JP6354045B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
なお、請求項1における「左右方向」とは上面視で僅かに前後へ傾斜するような方向も含むし、上面視で僅かに前後へ湾曲するような場合も含む。同様に「前後方向」についても、上面視で僅かに左右へ傾斜するような方向も含むし、上面視で僅かに左右へ湾曲するような場合も含む。
さらに、第2流路部を第1流路部と第3流路部との少なくとも何れか一方に対して着脱可能に取り付けているため、たとえ第2流路部に変形が生じたとしても、第2流路部のみを交換することで容易に対応することができる。
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。また、図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。さらに、図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を支持してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
さらに、前扉4の上部及び下部には、効果音や各種メッセージ等を報音する夫々一対のスピーカ14、14が設けられている。加えて、前扉4の上部や左右両側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを内蔵したランプ部材15、15・・が設けられている。
ここで、本発明の要部となる整流路40の変形防止構造について、図4〜図10にもとづき詳細に説明する。
図4は、前扉4を後面側から示した説明図である。図5は、図4中のA−A線断面を示した説明図である。図6は、フレーム部材31の前面に、供給皿ユニット32が取り付けられた状態を示した斜視説明図である。図7は、フレーム部材31の前面に、供給皿ユニット32が取り付けられた状態を上方から示した説明図である。図8は、供給皿ユニット32を示した斜視説明図である。図9は、供給皿7を示した斜視説明図である。図10は、変更流路部材51を示した斜視説明図である。
以上のような構成を有するパチンコ機1では、遊技球の流下方向をフレーム部材31の前面に沿った左右方向から、フレーム部材31の前後方向へと変更する流下方向変更部を有する第2整流路52を備えた変更流路部材51を、第2整流路52よりも上流側となる第1整流路44を備えた供給皿7よりも強度の高い合成樹脂により成形している。したがって、整流路41の流下方向変更部が変形しにくく、ひいては当該変形に起因した球詰まりも発生しにくいパチンコ機1とすることができる。また、整流路41全体を強度の高い合成樹脂で成形するわけではないため、製造コストの向上も抑制することができる。
さらに、流下方向変更部における整流路の前面の形状を曲面Rとしているため、遊技球をスムーズに流下させることができるし、整流路41の流下方向変更部における変形をより確実に防止することができる。
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機全体の構成は勿論、整流路の構造に係る構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
また、供給皿から発射装置までの遊技球の流下態様(つまり、整流路の配設態様)をどのようにするかについても適宜変更可能であり、フレーム機構の前面側で左側へ下降傾斜するような整流路を設けてもよいし、フレーム機構の前面側において左右方向で下降傾斜させる整流路を設けるにあたり、上面視で前後に傾くような整流路としたり、上面視で前後に湾曲するような整流路としても何ら問題はない。
さらにまた、第2の合成樹脂は、耐衝撃性及び耐摩耗性に優れた合成樹脂であるなら上記実施形態のPOMに限定されることはないし、第1の合成樹脂も、耐衝撃性に優れた合成樹脂であるなら上記実施形態のABS樹脂に限定されることはない。
またさらに、上記実施形態では、前扉のフレーム機構を、略四角形枠状に一体成形された合成樹脂製のフレーム部材としているが、複数の部材を組み付けたり、一部金属製の部材を組み付けたりしてフレーム機構を構成することは当然可能である。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、遊技球払出手段、受け皿部、供給機構、発射手段、整流路、第1流路部〜第3流路部等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。さらには、全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば容易に考えられる事項である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
Claims (1)
- 遊技機本体を支持する機枠の前面側に、前扉が片開き可能に備えられており、
前記前扉の前面側に、払出手段により払い出された遊技球を貯留可能な受け皿部を有する供給機構が設けられている一方、前記前扉の後面側に、遊技球を発射するための発射手段が設けられており、さらに、前記供給機構から前記発射手段にわたり、前記受け皿部内の遊技球を前記発射手段へ供給するための合成樹脂製の整流路が設けられた遊技機であって、
前記整流路に、左右方向へ遊技球を流下させる第1流路部と、前後方向へ遊技球を流下させる第3流路部と、前記第1流路部と前記第3流路部とを繋ぐ流路部であり、遊技球の流下方向を左右方向と前後方向とで変更させる流下方向変更部を有する第2流路部とが設けられているとともに、
前記第2流路部が、前記第1流路部と前記第3流路部との少なくとも何れか一方よりも強度の高い合成樹脂で、且つ、前記第1流路部及び前記第3流路部とは別体として成形されており、前記第1流路部と前記第3流路部との少なくとも何れか一方に対して着脱可能に取り付けられていることを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2013265805A JP6354045B2 (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013265805A JP6354045B2 (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015119857A JP2015119857A (ja) | 2015-07-02 |
JP6354045B2 true JP6354045B2 (ja) | 2018-07-11 |
Family
ID=53532126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013265805A Expired - Fee Related JP6354045B2 (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6354045B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002239175A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-27 | Adachi Light Co Ltd | パチンコ機の球受皿 |
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2013
- 2013-12-24 JP JP2013265805A patent/JP6354045B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2015119857A (ja) | 2015-07-02 |
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