エリア/無効エリアを設定したマップを作成して、制御機4等に記憶させることで容易に実施でき、徘徊者が集合住宅から出てしまう前に検知できるので、徘徊者に対して早期に対処することが可能となる。
1・・集合玄関機、2・・居室親機、3・・管理室親機、4・・制御機、5・・無線送信機、6・・無線受信機、16・・親機モニタ、21・・管親モニタ、24・・RFID受信部、25・・受信機タイマ、27・・受信機CPU(ID情報管理手段)、30・・制御機記憶部(ID情報記憶部)、31・・制御機タイマ、32・・制御機CPU(ID情報管理手段、通報制御手段)。
Claims (6)
- 集合玄関に設置されて居住者を呼び出すための集合玄関機と、個々の住戸に設置されて呼び出しに応答するための居室親機と、前記集合玄関機と居室親機との間の通信を制御する制御機とを備えた集合住宅用インターホンシステムであって、
居住者が携行して居住者のID信号を発信する無線送信機と、
集合住宅の夫々異なる特定エリアにおいて前記無線送信機の発信信号を受信する複数の無線受信機とを備える一方、
前記無線受信機が受信するID信号の受信場所及び受信時間を管理するID情報管理手段と、前記ID情報管理手段が所定の条件を満たすID信号を検出した場合に、居室親機、管理室親機のうちの所定の機器に異常発生を通報する通報制御手段とを有することを特徴とする集合住宅用インターホンシステム。 - 前記ID信号毎に通報先の機器を記憶したID情報記憶部を有し、
前記ID情報管理手段は、所定時間に亘り同一場所で同一ID信号を受信し続けた場合に、受信ID情報及び受信場所情報を含む居住者異常検知信号を前記通報制御手段に送出し、
前記通報制御手段は、前記居住者異常検知信号を受けて当該信号に含まれるID信号から通報先機器を前記ID情報記憶部から読み出し、居住者異常の検知を前記機器に通知することを特徴とする請求項1記載の集合住宅用インターホンシステム。 - 前記ID情報記憶部は、ID信号受信場所毎の前記居住者異常検知信号の有効/無効が登録され、
前記通報制御手段は、有効と登録されたエリアからの前記居住者異常検知信号に対して居住者異常の検知を通知し、無効と登録されたエリアからの前記居住者異常検知信号は無視することを特徴とする請求項2記載の集合住宅用インターホンシステム。 - 前記ID信号毎に通報先の機器を記憶したID情報記憶部を有し、
前記ID情報管理手段は、受信ID信号から個々のID信号の受信間隔を認識し、最後に受信から所定の時間が経過しても同一信号を受信しない場合に、居住者不明信号を前記通報制御手段に送出し、
前記通報制御手段は、前記居住者不明信号を受けて当該信号に含まれるID信号から通報先機器を前記ID情報記憶部から読み出し、居住者不在を前記機器に通知することを特徴とする請求項1記載の集合住宅用インターホンシステム。 - 居住者の不在判定を集合住宅内の所定のエリアに対して実施するエリア記憶部を有し、
前記ID情報管理手段は、個々のID信号に対して前記エリア記憶部を参照し、設定エリア内でID信号が受信されない場合に居住者不明信号を送信することを特徴とする請求項4記載の集合住宅インターホンシステム。 - 前記無線送信機及び前記無線受信機がRFIDで構成されることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の集合住宅用インターホンシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007197819A JP2009033660A (ja) | 2007-07-30 | 2007-07-30 | 集合住宅インターホンシステム |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=40403625
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2009033660A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012063978A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Denso Wave Inc | 監視システム及び無線タグ |
WO2016027405A1 (ja) * | 2014-08-21 | 2016-02-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ドアホンシステム、無線装置、監視方法、および呼び出し方法 |
JP2016052075A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ドアホンシステム、無線装置、および呼び出し方法 |
JP2017076201A (ja) * | 2015-10-13 | 2017-04-20 | 株式会社プロテック | 屋外設置用の防犯用監視カメラ及び該防犯用監視カメラを備えた防犯システム |
-
2007
- 2007-07-30 JP JP2007197819A patent/JP2009033660A/ja active Pending
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