JP6555570B2 - 駆動装置および画像形成装置 - Google Patents

駆動装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6555570B2
JP6555570B2 JP2015049309A JP2015049309A JP6555570B2 JP 6555570 B2 JP6555570 B2 JP 6555570B2 JP 2015049309 A JP2015049309 A JP 2015049309A JP 2015049309 A JP2015049309 A JP 2015049309A JP 6555570 B2 JP6555570 B2 JP 6555570B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
drive
gear
drive device
internal gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015049309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016169784A5 (ja
JP2016169784A (ja
Inventor
石田 雅裕
雅裕 石田
松田 直樹
直樹 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2015049309A priority Critical patent/JP6555570B2/ja
Publication of JP2016169784A publication Critical patent/JP2016169784A/ja
Publication of JP2016169784A5 publication Critical patent/JP2016169784A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6555570B2 publication Critical patent/JP6555570B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、駆動装置および画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、またはそれらの複合機などの画像形成装置においては、画像形成動作のために多くの駆動手段が備えられており、感光体や転写ベルトの動作などに用いられている。
特許文献1には、第1板状フレームと、この第1板状フレームに対向する第2板状フレームとを備え、第1板状フレームと第2板状フレームとで内歯歯車を回転自在に支持する支軸を保持した駆動装置が記載されている。この駆動装置では、駆動モータは、保持部材たる第1板状フレームの第2板状フレームと対向する面と反対側の面に取り付けられている。駆動モータのモータ軸は、第1ケーシングを貫通しており、モータ軸に設けられたモータギヤが、内歯歯車に噛み合っている。
近年、さらなる装置の低騒音化か望まれている。内歯歯車の径を小さくすることにより、モータギヤとの噛み合い率が向上し、振動や騒音を抑制することができるため、装置の低騒音化のために内歯歯車の小径化が求められている。しかし、内歯歯車の支軸を保持する保持部材たる第1板状フレームに駆動モータを保持している上記特許文献1に記載の駆動装置では、以下の理由から、内歯歯車の小径化を十分に実現できなかった。すなわち、内歯歯車の径を小さくすると、内歯歯車の支軸を、モータ軸に近い位置に配置する必要が生じる。通常、駆動モータは、モータ軸と同軸上にモータ軸よりも大径の位置決め部が設けられており、この位置決め部を第1板状フレームに形成された位置決め穴に嵌め込んで、駆動モータを位置決めしている。その結果、支軸をモータ軸に近い位置に配置しようとすると、この位置決め穴により、保持部材たる第1板状フレームに支軸を保持する部分を形成することができない。そのため、支軸をモータ軸に十分に近い位置に配置することができず、内歯歯車の小径化を十分に実現できず、十分な装置の低騒音化を実現できないという課題があった。
上記課題を解決するために、本発明は、駆動モータと、前記駆動モータのモータギヤと噛み合う内歯歯車と、前記内歯歯車を支持する支持軸とを備えた駆動装置において、前記支持軸は、第一部材と、前記第一部材に対向配置された第二部材とに保持され、前記駆動モータは、前記第一部材の前記第二部材との対向側と反対側に配置された第三部材に位置決めされており、前記第三部材と前記第一部材との間には、前記モータギヤと噛み合い、感光体に駆動力を伝達する感光体ギヤが設けられ、前記内歯歯車は、前記第一部材と前記第二部材との間に設けられていることを特徴とするものである。
本発明によれば、装置の低騒音化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るプリンタの概略構成図。 同プリンタにおけるプロセスユニットの概略構成図。 駆動装置の概略断面図。 駆動モータの概略斜視図。 駆動装置の第一変形例を示す概略断面図。 駆動装置の第二変形例を示す概略断面図。 駆動装置の第二変形例の要部斜視図。 駆動装置の第三変形例を示す概略断面図。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単に「プリンタ100」という。)の一実施形態について説明する。
まず、本実施形態に係るプリンタ100の基本的な構成について説明する。
図1は、プリンタ100を示す概略構成図であるプリンタ100は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー(以下、K、C、M、Yと記す)のトナー像を形成するための四つのプロセスユニット26(K,C,M,Y)を備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のK,C,M,Yトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。
図2は、四つのプロセスユニット26のうちの一つの拡大説明図である。四つのプロセスユニット26は使用するトナーの色が異なる点以外は同様であるため、図2では使用するトナーの色を示す添え字(K,C,M,Y)は省略している。
図2に示すように、プロセスユニット26は、潜像担持体としてのドラム状の感光体24、感光体クリーニング装置83、除電装置及び帯電装置25を保持する感光体ユニット10と、現像ユニット23とを備えている。画像形成ユニットとしてのプロセスユニット26は、プリンタ100本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
帯電装置25は、駆動手段によって図中時計回りに回転駆動される感光体24の表面を一様帯電する。一様帯電された感光体24の表面は、後述する光書込ユニット27が照射するレーザー光Lによって露光走査されて各色用の静電潜像を担持する。この静電潜像は、トナーを用いる現像ユニット23によってトナー像に現像される。そして、中間転写ベルト22上に一次転写される。
感光体クリーニング装置83は、一次転写工程を経た後の感光体24表面に付着している転写残トナーを除去する。また、除電装置は、クリーニング後の感光体24の残留電荷を除電する。この除電により、感光体24の表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。
現像ユニット23は、現像剤としてのトナーを収容する縦長のホッパ部86と、現像部87とを有している。現像剤収容部としてのホッパ部86内には、駆動手段によって回転駆動されるアジテータ88、これの鉛直方向下方で駆動手段によって回転駆動される現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ80などが配設されている。ホッパ部86内のトナーは、アジテータ88の回転駆動によって撹拌されながら、自重によってトナー供給ローラ80に向けて移動する。トナー供給ローラ80は、金属製の芯金と、これの表面に被覆された発泡樹脂等からなるローラ部とを有しており、ホッパ部86内下側に溜まったトナーをローラ部の表面に付着させながら回転する。
現像ユニット23の現像部87内には、感光体24やトナー供給ローラ80に当接しながら回転する現像ローラ81や、これの表面に先端を当接させる薄層化ブレード82などが配設されている。ホッパ部86内のトナー供給ローラ80に付着したトナーは、現像ローラ81とトナー供給ローラ80との当接部で現像ローラ81の表面に供給される。供給されたトナーは、現像ローラ81の回転に伴って現像ローラ81と薄層化ブレード82との当接位置を通過する際に、現像ローラ81表面上での層厚が規制される。そして、層厚規制後のトナーは、現像ローラ81と感光体24との当接部である現像領域において、感光体24表面上の静電潜像に付着する。この付着により、静電潜像がトナー像に現像される。
このようなトナー像の形成が、各プロセスユニット26で行われ、各色のトナー像が各プロセスユニット26のそれぞれの感光体24上に形成される。
図1に示すように、四つのプロセスユニット26の鉛直方向上方には、光書込ユニット27が配設されている。潜像書込装置としての光書込ユニット27は、画像情報に基づいてレーザーダイオードから発したレーザー光Lにより、四つのプロセスユニット26におけるそれぞれの感光体24を光走査する。この光走査により、感光体24上に各色用の静電潜像が形成される。かかる構成においては、光書込ユニット27と、四つのプロセスユニット26とにより、四つの感光体24のそれぞれ互いに異なる色の可視像としてのK,C,M,Yトナー像を作像する作像手段として機能している。
光書込ユニット27は、ポリゴンモータによって回転駆動したポリゴンミラーによって光源から発したレーザー光Lを主走査方向に偏光しながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体24に照射するものである。光書込ユニット27としては、LEDアレイの複数のLEDから発したLED光によって光書込を行うものを採用してもよい。
四つのプロセスユニット26の鉛直方向下方には、無端状の中間転写ベルト22を張架しながら図中反時計回り方向に無端移動させるベルト装置としての転写ユニット75が配設されている。転写ユニット75は、中間転写ベルト22の他に、駆動ローラ76、テンションローラ20、四つの一次転写ローラ74(K,C,M,Y)、二次転写ローラ21、ベルトクリーニング装置71、クリーニングバックアップローラ72などを備えている。
ベルト部材であり、転写ベルトである中間転写ベルト22は、そのループ内側に配設された駆動ローラ76、テンションローラ20、クリーニングバックアップローラ72及び四つの一次転写ローラ74(K,C,M,Y)によって張架されている。そして、駆動手段によって図中反時計回り方向に回転駆動される駆動ローラ76の回転力により、同方向に無端移動される。
四つの一次転写ローラ74(K,C,M,Y)は、このように無端移動される中間転写ベルト22を感光体24(K,C,M,Y)との間に挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト22のおもて面と、感光体24(K,C,M,Y)とが当接するK,C,M,Y用の四箇所の一次転写ニップが形成されている。
一次転写ローラ74(K,C,M,Y)には、転写バイアス電源によってそれぞれ一次転写バイアスが印加されており、これにより、感光体24(K,C,M,Y)の静電潜像と、一次転写ローラ74(K,C,M,Y)との間に転写電界が形成される。なお、一次転写ローラ74に代えて、転写チャージャーや転写ブラシなどを採用してもよい。
イエロー用プロセスユニット26Yのイエロー用感光体24Y表面に形成されたYトナーは、イエロー用感光体24Yの回転に伴って上述のY用の一次転写ニップに進入する。Y用の一次転写ニップでは、転写電界やニップ圧の作用により、Yトナーは、イエロー用感光体24Y上から中間転写ベルト22上に一次転写される。このようにしてYトナー像が一次転写された中間転写ベルト22は、その無端移動に伴ってM,C,K用の一次転写ニップを通過する際に、感光体24(M,C,K)上のM,C,Kトナー像が、Yトナー像上に順次重ね合わせて一次転写される。この重ね合わせの一次転写により、中間転写ベルト22上には四色トナー像が形成される。
転写ユニット75の二次転写ローラ21は、中間転写ベルト22のループ外側に配設されて、ループ内側のテンションローラ20との間に中間転写ベルト22を挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト22のおもて面と、二次転写ローラ21とが当接する二次転写ニップが形成されている。二次転写ローラ21には、転写バイアス電源によって二次転写バイアスが印加される。この印加により、二次転写ローラ21と、アース接続されているテンションローラ20との間には、二次転写電界が形成される。
転写ユニット75の鉛直方向下方には、記録紙を複数枚重ねた紙束の状態で収容している給紙カセット41がプリンタ100の筐体に対してスライド着脱可能に配設されている。この給紙カセット41は、紙束の一番上の記録紙に給紙ローラ42を当接させており、これを所定のタイミングで図中反時計回り方向に回転させることで、その記録紙を給紙路に向けて送り出す。
給紙路の末端付近には、二つのレジストローラから構成されるレジストローラ対43が配設されている。このレジストローラ対43は、給紙カセット41から送り出された記録部材としての記録紙をローラ間に挟み込むとすぐに両ローラの回転を停止させる。そして、挟み込んだ記録紙を上述の二次転写ニップ内で中間転写ベルト22上の四色トナー像に同期させ得るタイミングで回転駆動を再開して、記録紙を二次転写ニップに向けて送り出す。
二次転写ニップで記録紙に密着された中間転写ベルト22上の四色トナー像は、二次転写電界やニップ圧の影響を受けて記録紙上に一括二次転写され、記録紙の白色と相まって、フルカラートナー像となる。このようにして表面にフルカラートナー像が形成された記録紙は、二次転写ニップを通過すると、二次転写ローラ21や中間転写ベルト22から曲率分離する。そして、転写後搬送路を経由して、定着手段としての定着装置40に送り込まれる。
二次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト22には、記録紙に転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、中間転写ベルト22のおもて面に当接しているベルトクリーニング装置71によってベルト表面からクリーニングされる。中間転写ベルト22のループ内側に配設されたクリーニングバックアップローラ72は、ベルトクリーニング装置71によるベルトのクリーニングをループ内側からバックアップする。
定着装置40には、ハロゲンランプ等の発熱源45aを内包する定着ローラ45と、定着ローラ45に所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ47とが設けられており、定着ローラ45と加圧ローラ47とによって定着ニップを形成している。定着装置40内に送り込まれた記録紙は、その未定着トナー像担持面を定着ローラ45に密着させるようにして、定着ニップに挟まれる。そして、加熱や加圧の影響によってトナー像中のトナーが軟化されて、フルカラー画像が定着される。
片面プリントモードが設定されている場合には、定着装置40内から排出された記録紙は、そのまま機外へと排出される。そして、筐体の上カバー56の上面で構成するスタック部にスタックされる。
プリンタ100の筺体の上カバー56は、図1中の矢印Aで示すように、上カバー軸部材51を中心にして回動自在に支持されており、図1中の反時計回り方向に回転することで、プリンタ100の筺体に対して開いた状態になる。そして、プリンタ100の筺体の上部開口を大きく露出させる。また、光書込ユニット27も上カバー軸部材51を中心に回動自在に支持されており、光書込ユニット27を図1中の反時計回り方向に回転させることで、四つのプロセスユニット26(K,C,M,Y)の上面を露出させることができる。
プロセスユニット26(K,C,M,Y)は、上カバー56および光書込ユニット27を開放して着脱が行われる。具体的には、上カバー56および光書込ユニット27を開放してプロセスユニット26(K,C,M,Y)の上面を露出させた後、プロセスユニット26(K,C,M,Y)を鉛直上方向に引き抜くことにより、本体から取り出される。
着脱頻度高いプロセスユニット26を上カバー56および光書込ユニット27を開放して行うことで、しゃがんだり、腰を曲げたり、かがんだりなどといった無理な姿勢をとることなく、筺体内を上側から眺めながら着脱操作を確認することができる。よって、作業負担を軽減したり、操作ミスの発生を抑えたりすることができる。
また、本実施形態では、感光体ユニット10と現像ユニット23とを備えたプロセスユニット26をプリンタ100本体から着脱可能にしているが、現像ユニット23、感光体ユニット10をそれぞれ別々にプリンタ100本体から着脱可能にしてもよい。
次に、本実施形態の特徴点について説明する。
図3は、現像ローラ81を駆動する駆動装置110の概略断面図である。
図3に示すように、駆動装置110は、駆動モータ111と、減速部材116とを備えている。減速部材116は、内歯部116aと外歯部116bとを有しており、内歯部116aの内歯に駆動モータ111のモータ軸111gの外周に形成されたモータギヤ111aが噛み合っている。また、外歯部116bの外歯には、現像ローラ81の軸に継ぎ手を介して接続される現像用駆動軸81aに取り付けられた現像ギヤ118が噛み合っている。
減速部材116は、第1面板112と第1面板112に対向配置された第2面板113とにカシメ固定された支持軸117に回転自在に支持されている。現像用駆動軸81aは、軸受81bを介して第2面板113に回転自在に支持されている。駆動モータ111は、モータ保持面板114に取り付けられている。第1面板112とモータ保持面板114とは、第2面板113に設けられた位置決めピン115に位置決めされている。
図4は、駆動モータ111の概略斜視図である。
本実施形態では、駆動モータ111として、アウターロータ型のDCブラシレスモーターが用いられている。駆動モータ111は、コネクタ111dなどを有する制御基板111cと、4角にネジ挿入穴111fを有する取り付け面板111eとを備えている。また、制御基板111cを貫通するように設けられたモータ軸111g上には、円筒形状のモータ位置決め部111bが設けられている。
アウターロータ型のDCブラシレスモーターは、安定した回転性能を有しており、駆動モータ111としてアウターロータ型のDCブラシレスモーターを用いることで、現像ローラ81を良好に等速で回転させることができる。
図3に示すように、駆動モータ111は、モータ保持面板114に設けられた位置決め穴部114aに、モータ位置決め部111bを嵌め込んで、モータ保持面板114に位置決めされる。そして、取り付け面板111eに設けられたネジ挿入穴111fにネジ119を挿入して、モータ保持面板114にネジ止めすることにより、駆動モータ111がモータ保持面板114に位置決め固定される。
駆動モータ111の駆動力は、モータ軸111gに形成されたモータギヤ111aを介して、内歯部116aに伝達される。そして、減速部材116の外歯部116bに噛み合う現像ギヤ118に伝達され、現像用駆動軸81aを介して現像ローラ81に伝達され、現像ローラが回転駆動する。
近年、さらなる装置の低騒音化か望まれており、減速部材116の内歯部116aの直径を小さくすることが望まれている。内歯部116aの直径を小さくすることで、モータギヤ111aとの噛み合い率が向上し、振動や騒音を抑制することができる。内歯部116aの直径を小さくすると、減速部材116を回転自在に支持する支持軸117を、モータ軸111gに近接配置することになる。
従来、駆動モータ111は、内歯歯車たる減速部材116を支持する支持軸117を保持する保持部材たる第1面板112に位置決め保持していたが、その場合、第1面板112にモータ位置決め部111bが嵌る位置決め穴部を設ける必要がある。支持軸117は、保持部材たる第1面板112に嵌合穴を設け、この嵌合穴に支持軸117の先端を嵌め込んで、保持されているが、内歯部116aの直径を小さくすると、嵌合穴と位置決め穴部との距離が近くなってしまう。第1面板112は、板金で構成されており、位置決め穴部や嵌合穴は、通常、プレス加工により形成する。そのため、このようなプレス加工により各穴を形成する場合、2〜3mm以上離さないと各穴を精度よく形成することができない。その結果、嵌合穴を位置決め穴部に十分に近づけて形成することができず、支持軸117を十分にモータ軸111gに近接配置できず、内歯部116aの小径化に限界があった。
しかし、本実施形態では、支持軸117を保持する第1面板112とは別に、モータ保持面板114を設けて、このモータ保持面板114にモータ位置決め部111bを嵌め込んで、駆動モータ111が位置決めされるようにした。この場合、図3に示すように、第1面板112には、駆動モータ111のモータ軸111gが貫通するための貫通穴112aを設ける必要がある。しかし、モータ軸111gの直径は、位置決め部111bの直径よりも小さく、貫通穴112aは、モータ軸111gが干渉しない程度の穴でよい。従って、位置決め部111bが嵌る位置決め穴部の直径よりも十分小さい穴でよく、第1面板112に位置決め穴部を設けた場合に比べて、支持軸117をモータ軸111gに近接配置することができる。これにより、第1面板112に位置決め穴部を設けた場合に比べて、減速部材116の内歯部116aの直径を十分に小径化することができ、モータギヤ111aとの噛み合い率を十分に向上させることができる。その結果、モータギヤ111aと内歯部116aの内歯との噛み合い振動や騒音を抑制することができ、装置の低騒音化を図ることができる。また、モータギヤ111aと内歯部116aの内歯との噛み合い振動による画像の影響を抑制することができ、高品位な画像を得ることができる。
また、支持軸117を保持する第1面板112とは別に、モータ保持面板114を設けることで、軸方向から見たとき、支持軸117の一部が、位置決め部111bに重なる位置まで、支持軸117をモータ軸111gに近づけて配置することができる。具体的には、図3に示すように支持軸117とモータ軸111gとの軸間距離をS、位置決め部111bの半径をD、支持軸117の半径をdとしたとき、S<D+dとなるように、支持軸117を配置することができるのである。駆動モータ111の位置決め部111bを第1面板112に嵌め込んで位置決めする場合は、S<D+dの関係となるように支持軸117を配置することは、不可能であった。しかし、駆動モータ111を、第1面板112とは、異なるモータ保持面板114に位置決めすることにより、S<D+dの関係となるように支持軸117を配置することが可能となり、内歯部116aの直径を十分に小さくすることが可能となる。
また、モータギヤ111aと噛み合う歯車を、内歯歯車とすることで、モータギヤ111aとの噛み合い部を内歯部116aで覆うことができ、噛み合い騒音を内歯部116aにより遮蔽することができる。また、円筒形状の内歯部116aのモータ側は、開口しているため、そこから、噛み合い騒音が漏れ出る。しかし、本実施形態においては、内歯部116a開口に第1面板112が対向配置されているため、この噛み合い騒音が、第1面板112から装置の外側へ漏れ出すのを抑制することができる。
また、本実施形態においては、第1面板112とモータ保持面板114とを、位置決めピン115により位置決めしている。このように、同じ部材に第1面板112とモータ保持面板114とを位置決めすることにより、第1面板112とモータ保持面板114とをそれぞれ別の部材に位置決めする場合に比べて、部品公差の積み上げによる精度低下を抑制することができる。これにより、モータギヤと内歯部116aとを精度よく噛み合わせることができ、噛み合い振動などの発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、内歯部116aの内歯をはす歯としている。はす歯とすることにより、内歯とモータギヤ111aとの噛み合い率をさらに高めることができ、噛み合い振動や騒音をより一層抑制することができる。また、内歯のはす歯の捩れ方向を、回転駆動時に生じるスラスト力の向きが、モータ側となるようにするのが好ましい。具体的には、現像ローラ側からモータ軸を軸方向から見て、モータ軸の回転方向が反時計回りのときは、はす歯を右捩れとし、モータ軸の回転方向が時計回りのときは、はす歯を左捩れとするのである。すなわち、はす歯の現像ローラ側が、モータ側よりも回転方向下流側に位置するようにはす歯を捩るのである。これにより、回転駆動時にモータギヤ111aに、現像ローラ側に向うスラスト力が働き、駆動モータ111を、モータ保持面板114に押し付けることができる。これにより、駆動モータ111の姿勢を維持することができ、噛み合い振動などの発生を良好に抑制することができる。
また、外歯部116bの外歯もはす歯とし、内歯のスラスト力とは反対方向、すなわち、現像ローラ側にスラスト力が働くような捩れとする。具体的には、外歯部116bのはす歯を、モータギヤ111aと同じ捩れ方向とするのである。これにより、内歯部116aのスラスト力を、外歯部116bのスラスト力で打ち消すことができ、減速部材116が駆動モータ側に移動して、第1面板112に当接しながら回転駆動するのを防止することができる。これにより、減速部材116を良好に回転駆動することで、回転ムラなどが生じることなく、現像ローラを回転駆動させることができる。
また、本実施形態においては、減速部材116に内歯部116aを補強するための補強突起116cを設けている。本実施形態では、筒状の内歯部116aと、支持軸117が貫通する取り付け部116dとを連結する軸方向に対して直交する円盤状の連結部116eの外周面に補強突起116cが設けられている。本実施形態のように、内歯をはす歯とした場合、モータギヤ111aとの噛み合いにより内歯部116aには、軸方向に対して傾斜した方向に力が加わる。その結果、筒状の内歯部116aに軸方向斜め方向に力が加わり、連結部116eを軸方向に対して傾かせるような力が加わる。その力により連結部116eが変形すると、内歯とモータギヤ111aとの噛み合いに影響が出て、噛み合い振動が発生したり、歯の異常磨耗が生じたりすることがある。しかし、本実施形態では、補強突起116cにより連結部116eを補強しているので、連結部116eが変形するのを抑制することができ、噛み合い振動や、歯の異常磨耗を抑制することができる。これにより、噛み合い振動により画像にバンディングなどの異常画像が生じたりするのを抑制することができ、高品位な画像を維持することができる。また、本実施形態においては、補強突起116cを連結部116eの内歯部116aの外周面となる箇所に形成している。これは、本実施形態においては、内歯部116aの直径を小さくするため、連結部116eの内歯部116aの内周面となる箇所への形成が困難であるためである。
また、図5に示すように、モータ保持面板114を、第1面板112から離して取り付けてもよい。
また、図6に示すように、モータ保持面板114と、第1面板112との間の隙間に、感光体24に駆動を伝達する駆動伝達部材である感光体ギヤ121a,121bを配置してもよい。
図6に示すように、駆動モータ111のモータ軸111gの根元側のモータギヤ111aに第1感光体ギヤ121aと、第2感光体ギヤ121bとが噛み合っている。また、モータ軸111gの先端側のモータギヤ111aに減速部材126の内歯126aが噛み合っている。また、図6に示す減速部材126は、内周に内歯が形成された筒状部の外周に外歯126bが形成されており、この外歯126bの現像ギヤが噛み合っている。このように、内周に内歯が形成された筒状部の外周に外歯126bを形成することで、先の図3に示す減速部材116に比べて、減速部材を軸方向に短くすることができ、装置の小型化を図ることができる。
各感光体ギヤ121a,121bは、大径の外歯車であり、感光体24に継ぎ手を介して連結される感光体用駆動軸24aと一体的に回転するように感光体用駆動軸24aに取り付けられている。感光体用駆動軸24aは、第1面板112に軸受124を介して回転自在に支持されている。第2感光体ギヤ121bは、第1感光体ギヤ121aが駆動力伝達する感光体24に隣接する感光体に駆動力を伝達する。
図7は、第1面板112を取り外した状態の図6の斜視図である。
図7に示すように各感光体ギヤ121a,121bは、減速部材126と軸方向で一部が重なるように配置されている。このように、モータ保持面板114と、第1面板112との間の隙間に感光体ギヤ121a,121bを配置することで、スペースを有効活用することができ、装置の小型化を図ることができる。また、感光体ギヤ121a,121bとモータギヤとの噛み合いで発生する騒音を、第1面板112とモータ保持面板114とで遮蔽でき、装置の静音化を図ることができる。
また、図6に示すように、モータ軸111gの先端Aをテーパとしている。このように、モータ軸111gの先端Aをテーパとすることにより、駆動モータ111のモータ軸111gを、軸方向から挿入していくとき、多少、ラジアル方向にずれていても、先端Aのテーパにより案内されて、各感光体ギヤ121a,121bおよび減速部材126の内歯と噛み合わせることができる。これにより、モータを組み立てやすくすることができる。
また、この図6では、感光体24よりも高速で回転駆動する現像ローラ81の駆動伝達に内歯歯車を用いている。このように、減速比の小さい駆動伝達経路となる現像ローラ81の駆動伝達に内歯歯車を用いることで、減速比の大きい感光体の駆動伝達に内歯歯車を用いる場合に比べて、静音化を図ることができる。
図8は、感光体と現像ローラとに駆動伝達を行う駆動装置の変形例である。
この図8には、第1面板112とモータ保持面板114との間の隙間に感光体に駆動伝達するためのギヤ列が配置されている。この図8では、第1面板112とモータ保持面板114との間の隙間には、感光体アイドラギヤ122と、感光体ギヤ121とが配置されている。感光体アイドラギヤ122は、第1面板112とモータ保持面板114とに支持されたアイドラ支持軸123に回転自在に支持されており、モータ軸111gの根元側のモータギヤと噛み合っている。感光体ギヤ121は、感光体アイドラギヤ122と噛み合っており、上述と同様、感光体24に継ぎ手を介して連結される感光体用駆動軸24aと一体的に回転するように感光体用駆動軸24aに取り付けられている。感光体用駆動軸24aは、第1面板112に軸受124を介して回転自在に支持されている。
この図8に示す構成においても、モータ保持面板114と、第1面板112との間の隙間に感光体ギヤ121および感光体アイドラギヤ122を配置することで、スペースの有効活用することができ、装置の小型化を図ることができる。また、感光体ギヤ121と感光体アイドラギヤ122との噛み合いで発生する騒音およびモータギヤと感光体アイドラギヤ122との間で発生する噛みあい騒音を、第1面板112とモータ保持面板114とで遮蔽でき、装置の静音化を図ることができる。
以上に説明したものは一例であり、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
駆動モータ111と、駆動モータ111のモータギヤ111aと噛み合う減速部材116などの内歯歯車と、内歯歯車を支持する支持軸117と、支持軸117を保持する第1面板112などの保持部材とを備えた駆動装置110において、駆動モータ111を、保持部材とは別の部材(本実施形態では、モータ保持面板114)に位置決めした。
これによれば、実施形態で説明したように、駆動モータ111を、内歯歯車の支持軸を保持する第1面板112などの保持部材とは、別の部材(本実施形態では、モータ保持面板114)に位置決めしたので、モータ軸111gと同軸上に設けられた駆動モータ111の位置決め部111bが嵌るモータ被位置決め部を保持部材に設ける必要がない。その結果、保持部材にモータ被位置決め部を設けた構成に比べて、支持軸を、モータ軸に近接配置することが可能となる。これにより、保持部材にモータ被位置決め部を設けた構成に比べて、内歯歯車を小径化することが可能となり、装置の低騒音化を図ることができる。
(態様2)
(態様1)において、駆動モータ111のモータ軸111gが、第1面板112などの保持部材を貫通している。
これによれば、実施形態で説明したように、減速部材116などの内歯歯車の内歯とモータギヤ111aとの噛み合い騒音を、第1面板112などの保持部材により遮蔽することができる。これにより、内歯歯車の内歯とモータギヤ111aとの噛み合い騒音が、外部に漏れるのを抑制することができる。
(態様3)
(態様1)または(態様2)において、モータ保持面板114などの駆動モータ111が位置決めされる部材と、第1面板112などの保持部材は、同一部材によって位置決めされる。
これによれば、実施形態で説明したように、第1面板112などの保持部材と、モータ保持面板114などの駆動モータ111が位置決めされる部材とをそれぞれ別の部材に位置決めする場合に比べて、部品公差の積み上げによる精度低下を抑制することができる。これにより、モータギヤと内歯とを精度よく噛み合わせることができ、噛み合い振動などの発生を抑制することができる。
(態様4)
(態様1)乃至(態様3)いずれかにおいて、駆動モータ111は、モータ軸111gと同軸上に、モータ軸111gの直径よりも大径の位置め部111bを有し、モータ軸111gと支持軸117との軸間距離Sが、位置決め部111bの半径Dと支持軸117の半径dとを加算した値よりも大きい。
これによれば、実施形態で説明したように、駆動モータ111を、保持部材とは別の部材(本実施形態では、モータ保持面板114)に位置決めすることで、軸方向から見たとき、支持軸117の少なくとも一部が、位置決め部111bと重なるように支持軸117を配置でき、内歯歯車を十分に小径化することができる。
(態様5)
(態様1)乃至(態様4)いずれかにおいて、減速部材116などの内歯歯車に補強突起116cを設けた。
これによれば、実施形態に説明したように、減速部材116などの内歯歯車の強度を高めることができ、モータギヤ111aから駆動力を伝達される際に、減速部材116が変形するのを抑制することができる。これにより、歯の異常摩耗や噛み合い振動が発生するのを抑制することができる。
(態様6)
(態様1)乃至(態様5)いずれかにおいて、減速部材116などの内歯歯車の内歯をはす歯形状とした。
これによれば、実施形態で説明したように、モータギヤ111aとの噛み合い率を高めることができ、振動や騒音を抑制することができる。
(態様7)
(態様6)において、はす歯は、駆動モータ側と反対側が、モータ側よりもモータギヤの回転方向下流側に位置するように捩れている。
これによれば、実施形態で説明したように、モータギヤに、、駆動モータ側と反対側に向うスラスト力が発生し、駆動モータ111をモータ保持面板114などの駆動モータを位置決めする部材に押し付けることができる。これにより、駆動モータ111の姿勢を維持することができ、噛み合い振動などの発生を良好に抑制することができる。
(態様8)
(態様1)乃至(態様7)いずれかにおいて、減速部材などの内歯歯車は、内周面に内歯が形成された筒状部を有し、筒状部の外周面に外歯などの駆動伝達部を形成した。
これによれば、図6を用いて説明したように、内歯部と外歯部とを軸方向に並べて配置した場合に比べて、減速部材を軸方向に短くすることができ、装置の小型化を図ることができる。
(態様9)
(態様1)乃至(態様8)いずれかにおいて、減速部材などの内歯歯車は、はす歯形状の内歯と、はす歯形状の外歯とを備え、前記外歯のはす歯の捩れ方向を、前記モータギヤ111aのはす歯の捩れ方向と同じにした。
これによれば、実施形態で説明したように、外歯のスラスト力の方向を、内歯のスラスト力の方向と逆方向にでき、内歯のスラスト力を、外歯のスラスト力で打ち消すことができる。これにより、減速部材116などの内歯歯車が駆動モータ側に移動して、第1面板112などの保持部材に当接しながら回転駆動するのを防止することができる。これにより、内歯歯車を良好に回転駆動することで、回転ムラなどが生じることなく、現像ローラなどの被駆動伝達部材を回転駆動させることができる。
(態様10)
(態様1)乃至(態様9)いずれかにおいて、モータ保持面板114などの駆動モータ111が位置決めされる部材は、所定の隙間を有して第1面板112などの保持部材に対向配置されており、駆動モータ111が位置決めされる部材と保持部材との隙間に感光体ギヤ121などの駆動伝達部材を配置した。
これによれば、図6、図7を用いて説明したように、感光体ギヤ121などの駆動伝達部材とモータギヤ111aとの噛み合いで発生する騒音を、第1面板112などの保持部材とモータ保持面板114などの駆動モータ111が位置決めされる部材とで遮蔽でき、装置の静音化を図ることができる。
(態様11)
(態様10)において、モータ保持面板114などの駆動モータ111が位置決めされる部材と第1面板112などの保持部材との隙間に配置された感光体ギヤ121などの駆動伝達部材は、駆動モータ111のモータギヤ111aと噛み合う。
これによれば、ひとつの駆動モータで、2系統の駆動伝達経路を形成することができる。
(態様12)
(態様11)において、減速部材などの内歯歯車とモータギヤ111aとの間の減速比が、モータ保持面板114などの駆動モータが位置決めされる部材と第1面板112などの保持部材との隙間に配置された感光体ギヤ121などの駆動伝達部材と、モータギヤ111aとの間の減速比よりも小さい。
これによれば、図6、図7を用いて説明したように、減速比の大きい駆動伝達に内歯歯車を用いる場合に比べて、静音化を図ることができる。
(態様13)
(態様11)または(態様12)において、モータ保持面板114などの駆動モータが位置決めされる部材と第1面板112などの保持部材との隙間に配置された感光体ギヤなどの駆動伝達部材を介して駆動力が伝達される被駆動伝達部材が、感光体24である。
これによれば、騒音を抑制して感光体24を駆動することができる。
(態様14)
(態様1)乃至(態様13)いずれかにおいて、減速部材などの内歯歯車を介して駆動力が伝達される被駆動伝達部材が、現像ローラ81である。
これによれば、騒音を抑制して現像ローラ81を駆動することができる。
(態様15)
(態様1)乃至(態様14)いずれかにおいて、駆動モータのモータ軸111gの先端部を、先端に向うに連れて直径が減少するようなテーパ形状とした。
これによれば、図6を用いて説明したように、駆動モータ111を組み付ける際に、駆動モータ111が多少、ラジアル方向にずれていても、モータ軸111g先端のテーパ形状により案内されて、モータ軸の外周に形成されたモータギヤ111aと内歯歯車の内歯とを噛み合わせることができる。これにより、駆動モータ111の組み付けを容易に行うことができる。
(態様16)
(態様1)乃至(態様15)いずれかにおいて、駆動モータ111が、アウターロータ型のブラシレスモータである。
これによれば、実施形態で説明したように、駆動モータ111が安定して回転し、現像ローラ81などの被駆動伝達部材を良好に等速で回転させることができる。
(態様17)
画像形成装置において、(態様1)乃至(態様16)いずれかの駆動装置を備える。
これによれば、振動や噛み合い騒音が抑制され、装置の静音化を図ることができる。
10:感光体ユニット
21:二次転写ローラ
22:中間転写ベルト
23:現像ユニット
24:感光体
24a:感光体用駆動軸
81:現像ローラ
81a:現像用駆動軸
110:駆動装置
111:駆動モータ
111a:モータギヤ
111b:
111g:モータ軸
112:第1面板
112a:貫通穴
113:第2面板
114:モータ保持面板
114a:位置決め穴部
115:位置決めピン
116 減速部材
116a:内歯部
116b:外歯部
116c:補強突起
116e:連結部
117:支持軸
118:現像ギヤ
121,121a,121b:感光体ギヤ
122:感光体アイドラギヤ
123:アイドラ支持軸
126:減速部材
126a:内歯
126b:外歯
A:先端
D:位置決め部の半径
d:支持軸の半径
S:軸間距離
特開2014−169723号公報

Claims (14)

  1. 駆動モータと、
    前記駆動モータのモータギヤと噛み合う内歯歯車と、
    前記内歯歯車を支持する支持軸とを備えた駆動装置において、
    前記支持軸は、第一部材と、所定の隙間を有して前記第一部材に対向配置された第二部材とに保持され、
    前記駆動モータは、前記第一部材の前記第二部材との対向側と反対側で、所定の隙間を有して前記第一部材に対向配置された第三部材に位置決めされており、
    前記第三部材と前記第一部材との間には、前記モータギヤと噛み合い、感光体に駆動力を伝達する駆動伝達部材が設けられ、
    前記内歯歯車は、前記第一部材と前記第二部材との間に設けられていることを特徴とする駆動装置
  2. 請求項1に記載の駆動装置において、
    前記モータギヤは、前記第一部材を貫通し、前記内歯歯車の内歯と直接噛み合うことを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項1または2に記載の駆動装置において、
    前記第三部材と、前記第一部材は、前記第二部材によって位置決めされることを特徴とする駆動装置。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の駆動装置において、
    前記駆動モータは、モータ軸と同軸上に、モータ軸の直径よりも大径の位置決め部を有し、
    前記モータ軸と前記支持軸との軸間距離が、前記位置決め部の半径と前記支持軸の半径とを加算した値よりも小さいことを特徴とする駆動装置。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の駆動装置において、
    前記内歯歯車に補強突起を設けたことを特徴とする駆動装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載の駆動装置において、
    前記内歯歯車の内歯をはす歯形状としたことを特徴とする駆動装置。
  7. 請求項6に記載の駆動装置において、
    前記はす歯は、前記駆動モータ側と反対側が、モータ側よりも前記モータギヤの回転方向下流側に位置するように捩れていることを特徴とする駆動装置。
  8. 請求項1乃至7いずれかに記載の駆動装置において、
    前記内歯歯車は、内周面に内歯が形成された筒状部を有し、該筒状部の外周面に駆動伝達部を形成したことを特徴とする駆動装置。
  9. 請求項1乃至8いずれかに記載の駆動装置において、
    前記内歯歯車は、はす歯形状の内歯と、はす歯形状の外歯とを備え、
    前記外歯のはす歯の捩れ方向を、前記モータギヤのはす歯の捩れ方向と同じにしたことを特徴とする駆動装置
  10. 求項1乃至9いずれかに記載の駆動装置において、
    前記内歯歯車と前記モータギヤとの間の減速比が、前記駆動伝達部材と、前記モータギヤとの間の減速比よりも小さいことを特徴とする駆動装置
  11. 求項1乃至10いずれかに記載の駆動装置において、
    前記内歯歯車を介して駆動力が伝達される被駆動伝達部材が、現像ローラであることを特徴とする駆動装置。
  12. 請求項1乃至11いずれかに記載の駆動装置において、
    前記駆動モータのモータ軸の先端部を、先端に向うに連れて直径が減少するようなテーパ形状としたことを特徴とする駆動装置。
  13. 請求項1乃至12いずれかに記載の駆動装置において、
    前記駆動モータが、アウターロータ型のブラシレスモータであることを特徴とする駆動装置。
  14. 請求項1乃至13いずれかに記載の駆動装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2015049309A 2015-03-12 2015-03-12 駆動装置および画像形成装置 Active JP6555570B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015049309A JP6555570B2 (ja) 2015-03-12 2015-03-12 駆動装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015049309A JP6555570B2 (ja) 2015-03-12 2015-03-12 駆動装置および画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016169784A JP2016169784A (ja) 2016-09-23
JP2016169784A5 JP2016169784A5 (ja) 2017-11-24
JP6555570B2 true JP6555570B2 (ja) 2019-08-07

Family

ID=56983385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015049309A Active JP6555570B2 (ja) 2015-03-12 2015-03-12 駆動装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6555570B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5349861B2 (ja) * 2008-08-07 2013-11-20 本田技研工業株式会社 減速機付きモータ
JP2010081755A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Fuji Xerox Co Ltd モーター取付構造及びこれを用いた画像形成装置
JP2010090587A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械
JP2011232645A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Canon Inc 画像形成装置
JP2013096476A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Ricoh Co Ltd 遊星歯車装置、及び画像形成装置
US8934815B2 (en) * 2012-11-02 2015-01-13 Ricoh Company, Ltd. Gear transmission device and image forming apparatus including the same
JP6146603B2 (ja) * 2013-03-01 2017-06-14 株式会社リコー ギヤ伝動装置と当該装置を備えたプロセスユニット及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016169784A (ja) 2016-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4444997B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP4464435B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP5197875B2 (ja) プロセスカートリッジ
JP2014134788A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6604533B2 (ja) 駆動装置および画像形成装置
JP6468490B2 (ja) 駆動装置及び画像形成装置
JP4658709B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5021087B2 (ja) プロセスカートリッジ
JP5308964B2 (ja) 駆動伝達機構及びそれを備えた画像形成装置
JP2006301346A (ja) 回転体の駆動装置及びこれを備えた画像形成装置
JP6555570B2 (ja) 駆動装置および画像形成装置
JP6814417B2 (ja) 駆動装置および画像形成装置
JP2017083006A (ja) 駆動装置および画像形成装置
JP2002040738A (ja) 画像形成装置
JP6555576B2 (ja) 駆動装置及び画像形成装置
JP6489438B2 (ja) 駆動装置及び画像形成装置
JP2017003635A (ja) 駆動装置及び画像形成装置
JP7402424B2 (ja) 駆動伝達部材、駆動伝達装置及び画像形成装置
JP2019152890A (ja) 駆動装置及び画像形成装置
KR102415348B1 (ko) 구동 전달 장치 및 화상 형성 장치
JP2018184973A (ja) 駆動伝達装置
JP2008058360A (ja) 駆動連結機構、駆動装置、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2013003379A (ja) 駆動伝達装置及び画像形成装置
JP6086204B2 (ja) 画像形成装置
JP2005331855A (ja) 連結装置およびこの連結装置を備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171010

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190627

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6555570

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151