JP7043064B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を支持してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する夫々一対のスピーカ14、14が設けられている。加えて、前扉4の左右両側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを内蔵したランプ部材15、15・・が設けられている。
ここで、本発明の要部となる非電動役物40について、図4~図11にもとづき詳細に説明する。
図4及び図5は、閉状態にある非電動役物40を示した斜視説明図であり、図4は前側から、図5は後側から夫々示している。図6及び図7は、開状態にある非電動役物40を示した斜視説明図であり、図6は前側から、図7は後側から夫々示している。図8及び図9は、閉状態にある非電動役物40の開閉機構部を示した斜視説明図であり、図8は前側から、図9は後側から夫々示している。図10及び図11は、開状態にある非電動役物40の開閉機構部を示した斜視説明図であり、図10は前側から、図11は後側から夫々示している。
以上のような構成を有するパチンコ機1によれば、非電動役物40において、羽根部材41、41の開閉動作を規制/許容する保持部材46に、左右外側へ突出する傾動軸49、49を設けるとともに、傾動軸49、49の下側に、両端が左右外側へ突出するガイド軸50を設ける一方、本体ケース42に、傾動軸49を軸支する軸孔59として、上下方向に長い長孔状の軸孔59を設けるとともに、軸孔59の下側に、ガイド軸50の端部が係合可能で、保持部材46の傾動を案内する円弧状で、且つ、前端に下方へ延びるロック部60aを有するガイド孔60を設けている。そして、保持部材46を、起立姿勢にあっては、傾動軸49が軸孔59の下端に、ガイド軸50の端部がロック部60aの下端に夫々位置させた状態とする一方、遊技球の通過に伴う流路部材48の姿勢変更に引っ張られることにより、起立姿勢から傾倒姿勢へ姿勢を変更するに際しては、一旦上方へスライドした後で左右方向を軸として傾動するようにした。すなわち、羽根部材41、41の回動とは独立して保持部材46を一旦上方へスライドさせなければ、羽根部材41、41は開動作しないようになっている。したがって、羽根部材41に針金等の不正部材を引っかける等して開動作させようとしても羽根部材41が開動作することはなく、防犯性の高い遊技機とすることができる。
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機全体の構成は勿論、非電動役物に係る構成等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、センター部材の内部に非電動役物を設けているが、遊技領域内であればセンター部材外に非電動役物を設けても何ら問題はなく、非電動役物の設置位置は適宜設計変更可能である。さらに、上記実施形態のように非電動役物を所謂図柄始動手段として設けるのではなく、大入賞装置等の特別入賞手段として設けることも可能である。さらにまた、複数の非電動役物を設けることも当然可能であるが、複数の非電動役物のうち少なくとも1つの非電動役物について上記ロック部等が設けられていれば本発明に係る権利範囲に含まれていると言える。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、付勢手段、保持突起、羽根手段、保持部、保持手段、本体ケース、非電動役物、傾動軸、ガイド部、軸孔、ガイド孔、ロック部等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。さらには、前記全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば極めて容易に考えられる事項であるため、あえて明細書等において全パターンを記載しなくても何れのパターンも想定範囲内であることは明らかであることから、本発明に係る権利範囲に含まれることは勿論である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
Claims (1)
- 前後方向を軸として回動することにより閉姿勢と開姿勢とで姿勢を変更するとともに、前記開姿勢側へ付勢する付勢手段、及び後方へ突出する保持突起が設けられた左右一対の羽根手段と、
前記羽根手段の後側で左右方向を軸として前後に傾動することにより、保持部が左右の前記保持突起間に位置して前記羽根手段を前記閉姿勢で保持する起立姿勢と、前記保持部が前記保持突起よりも後側に位置して前記羽根手段の前記開姿勢への姿勢変更を許容する傾倒姿勢とに姿勢を変更可能な保持手段と、
前記保持手段の後側に設けられているとともに遊技球が通過する通過部を有し、遊技球の前記通過部の通過に応じて前記保持手段を後側へ引っ張ることにより、前記保持手段の姿勢を前記起立姿勢から前記傾倒姿勢へ変更させる作動手段と、
前記羽根手段、前記保持手段、及び前記作動手段が取り付けられる本体ケースとを有する非電動役物が備えられた遊技機であって、
前記保持手段に、左右外側へ突出する傾動軸が設けられているとともに、前記傾動軸の下側に左右外側へ突出するガイド部が設けられている一方、
前記本体ケースに、前記傾動軸を軸支する軸孔として、上下方向に長い長孔状の軸孔が設けられているとともに、前記軸孔の下側に、前記ガイド部が係合可能で、前記保持手段の傾動を案内する円弧状で、且つ、前端に下方へ延びるロック部を有するガイド孔が設けられており、
前記保持手段は、前記起立姿勢にあると、前記傾動軸が前記軸孔の下端に、前記ガイド部が前記ロック部の下端に夫々位置した状態にある一方、前記起立姿勢から前記傾倒姿勢へと姿勢を変更するに際して、一旦上方へスライドした後で左右方向を軸として傾動することを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2018054905A JP7043064B2 (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018054905A JP7043064B2 (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 遊技機 |
Publications (2)
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JP2019165883A JP2019165883A (ja) | 2019-10-03 |
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Family
ID=68106964
Family Applications (1)
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JP (1) | JP7043064B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006043059A (ja) | 2004-08-03 | 2006-02-16 | Mrd:Kk | 遊技球入賞装置 |
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Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006043059A (ja) | 2004-08-03 | 2006-02-16 | Mrd:Kk | 遊技球入賞装置 |
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JP2019165883A (ja) | 2019-10-03 |
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