JP6902772B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記回転部材内にスリップリングが設けられているとともに、前記円筒部が、前記スリップリングを覆うカバー部材に設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明によれば、回転部材内にスリップリングが設けられているとともに、円筒部が、スリップリングを覆うカバー部材に設けられているため、回転手段の構造を一層合理化することができ、従来よりも極めて簡易な構造とすることができる。
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。また、図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。さらに、図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を支持してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する夫々一対のスピーカ14、14が設けられている。加えて、前扉4の左右両側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを内蔵したランプ部材15、15・・が設けられている。
一方、「大当たり状態」が生起することなく、第1特別図柄及び第2特別図柄の合計の確定表示回数が所定回数に達して時短状態が終了すると、右打ちを止めて左打ちを行う上記遊技へと戻る。
ここで、本発明の要部となる電動役物40について、図4〜図8にもとづき詳細に説明する。図4は、スライド体41が上昇位置にある電動役物40を前面側から示した説明図である。図5は、スライド体41が下降位置にあり、且つ、装飾回転体42が回転している電動役物40を前面側から示した説明図である。図6は、分解状態にある電動役物40を前側から示した斜視説明図である。図7は、分解状態にある電動役物40を後側から示した斜視説明図である。図8は、基台ケース46と装飾回転体42との連係部分の断面を示した説明図である。
電動役物40は、上下方向へスライド可能なスライド体41と、スライド体41に設けられ、前後方向を軸として回転する装飾回転体42と、スライド体41をスライドさせる昇降機構43とを備えてなり、前側に開口する合成樹脂製の箱体(図示せず)に設置されている。なお、82は、電動役物40の後側に配置されて、箱体に固定される装飾部材である。
加えて、スライド連係部48は、昇降機構43を構成する案内レール76に案内される上下方向へ長い被案内部62を有しており、当該被案内部62の前面上端部には、ボス63が前方へ突設されていれる。また、被案内部62には、昇降機構43のギア機構部75に噛合するラック部79が設けられている。
以上のような構成を有するパチンコ機1によれば、基台ケース46の前面に、装飾回転体42の回転中心を中心とした円形の開口56が開設されているとともに、開口56縁に沿って、径方向で開口56内側へ突出する複数の摺動突起57、57・・が設けられている一方、装飾回転体42の後カバー67に、回転中心を中心とした円筒状で、且つ、先端が開放された円筒部71が設けられており、円筒部71が、その周面と摺動突起57、57・・とが当接した状態で、開口56を介して基台ケース46内へ進入している。さらに、円筒部71の先端に切り欠き部73が設けられている一方、基台ケース46内に、受光素子と発光素子とが円筒部71の先端を挟むようにフォトセンサ53が設けられており、サブ制御装置は、切り欠き部73がフォトセンサ53の受光素子と発光素子との間に位置するか否かで装飾回転体42の回転姿勢を判別するようになっている。このように、装飾回転体42の回転の安定を図るための構成要素でもある円筒部71を利用して、装飾回転体42の回転姿勢の判別をも行う。したがって、電動役物40の構造が合理化されて、従来よりも簡易な構造とすることができる。
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機全体の構成は勿論、電動役物に係る構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、基台ケースを前ケースと後ケースとから構成しているが、支持バーの表面等を利用することにより、前ケースのみをもって基台ケースとすることも当然可能である。
さらにまた、上記実施形態では、サブ制御装置による制御のもと回転手段が作動するとしているが、メイン制御装置による制御のもとで回転手段が作動してもよく、回転手段の動作制御に係る構成についても適宜変更可能である。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、基台ケース、回転部材、回転手段、制御手段、開口、突起、円筒部、フォトセンサ、スリップリング、カバー部材等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。さらには、前記全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば極めて容易に考えられる事項であるため、あえて明細書等において全パターンを記載しなくても何れのパターンも想定範囲内であることは明らかであることから、本発明に係る権利範囲に含まれることは勿論である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
Claims (2)
- 基台ケースと、前記基台ケースの表面で回転する回転部材とを有する回転手段が設けられており、制御手段による制御のもと、所定のタイミングで前記回転手段が作動して、前記回転部材が回転する遊技機であって、
前記基台ケースの表面に、回転中心を中心とした円形の開口が開設されているとともに、前記開口縁に沿って、径方向で前記開口内側へ突出する複数の突起が設けられている一方、
前記回転部材の前記基台ケースの表面側に、前記回転中心を中心とした円筒状で、且つ、先端が開放された円筒部が設けられており、前記円筒部が、その周面と前記突起とが当接した状態で、前記開口を介して前記基台ケース内へ進入しており、
さらに、前記円筒部の先端に切り欠きが設けられている一方、前記基台ケース内に、受光素子と発光素子とが前記円筒部の先端を挟むようにフォトセンサが設けられており、
前記制御手段は、前記切り欠きが前記フォトセンサの受光素子と発光素子との間に位置するか否かで前記回転部材の回転姿勢を判別することを特徴とする遊技機。 - 前記回転部材内にスリップリングが設けられているとともに、前記円筒部が、前記スリップリングを覆うカバー部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2016255947A JP6902772B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016255947A JP6902772B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 遊技機 |
Publications (2)
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JP2018102864A JP2018102864A (ja) | 2018-07-05 |
JP6902772B2 true JP6902772B2 (ja) | 2021-07-14 |
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ID=62784322
Family Applications (1)
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JP2016255947A Active JP6902772B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 遊技機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6902772B2 (ja) |
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2016
- 2016-12-28 JP JP2016255947A patent/JP6902772B2/ja active Active
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