JP6902828B2 - 野菜殺菌方法およびカット野菜製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、野菜殺菌方法およびカット野菜製造方法に関するものである。
従来のカット野菜の殺菌方法としては、次亜塩素酸塩を殺菌剤として用いることが一般的であるが、葉野菜へのダメージを考慮してオゾン水で殺菌する方法が提案されている。特許文献1には、ホール状態の葉物野菜をカット、千切り後に清水で洗浄し、その後にオゾン水で殺菌することが開示されている。
特開2006−333732号公報
しかしながら、上述したような従来技術には、以下のような問題が存在する。
オゾン水は、野菜の殺菌効果が低いため、数mg/L程度の濃度が必要になり環境中のオゾン濃度が高くなるという問題を生じさせてしまう。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、環境中のオゾン濃度を抑制しつつ野菜を十分に殺菌できる野菜殺菌方法およびカット野菜製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に従えば、カットされた野菜を、溶存オゾン濃度が0.1mg/L以上、0.5mg/L以下のマイクロバブルオゾン水を含む殺菌液により殺菌する殺菌工程を含むことを特徴とする野菜殺菌方法が提供される。
また、上記本発明の一態様に係る野菜殺菌方法において、前記殺菌液が界面活性剤を含むことを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る野菜殺菌方法において、前記殺菌工程の前に前記野菜を予洗浄する工程を含むことを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る野菜殺菌方法において、前記殺菌液における溶存オゾン濃度を測定することと、測定した前記溶存オゾン濃度に応じて前記殺菌液における溶存オゾン濃度を調整することと、を含むことを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る野菜殺菌方法において、前記殺菌液における溶存オゾン濃度が所定の下限値を下回ったときに前記野菜の殺菌処理を停止することを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る野菜殺菌方法において、化学的酸素要求量が300mg/L以下の前記殺菌液で前記野菜を殺菌することを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る野菜殺菌方法において、下記野菜の化学的酸素要求量測定方法により測定される化学的酸素要求量が100mg/L以下の前記野菜を前記殺菌液に投入することを特徴とする。
野菜の化学的酸素要求量測定方法
測定試料である野菜720gを15℃の水道水20Lを入れた予洗浄部に入れ90秒間攪拌し洗浄した後、その洗浄液50mLを採取し、450nmのメンブレンフィルターでろ過して得られた洗浄液について、JIS K0102(2013年版)工場排水試験方法の17.の100℃における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量に準拠して化学的酸素要求量を測定する。
本発明の第2の態様に従えば、カット前の野菜を一次殺菌する工程と、一次殺菌した前記野菜に付着する異物を除去する工程と、前記異物を除去した前記野菜を所定の大きさにカットする工程と、カットした前記野菜を、溶存オゾン濃度が0.1mg/L以上、0.5mg/L以下のマイクロバブルオゾン水を含む殺菌液により二次殺菌する工程とを含むことを特徴とするカット野菜製造方法が提供される。
本発明では、環境中のオゾン濃度を抑制しつつ野菜を十分に殺菌できる野菜殺菌方法およびカット野菜製造方法を提供することができる。
本発明の実施の形態を示す図であって、野菜殺菌装置1の概略構成を示す平面図である。 同野菜殺菌装置1の概略構成を示す正面図である。 殺菌部120における殺菌液の循環系を模式的に示す図である。
以下、本発明の野菜殺菌方法およびカット野菜製造方法の実施の形態を、図1ないし図3を参照して説明する。なお、以下の実施の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
図1は、野菜殺菌装置1の概略構成を示す平面図であり、図2は、野菜殺菌装置1の概略構成を示す部分正面図である。野菜殺菌装置1は、投入台100、二基の予洗浄部110A、110B、殺菌部120、二基のすすぎ部130A、130B、排出部140、オゾン排気系160を備えている。投入台100、予洗浄部110A、110B、殺菌部120、すすぎ部130A、130B、排出部140は、処理対象である野菜Vの処理順序(上流側(図1における図面右側)に投入台100、下流側(図1における図面左側)に排出部140)で直線的に配列されている。
予洗浄部110A、110Bは、殺菌部120で殺菌される前の野菜Vを予洗浄するエリアである。殺菌部120は、予洗浄部110A、110Bで予洗浄された野菜Vに対してマイクロバブルオゾン水を用いて殺菌処理するエリアである。すすぎ部130A、130Bは、殺菌部120で殺菌処理された野菜Vにすすぎ処理を施してオゾン(オゾン水)を洗い流すエリアである。
予洗浄部110Aは、予洗浄水を噴射する複数のノズル112Aと、予洗浄部110Aでオーバーフローした予洗浄水を貯溜する貯溜部113Aと、貯溜部113Aに流入する予洗浄水から異物を除去するフィルター111Aを備えている。予洗浄部110Aにおいて予洗浄水は循環しており、オーバーフローした予洗浄水の一部は、貯溜部113Aに貯留された後にノズル112Aから噴射されて野菜Vの予洗浄に再利用される。オーバーフローした予洗浄水の一部は排水され、給水管76によって上水が補給される。予洗浄部110Aは、予洗浄が行われている間、予洗浄水中で投入された野菜Vを保持するとともに、予洗浄処理が終了すると、図2に示されるように、水平な角変位軸13まわりに回転して野菜Vを下流側の槽に投入するバケット4を有している。なお、図2においては、すすぎ部130Bに設けられたバケット4が例示されている。バケット4は、例えば、複数の貫通孔を有するステンレス材で形成され、予洗浄水が流通可能となっている。なお、バケット4は、予洗浄部110B、殺菌部120、すすぎ部130A、130Bに同様のものが設置されているため、以下では説明を省略する。
予洗浄部110Bは、予洗浄水を噴射する複数のノズル112Bと、予洗浄部110Bでオーバーフローした予洗浄水を貯溜する貯溜部113Bと、貯溜部113Bに流入する予洗浄水から異物を除去するフィルター111Bを備えている。予洗浄部110Bにおいて予洗浄水は循環しており、オーバーフローした予洗浄水の一部は、貯溜部113Bに貯留された後にノズル112Bから噴射されて野菜Vの予洗浄に再利用される。オーバーフローした予洗浄水の一部は排水され、給水管76によって上水が補給される。
すすぎ部130Aは、すすぎ水を噴射する複数のノズル132Aと、すすぎ部130Aでオーバーフローしたすすぎ水を貯溜する貯溜部133Aと、貯溜部133Aに流入するすすぎ水から異物を除去するフィルター131Aを備えている。すすぎ部130Aにおいてすすぎ水は循環しており、オーバーフローしたすすぎ水の一部は、貯溜部133Aに貯留された後にノズル132Aから噴射されて野菜Vのすすぎに再利用される。オーバーフローしたすすぎ水の一部は排水され、給水管76によって上水が補給される。
すすぎ部130Bは、すすぎ水を噴射する複数のノズル132Bと、すすぎ部130Bでオーバーフローしたすすぎ水を貯溜する貯溜部133Bと、貯溜部133Bに流入するすすぎ水から異物を除去するフィルター131Bを備えている。すすぎ部130Bにおいてすすぎ水は循環しており、オーバーフローしたすすぎ水の一部は、貯溜部133Bに貯留された後にノズル132Bから噴射されて野菜Vのすすぎに再利用される。オーバーフローしたすすぎ水の一部は排水され、給水管76によって上水が補給される。
殺菌部120は、殺菌液を噴射する複数のノズル122と、殺菌部120でオーバーフローした殺菌液を貯溜する貯溜部123と、貯溜部123に流入する殺菌液から異物を除去するフィルター121とを備えている。殺菌液としては、マイクロバブルオゾン水を含む液体が用いられる。殺菌部120において殺菌液は循環しており、オーバーフローした殺菌液の一部は、貯溜部123に貯留された後にノズル122から噴射されて野菜Vの殺菌に再利用される。オーバーフローした殺菌液の一部は排水され、給水管76によって上水が補給される。
図3は、殺菌部120における殺菌液の循環系を模式的に示す図である。
図3に示すように、殺菌部120における殺菌槽124の底部には、排液管11と導液管12とが接続されている。導液管12は、排液管11から分岐されている。導液管12には、ポンプ13、エジェクター18が接続されている。導液管12におけるポンプ13とエジェクター18との間には、分岐管17が接続されている。分岐管17にはオゾン濃度センサ14が接続されている。オゾン濃度センサ14は、分岐管17を流動する殺菌液の溶存オゾン濃度を測定し、測定結果を濃度調整部16に出力する。エジェクター18には、オゾン供給部15が接続されている。濃度調整部16は、オゾン濃度センサ14が測定した殺菌液の溶存オゾン濃度に応じて、後述のように、オゾン供給部15によるオゾン供給を調整する。
ポンプ13は、排液管11から排液される殺菌液の一部を殺菌槽124に向けて送液する。オゾン濃度センサ14は、殺菌槽124に送液される殺菌液における溶存オゾン濃度を測定し、濃度調整部16に出力する。殺菌槽124に送液される殺菌液中には、殺菌液中に溶存するオゾンに加えて、殺菌液中に気泡(マイクロバブル)として分散しているオゾンも含まれる。この殺菌液中の溶存オゾン濃度は後述のようにポーラログラフ式溶存オゾン濃度計を用いて測定することができる。その場合例えば、導液菅12を分岐して導液菅12を送液される一部液を取り出し、溶存オゾン濃度計のセンサー部に導いて測定できる。
オゾン供給部15は、例えば、オゾンガス発生器で発生させたオゾンガスにエジェクター18を介して、微細な気泡の生成及び分散を補助する薬剤を含む水溶液を導入し、オゾンガスと水溶液との混相流として導液管12に供給する。オゾン供給部15によるオゾンガス及び薬剤の供給は、濃度調整部16によって調整される。濃度調整部16は、オゾン濃度センサ14によって測定された殺菌液中の溶存オゾン濃度が所定範囲内となるようにオゾン供給部15の作動を調整する。具体的には、濃度調整部16は、殺菌液の溶存オゾン濃度が0.1mg/L以上、0.5mg/L以下となるようにオゾン供給部15の作動を調整する。濃度調整部16は、オゾン供給部15の作動調整として、オゾンガス発生器の作動をオンまたはオフに切り換える。オゾン供給部15の作動により導液管12を介してオゾンガス及び薬剤が殺菌槽124に送液されることにより、オゾンガスを微細な気泡(マイクロバブル)として水に溶解、分散させたマイクロバブルオゾン水を殺菌槽124の殺菌液に供給することができる。また、導液菅12を殺菌槽124の底部に設置することで、環境中へのオゾンの漏出をより防ぐことができ、環境中のオゾン濃度を抑制できる。
前記薬剤としては界面活性剤が使用でき、例えば、トリアセチン、脂肪酸グリセリン(例えば、ポリソルベート、モノカプリリリン)などが好ましく使用できる。
マイクロバブルとは、気泡径10〜200μmの微細な気泡であり、マイクロバブル水とはマイクロバブルが水中に分散した水をいう。
マイクロバブルオゾン水とは、酸素又は空気中にオゾンを2〜40g/Nm程度含有するオゾンガスをマイクロバブルとして水中に分散させた水をいう。なお、マイクロバブルオゾン水中では、オゾンガスは一部が水中に溶解し、一部がマイクロバブルとして分散して存在する。
排出部140は、容器141を有しており、殺菌及び洗浄処理(ずすぎ処理)が完了した野菜Vが回収される。
オゾン排気系160は、排気管161、フィルタユニット162および排気ポンプ163を備えている。排気管161は、排気口161Aを有している。排気口161Aは、殺菌部120におけるフィルター121の上方、すなわち、貯溜部123への流入口の上方に局所的に設けられている。
次に、上記構成の野菜殺菌装置1を用いて野菜Vを洗浄・殺菌する方法について説明する。例えば喫食サイズにカットされた野菜Vが投入台100から予洗浄部110Aにおけるバケット4に投入される。予洗浄部110Aにおいては、噴射ノズル112Aから噴射される予洗浄水によって、バケット4内の予洗浄水を大きな流動力で流動化させ、野菜Vを大きな撹拌力で撹拌することができる。
予洗浄部110Aで所定時間の予洗浄が行われた野菜Vは、バケット4の回動により予洗浄部110Bに投入されて予洗浄部110Aと同様に所定時間の予洗浄が行われた後に、殺菌部120に投入される。予洗浄部110A、110Bにて予洗浄が行われる際の予洗浄水の量、時間は、予洗浄処理終了後に殺菌部120に投入される野菜Vが後述の「野菜のCOD(野菜洗浄度COD)」の方法で測定されるCOD(化学的酸素要求量)に基づいて設定される。予洗浄が十分でない場合、殺菌部120に投入される野菜Vから滲み出る灰汁などの有機物量が増し、前記「野菜のCOD」が高くなる。この場合、殺菌液に含まれるオゾンが灰汁等の有機物との反応に消費され、所定の溶存オゾン濃度を満たせなくなり、野菜Vの殺菌を十分に行うことができなくなる可能性がある。特に本実施形態のように野菜Vの投入、殺菌、排出を一つの殺菌槽で繰り返し連続して行う場合、殺菌槽内の殺菌液中に灰汁などの有機物が蓄積されていくため、給水菅76からの上水の補給量を増やして殺菌液の一部を交換したり、一旦殺菌工程を停止して殺菌槽内の殺菌液の交換を行うなどの必要が生じ、生産性の低下や殺菌液中に投入するマイクロバブルオゾンの発生や分散を補充する薬剤や殺菌液などの無駄を招くことになる。そのため、予洗浄部110A、110Bにて予洗浄が行われる際の予洗浄水の量、時間は、予洗浄処理終了後の野菜Vの「野菜のCOD」に応じて定めることができるが低いほど好ましく、300mg/L以下に設定することが好ましく、連続して殺菌する場合には100mg/L以下に設定することがより好ましい。
殺菌部120において野菜Vは、マイクロバブルオゾン水を含む殺菌液で殺菌が行われる。野菜Vに対する殺菌時には、菌や野菜から出る灰汁などの有機物との反応により殺菌液に含まれるオゾンが消費され溶存オゾン濃度が低下する。濃度調整部16は、殺菌液において維持すべき0.1mg/L以上、0.5mg/L以下の溶存オゾン濃度に対応する上限値(例えば、0.4mg/L)及び下限値(例えば、0.2mg/L)を設定する。そして、濃度調整部16は、オゾン濃度センサ14が測定した溶存オゾン濃度が下限値を下回るとオゾンガス発生器の作動をオンとしてマイクロバブルオゾン水を殺菌槽124に供給させる。一方、濃度調整部16は、オゾン濃度センサ14が測定した溶存オゾン濃度が上限値を上回るとオゾンガス発生器の作動をオフとしてマイクロバブルオゾン水の殺菌槽124への供給を停止させる。このように、濃度調整部16が、オゾン濃度センサ14が測定した溶存オゾン濃度に応じてオゾン供給部15の作動を調整することにより、殺菌部120における殺菌液の溶存オゾン濃度を所定範囲(0.1mg/L以上、0.5mg/L以下)に維持することができる。
一つの殺菌槽で殺菌を繰り返す場合、灰汁等の有機物が蓄積し、これが投入されるオゾンと反応してオゾンを消費するため、溶存オゾン濃度を前記所定範囲に保つことが難しくなるおそれがある。そのため殺菌槽内の殺菌液のCODは低いほうが好ましく、目的に応じて適宜定められるが、安定して溶存オゾン濃度を保つためには、前記殺菌液のCODは100mg/L以下とすることが好ましい。
殺菌部120において、殺菌が行われた野菜Vは、すすぎ部130A、130Bに順次投入され、それぞれ、すすぎ水による殺菌液のすすぎ処理が施されて清浄化された後に、排出部140に搬送される。
<評価方法、測定方法>
(CODの測定方法)
(1)野菜のCOD(野菜洗浄度COD)
測定試料である野菜720gを15℃の水道水20Lを入れた予洗浄部に入れ90秒間攪拌し洗浄した。洗浄液50mLを採取し、450nmのメンブレンフィルターでろ過した。この洗浄液について、JIS K0102(2013年版)工場排水試験方法の17.の100℃における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量に準拠してCODを測定した。
(2)殺菌槽における殺菌水のCOD
殺菌槽中の殺菌水50mLを採取し、450nmのメンブレンフィルターでろ過した。この殺菌液について、JIS K0102(2013年版)工場排水試験方法の17.の100℃における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量に準拠してCODを測定した。
(野菜の菌数の測定方法)
野菜25gを滅菌されたホモジナイズ用の袋に計り取り、滅菌済みの生理食塩水225gを入れてELMEX製のホモジナイザー(SH−IIM)で処理し菌液とした。滅菌した生理食塩水で適宜希釈した菌液1mLを滅菌済みのディスポシャーレに分注し、121℃、1.4気圧で25分間滅菌処理した標準寒天培地と混釈法によって混合し37℃で48時間培養した。シャーレに培養されたコロニーを30〜300個の範囲で計測し、希釈倍率を乗算し生菌数とした。
≪評価基準≫
殺菌処理を行っていない野菜の一般生菌数を測定し、未処理の菌数とした。殺菌処理した野菜の一般生菌数と未処理との差を「野菜の殺菌効果」とした。野菜の殺菌効果については、野菜の菌数の測定方法で得られた生菌数を対数値で表記し、1.5桁以上とした。
(殺菌洗浄液の菌数の測定方法)
殺菌槽から洗浄液4.5mLを0.1Nチオ硫酸ナトリウム0.5mLが入った滅菌チューブに採取し混合した。この菌液1mlを滅菌済みのディスポシャーレに分注し、121℃、1.4気圧で25分間滅菌処理した標準寒天培地と混釈法によって混合し37℃で48時間培養した。シャーレに培養されたコロニーを30〜300個の範囲で計測し、希釈倍率を乗算し生菌数とした。
≪評価基準≫
殺菌液中の殺菌効果は、殺菌洗浄液の菌数の測定方法で得られた一般生菌数が未検出であったものは「N.D.」と表記し、合格とした。
(マイクロバブルオゾンによる野菜殺菌試験方法)
(1)予洗浄
実験例1は後記表の装置、条件で2槽の予洗浄部で各部90秒間洗浄を行った(すなわち計2回洗浄)。
実験例2は、千切りキャベツ720gを20Lの水道水で90秒間予洗浄(2回)を行った。これをザルに挙げて水を切った。
(2)オゾン殺菌
予洗浄を行った千切りキャベツを、マイクロバブルオゾン水で90秒間殺菌した。実験例1、2各々後記表の条件で行った。界面活性剤0.05重量%配合を含む水溶液中にエジェクターからオゾンガスを導入した。導入するオゾンガスの原料ガスは、酸素ボンベの酸素ガスとした。オゾン発生器(荏原実業製OZSD―3000A)でオゾンガスを発生させ、オゾンガスモニタ(荏原実業製EG−600)でオゾンガス濃度10〜21.4g/Nmのオゾンガスを含む酸素ガスの流量0.4〜4L/minをマスフローコントローラー(コフロック製MODEL8500)で測定した。殺菌液に溶解したオゾン水濃度は、ポーラログラフ式溶存オゾン濃度計(荏原実業製ELP―200)で測定した。殺菌後の野菜を水道水で90秒間すすぎ、脱水後、野菜および殺菌洗浄液の菌数の測定方法で一般細菌の生菌数を測定した。
(オゾン水による殺菌:実験例2)
直接電気分解式オゾン水製造装置(電気分解によるオゾン水生成、神戸製鋼所製)で所定濃度のオゾン水を製造した。定量ポンプで供給した。
(溶存オゾン濃度の測定方法の詳細)
ポーラログラフ式溶存オゾン濃度計(荏原実業製ELP―200)を用い溶存オゾン濃度を測定した。測定方法は、オゾンセンサーを設置したフローセルに、チューブポンプと調整弁で洗浄液を規定水量(0.5〜1.0L/min)の範囲で一定水量流した。モニターのデーター表示部で溶存オゾン濃度を確認した(実験例2)。後述の実験例1の場合、殺菌槽の殺菌液循環ポンプの循環配管を分岐し、分岐配管に流れる殺菌液を調整弁で流量調整してフローセルに流して測定した。
(実験例1−1〜1−4)
カット野菜のマイクロバブルオゾン殺菌実験及びオゾン殺菌時の作業環境中のオゾン量について実験を行った。
<実験方法>
(1)カット野菜の予洗浄方法
所定量のカット野菜を予洗浄部に投入し90秒間攪拌洗浄。これを2回繰り返した。
(2)マイクロバブルオゾン殺菌方法
予洗浄後のカット野菜を殺菌槽(15℃、薬剤配合)に投入し所定時間攪拌し殺菌した。実験例1−1〜1−4では、設定溶存オゾン濃度を異なる値とした。その後、すすぎ部に投入し90秒攪拌洗浄した。すすぎを2回繰り返した。その後、野菜を殺菌済の洗濯用ネットに入れ、市販脱水機で90秒脱水した。
(3)作業環境中のオゾン濃度の測定方法
(測定箇所、測定方法)
環境オゾン濃度の測定は、紫外線吸収式オゾンガスモニタ(荏原実業製EG-700)を用いて行った。測定位置は、殺菌槽水面の上方40cmで行った。
Figure 0006902828
Figure 0006902828
表2の結果から、溶存オゾン濃度が0.1mg/L以上の殺菌液であれば、野菜の殺菌効果及び洗浄液の殺菌効果が十分に得られることが判明した。一方、溶存オゾン濃度が0.5mg/Lを超えると、作業環境オゾン濃度が許容濃度(日本産業衛生学会;許容濃度4)の0.1ppmを超えることが判明した。従って、溶存オゾン濃度が0.1mg/L以上、0.5mg/L以下であれば、野菜に対する十分な殺菌効果を確保しつつ、環境中のオゾン濃度を許容範囲に抑えられることが判った。そのため、図1に示したオゾン排気系160のような簡易的な装置でオゾン対応が可能になる。
(実験例2−1〜2−5)
オゾン水とマイクロバブルオゾン水(MBO)の殺菌効果の比較実験を行った。
<実験方法>
(実験例2−1、2−2)水道水で予洗浄した千切りキャベツ720g(野菜洗浄度COD=75)をマイクロバブルオゾン水(薬剤:トリアセチン(井上香料製造所製)を0.05重量%配合)を導入した15℃殺菌水(20L)中に投入し、所定溶存オゾン濃度で90秒間殺菌した。マイクロバブルオゾン水の供給は、図3に示したように、循環系のラインにて補給した。その後、20L水道水に投入し、90秒間すすぎを行った。これを2回繰り返した。その後、野菜を殺菌済の洗濯用ネットに入れ、市販脱水機で90秒脱水した。
(実験例2−3〜2−5)同様に所定オゾン濃度のオゾン水を張った殺菌槽に千切りキャベツを投入し殺菌した。オゾン水殺菌の場合は循環系は使わず、所定濃度のオゾン水を補給しながら90秒間、攪拌し殺菌した。オゾン水は、直接電気分解式オゾン水製造装置(電気分解によるオゾン水生成、神戸製鋼所製)で生成したものを用いた。次に、20L水道水に投入し、90秒間すすぎを行った。これを2回繰り返した。その後、これを2回繰り返した。その後、野菜を殺菌済の洗濯用ネットに入れ、市販脱水機で90秒脱水した。
Figure 0006902828
Figure 0006902828
表4の結果から、オゾン水を用いて野菜を殺菌した場合には、野菜の殺菌効果を1.5桁以上とするには、作業環境オゾン濃度が許容濃度の0.1ppmを超えることが判明した。これに対して、溶存オゾン濃度が0.1mg/L以上、0.5mg/L以下のマイクロバブルオゾン水を用いて野菜を殺菌した場合には、野菜に対する十分な殺菌効果を確保しつつ、環境中のオゾン濃度を許容範囲に抑えられることが判った。
(実験例3)
マイクロバブルオゾン殺菌に対するCODの影響について実験を行った。
<実験方法>
実験例1−1〜1−4の装置及び条件でバッチ処理にて野菜の殺菌を実施した。実験は、野菜を予洗浄した後に、一つの槽で連続的に殺菌処理を実施した。バッチ処理を複数回連続して実施し、所定回の殺菌液COD、最大の溶存オゾン濃度(mg/L)、溶存オゾン濃度増加速度(mg/L/秒)を測定した。
予洗浄後の野菜のCODは、66mg/L
溶存オゾン濃度の設定;0.1mg/L以上、0.5mg/L以下
溶存オゾン濃度増加速度:オゾン発生器がオンのときの溶存オゾン濃度増加の傾き(mg/L/秒)
Figure 0006902828
表5の結果から、野菜投入時にオゾン消費が大となり急激に溶存オゾン濃度が低下するため、バッチ処理回数が60回を超えるとオゾン発生器の最大能力でオゾンを供給しても溶存オゾン濃度が設定下限値を下回ることが判明した。このときの、殺菌液におけるCODは、320mg/Lであった。そのため、バッチ処理にて野菜を殺菌する場合に溶存オゾン濃度が設定下限値を下回った場合には、一旦野菜の殺菌処理を停止させて殺菌槽における殺菌液を入れ替えることが好ましい。また、予め溶存オゾン濃度が設定下限値を下回るバッチ処理回数を求めておき、設定下限値を下回るバッチ処理回数よりも少ない回数をバッチ処理回数の上限値として設定することが好ましい。例えば、上記の実験結果では、バッチ処理回数の上限値を60回(殺菌液のCOD上限値;300mg/L)として殺菌処理を運用することが好ましい。また、殺菌液におけるバッチ処理時の初期CODは、バッチ処理回数の上限値と相関関係があるため、予洗浄の洗浄度CODは、100mg/L以下とすることがバッチ処理回数の上限値を増加させるためには好ましい。
[カット野菜製造方法]
上記の実施形態は、予め所定のサイズ(例えば、喫食サイズ)にカットされた野菜に洗浄・殺菌処理を施す例を用いて説明したが、野菜のカットを含めたカット野菜製造方法にも本発明を適用可能である。この場合、図1に示したように、予洗浄処理回数及びすすぎ処理回数と同一数の予洗浄部及びすすぎ部を有する連続式野菜殺菌装置を用いて連続的に予洗浄処理、殺菌処理及びすすぎ処理を実施する構成の他に、単槽で予洗浄処理、殺菌処理及びすすぎ処理を実施するバッチ式野菜殺菌装置を用いる構成にも適用可能である。
一例として、千切りキャベツを対象とするカット野菜製造方法としては、ホール野菜の前殺菌工程、プレカット工程、異物除去工程、喫食サイズカット工程、予備洗浄工程、オゾン殺菌工程及びすすぎ工程を含む。
ホール野菜の前殺菌工程では、外葉を取り除いたキャベツを前殺菌槽に貯溜された次亜塩素酸ナトリウム200ppm水溶液に浸漬して殺菌する。
プレカット工程では、前殺菌槽からキャベツを取り出し、半カットあるいは1/4カットする。
異物除去工程では、半カットあるいは1/4カットしたキャベツを異物除去洗浄機に入れ、異物(虫やごみ等)を取り除く。
喫食サイズカット工程では、スライサーを使用してキャベツを喫食サイズ(千切り)にカットする。
予備洗浄工程で連続式野菜殺菌装置、例えば、細田工業製5槽式グランドラクーンを用いる場合には、1、2槽目を使用し補給水を加えながら予備洗浄を行い、野菜の灰汁を除去する。予備洗浄工程でバッチ式野菜殺菌装置を用いる場合には、補給水を加えながら洗浄して灰汁を除去する。この操作を、水を交換して更に2回行う。
オゾン殺菌工程で連続式野菜殺菌装置を用いる場合には、3槽目に補給水を加えながら、洗浄液の薬剤濃度が一定になるように薬剤を添加し、洗浄液にオゾンガスを吹き込んで行う。オゾン殺菌工程でバッチ式野菜殺菌装置を用いる場合には、予備洗浄3回の後、水を交換して4回目の洗浄で薬剤を添加し、洗浄液にオゾンガスを吹き込んで行う。連続式野菜殺菌装置またはバッチ式野菜殺菌装置のいずれの装置を用いる場合にも、上述したマイクロバブルオゾン水を用いた殺菌処理を適用できる。
すすぎ工程で連続式野菜殺菌装置を用いる場合には、4,5槽目で補給水を加えながらすすぎを行う。すすぎ工程でバッチ式野菜殺菌装置を用いる場合には、4回目のオゾン殺菌の後、水を交換して、補給水を加えながらすすぎを行う。
このような工程を順次経ることにより、カット前のホール野菜から、環境中のオゾン濃度を抑制しつつ十分に殺菌された喫食サイズのカット野菜を製造することが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
界面活性剤を用いないマイクロバブルの導入方法としては、ニクニ社製の加圧溶解式オゾンマイクロバブルを導入してもよい。また、界面活性剤を用いたマイクロバブルの導入方法としては、散気板等の多孔質体から気体を導入する方法や、上記の界面活性剤を用いない方法に界面活性剤を活用する方法としてもよい。
1…野菜殺菌装置、 14…オゾン濃度センサ、 15…オゾン供給部、 16…濃度調整部、 110A、110B…予洗浄部、 120…殺菌部、 V…野菜

Claims (7)

  1. カットされた野菜を、殺菌部において溶存オゾン濃度が0.1mg/L以上、0.5mg/L以下のマイクロバブルオゾン水を含む殺菌液により殺菌する殺菌工程と、
    前記殺菌工程の前に前記野菜を予洗浄する工程と、
    前記殺菌工程の殺菌液の化学的酸素要求量の上限値を300mg/Lに設定し、下記野菜の化学的酸素要求量測定方法により測定される予洗浄処理終了後の前記野菜の化学的酸素要求量が300mg/L以下となる予洗浄水の量および予洗浄の時間に予洗浄条件を設定する工程を含み、
    前記殺菌工程においては、前記野菜の投入、殺菌、排出を一つの殺菌槽で繰り返し連続して行うことを特徴とする野菜殺菌方法。
    野菜の化学的酸素要求量測定方法
    測定試料である野菜720gを15℃の水道水20Lを入れた予洗浄部に入れ90秒間攪拌し洗浄した後、その洗浄液50mLを採取し、450nmのメンブレンフィルターでろ過して得られた洗浄液について、JIS K0102(2013年版)工場排水試験方法の17.の100℃における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量に準拠して化学的酸素要求量を測定する。
  2. 前記野菜の化学的酸素要求量測定方法により測定される化学的酸素要求量が100mg/L以下の前記野菜を前記殺菌液に投入することを特徴とする請求項に記載の野菜殺菌方法。
  3. 前記殺菌液が界面活性剤を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の野菜殺菌方法。
  4. 前記殺菌液における溶存オゾン濃度を測定することと、
    測定した前記溶存オゾン濃度に応じて前記殺菌液における溶存オゾン濃度を調整することと、を含むことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の野菜殺菌方法。
  5. 前記殺菌液における溶存オゾン濃度が所定の下限値を下回ったときに前記野菜の殺菌処理を停止することを特徴とする請求項に記載の野菜殺菌方法。
  6. カット前の野菜を一次殺菌する工程と、
    一次殺菌した前記野菜に付着する異物を除去する工程と、
    前記異物を除去した前記野菜を所定の大きさにカットする工程と、
    カットした前記野菜を、殺菌部において溶存オゾン濃度が0.1mg/L以上、0.5mg/L以下のマイクロバブルオゾン水を含む殺菌液により二次殺菌する工程と、
    前記二次殺菌する工程の前に、カットした前記野菜を予洗浄する工程と、
    前記二次殺菌工程の殺菌液の化学的酸素要求量の上限値を300mg/Lに設定し、下記野菜の化学的酸素要求量測定方法により測定される予洗浄処理終了後の前記野菜の化学的酸素要求量が300mg/L以下となる予洗浄水の量および予洗浄の時間に予洗浄条件を設定する工程とを含み、
    前記二次殺菌工程においては、前記野菜の投入、殺菌、排出を一つの殺菌槽で繰り返し連続して行うことを特徴とするカット野菜製造方法。
    野菜の化学的酸素要求量測定方法
    測定試料である野菜720gを15℃の水道水20Lを入れた予洗浄部に入れ90秒間攪拌し洗浄した後、その洗浄液50mLを採取し、450nmのメンブレンフィルターでろ過して得られた洗浄液について、JIS K0102(2013年版)工場排水試験方法の17.の100℃における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量に準拠して化学的酸素要求量を測定する。
  7. 前記野菜の化学的酸素要求量測定方法により測定される化学的酸素要求量が100mg/L以下の前記野菜を前記殺菌部の前記殺菌液に投入することを特徴とする請求項に記載のカット野菜製造方法。
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