JP6778425B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、前記操作部の押し込み操作に伴う前記加速度の下方への成分、及び前記操作部の復帰に伴う前記加速度の上方への成分にもとづき、前記遊技操作手段の操作を検出することを特徴とする。
また、制御手段が、加速度センサによって検出された加速度の左右方向成分及び/又は前後方向成分にもとづき、スピーカから不正行為に係る警告音を出力するというように、加速度センサを遊技操作手段の操作検出以外にも利用している。
さらに、請求項2に記載の発明によれば、制御手段は、操作部の押し込み操作に伴う加速度の下方への成分、及び操作部の復帰に伴う加速度の上方への成分にもとづき、遊技操作手段の操作を検出するようになっている。すなわち、操作部を叩くように操作したか、ゆっくりと押し込み操作したか等、操作部の操作態様に応じて押し込み操作時の加速度は異なるものの、操作部が復帰する際の加速度は安定した値をとる。したがって、そのような操作部の復帰時の加速度をもとに遊技操作手段の操作を検出することで、一層確実な検出が可能となる。また、たとえば操作部が押し込まれた状態のまま復帰しないような状況になったとしても、操作部を叩く等して加速度センサにより加速度を検出させることで、遊技操作手段が操作されたと検出させることができるため、支障をきたすことなく遊技を継続することができる。
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。また、図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。さらに、図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を支持してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
さらに、前扉4の上部及び下部には、効果音や各種メッセージ等を報音する夫々一対のスピーカ14、14・・が設けられている。加えて、前扉4の上部や左右両側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを内蔵したランプ部材15、15・・が設けられている。
加えて、遊技停止状態(たとえば図柄が確定表示された状態)のまま所定の待機時間が経過したことをもって移行したデモ状態(所定のタイミング)において、遊技ボタン25が操作されると、この操作が有効と検出され、背景画面が切り替えられる等といった第2の特定演出が実行される。
ここで、本発明の要部となる遊技ボタン25の操作検出について、図4〜図7、及び図9をもとに説明する。
図4は、前扉4における回路基板46の位置を示した斜視説明図である。図5は、前扉4からボタンユニット40を取り外した状態を示した斜視説明図である。図6は、フレーム体50の前面側を示した説明図である。図7は、図6中のA−A線断面のボタンユニット40近傍を拡大して示した説明図である。図9は、遊技ボタン25を操作した際に加速度センサ45で検出される加速度の値を示した説明図である。
以上のような構成を有するパチンコ機1によれば、加速度センサ45を利用して遊技ボタン25の操作を検出するため、遊技ボタン25の操作を検出する検出機構、すなわち加速度センサ45が搭載された回路基板46を、ボタンユニット40の本体ケース41外であって、遊技ボタン25が接触しない位置に設置することができる。したがって、遊技ボタン25の操作に伴い、遊技ボタン25の動作機構等と加速度センサ45とが接触するおそれがないため、従来よりも耐久性のある構造とすることができる。
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機全体の構成は勿論、遊技ボタンの操作検出に係る制御等に係る構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、遊技操作手段、操作検出手段、遊技手段、操作部、ケース部等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。例えば、「遊技操作手段」や「操作検出手段」、「遊技手段」は、ハード単体でも、ソフトを含んだものであっても構わない。さらには、前記全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば極めて容易に考えられる事項であるため、あえて明細書等において全パターンを記載しなくても何れのパターンも想定範囲内であることは明らかであることから、本発明に係る権利範囲に含まれることは勿論である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
Claims (2)
- 遊技機本体の前面側に、遊技者が操作する遊技操作手段が設けられているとともに、前記遊技操作手段の操作を検出する操作検出手段と、前記操作検出手段による前記遊技操作手段の操作の検出をうけて作動する遊技手段と、スピーカとが設けられている一方、前記遊技機本体の後面側に、前記操作検出手段が電気的に接続されているとともに前記遊技手段及び前記スピーカの動作を制御する制御手段が設けられた遊技機であって、
前記遊技操作手段が、下方へ押し込み操作される操作部と、前記操作部を支持するケース部とを有している一方、
前記操作検出手段が、加速度を検出可能で、且つ、検出した加速度を左右方向成分、前後方向成分、及び上下方向成分に分解可能な加速度センサを有しているとともに、前記ケース部外であって、前記操作部が接触しない位置に設置されており、
前記制御手段は、前記操作部が操作された際に前記加速度センサによって検出された加速度の前記上下方向成分にもとづき、前記遊技操作手段の操作を検出する一方、
前記加速度センサによって検出された加速度の前記左右方向成分及び/又は前記前後方向成分にもとづき、前記スピーカから不正行為に係る警告音を出力することを特徴とする遊技機。 - 前記制御手段は、前記操作部の押し込み操作に伴う前記加速度の下方への成分、及び前記操作部の復帰に伴う前記加速度の上方への成分にもとづき、前記遊技操作手段の操作を検出することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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- 2016-08-08 JP JP2016155823A patent/JP6778425B2/ja active Active
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