JP5016945B2 - 火災警報システム - Google Patents
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しかしながら、上記火災警報システムでは、上述のように連動警報がなされるものの、内部回路等の動作試験の実施は、一度の操作で行うことができず、各火災警報器に備えられた試験釦を各々押下操作する必要があり、手間を要していた。また一度の操作で複数の火災警報器の動作試験を行う構成にした場合には、各々の火災警報器の故障状態が、操作を行った火災警報器では判別できず問題となっていた。
また、試験開始信号を受信して動作試験を実行した結果、故障があると判別すると、故障信号を他の火災警報器に送信するようにしているので、別の場所にいても故障している火災警報器があることを判別できる。
また、複数接続される火災警報器にうち、試験釦を備えている火災警報器は親警報器のみであるので、親警報器がどれであるかを容易に識別することもできる。
図1は本発明の火災警報システムを構成する火災警報器の要部構成の一例を示すブロック図、図2は本発明の火災警報システムの概略構成の一例を示す図、図3は信号送受信手段の回路構成の一例を示す図、図4は信号線に供給される電圧レベル推移を示す図、図5は動作試験における基本動作の一例を示すフローチャートである。尚、以下では、自身で火災要因を検知し警報を出力する場合を火災警報といい、他の火災警報器からの連動信号によって警報を出力する場合を連動警報、動作試験によってなされる警報を試験警報、動作試験よって故障があると判別されたときに行う警報を故障警報として説明する。
親警報器1と信号線Lに並列に接続される複数の子警報器2は、上述のように、信号線Lを通じて電源が供給されているので、電源回路を備えていない。また子警報器2は、操作部21に試験釦を備えていない点が親警報器1と異なるが、それ以外の構成、動作は説明がない限り、親警報器1と同じであり、少なくとも操作部21、火災検知部22、制御部23、警報部24、電圧監視回路25、記憶部26、信号送受信部27を備えている。
尚、図1では子警報器2のブロック図はひとつしか示していないが、通常の火災警報システムでは、複数の子警報器2が接続されて火災警報システムを構成している。
親警報器1の火災検知部12は、煙粒子の量、熱量等を計測し、予め設定された閾値以上となったときには火災検知信号を制御部13に送出し、制御部13は、該火災検知信号を受けると、警報部14より火災警報を出力する。
また火災検知部12から火災検知信号を受けた制御部13は、信号送受信部17を介して連動信号を信号線Lで接続される子警報器2へ送出し、該連動信号を受けた子警報器2は、警報部24から連動警報を出力する。詳しくは該連動制御信号をまず連動制御信号監視部26において受信し、制御部23へ送出され、警報部24から連動警報を出力する。
ここでは親警報器1が設置された場所で実火災が生じ、他の場所に設置された子警報器2において連動警報を行う場合について説明したが、これに限られず、子警報器2から親警報器1へ、子警報器1から他の子警報器1へ連動警報制御がなされることは言うまでもない。
親警報器1に備えられた試験釦11aを操作すると試験開始信号が制御部13に送出され、該試験開始信号を受信した制御部13は火災検知部12に通常の閾値レベル以上の試験信号を送出し、火災検知部12において火災判別動作をするかの動作試験を行う(内部回路動作試験)。また試験開始信号を受信した制御部13は自身の警報部14に対して試験信号を送信し、試験警報を出力する(警報動作試験)。そして制御部13は自身の警報動作試験を行うとともに、子警報器2の信号送受信部27へ試験開始信号を送信する。
親警報器1からの試験開始信号を受信した子警報器2の信号送受信部27は自身の制御部23に該試験開始信号を送信し、上述の同様の制御によって自身の内部回路動作試験及び警報動作試験を行う。
上述の内部回路動作試験によって、センサ等に異常があると判別すると、故障であると判断して故障信号を制御部13、23に送信する。そこで故障信号を受信した制御部13、23は警報部14、24で故障警報を出力する。
そして、内部回路動作試験によって、故障があると判別した子警報器2は親警報器1の信号送受信部17に対して、故障警報の停止操作がなされるまで、故障信号を送信し続ける。尚、この故障報知制御については、後に図5を参照して説明する。
図3は本発明の親警報器に備えられた信号送受信手段の回路構成の一例を示す図であり、図4は本発明の親警報器の電圧レベルの推移を示す図である。ここでは、通常監視状態のときは電圧レベルV1、実火災状態のときは電圧レベルV2、動作試験状態及び故障状態のときは電圧レベルV3を出力端子T1、T2間に出力して、通常監視信号、火災検知信号、試験開始信号を生成する構成としている。また図3のVは電源電圧、Rは抵抗、Dはダイオードであり、これらで電源回路10を構成している。
尚、ここでも説明では親警報器1が設置された場所で実火災が生じ、他の部屋に設置された子警報器2において連動警報が行われる場合について説明するが、これに限られず子警報器2から親警報器1へ、子警報器2から他の子警報器2へ同様の連動警報制御がなされることも言うまでもない。
そしてこれを火災検知状態の連動信号として、信号送受信部17を介して接続されている子警報器2の信号送受信部27に該連動信号を送出する。
一方、通常監視状態では電圧レベルV1であるところ(図4参照)、操作釦11aが操作され試験開始信号を制御部17が受信するとトランジスタTr1がオンとなり、ZD1のツェナー電圧により、出力端子T1、T2間の電圧を降下させ、出力端子T1、T2間の電位差がV3になり、信号線Lには電圧レベルV3が出力される(図4参照)。
そしてこれを試験開始信号として接続されている子警報器2に送信する。
尚、電圧レベルの構成はこの例に限定されず、子警報器2から送信される故障信号の電圧レベルを別のものとしたり、パルス信号又は無線信号とすれば、自身の故障信号と子警報器2の故障信号とを判別することができる。
このように信号線Lの電圧レベルを監視して、通常監視状態、実火災状態、動作試験状態を判別する構成としているので、信号線Lの配線を複雑化することなく、簡易な構成で信号線Lに接続された親警報器1及び子警報器2の動作状況を監視し判別することできる。
図5の左側は親警報器1の動作を示しており、右側は子警報器2の動作を示している。
まず親警報器1の試験釦11aが操作されると(ステップ100)、試験開始信号が自身の制御部13及び子警報器2の信号送受信部27を介して制御部23へと送信される(ステップ101)。そして上述の試験手段によって親警報器1の動作試験が行われ、故障診断を実施し(ステップ102)、故障があると判別した場合は表示灯1aを点滅させて「故障です」等と故障警報動作をし(ステップ103、104)、故障がないと判別した場合は「正常です」等と試験警報動作を行う(ステップ106)。
ここで、本発明においては、連動側の子警報器2において故障時には故障信号を送信し続ける構成としているので、別の場所にいても故障しているものがあることが判別でき、上述の連動故障警報においては、故障警報を行っている子警報器2の警報停止釦(不図示)を停止することにより、故障信号の出力を停止させることができるので、故障信号を受信しても、親警報器1では特に通知動作を行わないものとしてもよい。
2 火災警報器(子警報器)
12、22 火災検知部
13、23 制御部(CPU)
14、24 警報部
15、25 記憶部
17、27 信号送受信部
L 信号線
Claims (3)
- 火災要因を検知する火災検知部をそれぞれに備え、他の火災警報器から連動信号を受信すると警報音を鳴動する警報部を備えた複数の火災警報器で構成された火災警報システムにおいて、
上記火災警報器のそれぞれは、
動作試験を行う試験開始信号を受信すると、自身の内部回路が正常に動作しているか否かの判別を行い、その結果に応じた通知を上記警報部を通じて行う試験手段と、
上記火災検知部で火災を検知すると連動信号を他の火災警報器に送信するとともに、他の火災警報器から上記連動信号及び上記試験開始信号を受信する信号送受信手段とを備えており、
上記火災警報器のうち、少なくともひとつの火災警報器は、試験釦を備えた試験釦付き火災警報器とされており、該試験釦付き火災警報器の試験釦が操作されると、その火災警報器の上記試験手段には上記試験開始信号が送信されるとともに、他の火災警報器の上記信号送受信手段には上記試験開始信号が送信される構成にしており、
上記試験手段は、上記試験開始信号を受信して動作試験を実行した結果、故障があると判別すると、故障信号を他の火災警報器に送信して報知させる火災警報システム。 - 請求項1において、
上記火災警報器は、信号線で接続されており、該信号線の電圧レベルを監視して、少なくとも通常監視信号、火災検知信号、試験開始信号を判別する電圧監視手段を更に備えている火災警報システム。 - 請求項2において、
上記火災警報器は、電源回路を備えた親警報器と、電源回路を備えず、該親警報器から上記信号線を通じて電源供給を受ける子警報器とで構成され、上記試験釦付き火災警報器は、上記親警報器である火災警報システム。
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