JP2938742B2 - テレコントロール用送受信装置 - Google Patents

テレコントロール用送受信装置

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JP2938742B2 JP33132193A JP33132193A JP2938742B2 JP 2938742 B2 JP2938742 B2 JP 2938742B2 JP 33132193 A JP33132193 A JP 33132193A JP 33132193 A JP33132193 A JP 33132193A JP 2938742 B2 JP2938742 B2 JP 2938742B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動ドアに設け
られた押釦からドアエンジンへ開扉信号を送る場合のよ
うに、例えば数mないし十数mの比較的近い距離を通常
はデジタル信号の形式化された信号を、送信器から受信
機へ向けて、電磁波、光、などの媒体を用いて単向伝送
する、テレコントロール通信に関し、特にその送受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなテレコントロール通信は、送
信機から受信機へ伝送すべき事態の発生に予測性がな
く、長時間にわたり伝送が必要な事態が発生しないこと
がある。そこで、従来より、送信機が正常な待機状態に
あることを受信機へ伝えるため、例えば10分間隔に定
時発報信号を発信し、所定の時間間隔ごとにその定時発
報信号を受信機が受信することにより通信系が正常であ
ることを確認していた。このような定時発報システムは
通信系の信頼性維持のため有効であるが、従来は、定時
発報信号と、有事の際に発信される有事発報信号を送信
機、受信機とも同じゲイン(利得)で処理していた。
【0003】従って、送受信機間の空間状態、周囲物体
の移動等、何らかの理由により受信状態が変化するなど
により、通信系のゲインが急減したとき、たまたま偶発
的に、伝送すべき事態が発生して送信機がその情報を発
信したのに対し、受信機が定時発報信号を受信しながら
有事発報信号を受信できなかったという由々しき事態が
発生する。このような事態を防止するには、通信系のゲ
インにマージン(余裕)を必要とする。
【0004】従来は、設置当初および定期点検時に、受
信機の感度マージンを検査するだけであったから、突
如、何らかの理由により通信系のマージンが低下したと
きは、これを検知することができず、伝送不能または誤
った内容が伝送されるという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、有事
発報信号が伝送されるとき伝送ミスがないよう、有事発
報時のみ充分なマージンを与える、テレコントロール用
送受信装置の提案を解決課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の送受信装置は、
間欠的に定時発報信号を発するとともに外部情報が入力
されたときに有事発報信号を発する送信器と、その送信
器の発報信号を受信して定時発報信号と有事発報信号を
判別し有事発報信号であると判別されたとき有事出力信
号を発する受信器と、上記定時発報信号の出力強度を上
記有事発報信号の出力強度よりも低くする出力切換手段
と、定時発報信号であると判別されたときの受信信号が
異常のとき出力信号を発する異常出力手段を有すること
を特徴としている。
【0007】
【作用】定時発報信号は送信器の切換手段により有事よ
りも例えば−6dB低く送信され、この受信器が低い信
号を正常に受信している限り、送受信系は少なくとも6
dBのマージンを有している。有事発報信号は定時発信
よりも6dB高い出力で送信されるから、もしも送受信
系にゲインを6dB低下させる突然的事態が発生しても
受信器は正常に有事信号を受信することができる。も
し、例えば6dB低い信号が受信できなかったときは、
直ちに異常出力手段により報知されるから、保守点検等
の処理をとることができる。
【0008】
【実施例】図1に本発明の使用例を示す。天井、壁面等
に配設された人体検知器1・・・・1に本発明の送信器2・・
・・2が内蔵され、その各送信器2から例えば数mないし
20〜30m離れた場所に受信器3が置かれている。人
体検知器1は検知エリア内に人が侵入したことを検知し
て有事信号を送信器2へ伝達する。送信器2は送信アン
テナ4を備え、例えば10分間隔の定時発報信号を人体
検知器1が警備体制にある時間、間欠的に出力しつづ
け、有事信号が発生すると直ちに有事発報信号を出力す
る。人体検知器1と送信器2は内蔵された電池により作
動し、配線工事を必要とせずに所望の場所に配設され、
或いは移動物体中に配設される。受信器3は各送信器2
・・・・2の電波を受信する受信アンテナ5を備え、各送信
器間の通信系の正常、異常、およびいずれの送信器が有
事信号を発したかをLED表示器6により表示すると同
時に、中央のコトロールパネルへその情報を出力する。
【0009】図2に本発明の送信器2の回路ブロック図
を示す。スーパーバイズド・タイマ10は電子時計であ
って、例えば10分間隔ごとに定時信号を出力し、エン
コーダ11は定時発信であること、送信器番号等の情報
を1フレームの形式化されたデジタル信号に構成して出
力する。水晶発振回路12は送信用高周波を発生し、変
調回路13はエンコーダによるデジタル信号を高周波変
調し、高周波増幅回路14へ送る。高周波増幅回路14
はゲインを正常ゲインと低減ゲインの二段階に切換える
スイッチング回路15を内蔵しており、スーパーバイズ
ド・タイマ10の定時信号が出力される時だけ低減ゲイ
ンが選択され、それ以外の待機時間は正常ゲインが選択
される。人体検知器1が侵入する人体を検知した旨の警
報信号Sを出力すると、その出力信号がエンコーダ11
に入力され、有事発信であること、送信器番号等の情報
が1フレームの形式化されたデジタル信号に構成され、
変調回路13により高周波変調されて直ちにアンテナ4
から発信される。
【0010】図3に発信器2のアンテナ4から発信され
る信号強度のタイムチャートを示す。低減された強度の
定時発信A・・・・Aは周期Tごとに発信され、有事発信B
は有事発生後直ちに発信され、その強度は定時発信Aよ
りも強く数フレーム繰り返し発信される。
【0011】図4に受信器3の回路ブロック図を示す。
受信アンテナ5の受信信号は、高周波増幅、同調、検
波、低周波増幅、波形整形を含む復調回路16により、
送信器のエンコーダ11の出力信号と同等のものに復調
される。デコーダ/判別回路17は、復調回路16の出
力信号が所定の周期ごとに受信されているか、そのデジ
タル信号内容は所定のいずれかに該当するか、この受信
信号は定時発信のものか有事発信のものか、この受信信
号はどの送信器から送信されたものかを判別、解読す
る。このような判別、解読処理はコンピュータソフトウ
ェアにより実施することができる。そして、各送信器別
に、所定の周期ごとに解読しうる正常な信号が受信され
た、正常な信号が受信されず何らかの異常が発生した、
有事が発生したの判別信号を出力し、それぞれに対応し
て表示器6のLED(固体発光ダイオード)を点灯させ
ると共に中央の集中管理装置へ伝送する。要するに、周
期により定まる次の時刻に或る送信器からの信号が受信
されなかったり、受信強度の低下により受信内容が不明
瞭であったときは、直ちにその旨が検出され中央の集中
管理装置へ伝送される。送信アンテナから受信アンテナ
までの間の空間に一過性の障害が生じたときはその直後
に回復して正常に復帰し、回路素子の特性が劣化し始め
たときは、定時発報信号が正確に受信されなくても有事
発報信号は正確に受信される。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、有事よりも出力レベル
が低い定時発報信号が正常に受信されないときに、その
旨が直ちに検知され報知されるので、有事発報信号は常
に所定のマージンをもって伝送される。従って有事発報
信号の伝達の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の送受信装置の実施例を示す図であ
る。
【図2】は、本発明の送信器2の実施例を示す回路ブロ
ック図である。
【図3】は、送信器2のの作用説明図である。
【図4】は、本発明の受信器3の実施例を示す回路ブロ
ック図である。
【符号の説明】
1・・・・人体検知器 2・・・・送信器 3・・・・受信器 4・・・・送信アンテナ 5・・・・受信アンテナ 6・・・・異常出力手段 15・・・・出力切換手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間欠的に定時発報信号を発するとともに
    外部情報が入力されたときに有事発報信号を発する送信
    器と、その送信器の発報信号を受信して定時発報信号と
    有事発報信号を判別し、有事発報信号であると判別され
    たとき有事出力信号を発する受信器と、上記定時発報信
    号の出力強度を上記有事発報信号の出力強度よりも低く
    する出力切換手段と、定時発報信号であると判別された
    ときの受信信号が異常のとき出力信号を発する異常出力
    手段を有する、テレコントロール用送受信装置。
JP33132193A 1993-12-27 1993-12-27 テレコントロール用送受信装置 Expired - Fee Related JP2938742B2 (ja)

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