JP6471305B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記通路部材に、前記遊技球が通過可能な遊技球通路が前後方向へ延設されており、前記遊技球通路の下流端が、前記入賞部材を前記遊技盤に設置した際、前記遊技盤の後面よりも後方まで突出していることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明によれば、通路部材に、遊技球が通過可能な遊技球通路を前後方向へ延設し、遊技球通路の下流端を、入賞部材を遊技盤に設置した際、遊技盤の後面よりも後方まで突出させている。したがって、遊技盤の後面に沿って侵入させてきたシート状の不正具で遊技球通路の下流端を塞ぎ、遊技球通路を通過してきた遊技球を押し戻す等して遊技球検知手段に複数回検知させるといった不正行為を効果的に防止することができる。
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。また、図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。さらに、図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を支持してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する夫々一対のスピーカ14、14が設けられている。加えて、前扉4の左右両側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを内蔵したランプ部材15、15・・が設けられている。
そして、高確率状態が所定回数(たとえば15回)生起すると、その後の大当たり状態の終了をもって高確率状態ではなく通常状態へ移行するため、遊技者は、ハンドル9を回動操作して遊技球の打ち込み強度を弱め、進入口35への遊技球の進入を狙う上記遊技へと戻ることになる。
ここで、本発明の要部となるセンター部材26における遊技球検知センサ41の取り付けに係る構造について、図4〜図9にもとづき詳細に説明する。
図4は、センター部材26を前側から示した説明図である。図5は、センター部材26の前フレーム体31を前側から示した説明図である。図6は、前フレーム体31を後側から示した斜視説明図である。図7は、分解状態にある前フレーム体31を後側から示した斜視説明図である。図8は、センター部材26の始動入賞口19近傍を拡大して示した説明図である。図9は、図8中のA−A線断面を示した説明図である。
まず、遊技球検知センサ41の検知部が始動入賞口19の下方に臨むような姿勢で、遊技球検知センサ41を装飾部材38のセンサ保持部42に保持させる。次に、センサ保持片49を遊技球検知センサ41の後面に当接させるとともに、遊技球通路47、47・・と導球路46及び導球孔42、42とを連通させつつ、装飾部材38の後面に通路部材39をネジ止めする。このとき、ネジとしてワンウェイネジ55、55を使用することにより、装飾部材38と通路部材39とをカシメた状態とする。最後に、カバー部材40を通路部材39へネジ止めすれば、下側通路部34の組み立ては完了となる。
以上のような構成を有するパチンコ機1によれば、センサ保持部42に保持される遊技球検知センサ41を、通路部材39の装飾部材38へのネジ止めによって、装飾部材38と通路部材39とで前後から覆った状態でセンサ保持部42に保持させている。また、通路部材39の装飾部材38へのネジ止めに係り、ワンウェイネジ55、55を使用している。したがって、遊技球検知センサ41への干渉が非常に困難であり、遊技球検知センサを不法な検知センサと交換する等といった不正行為を効果的に防止することができる。
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機全体の構成は勿論、遊技球検知手段の取り付けに係る構成等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
また、入賞部材の形状や構造等に応じて通路部材の形状や構造も適宜変更可能であり、少なくとも入賞口から延びる遊技球通路さえ備えていればよいし、弁部材やカバー部材の有無等についても適宜設計変更可能である。
さらにまた、上記実施形態では、装飾部材側に保持部としてセンサ保持部を、通路部材側にも保持部としてセンサ保持片を夫々設けているが、保持部は、装飾部材と通路部材との少なくとも何れか一方に設けられていればよく、たとえば通路部材に凹状の保持部を設けることも可能である。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、遊技盤、遊技領域、入賞口、入賞部材、装飾部材、通路部材、遊技球検知手段、保持部、ワンウェイネジ等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。さらには、前記全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば極めて容易に考えられる事項であるため、あえて明細書等において全パターンを記載しなくても何れのパターンも想定範囲内であることは明らかであることから、本発明に係る権利範囲に含まれることは勿論である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
Claims (2)
- 遊技盤の前面に遊技球が流下する遊技領域が設けられているとともに、前記遊技盤に、遊技球が入賞可能な入賞口を備えた入賞部材が設置されてなる遊技機であって、
前記入賞部材が、前記遊技領域内に露出する装飾部を有する装飾部材と、前記装飾部材の後面に組み付けられ、前記入賞口へ入賞した遊技球を前記遊技盤の後側へ導く通路部材とを有するとともに、前記装飾部材と前記通路部材との少なくとも何れか一方に、前記入賞口へ入賞した遊技球を検知するための遊技球検知手段を保持する保持部が設けられており、
前記装飾部材と前記通路部材とを一体化すると、前記遊技球検知手段が、前記通路部材により後側から覆われた状態で前記保持部に保持されるとともに、前記装飾部材と前記通路部材とが、ワンウェイネジにより一体化されていることを特徴とする遊技機。 - 前記通路部材に、前記遊技球が通過可能な遊技球通路が前後方向へ延設されており、
前記遊技球通路の下流端が、前記入賞部材を前記遊技盤に設置した際、前記遊技盤の後面よりも後方まで突出していることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2015055176A JP6471305B2 (ja) | 2015-03-18 | 2015-03-18 | 遊技機 |
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