JP6902220B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置に関するものである。
従来の画像形成装置として、感光体等の像担持体を複数備え、駆動源からの回転駆動を出力する駆動出力ギヤから複数のギヤを介して像担持体に回転駆動を伝達するものが知られている。
特許文献1には、この種の画像形成装置として、駆動出力ギヤの回転駆動を中継ギヤに伝達し、中継ギヤと駆動ギヤとを介して像担持体と同軸の像担持体ギヤに伝達する構成が記載されている。この画像形成装置では、一つの駆動出力ギヤの回転駆動を三つの中継ギヤに対して、直接及び他のギヤを介して伝達し、一つの駆動源によって三つの像担持体を回転駆動する。
特許文献1に記載の画像形成装置では、像担持体に回転駆動を入力すると、振動が発生し、この振動に起因するバンディングと呼ばれる異常画像が発生することがあった。
上述した課題を解決するために、本発明は、複数の像担持体と、複数の前記像担持体の駆動軸にそれぞれ設けられた複数の像担持体歯車と、複数の前記像担持体を回転駆動させる駆動源と、前記駆動源からの回転駆動を出力する駆動出力歯車と、前記駆動出力歯車から直接または他の駆動伝達部材を介して回転駆動が入力され、前記像担持体歯車のそれぞれに向けて伝達される回転駆動を中継する複数の中継歯車と、前記中継歯車と前記像担持体歯車との両方に連結し、前記中継歯車の回転駆動を前記像担持体歯車に伝達する複数の駆動歯車とを備える画像形成装置において、複数の前記駆動歯車の全ての回転中心は、それぞれの前記駆動歯車が連結する前記中継歯車の回転中心と前記像担持体歯車の回転中心とを結ぶ仮想線分に対して、前記中継歯車の回転方向下流側に位置することを特徴とするものである。
本発明によれば、一つの駆動源によって複数の像担持体を回転駆動する構成で、像担持体に対する回転駆動入力時の振動の発生を抑制できる、という優れた効果がある。
実施形態のプリンタの四つの感光体へ駆動を伝達するギヤ配置の概略説明図。 実施形態に係るプリンタの概略構成図。 プリンタの上カバーを開いた状態を示す説明図。 感光体駆動ユニットの斜視図。 二つの駆動モータと感光体駆動ユニットとの位置関係を示す説明図。 感光体ギヤの駆動時に作像ユニットの抜き方向とは逆の成分を持った接線力が働くことの説明図。 感光体駆動ユニットに設けられる駆動ユニット調整部の説明図。 駆動ユニット調整部及びその近傍の拡大図。 感光体ギヤと駆動ギヤとの軸間距離の状態を示した説明図。 感光体駆動ユニット及び感光体が、プリンタ本体に装着された状態での装置前方から見た断面図。 組立治具の外観斜視図。 組立治具に感光体位置決め部材を取り付けた状態を示す説明図。 組立治具に感光体位置決め部材と駆動ギヤ保持部材とが取り付けられた状態を示す説明図。 プリンタ本体への感光体駆動ユニットの取り付け方法の説明図。 本実施形態における中継ギヤから感光体ギヤまで駆動を伝達するギヤ配置を示す拡大説明図。 本実施形態における駆動ギヤと駆動ユニットの脚部との位置関係を示す斜視図。 感光体上の露光位置から転写位置までの距離と、駆動ギヤ及び中継ギヤとの関係を模式的示す説明図。 従来のプリンタにおける中継ギヤから感光体ギヤまで駆動を伝達するギヤ配置を示す拡大説明図。 従来のプリンタにおける駆動ギヤと駆動ユニットの脚部との位置関係を示す斜視図。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のカラープリンタの一実施形態について説明する。
まず、本カラープリンタの基本的な構成について説明する。図2は、実施形態に係るカラープリンタ(以下、単に「プリンタ10」という)の概略構成図である。図2に示すように、プリンタ10は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を作像するための四つの作像ユニット1(Y,M,C,K)を備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,M,C,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。また、プリンタ10は、潜像形成手段としての四つの書込ユニット70(Y,M,C,K)を備えている。
四つの作像ユニット1の下方には、それぞれの作像ユニット1により形成されたトナー像が転写される中間転写体である中間転写ベルト16が配置されている。中間転写ベルト16の図2中の右側には中間転写ベルト16上に転写されたトナー像を記録紙Pに転写する二次転写ローラ14が配置され、二次転写ローラ14の上方には、トナー像が転写された記録紙Pにトナー像を定着する定着装置34が配置されている。定着装置34の上方には、トナー像が定着された記録紙Pをプリンタ10の本体の外部に搬送する排紙ローラ対36が配置されている。
図2に示す四つの作像ユニット1のうち、Kトナー像を作像するためのブラック用作像ユニット1Kを例に挙げて説明する。ブラック用作像ユニット1Kは、潜像担持体たるドラム状のブラック用感光体2K、ブラック用ドラムクリーニング装置3K、ブラック用除電装置、ブラック用帯電装置4K、ブラック用現像装置5K等を備えている。ブラック用作像ユニット1Kは、プリンタ10本体に脱着可能なプロセスカートリッジであり、ブラック用作像ユニット1Kに設けられた消耗部品を一度に交換できるようになっている。
ブラック用感光体2Kは、駆動手段(後述する第一駆動モータ105a)によって図2中の時計回り方向に回転される。ブラック用帯電装置4Kは、ブラック用感光体2Kに接触しながら図2中の反時計回り方向に回転するブラック用帯電ローラ4aKと、ブラック用帯電ローラ4aKに付着したトナーを回収するブラック用回収ローラ4bKとを具備している。ブラック用現像装置5Kには、ブラック用感光体2Kに当接しながら回転するブラック用現像ローラ11Kなどが配設されている。
ブラック用書込ユニット70Kは、ブラック用感光体2Kの軸方向に配列されたLEDや有機EL素子などの複数の発光素子を有している。ブラック用書込ユニット70Kは、画像情報に基づいて所定の位置の発光素子を発光させブラック用感光体2Kに照射することでブラック用感光体2Kを露光し、ブラック用感光体2Kの表面上にK用の静電潜像を形成する。
画像形成を行う際には、ブラック用帯電ローラ4aKとブラック用感光体2Kとの間に放電を発生させることで、ブラック用感光体2Kの表面を一様に帯電させる。
一様に帯電されたブラック用感光体2Kの表面には、ブラック用書込ユニット70Kによって露光されることでK用の静電潜像が形成される。このK用の静電潜像は、Kトナーを用いるブラック用現像装置5KによってKトナー像に現像される。ブラック用現像装置5Kは、ブラック用現像ローラ11Kとブラック用感光体2Kとの当接部である現像領域で、ブラック用現像ローラ11Kの表面に担持されたKトナーを、ブラック用感光体2K表面のK用の静電潜像に付着させる。この付着により、K用の静電潜像がKトナー像に現像される。ブラック用感光体2Kの表面上に形成されたKトナー像は、中間転写ベルト16上に一次転写される。
ブラック用ドラムクリーニング装置3Kは、中間転写工程を経た後のブラック用感光体2Kの表面に付着している転写残トナーを除去する。
ブラック用除電装置は、ブラック用ドラムクリーニング装置3Kによるクリーニング後のブラック用感光体2Kの残留電荷を除電する。この除電により、ブラック用感光体2Kの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。
他色の作像ユニット1(Y,M,C)においても、同様にして感光体2(Y,M,C)上にY,M,Cトナー像が形成されて、中間転写ベルト16上に中間転写される。
作像ユニット1(Y,M,C,K)の下方には、無端状の中間転写ベルト16を張架しながら図2中の反時計回り方向に回転させる転写手段たる転写ユニット15が配設されている。転写ユニット15は、中間転写ベルト16の他に、駆動ローラ17、従動ローラ18、四つの一次転写ローラ19(Y,M,C,K)、二次転写ローラ14、ベルトクリーニング装置22、クリーニングバックアップローラ23などを備えている。
中間転写ベルト16は、そのループ内側に配設された駆動ローラ17、従動ローラ18、クリーニングバックアップローラ23及び四つの一次転写ローラ19(Y,M,C,K)によって回転可能に張架されている。そして、駆動手段であるベルト駆動モータによって図2中の反時計回り方向に回転駆動される駆動ローラ17の回転力により、同方向に回転する。
四つの一次転写ローラ19(Y,M,C,K)は、このように無端移動させられる中間転写ベルト16を感光体2(Y,M,C,K)との間に挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト16のおもて面と、感光体2(Y,M,C,K)とが当接するY,M,C,K用の一次転写ニップが形成されている。
一次転写ローラ19(Y,M,C,K)には、転写バイアス電源によってそれぞれ一次転写バイアスが印加される。これにより、感光体2(Y,M,C,K)の静電潜像と、一次転写ローラ19(Y,M,C,K)との間に転写電界が形成される。一次転写ローラ19(Y,M,C,K)に代えて、転写チャージャーや転写ブラシなどを採用してもよい。
個々の感光体2表面に形成された各色のトナー像は、感光体2の回転に伴って一次転写ニップに進入すると、転写電界やニップ圧の作用により、感光体2上から中間転写ベルト16上に一次転写される。このようにして各色のトナー像が順次重ね合わせて一次転写される。この重ね合わせの一次転写により、中間転写ベルト16上には四色トナー像が形成される。
転写ユニット15の二次転写ローラ14は、中間転写ベルト16のループ外側に配設されて、ループ内側の駆動ローラ17との間に中間転写ベルト16を挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト16のおもて面と、二次転写ローラ14とが当接する二次転写ニップが形成されている。二次転写ローラ14には、転写バイアス電源によって二次転写バイアスが印加される。この印加により、二次転写ローラ14と、アース接続されている駆動ローラ17との間には、二次転写電界が形成される。
転写ユニット15の下方には、記録紙Pを複数枚重ねた紙束の状態で収容している給紙カセット30が、プリンタ10の筺体に対して着脱可能に配設されている。この給紙カセット30は、紙束の一番上の記録紙Pに給紙ローラ30aを当接させており、これを所定のタイミングで図2中の反時計回り方向に回転させることで、その記録紙Pをプリンタ10本体内の給紙路31に向けて送り出す。
給紙路31の末端付近には、レジストローラ対が配設されている。給紙カセット30から送り出された記録紙Pは、二次転写ニップの手前に設けられたレジストローラ対に到達する。レジストローラ対は記録紙Pをローラ間に挟み込むとすぐに両ローラの回転を停止させる。そして、挟み込んだ記録紙Pを二次転写ニップ内で中間転写ベルト16上の四色トナー像に同期させ得るタイミングで回転駆動を再開して、記録紙Pを二次転写ニップに向けて送り出す。
二次転写ニップでは、記録紙Pに密着された中間転写ベルト16上の四色トナー像が、二次転写電界やニップ圧の影響を受けて記録紙P上に一括二次転写され、記録紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。このようにして表面にフルカラートナー像が形成された記録紙Pは、二次転写ニップを通過すると、転写後搬送路33を通って、定着装置34に送り込まれる。
二次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト16の表面に付着した転写残トナーは、中間転写ベルト16のおもて面に当接しているベルトクリーニング装置22によってベルト表面からクリーニングされる。中間転写ベルト16のループ内側に配設されたクリーニングバックアップローラ23は、ベルトクリーニング装置22によるベルトのクリーニングをループ内側からバックアップする。
定着装置34は、ハロゲンランプ等の発熱源を内包する定着ローラ34aと、これに所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ34bとによって定着ニップを形成している。定着装置34内に送り込まれた記録紙Pは、加熱や加圧の影響によってフルカラー画像が定着される。
定着装置34を通過した記録紙Pは、定着後搬送路35を経由して排紙ローラ対36によって機外へと排出され、筺体の上カバー50の上面であるスタック部にスタックされる。
図3は、プリンタ10の筺体に対して上カバー50を開いた状態を示す説明図である。
プリンタ10の筺体の上カバー50は、軸部材51を中心にして回動自在に支持されており、図2中の反時計回り方向に回転することで、図3に示すように筺体に対して開いた状態になる。これにより、筺体の上部が大きく開口し、筺体内部に配置された作像ユニット1(Y,M,C,K)が露出する。そして、このように筺体に対して上カバー50を開けた状態で、作像ユニット1(Y,M,C,K)がプリンタ本体から着脱可能な構成となっている。これにより、個々の作像ユニット1の交換や、作像ユニット1に設けられた感光体2や現像装置5などのメンテナンス性を向上させることができる。
書込ユニット70(Y,M,C,K)は、上カバー50に保持されており、筺体に対して上カバー50を開いた状態にすることで、筺体内部から筺体外部に出される。
ここで、従来の画像形成装置について説明する。感光体や現像ローラを含むプロセスカートリッジが装置本体に対して着脱可能な構成となっている電子写真方式の画像形成装置としては次のような構成が知られている。すなわち、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した際、感光体と同軸上に設けられた軸と本体側の駆動部とをカップリングで連結し、感光体を駆動する構成が知られている。また、感光体に取り付けられた感光体ギヤと画像形成装置本体に設けられた感光体駆動ギヤとを連結させて駆動力を伝達することで感光体を駆動する構成が知られている。
上述の構成のうち、感光体の軸と本体側の駆動部とをカップリングで連結する構成は、部品点数が多くなるためコストが高く、構造が複雑になるという問題がある。
一方、感光体に取り付けられた感光体ギヤと画像形成装置本体に設けられた感光体駆動ギヤとを連結させて駆動力を伝達する構成は、カートリッジ脱着のため感光体側ギヤと画像形成装置本体側のギヤの軸間距離が複数の部品を介して決まる。このため、部品の加工精度や組み立て時などの累積誤差により感光体ギヤと本体感光体駆動ギヤとの軸間距離精度が出しにくい。そして、軸間距離が狙いの距離から離れることに起因して、ギヤを駆動した際に振動が発生し、この振動によって転写紙等の記録媒体に転写された画像にバンディング等の画像不良が発生してしまう恐れがあった。
これに対し感光体駆動ギヤを有する駆動ユニットを画像形成装置本体に組み立てる際に位置決め用治具を用いて高精度に取り付けることで感光体ギヤと感光体駆動ギヤの軸間精度を確保するという構成も考えられる。しかし、保守作業などで駆動ユニットを交換する際に組み立て用の治具が必要となってしまい。交換に手間を要するという問題があった。
次に、本実施形態のプリンタ10における感光体2の駆動方法について説明する。
図1は、四つの感光体2を備えるタンデム方式のプリンタ10で、それぞれの感光体2へ駆動を伝達するギヤ配置の概略説明図である。図4は、感光体2へ駆動を伝達するギヤを備える感光体駆動ユニット100の斜視図である。図5は、感光体2の駆動源である第一駆動モータ105a及び第二駆動モータ105bと感光体駆動ユニット100との位置関係を示す説明図である。
第一駆動モータ105aの駆動軸には第一出力ギヤ115aが固定されており、第二駆動モータ105bの駆動軸には第二出力ギヤ115bが固定されている。
第一駆動モータ105aは、ブラック用作像ユニット1Kの駆動源であり、第二駆動モータ105bは、他の三つの作像ユニット1(Y,M,C)に駆動源である。
作像ユニット1(Y,M,C,K)がプリンタ10本体に装着されている状態では、感光体中心軸20(Y,M,C,K)が感光体駆動ユニット100の側板である感光体位置決め部材101内の位置決め部102(Y,M,C,K)に保持・位置決めされる。これにより、プリンタ10本体内での作像ユニット1(Y,M,C,K)の位置が決まる。
複数の感光体を備える画像形成装置における感光体の駆動は、一つもしくは複数の駆動源により駆動される。本実施形態では、四つの感光体2(Y,M,C,K)を駆動する駆動源として、第一駆動モータ105aと第二駆動モータ105bとの二つの駆動源を備える構成を示している。
第一出力ギヤ115aから出力された駆動力は、ブラック用中継ギヤ106Kを介してブラック用駆動ギヤ104Kに伝達され、ブラック用感光体2Kと同軸上に設けられているブラック用感光体ギヤ21Kを駆動する。これにより、ブラック用感光体2Kが回転駆動する。
第二出力ギヤ115bから出力された駆動力は、イエロー用中継ギヤ106Y及びマゼンタ用中継ギヤ106Mを介して、イエロー用駆動ギヤ104Y及びマゼンタ用駆動ギヤ104Mにそれぞれ伝達される。イエロー用駆動ギヤ104Y及びマゼンタ用駆動ギヤ104Mに伝達された駆動力によって、イエロー用感光体2Y及びマゼンタ用感光体2Mと同軸上に設けられているイエロー用感光体ギヤ21Y及びマゼンタ用感光体ギヤ21Mを駆動する。これにより、イエロー用感光体2Y及びマゼンタ用感光体2Mが回転駆動する。
シアン用感光体2Cへの駆動力の伝達については、第二出力ギヤ115bから出力された駆動力が、マゼンタ用中継ギヤ106Mを介して、駆動分配中継ギヤ107に伝達される。駆動分配中継ギヤ107に伝達された駆動力は、シアン用中継ギヤ106Cを介してシアン用駆動ギヤ104Cに伝達され、シアン用感光体2Cと同軸上に設けられているシアン用感光体ギヤ21Cを駆動する。これにより、シアン用感光体2Cが回転駆動する。
四つの駆動ギヤ104(Y,M,C,K)は、アイドラギヤである。また、四つの中継ギヤ106(Y,M,C,K)は、駆動ギヤ104と噛み合う小径ギヤ106aと、出力ギヤ115または駆動分配中継ギヤ107と噛み合う大径ギヤ106bと、を備える二段ギヤである。
図4に示すように、感光体駆動ユニット100は、ユニット側板として感光体位置決め部材101、第一駆動ギヤ保持部材103a及び第二駆動ギヤ保持部材103bなどを有している。感光体位置決め部材101には、感光体ギヤ21(Y,M,C,K)の感光体中心軸20(Y,M,C,K)を保持し位置決めする位置決め部102(Y,M,C,K)が設けられている。第一駆動ギヤ保持部材103a及び第二駆動ギヤ保持部材103bは、駆動ギヤ104(Y,M,C,K)の駆動回転軸114(Y,M,C,K)を保持している。
感光体駆動ユニット100は、感光体位置決め部材101と第一駆動ギヤ保持部材103aとの間に第二駆動ギヤ保持部材103bを有し、第二駆動ギヤ保持部材103bには、感光体位置決め部材101と第一駆動ギヤ保持部材103aとが固定される。感光体駆動ユニット100は、感光体位置決め部材101と、第一駆動ギヤ保持部材103aと、第二駆動ギヤ保持部材103bとの三つの部材を、二つの部材同士でそれぞれ相互に固定している。すなわち、感光体位置決め部材101と第一駆動ギヤ保持部材103aとを固定し、第一駆動ギヤ保持部材103aと第二駆動ギヤ保持部材103bとを固定し、第二駆動ギヤ保持部材103bと感光体位置決め部材101とを固定する。これにより、感光体駆動ユニット100が積層構造となっており、感光体駆動ユニット100の強度を増すことができ、ギヤ駆動時のギヤの回転に起因する感光体駆動ユニット100の振動を低減させることができる。
本実施形態の感光体駆動ユニット100では、感光体ギヤ21と駆動ギヤ104とを噛み合せて駆動モータ105から駆動ギヤ104や感光体ギヤ21などのギヤを介して感光体2に駆動を伝達する構成を採用している。これにより、カップリング機構を用いない分、コストが高く構造が複雑になってしまうことを抑制できる。
本実施形態のプリンタ10では、感光体駆動ユニット100内の駆動ギヤ104(Y,M,C,K)と、感光体ギヤ21(Y,M,C,K)の軸間距離Lが重要となる。軸間距離Lが狙いの距離よりも近過ぎる場合は、駆動ギヤ104(Y,M,C,K)と感光体ギヤ21(Y,M,C,K)の歯先と歯底とが接触してしまい、双方のギヤの異常摩耗や破損、駆動負荷の上昇につながる。また、軸間距離Lが近過ぎる場合は、ギヤ駆動時に振動が発生し、バンディングなどの異常画像の原因となる。一方、軸間距離Lが狙いの距離よりも遠過ぎる場合も、ギヤ駆動時に振動が発生し、バンディングなど異常画像の原因となる。
このような不具合を抑制する構成として、本実施形態の感光体駆動ユニット100では、感光体位置決め部材101と駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)とが、相対位置を可変(相互の位置を調整可能)な構成となっている。そして、感光体駆動ユニット100を組み立てる際には、感光体位置決め部材101と駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)との相対位置を、軸間距離Lが狙いの距離となるように治具などで調整した後、ネジで締結することにより互いが固定される。
本実施形態の感光体駆動ユニット100では、感光体中心軸20(Y,M,C,K)を、駆動ギヤ104(Y,M,C,K)が取り付けられているユニットで直接に保持・位置決めする。このため、感光体中心軸20(Y,M,C,K)をプリンタ10本体の筺体で保持・位置決めする場合と比較して、部品加工精度による誤差や組み立て時の誤差などの影響が小さい。また、感光体2及び感光体中心軸20が感光体駆動ユニット100に対して直接位置決めされるので、カップリングなどの複雑な機構を要さずに部品の加工精度や組み立て時の累積誤差の影響を減らすことができる。
次に、図5を用いて、感光体駆動ユニット100での駆動モータ105(105a,105b)の位置決めについて説明する。
図5に示すように、感光体位置決め部材101には、第一駆動モータ105a及び第二駆動モータ105bを感光体位置決め部材101に位置決めして取り付けるための第一駆動源位置決め部109a及び第二駆動源位置決め部109bが設けられている。また、二つの出力ギヤ115(115a,115b)の何れかと噛み合う三つの中継ギヤ106(106K,106M,106Y)の中継回転軸116(116K,116M,116Y)が、感光体位置決め部材101に保持されている。これにより、出力ギヤ115(115a,115b)と、これに連結する中継ギヤ106(106K,106M,106Y)との軸間距離が同一部品内で決まり、この軸間距離を高精度に決めることができる。よって、駆動モータ105(105a,105b)からの駆動力を精度良く、中継ギヤ106(106K,106M,106Y)に伝えることができる。
図6は、感光体ギヤが駆動ギヤより駆動力を受けた際、感光体ギヤに作像ユニット1の抜き方向とは逆の成分を持った接線力が働くことの説明図である。図6中の上方向の矢印は作像ユニット1の抜き方向を示す。
プリンタ10の印刷品質を高めるには、感光体2(Y,M,C,K)が印字の際に位置決め部102(Y,M,C,K)から浮くことなく、中間転写ベルト16に対して安定して当接する必要がある。
本実施形態のプリンタ10では、図6に示すように、感光体ギヤ21が駆動ギヤ104より駆動力を受けた際、感光体ギヤ21には作像ユニット1の抜き方向とは逆の成分を持った接線力Fが作用するよう、感光体ギヤ21と駆動ギヤ104とが配置されている。これにより、感光体ギヤ21が駆動力を受けているときには、感光体中心軸20が位置決め部102に押し当てられ、感光体2の駆動中に作像ユニット1が浮くことを抑制できる。
この構成によると、感光体2(Y,M,C,K)を駆動するのに使用する部品が、作像ユニット1(Y,M,C,K)の浮きを抑える部品を兼ねるため、作像ユニット1(Y,M,C,K)の浮き防止に必要な部品構成を最小限に抑えることができる。
図7は、感光体駆動ユニット100に設けられる駆動ユニット調整部108について説明する図である。図8は、駆動ユニット調整部108及びその近傍の拡大図である。図9は、感光体ギヤ21と駆動ギヤ104との軸間距離L(図1参照)の状態を示したものである。
感光体駆動ユニット100には、駆動ユニット調整部108が設けられている。駆動ユニット調整部108は、駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)に開けられた調整孔108aと、感光体位置決め部材101に立てられた調整軸108bの先端に設けられた調整ボス108cとから成る。また、調整ボス108cの中心には、ネジ締結用のネジ穴108dが切られている。調整軸108bの一部または全部は、中継ギヤ106の中心軸を兼ねている。
図8及び図9を用いて、感光体位置決め部材101と駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)との相対位置の調整を行った際の駆動ユニット調整部108の様子、及び、軸間距離Lの状態について説明する。
図8(b)及び図9(b)は、軸間距離Lが標準の状態(駆動ギヤ104のピッチ円と感光体ギヤ21のピッチ円とが接する状態)を示している。この状態から何らかの理由で軸間距離Lを変化させる必要がある場合は、調整孔108aに対して調整ボス108cの位置をずらす。これにより、感光体中心軸20を保持・位置決めしている感光体位置決め部材101と、駆動ギヤ104の取り付いている駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)との相対位置が変化し、軸間距離Lの調整が可能となる。
図8(a)は、軸間距離Lを標準の状態から近づけたときの調整孔108aと調整ボス108cとの位置関係を示す。図8(c)は、その逆に、軸間距離Lを標準の状態から遠ざけたときの調整孔108aと調整ボス108cとの位置関係を示す。
図8では調整孔108aに対して調整ボス108cを図8中の上下方向にずらすことで、軸間距離Lの調整を行っているが、図8中の左右方向にずらすことで軸間距離Lの調整を行っても良い。
感光体位置決め部材101と駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)との相対位置の調整後は、調整ボス108cに設けられたネジ穴108dを利用して、感光体位置決め部材101と駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)とをネジ締結する。これにより、感光体位置決め部材101と駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)とが固定され、感光体駆動ユニット100の組み立てが完了する。
このように調整用の軸と、ギヤの中心軸と、固定用の軸とを同一部品とすることで最小限の部品構成で高精度に感光体駆動ユニット100を構成することが可能となる。
次に、プリンタ10本体のフレームの状態による駆動ギヤ104と感光体ギヤ21との軸間の変化について説明する。図10は、感光体駆動ユニット100及び感光体2が、プリンタ10本体に装着された状態でのプリンタ10の装置前方(図2中の右方)から見た断面図である。図10中の符号「S」は、プリンタ10を設置する床や机の上面等の設置面を示している。
プリンタ10本体の側板フレーム1aは、加工誤差や組み立て誤差が無い状態では図10(a)に示すように設置面Sに対して垂直に立っている。
しかしながら、側板フレーム1aの加工誤差や組み立て誤差によっては、図10(b)や図10(c)に示すように、設置面Sに対して側板フレーム1aが傾いた状態になる可能性がある。このような場合、図10(b)や図10(c)に示すように、感光体駆動ユニット100と感光体2との平行度が狂い、その結果、駆動ギヤ104と感光体ギヤ21との軸間距離Lが狙いの距離よりも離れたり(図10(b))、近づいたり(図10(c))する。このような場合に、前述した図7、図8及び図9の構成の感光体駆動ユニット100を適用することで、駆動ギヤ104と感光体ギヤ21との軸間距離Lを補正することができる。
すなわち、感光体ギヤ21と駆動ギヤ104との軸間距離Lが狙いの距離となるように、組み立て時に作業者が、感光体位置決め部材101と駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)との相対位置を変化させる。このため、軸間距離Lを調整しながら組み立てることができる。これにより、部品の加工精度や組み付け誤差などによって、軸間距離Lが狙いの距離からずれた状態で感光体ギヤ21と駆動ギヤ104とが組み付けられるのを抑制できる。よって、軸間距離Lが狙いの距離からずれ、狙いの距離よりも離れたり、近づいたりすることに起因して、感光体ギヤ21と駆動ギヤ104とを駆動した際に振動が生じて、バンディング等の画像不良が発生するの抑制できる。また、軸間距離Lが狙いの距離も近づくことに起因して、感光体ギヤ21や駆動ギヤ104の異常摩耗や破損、駆動負荷の上昇を抑制できる。
次に、感光体位置決め部材101と駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)との相対位置の調整方法の一例として、治具を用いた調整方法について説明する。図11は、組立治具200の外観斜視図である。図12は、組立治具200に感光体位置決め部材101を取り付けた状態を示す図である。図13は、組立治具200に感光体位置決め部材101と駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)とが取り付けられた状態を示す図である。
図11に示すように、組立治具200は、第一基準ピン201a及び第二基準ピン201bと、第一付勢部材202a及び第二付勢部材202bと、第一保持ピン203a及び第二保持ピン203bとを備える。基準ピン201(201a,201b)は、感光体位置決め部材101を組立治具200内で位置決めする部材である。付勢部材202(202a,202b)は、感光体位置決め部材101を基準ピン201(201a,201b)の方向に付勢する部材である。保持ピン203(203a,203b)は、駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)を保持し位置決めする部材である。本実施形態では、第一基準ピン201aは、感光体中心軸20と同じ外径とし、第二基準ピン201bは第一基準ピン201aよりも小さい径としている。
感光体駆動ユニット100を組み立てる際には、まず感光体位置決め部材101を、第一基準ピン201a及び第二基準ピン201bと、第一付勢部材202a及び第二付勢部材202bとを用いて、図12に示すように組立治具200に対して位置決めする。
駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)には、組立治具200の第一保持ピン203a及び第二保持ピン203bが挿入される位置決め孔である第一治具孔110a及び第二治具孔110bが設けられている。
組み立ての際には、感光体位置決め部材101が組立治具200に対して位置決めされている状態とする。そして、この状態で、治具孔110(110a,110b)に対して保持ピン203(203a,203b)を挿入しながら、駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)を組立治具200にセットする。
組立治具200の基準ピン201(201a,201b)及び保持ピン203(203a,203b)は、次のような配置となっている。すなわち、感光体位置決め部材101及び駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)が組立治具200にセットされた際に、軸間距離Lが狙いの距離になるように配置されている。
組み立ての際には、上述のように、感光体位置決め部材101と駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)とが組立治具200にセットされている状態で、ネジ締結する。すなわち、感光体位置決め部材101と駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)とを駆動ユニット調整部108にあるネジ穴108dでネジ締結する。これにより、互いの相対位置が固定され、感光体駆動ユニット100内で駆動ギヤ104と感光体ギヤ21との軸間距離Lを狙いの距離に保てるようになる。このように、感光体駆動ユニット100の組み立て時に、組立治具200を用いることで、より高精度に組み付けることができる。
組立治具200において、基準ピン201(201a,201b)を組立治具200に対して差込式にするなど着脱可能とし、基準ピン201(201a,201b)を簡単に交換できる構成としてもよい。このような構成の場合、図12及び図13において、基準ピン201(201a,201b)の図中の左右方向の寸法は変化させずに、図中の上下方向の寸法を基準ピン201(201a,201b)の交換によって変化させる。これにより、簡易な構成で感光体位置決め部材101と駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)との相対位置を調整して、感光体ギヤ21と駆動ギヤ104との軸間距離Lの微調整を行うことが可能となる。
図14は、プリンタ10本体への感光体駆動ユニット100の取り付け方法について説明する斜視図である。
プリンタ10本体の側板フレーム1aには、開口部1bが開けられている。この側板フレーム1aの開口部1bは、感光体駆動ユニット100内の駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)の外形よりも大きく開けられている。そして、感光体駆動ユニット100をプリンタ10本体に装着する際には、開口部1bから駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)をプリンタ10内部に挿入し、感光体位置決め部材101を側板フレーム1aとネジ等で固定する。この構成により、装置外側からのアクセスで感光体駆動ユニット100の交換が可能なため、サービス性を向上させることが可能となる。
また、感光体位置決め部材101と駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)との一方がプリンタ10本体と一体の場合、次のような問題がある。すなわち、感光体ギヤ21と駆動ギヤ104との軸間距離Lを調整する作業を行うときには、作業者はプリンタ10本体にへばりついて調整作業行うことになり作業性が悪い。一方、本実施形態のプリンタ10では、感光体位置決め部材101と駆動ギヤ保持部材103(103a,103b)とが一体化された感光体駆動ユニット100がプリンタ10本体に対して着脱可能である。これにより、プリンタ10本体とは別の場所で容易に軸間距離Lの調整作業を行うことができる。
上述したように、軸間距離Lが狙いの距離よりも近過ぎても、遠過ぎてもギヤ駆動時に振動が発生するが、本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、狙いの距離に対して近づく方が、離れるよりも狙いの距離に対する許容範囲が狭いことを見出した。そして、組み立て時に、軸間距離Lが狙いの距離となるように配置した後、ギヤ駆動時に軸間距離Lが近づいてしまうと振動が発生し、バンディングなど異常画像の原因となることが分かった。
このような不具合が発生することを防止する本実施形態の構成について図1及び図15を用いて説明する。
図15は、本実施形態のプリンタ10における中継ギヤ106から感光体ギヤ21まで駆動を伝達するギヤ配置を示す拡大説明図である。
図1及び図5等を用いて説明したように、イエロー用感光体2Y、マゼンタ用感光体2M及びシアン用感光体2Cの三つの感光体2は、第二駆動モータ105bを共通の駆動源として駆動が伝達されている。これら三つの感光体2にそれぞれ駆動を伝達する三つ駆動ギヤ104の回転中心は次のような配置となっている。すなわち、それぞれの駆動ギヤ104が連結する中継ギヤ106の回転中心と感光体ギヤ21の回転中心とを結ぶ仮想線分(図1及び図15中の一点鎖線で示す線分)に対して、駆動ギヤ104の回転中心が中継ギヤ106の回転方向下流側に位置する。
駆動ギヤ104は、ギヤ駆動時には、中継ギヤ106と連結する(ギヤの歯同士が噛み合う)部分では、駆動ギヤ104の歯が中継ギヤ106の歯に押される。このため、駆動ギヤ104は、中継ギヤ106と連結する部分では、中継ギヤ106の回転方向下流側に移動する力を受ける。また、駆動ギヤ104は、感光体ギヤ21と連結する部分では、駆動ギヤ104の歯が感光体ギヤ21の歯を押すため、駆動ギヤ104の歯には、感光体ギヤ21を押した力に対する半力が作用する。このため、駆動ギヤ104は、感光体ギヤ21と連結する部分では、感光体ギヤ21の回転方向上流側に移動する力を受ける。
このように、ギヤ駆動時に、駆動ギヤ104に対して中継ギヤ106との連結部で作用する力と、感光体ギヤ21との連結部で作用する力との合力は、図1中の矢印「FY」、「FM」、「FC」で示す方向となる。
そして、駆動ギヤ104の回転中心を図1及び図15中の一点鎖線で示す仮想線分に対して、中継ギヤ106の回転方向下流側に配置することで、駆動ギヤ104の回転中心が仮想線分に対して、ギヤ駆動時に作用する合力の方向に位置する配置となる。このような配置で駆動モータ105を駆動してギヤを駆動させると、駆動ギヤ104の回転中心は仮想線分から離れる方向に移動する。中継ギヤ106と感光体ギヤ21との距離は、仮想線分の位置で最短となるため、駆動ギヤ104が仮想線分から離れることで、中継ギヤ106と感光体ギヤ21との最近接位置から離れるように駆動ギヤ104が移動する。これにより、駆動ギヤ104と感光体ギヤ21との軸間距離Lは離れる。
図18は、従来のプリンタにおける中継ギヤ106から感光体ギヤ21まで駆動を伝達するギヤ配置の一例を示す説明図である。
図18にギヤ配置では、中継ギヤ106の回転中心と感光体ギヤ21の回転中心とを結ぶ仮想線分(図18中の一点鎖線で示す線分)に対して、駆動ギヤ104の回転中心が中継ギヤ106の回転方向上流側に位置する。このような場合、駆動ギヤ104の回転中心に対してギヤ駆動時に作用する合力の方向に仮想線分が位置する状態となる。このような配置で、駆動モータ105を駆動して、ギヤを駆動させると、駆動ギヤ104は仮想線分に近づく方向に移動する。駆動ギヤ104が仮想線分に近づくことで、中継ギヤ106と感光体ギヤ21との最近接位置に食い込むように駆動ギヤ104が移動し、駆動ギヤ104と感光体ギヤ21との軸間距離Lは近づく。
上述したように、軸間距離Lは、狙いの距離に対して近づく方が、離れるよりも狙いの距離に対する許容範囲が狭い。軸間距離Lが狙いの距離に対する許容範囲よりも短くなると、駆動ギヤ104と感光体ギヤ21との歯先と歯底とが接触してしまい双方のギヤに振動が発生する。また、歯先と歯底との接触により、駆動ギヤ104及び感光体ギヤ21の磨耗が進行し易く、部材寿命が短くなる。
このため、図18に示すようなギヤ配置の場合、ギヤ駆動時の駆動ギヤ104の移動であっても、軸間距離Lが近づくと、振動が発生し、バンディングなど異常画像の原因となる。
以下、図18のように、ギヤを駆動させると、駆動ギヤ104が中継ギヤ106と感光体ギヤ21との最近接位置に食い込むように移動する配置を食い込み勝手配列という。
これに対して、本実施形態のプリンタ10では、図1及び図15に示すギヤ配置であるため、第二駆動モータ105bを駆動させたときに、三つの軸間距離Lはそれぞれ離れる。これにより、ギヤ駆動時に、軸間距離Lが近くなることを抑制し、軸間距離Lが近くなることに起因するギヤ振動を抑制し、このギヤ振動に起因するバンディング等の異常画像の発生を抑制できる。また、上述したように軸間距離Lが狙いの距離よりも離れる場合は、許容範囲に余裕があるため、ギヤ駆動時の駆動ギヤ104の移動では、軸間距離Lが離れても、振動が発生せず、バンディングなど異常画像の発生を抑制できる。また、軸間距離Lが離れることで、ギヤの内径ガタにより駆動時に歯先と歯底とが離れる。そのため、歯先と歯底との接触を防止でき、駆動ギヤ104及び感光体ギヤ21の異常磨耗を抑制し、部材寿命が短くなることを防止できる。
以下、図15のように、ギヤを駆動させると、駆動ギヤ104が中継ギヤ106と感光体ギヤ21との最近接位置から離れるように移動する配置を逃げ勝手配列という。
図15中の「θ」は、感光体ギヤ21の回転中心と中継ギヤ106の回転中心とから駆動ギヤ104の回転中心に向けて伸ばした二本の仮想線分(図15中の破線)が、駆動ギヤ104の回転中心で形成する相対角である。この相対角θは、中継ギヤ106、駆動ギヤ104及び感光体ギヤ21の配置について、上述した条件を満たす範囲で任意に設定することが可能である。このため、レイアウトの自由度が高く、作像ユニット1を省スペースに収納できるプリンタ10が実現可能であり、プリンタ10の小型化を図ることができる。
プリンタ10では、四つの中継ギヤ106のうちのシアン用中継ギヤ106Cは、第二駆動モータ105bからの回転駆動を、マゼンタ用中継ギヤ106Mと、駆動分配中継ギヤ107とを介して入力されるギヤである。そして、四つの駆動ギヤ104のうちのマゼンタ用中継ギヤ106Mに連結するマゼンタ用駆動ギヤ104Mの回転中心は、次のような配置となっている。すなわち、マゼンタ用中継ギヤ106Mの回転中心とマゼンタ用感光体ギヤ21Mの回転中心とを結ぶ仮想線分(図1中の一点鎖線で示す線分)に対して、マゼンタ用駆動ギヤ104Mの回転中心がマゼンタ用中継ギヤ106Mの回転方向下流側に位置する。
このような配置で第二駆動モータ105bを駆動してギヤを駆動させると、マゼンタ用駆動ギヤ104Mの回転中心は仮想線分から離れる方向に移動する。マゼンタ用中継ギヤ106Mとマゼンタ用感光体ギヤ21Mとの距離は、仮想線分の位置で最短となる。よって、マゼンタ用駆動ギヤ104Mが仮想線分から離れることで、マゼンタ用中継ギヤ106Mとマゼンタ用感光体ギヤ21Mとの最近接位置から離れるようにマゼンタ用駆動ギヤ104Mが移動する。これにより、マゼンタ用駆動ギヤ104Mとマゼンタ用中継ギヤ106Mとの軸間距離は離れる。
マゼンタ用中継ギヤ106Mは、マゼンタ用作像ユニット1Mだけでなく、シアン用作像ユニット1Cにも駆動を伝達するため、二つの作像ユニット1分の駆動負荷がかかり、四つの中継ギヤ106の中で駆動時に作用する負荷が一番大きくなる。このため、四つの中継ギヤ106の中で、最も磨耗に不利であり、部材寿命が短くなり易い。このようなマゼンタ用中継ギヤ106Mと連結するマゼンタ用駆動ギヤ104Mを図18に示すギヤ配置のように食い込み勝手に配置すると、マゼンタ用駆動ギヤ104Mとマゼンタ用中継ギヤ106Mとの歯先と歯底とが接触してしまう。歯先と歯底との接触が生じると、マゼンタ用駆動ギヤ104M及びマゼンタ用中継ギヤ106Mとの両方の磨耗が進行し易くなるため、四つの中継ギヤ106の中で最も磨耗に不利なマゼンタ用中継ギヤ106Mの磨耗がさらに生じてしまう。
これに対して、本実施形態では、ギヤを駆動すると、マゼンタ用駆動ギヤ104Mとマゼンタ用中継ギヤ106Mとの軸間距離は離れるため、マゼンタ用中継ギヤ106Mの磨耗を抑制できる。
また、本実施形態のプリンタ10では、全ての駆動ギヤ104を逃げ勝手に配置している。これにより、全ての駆動ギヤ104と中継ギヤ106とについて、ギヤ駆動時に、軸間距離Lが近くなることを抑制し、軸間距離Lが近くなることに起因するギヤ振動を抑制できる。このため、全ての色について、ギヤ振動に起因するバンディング等の異常画像の発生を抑制できる。
図18に示すように、従来の作像ユニット1は、プリンタ10本体から取り出して、机等の載置面に置く際に、感光体2や感光体ギヤ21が載置面に接触することを防止する脚部12を備える。図19は、従来のプリンタにおける駆動ギヤ104と作像ユニット1の脚部12との位置関係を示す斜視図である。図19に示すように、従来のプリンタでは、駆動ギヤ104の軸方向(図18中の紙面に直交する方向)における駆動ギヤ104の位置と、脚部12の位置とが一部重なる位置関係となっている。
従来のプリンタでは、駆動ギヤ104を逃げ勝手配列に配置しようとすると、駆動ギヤ104と脚部12とが干渉する配置となってしまうため、逃げ勝手配列を採用することができず、食い込み勝手配列となっている。
図15に示すように、本実施形態の作像ユニット1も脚部12を備える。図16は、本実施形態のプリンタ10における駆動ギヤ104と作像ユニット1の脚部12との位置関係を示す斜視図である。図16に示すように、プリンタ10の駆動ギヤ104は、その軸方向の位置を図19に示す従来の駆動ギヤ104よりも装置左側(図2及び図15の図中手前側、図16中の矢印方向)に移動させた配置となっている。これにより、駆動ギヤ104の軸方向における駆動ギヤ104の位置と、脚部12の位置とに重なりがない位置関係となっている。
このため、本実施形態のプリンタ10では、駆動ギヤ104を逃げ勝手配列に配置しても、駆動ギヤ104と脚部12とが干渉することがなく、逃げ勝手配列を実現できる構成となっている。
図17は、感光体2の表面上における露光位置から転写位置までの距離(図17中の「W」)と、駆動ギヤ104及び中継ギヤ106との関係を模式的示す説明図である。
本実施形態のプリンタ10では、中継ギヤ106が一回転する間に、駆動ギヤ104も一回転し、感光体2が露光転写間距離Wの分だけ表面移動する関係となっている。
具体的には、中継ギヤ106の小径ギヤ106aと駆動ギヤ104とは同じ歯数となっている。これにより、中継ギヤ106が一回転する間に、駆動ギヤ104も一回転する。
一方、感光体ギヤ21は、駆動ギヤ104よりも歯数が多く、駆動ギヤ104が一回転する歯数で、感光体2が露光転写間距離Wの分だけ表面移動する歯数となっている。これにより、駆動ギヤ104が一回転する間に、感光体2が露光転写間距離Wの分だけ表面移動する。
ギヤを用いた駆動の伝達では、ギヤの製造公差等によって、中継ギヤ106及び駆動ギヤ104が一回転する間に伝達する回転速度がわずかに変動し、感光体2の表面移動の速度もわずかに変動する。このため、中継ギヤ106及び駆動ギヤ104が一回転する間の感光体2の表面移動距離が露光転写間距離Wと一致していないと、感光体2の表面の露光されてから転写するまでの時間にばらつき生じる。
このとき、露光されてから転写するまでの時間が短かった感光体2の表面から中間転写ベルト16に転写されたトナー像は中間転写ベルト16の表面移動方向の長さが短くなる。一方、露光されてから転写するまでの時間が長かった感光体2の表面から中間転写ベルト16に転写されたトナー像は中間転写ベルト16の表面移動方向の長さが長くなる。これにより、中間転写ベルト16の表面上に転写されるトナー像がわずかに伸び縮みした状態となる。そして、各色に対応した中継ギヤ106の回転速度が同じであっても、中間転写ベルト16上で、ある色のトナー像が長くなった部分と、他の色のトナー像が短くなった部分とが重なると、色ずれとなる。
これに対して、本実施形態のプリンタ10は、中継ギヤ106が一回転する間に、駆動ギヤ104も一回転し、感光体2が露光転写間距離Wの分だけ表面移動する関係となっている。これにより、全ての中継ギヤ106の回転速度を一定にすることにより、全ての感光体2において、露光されてから転写するまでの時間を一定することができ、中間転写ベルト16に転写されるトナー像に伸び縮みが生じることを抑制できる。そして、トナー像の伸び縮みに起因する色ずれの発生を抑制できる。
本実施形態のプリンタ10では、駆動ギヤ104として、クラウニングギヤを用いてもよい。クラウニングギヤは、ギヤの歯の軸方向の中央部の幅が広くなり、軸方向端部の幅が狭くなるように、ギヤ連結する際に他方のギヤと噛み合う面を曲面状とした歯車である。クラウニングギヤを用いることにより、歯当たりを歯の軸方向の中央部に集中させることができ、感光体ギヤ21や中継ギヤ106との軸間距離の精度が向上する。これにより、ギヤ駆動時の振動を抑制でき、感光体2の回転ムラを抑制し、画像品質の向上を図ることができる。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
複数の感光体2等の像担持体と、複数の像担持体の感光体中心軸20等の駆動軸にそれぞれ設けられた複数の感光体ギヤ21等の像担持体歯車と、複数の像担持体を回転駆動させる駆動モータ105等の駆動源と、駆動源からの回転駆動を出力する出力ギヤ115等の駆動出力歯車と、駆動出力歯車から直接または他の駆動伝達部材(マゼンタ用中継ギヤ106M及び駆動分配中継ギヤ107等)を介して回転駆動が入力され、像担持体歯車のそれぞれに向けて伝達される回転駆動を中継する複数の中継ギヤ106等の中継歯車と、中継歯車と像担持体歯車との両方に連結し、中継歯車の回転駆動を像担持体歯車に伝達する複数の駆動ギヤ104等の駆動歯車とを備えるプリンタ10等の画像形成装置において、第二駆動モータ105b等の一つの駆動源から回転駆動が伝達される全ての駆動歯車(104Y,104M,104C等)の回転中心は、それぞれの駆動歯車が連結する中継歯車の回転中心と像担持体歯車の回転中心とを結ぶ仮想線分に対して、中継歯車の回転方向下流側に位置する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、一つの駆動源によって複数の像担持体を回転駆動する構成で、像担持体に対する回転駆動入力時の振動の発生を抑制できる。これは以下の理由による。
本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、回転駆動入力時には、駆動歯車が中継歯車との連結部において中継歯車の回転方向下流側に移動することを見出した。このため、複数の駆動歯車の中に、その回転中心の位置が、上述した仮想線分に対して中継歯車の回転方向上流側に位置するものがあると、回転駆動入力時には、その駆動歯車は仮想線分で結ばれる中継歯車と像担持体歯車との最近接位置に向けて移動する。これにより、駆動歯車と像担持体歯車との軸間距離が狙いの距離よりも短くなり、駆動歯車と像担持体歯車とに振動が発生する。これに対して、態様Aでは、一つの駆動源から駆動が伝達される全ての駆動歯車の回転中心が、仮想線分に対して中継歯車の回転方向下流側に位置するため、回転駆動入力時には、駆動歯車が中継歯車と像担持体歯車との最近接位置から離れる方向に移動する。これにより、駆動歯車と像担持体歯車との軸間距離は離れるため、駆動歯車と像担持体歯車との軸間距離が狭くなることに起因して、像担持体に対する回転駆動入力時の振動の発生を抑制できる。
(態様B)
複数の感光体2等の像担持体と、複数の像担持体の感光体中心軸20等の駆動軸にそれぞれ設けられた複数の感光体ギヤ21等の像担持体歯車と、複数の像担持体を回転駆動させる駆動モータ105等の駆動源と、駆動源からの回転駆動を出力する出力ギヤ115等の駆動出力歯車と、駆動出力歯車から直接または他の駆動伝達部材(マゼンタ用中継ギヤ106M及び駆動分配中継ギヤ107等)を介して回転駆動が入力され、像担持体歯車のそれぞれに向けて伝達される回転駆動を中継する複数の中継ギヤ106等の中継歯車と、中継歯車と像担持体歯車との両方に連結し、中継歯車の回転駆動を像担持体歯車に伝達する複数の駆動ギヤ104等の駆動歯車とを備えるプリンタ10等の画像形成装置において、複数の中継歯車のうちの少なくとも一つは、駆動源からの回転駆動を、他の中継歯車であるマゼンタ用中継ギヤ106M等の第一中継歯車を介して入力されるシアン用中継ギヤ106C等の第二中継歯車であり、複数の駆動歯車のうちの第一中継歯車に連結するマゼンタ用駆動ギヤ104M等の第一駆動歯車の回転中心は、第一中継歯車の回転中心と、第一駆動歯車に連結する像担持体歯車の回転中心とを結ぶ仮想線分に対して、第一中継歯車の回転方向下流側に位置する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、回転駆動入力時には、駆動歯車が中継歯車と像担持体歯車との最近接位置から離れる方向に移動するため、第一駆動歯車と第一中継歯車との軸間距離は駆動開始前よりも離れる。第二中継歯車に駆動を伝達する第一中継歯車は他の中継歯車よりも駆動負荷が大きくなり磨耗し易い。このような第一中継歯車と第一駆動歯車との軸間距離が狭くなると、歯先と歯底との接触が生じることに起因して磨耗がさらに悪化するおそれがある。これに対して、態様Bでは、第一駆動歯車と第一中継歯車との軸間距離は駆動開始前よりも離れるため、第一駆動歯車と第一中継歯車との軸間距離が狭くなることに起因して、第一中継歯車の磨耗が悪化することを抑制できる。
(態様C)
態様AまたはBにおいて、複数の駆動ギヤ104等の駆動歯車の全ての回転中心は、それぞれの駆動歯車が連結する中継ギヤ106等の中継歯車の回転中心と感光体ギヤ21等の像担持体歯車の回転中心とを結ぶ仮想線分に対して、中継歯車の回転方向下流側に位置する。
これによれば、全ての感光体2等の像担持体について、回転駆動入力時に振動が発生することに起因する異常画像等の不具合の発生を抑制できる。
(態様D)
態様A乃至Cの何れかの態様において、感光体ギヤ21等の像担持体歯車の感光体中心軸20等等の回転軸を保持する感光体位置決め部材101等の像担持体歯車保持部材と、駆動ギヤ104等の駆動歯車の駆動回転軸114等の回転軸を保持する駆動ギヤ保持部材103等の駆動歯車保持部材とを備え、像担持体歯車保持部材と駆動歯車保持部材との相対位置が可変である。
これよれば、上記実施形態について説明したように、感光体2等の像担持体を回転駆動させる像担持体歯車と、像担持体歯車と噛み合う駆動歯車とを駆動した際に生じる振動に起因した画像不良が発生するのを抑制することができる。
(態様E)
態様Dにおいて、相対位置を調整し感光体位置決め部材101等の像担持体歯車保持部材と駆動ギヤ保持部材103等の駆動歯車保持部材とを固定して像担持体歯車保持部材と駆動歯車保持部材とを一体化した感光体駆動ユニット100等の駆動ユニットが、プリンタ10本体等の装置本体に対して着脱可能である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成装置本体とは別の場所で、感光体ギヤ21等の像担持体歯車と駆動ギヤ104等の駆動歯車との軸間距離の調整作業を容易に行うことができる。
(態様F)
態様Eにおいて、感光体位置決め部材101等の像担持体歯車保持部材と第一駆動ギヤ保持部材103a等の駆動歯車保持部材との間もしくは外側に、像担持体歯車保持部材と駆動歯車保持部材とが固定される第二駆動ギヤ保持部材103b等の固定部材が設けられており、像担持体歯車保持部材と、駆動歯車保持部材と、固定部材との三つの部材を、二つの部材同士でそれぞれ相互に固定することにより、感光体駆動ユニット100等の駆動ユニットが積層構造になっている。
これによれば、上記実施形態について説明したように、駆動ユニットを積層構造とすることで、駆動ユニットの強度を増すことができ、回転駆動入力時の各歯車の回転に起因する駆動ユニットの振動を低減させることができる。
(態様G)
態様EまたはFにおいて、感光体駆動ユニット100等の駆動ユニットは、中継ギヤ106等の中継歯車の中継回転軸116等の回転軸を保持する感光体位置決め部材101中継歯車保持部材を有し、駆動モータ105等の駆動源が中継歯車保持部材に位置決めされる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、駆動源の駆動を出力する出力ギヤ115等の駆動出力歯車と中継歯車との軸間距離を高精度に決めることができ、駆動源からの駆動力をロス無く駆動出力歯車から中継歯車に伝えることができる。
(態様H)
態様E乃至Gの何れかの態様において、プリンタ10本体等の装置本体の感光体駆動ユニット100等の駆動ユニットを取り付ける側板フレーム1a等のフレームは開口部1b等の開口部を有しており、駆動ユニットを装置本体の外側から取り付け可能である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、装置外側からのアクセスで駆動ユニットの取り付けが可能なため、サービス性を向上させることが可能となる。
(態様I)
態様D乃至Hの何れかの態様において、相対位置を調整する駆動ユニット調整部108などの調整部が、像担持体歯車保持部材と駆動歯車保持部材とに設けられており、像担持体歯車保持部材と駆動歯車保持部材とを固定する固定部を調整部が兼ねる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、調整部と固定部とを同一部品で構成することにより、少ない部品点数で高精度に装置を構成することができる。
(態様J)
態様D乃至Iの何れかの態様において、感光体位置決め部材101等の像担持体歯車保持部材の感光体ギヤ21等の像担持体歯車の感光体中心軸20等の回転軸を保持する位置決め部102等の保持部を、組立治具200等の取り付け治具の基準ピン201等の当接部材に当接させ、且つ、駆動ギヤ保持部材103等の駆動歯車保持部材に設けられた治具孔110等の位置決め孔に取り付け治具に設けられた保持ピン203等の位置決め軸を貫通させながら、像担持体歯車保持部材と駆動歯車保持部材とを固定することにより、相対位置の位置決めを行う。
これによれば、上記実施形態について説明したように、取り付け治具を用いることで、より高精度に組み付けることができる。
(態様K)
態様Jにおいて、組立治具200等の取り付け治具本体に対して基準ピン201等の当接部材が着脱可能となっており、当接部材を交換することにより、相対位置が調整可能である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、簡易な構成で感光体ギヤ21等の像担持体歯車と駆動ギヤ104等駆動歯車との軸間距離L等の軸間距離の調整を行うことができる。
(態様L)
態様A乃至Jにおいて、感光体2等の像担持体と、感光体ギヤ21等の像担持体歯車と、現像装置5等の現像手段とを少なくとも有し、プリンタ10本体等の装置本体に対して着脱可能な作像ユニット1等のプロセスカートリッジを備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、像担持体や現像手段などのメンテナンス性を向上させることができる。
(態様M)
態様Lにおいて、作像ユニット1等のプロセスカートリッジがプリンタ10本体等の装置本体に装着され、感光体ギヤ21等の像担持体歯車が駆動ギヤ104等の駆動歯車と噛み合った状態で像担持体の駆動を行った際に、装置本体に対するプロセスカートリッジの抜き方向とは逆方向の成分を有する力(接線力F等)が像担持体歯車に作用する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、像担持体の駆動とプロセスカートリッジの浮き防止とを同一の部品で行えるため、部品点数の増加を抑えることができる。
(態様N)
態様A乃至Mの何れかの態様において、駆動ギヤ104等の駆動歯車が、クラウニングギヤである。
これによれば、上記実施形態について説明したように、感光体2等の像担持体の回転ムラを抑制し、画像品質の向上を図ることができる。
(態様O)
態様A乃至Nの何れかの態様において、感光体2等の像担持体は、表面移動しながら露光位置等の潜像形成位置で書込ユニット70等の潜像形成手段によって潜像が形成され、潜像が現像されたトナー像等の可視像を転写位置で中間転写ベルト16等の中間転写体または記録媒体に転写する潜像担持体であり、中継ギヤ106等の中継歯車と駆動ギヤ104等の駆動歯車との歯数は同じであり、感光体ギヤ21等の像担持体歯車は、中継歯車と駆動歯車とが一回転する間に、像担持体の表面が潜像形成位置から転写位置まで表面移動するように回転する歯数である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、ギヤの製造公差等に起因する色ずれの発生を抑制でき、画像品質の向上を図ることができる。
1 作像ユニット
1M マゼンタ用作像ユニット
1C シアン用駆動ユニット
1K ブラック用作像ユニット
1a 側板フレーム
1b 開口部
2 感光体
2Y イエロー用感光体
2M マゼンタ用感光体
2C シアン用感光体
2K ブラック用感光体
3K ブラック用ドラムクリーニング装置
4K ブラック用帯電装置
4aK ブラック用帯電ローラ
4bK ブラック用回収ローラ
5 現像装置
5K ブラック用現像装置
10 プリンタ
11K ブラック用現像ローラ
12 脚部
14 二次転写ローラ
15 転写ユニット
16 中間転写ベルト
17 駆動ローラ
18 従動ローラ
19 一次転写ローラ
20 感光体中心軸
21 感光体ギヤ
21Y イエロー用感光体ギヤ
21M マゼンタ用感光体ギヤ
21C シアン用感光体ギヤ
21K ブラック用感光体ギヤ
22 ベルトクリーニング装置
23 クリーニングバックアップローラ
30 給紙カセット
30a 給紙ローラ
31 給紙路
33 転写後搬送路
34 定着装置
34a 定着ローラ
34b 加圧ローラ
35 定着後搬送路
36 排紙ローラ対
50 上カバー
51 軸部材
70 書込ユニット
70K ブラック用書込ユニット
100 感光体駆動ユニット
101 感光体位置決め部材
102 位置決め部
102 駆動ギヤ
103 駆動ギヤ保持部材
103a 第一駆動ギヤ保持部材
103b 第二駆動ギヤ保持部材
104 駆動ギヤ
104Y イエロー用駆動ギヤ
104M マゼンタ用駆動ギヤ
104C シアン用駆動ギヤ
104K ブラック用駆動ギヤ
105 駆動モータ
105a 第一駆動モータ
105b 第二駆動モータ
106 中継ギヤ
106a 小径ギヤ
106b 大径ギヤ
106Y イエロー用中継ギヤ
106M マゼンタ用中継ギヤ
106C シアン用中継ギヤ
106K ブラック用中継ギヤ
107 駆動分配中継ギヤ
108 駆動ユニット調整部
108a 調整孔
108b 調整軸
108c 調整ボス
108d ネジ穴
109a 第一駆動源位置決め部
109b 第二駆動源位置決め部
110 治具孔
110a 第一治具孔
110b 第二治具孔
114 駆動回転軸
115 出力ギヤ
115a 第一出力ギヤ
115b 第二出力ギヤ
116 中継回転軸
200 組立治具
201 基準ピン
201a 第一基準ピン
201b 第二基準ピン
202 付勢部材
202a 第一付勢部材
202b 第二付勢部材
203 保持ピン
203a 第一保持ピン
203b 第二保持ピン
L 軸間距離
P 記録紙
S 設置面
W 露光転写間距離
θ 相対角
特開2014−089371号公報

Claims (13)

  1. 複数の像担持体と、
    複数の前記像担持体の駆動軸にそれぞれ設けられた複数の像担持体歯車と、
    複数の前記像担持体を回転駆動させる駆動源と、
    前記駆動源からの回転駆動を出力する駆動出力歯車と、
    前記駆動出力歯車から直接または他の駆動伝達部材を介して回転駆動が入力され、前記像担持体歯車のそれぞれに向けて伝達される回転駆動を中継する複数の中継歯車と、
    前記中継歯車と前記像担持体歯車との両方に連結し、前記中継歯車の回転駆動を前記像担持体歯車に伝達する複数の駆動歯車とを備える画像形成装置において、
    複数の前記駆動歯車の全ての回転中心は、それぞれの前記駆動歯車が連結する前記中継歯車の回転中心と前記像担持体歯車の回転中心とを結ぶ仮想線分に対して、前記中継歯車の回転方向下流側に位置することを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の像担持体と、
    複数の前記像担持体の駆動軸にそれぞれ設けられた複数の像担持体歯車と、
    複数の前記像担持体を回転駆動させる駆動源と、
    前記駆動源からの回転駆動を出力する駆動出力歯車と、
    前記駆動出力歯車から直接または他の駆動伝達部材を介して回転駆動が入力され、前記像担持体歯車のそれぞれに向けて伝達される回転駆動を中継する複数の中継歯車と、
    前記中継歯車と前記像担持体歯車との両方に連結し、前記中継歯車の回転駆動を前記像担持体歯車に伝達する複数の駆動歯車とを備える画像形成装置において、
    複数の前記中継歯車のうちの少なくとも一つは、前記駆動源からの回転駆動を、他の前記中継歯車である第一中継歯車を介して入力される第二中継歯車であり、
    複数の前記駆動歯車のうちの前記第一中継歯車に連結する第一駆動歯車の回転中心は、前記第一中継歯車の回転中心と、前記第一駆動歯車に連結する前記像担持体歯車の回転中心とを結ぶ仮想線分に対して、前記第一中継歯車の回転方向下流側に位置することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2の画像形成装置において、
    複数の前記駆動歯車の全ての回転中心は、それぞれの前記駆動歯車が連結する前記中継歯車の回転中心と前記像担持体歯車の回転中心とを結ぶ仮想線分に対して、前記中継歯車の回転方向下流側に位置することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一に記載の画像形成装置において、
    前記像担持体歯車の回転軸を保持する像担持体歯車保持部材と、
    前記駆動歯車の回転軸を保持する駆動歯車保持部材とを備え、
    前記像担持体歯車保持部材と前記駆動歯車保持部材との相対位置が可変であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4の画像形成装置において、
    前記相対位置を調整し前記像担持体歯車保持部材と前記駆動歯車保持部材とを固定して前記像担持体歯車保持部材と前記駆動歯車保持部材とを一体化した駆動ユニットが、装置本体に対して着脱可能であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5の画像形成装置において、
    前記像担持体歯車保持部材と前記駆動歯車保持部材との間もしくは外側に、前記像担持体歯車保持部材と前記駆動歯車保持部材とが固定される固定部材が設けられており、
    前記像担持体歯車保持部材と、前記駆動歯車保持部材と、前記固定部材との三つの部材を、二つの部材同士でそれぞれ相互に固定することにより、前記駆動ユニットが積層構造になっていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5または6の画像形成装置において、
    前記駆動ユニットは、前記中継歯車の回転軸を保持する中継歯車保持部材を有し、
    前記駆動源が前記中継歯車保持部材に位置決めされることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項5乃至7の何れか一に記載の画像形成装置において、
    装置本体の前記駆動ユニットを取り付けるフレームは開口部を有しており、
    前記駆動ユニットを装置本体の外側から取り付け可能であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項4乃至8の何れか一に記載の画像形成装置において、
    前記相対位置を調整する調整部が、前記像担持体歯車保持部材と前記駆動歯車保持部材とに設けられており、前記像担持体歯車保持部材と前記駆動歯車保持部材とを固定する固定部を前記調整部が兼ねることを特徴とする画像形成装置
  10. 求項1乃至の何れか一に記載の画像形成装置において、
    前記像担持体と前記像担持体歯車と現像手段とを少なくとも有し、装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジを備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項10の画像形成装置において、
    前記プロセスカートリッジが装置本体に装着され、前記像担持体歯車が前記駆動歯車と噛み合った状態で前記像担持体の駆動を行った際に、装置本体に対する前記プロセスカートリッジの抜き方向とは逆方向の成分を有する力が前記像担持体歯車に作用することを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1乃至11の何れか一に記載の画像形成装置において、
    前記駆動歯車が、クラウニングギヤであることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1乃至12の何れか一に記載の画像形成装置において、
    前記像担持体は、表面移動しながら潜像形成位置で潜像形成手段によって潜像が形成され、前記潜像が現像された可視像を転写位置で中間転写体または記録媒体に転写する潜像担持体であり、
    前記中継歯車と前記駆動歯車との歯数は同じであり、前記像担持体歯車は、前記中継歯車と前記駆動歯車とが一回転する間に、前記像担持体の表面が前記潜像形成位置から前記転写位置まで表面移動するように回転する歯数であることを特徴とする画像形成装置。
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