JP2007060950A - 洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法 - Google Patents

洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法 Download PDF

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Abstract

【課題】野菜を安全かつ確実に洗浄でき、酸性電解水により十分に殺菌することができ、しかも、洗浄による野菜の品質が低下することを防ぐことができる洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法を提供する。
【解決手段】物品を浸漬させるための液体を収容した複数の浸漬槽を備え、複数の浸漬槽間を移動させながら物品を洗浄殺菌する洗浄殺菌装置1であって、複数の浸漬槽のうち、収容されている液体に微細気泡が供給されている洗浄浸漬槽11を有する洗浄部10と、複数の浸漬槽のうち、酸性電解水を収容し、洗浄部10の洗浄浸漬槽11から物品が供給される殺菌浸漬槽21を有する殺菌部20とを備えている。微細気泡によって汚れが除去されてから、物品を、殺菌部の殺菌浸漬槽内の酸性電解水に浸漬するので、物品表面の殺菌効果をさらに高めることができ、物品の表面の汚れ除去と殺菌をより確実に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法に関する。畑等で栽培される野菜等の農産物には、害虫がつくことを防ぐために農薬が散布されており、収穫され出荷される野菜の表面には農薬が付着している。また、野菜等には、土やゴミ等の汚れや、土中に存在する細菌も付着している。このため、野菜等を流通する前、または、消費する前には、野菜等に付着している農薬や汚れ、細菌等を除去する必要がある。
本発明は、かかる野菜等を洗浄し、かつ、細菌等の殺菌に使用される洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法に関する。
野菜等を洗浄殺菌する装置として、従来例1,2(特許文献1,2)に開示された技術がある。
従来例1には、略0℃に保たれた殺菌冷水を浸漬槽に収容しておき、この殺菌冷水中に野菜を浸漬することにより、野菜に付着した細菌の殺菌除菌を行う技術が開示されており、低温処理水を電気分解したときに発生するガスによる酸化により細菌の殺菌等を行うこと、および、電気分解時に発生する微細気泡によって野菜から除去された凝集物を液面に浮上させて、野菜と分離することが開示されている。
また、従来例2には、第1〜第3洗浄機を備え、第1洗浄機においてアルカリ性電解水によるよごれの分解除去を行い、第2洗浄機において酸性電解水による殺菌を行い、第3洗浄機において、すすぎ処理を行う技術が開示されており、いずれの浸漬槽にも、水中にエアーを噴出させるエアー噴出装置が設けられている。
しかるに、従来例1の技術は、電気分解した際に、水素ガスと酸素ガスが発生するため、浸漬槽近傍には両ガスの混合気体が形成される。水素ガスと酸素ガスの混合ガスは、ある範囲の混合状態では、爆発の可能性があり、安全性に問題がある。また、水素ガスと酸素ガスの微細気泡が発生するものの、洗浄と殺菌を同時に行うため洗浄が不十分な状態で殺菌を行うことになり、野菜等の表面に付着している土や農薬等の内部に存在する細菌は十分に殺菌できない可能性が高い。
また、従来例2の技術では、洗浄をアルカリ性電解水によって行っているので、農薬等が水に溶けやすい状態とすることができ、また、エアー噴出装置から噴出されるエアーの摩擦力等により野菜等を洗浄できるものの、キャベツ等のように隙間や凹凸があるものは隙間や凹凸にエアーを当てることができない。すると、隙間や凹凸に付着している農薬等が、たとえ水に溶けやすい状態となっていたとしても、隙間や凹凸に農薬等が残留してしまう可能性がある。さらに、酸性電解水にエアーを噴出させているので、気泡が野菜と接触したときに塩素が気化してしまい、塩素臭が発生し水中の有効塩素濃度も低下する。殺菌に使用される有効塩素濃度が低下し、殺菌力が低下してしまうという問題が生じる。
特開2001−46040号 特開2003−199548号
本発明は上記事情に鑑み、野菜を安全かつ確実に洗浄でき、酸性電解水により十分に殺菌することができ、しかも、洗浄による野菜の品質が低下することを防ぐことができる洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法を提供することを目的とする。
第1発明の洗浄殺菌装置は、物品を浸漬させるための液体を収容した複数の浸漬槽を備え、該複数の浸漬槽間を移動させながら物品を洗浄殺菌する洗浄殺菌装置であって、前記複数の浸漬槽のうち、収容されている液体に微細気泡が供給されている洗浄浸漬槽を有する洗浄部と、前記複数の浸漬槽のうち、酸性電解水を収容し、前記洗浄部の洗浄浸漬槽から物品が供給される殺菌浸漬槽を有する殺菌部とを備えていることを特徴とする。
第2発明の洗浄殺菌装置は、第1発明において、前記複数の浸漬槽のうち、飲用可能な液体を収容し、該殺菌浸漬槽に前記殺菌部から物品が供給されるすすぎ浸漬槽を有するすすぎ部を備えていることを特徴とする請求項1記載の洗浄殺菌装置。
第3発明の洗浄殺菌装置は、第1発明において、前記洗浄部において、前記浸漬槽内に気体溶解水が供給されていることを特徴とする。
第4発明の洗浄殺菌装置は、第1発明において、複数の浸漬槽に、内部に収容されている液体の水面より下方に配設された、物品の浮き上がりを防止する部材が設けられていることを特徴とする。
第5発明の洗浄殺菌方法は、物品を液体に浸漬させながら物品を洗浄殺菌する洗浄殺菌方法であって、前記物品を微細気泡が供給されている液体に浸漬する洗浄ステップと、洗浄ステップにおいて洗浄された物品を、酸性電解水に浸漬する殺菌ステップとを順に行うことを特徴とする。
第6発明の洗浄殺菌方法は、第5発明において、殺菌ステップの後に、殺菌ステップにおいて殺菌された物品を、飲用可能な液体に浸漬するすすぎステップを行うことを特徴とする。
第7発明の洗浄殺菌方法は、第5発明において、前記微細気泡が、液体に気体溶解水を供給することにより発生したものであることを特徴とする。
第1発明によれば、洗浄部の洗浄浸漬槽に浸漬された物品には、微細気泡が接触するので、微細気泡が物品と接触してはじけることにより、物品表面に付着している汚れや農薬等を除去することができる。しかも、微細気泡は、約3〜5μm程度と非常に小さく、ゆっくりと水中を上昇するから、物品の小さな凹凸やすき間にも微細気泡が接触し、そこに付着している汚れも除去することができる。よって、物品の洗浄効果を高めることができる。そして、微細気泡によって汚れや農薬が除去されてから、物品を、殺菌部の殺菌浸漬槽内の酸性電解水に浸漬するので、物品表面の殺菌効果をさらに高めることができる。したがって、物品の表面の汚れ除去と殺菌をより確実に行うことができる。
第2発明によれば、酸性電解水に浸漬されていた物品は、すすぎ部のすすぎ浸漬槽内の水道水に浸漬されるから、物品表面に付着している酸性電解水を除去できる。よって、洗浄殺菌する物品が食品であっても、食品衛生法の食品添加物の使用基準を満たしたものを提供できる。
第3発明によれば、気体溶解水は、洗浄部の洗浄浸漬槽内に供給されると初めて微細気泡が発生するから、洗浄浸漬槽内に微細気泡を確実に供給することができる。
第4発明によれば、洗浄する物品が液体に浮かぶものであっても、物品を液面以下に保持しておくことができるから、物品の洗浄不足や殺菌不足、すすぎ不足が生じることを防ぐことができる。
第5発明によれば、液体に浸漬された物品には、微細気泡が接触するので、微細気泡が物品と接触してはじけることにより、物品表面に付着している汚れや農薬等を除去することができる。しかも、微細気泡は、約3〜5μm程度と非常に小さく、ゆっくりと水中を上昇するから、物品の小さな凹凸やすき間にも微細気泡が接触し、そこに付着している汚れも除去することができる。よって、物品の洗浄効果を高めることができる。そして、微細気泡によって汚れや農薬が除去されてから物品を酸性電解水に浸漬するので、物品表面の殺菌効果をさらに高めることができる。したがって、物品の表面の汚れ除去と殺菌をより確実に行うことができる。
第6発明によれば、酸性電解水に浸漬されていた物品は水道水に浸漬されるから、物品表面に付着している酸性電解水を除去できる。よって、洗浄殺菌する物品が食品であっても、食品衛生法の食品添加物の使用基準を満たしたものを提供できる。
第7発明によれば、気体溶解水は、液体に供給されると初めて微細気泡が発生するから、液体中に微細気泡を確実に供給することができる。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態の洗浄殺菌装置1の概略説明図である。同図に示すように、本実施形態の洗浄殺菌装置1は、洗浄部10、殺菌部20、すすぎ部30を備えており、各部は、それぞれ浸漬槽11〜31を有している。各浸漬槽11〜31内には、いずれも液体が収容されており、この液体に物品を浸漬することによって、物品の洗浄、殺菌、すすぎが行われるのである。
なお、図1では、洗浄部10、殺菌部20、すすぎ部30に、それぞれ1つずつ浸漬槽が設けられているが、各部に2つ以上の浸漬槽を備えていてもよい。
つぎに、各部を説明する。
まず、洗浄部10を説明する。
図1において、符号11は洗浄部10の洗浄浸漬槽を示している。この洗浄浸漬槽11内には、純水や水道水、チラー水(冷却水)等の液体が収容されている。この洗浄浸漬槽11の底部には、配管10Pを介して、気体溶解部12が連通されている。この気体溶解部12は、液体タンク5からポンプ13によって加圧された液体が供給されており、この液体に気体を溶解させて、気体溶解水を生成するものである。この気体溶解水は、液体に、配管10Pと洗浄浸漬槽11との接続部分における水圧に対する飽和溶解量よりも少ない量の空気、例えば、配管10Pと洗浄浸漬槽11との接続部分における飽和溶解量の65〜75%の空気が溶解されているものである。具体的な例としては、液体が純水であり、水温が25℃、接続部分における水圧が4atm の場合には、純水への空気の溶解量が45〜52ml/lとなるように調整しておけば、洗浄浸漬槽11内に確実に微細気泡を発生させることができる。なお、純水への空気の溶解量は洗浄浸漬槽11内に微細気泡を発生させることができる割合であればよく、上記の割合に限られないのは言うまでもない。そして、かかる気体溶解水を生成する気体溶解部12には、例えば、特願2002−310584に開示されているような、液体と加圧気体を接触させて気体を液体に溶解させる気体溶解装置を使用することができる。
以上の構成を有するから、気体溶解部12から気体溶解水を洗浄浸漬槽11内に供給すれば、配管10P内では空気溶解水に溶解している空気は気化せずに、気体溶解水が洗浄浸漬槽11内に入った瞬間に、直径約3〜5μm程度の微細気泡が洗浄浸漬槽11内に発生するのである。
ここで、水中に気泡を発生させる一般的な方法として、水中に直接気体を供給することによって水中に気泡を発生させる方法(バブリング)があるが、バブリングによって発生した気泡と気体溶解水を供給したとき発生する微細気泡は、以下のように異なった性質を有している。
まず、バブリングによって発生した気泡は、その気泡径が1mm程度であるため、気泡の上昇速度が速く、気泡は直線的に水面に向かって上昇する。しかも、気泡径は水深が浅くなるに従って急速に大きくなり水面近傍では数cm以上となるものもあり、気体が供給された液体も透明なままである(図2(B))。
これに対し、気体溶解水を供給したとき発生する微細気泡は、非常にゆっくりと水中を上昇し、かつ、液体の全断面(本願の装置であれば洗浄浸漬槽11の全断面)に広がりながら上昇する。しかも、微細気泡は、水深が浅くなっても気泡径はそれほど大きくならなず水面近傍でもせいぜい5〜10μm程度であり、微細気泡が発生した液体も多数の微細気泡の存在により白濁しているかのように見えるのである(図2(A))。
なお、気体溶解水を洗浄浸漬槽11内に供給すれば、洗浄浸漬槽11から液体が溢れるのであるが、この溢れた液体は、配管を通して再び液体タンク5に戻され、気体溶解水の生成に使用される。溢れた液体は液体タンク5に供給せず、外部に排出してもよいのは、言うまでもない。
さらになお、浸漬槽11に供給する液体として、アルカリ性電解水を使用してもよく、この場合には、物品に付着している汚れをアルカリ性電解水と反応することによって水に溶けやすい状態にすることができるから、微細気泡による洗浄力をさらに向上することができる。
つぎに、殺菌部20を説明する。
図1において、符号21は殺菌部20の殺菌浸漬槽を示している。この殺菌浸漬槽21内には、酸性電解水が収容されている。この酸性電解水は、pH2.7以下の酸性を有するものであり、電解水生成部23から殺菌浸漬槽21に供給されており、殺菌浸漬槽21からあふれた酸性電解水は、洗浄部10の洗浄浸漬槽11から溢れた液体とは別の排水経路を通って外部に排出されている。
酸性電解水は、以下のようにして生成される。
電解槽をイオン交換膜の隔膜によって陽極槽、陰極槽の2槽に仕切り、この電解槽に0.1〜0.05%程度の低濃度の食塩水を入れる。そして、陽極槽、陰極槽にそれぞれ白金電極などを浸漬した状態で、両電極間に直流電圧を加える。すると、食塩水が電気分解され陽極側と陰極側にはそれぞれ電解溶液が生成されるのであるが、陽極槽には次亜塩素酸と溶存塩素が混在した次亜塩素酸水、つまり、酸性電解水が生成されるのである。
なお、酸性電解水を生成する方法は、上記の方法に限られず、所定のpHを有する酸性電解水を生成できるのであれば、他の方法を使用してもよいのは、いうまでもない。
また、殺菌浸漬槽21内の酸性電解水は、ポンプ22によって一部循環されているが、これは、殺菌浸漬槽21内に水流を発生させることによって、殺菌浸漬槽21内に浸漬された物品と酸性電解水との接触効率を高めるためである。具体的には、水に浮くような物品の場合であれば、殺菌浸漬槽21の上部の一角(図1では左上)から酸性電解水を供給し、殺菌浸漬槽21の下部であって酸性電解水を供給する位置と対角になる位置(図1では右下)から酸性電解水を排出するようにしておけば、効果的に物品と酸性電解水が接触するような水流を形成することができる。
つぎに、すすぎ部30を説明する。
図1において、符号31はすすぎ部30のすすぎ浸漬槽を示している。このすすぎ浸漬槽31には、水道水やチラー水等の飲用可能な液体が収容されており、この液体が液体供給部33から供給されている。なお、液体供給部33からすすぎ浸漬槽内に液体が供給されることによって、すすぎ浸漬槽内からは液体が溢れているが、この溢れた液体は、配管を通して前述した液体タンク5に供給されるように構成されている。なお、溢れた液体は液体タンク5に供給せず、外部に排出してもよいのは、言うまでもない。
また、すすぎ浸漬槽31内の液体は、ポンプ32によって一部循環されているが、殺菌部20の殺菌浸漬槽21と同様に、すすぎ浸漬槽31内に水流を発生させることによって、すすぎ浸漬槽31内に浸漬された物品と液体との接触効率を高めるためである。そして、水に浮くような物品の場合であれば、殺菌浸漬槽21の場合と同様に、すすぎ浸漬槽31内の上部一角(図1では左上)から液体を供給し、すすぎ浸漬槽31内の下部であって液体を供給する位置と対角になる位置(図1では右下)から液体を排出するようにしておけば、効果的に物品と液体が接触するような水流を形成することができる。
なお、物品が食品の場合には、すすぎ浸漬槽31に飲用可能な液体を収容することが必要とされるのであるが、物品が食品以外の場合には飲用可能な水でなくてもよく、各物品を損傷させることがなく、また、各物品の使用時に周囲の設備や人体等に悪影響を及ぼさないような液体であればよい。そして、酸性電解水が付着した状態でも物品の使用に問題が生じないのであれば、すすぎ部30は設けなくてもよい。
つぎに、本実施形態の洗浄殺菌装置による物品の洗浄作業を説明する。
まず、各部10〜30の浸漬槽11〜31にそれぞれ上述したような所定の液体を供給する。
ついで、野菜や果物等の物品を洗浄部10の洗浄浸漬槽11に供給し、洗浄浸漬槽11内の液体に浸漬させる。洗浄浸漬槽11内の液体には、気体溶解水が供給されることによって微細気泡が発生しているから、微細気泡が物品と接触する。すると、一部の微細気泡は、物品との接触によりはじけ、そのときに発生する超音波振動により、物品表面に付着している汚れや農薬等が除去される。また、微細気泡は非常に小さいので、物品表面から除去された汚れや農薬等の表面に付着する。すると、微細気泡によって汚れや農薬表面が覆われるから汚れや農薬等が物品に再付着することを防ぐことができる。しかも、微細気泡が付着したことによって、汚れや農薬等の浮力が大きくなるので、これらを確実に水面まで上昇させることができ、洗浄浸漬槽11から溢れる液体とともに、洗浄浸漬槽11から除去することができる。
しかも、微細気泡は、約3〜5μm程度と非常に小さく、ゆっくりとしかも洗浄浸漬槽11の断面全体に広がりながら水中を上昇するから、通常のバブリングなどによって発生する気泡が侵入できない小さな凹凸やすき間にも微細気泡が侵入し、そこに付着している汚れも除去することができる。例えば、キャベツなどでは、重なり合っている葉の間にも微細気泡は侵入できるから重なり合っている葉の間に存在するゴミや重なり合っている葉の表面に付着している汚れであっても除去することができるのである。
洗浄部10での洗浄が終了すると、物品は洗浄部10の洗浄浸漬槽11から、殺菌部20の殺菌浸漬槽21に移動され、殺菌浸漬槽21内の酸性電解水に浸漬される。すると、酸性電解水によって物品の表面に付着している細菌等が殺菌される。このとき、洗浄部10において、微細気泡の効果により汚れや農薬が物品表面から除去されているから、物品表面に存在する細菌をより確実に殺菌することができる。しかも、殺菌浸漬槽21内には微細気泡などが存在しないので、酸性電解水に溶解している成分、例えば、次亜塩素酸や塩素等の殺菌性を有する成分のうち、溶存気体である塩素が気化する割合を低くすることができる。よって、殺菌に使用できる有効塩素濃度等が低くなることを防ぐことができ、十分な殺菌力を得ることができる。また、気化する塩素ガスを低減できることから、空気中の塩素濃度を低くでき塩素臭の低減がはかれ、作業環境の悪化を防ぐことができる。
殺菌部20での殺菌が終了すると、殺菌部20の殺菌浸漬槽21からすすぎ部30のすすぎ浸漬槽31に物品が移動され、すすぎ浸漬槽31内の飲用可能な液体に浸漬される。すると、液体によって物品表面が洗い流され、物品の表面に付着していた酸性電解水を除去することができるので、物品が食品の場合であっても、本装置による洗浄殺菌が終了した物品は食品衛生法の食品添加物の使用基準を満たした状態とすることができるのである。
なお、洗浄浸漬槽11から殺菌浸漬槽21への物品の移動、殺菌浸漬槽21からすすぎ浸漬槽31への物品の移動は、人の手によって行ってもよいし、特別な移動手段を設けて、その移動手段によって移動させてもよく、とくに限定されない。
さらになお、洗浄する物品が液体に浮かぶものである場合には、物品において液体中に浸漬されていない部分は十分に洗浄や殺菌、すすぎができない。そこで、各浸漬槽に物品が浮き上がることを防止する部材、言い換えれば、物品を液面以下に保持しておくための部材を設けておけば、洗浄不足や殺菌不足、すすぎ不足が生じることを防ぐことができる。例えば、各浸漬槽に、金網などのように、液体は通過できるが物品が通過できない貫通孔や空間等を有する蓋を開閉可能に設けておき、蓋を閉じたときに、蓋全体が液面以下に位置するように配設しておけばよい。すると、蓋を閉じれば、物品は必ず液面以下に配置され、物品全体を液体中に浸漬させることができるし、蓋を開ければ、各浸漬槽への物品の投入や取出しを行えるので、好適である。
つぎに、野菜を洗浄殺菌した場合において、殺菌前の洗浄方法の相違によって、野菜表面に残留する細菌(一般細菌および大腸菌群)の数がどの様に変化するかを比較した。
細菌数は、試験前と、洗浄後、殺菌後にそれぞれ測定した。
試験は、1/4切りキャベツ:2kgを純水で満水にした洗浄槽(約10リットル)に投入し、純水を1L/分でオーバーフローさせながら5分間洗浄とした後、水切りを行った1/4切りキャベツ:1kgが入ったプラスチックのカゴを殺菌水槽に入れ、キャベツが浮かばないように上部に時計皿を置き、強酸性電解水(次亜塩素酸)(約6リットル)を循環流量:2.5L/分にて殺菌を3分行った。
洗浄には純水を使用し、殺菌には次亜塩素酸(約14mg/L)を含んだ強酸性電解水を使用した。そして、各工程終了後においてキャベツに付着している細菌数の変化を調べた。なお、キャベツに付着している細菌数は、食品衛生検査指針(微生物編)に基づいて測定した。
洗浄方法は、1)純水に浸けるだけ(浸漬のみ)、2)超微細気泡を用いた洗浄(本発明の方法)、3)バブリングでの洗浄の3種類で比較した。なお、バブリングは、ステンレス製の配管からなる気泡発生部を洗浄槽の底部に設置し、コンプレッサーから供給される空気をステンレス製の配管に設けられている穴から吹き出すことにより行った。また、キャベツは、気泡が直接当るように、気泡発生部の上に設置するようにした。
各洗浄条件での洗浄時における洗浄槽の外観は以下のようであった(図3)。
(1)純水に浸けるだけ(浸漬のみ)の場合、純水を5分間供給しただけなので水面は供給水による揺れがあるだけで、ほとんど切り屑も上昇してこなかった(図3(A))。
(2)超微細気泡を用いた洗浄の場合、洗浄水は白濁し、切り屑などが上昇してきた(図3(B))。
(3)バブリングでの洗浄の場合、洗浄水には透明で大きな気泡が発生し、水面が大きく波立った。切り屑などとともにキャベツの一番外の皮が剥がれて上昇しているのも見えた(図3(C))。
各洗浄条件における一般細菌数の変化、大腸菌群数の変化を確認した。
図4に示すように、浸漬のみ、超微細気泡洗浄、バブリング洗浄の3つを比較すると、一般細菌数では純水で洗浄を行った後の菌数では、洗浄方法による差はほとんど見られなかった。しかし、強酸性電解水での殺菌後の菌数は、超微細気泡洗浄を行っていたサンプルでは浸漬のみやバブリング洗浄に比べて一般細菌数が大きく減少し、浸漬のみやバブリング洗浄の場合の半分以下に低減している。この結果から、一般細菌数の低減には、超微細気泡洗浄を行った後、殺菌を行う方法が最も効果が高いことが確認できる。
また、大腸菌群数では浸漬のみでは洗浄後の菌数はほとんど低下していないが、超微細気泡洗浄とバブリング洗浄では同じくらい減少した。大腸菌群数においては洗浄方法が異なっても、強酸性電解水にて殺菌を行えば定量下限近くまでは低減できているが、微細気泡洗浄後のみ定量下限以下まで減少していることから、一般細菌数の結果と同様、超微細気泡洗浄を行った後、細菌を行う方法が最も効果が高いと言える。なお、定量下限とは 、ある分析方法によって分析種の定量が可能な最小量又は最小濃度である。言いかえると、分析を行って検出できた成分について定量が行える最低のラインであり、定量下限以下ではあるなしの検出はできるが、定量は定かでなく、かつ定量下限としている濃度より低い値となる。
つぎに、野菜を殺菌する場合において、殺菌前洗浄有無による野菜表面に残留する細菌(一般細菌および大腸菌群)の数がどの様に変化するかを比較した。
細菌数は、洗浄を行うものについては、試験前と、洗浄後、殺菌後にそれぞれ測定し、洗浄を行わないものについては、試験前と、殺菌後にそれぞれ測定した。
試験は、実施例1と同一の条件で行ったが、洗浄を行うものについては超微細気泡を用いた洗浄行い、洗浄を行わないものについては洗浄だけを行わなかった。
図5に示すように、洗浄を行わなかった場合、大腸菌群数は定量下限近くまでは低減できているものの、定量下限以下に減少させることはできていない。これに対し、洗浄後殺菌した場合には、大腸菌群数が定量下限以下まで減少している。
また、一般細菌数では、洗浄を行わなかった場合における細菌数の減少は少なく、洗浄前に比べて約1/20以下にしか低減できていない。これに対し、洗浄後殺菌した場合には、洗浄前に比べて約1/1000に低減している。
以上の結果から、洗浄後殺菌することによって、一般細菌および大腸菌群数を最も効果的に除去できることが確認できる。
微細気泡による洗浄に、洗浄に使用する液体が与える影響を調べた。
試験は、水道水、強アルカリ電解水、0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液(NaOH)を洗浄水として使用し、これらの洗浄水に微細気泡を供給しながらナスを洗浄し、洗浄後のナスに残留している農薬の量を測定した。洗浄後の残留農薬の量は、食品衛生法の食品成分規格に示された公示試験法に基づいて測定した。合わせて、洗浄開始から5分後、ナスの表面に付着している一般細菌および大腸菌群数も測定した。ナスに付着している細菌数は、食品衛生検査指針(微生物編)に基づいて測定した。
洗浄は、洗浄槽(約100リットル)に各溶液を入れ、オーバーフローのない状態でナスを5分間微細気泡洗浄した。
なお、通常、売られている野菜から農薬はほとんど検出されないか、検出されても残留農薬基準以下の濃度であることがほとんどであるため、試験では強制的に農薬を塗布し、洗浄前に残留農薬基準以上もしくは基準付近の濃度になるようにしたものを使用した。具体的には、農薬として使用されているクロロタロニル(TPN)とジクロルボス(DDVP)を選び、これらを混合した溶液に浸漬し、取り出した後、1晩乾燥させたナスを使用して試験を行った。
図6は洗浄に使用する液体を代えてナスを微細気泡洗浄した場合において、農薬の減少状況を比較した図である。図6に示すように、水道水や強アルカリ性電解水、水酸化ナトリウム溶液にて微細気泡洗浄を行うと、農薬は洗浄前の60%程度まで低下させることができているのに対し、強酸性電解水で洗浄した場合には、ほとんど除去できていない。つまり、殺菌に使用される強酸性電解水を洗浄水として使用した場合、微細気泡を使用したとしても、十分な農薬除去効果が得られないことが確認できる。
図7に示すように、洗浄後の野菜に付着している大腸菌群数は、強酸性電解水およびNaOHでは大きく減少しており、定量下限以下に減少できる。
しかし、一般細菌では、強酸性電解水により洗浄した場合には、洗浄前に比べてその細菌数の減少は少なく、一般細菌数は洗浄前に比べて1/10程度にしか減少ない。実施例2の結果と単純比較はできないが、強酸性電解水を洗浄水として微細気泡を供給しながら野菜の洗浄殺菌を行った場合には、殺菌効果は、洗浄せずに強酸性電解水により殺菌する場合と同程度または僅かに向上しているに過ぎない。つまり、洗浄と殺菌を同時に行った場合には、十分な殺菌効果が得られないことが確認できる。
これらのことより、洗浄殺菌を同一工程で行うより、洗浄と殺菌の工程を分けた方が十分な殺菌効果が得られると思われる。
本発明の洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法には、野菜等の食品の洗浄殺菌や、果物等の洗浄殺菌に適している。
本実施形態の洗浄殺菌装置1の概略説明図である。 (A)浸漬槽内に微細気泡を発生させたときにおける状態を示した図であり、浸漬槽内にバブリングによる気泡を発生させたときにおける状態を示した図である。 カットキャベツを洗浄している状態の図であって、(A)は浸漬による洗浄であり、(B)は微細気泡による洗浄であり、(C)はバブリングにより発生させた気体による洗浄である。 カットキャベツを洗浄後酸性電解水によって殺菌したときにおいて、カットキャベツに付着している細菌の減少状態を調べた結果を示した図である。 カットキャベツを洗浄せずに酸性電解水によって殺菌した場合と、洗浄後酸性電解水によって殺菌した場合において、殺菌後カットキャベツに付着している細菌の数の減少状態を比較した図である。 洗浄に使用する液体を代えてナスを微細気泡洗浄した場合において、農薬の減少状況を比較した図である。 洗浄に使用する液体を代えてナスを微細気泡洗浄した場合において、細菌(一般細菌および大腸菌群)の数の減少状態を比較した図である。
符号の説明
1 洗浄殺菌装置
10 洗浄部
11 洗浄浸漬槽
20 殺菌部
21 殺菌浸漬槽
30 すすぎ部
31 すすぎ浸漬槽

Claims (7)

  1. 物品を浸漬させるための液体を収容した複数の浸漬槽を備え、該複数の浸漬槽間を移動させながら物品を洗浄殺菌する洗浄殺菌装置であって、
    前記複数の浸漬槽のうち、収容されている液体に微細気泡が供給されている洗浄浸漬槽を有する洗浄部と、
    前記複数の浸漬槽のうち、酸性電解水を収容し、前記洗浄部の洗浄浸漬槽から物品が供給される殺菌浸漬槽を有する殺菌部とを備えている
    ことを特徴とする洗浄殺菌装置。
  2. 前記複数の浸漬槽のうち、飲用可能な液体を収容し、該殺菌浸漬槽に前記殺菌部から物品が供給されるすすぎ浸漬槽を有するすすぎ部を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の洗浄殺菌装置。
  3. 前記洗浄部において、前記洗浄浸漬槽内に気体溶解水が供給されている
    ことを特徴とする請求項1記載の洗浄殺菌装置。
  4. 複数の浸漬槽に、内部に収容されている液体の水面より下方に配設された、物品の浮き上がりを防止する部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の洗浄殺菌装置。
  5. 物品を液体に浸漬させながら物品を洗浄殺菌する洗浄殺菌方法であって、
    前記物品を、微細気泡が供給されている液体に浸漬する洗浄ステップと、
    洗浄ステップにおいて洗浄された物品を、酸性電解水に浸漬する殺菌ステップとを順に行う
    ことを特徴とする洗浄殺菌方法。
  6. 殺菌ステップの後に、殺菌ステップにおいて殺菌された物品を、飲用可能な液体に浸漬するすすぎステップを行う
    ことを特徴とする請求項5記載の洗浄殺菌方法。
  7. 前記微細気泡が、液体に気体溶解水を供給することにより発生したものである
    ことを特徴とする請求項5記載の洗浄殺菌方法。
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