JPS6037856A - 伝送装置における異常報知方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、直列伝送で信号伝送する場合の異常検出通
報に関するものである。

〔従来技術〕

従来、直列伝送においては、伝送信号を直列化して送信
していたが、伝送側に異常が発生した場合、異常を通報
する手段として、通常の伝送綜以外の別線を使うか、又
は異常を通報しないことがあった。このような従来の方
式においては、例えば別線による異常通報の場合、配線
が余分に必要であり、据付上手間がかかったりしてコス
ト高になっていた。又、異常番通報しない場合には、送
信装置の保守の場合でも、実際に伝送機能に障害が発生
した場合でも、伝送が停止するという同様の症状を呈す
るため、何れの場合なのか識別不可能であった。

〔発明の概要〕

この発明は上記の欠点を解消するもので、直列伝送ライ
ンに送信側の異常信号を共存させ、送信装置の異常も検
出し報知する伝送装置を提供するものである。

〔発明の実施例〕

以下、第１図、第２図によって、この発明の一実施例を
説明する。第１図は送信装置の一実施例を、第２図は受
信装置の一実施例を示し、これら送信装置と受信装置の
組み合わせにより、本発明の伝送装置の一実施例が構成
される。第１図において、（１）は設備機器、（２）は
設備機器（１）の状態を監視する監視機器、（３）は設
備機器の故障状態を認識し、故障の種類を識別判定する
故障識別回路、（４）はラッチ、（５）は並直列変換回
路、（６）は異常検出回路、（７ンはリレー回路、（８
）は、監視機器（２）の異常リレー（図省略）の接点、
（９）はタイミングジェネレータ、α０）は発振器、（
１１）はフォトカプラ、（１２：ｊはリレー（７）の接
点、（１Ｂ）は伝送ラインを示す。第１図の装置の動作
を、第３図のタイミングチャートを併用して説明する。

監視機器（２）は、例えばエレベータ等の設備機器（１
）からの状態信号を取込み、故障識別回路（８）へ伝え
る。故障識別回路（８）は、故障の種類を判定し、その
種類に応じて対応する出力線に信号を与える。

本実施例では、簡単のため、３種類（ｐＨＰ２１　Ｐ３
）の故障について述べるが、６種類以上の信号を用いる
ことも、又、エンコーダやデコーダを利用して符号化信
号とすることもできる。

ラッチ（４）は、タイミングジェネレータから送出され
るタイミングパルスｂに同期して、故障信号をラッチす
る。並直列変換回路（５）は、発振回路からのクロック
パルスａ及びタイミングジェネレータからのタイミング
パルスｂに同期して、ラッチ（４）からの並列パターン
故障信号（ｐＨＰ２１　Ｐ３）を直列信号ｓ１に変換す
る。遅お、タイミングジェネレータ（９）は、発振器α
０）のクロックパルス出力を分周するものであってもよ
い。直列信号Ｓよは、７オトカプラｕｌ）により伝送ラ
イン０３）を経由して第２図の受信装置に伝送される。

第２図において、Ｑ４）は伝送ライン、（四はフォトカ
プラ、（１６）は直並列変換回路、Ｏｒ）はラッチ、（
ト）は故障表示装置、（頂は異常表示装置、（イ）はタ
イマー、（２１）は発振器、弊）はタイミングジェネレ
ータを示す。

第２図の装置の動作を、第４図のタイミングチャートを
併用して説明する。フォトカプラ（ロ）は、伝送ライン
Ｏ→を通して伝送されてきた直列信号を、ＮＯＴ回路を
介して直並列変換回路α６ンに伝える。

直並列変換回路（１６）は、直列化故障信号Ｓ２を、発
振器（２１１からのクロックパルスｈに同期して並列信
号に変換する。ラッチ回路Ｃ１７）は、直並列変換終了
後に送出されるラッチ可能信号Ｊに同期して、直並列変
換回路（１６）の並列パターン故障信号をラッチする。

故障表示装置＜１８）は、ラッチ信号（ｎよ＋　ｎ　２
Ｉ　ｎ　３　）に応じて、故障の内容を岡別に表示する
。

以上、送信装置における通常の故障検出報知動作を述べ
たが、もしこの時、送信装置の故障識別回路等に異常が
発生した場合、又は送信回路の電源が落ちた時には、第
１回の異常検出回路（６）が異常を検出して、リレー（
７ンがドロップアウトする。

すると、リレー（７）の接点（埒が閉じて、伝送ライン
（坤にローレベル信号が送出される。第２図の受信跋儒
ずＨ桜弄うメンロぬ　７すＬナプ弓商）泣冬介して受信
された信号Ｓ２が、第５図に示すように、所定時間Ｔ以
上ノ・イレベルが続くと、タイマーに）の出力Ｑがノ・
イレベルとなり、異常表示装置（１０によシ異常を報知
する。所定時間Ｔは、例えばクロックパルスｈのパルス
幅の１７倍程度に設定してもよい。

又、第１図に示したように、外部の監視機器（２）の異
常を検出する異常リレー（図示せず）の接点を、異常検
出回路（６）のリレー（７ンに直列に接続しておくと、
内部装置である故障識別回路（８）等の異常のほかに、
外部からの異常をも同時に検出することができる。

なお、その池の実施栖としては、第２図の異常表示装置
に対する出力を行なう時、同時に他の異常通報装置を利
用し、加入回線や専用回線を介して他の遠融地へ通報す
るようにしてもよい。設備機器（１）の例として、エレ
ベータを想定したが、空調、ボイラーの設備以外に防犯
や防災等の異常信号の場合に利用してもよい。その他、
監視装置かち直扮故障信号を取り込んでもよい。更に、
本発明は機器の故障監視について述べたが、通常の信号
伝送の場合にも適用可能である。

〔発明の効果〕

以上、本発明によれば、送信装置と伝送ラインと受信装
置を備えた伝送装置において、通常の直列信号伝送ライ
ンを利用して送信側の異常信号を伝送報知できるので、
異常信号伝送通報用の新たな伝送線を必要とせず、有効
利用をはかることができる。又、送信装置の保守の場合
と伝送機能の障害の場合とを、識別報知可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の送信装置を示すブロック図、第２図は
本発明の受信装置を示すブロック図、第３図は第１図の
送信装置の動作を説明するタイミングチャート、第４図
は第２図の受信装置の動作を説明するタイミングチャー
ト、第５図は異常信号処理を説明するタイミングチャー
トである。 （１）・・設備機器　（２）・・監視機器（６）・・異
常検出回路　（γン・・リレー（８）・会監視機器の異
常リレーの接点（尊・會リレー（γ）の接点 （１Ｂ）　、　（１→・・伝送ライン （四・・故障表示装置　０９）・・異常表示装置（社）
−〇タイマー 代理人大岩増雄 手続補正書（自発） ２３発明の名称 伝送装置における異常報知方式 ３、補正をする者 代表者片山仁へ部 ４、代理人 住　所　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号５、補正
の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄、および図面。 ６、補止の内容 （１）明細書第４頁第７行の［タイミングジェネレータ
］という記載を「タイミングジェネレータ（９）」　と
補正する。 （２）同書第５頁第１６行の「第１回」とし〜う記載を
「第１図」と補正する。 （３）図面中筒３図を別紙の通り補正する。 ７、添伺書類の目録 図面　ｌ遁ｎ 以　１−

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）設備機器の状態を表わす状態信号を直列化して送
   信する送信装置と、伝送ラインと、当該状態信号を受信
   して設備機器の状態を報知する報知装置を備えた伝送装
   置において、送信装置側に送信装置の異常を検出する異
   常検出回路を設け、送信装置に異常が発生したら、送信
   装置から上記伝送ラインに、通常時には出現しない特殊
   な信号を所定時間送出することによシ、異常報知させる
   ようにした、上記伝送装置における異常報知方式。
2. （２）通常時には出現しない特殊な信号を、伝送ライン
   短絡信号とすることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の伝送装置における異常報知方式〇（８）異常検出
   回路は、外部設備機器を監視する監視機器の異常も同時
   に検出することを特徴とする特許請求の範囲第１項又は
   第２項記載の伝送装置における異常報知方式。