JP2021037159A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球が貯留手段から回収路内を逆流して発射通路まで到達してしまうような事態を防止することができる遊技機を提供する。【解決手段】回収路36の一部であって上下方向へ延びる逆流防止通路部36d内に、逆流防止通路部36dの後面から前側へ突出するリブ39と、逆流防止通路部36dの後面におけるリブ39よりも上方で、且つ、第3通路部36cの下流端よりは下方となる箇所からリブ39先端にかけて延びる誘導面40とを有する逆流防止部38を設けた。【選択図】図9

Description

本発明は、たとえばパチンコ機等といった遊技機に関するものである。
従来、遊技機の一例であるパチンコ機では、遊技領域側へ打ち出されたものの遊技領域に到達しなかった遊技球、すなわち発射通路内を逆流してきた遊技球を、遊技機本体の前面側に設けられた貯留手段(たとえば供給皿や貯留皿)へ返却するように構成されている。すなわち、発射通路に遊技球が進入可能な回収口を開設するとともに、回収口から貯留手段にかけて遊技球が流下可能な回収路を設ける等している。
特開2012−170615号公報
しかしながら、上述したように発射通路と貯留手段とが回収路等を介して連通していると、所謂大当たり状態が生起した等の理由により貯留手段が満杯になった際、遊技球が回収路内へ溢れ出すことがある。そして、そのように回収路内へ溢れ出すと、最終的には発射通路内にまで到達して球詰まりの原因になるというおそれがある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、遊技球が貯留手段から回収路内を逆流して発射通路まで到達してしまうような事態を防止することができる遊技機を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、遊技盤の前面に遊技球が流下可能な遊技領域が設けられているとともに、前記遊技領域の前方が前扉により覆われている一方、前記前扉の前面側に遊技球を貯留する貯留手段が、前記前扉の後面側に遊技球を前記遊技領域へ向けて発射するための発射手段が夫々設けられた遊技機であって、前記発射手段から発射された遊技球を前記遊技領域へ導く発射通路に回収口が設けられているとともに、前記回収口から前記貯留手段にかけて、前記遊技領域まで到達せずに前記回収口へ進入した遊技球を前記貯留手段へ回収するための回収路が設けられており、さらに、前記回収路に、前記回収路内へ突出するリブと、前記回収路における前記リブよりも上流側で、且つ、前記リブが突出する面と同一の面から前記リブの先端にかけて延びており、前記回収路内を流下してきた遊技球を、前記リブを超えて下流側へ誘導するための誘導面とを有する逆流防止部が設けられており、前記逆流防止部によって、遊技球の前記逆流防止部を超えての上流側への逆流を防止可能としたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記前扉における前記貯留手段内となる箇所に、前記前扉を前後方向で貫通する返却口が開設され、前記貯留手段から前記返却口を介して前記前扉の後側へ延びる返却路が設けられている一方、前記回収路の下流端に上下方向へ延びる逆流防止通路部が設けられ、前記逆流防止通路部の下端が前記返却路に連通しており、前記逆流防止部が前記逆流防止通路部内に設けられ、前記リブが前記逆流防止通路部の後面から前側へ突出しているとともに、前記誘導面が下方へ凹んだ湾曲面とされていることを特徴とする。
本発明によれば、遊技領域まで到達せずに回収口へ進入した遊技球を貯留手段へ回収するための回収路に、回収路内へ突出するリブと、回収路におけるリブよりも上流側で、且つ、リブが突出する面と同一の面からリブの先端にかけて延びており、回収路内を流下してきた遊技球を、リブを超えて下流側へ誘導するための誘導面とを有する逆流防止部が設けられている。そして、該逆流防止部によって、遊技球の逆流防止部を超えての上流側への逆流を防止可能としている。したがって、貯留手段から溢れ出す等した遊技球が回収路内を逆流し、最終的には発射通路内にまで到達してしまうというような事態を効果的に防止することができる。
また、特に請求項2に記載の発明によれば、前扉における貯留手段内となる箇所に、前扉を前後方向で貫通する返却口が開設され、貯留手段から返却口を介して前扉の後側へ延びる返却路が設けられている一方、回収路の下流端に上下方向へ延びる逆流防止通路部が設けられ、逆流防止通路部の下端が返却路に連通しており、逆流防止部が逆流防止通路部内に設けられ、リブが逆流防止通路部の後面から前側へ突出しているとともに、誘導面が下方へ凹んだ湾曲面とされている。したがって、貯留手段から溢れ出す等した遊技球が回収路内を逆流して発射通路内にまで到達してしまうという事態を一層確実に防止することができる上、回収路を流下してきた遊技球が逆流防止通路部内に滞留することもなく、回収路内での球詰まりの発生を効果的に防止することができる。
パチンコ機を前面側から示した説明図である。 遊技盤を前面側から示した説明図である。 パチンコ機を後面側から示した説明図である。 供給皿が取り付けられた状態にある遊技球の発射機構及び返却機構を前方から示した説明図である。 供給皿が取り外された状態にある遊技球の発射機構及び返却機構を前方から示した説明図である。 図4中のA−A線断面を示した説明図である。 図4中のB−B線断面を示した説明図である。 図4中のC−C線断面を示した説明図である。 図8中の要部を拡大して示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態となるパチンコ機について、図面にもとづき詳細に説明する。
(パチンコ機の全体的な説明)
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。また、図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。さらに、図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を支持してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
当該遊技領域16は、遊技盤2の前面に円弧状に配設された外レール23及び内レール24等によって囲まれており、遊技領域16に左部における両レール23、24間が遊技球を遊技領域16内へ打ち込むための発射通路13とされている。また、遊技領域16の略中央には、「0」〜「9」の数字からなる装飾図柄やキャラクター等を表示するための演出用表示部6が設けられている。さらに、演出用表示部6を囲むように電動役物等を備えたセンター部材26が設置されており、センター部材26の下方に、遊技球が入賞可能な始動入賞口19と、開閉可能な扉部材を有する大入賞装置17とが設けられている。加えて、センター部材26の左方には、遊技球が流下可能な左打ち用スペースSLが形成されており、左打ち用スペースSLを流下させることで、始動入賞口19への入賞を狙うことができるようになっている。
一方、センター部材26の右方には、遊技球が流下可能な右打ち用スペースSRが形成されている。該右打ち用スペースSRには、入賞口(図示せず)と、入賞口を開閉する可動体(図示せず)と、遊技球の通過が可動体の開動作の契機となる通過口とを有しており、可動体が開状態にあると遊技球が入賞口へ入賞可能となる可動入賞装置20が設置されている。そして、遊技球を左打ち用スペースSLではなく右打ち用スペースSRを流下させることで、可動入賞装置20への入賞を狙うことができるようになっている。なお、左打ち用スペースSLや右打ち用スペースSRには、多数の遊技釘(図示せず)が植設されている。また、大入賞装置17については、左打ち用スペースSLと右打ち用スペースSRとの何れを流下させたとしても効率良く入賞し得るようになっている。さらに、遊技領域16外となる遊技盤2の右下部には、特別図柄を表示するための特別図柄表示部83が設けられている。
また、機枠3の前面側であって上記遊技盤2の下方には、発射装置10(図4に示す)へ供給する遊技球を貯留するための供給皿7、及び供給皿7から溢れた遊技球を貯留するための貯留皿8が取り付けられており、供給皿7及び貯留皿8は、前扉4の開放に伴い共に機枠3に対して片開き可能となっている。さらに、貯留皿8の右側には、発射装置10を作動させ、遊技球の遊技領域16への打ち込み強度を調整するためのハンドル9が回動操作可能に設置されている。加えて、供給皿7の前方には、遊技者が任意に押し込み操作可能な遊技ボタン25が設けられている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する一対のスピーカ14、14が設けられている。加えて、前扉4の上部や左右両側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のランプ部材15、15・・が設けられている。
一方、機枠3の後面側には、供給皿7へ貸球や賞品球として払い出される遊技球を貯留するための貯留タンク11、当該貯留タンク11と連結された払出装置12、払出装置12における払い出し動作を制御する払出制御装置28、及び各制御基板や装置・部材に電源電圧を供給するための電源装置29等が設置されている。また、21は、合成樹脂製のカバー状に形成されたセンターカバーであって、当該センターカバー21の内部には、遊技に係る主たる制御(たとえば、所謂大当たり抽選等)を実行するためのメイン制御装置(図示せず)、演出用表示部6における表示動作等を制御する表示制御装置(図示せず)、ランプ部材15の点灯/点滅動作等を制御する発光制御装置(図示せず)、スピーカ14からの報音動作を制御する音制御装置(図示せず)、及び表示制御装置や音制御装置等の動作を統合的に制御するサブ制御装置(図示せず)等が設置されている。
以上のようなパチンコ機1では、遊技者はハンドル9を回動操作して発射装置10を作動させ、発射通路13を介して遊技球を遊技領域16内へ打ち込み、まずは左打ち用スペースSLへ流下させて(所謂左打ちを行って)、始動入賞口19への遊技球の入賞を狙う。そして、始動入賞口19への遊技球の入賞検知に起因して実行される所謂大当たり抽選の結果が「大当たり」になると、特別図柄表示部83及び演出用表示部6に夫々所定の「大当たり図柄」が確定表示される(たとえば、演出用表示部6に「7、7、7」と確定表示される)。また、「大当たり図柄」が確定表示されると、大入賞装置17を所定回数にわたって断続的に開成させるといった所謂「大当たり状態」が生起する。そこで、遊技者は左打ちを継続し、断続的に開成する大入賞装置17への遊技球の入賞を狙う。
また、大当たり状態が終了すると、特別図柄の確定表示回数が所定回数に達するまで、可動入賞装置20が頻繁に開動作して遊技球の入賞を可能とする所謂時短状態が生起する。そこで、遊技者は、遊技球を右打ち用スペースSRへ打ち込んで流下させる所謂右打ちを行い、可動入賞装置20への遊技球の入賞を狙う。そして、可動入賞装置20へ遊技球が入賞すると、上記始動入賞口19へ遊技球が入賞した場合と同じく大当たり抽選が実行され、該大当たり抽選の結果が「大当たり」になると、特別図柄表示部83及び演出用表示部6に夫々所定の「大当たり図柄」が確定表示される。また、「大当たり図柄」の確定表示後は、上記同様に大入賞装置17が所定回数にわたって断続的に開成する「大当たり状態」が生起するため、遊技者は右打ちを継続し、断続的に開成する大入賞装置17への遊技球の入賞を狙う。一方、「大当たり状態」が生起することなく、特別図柄の確定表示回数が所定回数に達して時短状態が終了すると、右打ちを止めて左打ちを行う上記遊技へと戻る。
(逆流防止機構についての説明)
ここで、本発明の要部となる逆流防止機構について、図4〜図9にもとづき詳細に説明する。
図4は、供給皿7が取り付けられた状態にある遊技球の発射機構及び返却機構を前方から示した説明図である。図5は、供給皿7が取り外された状態にある遊技球の発射機構及び返却機構を前方から示した説明図である。図6は、図4中のA−A線断面を示した説明図である。図7は、図4中のB−B線断面を示した説明図である。図8は、図4中のC−C線断面を示した説明図である。図9は、図8中の要部を拡大して示した説明図である。
前扉4の後側には、遊技球を遊技領域16へ打ち出すための発射装置10が設けられているとともに、外レール23と内レール24との間に形成されている発射通路13が、発射装置10の近傍まで延設されている。発射通路13における発射装置10の近傍となる箇所は、コ字状に折り曲げられた金属製の通路部材31からなり、通路部材31の上流端が遊技球の発射位置となる。また、通路部材31よりも下流側には、通路部材31の底側の下流端から外レール23側へ向かって延びる外壁32と、通路部材31の天井側の下流端から内レール24側へ向かって延びる内壁33とが設けられており、両壁32、33間の空間が発射通路13となっている。
さらに、外壁32の下流端と外レール23の上流端との間に、遊技球が通過可能な隙間が設けられており、当該隙間が、遊技領域16まで到達しなかった遊技球を返却するための回収口34となっている。なお、外壁32の下流端には、回収口34内へ突出する誘導部材35が取り付けられている。誘導部材35は、正面視三角形状の合成樹脂製部材であって、右側の傾斜面は外壁32の傾斜方向に沿って延びて、発射通路13を構成する壁面となる一方、左側の傾斜面は下方へ凹むように湾曲しており、回収口34から延びる後述する回収路36へ遊技球を導く案内面となる。
また、回収口34から供給皿7にかけて、回収口34へ進入した遊技球を供給皿7へ返却するための回収路36が設けられている。該回収路36は、回収口34から(具体的には誘導部材35の誘導面の左端部から)左側へ向かって下降傾斜する第1通路部36aと、第1通路部36aの後側を右側へ向かって下降傾斜する第3通路部36cと、第1通路部36aの下流端と第3通路部36cの上流端とを連通させる第2通路部36bと、第3通路部36cの下流端から下方へ延びる逆流防止通路部36dとを備えている。また、供給皿7の内部となる箇所において前扉4を前後方向へ貫通するように返却口37が開設されているとともに、供給皿7の内部から該返却口37を介して前扉4の後側まで返却路41が延びており、該返却路41と逆流防止通路部36dの下端とが連通している。そして、逆流防止通路部36d内に、供給皿7内にある遊技球が返却口37を介して回収路36を逆流することを防止するための逆流防止部38が設けられている。なお、逆流防止通路部36dの左右幅は、遊技球1個の直径と略同程度となっている一方、逆流防止通路部36dの上下長さは、遊技球1個の直径よりも長くなっている。
逆流防止部38は、逆流防止通路部36dの後面から前側(回収路36内側)へ突出するリブ39と、逆流防止通路部36dの後面(リブが突出する面と同一の面)におけるリブ39よりも上方(上流側)で、且つ、第3通路部36cの下流端よりは下方となる箇所からリブ39先端にかけて延びる誘導面40とを有してなる。リブ39は、逆流防止通路部36dの底(返却路41の底面とも言える)から遊技球の半径程度(約5.0mm)だけ上方へ離れた位置に設けられている。また、誘導面40の表面は、誘導部材35の案内面と同様、下方へ凹む湾曲面として形成されており、第3通路部36cから逆流防止通路部36dに進入し、該逆流防止通路部36dを下方へ流下してきた遊技球を前方、すなわち返却口37側(下流側)へスムーズに誘導するようになっている。なお、逆流防止部38の左右幅(リブ39及び誘導面40の左右幅)は、逆流防止通路部36dの左右幅と同程度(遊技球1個の直径と略同じ)とされている。
そして、上記逆流防止部38は、図9に示すように供給皿7側から返却口37を介して返却路41内を逆流してきた遊技球に干渉し、該遊技球の更なる逆流、すなわち回収路36内への逆流、ひいては発射通路13内への逆流を防止するようになっている。一方、回収路36内を流下してきた遊技球については、誘導面40によって、逆流防止通路部36d内に滞留させることなくスムーズに供給皿7内へ返却するようになっている。
(本実施形態のパチンコ機による効果)
以上のような構成を有するパチンコ機1によれば、回収路36の一部であって上下方向へ延びる逆流防止通路部36d内に、逆流防止通路部36dの後面から前側へ突出するリブ39と、逆流防止通路部36dの後面におけるリブ39よりも上方で、且つ、第3通路部36cの下流端よりは下方となる箇所からリブ39先端にかけて延びる誘導面40とを有する逆流防止部38を設けている。したがって、回収路36内を逆流しようする遊技球に逆流防止部38が干渉するため、遊技球の逆流防止部38を超えての上流側への逆流、ひいては発射通路13内にまで到達してしまうというような事態を効果的に防止することができる。
また、リブ39が、逆流防止通路部36dの底から遊技球の半径程度(約5.0mm)だけ上方へ離れた位置に設けられているとともに、誘導面40の表面が、誘導部材35の案内面と同様、下方へ凹む湾曲面として形成されているため、遊技球の逆流防止部38を超えての上流側への逆流を一層確実に防止することができる上、回収路36内を流下してきた遊技球については、逆流防止通路部36d内に滞留させることなくスムーズに供給皿7内へ返却することができ、回収路36内での球詰まりの発生を効果的に防止することができる。
(本発明の変更例について)
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機全体の構成は勿論、回収路や逆流防止部に係る構成等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
たとえば、上記実施形態では貯留手段が供給皿であり、遊技領域に到達しなかった遊技球を供給皿へ返却するとしているが、貯留手段を貯留皿とし、遊技領域に到達しなかった遊技球を貯留皿へ返却するとしても何ら問題はない。
また、上記実施形態では、前扉の前面側に供給皿と貯留皿とが設けられているが、供給皿のみを設けるように構成する(当然ながら遊技領域に到達しなかった遊技球は供給皿へ返却されることになる)ことも可能である。
さらに、回収路の具体的なルートをどのようにするか、回収口の位置をどのようにするか等は適宜設計変更可能であるし、逆流防止部を回収路内のどこに設けるか等についても適宜設計変更可能である。たとえば、上記実施形態における第3通路部内に、回収路の底面から上方へ突出するリブ等を設けて逆流防止部としてもよいし、第2通路部と第3通路部との間に上下方向へ延びる逆流防止通路部を設け、該逆流防止通路部内に上記実施形態のような逆流防止部を設けるというような構成も考えられる。
さらにまた、上記実施形態では、逆流防止通路部内におけるリブの位置を、逆流防止通路部の底から遊技球の半径程度だけ上方へ離れた位置としているが、それよりも更に上方にリブを設けてもよいし、反対に低い位置にリブを設けてもよい。ただ直径11.0mmの遊技球に対しては、4.0mm以上の高さとなる位置にリブを設けることが望ましい。
またさらに、上記実施形態では、誘導面の表面を回収路外側へと凹む湾曲面としているが、湾曲面ではなく平坦な傾斜面としてもよいし、実施形態とは反対に回収路内側へ膨出するような湾曲面とすることも考えられる。
加えて、上記実施形態では、遊技機の一例であるパチンコ機について説明しているが、本発明は、たとえば封入式パチンコ機等といった他の遊技機に対しても当然適用可能である。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、遊技盤、遊技領域、前扉、貯留手段、発射手段、発射通路、回収口、返却口、回収路、リブ、誘導面、逆流防止部、逆流防止通路部等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。さらには、全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば容易に考えられる事項である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
1・・パチンコ機(遊技機)、2・・遊技盤、4・・前扉、7・・供給皿(貯留手段)、8・・貯留皿、10・・発射装置、13・・発射通路、34・・回収口、36・・回収路、36d・・逆流防止通路部、37・・返却口、38・・逆流防止部、39・・リブ、40・・誘導面、41・・返却路。

Claims (2)

  1. 遊技盤の前面に遊技球が流下可能な遊技領域が設けられているとともに、前記遊技領域の前方が前扉により覆われている一方、
    前記前扉の前面側に遊技球を貯留する貯留手段が、前記前扉の後面側に遊技球を前記遊技領域へ向けて発射するための発射手段が夫々設けられた遊技機であって、
    前記発射手段から発射された遊技球を前記遊技領域へ導く発射通路に回収口が設けられているとともに、前記回収口から前記貯留手段にかけて、前記遊技領域まで到達せずに前記回収口へ進入した遊技球を前記貯留手段へ回収するための回収路が設けられており、
    さらに、前記回収路に、前記回収路内へ突出するリブと、前記回収路における前記リブよりも上流側で、且つ、前記リブが突出する面と同一の面から前記リブの先端にかけて延びており、前記回収路内を流下してきた遊技球を、前記リブを超えて下流側へ誘導するための誘導面とを有する逆流防止部が設けられており、
    前記逆流防止部によって、遊技球の前記逆流防止部を超えての上流側への逆流を防止可能としたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記前扉における前記貯留手段内となる箇所に、前記前扉を前後方向で貫通する返却口が開設され、前記貯留手段から前記返却口を介して前記前扉の後側へ延びる返却路が設けられている一方、
    前記回収路の下流端に上下方向へ延びる逆流防止通路部が設けられ、前記逆流防止通路部の下端が前記返却路に連通しており、
    前記逆流防止部が前記逆流防止通路部内に設けられ、
    前記リブが前記逆流防止通路部の後面から前側へ突出しているとともに、前記誘導面が下方へ凹んだ湾曲面とされていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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