JP5927377B2 - パチンコ機 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記排出口が左右方向で2つあり、前記振分部材が、前記振分通路に進入してきた遊技球を、左側の排出口へつながる左側通路と右側の排出口へつながる右側通路とに振り分ける振分装置が設置され、前記左側通路と前記右側通路との何れか一方が前記第1通路となり、何れか他方が前記第2通路となるパチンコ機であって、前記振分部材は、前後方向を軸として左右へ回転する回転体の前面に、ガイド片と前記塞止部としての塞止片とを前面視V字状となるように配設してなり、前記第1姿勢が、前記進入口を介して前記振分通路へ進入してきた遊技球が前記ガイド片と前記塞止片とのV字間に落下するような姿勢で、且つ、前記塞止片が前記第1通路の少なくとも一部を塞ぐ姿勢であり、前記第2姿勢が、遊技球により前記ガイド片が押圧されて前記回転体が所定方向へ回転することにより、前記ガイド片が前記第2通路内へ傾倒し、前記塞止片が、前記第1通路を開放するとともに前記第2通路の少なくとも一部を塞ぐ姿勢であり、更に、前記回転体が前記第1姿勢を超えて前記所定方向とは逆方向へ回転することを規制する規制手段を設けたことを特徴とする。
なお、上記請求項1又は2に記載の発明において、前記進入口の上方に、前記遊技球よりも口径が大きな筒状部の底面に底孔を開設してなる球受け部を設けるという構成を採用することも可能である。そして、そのような構成を採用することにより、1個目の遊技球が球受け部内で滞留している間に、2個目の遊技球が球受け部まで到達し、2個の遊技球が連続して進入口へ進入するという事態を期待することができ、遊技球が第1通路へ進む可能性を向上することができるといった効果を奏することができる。
また、振分装置では、振分部材が第2姿勢から第1姿勢へと復帰するまでの間に2個以上の遊技球が連続して進入口へ進入しない限り、遊技球が第1通路へ進む事態は起こらない。したがって、このことを利用した従来にない斬新な遊技を提供することができる。
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。また、図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。さらに、図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を嵌め込み設置してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する一対のスピーカ14、14が設けられており、前扉4の側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを備えたランプ部材15、15が設けられている。
ここで、本発明の要部となる振分装置30について、まず振分装置30の構造を図4〜図10にもとづき詳細に説明する。
図4は、振分装置30の外観を示した斜視説明図である。図5は、振分装置30を前方から示した説明図であり、図6は、図5中のA−A線断面を示した説明図である。図7は、振分装置30の第2誘導部材47を示した説明図であり、(a)は第2誘導部材47の斜視説明図、(b)は第2誘導部材47を上方から示した説明図、(c)は第2誘導部材47の断面を示した説明図である。図8は、振分装置30の振分部材35が通常姿勢にある状態を示した説明図であり、図9は、振分部材35が傾倒姿勢にある状態を示した説明図である。図10は、振分装置30を分解して示した説明図である。
次に、上記構成を有する振分装置30の作用について説明する。
流入口48を介して第1誘導部材46へ流入した遊技球は、第2誘導部材47へと誘導され、第2誘導路45bから球受け部49へ排出される。すると、遊技球は誘導路45を流下してきた勢いにより球受け部49の筒状部49a内でばたつき、僅かの間(たとえば0.5秒間)筒状部49a内に滞留した後、底孔50から進入口34を介して振分通路36へと落下して進入する。このとき、振分部材35は通常姿勢にあり、振分通路36へと進入してきた遊技球を受け止め部で一旦受け止めるものの、進入してきた遊技球にガイド片38が押圧されて通常姿勢から傾倒姿勢へと姿勢をかえ、当該姿勢の変更過程において遊技球を左側通路36aへと進ませる。そして、ガイド片38上を転動した遊技球がガイド片38の先端から離れると、重り42の付勢により振分部材35は通常姿勢へと復帰する。また、ガイド片38の先端から離れた遊技球は左側の排出口31から排出され、その下方に設置されたゲート部材19を通過する。尚、振分部材35は、通常姿勢で遊技球を受け止めた際、スリット41と突起43とにより回転体37の回転を通常姿勢から傾倒姿勢となる側へのみ許容していること、及び右側通路36bを塞ぐように立設された塞止片39により、遊技球が右側通路36bへ進入する事態を防止する。
以上のようなパチンコ機1によれば、振分通路36内へ進入してきた遊技球を左側通路36a又は右側通路36bへ振り分ける振分装置30において、進入してきた遊技球に押圧されて回転体37が回転することにより、振分部材35が右側通路36bへ遊技球を進入させない通常姿勢から、右側通路36bを開放する傾倒姿勢へと姿勢をかえるとともに、振分部材35に取り付けた重り42により、振分部材35が自動的に傾倒姿勢から通常姿勢へと復帰するように構成している。したがって、従来の振分装置と比較してモータ等の駆動装置を必要とせず、部品点数の削減に伴う低コスト化、及び振分装置30の小型化やモータの設置スペースが必要ないことによる設計自由度の向上等といった効果がある。
なお、本発明のパチンコ機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、パチンコ機全体の構成、振分装置の構造や振分装置の下方にどのような部材を設けるのか等について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
また、振分装置30の遊技領域16内での設置位置についても適宜変更可能であって、センター部材26の下方に、チューリップ式電動役物17に代えて振分装置30及び2つの入賞装置を設けてもよい。
また、ガイド片38の長さを長くすることにより、連続して振分通路36へ進入してきた3個の遊技球のうちの後の2個を右側通路36bへ振り分けるように構成することも可能であるし、スリット41や重り42の位置を変更する等することで、回転体37の回転方向を変更し、通常は右側通路36bへ、連続して進入してきた場合にのみ後の遊技球を左側通路36aへ進めさせるようにしても何ら問題はない。
加えて、流入口48へ流入する遊技球をセンサ60で検出すると、振動検出センサをONとし、遊技機に対して衝撃を加える等の不正行為が行われていないかを検出するように構成してもよい。
Claims (2)
- 遊技盤の前面に形成された遊技領域を流下する遊技球が進入可能な進入口と、前記進入口よりも下方に設けられ、前記進入口を介して進入してきた遊技球を排出する2つの排出口と、前記進入口と前記排出口とをつなぐ二股の通路を有する振分通路と、前記振分通路に設置され、前記振分通路へと進入してきた遊技球を振り分けて、何れかの前記排出口へつながる前記通路へ遊技球を進めさせる振分部材とを備えた振分装置が設置されてなるパチンコ機であって、
前記振分部材に、前記通路の少なくとも一部を塞ぐ塞止部を設けるとともに、
前記振分部材を、前記塞止部が前記排出口のうち一方の排出口へつながる第1通路の少なくとも一部を塞いでおり、前記第1通路へ遊技球が進むことを阻止する第1姿勢と、前記塞止部が他方の排出口へつながる第2通路の少なくとも一部を塞いでおり、前記第1通路へ遊技球が進むことを許容し且つ前記第2通路へ遊技球が進むことを阻止する第2姿勢とに変更可能とし、更に前記振分部材を前記第1姿勢に付勢する付勢手段を設けており、
前記振分部材は、前記振分通路へ進入してきた遊技球により押圧されると、前記第1姿勢から前記第2姿勢へと姿勢を変更し、当該遊技球については姿勢を変更する過程において前記第2通路へ進めさせる一方、前記付勢手段の付勢力によって前記第2姿勢から前記第1姿勢へと復帰するまでの間に前記振分通路へ進入してきた遊技球については、前記第1通路へ進めさせることを特徴とするパチンコ機。 - 前記排出口が左右方向で2つあり、前記振分部材が、前記振分通路に進入してきた遊技球を、左側の排出口へつながる左側通路と右側の排出口へつながる右側通路とに振り分ける振分装置が設置され、前記左側通路と前記右側通路との何れか一方が前記第1通路となり、何れか他方が前記第2通路となるパチンコ機であって、
前記振分部材は、前後方向を軸として左右へ回転する回転体の前面に、ガイド片と前記塞止部としての塞止片とを前面視V字状となるように配設してなり、
前記第1姿勢が、前記進入口を介して前記振分通路へ進入してきた遊技球が前記ガイド片と前記塞止片とのV字間に落下するような姿勢で、且つ、前記塞止片が前記第1通路の少なくとも一部を塞ぐ姿勢であり、
前記第2姿勢が、遊技球により前記ガイド片が押圧されて前記回転体が所定方向へ回転することにより、前記ガイド片が前記第2通路内へ傾倒し、前記塞止片が、前記第1通路を開放するとともに前記第2通路の少なくとも一部を塞ぐ姿勢であり、
更に、前記回転体が前記第1姿勢を超えて前記所定方向とは逆方向へ回転することを規制する規制手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
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