JP6202374B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置では、像担持体としての感光体を備え、感光体上にトナー像を形成し、記録紙上または中間転写体上に転写して画像を形成する画像形成装置の被駆動部材としての感光体を駆動する駆動装置を備えたものが知られている。
特許文献1に記載の画像形成装置では、感光体、現像装置、帯電装置及びクリーニング装置などを一体で支持したプロセスカートリッジが、画像形成装置本体に対して着脱可能な構成となっている。そして、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した際に、プロセスカーリッジ側の従動カップリングと、画像形成装置本体に設けられた駆動装置側の駆動カップリングとを連結して、感光体に駆動力を伝達し回転させている。
ところが、プロセスカーリッジ側の従動カップリングと駆動装置側の駆動カップリングとを連結する構成では、部品点数が多くなるためコストが高く、構造が複雑になってしまう。
特許文献2に記載の画像形成装置では、感光体の回転軸に設けられた感光体ギヤと、駆動装置の保持部材に回転軸が保持された感光体駆動ギヤとを噛み合わせて、駆動源たる駆動モータから感光体駆動ギヤと感光体ギヤとを介して感光体に駆動力を伝達している。これにより、プロセスカーリッジ側の従動カップリングと、駆動装置側の駆動カップリングとを連結する構成とした場合よりも、低コスト化や構造の簡略化を図ることが可能となる。
画像形成装置本体にプロセスカートリッジを装着した際に、感光体ギヤと感光体駆動ギヤとを噛み合わせて連結させる構成では、プロセスカートリッジが着脱可能なため、感光体ギヤと感光体駆動ギヤとの軸間距離が複数の部品を介して決まる。そのため、部品の加工精度や組付け誤差などにより、感光体ギヤと感光体駆動ギヤとの軸間距離が狙いの軸間距離からずれる場合がある。
この場合、感光体ギヤと感光体駆動ギヤとが上手く噛み合わず、感光体ギヤと感光体駆動ギヤとを駆動した際に振動が生じ、記録紙または中間転写体に感光体から転写された画像に、前記振動に起因したバンディング等の画像不良が発生するといった問題が生じる。
特許文献3に記載の画像形成装置では、感光体駆動ギヤを有する駆動装置を組み立てる際や、画像形成装置本体に駆動装置を取り付ける際に、位置決め用冶具を用いて高精度に取り付けている。これにより、位置決め用冶具を用いて、駆動装置を組み立てたり画像形成装置本体に取り付けたりしない場合よりも、感光体ギヤと感光体駆動ギヤとの軸間距離の精度を確保することが可能となる。
ところが、組立時に位置決め冶具を使用するため組立性が悪化したり、保守作業などで駆動装置を交換する際に位置決め治具が必要となり交換に手間を要したりするおそれがある。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、カップリングなどの複雑な機構や、冶具による組立を要することなく、プロセスカートリッジに設けられた像担持体ギヤと、駆動ユニットに設けられた像担持体駆動ギヤとの軸間距離の精度を確保することができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、像担持体と、該像担持体に回転駆動力を伝達する、回転軸を中心に回転可能な像担持体ギヤとを一体で支持し、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジと、前記像担持体ギヤと噛み合い該像担持体ギヤに回転駆動力を伝達する、回転軸を中心に回転可能な像担持体駆動ギヤと、前記像担持体ギヤと前記像担持体駆動ギヤとを介して前記像担持体を回転駆動させる駆動源とが設けられた駆動ユニットとを備え、前記像担持体に形成された画像を転写体に転写して画像形成を行う画像形成装置において、前記駆動ユニットには、前記駆動源の駆動軸に設けられた駆動源ギヤから前記像担持体駆動ギヤに伝達される駆動力を減速させる減速ギヤの回転軸を保持する減速ギヤ軸保持部材と、前記像担持体駆動ギヤの回転軸を保持する像担持体駆動ギヤ軸保持部材と、前記減速ギヤと前記像担持体駆動ギヤとの軸間距離を規定する軸間距離規定部材と、が設けられており、前記像担持体駆動ギヤ軸保持部材は、前記減速ギヤ軸保持部材と、前記軸間距離規定部材との間に設けられ、前記プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した際の該プロセスカートリッジの位置決めを、前記像担持体駆動ギヤ軸保持部材で行う構成で、前記像担持体駆動ギヤ軸保持部材が前記像担持体ギヤの回転軸を保持することを特徴とするものである。
以上、本発明によれば、カップリングなどの複雑な機構や、冶具による組立を要することなく、プロセスカートリッジに設けられた像担持体ギヤと、駆動ユニットに設けられた像担持体駆動ギヤとの軸間距離の精度を確保することができるという優れた効果がある。
プリンタ本体の感光体駆動方法について説明する図。 プリンタの概略構成図。 プリンタの筐体に対して上カバーを開いた状態を示す図。 感光体駆動ユニットの斜視図。 画像形成装置上下方向のみ感光体駆動ユニット内で位置決めし、画像形成装置前後方向は本体フレーム位置決め部で位置決めする構成を示す図。 駆動ギヤと感光体ギヤとの位置関係についての説明図。 感光体中心軸を本体フレームで位置決めする構成を示す図。 感光体中心軸を感光体駆動ユニット内の感光体位置決め部で位置決めする構成を示す図。 図4に示した感光体駆動ユニットの分解図。 感光体駆動ユニットでの駆動源の位置決めについて説明に用いる図。 感光体ギヤが駆動ギヤより駆動力を受けた際、感光体ギヤに作像ユニットの抜き方向とは逆の成分を持った接線力が働くことの説明に用いる図。 駆動ギヤ、減速ギヤ及びプロセスカートリッジケースなどの配置についての説明に用いる図。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のカラープリンタ(以下、単にプリンタという)1の一実施形態について説明する。
まず、プリンタ1の基本的な構成について説明する。図2は、実施形態に係るプリンタ1の概略構成図である。同図において、このプリンタ1は、黒、シアン、マゼンタ、イエロー(以下、K、C、M、Yと記す)のトナー像を作像するための4つの作像ユニット7K,7C,7M,7Yを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のK,C,M,Yトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。
Kトナー像を作像するための作像ユニット7Kを例に挙げて説明する。作像ユニット7Kは、図2に示されるように、像担持体たるドラム状の感光体6K、ドラムクリーニング装置3K、除電装置(不図示)、帯電装置4K、潜像形成手段としての書込ヘッド70K、現像装置5K等を備えている。作像ユニット7Kは、プリンタ本体に着脱可能なプロセスカートリッジであり、作像ユニット7Kに設けられた消耗部品を一度に交換できるようになっている。
なお、ドラムクリーニング装置3K、帯電装置4K及び現像装置5Kに関しては、これら全てをプロセスカートリッジに一体で支持しなくても良い。すなわち、ドラムクリーニング装置3K、帯電装置4K及び現像装置5Kより選ばれる少なくとも一つの装置が、感光体6とともにプロセスカートリッジとして一体に支持された構成も採用することができる。
帯電装置4Kは、図示しない駆動手段によって図中時計回り方向に回転せしめられる感光体6Kに接触しながら図中反時計回り方向に回転する帯電ローラ4aKと、帯電ローラ4aKに付着したトナーを回収する回収ローラ4bKとを具備している。そして、帯電ローラ4aKと感光体6Kとの間に放電を発生させることで、感光体6Kの表面を一様に帯電せしめる。
書込ヘッド70Kは、感光体6Kの軸方向に配列されたLEDや有機EL素子などの複数の発光素子を有している。書込ヘッド70Kは、画像情報に基づいて所定の位置の発光素子を発光させ感光体6Kに照射することで感光体6Kを露光し、感光体6K上にK用の静電潜像を形成する。
現像装置5Kには、感光体6Kに当接しながら回転する現像ローラ5aKなどが配設されており、現像ローラ5aKの表面に担持されたトナーを、現像ローラ5aKと感光体6Kとの当接部である現像領域で、感光体表面のK用の静電潜像に付着させる。この付着により、K用の静電潜像がKトナー像に現像される。そして、後述する中間転写ベルト8上に感光体6KからKトナー像が中間転写される。
ドラムクリーニング装置3Kは、中間転写工程を経た後の感光体表面に付着している転写残トナーを除去する。
上記除電装置は、ドラムクリーニング装置3Kによるクリーニング後の感光体6Kの残留電荷を除電する。この除電により、感光体6Kの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。
なお、これまでK用の作像ユニット7Kについて説明したが、C,M,Y用の作像ユニット7C,7M,7Yにおいても、同様のプロセスにより、感光体6C,6M,6Y上にC,M,Yトナー像が形成される。
作像ユニット7K,7C,7M,7Yの下方には、無端状の中間転写ベルト8を張架しながら図中反時計回り方向に回転させる転写手段たる転写ユニット15が配設されている。転写ユニット15は、中間転写ベルト8の他に、駆動ローラ17、従動ローラ18、4つの一次転写ローラ19K,19C,19M,19Y、二次転写ローラ14、ベルトクリーニング装置22、クリーニングバックアップローラ23などを備えている。
中間転写ベルト8は、そのループ内側に配設された駆動ローラ17、従動ローラ18、クリーニングバックアップローラ23及び4つの一次転写ローラ19K,19C,19M,19Yによって回転可能に張架されている。そして、図示しない駆動手段によって図中反時計回り方向に回転駆動される駆動ローラ17の回転力により、同方向に回転させる。
4つの一次転写ローラ19K,19C,19M,19Yは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト8を感光体6K,6C,6M,6Yとの間に挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト8のおもて面と、感光体6K,6C,6M,6Yとが当接するK,C,M,Y用の一次転写ニップが形成されている。
一次転写ローラ19K,19C,19M,19Yには、図示しない転写バイアス電源によってそれぞれ一次転写バイアスが印加される。これにより、感光体6K,6C,6M,6Yの静電潜像と、一次転写ローラ19K,19C,19M,19Yとの間に転写電界が形成される。なお、一次転写ローラ19K,19C,19M,19Yに代えて、転写チャージャーや転写ブラシなどを採用してもよい。
Y用の作像ユニット7Yの感光体6Y表面に形成されたYトナーは、感光体6Yの回転に伴って上述のY用の一次転写ニップに進入すると、転写電界やニップ圧の作用により、感光体6Y上から中間転写ベルト8上に一次転写される。このようにしてYトナー像が一次転写せしめられた中間転写ベルト8は、その無端移動に伴ってC,M,Y用の一次転写ニップを通過する際に、感光体6C,6M,6Y上のC,M,Yトナー像が、Yトナー像上に順次重ね合わせて一次転写される。この重ね合わせの一次転写により、中間転写ベルト8上には4色トナー像が形成される。
転写ユニット15の二次転写ローラ14は、中間転写ベルト8のループ外側に配設されて、ループ内側の駆動ローラ17との間に中間転写ベルト8を挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト8のおもて面と、二次転写ローラ14とが当接する二次転写ニップが形成されている。二次転写ローラ14には、図示しない転写バイアス電源によって二次転写バイアスが印加される。この印加により、二次転写ローラ14と、アース接続されている駆動ローラ17との間には、二次転写電界が形成される。
転写ユニット15の下方には、記録紙Pを複数枚重ねた紙束の状態で収容している給紙カセット30が、プリンタ1の筐体に対して着脱可能に配設されている。この給紙カセット30は、紙束の一番上の記録紙Pに給紙ローラ30aを当接させており、これを所定のタイミングで図中反時計回り方向に回転させることで、その記録紙Pを給紙路31に向けて送り出す。
給紙路31の末端付近には、不図示のレジストローラ対が配設されている。このレジストローラ対は、給紙カセット30から送り出された記録紙Pをローラ間に挟み込むとすぐに両ローラの回転を停止させる。そして、挟み込んだ記録紙Pを上述の二次転写ニップ内で中間転写ベルト8上の4色トナー像に同期させ得るタイミングで回転駆動を再開して、記録紙Pを二次転写ニップに向けて送り出す。
二次転写ニップで記録紙Pに密着せしめられた中間転写ベルト8上の4色トナー像は、二次転写電界やニップ圧の影響を受けて記録紙P上に一括二次転写され、記録紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。このようにして表面にフルカラートナー像が形成された記録紙Pは、二次転写ニップを通過すると、二次転写ローラ14や中間転写ベルト8から曲率分離する。そして、転写後搬送路33を通って、後述する定着装置34に送り込まれる。
二次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、記録紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、中間転写ベルト8のおもて面に当接しているベルトクリーニング装置22によってベルト表面からクリーニングされる。中間転写ベルト8のループ内側に配設されたクリーニングバックアップローラ23は、ベルトクリーニング装置22によるベルトのクリーニングをループ内側からバックアップする。
定着装置34は、図示しないハロゲンランプ等の発熱源を内包する定着ローラ34aと、これに所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ34bとによって定着ニップを形成している。定着装置34内に送り込まれた記録紙Pは、その未定着トナー像担持面を定着ローラ34aに密着させるようにして、定着ニップに挟まれる。そして、加熱や加圧の影響によってトナー像中のトナーが軟化さしめられて、フルカラー画像が定着せしめられる。
定着装置34内から排出された記録紙Pは、定着後搬送路35を経由した後、記録紙Pが定着後搬送路35から排紙ローラ対36のローラ間に挟み込まれる。排紙ローラ対36に挟み込まれた記録紙Pは機外へと排出され、筐体の上カバー50の上面であるスタック部にスタックされる。
プリンタ1の筺体の上カバー50は、軸部材51を中心にして回動自在に支持されており、図中反時計回り方向に回転することで、図3に示すように筺体に対して開いた状態になる。これにより、筺体の上部が大きく開口し、筐体内部に配置された作像ユニット7Y,1M,1C,1Kが露出される。そして、このように筐体に対して上カバー50を開けた状態で、作像ユニット7K,7C,7M,7Yがプリンタ本体から着脱可能な構成となっている。これにより、各作像ユニット7の交換や、作像ユニット7に設けられた感光体6や現像装置5などのメンテナンス性を向上させることができる。
また、書込ヘッド70K,70C,70M,70Yは、上カバー50に保持されており、筺体に対して上カバー50を開いた状態にすることで、筐体内部から筐体外部に出される。
ここで、特開2004−109766号公報では、感光体を駆動させる駆動装置として、次のような駆動装置が開示されている。すなわち、一方向に列設した複数の感光体の端部に係合する係合部がそれぞれ設けられた複数の駆動軸と、各駆動軸に駆動源からの駆動力を伝達するギヤとを、互いに対向する側板に挟み込んでユニットを構成し、プリンタ本体に着脱可能としている。この駆動装置では、感光体と、駆動装置との駆動連結に前記係合部としてカップリング機構を用いているため、コストが高く構造が複雑になってしまう。
一方、感光体ギヤと駆動ギヤそれぞれの回転軸を同じユニット側板に位置決めし、感光体ギヤと駆動ギヤとを噛み合せて駆動力を伝達する構成が知られている。このような構成において、感光体ギヤと駆動ギヤとがラジアル方向に配置されると、ラジアル方向の占有スペースが大きくなってしまう。そのため、感光体ギヤと駆動ギヤとのそれぞれの回転軸を別々のユニット側板に位置決めし、感光体ギヤと駆動ギヤとをスラスト方向で重ね合わせるように配置する構成が考えられる。
しかしながら、この場合、感光体ギヤと駆動ギヤそれぞれの回転軸を別々のユニット側板に位置決めしているため、部品の加工精度や組み付け誤差などにより、感光体ギヤと駆動ギヤとの軸間距離が狙いの軸間距離からずれてしまう虞がある。
これに対し、位置決め用冶具を用いて、ユニットの組立や取り付けを行うことで、感光体ギヤと駆動ギヤとの軸間距離の精度を確保することが可能となる。ところが、組立時に位置決め冶具を使用するため組立性が悪化したり、保守作業などでユニットを交換する際に位置決め治具が必要となり交換に手間を要したりするおそれがある。
そこで、本実施形態のプリンタ1においては、カップリングなどの複雑な機構や、冶具による組立などを要することなく、感光体ギヤと駆動ギヤとの軸間距離の精度を確保できる構成を採用している。
次に、図1を用いてプリンタ本体の感光体駆動方法について説明する。
作像ユニット7K,7C,7M,7Yがプリンタ本体に装着されている状態では、感光体中心軸60K,60C,60M,60Yが感光体駆動ユニット100内の感光体位置決め部102K,102C,102M,102Yに保持・位置決めされる。これにより、プリンタ本体内での作像ユニット7K,7C,7M,7Yの位置が決まる。
感光体6K,6C,6M,6Yの駆動は、1つもしくは複数の駆動源106により駆動される。図1には、駆動源106aと駆動源106bとの2つの駆動源の構成を示している。
駆動源106aから出力された駆動力は、駆動源106aの駆動軸に設けられた駆動源ギヤ120aと噛み合う減速ギヤ107Kを介して、減速ギヤ107Kと噛み合う駆動ギヤ105Kに伝達される。そして、駆動ギヤ105Kと噛み合う、感光体6Kの感光体中心軸61Kに設けられている感光体ギヤ61Kに駆動力を伝達して駆動させることで、感光体6Kを回転させる。
同様に、駆動源106bから出力された駆動力は、駆動源106bの駆動軸に設けられた駆動源ギヤ120bと噛み合う減速ギヤ107M,107Yを介して、減速ギヤ107M,107Yと噛み合う駆動ギヤ105M,105Yに伝達される。そして、駆動ギヤ105M,105Yと噛み合う、感光体6M,6Yの感光体中心軸61M,61Yに設けられている感光体ギヤ61M,61Yに駆動力を伝達し駆動させることで、感光体6M,6Yを回転させる。
感光体6Cについては、駆動源106bから駆動源ギヤ120bと減速ギヤ107Mと中継ギヤ108と減速ギヤ107Cとを順に介して、駆動ギヤ105Cに駆動力が伝達される。そして、駆動ギヤ105Cと噛み合う、感光体6Cの感光体中心軸61Cに設けられている感光体ギヤ61Cに駆動力を伝達し駆動させることで、感光体6Cを回転させる。
図4は感光体駆動ユニット100の斜視図である。
感光体駆動ユニット100は、感光体位置決め部材101や減速ギヤ保持部材103や、軸間ピッチ板104などを有している。
感光体位置決め部材101には、感光体ギヤ61K,61C,61M,61Yの感光体中心軸60K,60C,60M,60Yを保持し位置決めする感光体位置決め部102K,102C,102M,102Yが設けられている。また、感光体位置決め部材101は、駆動ギヤ105K,105C,105M,105Yの駆動ギヤ中心軸109K,109C,109M,109Yを保持している。
減速ギヤ保持部材103は、減速ギヤ107K,107C,107M,107Yの回転軸である減速ギヤ中心軸117K,117C,117M,117Yを保持している。
また、駆動源ギヤ120a,120bから感光体ギヤ61K,61C,61M,61Yに駆動を伝達する駆動伝達ギヤ部が、駆動ギヤ105K,105C,105M,105Yと減速ギヤ107K,107C,107M,107Yとで構成されている。そして、駆動ギヤ105K,105C,105M,105Yと減速ギヤ107K,107C,107M,107Yとが、スラスト方向で重ね合わさるように配置された2段構成であることで、駆動伝達ギヤ部のラジアル方向の占有スペースが大きくなるのを抑制している。
本実施形態の感光体駆動ユニット100では、感光体ギヤ61と駆動ギヤ105とを噛み合わせて、駆動源106から駆動ギヤ105や感光体ギヤ61などのギヤを介して感光体6に駆動を伝達する構成を採用している。これにより、前述したようなカップリング機構を用いない分、コストが高く構造が複雑になってしまうのを抑制することができる。
なお、本実施形態のプリンタ1においては、感光体駆動ユニット100内の駆動ギヤ105K,105C,105M,105Yと、感光体ギヤ61K,61C,61M,61Yの軸間距離Lが重要となる。
軸間距離Lが狙いの値よりも近すぎると、駆動ギヤ105K,105C,105M,105Yと感光体ギヤ61K,61C,61M,61Yの歯先と歯底とが接触してしまい、双方のギヤの異常摩耗や破損、駆動負荷の上昇につながる。逆に、軸間距離Lが狙いの値よりも遠すぎると、ギヤ駆動時に振動が発生し、バンディングなど異常画像の原因となる。
そのため、感光体駆動ユニット100では、感光体位置決め部102K,102C,102M,102Yと、駆動ギヤ中心軸109K,109C,109M,109Yとがともに、感光体位置決め部材101に設けられている。そして、本実施形態の感光体駆動ユニット100では、感光体中心軸60K,60C,60M,60Yを、駆動ギヤ105K,105C,105M,105Yが取り付けられている感光体駆動ユニット100で直接保持して位置決めされる。
これにより、同一部材内で駆動ギヤ105K,105C,105M,105Yと感光体ギヤ61K,61C,61M,61Yとの軸間距離Lが決まる。そのため、感光体中心軸60K,60C,60M,60Yをプリンタ本体の本体フレームだけで保持・位置決めした場合と比較して、部品加工精度による誤差や組立時の誤差などの影響が小さい。また、感光体6及び感光体中心軸60が感光体駆動ユニット100に対して直接位置決めされる。よって、カップリングなどの複雑な機構や、組立治具を用いなくても、部品の加工精度や組立時の累積誤差の影響を減らして軸間距離Lを高精度に規定することができる。
図1では作像ユニット7を、プリンタ高さ方向であるプリンタ上下方向と、感光体中心軸60の軸方向とプリンタ上下方向とに直交する感光体位置決め部材長手方向ともに、感光体駆動ユニット100内で位置決めしている。一方、図5のようにプリンタ上下方向のみを感光体駆動ユニット100内で位置決めし、感光体位置決め部材長手方向に関しては不図示の本体フレーム位置決め部で位置決めする構成でもよい。これにより、装置構成やレイアウトの自由度を高めることが可能となる。
この場合、駆動ギヤ105K,105C,105M,105Yと感光体ギヤ61K,61C,61M,61Yとの軸間距離Lのうち、感光体位置決め部材長手方向成分L2(図6参照)に関しては複数の部品を介して決まる。そのため、組立時の累積誤差が大きくなってしまう。ところが、図6に示すように、駆動ギヤ105と感光体ギヤ61との位置関係に対して、感光体位置決め部材長手方向成分L2よりもプリンタ上下方向成分L1を大きくすることで、感光体位置決め部材長手方向成分L2の累積誤差の影響を減らすことができる。
図7及び図8に、感光体駆動ユニット100及び感光体6が、プリンタ1に装着された状態でのプリンタ前方方向からの断面図を示す。そして、図7及び図8を用いて、プリンタ本体の本体フレーム1aの状態による駆動ギヤ105と感光体ギヤ61との軸間の変化について説明する。
図7では、感光体中心軸60を本体フレーム1aで位置決めする構成を示しており、図8では感光体中心軸60を感光体駆動ユニット100内の感光体位置決め部102で位置決めする構成を示している。
本体フレーム1aは、加工誤差や組立誤差が無い状態では図7(a)に示すように設置面に対して垂直に立っている。
しかしながら、本体フレーム1aの加工誤差や組立誤差によっては、図7(b)や図7(c)に示すように、設置面に対して傾いた状態になる可能性がある。このような場合、図7(b)や図7(c)に示すように、感光体駆動ユニット100と感光体6とのの平行度が狂い、その結果、駆動ギヤ105と感光体ギヤ61との軸間距離が狙いの状態より離れたり(図7(b))、近づいたり(図7(c))してしまう。
一方で、図8(a)、図8(b)、図8(c)に示すように、感光体中心軸60を感光体駆動ユニット100内の感光体位置決め部102で位置決めし、感光体ギヤ61と駆動ギヤ105との噛み合い部と、感光体中心軸60の感光体位置決め部102とを近接させる。このことで、図8(b)や図8(c)に示すように、本体フレーム1aの傾きによる駆動ギヤ105と感光体ギヤ61との軸間距離の狂いを、図7(b)や図7(c)に示したものよりも低減させることができる。
図9は、図に示した感光体駆動ユニット100の分解図である。そして、図9を用いて駆動ギヤ105と減速ギヤ107との軸間距離規定方法について説明する。
感光体駆動ユニット100を組み立てる際、軸間ピッチ板104に開けられた駆動ギヤ位置決め孔111に駆動ギヤ中心軸109を挿入する。また、軸間ピッチ板104に開けられた減速ギヤ位置決め孔112に減速ギヤ中心軸110を挿入する。これにより、軸間ピッチ板104によって駆動ギヤ105と減速ギヤ107との相対位置が決まる。
このように、駆動ギヤ105と減速ギヤ107との軸間距離は、同一部材内(軸間ピッチ板104)で規定することができるため、駆動ギヤ105と減速ギヤ107との連結を精度よく行うことができる。
次に、図10を用いて、感光体駆動ユニット100での駆動源106a,106bの位置決めについて説明する。
減速ギヤ保持部材103には、駆動源106a,106bを減速ギヤ保持部材103に位置決めして取り付けるための駆動源位置決め部113a,113bが設けられている。また、駆動源106a,106bの駆動軸に取り付けられた駆動源ギヤ120a,120bに噛み合う減速ギヤ107K,107C,107M,107Yの中心軸117K,117C,117M,117Yが、減速ギヤ保持部材103に保持されている。
このため、駆動源106a,106bの駆動源ギヤ120a,120bと、減速ギヤ107K,107C,107M,107Yとの軸間距離が、同一部品内で決まる。よって、駆動源106a,106bからの駆動力を精度良く、減速ギヤ107K,107C,107M,107Yに伝えることができる。
ここで、プリンタ1の印刷品質を高めるには、感光体6が印字の際に感光体位置決め部102から浮くことなく、中間転写ベルト8に対して安定して当接する必要がある。
本実施形態のプリンタ1では、図11に示すように、感光体ギヤ61が駆動ギヤ105より駆動力を受けた際、感光体ギヤ61には作像ユニット7の抜き方向とは逆の成分F1を持った力Fが働くよう、感光体ギヤ61と駆動ギヤ105が配置されている。
これにより、感光体ギヤ61が駆動力を受けているときには、感光体中心軸60が感光体位置決め部102に押し当てられ、印字中など感光体6の駆動中に作像ユニット7が浮くのを抑制することができる。
この構成によると、感光体6を駆動するのに使用する部品が、作像ユニット7の浮きを抑える部品を兼ねるため、作像ユニット7の浮き防止に必要な部品構成を最小限に抑えることができる。
図12を用いて、駆動ギヤ105、減速ギヤ107及びプロセスカートリッジケース63などの配置について説明する。
図12(a)は、本実施形態のプリンタ1における駆動ギヤ105、減速ギヤ107及びプロセスカートリッジケース63などの配置を示している。図12(b)は、比較例のプリンタ1における駆動ギヤ105、減速ギヤ107及びプロセスカートリッジケース63などの配置を示す。
図12(b)に示した比較例のプリンタ1のような、感光体ギヤ61と減速ギヤ107の小径部107bとを直接連結させる構成では、プロセスカートリッジケース63と減速ギヤ107の大径部107aとを、プリンタ幅方向に対して並列に配置する必要がある。そのため、減速ギヤ107の小径部107bをプロセスカートリッジケース63の幅L3分だけ長くする必要がある。これに伴い、プリンタ幅方向に対する感光体駆動ユニット100の大きさも、その分、大きくなってしまう。
一方、図12(a)に示した本実施形態のプリンタ1では、感光体ギヤ61と駆動ギヤ105との噛み合い部114が減速ギヤ107の上部の頂点115よりも高い位置になるように、駆動ギヤ105と減速ギヤ107とが配置されている。これにより、プロセスカートリッジケース63を減速ギヤ107の大径部107aの上方に配置することが可能となり、比較例の構成よりも、プリンタ幅方向に対する感光体駆動ユニット100の大きさを小さくすることができる。よって、その分、プリンタ1の省スペース化を図ることができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
感光体6などの像担持体と、像担持体に回転駆動力を伝達する、感光体中心軸60などの回転軸を中心に回転可能な感光体ギヤ61などの像担持体ギヤとを一体で支持し、プリンタ本体などの画像形成装置本体に対して着脱可能な作像ユニット7などのプロセスカートリッジと、像担持体ギヤと噛み合い像担持体ギヤに回転駆動力を伝達する、駆動ギヤ中心軸109などの回転軸を中心に回転可能な駆動ギヤ105などの像担持体駆動ギヤと、像担持体ギヤと像担持体駆動ギヤとを介して像担持体を回転駆動させる駆動源106a,106bなどの駆動源とが設けられた感光体駆動ユニット100などの駆動ユニットとを備え、像担持体に形成されたトナー像などの画像を中間転写ベルト8などの転写体に転写して最終的に記録紙P上に画像形成を行うプリンタ1などの画像形成装置において、駆動ユニットには、像担持体駆動ギヤの回転軸を保持する感光体位置決め部材101などの像担持体駆動ギヤ軸保持部材が設けられており、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した際のプロセスカートリッジの位置決めを、像担持体駆動ギヤ軸保持部材で行う。
(態様A)においては、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した際に、駆動ユニットに設けられた像担持体駆動ギヤの回転軸を保持する像担持体駆動ギヤ軸保持部材で、プロセスカートリッジの位置決めがなされる。これにより、プロセスカートリッジに設けられた像担持体ギヤと、駆動ユニットに設けられた像担持体駆動ギヤとの相対位置に対する部品の加工精度や組付け誤差などの影響を低減させることができる。よって、その分、プロセスカートリッジに設けられた像担持体ギヤと、駆動ユニットに設けられた像担持体駆動ギヤとの軸間距離が、狙いの軸間距離からずれるのを抑制することができる。したがって、カップリングなどの複雑な機構や、治具による組立を要さずに、プロセスカートリッジに設けられた像担持体ギヤと駆動ユニットに設けられた像担持体駆動ギヤとの軸間距離を精度良く確保することができる。
(態様B)
(態様A)において、上記像担持体駆動ギヤ軸保持部材には、上記像担持体ギヤの回転軸と係合可能な感光体位置決め部120などの係合部が設けられており、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した際に、像担持体ギヤの回転軸を前記係合部に係合させる。これによれば、上記実施形態について説明したように、同一部材内で像担持体ギヤと像担持体駆動ギヤとの軸間距離が決まるため、組立治具を使用しなくても軸間距離を高精度に規定することができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、上記駆動源ギヤから上記像担持体ギヤに駆動を伝達する駆動伝達ギヤ部が、上記像担持体駆動ギヤと、該像担持体駆動ギヤと噛み合うギヤとをスラスト方向で重ね合わさせた2段構成である。これによれば、上記実施形態について説明したように、2段で構成された駆動伝達ギヤ部のラジアル方向の占有スペースが大きくなるのを抑制することができる。
(態様D)
(態様A)、(態様B)または(態様C)において、上記駆動源の駆動軸に設けられた駆動源ギヤ120a,120bなどの駆動源ギヤと、駆動源ギヤと噛み合い駆動源ギヤから像担持体駆動ギヤに伝達される駆動力を減速させる減速ギヤ107などの減速ギヤと、減速ギヤの回転軸と像担持体駆動ギヤの回転軸それぞれを、自身に形成された駆動ギヤ位置決め孔111や減速ギヤ位置決め孔112などの位置決め孔に挿入することで、減速ギヤと像担持体駆動ギヤとの軸間距離を規定する軸間ピッチ板104などの軸間距離規定部材を、上記駆動ユニットに設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、軸間距離規定部材で減速ギヤと像担持体駆動ギヤとの軸間距離を高精度に位置決めできるため、駆動力をロスなく伝達することができる。
(態様E)
(態様D)において、上記減速ギヤの回転軸を保持する減速ギヤ保持部材103などの減速ギヤ軸保持部材が上記駆動ユニットに設けられており、減速ギヤ軸保持部材に駆動源を位置決めして設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、駆動源の駆動軸と減速ギヤとの軸間距離を高精度に位置決めできるため、駆動力をロスなく減速ギヤに伝えることができる。
(態様F)
(態様E)において、上記像担持体ギヤと上記像担持体駆動ギヤとの噛み合い位置が、上記減速ギヤの上部よりも上に位置する。これによれば、上記実施形態について説明したように、プロセスカートリッジのプロセスカートリッジケースなどの筐体と減速ギヤとを画像形成装置幅方向にオーバーラップさせることができる。
(態様G)
(態様F)において、上記プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した際に、プロセスカートリッジの筐体部分が、上記減速ギヤの上方に位置する。これによれば、上記実施形態について説明したように、駆動ユニットの小型化を図ることができる。
(態様H)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)または(態様G)において、上記プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着され、上記像担持体ギヤが上記像担持体駆動ギヤと噛み合った状態で上記像担持体の駆動を行った際に、画像形成装置本体に対するプロセスカートリッジの抜き方向とは逆方向の成分を有する力が像担持体ギヤに働く。これによれば、上記実施形態について説明したように、像担持体の駆動とプロセスカートリッジの浮き防止とを同一の部品で行えるため、部品点数の増加を抑えることができる。
(態様I)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)、(態様G)または(態様H)において、上記像担持体駆動ギヤ軸保持部材は、上記プロセスカートリッジの画像形成装置高さ方向のみの位置決めを行い、プロセスカートリッジの画像形成装置高さ方向と像担持体ギヤ軸方向とに直交する方向の位置決めは、画像形成装置本体の本体フレーム1aなどのフレーム部材を用いる。これによれば、装置構成やレイアウトの自由度を高めることが可能となる。
(態様J)
(態様I)において、上記像担持体ギヤと上記像担持体駆動ギヤとの軸間距離は、画像形成装置高さ方向と像担持体ギヤ軸方向とに直交する方向の距離よりも画像形成装置高さ方向の距離のほうが大きい。これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成装置幅方向成分の累積誤差の影響を減らすことができる。
1 プリンタ
1a 本体フレーム
3 ドラムクリーニング装置
4 帯電装置
4a 帯電ローラ
4b 回収ローラ
5 現像装置
6 感光体
7 作像ユニット
8 中間転写ベルト
10 駆動ギヤ中心軸
14 二次転写ローラ
15 転写ユニット
17 駆動ローラ
18 従動ローラ
19 一次転写ローラ
22 ベルトクリーニング装置
23 クリーニングバックアップローラ
30 給紙カセット
30a 給紙ローラ
31 給紙路
33 転写後搬送路
34 定着装置
34a 定着ローラ
34b 加圧ローラ
35 定着後搬送路
36 排紙ローラ対
50 上カバー
51 軸部材
60 感光体中心軸
61 感光体ギヤ
63 プロセスカートリッジケース
70 書込ヘッド
100 感光体駆動ユニット
101 感光体位置決め部材
102 感光体位置決め部
103 減速ギヤ保持部材
104 軸間ピッチ板
105 駆動ギヤ
106 駆動源
106a 駆動源
106b 駆動源
107 減速ギヤ
108 中継ギヤ
109 駆動ギヤ中心軸
110 減速ギヤ中心軸
111 駆動ギヤ位置決め孔
112 減速ギヤ位置決め孔
113a 駆動源位置決め部
113b 駆動源位置決め部
114 噛み合い部
115 頂点
117 減速ギヤ中心軸
120a 駆動源ギヤ
120b 駆動源ギヤ
特開2011−59617号公報 特許第4820908号公報 特開2008−083342号公報

Claims (12)

  1. 像担持体と、該像担持体に回転駆動力を伝達する、回転軸を中心に回転可能な像担持体ギヤとを一体で支持し、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジと、
    前記像担持体ギヤと噛み合い該像担持体ギヤに回転駆動力を伝達する、回転軸を中心に回転可能な像担持体駆動ギヤと、前記像担持体ギヤと前記像担持体駆動ギヤとを介して前記像担持体を回転駆動させる駆動源とが設けられた駆動ユニットとを備え、
    前記像担持体に形成された画像を転写体に転写して画像形成を行う画像形成装置において、
    前記駆動ユニットには、前記駆動源の駆動軸に設けられた駆動源ギヤから前記像担持体駆動ギヤに伝達される駆動力を減速させる減速ギヤの回転軸を保持する減速ギヤ軸保持部材と、
    前記像担持体駆動ギヤの回転軸を保持する像担持体駆動ギヤ軸保持部材と、
    前記減速ギヤと前記像担持体駆動ギヤとの軸間距離を規定する軸間距離規定部材と、が設けられており、
    前記像担持体駆動ギヤ軸保持部材は、前記減速ギヤ軸保持部材と、前記軸間距離規定部材との間に設けられ、
    前記プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した際の該プロセスカートリッジの位置決めを、前記像担持体駆動ギヤ軸保持部材で行う構成で、
    前記像担持体駆動ギヤ軸保持部材が前記像担持体ギヤの回転軸を保持することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記像担持体駆動ギヤ軸保持部材には、上記像担持体ギヤの回転軸と係合可能な係合部が設けられており、
    上記プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した際に、前記像担持体ギヤの回転軸を前記係合部に係合させることを特徴とする画像形成装置
  3. 求項1または2の画像形成装置において、
    上記駆動源ギヤから上記像担持体ギヤに駆動を伝達する駆動伝達ギヤ部が、上記像担持体駆動ギヤと、該像担持体駆動ギヤと噛み合うギヤとをスラスト方向で重ね合わさせた2段構成であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至の何れか一に記載の画像形成装置において、
    上記減速ギヤは前記駆動源ギヤと噛み合い、
    前記減速ギヤの回転軸と上記像担持体駆動ギヤの回転軸とのそれぞれを、前記軸間距離規定部材に形成された位置決め孔に挿入することで、前記減速ギヤと前記像担持体駆動ギヤとの軸間距離を規定することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至の何れか一に記載の画像形成装置において、
    上記減速ギヤ軸保持部材に上記駆動源を位置決めして設けたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至の何れか一に記載の画像形成装置において、
    上記像担持体ギヤと上記像担持体駆動ギヤとの噛み合い位置が、上記減速ギヤの上部よりも上に位置することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至の何れか一に記載の画像形成装置において、
    上記プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した際に、該プロセスカートリッジの筐体部分が、上記減速ギヤの上方に位置することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1乃至の何れか一に記載の画像形成装置において、
    上記プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着され、上記像担持体ギヤが上記像担持体駆動ギヤと噛み合った状態で上記像担持体の駆動を行った際に、画像形成装置本体に対する前記プロセスカートリッジの抜き方向とは逆方向の成分を有する力が前記像担持体ギヤに働くことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1乃至の何れか一に記載の画像形成装置において、
    上記像担持体駆動ギヤ軸保持部材は、上記プロセスカートリッジの画像形成装置高さ方向のみの位置決めを行い、該プロセスカートリッジの画像形成装置高さ方向と像担持体ギヤ軸方向とに直交する方向の位置決めは、画像形成装置本体のフレーム部材を用いることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項の画像形成装置において、
    上記像担持体ギヤと上記像担持体駆動ギヤとの軸間距離は、画像形成装置高さ方向と像担持体ギヤ軸方向とに直交する方向の距離よりも画像形成装置高さ方向の距離のほうが大きいことを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1乃至10の何れか一に記載の画像形成装置において、
    上記減速ギヤと上記像担持体駆動ギヤとは、上記減速ギヤ軸保持部材と上記軸間距離規定部材との間に保持されており、
    上記駆動ユニットは、上記画像形成装置本体に対して着脱可能であることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1乃至11の何れか一に記載の画像形成装置において、
    上記転写体に転写した画像を記録紙に二次転写する二次転写方式であることを特徴とする画像形成装置。
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