JP2001281959A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001281959A
JP2001281959A JP2000098596A JP2000098596A JP2001281959A JP 2001281959 A JP2001281959 A JP 2001281959A JP 2000098596 A JP2000098596 A JP 2000098596A JP 2000098596 A JP2000098596 A JP 2000098596A JP 2001281959 A JP2001281959 A JP 2001281959A
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image forming
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rotation
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English (en)
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Satoru Sugita
哲 杉田
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Canon Inc
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 純機械的に複雑で高度な部品管理,精度管
理,調整および各画像担持体の回転むらを補正するため
の複雑な演算処理を必要とすることのない簡単かつ安価
の構成により、各画像担持体により形成される画像のず
れを減少させ画像品質を向上させること。 【解決手段】 感光ドラムDY〜DKのドラム駆動軸1
07Y〜107Kの重心を各モニタ駆動軸の回転中心か
ら所定量だけそれぞれ偏心させるように各モニタ駆動軸
に固定された駆動ギアG1上の回転中心から偏心量eだ
け離れた位置に偏心重量Gをそれぞれ設け、エンコーダ
103Y〜103K,演算・出力手段104Y〜104
Kによる各モニタ駆動軸の回転むら検知信号に基づい
て、モータ制御手段105Y〜105Kが、駆動モータ
102Y〜102Kの駆動をそれぞれ制御する構成を特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の電子写真画
像形成プロセスにより、それぞれ独立に回転される複数
の円筒形状の画像担持体上にそれぞれ形成される画像を
搬送される記録媒体上に重ねて転写して多重画像を形成
可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】はじめに、図7を参照して、画像形成装
置の一般的構成について説明する。
【0003】図7は、電子写真プロセス技術を応用した
カラー画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
【0004】図において、401Y,401M,401
C,401Kはそれぞれ画像形成部で、画像形成を行な
う。これらの画像形成部は装置筐体410内に設けた駆
動系(不図示)により駆動される。添字Y,M,C,K
は、画像形成部に用いる原色の略称で、それぞれイエロ
ー,マゼンタ,シアン,ブラックを意味する。
【0005】Y,M,C,K各色の画像形成部401
Y,401M,401C,401Kは内部にそれぞれ画
像担持体(以下感光ドラムと略称する)DY,DM,D
C,DKを有する。
【0006】402は中間転写体で、画像形成部401
Y,401M,401C,401Kでそれぞれ形成され
た画像を一旦転写し、シート材Pへの画像搬送と転写を
行なうものであり、本構成例では一例としてベルト体を
使用したものを図示しているがローラなどであってもよ
い。
【0007】403Y,403M,403C,403K
はそれぞれレーザ光源で、Y,M,C,K各色の画像形
成部401Y,401M,401C,401Kに画像を
形成させる。詳しくは、Y,M,C,K各色の画像形成
部401Y,401M,401C,401K内の感光ド
ラムDY,DM,DC,DK上をレーザ走査して各感光
ドラム上に静電潜像を形成する。
【0008】406は2次転写部で、中間転写体402
からシート材Pへ画像を転写する。407は定着手段
(以下、定着装置)で、2次転写部406でシート材P
に転写された画像をシート材P上に定着させる。
【0009】以下、図7に示した画像形成装置の画像形
成過程を説明する。
【0010】まず、光源403Y〜403Kの全部また
は一部によって画像形成部401Y〜401K内の感光
ドラムDY,DM,DC,DKの全部または一部に所定
の電子写真プロセスにより画像が書き込まれると感光ド
ラムDY,DM,DC,DKの全部または一部に書きこ
まれた画像は中間転写体402のベルト表面上にそれぞ
れ1次転写部409Y〜409Kにおいて転写される。
【0011】中間転写体402は、駆動ローラ411に
より感光ドラムDY,DM,DC,DKと略同一の速度
もしくは数%の速度差を付けて図中矢印方向に駆動され
ている。中間転写体402上に1次転写された画像はそ
のまま2次転写部406まで移送されていく。
【0012】一方、給紙機構404または405によっ
て1枚ずつ間欠的に装置内部に送り込まれたシート材P
は、前記の一次転写画像が2次転写部406に来るまで
の間にレジストローラ412まで搬送され、ここで先端
を合わせて姿勢保持され待機する。
【0013】1次転写画像が2次転写部406に送られ
てくると、シート材Pはこの移送速度に同期して2次転
写部406まで送り出され、ここでシート材P表面に画
像が転写される。この後、表面に画像転写されたシート
材Pは定着装置407に移送され、熱と圧力を加えるこ
とにより画像がシート材P表面に定着する。
【0014】以上が図7に示した画像形成装置の画像形
成過程である。これらの画像の書き込みは、感光ドラム
DY,DM,DC,DK自身の回転むらに対して駆動源
から回転位相を揃える制御をかけながら行なわれる。こ
の回転むら検出・補正手段の構成例を以下図8に示す。
【0015】図8は、従来の画像形成装置の感光ドラム
駆動系,回転むら検出系,感光ドラム駆動制御系の構成
を示す図であり、図7と同一のものには同一の符号を付
してある。
【0016】図において、601は前記画像形成部40
1Y〜401K全体を示す。YMCK各色の画像形成部
401Y,401M,401C,401Kは同一構成で
あり、以下画像形成部401Yを用いて説明する。
【0017】G1,G2はドラム駆動ギア列で、各色の
画像形成部401Y〜401Kともまったく同一形状の
部品を使用している。606はドラム駆動軸で、YMC
K各色とも同一形状の部品を使用している。
【0018】ドラム駆動ギアG1は、ドラム駆動軸60
6に固定嵌合され、ドラム駆動ギアG2を介して伝達さ
れる駆動トルクをドラム駆動軸606に伝達できるよう
になっている。
【0019】607はドラム貫通軸で、感光ドラムおよ
びドラム駆動軸606と同軸にドラム内に貫通して組み
込まれており、ドラム駆動時にはドラム駆動軸606お
よび感光ドラムと同期回転する。このドラム貫通軸60
7は、YMCK各色とも同一形状である。
【0020】MY,MM,MC,MKはそれぞれドラム
駆動モータ、605はドラム駆動継ぎ手で、YMCK各
色とも同一形状の部品である。602Y,602M,6
02C,602Kはそれぞれ検知手段(以下エンコーダ
と呼ぶ)で、それぞれ色毎のドラム駆動軸606の回転
むらを検知する。603Y,603M,603C,60
3Kはそれぞれデータ演算処理・出力手段で、回転むら
検出データの演算処理および該演算結果の出力を行う。
【0021】604Y,604M,604C,604K
はそれぞれ駆動モータMY,MM,MC,MKの駆動制
御手段である。
【0022】図に示した駆動系では、エンコーダ602
Y〜602Kで各色ドラム駆動軸606の回転むらを検
知し、データ演算処理・出力手段603Y〜603Kに
よりそれぞれ出力された回転むらの検出信号を駆動モー
タMY〜MKの駆動制御手段604Y〜604Kにそれ
ぞれ送り、回転むらの検出信号を打ち消す信号を駆動モ
ータMY,MM,MC,MKに送ることで、ドラム駆動
軸の回転むらを補正・抑止している。
【0023】この回転むら検出信号とモータ駆動制御信
号の関係を以下図9に示す。
【0024】図9は、図8に示したデータ演算処理・出
力手段603(603Y〜603K)より出力されるド
ラム駆動軸606の回転むら検出信号と駆動制御手段6
04(604Y〜604K)より出力されるモータ駆動
制御信号との関係を示す特性図である。
【0025】図において、横軸にドラム駆動軸606の
回転角を示し、縦軸に角速度変動(相対値)を示す。
【0026】また、データ演算処理・出力手段603よ
り出力される検出信号を点線で示し、モータ駆動制御信
号604より出力されるモータ駆動制御信号を実線で示
す。
【0027】図に示すように、データ演算処理・出力手
段603より出力されるドラム駆動軸606の回転むら
検出信号と駆動制御手段604より出力されるモータ駆
動制御信号との関係は、理論上は検出信号とまったく逆
位相の信号パターンを作り出してモータ(MY〜MK)
側に回転駆動制御信号として送出し、感光ドラム(DY
〜DK)の回転むらを相殺するようになっている。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】図8および図9で説明
した構成は回転むら検出系と補正系を組み合わせた駆動
制御系と駆動系との組み合わせで成立している。
【0029】この構成では、YMCK4色の感光ドラム
の回転むら位相がそろっていれば色ずれの心配は無いは
ずである。回転むらを抑止するためには、回転中の非定
常的な挙動や駆動負荷の低減、部品の精度管理等が重要
であるが、実際の機械ではドラム駆動軸の回転むら変動
には前記のような駆動負荷・駆動系中の回転中のひっか
かり挙動などの非定常的な挙動、部品のがた等からくる
突発的な変動等、定常的な駆動負荷に対して突発的な駆
動中の異常が無視できないレベルに達する場合がある。
【0030】特に駆動負荷トルクが低い場合にはこの非
定常挙動が各色の駆動軸の回転に大きく影響して色ずれ
を大きくさせてしまい、画像品質を著しく損ねてしま
う。
【0031】図10は、図8に示したドラム駆動軸60
6の回転むら検出信号の実測値と理論値との関係を示す
特性図である。
【0032】図において、横軸にドラム駆動軸606の
回転角を示し、縦軸に角速度変動(相対値)を示す。
【0033】また、ドラム駆動軸606の回転むら検出
信号の理論値を点線で示し、実測値を実線で示す。
【0034】このような回転むら検出信号を見ると、図
に示すように、ドラム駆動軸606の回転むら検出信号
(実測値)は、きれいな正弦波形ではなく、非定常的・
尖頭的なノイズを含んだ波形が混在し、理論上の出力信
号(理論値)に対してまったく一致しないノイズ成分が
多く存在することがわかる。
【0035】特に駆動モータの検出・制御にフィード・
フォワード制御を用いた場合は、あるタイミングで検出
した回転むらに対して補正制御信号を出し、次のタイミ
ングでの回転むらを予測して制御を行なうが、これは定
常的な再現性のある検出信号に対してのみ可能な制御方
法である。
【0036】このため、前記のような非定常的・尖頭的
なノイズを含んだ出力信号に対してモータ駆動制御系で
回転むらを補正しようとしても、制御信号を作ることの
できない非定常的・尖頭的ノイズ成分は除去できず、画
像品質のレベルアップがそれ以上できないという問題が
生じる。
【0037】これらの問題に対しては駆動制御系には依
存せず、機械的に駆動軸にフライホーイルなどを装着し
て回転むらを個々に安定化させたりする手法もあるが、
重心位置の微妙なずれなどからくる動的不釣合いが残
り、このために各色の回転むらをまったく無くすことは
非常に困難で、かつその割にはフライホイール自身の主
として製作精度からくるコストの増大を招き、十分な改
善効果が得られていない。
【0038】このように、各色に発生する回転のノイズ
成分は多くの場合、駆動系自身の振動やがた、駆動負荷
の突発的な変動などの要因が主であり、必ずしも検出系
・制御系に対して応答性、適合性のある機械システムが
構築できているとは言えなかった。
【0039】従って、これらの除去不可能なノイズ成分
のために、色ずれの改善があるレベルで行き詰まってし
まうという問題点があった。
【0040】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第5の発明
の目的は、各画像担持体を駆動する各駆動軸の重心を各
駆動軸の回転中心から所定量だけそれぞれ偏心させるよ
うに各駆動軸に固定された駆動ギア上の回転中心から所
定偏心量だけ離れた位置に偏心重量をそれぞれ設け、各
駆動軸の回転むら検知信号に基づいて、駆動源の駆動を
それぞれ制御することにより、純機械的に複雑で高度な
部品管理,精度管理,調整および各画像担持体の回転む
らを補正するための複雑な演算処理を必要とすることの
ない簡単かつ安価の構成により、各画像担持体により形
成される画像のずれを減少させ画像品質を向上させるこ
とができる画像形成装置を提供することである。
【0041】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の電子写真画像形成プロセスにより、それぞれ
独立に回転される複数の円筒形状の画像担持体(図1に
示す感光ドラムDY,DM,DC,DK)上にそれぞれ
形成される画像を搬送される記録媒体上に重ねて転写し
て多重画像を形成可能な画像形成装置において、前記各
画像担持体の回転軸と同軸上または略同軸上に設けら
れ、前記各画像担持体をそれぞれ独立した駆動源(図1
に示す駆動モータ102Y,102M,102C,10
2K)からの駆動トルクにより駆動する複数の駆動軸
(図1に示す駆動軸107Y,107M,107C,1
07K)と、前記各駆動軸の重心を前記各駆動軸の回転
中心から所定量だけそれぞれ偏心させる複数の偏心手段
(図1に示す各色のギアG1にそれぞれ取り付けられた
偏心重量G,図5に示す部材301Y,301M,30
1C,301Kにそれぞれ取り付けられた偏心重量G)
と、前記各駆動軸の回転むらをそれぞれ検知する複数の
検知手段(図1に示すエンコーダ103Y,103M,
103C,103K,演算・出力手段104Y,104
M,104C,104K)と、前記各検知手段の検知結
果に基づいて、前記各駆動源の駆動をそれぞれ制御する
複数の制御手段(図1に示すモータ制御手段105Y,
105M,105C,105K)とを有するものであ
る。
【0042】本発明に係る第2の発明は、前記各駆動軸
とそれぞれ同期回転し、前記各駆動源からの駆動トルク
を前記各駆動軸にそれぞれ伝達する複数のギア(図1に
示す各色のギアG1)を前記駆動軸上にそれぞれ設け、
前記偏心手段は、前記各ギアの重心を前記各駆動軸の回
転中心から所定量だけそれぞれ偏心させる複数の偏心重
量(図1に示す各色のギアG1にそれぞれ取り付けられ
た偏心重量G)とするものである。
【0043】本発明に係る第3の発明は、前記偏心手段
は、前記各駆動軸上にそれぞれ設けられ、前記各駆動軸
とそれぞれ同期回転する複数の部材(図5に示す部材3
01Y,301M,301C,301K)であり、前記
各部材の重心は、前記各駆動軸の回転中心から所定量だ
けそれぞれ偏心しているものである。
【0044】本発明に係る第4の発明は、所定の電子写
真画像形成プロセスにより、それぞれ独立に回転される
複数の円筒形状の画像担持体(図4に示す感光ドラムD
Y,DM,DC,DK)上にそれぞれ形成される画像を
搬送される記録媒体上に重ねて転写して多重画像を形成
可能な画像形成装置において、前記各画像担持体の回転
軸と同軸上または略同軸上に設けられ、前記各画像担持
体をそれぞれ独立した駆動源(図4に示す駆動モータ1
02Y,102M,102C,102K)からの駆動ト
ルクにより駆動する複数の駆動軸(図4に示す駆動軸1
07Y,107M,107C,107K)と、前記各駆
動軸の重心を前記各駆動軸の回転中心から所定量だけそ
れぞれ偏心させる複数の偏心手段(図4に示す感光ドラ
ム貫通軸108Y,108M,108C,108Kにそ
れぞれ取り付けられた偏心重量G)と、前記各駆動軸の
回転むらをそれぞれ検知する複数の検知手段(図4に示
すエンコーダ103Y,103M,103C,103
K,演算・出力手段104Y,104M,104C,1
04K)と、前記各検知手段の検知結果に基づいて、前
記各駆動源の駆動をそれぞれ制御する複数の制御手段
(図4に示すモータ制御手段105Y,105M,10
5C,105K)とを有するものである。
【0045】本発明に係る第5の発明は、前記各制御手
段は、前記各検出手段からそれぞれ出力される各検出信
号と逆位相の信号パターンの制御信号により前記各駆動
源をそれぞれ駆動制御するものである。
【0046】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す画像形成装置の感光ドラム駆動
系,回転むら検出系,感光ドラム駆動制御系の構成を示
す図である。
【0047】図に示すように、本発明の画像形成装置
は、画像形成部AのY,M,C,K各色の感光ドラムD
Y,DM,DC,DKに独立して感光ドラム駆動系を設
けたものである。なお、画像形成装置全体の構成は、従
来の技術において図7で示したものと同様とし、本発明
は、例えばプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形
成装置の画像形成時における画像担持体の駆動系回転む
らの検知とその補正制御に対応するものであり、画像担
持体の駆動系ならびにその制御系の構成に関するもので
ある。
【0048】図において、G1およびG2は感光ドラム
DY,DM,DC,DKを駆動する駆動ギア列で、YM
CK4色ともすべて同一形状で、ギアG1はドラム駆動
軸107Y,107M,107C,107K上に各1
個、軸と同期回転可能に取り付け固定してあり、各色ド
ラム駆動ギアG2を介して伝達される駆動トルクをドラ
ム駆動軸107Y,107M,107C,107Kに伝
達できるようになっている。各色ドラム駆動軸107
Y,107M,107C,107Kは、YMCK各色と
も同一形状の部品を使用している。
【0049】108Y,108M,108C,108K
は各色ドラム貫通軸で、各色感光ドラムDY,DM,D
C,DKおよび各色ドラム駆動軸107Y,107M,
107C,107Kと同軸にドラム内に貫通して組み込
まれており、ドラム駆動時には各色ドラム駆動軸107
Y,107M,107C,107Kおよび各色感光ドラ
ムDY,DM,DC,DKと同期回転する。このドラム
貫通軸107Y,107M,107C,107Kは、Y
MCK各色とも同一形状である。
【0050】102Y,102M,102C,102K
はそれぞれドラム駆動モータで、各色感光ドラムDY,
DM,DC,DKをそれぞれ駆動する。
【0051】101Y,101M,101C,101K
はドラム駆動継ぎ手(駆動カップリング)で、各色の画
像形成手段Y〜Kの感光ドラム貫通軸108Y,108
M,108C,108Kとドラム駆動軸107Y,10
7M,107C,107Kは、ここで離間・係合可能に
作られている。ドラム駆動継ぎ手101Y,101M,
101C,101Kは、YMCK各色とも同一形状の部
品である。
【0052】103Y,103M,103C,103K
はそれぞれ検知手段(以下エンコーダと呼ぶ)で、それ
ぞれ色毎のドラム駆動軸107Y,107M,107
C,107Kの回転むらを検知する。104Y,104
M,104C,104Kはそれぞれデータ演算処理・出
力手段で、回転むら検出データの演算処理および該演算
結果の出力を行う。
【0053】105Y,105M,105C,105K
はそれぞれ駆動制御手段で、駆動モータ102Y,10
2M,102C,102Kの駆動を制御する。
【0054】また、各色のギアG1には、図示のよう
に、ギアの重量より必要十分に大きい偏心重量Gを偏心
量eだけずらして付加してある。結果として、ギアの重
心は、偏心重量Gが十分大きい場合には、この偏心重量
Gの重量中心位置に略一致する。
【0055】この偏心重量の「GD2」の与え方は、駆
動系・駆動負荷系の等価「GD2」をG1D12をと
し、偏心重量の「GD2」をG2D22とすると、(駆
動系・駆動負荷系の等価G1D12)<(偏心重量のG
2D22)である。ただし、留意事項として、駆動モー
タの自己慣性モーメントより小さくなければならない。
なお、駆動系・駆動負荷系の等価G1D12は機械系の
設計条件によって決定されるものである。
【0056】このような構成をもつ画像形成装置では、
図7〜図10に示した従来の画像形成装置の構成例と同
じく、ドラム駆動軸107Y〜107Kと感光ドラム貫
通軸108Y〜108Kよりなる軸系の回転むらをエン
コーダ107Y〜107Kにより各軸ごとに検知し、そ
の回転むらパターンを演算・出力処理手段104Y〜1
04Kにより解析し、モータ制御手段105Y〜105
Kにより各色駆動系をそれぞれ個別に制御する。
【0057】ここで、ドラム駆動軸107Y〜107K
は駆動系内の前記のいろいろなノイズ成分をその回転む
らに含むことになるが、前記偏心重量Gがフライホイー
ルとしての役割をもっためノイズ成分は抑止される。
【0058】ここで、この偏心重量Gは所定の偏心量e
を持っているため回転むらは発生するが、この波形は後
述する図2に示すように、定常的な正弦波状となり、回
転軸系の理論上の波形に近い形になる。これは、回転む
ら補正制御系からすれば、補正信号の単純化が可能で、
かつ単純な補正制御でも回転むら成分の大部分の抑止制
御が可能であることになる。
【0059】この補正制御は、各色のドラム駆動軸1軸
ごとに個別に制御する構成であるので、個別の駆動軸に
固有な回転むら成分を抑止し、各色ともそろった波形の
回転むらにすることが可能である。
【0060】以下、図2を参照して、原色Yの感光ドラ
ム駆動系における回転むら出力信号の波形について説明
する。なお、他の3色(原色M,原色C,原色K)も同
様の出力波形を得る。
【0061】図2は、図1に示したデータドラム駆動軸
107Yの回転むら検出信号の実測値と理論値との関係
を示す特性図である。
【0062】図において、横軸にドラム駆動軸107Y
の回転角を示し、縦軸に角速度変動(相対値)を示す。
また、ドラム駆動軸107Yの回転むら検出信号の理論
値を点線で示し、実測値を実線で示す。
【0063】なお、偏心重量Gとその偏心量eとは、特
に各色ごとの製作誤差を揃える必要はなく、また取り付
け時の各色間の回転方向の位相合わせなどの調整作業も
必要ない。相対的に色ずれを抑止すればよく、独立駆動
制御系によっていることから回転むらの状態が各色ごと
にそれぞれ安定していればよいのであって、出力波形の
ピークの大小は個別制御できる。
【0064】したがって、機構設計にあたっても通常の
機械部品として維持すべき精度のほかには、各色の状態
を全く同じに保つというような絶対値の確保は本発明に
おいては必ずしも重要ではない。
【0065】以下、図3のフローチャートを参照して、
本発明の画像形成装置における各色毎の感光ドラム駆動
補正制御処理動作について説明する。
【0066】図3は、本発明の画像形成装置における第
1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、
各色毎の感光ドラム駆動補正制御処理に対応する。な
お、この処理は、図1に示したモータ制御手段105Y
〜105Kがそれぞれ個別に実行するものとする。ま
た、S101〜S103は各ステップを示す。
【0067】まず、駆動モータ102が駆動されると、
ステップS101において、ドラム駆動軸107と感光
ドラム貫通軸108よりなる軸系の回転むらをエンコー
ダ103により検出し、ステップS102において、ス
テップS101で検出された回転むらパターンを演算・
出力処理手段104により解析した回転むら検出信号を
駆動制御手段105に出力する、ステップS103にお
いて、駆動制御手段105は、回転むら検出信号と逆位
相の信号パターンのモータ駆動制御信号を駆動モータ1
02に出力し、駆動モータ102を制御し、ステップS
101に戻る。
【0068】なお、ステップS103における、演算・
出力処理手段104より出力される検出信号と駆動制御
手段105より出力されるモータ駆動制御信号との関係
は、検出信号とまったく逆位相の信号パターンであり、
この逆位相の信号パターンを作り出して駆動モータ10
2側に回転駆動制御信号として送出し、感光ドラムの駆
動系の回転むらを相殺するようになっている。
【0069】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
各色のギアG1に、ギアの重量より必要十分に大きい偏
心重量Gを偏心量eだけずらして付加し各色のギアG1
の重心を各駆動軸の回転中心から偏心させた構成(結果
として、各色駆動軸の重心を各駆動軸の回転中心から偏
心させた構成)について説明したが、各色感光ドラムD
Y〜DKの内部であり軸方向のほぼ同一位置に、偏心重
量Gを所定の偏心量eを付与して各色感光ドラムの重心
を各感光ドラムの回転中心から偏心させるように構成し
てもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0070】図4は、本発明の第2実施形態を示す画像
形成装置の感光ドラム駆動系,回転むら検出系,感光ド
ラム駆動制御系の構成を示す図である。
【0071】なお、本実施形態での、偏心重量G,偏心
量eの大きさ、回転むらの出力方法・補正制御方法は上
記第1実施形態と同様である。
【0072】〔第3実施形態〕上記第2実施形態では、
各色感光ドラムDY〜DKの内部であり軸方向のほぼ同
一位置に、偏心重量Gを所定の偏心量eを付与しするよ
うに構成した場合について説明したが、偏心重量Gを所
定の偏心量eで付与した部材を駆動ギアG1とは独立さ
せて、各色ドラム駆動軸107Y,107M,107
C,107K上に固定配置して、各色駆動軸の重心を各
駆動軸の回転中心から偏心させるように構成してもよ
い。以下、その実施形態について説明する。
【0073】図5は、本発明の第3実施形態を示す画像
形成装置の感光ドラム駆動系,回転むら検出系,感光ド
ラム駆動制御系の構成を示す図である。
【0074】図において、301Y,301M,301
C,301Kは、それぞれ各色ドラム駆動軸107Y,
107M,107C,107K上に固定配置された部材
(フライホイール)で、各部材301Y,301M,3
01C,301K上には、図示のように、各部材の重量
より必要十分に大きい偏心重量Gを偏心量eだけずらし
て付加してある。結果として、各部材の重心は、偏心重
量Gが十分大きい場合には、この偏心重量Gの重量中心
位置に略一致する。
【0075】なお、本実施形態での、偏心重量G,偏心
量eの大きさ、回転むらの出力方法・補正制御方法は上
記第1実施形態と同様である。
【0076】上記第1〜第3実施形態に示すように、本
発明はただひとつの構成に限定されるものではなく、構
成形状・設置位置等の如何を問わず、複数の変形構成が
可能である。
【0077】また、上記第1〜第3実施形態において、
偏心重量Gとその偏心量eは、特に各色ごとの製作誤差
を揃える必要はなく、また取り付け時の各色間の回転方
向の位相合わせなどの調整作業も必要ない。相対的に色
ずれを抑止すればよく、独立駆動制御系によっているこ
とから回転むらの状態が各色ごとにそれぞれ安定してい
ればよいのであって、出力波形のピークの大小は個別制
御できる。
【0078】したがって、機構設計にあたっても通常の
機械部品として維持すべき精度のほかには、各色の状態
を全く同じに保つというような絶対値の確保は本発明に
おいては必ずしも重要ではなく、画像形成装置の製造コ
ストを大幅に低減することができる。
【0079】さらに、上記第1〜第3実施形態では、各
色感光ドラムDY,DM,DC,DK上にそれぞれ形成
された画像を中間転写ベルト上に一旦転写した後、記録
紙に転写する構成の画像形成装置を例に説明したが、中
間転写ドラムであっても、記録紙を搬送するとともに、
各色感光ドラムDY,DM,DC,DK上にそれぞれ形
成された画像を直接記録紙に転写する搬送ベルトを備え
る画像形成装置であっても、本発明は適用可能である。
【0080】以上より、感光ドラムの回転駆動軸線上に
所定の偏心量と質量を持った偏心手段を具備して慣性モ
ーメントを確保し、回転駆動源からドラム駆動軸あるい
はドラムに至る非定常的なノイズ成分を抑止し、回転む
らは残るがドラム駆動系の回転むらを単純な正弦波すな
わち理論値に近い単純な形になるようにし、ドラム駆動
系の回転むらの検出信号に対して駆動モータの制御系か
ら逆位相の信号を出すことにより、駆動制御を行なう際
に、複雑な信号演算処理を行なうことなく駆動制御性を
向上させ、色ずれの改善を行なうカラー画像形成装置の
感光ドラム駆動系の設計を可能にすることができる。
【0081】また、本発明では、Y,M,C,Kの各色
のドラム駆動軸の回転むらの絶対値をゼロにしようとす
るのではなく、純機械的に特に複雑で高度な部品管理・
精度管理や調整を必要とすることなく、回転むら検出・
補正制御系との組み合わせにおいて、補正制御が容易で
かつ制御系と機械系の対応が確実にとれるように機械部
分を構成することにより、色ずれを減少させ画像品質を
向上させることができる。
【0082】以下、図6に示すメモリマップを参照して
本発明に係る画像形成装置で読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
【0083】図6は、本発明に係る画像形成装置で読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
【0084】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0085】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0086】本実施形態における図3に示す機能が外部
からインストールされるプログラムによって、ホストコ
ンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その
場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶
媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶
媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給さ
れる場合でも本発明は適用されるものである。
【0087】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0088】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0089】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0090】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0091】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0092】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0093】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜3,5の発明によれば、各画像担持体の回転軸と同軸
上または略同軸上に設けられ、前記各画像担持体をそれ
ぞれ独立した駆動源からの駆動トルクにより駆動する複
数の駆動軸の重心を前記各駆動軸の回転中心から所定量
だけそれぞれ偏心させる複数の偏心手段を設け、前記各
駆動軸の回転むらをそれぞれ検知する複数の検知手段の
検知結果に基づいて、複数の制御手段が、前記各駆動源
の駆動をそれぞれ制御するので、純機械的に複雑で高度
な部品管理,精度管理,調整を必要とすることのない簡
単かつ安価な機械構成で、各画像担持体の駆動の回転む
らを複雑な演算処理を行うことなく補正することが可能
となり、各画像担持体により形成される画像のずれを低
減して画像品位を向上することができる。
【0095】第4の発明によれば、各画像担持体の重心
を前記各画像担持体の回転中心から所定量だけそれぞれ
偏心させる複数の偏心手段を設け、前記各駆動軸の回転
むらをそれぞれ検知する複数の検知手段の検知結果に基
づいて、複数の制御手段が、前記各駆動源の駆動をそれ
ぞれ制御するので、純機械的に複雑で高度な部品管理,
精度管理,調整を必要とすることのない簡単かつ安価な
機械構成で、各画像担持体の駆動の回転むらを複雑な演
算処理を行うことなく補正することが可能となり、各画
像担持体により形成される画像のずれを低減して画像品
位を向上することができる。
【0096】従って、純機械的に複雑で高度な部品管
理,精度管理,調整および各画像担持体の回転むらを補
正するための複雑な演算処理を必要とすることのない簡
単かつ安価の構成により、各画像担持体により形成され
る画像のずれを減少させ画像品質を向上させることがで
きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の感
光ドラム駆動系,回転むら検出系,感光ドラム駆動制御
系の構成を示す図である。
【図2】図1に示したドラム駆動軸の回転むら検出信号
の実測値と理論値との関係を示す特性図である。
【図3】本発明の画像形成装置における第1の制御処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態を示す画像形成装置の感
光ドラム駆動系,回転むら検出系,感光ドラム駆動制御
系の構成を示す図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示す画像形成装置の感
光ドラム駆動系,回転むら検出系,感光ドラム駆動制御
系の構成を示す図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置で読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【図7】電子写真プロセス技術を応用したカラー画像形
成装置の概略構成を示す断面図である。
【図8】従来の画像形成装置の感光ドラム駆動系,回転
むら検出系,感光ドラム駆動制御系の構成を示す図であ
る。
【図9】図8に示したデータ演算処理・出力手段より出
力されるドラム駆動軸の回転むら検出信号とモータ駆動
制御信号より出力されるモータ駆動制御信号との関係を
示す特性図である。
【図10】図8に示したデータドラム駆動軸の回転むら
検出信号の実測値と理論値との関係を示す特性図であ
る。
【符号の説明】
G1,G2 ドラム駆動ギア G 偏心重量 e 偏心量 101Y〜101K 駆動カップリング 102Y〜102K 駆動モータ l03Y〜103K エンコーダ 104Y〜104K 演算・出力処理制御手段 105Y〜105K 駆動制御手段 108Y〜108K ドラム貫通軸 DY〜DK 感光ドラム 301Y〜301K 部材(フライホイール)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電子写真画像形成プロセスによ
    り、それぞれ独立に回転される複数の円筒形状の画像担
    持体上にそれぞれ形成される画像を搬送される記録媒体
    上に重ねて転写して多重画像を形成可能な画像形成装置
    において、 前記各画像担持体の回転軸と同軸上または略同軸上に設
    けられ、前記各画像担持体をそれぞれ独立した駆動源か
    らの駆動トルクにより駆動する複数の駆動軸と、 前記各駆動軸の重心を前記各駆動軸の回転中心から所定
    量だけそれぞれ偏心させる複数の偏心手段と、 前記各駆動軸の回転むらをそれぞれ検知する複数の検知
    手段と、 前記各検知手段の検知結果に基づいて、前記各駆動源の
    駆動をそれぞれ制御する複数の制御手段と、を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記各駆動軸とそれぞれ同期回転し、前
    記各駆動源からの駆動トルクを前記各駆動軸にそれぞれ
    伝達する複数のギアを前記駆動軸上にそれぞれ設け、 前記偏心手段は、前記各ギアの重心を前記各駆動軸の回
    転中心から所定量だけそれぞれ偏心させる複数の偏心重
    量であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記偏心手段は、前記各駆動軸上にそれ
    ぞれ設けられ、前記各駆動軸とそれぞれ同期回転する複
    数の部材であり、 前記各部材の重心は、前記各駆動軸の回転中心から所定
    量だけそれぞれ偏心していることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 所定の電子写真画像形成プロセスによ
    り、それぞれ独立に回転される複数の円筒形状の画像担
    持体上にそれぞれ形成される画像を搬送される記録媒体
    上に重ねて転写して多重画像を形成可能な画像形成装置
    において、 前記各画像担持体の回転軸と同軸上または略同軸上に設
    けられ、前記各画像担持体をそれぞれ独立した駆動源か
    らの駆動トルクにより駆動する複数の駆動軸と、 前記各画像担持体の重心を前記各画像担持体の回転中心
    から所定量だけそれぞれ偏心させる複数の偏心手段と、 前記各駆動軸の回転むらをそれぞれ検知する複数の検知
    手段と、 前記各検知手段の検知結果に基づいて、前記各駆動源の
    駆動をそれぞれ制御する複数の制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記各制御手段は、前記各検出手段から
    それぞれ出力される各検出信号と逆位相の信号パターン
    の制御信号により前記各駆動源をそれぞれ駆動制御する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像
    形成装置。
JP2000098596A 2000-03-31 2000-03-31 画像形成装置 Pending JP2001281959A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7565096B2 (en) 2006-02-27 2009-07-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and image carrier unit
US8099021B2 (en) 2006-02-17 2012-01-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2015102634A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 株式会社リコー 潜像担持体駆動機構、プロセスユニット及び画像形成装置
CN108628123A (zh) * 2017-03-16 2018-10-09 株式会社理光 图像形成装置

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US7565096B2 (en) 2006-02-27 2009-07-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and image carrier unit
JP2015102634A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 株式会社リコー 潜像担持体駆動機構、プロセスユニット及び画像形成装置
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