JP2501447B2 - ワイヤレス信号伝送システム - Google Patents
ワイヤレス信号伝送システムInfo
- Publication number
- JP2501447B2 JP2501447B2 JP62122128A JP12212887A JP2501447B2 JP 2501447 B2 JP2501447 B2 JP 2501447B2 JP 62122128 A JP62122128 A JP 62122128A JP 12212887 A JP12212887 A JP 12212887A JP 2501447 B2 JP2501447 B2 JP 2501447B2
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- Japan
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- monitoring device
- output
- data
- wireless signal
- signal transmission
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- Small-Scale Networks (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、ワイヤレス信号によりデータ伝送を行うワ
イヤレス信号伝送システムに関するものである。
イヤレス信号伝送システムに関するものである。
[背景技術] ワイヤレス信号による信号伝送方式は、従来より色々
のものが開発されている。しかし、このワイヤレス信号
伝送においては、伝送路の電波などの伝搬状態によって
信号の伝送状態が左右されるため、一般に有線系の信号
伝送に比べて信号伝送の信頼性が劣る問題があった。こ
のため、このワイヤレス信号伝送システムが用いられた
ホームオートメーションシステムやセキュリティシステ
ムにおいては、失報、誤動作、及び誤報を生じ、システ
ムの品質面において問題となっていた。
のものが開発されている。しかし、このワイヤレス信号
伝送においては、伝送路の電波などの伝搬状態によって
信号の伝送状態が左右されるため、一般に有線系の信号
伝送に比べて信号伝送の信頼性が劣る問題があった。こ
のため、このワイヤレス信号伝送システムが用いられた
ホームオートメーションシステムやセキュリティシステ
ムにおいては、失報、誤動作、及び誤報を生じ、システ
ムの品質面において問題となっていた。
このような従来のワイヤレス信号伝送システムの概略
構成を第8図に示す。このワイヤレス信号伝送システム
は、負荷の動作状態のような監視対象を監視するセンサ
Sなどの監視装置(以下、センサSと呼ぶ)を夫々備え
た複数台の子器Bと、各子器Bから送信された監視装置
の出力状態に関するデータに基づいて信号処理部3にて
所定の信号処理動作を行うことにより警報などを発する
親器Aとからなり、子器Bの発信器1と親器Aの受信器
2との間でワイヤレス信号による信号伝送を行うもので
ある。ところで、この従来のワイヤレス信号伝送システ
ムでは、第9図(a)に示すようにセンサSの出力が生
じた場合、このセンサSの出力変化時のみに親器Aに子
器BからセンサSの動作に応じたデータを伝送するよう
にしていた。例えば、センサSが窓などの開閉を検出す
る防犯センサである場合、第9図(b)に示すように、
窓が開いたときにはそのときに生じるセンサS出力の立
ち上がりを検出することにより、親器Aに信号の立ち上
がりを示す開発報データ(イ)を送信し、また窓が閉じ
られたときにはそのとき生じるセンサS出力の立ち下が
りを検出することにより、閉発報データ(ロ)を送信す
るようにしていた。なお、他のセンサSである場合に
は、ON発報データあるいはOFF発報データとなる。しか
し、このようにワイヤレス信号を用いて信号伝送を行う
ワイヤレス信号伝送システムでは、伝送路に妨害波など
が存在して電波の伝搬状態が悪い場合、上述したように
確実なデータ伝送を行うことができなくなることがあっ
た。つまり、開発報などが失報した場合には、親器A側
では異常が発生したことを知ることができず、異常状態
であるにも拘わらず何等の警報動作も行われないといっ
た問題があった。
構成を第8図に示す。このワイヤレス信号伝送システム
は、負荷の動作状態のような監視対象を監視するセンサ
Sなどの監視装置(以下、センサSと呼ぶ)を夫々備え
た複数台の子器Bと、各子器Bから送信された監視装置
の出力状態に関するデータに基づいて信号処理部3にて
所定の信号処理動作を行うことにより警報などを発する
親器Aとからなり、子器Bの発信器1と親器Aの受信器
2との間でワイヤレス信号による信号伝送を行うもので
ある。ところで、この従来のワイヤレス信号伝送システ
ムでは、第9図(a)に示すようにセンサSの出力が生
じた場合、このセンサSの出力変化時のみに親器Aに子
器BからセンサSの動作に応じたデータを伝送するよう
にしていた。例えば、センサSが窓などの開閉を検出す
る防犯センサである場合、第9図(b)に示すように、
窓が開いたときにはそのときに生じるセンサS出力の立
ち上がりを検出することにより、親器Aに信号の立ち上
がりを示す開発報データ(イ)を送信し、また窓が閉じ
られたときにはそのとき生じるセンサS出力の立ち下が
りを検出することにより、閉発報データ(ロ)を送信す
るようにしていた。なお、他のセンサSである場合に
は、ON発報データあるいはOFF発報データとなる。しか
し、このようにワイヤレス信号を用いて信号伝送を行う
ワイヤレス信号伝送システムでは、伝送路に妨害波など
が存在して電波の伝搬状態が悪い場合、上述したように
確実なデータ伝送を行うことができなくなることがあっ
た。つまり、開発報などが失報した場合には、親器A側
では異常が発生したことを知ることができず、異常状態
であるにも拘わらず何等の警報動作も行われないといっ
た問題があった。
また、例えば第10図(a)に示すように短時間内に複
数回連続的にセンサS出力が生じたとき、従来ではセン
サS出力が生じる毎に上記開発報などの実発報を第10図
(b)に示すように送信していた。このため、伝送路の
トラヒック量が増大し、却って失報を招くという問題も
あった。
数回連続的にセンサS出力が生じたとき、従来ではセン
サS出力が生じる毎に上記開発報などの実発報を第10図
(b)に示すように送信していた。このため、伝送路の
トラヒック量が増大し、却って失報を招くという問題も
あった。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、シス
テムに応じてワイヤレス信号伝送の信頼性を向上させる
ことができるワイヤレス機器の信号伝送方式を提供する
ことを目的とするものである。
テムに応じてワイヤレス信号伝送の信頼性を向上させる
ことができるワイヤレス機器の信号伝送方式を提供する
ことを目的とするものである。
[発明の開示] (構成) 上記目的を達成するために、監視対象の状態変化によ
り出力を変化させる監視装置を夫々備えた複数台の子器
と、各子器から送信された監視装置の出力状態に関する
データに基づいて所定の信号処理動作を行う親器とから
なり、少なくとも監視装置の出力状態の変化時点で上記
データを子器から親器にワイヤレス信号により伝送する
ワイヤレス信号伝送システムにおいて、特定発明は監視
装置の出力状態の変化時点から所定周期毎に上記データ
を親器に伝送させるタイマ手段を子器に設け、タイマ手
段の上記周期は監視装置により監視対象の異常が検出さ
れている期間には通常時よりも短く設定されることを特
徴とし、併合発明は監視装置の出力状態の変化時点から
所定周期毎に上記データを親器に伝送させるタイマ手段
を子器に設け、タイマ手段の上記周期は監視装置の出力
状態の変化時点から一定の期間内では他の期間よりも短
く設定されることを特徴とする。
り出力を変化させる監視装置を夫々備えた複数台の子器
と、各子器から送信された監視装置の出力状態に関する
データに基づいて所定の信号処理動作を行う親器とから
なり、少なくとも監視装置の出力状態の変化時点で上記
データを子器から親器にワイヤレス信号により伝送する
ワイヤレス信号伝送システムにおいて、特定発明は監視
装置の出力状態の変化時点から所定周期毎に上記データ
を親器に伝送させるタイマ手段を子器に設け、タイマ手
段の上記周期は監視装置により監視対象の異常が検出さ
れている期間には通常時よりも短く設定されることを特
徴とし、併合発明は監視装置の出力状態の変化時点から
所定周期毎に上記データを親器に伝送させるタイマ手段
を子器に設け、タイマ手段の上記周期は監視装置の出力
状態の変化時点から一定の期間内では他の期間よりも短
く設定されることを特徴とする。
特定発明と併合発明とのいずれの構成においても、監
視装置の出力状態が変化するか否かにかかわらず、所定
周期毎に監視装置の出力状態を親器に伝送するから、監
視装置の出力状態の変化時点では失報したとしてもその
後のデータ伝送によって監視装置の出力状態が変化した
ことを確実に親器に伝送することができ、ワイヤレス信
号によるデータ伝送の信頼性を向上させることができ
る。
視装置の出力状態が変化するか否かにかかわらず、所定
周期毎に監視装置の出力状態を親器に伝送するから、監
視装置の出力状態の変化時点では失報したとしてもその
後のデータ伝送によって監視装置の出力状態が変化した
ことを確実に親器に伝送することができ、ワイヤレス信
号によるデータ伝送の信頼性を向上させることができ
る。
とくに、特定発明の構成によれば、異常が生じている
期間にはデータを伝送する周期を通常時よりも短くする
から、異常時における失報がより低減し、いわば安全側
の動作を行うのであり、しかも、通常時にはデータを伝
送する周期を比較的長くしているから電力消費を抑制す
ることができる。
期間にはデータを伝送する周期を通常時よりも短くする
から、異常時における失報がより低減し、いわば安全側
の動作を行うのであり、しかも、通常時にはデータを伝
送する周期を比較的長くしているから電力消費を抑制す
ることができる。
また、併合発明の構成によれば、監視装置の出力状態
の変化時点から一定期間はデータを伝送する周期を短く
するから、監視装置の出力状態に変化が生じたときには
出力状態が変化したことを短期間に多数回送信すること
になり、親器に対して監視装置の出力状態の変化を確実
に伝送することができる。
の変化時点から一定期間はデータを伝送する周期を短く
するから、監視装置の出力状態に変化が生じたときには
出力状態が変化したことを短期間に多数回送信すること
になり、親器に対して監視装置の出力状態の変化を確実
に伝送することができる。
(基本構成) 第1図乃至第4図に特定発明と併合発明とに共通した
基本構成を示す。この構成は、基本的には第8図に示し
た従来例と同様であるが次の相違がある。すなわち、第
1図(a)に示すようにセンサS出力が生じた場合、従
来例と同様にセンサS出力の立ち上がり及び立ち下がり
に応じた実発報を行うと共に、上記実発報以外にタイマ
手段に設定された適宜タイマ時間に基づいて定期的に定
期発報を行うようにしてある。つまり、定期発報を行う
時点で、センサS出力が生じている(開又はON)場合に
は、センサS出力が生じていることを示す定期発報デー
タ(ハ)を送信するとともに、センサS出力が生じてい
ない(閉又はOFF)場合には、センサS出力が生じてい
ないことを示す定期発報データ(ニ)を実発報以外に送
信するのである。ここに、タイマ手段は発信器1に設け
られている。ところで、上記実発報あるいは定期発報を
行った後、次の定期発報を行う前にセンサS出力が変化
して実発報が行われた場合には、上記次の定期発報は行
わず、実発報が行われた後、定期発報を行う時間が経過
したときに定期発報を行う。例えば、第2図(b)の破
線に示す時点で定期発報データ(ニ)を送信する場合
に、同図(a)に示すようにセンサS出力が変化して、
定期発報の前にセンサSの実発報データ(ロ)が送信さ
れたとすると、定期発報を行う時間を計時するタイマ手
段の計時時間を実発報が生じたときにクリアし、この実
発報の送信時点からタイマ時間が経過したときに定期発
報を行う。なお、第2図においては、例えば窓などの開
閉を検出する防犯システムの場合では、閉発報データの
場合について説明したが、開発報データの場合でも同様
である。このように、定期発報を定期的に送信すること
により、実発報が失報しても、次に送信される定期発報
によって失報をカバーすることができ、このためワイヤ
レス信号伝送の信頼性を向上できる。つまり、上記ワイ
ヤレス信号伝送システムを、上述の窓の開閉状態を検出
する防犯システムに用いた場合、窓の閉動作を示す実発
報が失報したとしても、定期発報によって窓が閉状態に
なっていることが送信されているから、防犯システムを
警戒状態にセットすることができないといったことがな
くなる。また、火災システムなどでは、定期発報にてシ
ステムが正常に作動しているかどうかの判断を行うこと
もできる。つまり、定期発報が行われていないというこ
とはシステムに何等かの異常を来していることになるか
らであり、これによりワイヤレス信号伝送システムの異
常を判断でき、また火災システム系の異常をも判断する
ことが可能である。さらに、発信器1が電池を電源とす
る場合、第3図に示すように、定期的に電池電圧を検出
する電池電圧チェック回路4と、この電池電圧チェック
回路4出力から電池が寿命末期となっていないかどうか
を判断するMPUにて構成された信号処理回路5とを備
え、電池寿命を親器A側に送信して知らせるようにして
も良い。なお、この信号処理回路5はセンサSの実発報
あるいは定期発報を行うものを兼用して用いおり、電池
が寿命となっていないときには、上述のセンサS出力に
応じた実発報あるいは定期発報を行うと共に、電池が寿
命となったときにはセンサS出力に応じた実発報などを
行うのではなく、電池切れであることを示すデータを親
器A側に送信する。これにより電池切れに伴う誤ったデ
ータが親器Aに送信されることを防止できる。なお、セ
ンサS出力はセンサインターフェイス6を介して信号処
理回路5に入力され、センサS出力のチャタリングなど
に伴う誤動作を防止するようにしてある。また、上記信
号処理回路5は専用のLSIなどで構成しても良い。さら
に、定期発報を送信した後、次の定期発報を行う前にセ
ンサS出力が変化して実発報が行われた場合には、上記
次の定期発報は行わず、実発報が行われた後、定期発報
を行う時間が経過したときに定期発報を行うものである
が、定期発報は実発報とは全く無関係に定期的に送信す
るようにしても良い。さらにまた、上述の説明において
は、上記電池寿命の場合に通常のセンサS出力は親器A
に送信せずに、電池切れを示すデータを親器Aに送信す
るように説明したが、第4図(c)に示すように、時刻
t1で電池容量不足が検出された場合、同図(b)に示す
ように、定期発報データ(ニ)に電池切れのデータを付
加した定期発報データ(ホ)を親器Aに送信するように
しても良い。
基本構成を示す。この構成は、基本的には第8図に示し
た従来例と同様であるが次の相違がある。すなわち、第
1図(a)に示すようにセンサS出力が生じた場合、従
来例と同様にセンサS出力の立ち上がり及び立ち下がり
に応じた実発報を行うと共に、上記実発報以外にタイマ
手段に設定された適宜タイマ時間に基づいて定期的に定
期発報を行うようにしてある。つまり、定期発報を行う
時点で、センサS出力が生じている(開又はON)場合に
は、センサS出力が生じていることを示す定期発報デー
タ(ハ)を送信するとともに、センサS出力が生じてい
ない(閉又はOFF)場合には、センサS出力が生じてい
ないことを示す定期発報データ(ニ)を実発報以外に送
信するのである。ここに、タイマ手段は発信器1に設け
られている。ところで、上記実発報あるいは定期発報を
行った後、次の定期発報を行う前にセンサS出力が変化
して実発報が行われた場合には、上記次の定期発報は行
わず、実発報が行われた後、定期発報を行う時間が経過
したときに定期発報を行う。例えば、第2図(b)の破
線に示す時点で定期発報データ(ニ)を送信する場合
に、同図(a)に示すようにセンサS出力が変化して、
定期発報の前にセンサSの実発報データ(ロ)が送信さ
れたとすると、定期発報を行う時間を計時するタイマ手
段の計時時間を実発報が生じたときにクリアし、この実
発報の送信時点からタイマ時間が経過したときに定期発
報を行う。なお、第2図においては、例えば窓などの開
閉を検出する防犯システムの場合では、閉発報データの
場合について説明したが、開発報データの場合でも同様
である。このように、定期発報を定期的に送信すること
により、実発報が失報しても、次に送信される定期発報
によって失報をカバーすることができ、このためワイヤ
レス信号伝送の信頼性を向上できる。つまり、上記ワイ
ヤレス信号伝送システムを、上述の窓の開閉状態を検出
する防犯システムに用いた場合、窓の閉動作を示す実発
報が失報したとしても、定期発報によって窓が閉状態に
なっていることが送信されているから、防犯システムを
警戒状態にセットすることができないといったことがな
くなる。また、火災システムなどでは、定期発報にてシ
ステムが正常に作動しているかどうかの判断を行うこと
もできる。つまり、定期発報が行われていないというこ
とはシステムに何等かの異常を来していることになるか
らであり、これによりワイヤレス信号伝送システムの異
常を判断でき、また火災システム系の異常をも判断する
ことが可能である。さらに、発信器1が電池を電源とす
る場合、第3図に示すように、定期的に電池電圧を検出
する電池電圧チェック回路4と、この電池電圧チェック
回路4出力から電池が寿命末期となっていないかどうか
を判断するMPUにて構成された信号処理回路5とを備
え、電池寿命を親器A側に送信して知らせるようにして
も良い。なお、この信号処理回路5はセンサSの実発報
あるいは定期発報を行うものを兼用して用いおり、電池
が寿命となっていないときには、上述のセンサS出力に
応じた実発報あるいは定期発報を行うと共に、電池が寿
命となったときにはセンサS出力に応じた実発報などを
行うのではなく、電池切れであることを示すデータを親
器A側に送信する。これにより電池切れに伴う誤ったデ
ータが親器Aに送信されることを防止できる。なお、セ
ンサS出力はセンサインターフェイス6を介して信号処
理回路5に入力され、センサS出力のチャタリングなど
に伴う誤動作を防止するようにしてある。また、上記信
号処理回路5は専用のLSIなどで構成しても良い。さら
に、定期発報を送信した後、次の定期発報を行う前にセ
ンサS出力が変化して実発報が行われた場合には、上記
次の定期発報は行わず、実発報が行われた後、定期発報
を行う時間が経過したときに定期発報を行うものである
が、定期発報は実発報とは全く無関係に定期的に送信す
るようにしても良い。さらにまた、上述の説明において
は、上記電池寿命の場合に通常のセンサS出力は親器A
に送信せずに、電池切れを示すデータを親器Aに送信す
るように説明したが、第4図(c)に示すように、時刻
t1で電池容量不足が検出された場合、同図(b)に示す
ように、定期発報データ(ニ)に電池切れのデータを付
加した定期発報データ(ホ)を親器Aに送信するように
しても良い。
(実施例1) 本発明の一実施例を第5図に示す。本実施例はセンサ
Sにて異常状態が検出されたときと、異常状態が検出さ
れていないときとでの定期発報の送信周期を異ならせた
ものである。例えば、第5図(a)に示すように、セン
サSにて異常状態が検出されたとすると、異常検出時の
定期発報データ(ハ)の送信周期T2を、通常状態時の定
期発報データ(ニ)の送信周期T1の2倍に設定したもの
であり、異常検出時の送信周期T2を短くすることによ
り、異常が発生したときの失報などにより、システムの
動作に遅れを生じることがないようにしたものである。
また、異常時にデータの送信回数を多くしているから失
報の可能性が一層低減され、言わば安全側に動作させな
がらも、通常時にはデータの送信回数を少なくして電力
消費の増加を抑制することができる。
Sにて異常状態が検出されたときと、異常状態が検出さ
れていないときとでの定期発報の送信周期を異ならせた
ものである。例えば、第5図(a)に示すように、セン
サSにて異常状態が検出されたとすると、異常検出時の
定期発報データ(ハ)の送信周期T2を、通常状態時の定
期発報データ(ニ)の送信周期T1の2倍に設定したもの
であり、異常検出時の送信周期T2を短くすることによ
り、異常が発生したときの失報などにより、システムの
動作に遅れを生じることがないようにしたものである。
また、異常時にデータの送信回数を多くしているから失
報の可能性が一層低減され、言わば安全側に動作させな
がらも、通常時にはデータの送信回数を少なくして電力
消費の増加を抑制することができる。
(実施例2) 第6図及び第7図に本発明の他の実施例を示す。本実
施例では、実発報の失報によるシステム動作の遅れが生
じないように、実発報が生じた時点から所定時間の短期
間内においては極めて短い周期T3,T5で定期発報を繰り
返して行い、この期間の経過後には通常の定期的な周期
T4,T6で定期発報を行うようにしてある。第6図はセン
サS出力が立ち上がった場合を、第7図はセンサS出力
が立ち下がった場合を示す。
施例では、実発報の失報によるシステム動作の遅れが生
じないように、実発報が生じた時点から所定時間の短期
間内においては極めて短い周期T3,T5で定期発報を繰り
返して行い、この期間の経過後には通常の定期的な周期
T4,T6で定期発報を行うようにしてある。第6図はセン
サS出力が立ち上がった場合を、第7図はセンサS出力
が立ち下がった場合を示す。
[発明の効果] 上述のように、特定発明と併合発明とは、いずれも監
視装置の出力状態が変化するか否かにかかわらず、所定
周期毎に監視装置の出力状態を親器に伝送するから、監
視装置の出力状態の変化時点では失報したとしてもその
後のデータ伝送によって監視装置の出力状態が変化した
ことを確実に親器に伝送することができ、ワイヤレス信
号によるデータ伝送の信頼性を向上させることができる
という利点がある。
視装置の出力状態が変化するか否かにかかわらず、所定
周期毎に監視装置の出力状態を親器に伝送するから、監
視装置の出力状態の変化時点では失報したとしてもその
後のデータ伝送によって監視装置の出力状態が変化した
ことを確実に親器に伝送することができ、ワイヤレス信
号によるデータ伝送の信頼性を向上させることができる
という利点がある。
特定発明は、異常が生じている期間にはデータを伝送
する周期を通常時よりも短くするから、異常時における
失報がより低減し、いわば安全側の動作を行うのであ
り、しかも、通常時にはデータを伝送する周期を比較的
長くしているから電力消費を抑制することができるとい
う利点がある。
する周期を通常時よりも短くするから、異常時における
失報がより低減し、いわば安全側の動作を行うのであ
り、しかも、通常時にはデータを伝送する周期を比較的
長くしているから電力消費を抑制することができるとい
う利点がある。
併合発明は、監視装置の出力状態の変化時点から一定
期間はデータを伝送する周期を短くするから、監視装置
の出力状態に変化が生じたときには出力状態が変化した
ことを短期間に多数回送信することになり、親器に対し
て監視装置の出力状態の変化を確実に伝送することがで
きるという利点がある。
期間はデータを伝送する周期を短くするから、監視装置
の出力状態に変化が生じたときには出力状態が変化した
ことを短期間に多数回送信することになり、親器に対し
て監視装置の出力状態の変化を確実に伝送することがで
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図及び第2図は基本構成の動作説明図、第3図は同
上に電池電圧チェック回路を付加した構成例を示す要部
回路図、第4図は同上の発報動作の説明図、第5図は本
発明の一実施例の動作説明図、第6図及び第7図は本発
明の他の実施例の動作説明図、第8図は従来例の全体構
成を示す概略構成図、第9図は同上の動作説明図、第10
図は他の従来例の動作説明図である。 Aは親器、Bは子器、Sはセンサ、1は発信器、2は受
信器、8はタイマ回路である。
上に電池電圧チェック回路を付加した構成例を示す要部
回路図、第4図は同上の発報動作の説明図、第5図は本
発明の一実施例の動作説明図、第6図及び第7図は本発
明の他の実施例の動作説明図、第8図は従来例の全体構
成を示す概略構成図、第9図は同上の動作説明図、第10
図は他の従来例の動作説明図である。 Aは親器、Bは子器、Sはセンサ、1は発信器、2は受
信器、8はタイマ回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−7597(JP,A) 特開 昭61−70698(JP,A) 特開 昭61−125698(JP,A) 特開 昭53−93719(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】監視対象の状態変化により出力を変化させ
る監視装置を夫々備えた複数台の子器と、各子器から送
信された監視装置の出力状態に関するデータに基づいて
所定の信号処理動作を行う親器とからなり、少なくとも
監視装置の出力状態の変化時点で上記データを子器から
親器にワイヤレス信号により伝送するワイヤレス信号伝
送システムにおいて、監視装置の出力状態の変化時点か
ら所定周期毎に上記データを親器に伝送させるタイマ手
段を子器に設け、タイマ手段の上記周期は監視装置によ
り監視対象の異常が検出されている期間には通常時より
も短く設定されることを特徴とするワイヤス信号伝送シ
ステム。 - 【請求項2】監視対象の状態変化により出力を変化させ
る監視装置を夫々備えた複数台の子器と、各子器から送
信された監視装置の出力状態に関するデータに基づいて
所定の信号処理動作を行う親器とからなり、少なくとも
監視装置の出力状態の変化時点で上記データを子器から
親器にワイヤレス信号により伝送するワイヤレス信号伝
送システムにおいて、監視装置の出力状態の変化時点か
ら所定周期毎に上記データを親器に伝送させるタイマ手
段を子器に設け、タイマ手段の上記周期は監視装置の出
力状態の変化時点から一定の期間内では他の期間よりも
短く設定されることを特徴とするワイヤレス信号伝送シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62122128A JP2501447B2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | ワイヤレス信号伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62122128A JP2501447B2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | ワイヤレス信号伝送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63287134A JPS63287134A (ja) | 1988-11-24 |
JP2501447B2 true JP2501447B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=14828308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62122128A Expired - Lifetime JP2501447B2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | ワイヤレス信号伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501447B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008015722A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Hitachi Electronics Service Co Ltd | データ処理システム |
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1987
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