JPH04117128A - 断線検出機能付Ａｉカプセル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明はいわゆるＡｉカプセル（即ち通常、アナログ入
力信号を複数点入力し、所定の時間間隔でこのアナログ
入力信号を順次、サンプリングしてＡ／Ｄ変換すること
を繰返すことにより、常時各アナログ入力信号について
の最新のＡ／Ｄ変換データを保持し、外部の計算機等の
指令に基づいて、この保持したＡ／Ｄ変換データを一括
して送信する装置）であって、 特に停電の影響を受けることなく、アナログ入力信号回
路の正しい断線検出を行い得る機能を備えた断線検出機
能付Ａｉカプセルに関する。

【従来の技術】

第１０は本発明の一実施例としてのＡｉカプセルの外観
図であるが、以下この図を流用して従来の技術を説明す
る。但し従来においては同図の手段１．２．７は設けら
れていない。同図において６は本体、３はこの例では８
点のアナログ入力信号が取込まれるアナログ入力端子、
４は図外の外部の計算機とデータを交信する２線の伝送
路としてのデータリンクが接続されるリンク出力端子、
ＧＮＤはグランド（接地）＠子、５はこのＡｉカプセル
への電源（この場合無停電電源使用）が接続される電源
入力端子、８はこの端子５に入力された電源の有無を表
示する電源ＬＥＤである。また９はアナログ入力端子３
の各１点づつに対応して設けられた断線ＬＥＤで、それ
ぞれ対応するアナログ入力信号線の断線を表示（但し断
線時は消灯）するＬＥＤである。 アナログ入力端子３に入力された各アナログ入力信号は
、このカプセル内の図外の手段によって常時、所定の周
期で順番にサンプリングされてＡ／Ｄ変換され、このＡ
／Ｄ変換値は前記アナログ人力信号ごとに最新の値に更
新されて保持されている。 そこでリンク出力端子４を介し、このＡｉカプセルに外
部計算機からデータ送信指令が与えられると、このＡｉ
カプセルは保持しているアナログ入力信号別のＡ／Ｄ変
換データを一括して外部計算機に送信する。 ところでこのＡｉカプセル内には、各アナログ入力信号
ごとに該信号のレベルが、正常な上下限範囲（この例で
は１〜５νまたは４〜２０＃ｌＡ）内にあるか否かを検
出する手段としての上下限リミッタが設けられており、
アナログ人力信号の検出レベルがこの上下限範囲を逸脱
すると当該のアナログ入力信号線が断線であると見做し
、当該の断線ＬＥＤを消灯すると共に、断線フラグをリ
ンク出力端子４を介し外部計算機へ送信していた。

【発明が解決しようとする課題】

しかしながら上述した従来のＡｉカプセルにおいては、
Ａｉカプセルへアナログ（入力）信号を発信する装置が
商用電源を使用している時、その停電が起きると、無断
線状態であるにもかかわらず、アナログ入力信号線の断
線警報（断線フラグ）が−斉に発生し、さらにこれらを
監視しているロガー装置の印字も一斉に行われ、用紙の
むだ使い等でオペレータを悩ませていた。 そこでこの発明の課題は通常時はアナログ断線検出を的
確に行いながら、停電時には誤った断線警報を出力しな
い断線検出機能付Ａ、Ｉカプセルを提供することにある
。

【課題を解決するための手段】

前記の課題を解決するために請求項１）のＡｉカプセル
は、「１または複数のアナログ入力信号を（アナログ入
力端子３などに入力して）　Ａ／Ｄ変換し、（外部計算
機などからのリンク出力端子４などを介する）データ送
信要求に応じて前記Ａ／Ｄ変換されたデータを（リンク
出力端子４などから）送出すると共に、前記アナログ入
力信号ごとの信号レベルの異常を（上下限リミッタなど
を介し）検出して（アナログ異常検出接点１４．断線フ
ラグリレー１３などを介し）断線警報（断線フラグなど
）を出力するＡｉカプセルにおいて、前記アナログ人力
信号を送出する装置の電源の停電を検出した信号の入力
手段（停電検出信号入力端子１など）と、 前記停電検出信号の入力時、前記断線警報の出力を休止
させる手段（停電リレーＩＬ同リレー接点１１ｂなど）
とを備えたｊものとする。 また請求項２）のＡｉカプセルは、前記請求項１）のＡ
ｉカプセルにおいて、ｒ前記停電時に、前記アナログ入
力信号の異常検出後少なくとも前記停電検出信号が入力
されるまでの遅れ時間以上の信号遅延を行わせる可変設
定可能な遅延タイマ（確認タイマ１２など）を備え、 前記断線警報を前記アナログ入力信号の異常検出（接点
１４のオンなど）が、前記遅延タイマの遅延時間だけ持
続したのちに出力するｊものとする。 また請求項３）のＡｉカプセルは、前記請求項１）また
は２）のＡｉカプセルにおいて、ｒ前記停電検出信号の
人力に基づいて、この入力前に出力されている前記断線
警報を保存する手段（停電リレー１１の接点１１ａ、断
線フラグリレー１３の自己保持接点１３ａなど）を備え
たＪものとする。

【作　用】

Ａｉカプセルに新たに、停電時はアナログ断線検出を休
止し、また停電発生前の断線情報は保存する手段を付加
する。

【実施例】

次に第１図および第２図を用いて本発明の詳細な説明す
る。第１図において、前述のように本発明のＡｉカプセ
ルには従来に対し手段１，２゜７が付加されている。 ここで１は商用電源の停電を検出して出力されるリレー
付勢用の信号（停電検出信号という）の入力される端子
としての停電検出信号入力端子で、この停電検出信号に
よって、このＡｉカプセル内の後述の停電リレー１１が
付勢される。 また２はこのＡｉカプセル内の後述の確認タイマの、こ
の例では０〜１２０秒の時限を可変設定するための外部
設定器であり、この設定器２はアナログ入力端子３に入
力されるアナログ入力信号の各断線検出回路に共通に用
いられるものとする。 ７はこの端子１への停電検出信号入力のあったことを表
示する停電ＬＥＤである。 次に第２図は本発明のＡｉカプセル内に設けられたアナ
ログ入力信号１点あたりの断線検出回路の実施例を示す
。なおこの図はリレー回路として構成した例を示してい
るが、同等の機能をロジックＩＣ等で実現することもで
きる。 この第２図において、１４は前記上下限リミッタによっ
て当該のアナログ入力信号の異常が検出されたとき閉成
されるアナログ異常検出接点である。 １１ａおよびｌｌｂは前記停電リレー１１によって作動
するａ接点およびｂ接点である。 １２は前述した確認タイマで、ここではこのタイマ１２
の図の上側の線から入力したオン信号を前記確認タイマ
外部設定器２によって設定された時限ののち、このタイ
マ１２の図の下側の線かち出力する、いわゆるオンデイ
レ−機能をもつものとして示されている。従ってこのタ
イマ１２はオフデイレ−機能は持たない。ここで確認タ
イマ１２の時限は商用電源の停電時、アナログ異常検出
接点１４のオン後、停電リレー１１がオンする迄の遅れ
時間より大きく設定されるものとする。 １３は断線フラグリレーで、このリレー１３のオン時、
当該のアナログ入力信号ラインが断線した旨の断線フラ
グが送信される。 １３ａはこの断線フラグリレー１３のａ接点としての自
己保持用接点である。 次に第１図を参照しつつ第２図の動作を述べる。 非停電時、停電リレー設定１１ｂはオン状態にあり、当
該のアナログ入力信号の異常によってアナログ異常検出
接点１４がオンすると、確認タイマ１２の設定時限のの
ち、断線フラグリレー１３がオンし、これにより当該の
アナログ入力信号ラインについての断線フラグがリンク
端子４から送信され、かつ当該の断線ＬＥＤ９が消灯表
示される。 次に商用電源の停電時、アナログ異常検出接点１４がオ
ンするが、確認タイマ１２の接点時限以前に停電リレー
１１がオンし、同リレー接点１１ａがオン１１ｂがオフ
するため、断線フラグリレー１３はオンしない。なお停
電リレー１１のオンによって停ｔＬＥＤ７が点灯される
。 また前述のように非停電時のアナログ異常検出によって
断線フラグリレー１３がオンしているときに、停電が発
生したときは、停電リレー接点ｉｔｂがオフするが、同
リレー設定１１ａがオンするため、既にオンしている自
己保持設定１３ａを介して断線フラグリレー１３が自己
保持し、アナログ異常信号は保持され停電の影響は受け
ない。

【発明の効果】

請求項１）によれば、１または複数のアナログ入力信号
をアナログ入力端子３に入力してＡ／Ｄ変換し、外部計
算機などからのリンク出力端子４を介するデータ送信要
求に応して前記Ａ／Ｄ変換されたデータをリンク出力端
子４がら送出すると共に、前記アナログ入力信号ごとの
信号レベルの異常を上下限りミンクを介し検出してアナ
ログ異常検出接点１４．断線フラグリレー１３などを介
し断線警報としての断線フラグを出力するＡｉ力ブセル
において、 前記アナログ入力信号を送出する装置の電源の停電を検
出した信号の入力手段としての停電検出信号入力端子１
と、 前記停電検出信号の入力時、前記断線フラグの出力を休
止させる手段としての停電リレー１１．同リレー接点１
１ｂなどとを備えたものとし、請求項２）によれば、前
記請求項１）のＡｉカプセルにおいて、前記停電時に、
前記アナログ入力信号の異常検出後少なくとも前記停電
検出信号が入力されるまでの遅れ時間以上の信号遅延を
行わせる可変設定可能な確認タイマ１２を備え、前記断
線フラグを前記アナログ入力信号の異常検出としての接
点１４のオンが、前記確認タイマ１２の遅延時間だけ持
続したのちに出力するものとし、また請求項３）によれ
ば、前記請求項１）または２）のＡｉカプセルにおいて
、前記停電検出信号の入力に基づいて、この入力前に出
力されている前記断線フラグを保存する手段としての停
電リレー１１の接点１１ａ、断線フラグリレー１３の自
己保持接点１３ａなどを備えたものとしたので、次のよ
うな効果を得ることができる。 （１）端子１への停電検出信号の入力により停電時はア
ナログ人力信号線の断線警報（断線フラグ）が出力され
ない。但し、停電信号により停電警報（停電ＬＥＤ７の
点灯など）は当然の事ながら出力される。 （２）停電発生前の断線データは断線フラグリレー１３
の自己保持によって保存される。 （３）確認タイマ１２が付されているので瞬停等におい
ては、アナログ異常検出接点１４は一時的にオンするが
断線警報は出力されない。 （４）断線ＬＥＤ９の表示により本体にてどのアナログ
入力信号線が断線しているかを確認できる。 （５）停ｔＬＥＤ７の表示により本体にて停電状態を確
認できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例としてのＡｉカプセルの外観
図、 第２図は同じく第１図のＡｉカプセル内の断線検出回路
の構成図である。 ｌ：停電検出信号入力端子、２；確認タイマ外部設定器
、３：アナログ入力端子、４：リンク出力端子、５：１
Ｅｆｉ入力端子、６：本体、７：停電ＬＥＤ、８：を源
ＬＥＤ、９：断線ＬＥＤ、１１：停電リレー、Ｉｌａ、
ｌｌｂ　　：停電リレー接点、１２：確認タイマ、１３
：断線フラグリレー、１３ａ：断線フラグリレーの自己
保持接点、１４：アナログ異常検本イ峯 （すな（来峙デ＾丈丁ン オ　１　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）１または複数のアナログ入力信号をＡ／Ｄ変換し、
   データ送信要求に応じて前記Ａ／Ｄ変換されたデータを
   送出すると共に、前記アナログ入力信号ごとの信号レベ
   ルの異常を検出して断線警報を出力するＡｉカプセルに
   おいて、 前記アナログ入力信号を送出する装置の電源の停電を検
   出した信号の入力手段と、 前記停電検出信号の入力時、前記断線警報の出力を休止
   させる手段とを備えたことを特徴とする断線検出機能付
   Ａｉカプセル。 ２）特許請求の範囲第１項に記載のＡｉカプセルにおい
   て、前記停電時に、前記アナログ入力信号の異常検出後
   少なくとも前記停電検出信号が入力されるまでの遅れ時
   間以上の信号遅延を行わせる可変設定可能な遅延タイマ
   を備え、 前記断線警報を前記アナログ入力信号の異常検出が、前
   記遅延タイマの遅延時間だけ持続したのちに出力するこ
   とを特徴とする断線検出機能付Ａｉカプセル。 ３）特許請求の範囲第１項または第２項に記載のＡｉカ
   プセルにおいて、前記停電検出信号の入力に基づいて、
   この入力前に出力されている前記断線警報を保存する手
   段を備えたことを特徴とする断線検出機能付Ａｉカプセ
   ル。