JP6354142B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
また、前扉の蝶着側の側面における下端部に、前扉を開姿勢から閉姿勢へと回動する際に、隙間へ進入していた遊技球が側面側から入り込み可能で、且つ、前扉の前面側へも開口した凹部が設けられているため、たとえ球貸機等が隣設されていたとしても、隙間から排出されようとする遊技球は凹部へ入り込むため、前扉と球貸機との間に挟まったりしない。したがって、前扉と球貸機との間で球噛みがおきてしまうという事態を防止することができる。
さらに、機枠側における閉姿勢にある前扉の蝶着側の後面に対向する面であって、当該対向面における前扉の回動時に前扉の蝶着側の側面の下端部が対向する箇所に、上下長さが遊技球1個の直径以下で、且つ、上端部が前方へ折り曲げられた金属板を有し、その折り曲げ部の先端縁が、左右方向で遊技機の外側へ向かって徐々に前方へせり出す曲線状に形成された案内手段が取り付けられている。したがって、前扉を回動する際、前扉の蝶着側の側面の下端部と機枠側との距離を遊技球1個の直径未満で保ちやすく、球噛みの発生を一層抑制することができるし、極めてスムーズに遊技球を隙間から遊技機外へ排出することができる。
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。また、図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。さらに、図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を嵌め込み設置してなる前扉4が、ミドル枠5に対し、左端縁を軸として片開き可能に上下位置で蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する一対のスピーカ14、14が設けられている。加えて、前扉4の上部及びには、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを内蔵したランプ部材15、15・・が設けられている。
ここで、本発明の要部となる前扉4の蝶着部における球抜き構造について、詳細に説明する。
図4は、前扉4及び遊技盤2が取り外されたパチンコ機1を前方から示した説明図である。図5は、図4中の領域Aを拡大して示した説明図である。図6は、扉蝶着部44部分の水平断面を示した説明図であり、前扉4は取り外された状態にある。図7は、扉蝶着部44部分の水平断面を示した説明図であり、前扉4は閉姿勢にある。図8は、扉蝶着部44部分の水平断面を示した説明図であり、前扉4は開放角度60度(閉姿勢を基準とする)の開姿勢にある。図9は、扉蝶着部44部分の水平断面を示した説明図であり、前扉4は開放角度110度の開姿勢にある。
なお、前扉4を閉方向へ回動させる際、前扉4の左側面の後端縁部4aは、言うまでもなく上記開方向へ回動させる際の移動軌跡を逆方向へたどることになる。
たとえば遊技領域16内で球詰まりが生じる等すると、前扉4を開放させて球詰まりを解消する必要が生じる。そのため前扉4を開放させると、遊技領域16内から遊技球がこぼれ落ち、扉蝶着部44の平坦部46上へ進入しようとすることがある。このとき、たとえば前扉4の左側面の後端縁部4aが案内板49の前方に位置している等、前扉4の開放角度が小さい場合、後端縁部4aがミドル枠5側に近接しているため、遊技球の平坦部46上への進入は阻止される。一方、たとえば前扉4が最大まで開放している等、前扉4の開放角度が大きいと、前扉4と案内板49との隙間55へ、すなわち平坦部46上へ遊技球は進入する。しかしながら、隙間55へ勢いよく飛び込んだ遊技球は、隙間55を通ってそのままパチンコ機1外へ排出される。また、たとえ隙間55内に停留したとしても、前扉4を閉方向へ回動させると、後端縁部4aがミドル枠5側へ遊技球の直径以下の距離となるまで近接しながら回動するため、停留していた遊技球は、前扉4の左側面に押し出される格好で、折り曲げ部49aの先端縁に案内されながら隙間55内を左方(パチンコ機1の外方)へ移動し、最終的にパチンコ機1外へ排出される。
以上のような構成を有するパチンコ機1では、前扉4を所定の開放角度以上まで開放させた際、前扉4の左側面とミドル枠5側との間に、遊技球が通過可能で且つ左側がパチンコ機1外へ開通する隙間55が形成されるようにしている。また、前扉4の所定の開放角度を下回る閉姿勢側での回動において、後端縁部4aとミドル枠5側との前後方向での距離が遊技球1個の直径以下となる距離まで、後端縁部4aがミドル枠5側へ近接するように構成している。したがって、たとえ前扉4とミドル枠5側との隙間55内へ遊技球が進入したとしても、開放している前扉4を閉塞させるだけで(厳密に言えば閉方向への回動により)、前扉4の左側面に押し出される格好で、遊技球は隙間55からパチンコ機1外へ排出されることになる。そのため、扉蝶着部44からの球抜き作業が非常に容易であるし、従来の如く扉蝶着部44に排出孔を開設したりする必要がないため、防犯性が損なわれることもない。
さらに、球すくい部54の底面を外側へ向かって徐々に下降傾斜し、前扉の底面までの厚みが薄肉となるテーパ状に形成しているため、遊技球をスムーズに球すくい部54内へ導くことができ、前扉4と球貸機との間での球噛みを一層確実に防止することができる。
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機全体の構成は勿論、扉蝶着部における球抜き構造に係る構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、前扉の上側とミドル枠の上側とを同じ上蝶着部に蝶着させているが、夫々別の蝶着部に蝶着させたとしても何ら問題はない。加えて、前扉やミドル枠を左右どちらの側縁を軸として片開き可能に取り付けるかについても適宜設計変更可能である。
さらにまた、案内板の有無や大きさ、その前面の形状は勿論、凹部の有無や大きさ、凹部の形状についても、言うまでもなく設計変更可能である。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、前扉、ミドル枠、凹部、案内手段等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。さらには、全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば容易に考えられる事項である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
Claims (1)
- 遊技機本体を支持する機枠に対し、ガラス板を支持する前扉が、その上下位置を蝶着部として片開き可能とされている遊技機であって、
前記前扉の下側の蝶着部において、
前記前扉を閉姿勢から所定角度以上まで開放した開姿勢とした際、前記前扉の後端縁と前記前扉の後方に位置する前記機枠側との間の前後方向での距離が遊技球1個の直径以上となり、前記前扉の後端縁と前記機枠側との間に、遊技球が通過可能で且つ左右方向で遊技機外に開通する隙間が形成されるとともに、
前記前扉の前記所定角度を下回る前記閉姿勢側での回動に際しては、前記前扉の後端縁と前記機枠側との前後方向での距離が遊技球1個の直径未満となるまで、前記前扉の後端縁が前記機枠側へ近接するようになっており、
さらに、前記前扉の蝶着側の側面における下端部に、
前記前扉を前記開姿勢から前記閉姿勢へと回動する際に、前記隙間へ進入していた遊技球が前記側面側から入り込み可能で、且つ、前記前扉の前面側へも開口した凹部が設けられているとともに、
前記機枠側における閉姿勢にある前記前扉の蝶着側の後面に対向する面であって、当該対向面における前記前扉の回動時に前記前扉の蝶着側の側面の下端部が対向する箇所に、
上下長さが遊技球1個の直径以下で、且つ、上端部が前方へ折り曲げられた金属板を有し、その折り曲げ部の先端縁が、左右方向で遊技機の外側へ向かって徐々に前方へせり出す曲線状に形成された案内手段が取り付けられていることを特徴とする遊技機。
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Family Applications (1)
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