JP6886901B2 - 水栓装置 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室等に設置される水栓装置に関する。
従来から、浴室等の壁やカウンターには、カランとシャワーとの切り替えや、流量調整や温度調整が可能な水栓装置が設置されている。例えば、内部に弁部やその他の水栓機構部を内蔵させた水栓本体と、水栓本体を覆うカバーと、を備えた水栓装置が提案されている。この水栓装置では、水栓本体が金属の鋳物で形成され、カバーが樹脂で形成されていることが多い。樹脂で形成されたカバーは、カバーの種類を変更することで様々な外観のデザインを提供することができる。
上記の水栓装置のカバーとして、水栓本体の上方から前方(使用者側)にわたって配置される上カバーと、水栓本体の下方に配置される下カバーと、水栓本体と壁との間に配置される隙間カバーと、を備えたものが提案されている。上カバーを補強するために、上カバーの下面には下方に突出するリブが設けられている(下記の特許文献1参照)。
また、上カバーに設けられたリブが、水栓本体の上面に当接している水栓装置も提案されている。この水栓装置では、上カバーに下向きの力が加わった際に、上カバーのリブが水栓本体の上面に当接しているため、上カバーの変形が抑制される構成とされている(下記の特許文献2参照)。
特開2013−213314号公報 特開2013−181303号公報
上記の特許文献2に記載の水栓装置では、水栓本体は金属の鋳物で形成されていて、上カバーのリブが当接する水栓本体の上面は、研磨やメッキ処理がなされていない鋳肌そのままの状態である。水栓本体の製造上の寸法精度のばらつきを考慮して、リブと水栓本体との隙間を大きく設けておく必要がある。このため、上カバーが下方に撓むくらい上カバーを下方に押さえつけないと、リブが水栓本体と当接しない場合があり、結果的に上カバーに撓み等の変形が生じる虞がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、上カバーの変形を確実に抑制することができる水栓装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る水栓装置は、水栓本体と、該水栓本体の上方に配置される上カバーと、を備え、該上カバーには、下方に突出する当接リブが設けられ、該当接リブは、前記水栓本体における円滑となるように加工が施された被当接面に当接可能とされていることを特徴とする。
このように構成された水栓装置では、水栓本体の上方に配置される上カバーには下方に突出する当接リブが設けられ、当接リブは水栓本体における被当接面に当接可能である。被当接面は円滑となるように加工が施されているため、上カバーに設けられた当接リブは被当接面に確実に当接する。よって、上カバーに下向きの力が加えられても、当接リブが被当接面に当接して下向きの力に抗し、上カバーの撓み等の変形を確実に抑制することができる。
また、本発明に係る水栓装置は、前記水栓本体には、シャワーエルボ接続管、湯側接続管及び水側接続管の少なくともいずれかが設けられ、前記被当接面は、前記シャワーエルボ接続管、前記湯側接続管及び前記水側接続管の少なくともいずれかの外面であることが好ましい。
このように構成された水栓装置では、上カバーの当接リブが当接するのは、シャワーエルボ接続管、湯側接続管及び水側接続管の少なくともいずれかの外面(被当接面)である。よって、シャワーエルボ接続管、湯側接続管及び水側接続管のいずれかが当接リブに当接する機能も有するため、当接リブが当接するための部材を他に設ける必要が無い。
また、本発明に係る水栓装置では、前記当接リブにおける前記被当接面に当接可能な当接面は、前記被当接面に対応した形状をなしていてもよい。
このように構成された水栓装置では、当接リブにおける被当接面に当接可能な当接面は、被当接面に対応した形状をなしている。よって、当接面と被当接面との当接面積を大きく確保できるため、当接リブが被当接面に安定して当接する。
また、本発明に係る水栓装置は、前記上カバーには、下方に突出し、前記水栓本体に当接しない補強リブが設けられ、前記上カバーの下面から前記当接リブの先端部までの突出高さは、前記上カバーの下面から前記補強リブの先端部での突出高さよりも高くてもよい。
このように構成された水栓装置では、上カバーの下面から当接リブの先端部までの突出高さは、上カバーの下面から補強リブの先端部までの突出高さよりも高い。よって、補強リブがあることで上カバーの強度が増すとともに、当接リブは水栓本体の被当接面に確実に当接して上カバーの撓み(変形)が抑制される。
また、本発明に係る水栓装置は、前記上カバーと前記水栓本体とを固定する固定部を備え、該固定部は、前記水栓装置の前後方向の中央よりも前側及び後側のいずれか一方に配置され、前記当接リブ及び前記被当接面は、前記水栓装置の前記前後方向の中央よりも前側及び後側の他方に配置されていてもよい。
このように構成された水栓装置では、水栓装置の前後方向の中央よりも前側及び後側のいずれか一方では、上カバーと水栓本体とが固定部により固定されている。また、水栓装置の前後方向の中央よりも前側及び後側の他方では、当接リブが水栓本体の被当接面に当接している。したがって、上カバーが水栓装置に水栓装置の前後方向にわたって支持されるため、上カバーに下向きの力が加えられても、上カバーの撓み等の変形を前後方向にわたって抑制することができる。
本発明に係る水栓装置によれば、上カバーの変形を確実に抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る水栓装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水栓装置を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る水栓装置の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水栓装置の水栓本体の平面図である。 本発明の一実施形態に係る水栓装置のカバー体の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水栓装置の上カバーを下方且つ後方から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水栓装置の下カバーを上方且つ後方から見た斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図9のC部拡大図である。 図1のD−D線断面図である。 本発明の一実施形態に係る水栓装置の上カバーを水栓本体に装着する様子を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る水栓装置について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る水栓装置を示す斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る水栓装置を示す側面図である。図3は、本発明の一実施形態に係る水栓装置の分解斜視図である。なお、図3において、水栓装置の下カバーの図示を省略している。
図1から図3に示すように、水栓装置100は、水栓本体1と、水側クランク脚2及び湯側クランク脚3と、温調(温度調節)ハンドル4及び切替ハンドル5と、カバー体6と、を有している。本実施形態に係る水栓装置100は浴室の壁W(図2)に設置されるものであるが、浴室のカウンターや洗面室等にも設置可能である。
なお、以下の説明において、使用者側(壁W側と反対側)から水栓装置100を見て左側を左側と称し、右側を右側と称し、これらを結ぶ方向を左右方向と称する。また、水栓装置100における使用者側を前側と称し、その反対側(壁W側)を後側と称し、これらを結ぶ方向を前後方向と称する。
図3に示すように、水栓本体1は、本体部11と、水側接続管12、湯側接続管13、シャワーエルボ接続管14及びカラン側吐水口15と、を有している。
本体部11には、不図示の温調弁ユニットや切換え弁ユニット等の機構部が内蔵されている。本体部11の前部は、左右方向を軸線方向とする筒状に湾曲形成されている。本体部11の左右両端部には、それぞれ左右側方に突出する操作軸部11sが設けられている。
図4は、水栓本体1の平面図である。なお、図4において、水栓本体1の左右両端部近傍の図示を省略している。
図3及び図4に示すように、水側接続管12は、本体部11の後部且つ右側から、後方に突出している。水側接続管12は、前後方向を軸線方向とする円筒状をなしている。水側接続管12の先端部(上流側)には、雄ねじ12sが形成されている。
湯側接続管13は、本体部11の後部且つ左側から、後方に突出している。湯側接続管13は、前後方向を軸線方向とする円筒状をなしている。湯側接続管13の先端部(上流側)には、雄ねじ13sが形成されている。
シャワーエルボ接続管14は、本体部11の後部且つ左右方向の中央に設けられている。シャワーエルボ接続管14は、円筒状をなし、本体部11から後方に突出した後、先端部(下流側)を下方に向けている。シャワーエルボ接続管14の先端部には、シャワーエルボ(不図示)が接続可能とされ、シャワーエルボにシャワーホース(不図示)が接続されている。
図3に示すように、カラン側吐水口15は、本体部11の前部且つ下部から、下方に突出している。カラン側吐水口15は、上下方向を軸線方向とする円筒状をなしている。カラン側吐水口15の先端部(下流側)には、雄ねじ15sが形成されている。カラン側吐水口15の雄ねじ15sには、カランキャップ16が螺合されている。
図4に示すように、本実施形態では、本体部11、水側接続管12、湯側接続管13、シャワーエルボ接続管14及びカラン側吐水口15(図3参照)は、金属の鋳物で構成されている。本体部11の外面の大部分は機械加工及び研磨、メッキ処理されておらず、鋳肌そのままとされている。水側接続管12の基端部側の外面12b、湯側接続管13の基端部側の外面13b及びシャワーエルボ接続管14の基端部側の外面(被当接面)14b(外面12b,13b,14bを図4でドットによるハッチングで示している)は、機械加工がされた円筒状の円滑面とされている。
図3及び図4に示すように、水側接続管12は、管状をなす水側クランク脚2と袋ナット2nにより接続されている。湯側接続管13は、管状をなす湯側クランク脚3と袋ナット3nにより接続されている。
温調ハンドル4は、本体部11の左端部から左方に突出している操作軸部11sに設けられている。温調ハンドル4を回転操作することにより、シャワーエルボ接続管14にシャワーエルボを介して接続されたシャワーホースに設けられたシャワーヘッド(不図示)及びカラン側吐水口15から吐出する吐水の温度調節を行うことができる。
切替ハンドル5は、本体部11の右端部から右方に突出している操作軸部11sに設けられている。切替ハンドル5を回転操作することにより、シャワーエルボ接続管14にシャワーエルボを介して接続されたシャワーホースに設けられたシャワーヘッド(不図示)からの吐水とカラン側吐水口15からの吐水との切替えを行うとともに、シャワーエルボ接続管14及びカラン側吐水口15から吐出する吐水の流量調節及び止水を行うことができる。
次に、カバー体6の構成について詳細に説明する。
図5は、カバー体6の斜視図である。図6は、上カバー20を下方且つ後方から見た斜視図である。図7は、下カバー60を上方且つ前方から見た斜視図である。
図5から図7に示すように、カバー体6は、上カバー20と、下カバー60と、隙間カバー80と、を有している。カバー体6は、上カバー20と下カバー60と隙間カバー80とが組み付けられて構成されている。
図5及び図6に示すように、上カバー20は、上面カバー部21と、前面カバー部22と、上側面カバー部28と、を有している。上面カバー部21、前面カバー部22及び上側面カバー部28は、一体として形成されている。
図8は、図1のA−A線断面図である。
図2及び図8に示すように、上面カバー部21は、水栓本体1、水側クランク脚2(図3参照。以下同じ。)及び湯側クランク脚3(図3参照。以下同じ。)の上方に配置されている。上面カバー部21の上面は、略平面状に形成されている。図8に示すように、上面カバー部21は、前方に向かうにしたがってわずかに下方に向かうように傾斜して配置されている。
図5及び図6に示すように、前面カバー部22は、上面カバー部21の前端部から湾曲形成されている。図8に示すように、前面カバー部22は、水栓本体1の前方に配置されている。
前面カバー部22の上部は、下方に向かうにしたがってしだいに前方に向かって傾斜する形状をなす上湾曲部23を有している。
図9は、図1のB−B線断面図である。
図6及び図9に示すように、前面カバー部22の下部は、左右両側部において、上湾曲部23の下部に連続して、下方に向かうにしたがって次第に後方に向かう形状をなす下湾曲部24を有している。上湾曲部23及び下湾曲部24は、左右方向を軸線方向とし、軸線方向に直交する断面が略円弧状に形成されている。換言すると、上湾曲部23及び下湾曲部24は、径方向外側に膨らむ形状をなしている。
図6及び図8に示すように、前面カバー部22の下部は、左右方向の略中央において、上湾曲部23の下部に連続して、下方に延びる形状をなす下向き部25を有している。下向き部25は、左右方向の中央が最も前方に突出するように形成され、左右両端部が下湾曲部24に接続されている。つまり、前面カバー部22の下部は、左右方向の中央部(下向き部25)が左右両側部(下湾曲部24)よりも前方に突出した形状をなしている。
図1、図3及び図6に示すように、上側面カバー部28は、上面カバー部21の左右両端部から下方に延びている。上側面カバー部28は、水栓本体1の左右側方に配置されている。
図5に示すように、上側面カバー部28の前部において、下端部には前方且つ上方に向かって凹む凹部28aが設けられている。凹部28aは、略半円形状をなしている。
下湾曲部24が下方に向かうにしたがって次第に後方に向かう形状をなすとともに、凹部28a前方且つ上方に向かって凹む円弧状に形成されているため、下湾曲部24の下端部24bは凹部28aの下方に配置されている(図11参照)。換言すると、下湾曲部24の下端部24bは、凹部28aの最上端部28uよりも下方且つ最前端部28fよりも後方に配置されている。
図6に示すように、上面カバー部21の下面から前面カバー部22の上湾曲部23の後面にわたって、下方に突出する縦リブ(補強リブ)31,32が設けられている。縦リブ31,32は、前後方向に延びている。縦リブ31,32は左右方向に離間して複数設けられている。
縦リブ31は、左右方向の略中央に2箇所配置されている。縦リブ31は、上面カバー部21の前部から前面カバー部22の上湾曲部23にわたって設けられた前リブ部31aと、前リブ部31aの後端部から後方に延びる後リブ部31bと、を有している。前リブ部31aの突出高さ(上面カバー部21の下面及び上湾曲部23の後面から前リブ部31aの先端部までの高さ)は、後リブ部31bの突出高さ(上面カバー部21の下面から後リブ部31bの先端部までの高さ)よりも高い。
縦リブ32は、左右両側にそれぞれ配置されている。縦リブ32は、上面カバー部21の前部から前面カバー部22の上湾曲部23にわたって設けられた前リブ部32aを有している。縦リブ32の前リブ部32aの高さは、縦リブ31の前リブ部31aの高さと略同一である。
上面カバー部21の下面には、下方に突出する横リブ(補強リブ)35,36が設けられている。横リブ35,36は、左右方向に延びている。
横リブ35は、前後方向の略中央に設けられている。横リブ35の左右両端部は、後述する固定筒部48近傍まで延びている。
横リブ36は、横リブ35よりも前方に設けられている。横リブ36は、後述する固定筒部48と折曲壁部52との間に設けられている(図6では、上面カバー部21の左側に設けられた横リブ36のみ示されているが、右側にも横リブ36が同様に設けられている)。
上面カバー部21の下面には、下方に突出する当接リブ40が設けられている。当接リブ40は、横リブ35よりも後方に設けられている。当接リブ40は、上面カバー部21の左右方向の中央に設けられている。
当接リブ40は、左右方向に沿って配置された前壁部41と、前壁部41の左右方向の両端部からそれぞれ後方に延びる側壁部42と、を有している。
前壁部41は、板状に形成され、厚さ方向を前後方向に向けて配置されている。前壁部41は、前方から見て略矩形状をなしている。前壁部41の下端部には、上方に向かって凹む湾曲凹部(当接面)43が形成されている。
湾曲凹部43は、シャワーエルボ接続管14の基端部側の外面14b(図3及び図4参照)と対応した形状をなしている。図8に示すように、当接リブ40の前壁部41の湾曲凹部43は、シャワーエルボ接続管14の基端部側の外面14bに当接可能である。当該当接箇所B1は、水栓装置100の前後方向の中央(線X)よりも後側に配置されている。本実施形態では、当接リブ40の前壁部41の湾曲凹部43は、シャワーエルボ接続管14の基端部側の外面14bと若干の隙間を有して配置されている。つまり、当接リブ40の前壁部41の湾曲凹部43とシャワーエルボ接続管14の基端部側の外面14bとの間の隙間は、他のリブ(縦リブ31,32、横リブ35,36)と水栓本体1との間の隙間よりも小さい。
なお、図6に示すように、当接リブ40の突出高さ(上面カバー部21の下面から当接リブ40の先端部40bまでの高さ)H1は、縦リブ31,32の突出高さH2,H3及び横リブ35,36の突出高さH4,H5よりも高い。縦リブ31,32及び横リブ35,36は、水栓本体1に当接していない。
図6に示すように、各側壁部42は、板状に形成され、厚さ方向を左右方向に向けて配置されている。側壁部42は、左右方向から見て略三角形状をなしている。側壁部42は、上方に向かうにしたがってしだいに前後方向の幅が広くなるように形成されている。
前面カバー部22の下向き部25の後面には、後方に突出する本体連結部(固定部)45が設けられている。本体連結部45は、上カバー20の前部且つ左右方向の中央に設けられている。本体連結部45は、前面カバー部22の下湾曲部24の下端部24b及び下向き部25の下端部25bよりも上方に配置されている。
本体連結部45は、略水平面に沿って配置された台座部46と、台座部46の左右方向の両端部からそれぞれ上方に延びる側壁部47と、を有している。
台座部46は、板状に形成され、厚さ方向を上下方向に向けて配置されている。台座部46には、上方から見て略矩形状をなしている。台座部46には、上下方向に貫通する取付孔46hが形成されている。
側壁部47は、板状に形成され、厚さ方向を左右方向に向けて配置されている。側壁部47は、左右方向から見て略三角形状をなしている。側壁部47は、上方に向かうにしたがってしだいに前後方向の幅が短くなるように形成されている。
図3及び図8に示すように、本体連結部45の台座部46は、水栓本体1の前端部に設けられた固定部11aの下方に配置されている。螺子(固定部)46zが、台座部46の取付孔46hに挿通され、水栓本体1の固定部11aに形成された取付孔11hに螺合されている。図8に示すように、当該固定箇所C1は、水栓装置100の前後方向の中央(線X)よりも前側に配置されている。
図6に示すように、上面カバー部21の下面には、下方に向かって突出する固定筒部(固定部)48が設けられている。固定筒部48は、左右方向に離間して一対設けられている。固定筒部48は、上下方向を軸線方向とする円筒状に形成され、内部に雌ねじ金具48sが設けられている。後述する螺子67zが、下カバー60及び水栓本体1に挿通され、固定筒部48の雌ねじ金具48sに螺合されている(図9参照)。
前面カバー部22の下端部(下湾曲部24の下端部24b及び下向き部25の下端部25b)には、後方に向かって突出する後向き縁部49が設けられている。後向き縁部49は、上面カバー部21の左右方向に離間して4箇所に設けられている。
各上側面カバー部28の左右方向の内側の面(水栓本体1側を向く面)には、左右方向の内側に向かって突出する係止壁部51が設けられている。係止壁部51は、板状に形成され、厚さ方向を前後方向に向けて配置されている。
係止壁部51の左右方向の内側の端部には、後方に延びる折曲壁部52が設けられている。折曲壁部52は、板状に形成され、厚さ方向を左右方向に向けて配置されている。
上側面カバー部28の左右方向の内側の面には、左右方向の内側に向かって突出する固定台部53が設けられている。固定台部53は、上側面カバー部28の面から左右方向の内側に向かって突出し上下方向に離間して設けられた3枚の支持板部53aと、3枚の支持板部53aを上下方向に連結する連結板部53bと、を有している。下側の支持板部53aと真ん中の支持板部53aとの間には、不図示の雌ねじ金具が設けられている(図6では、左側の上側面カバー部28に設けられた固定台部53のみ示されているが、右側の上側面カバー部28にも固定台部53が同様に設けられている)。不図示の螺子が後述する下カバー60及び隙間カバー80に挿通され、固定台部53に螺合されている。
図7に示すように、下カバー60は、下面カバー部61と、下側面カバー部62と、を有している。下面カバー部61及び下側面カバー部62は、一体として形成されている。
図7に示すように、下面カバー部61は、略板状に形成されている。下側面カバー部62は、下面カバー部61の左右両端部からそれぞれ上方に延びている。図2及び図8に示すように、下面カバー部61は、水栓本体1の下方に配置されている。下側面カバー部62は、水栓本体1の左右側方に配置されている。
下側面カバー部62の左右方向の内側には、左右方向の中央側に向かうにしたがって下方(下面カバー部61)に向かって傾斜した傾斜部62cが形成されている。これにより、図2に示すように、左右方向から見ると、下カバー60の傾斜部62cが上カバー20の上側面カバー部28よりもセットバックしている(左右方向の内側に配置されている)ため、下カバー60の露出を抑えつつ、水栓装置100全体が上下方向に薄く見える。
図7に示すように、下面カバー部61の前部は、前方に向かうにしたがって次第に上方に向かって傾斜している。下面カバー部61の左右方向の中央には、前方に延設された前延設部63が設けられている。前延設部63は、左右方向の中央が最も前方に突出するように形成されている。
下面カバー部61の前端部から前延設部63の前端部にわたって、上方に突出する上向き縁部64が設けられている。
上向き縁部64には、上方に突出する突起65が設けられている。突起65は、前延設部63の左右両側に配置されている。
図10は、図9のC部拡大図である。
図10に示すように、突起65は、上向き縁部64の上端部から上方に立設された立設部65aと、立設部65aの上端部から前方に突出する係合部65bと、を有している。
下カバー60の突起65は、上カバー20の前面カバー部22の下湾曲部24の下端部24bに係合可能とされている。下カバー60の突起65は、上カバー20の下湾曲部24の下端部24bのわずかに上方に配置されている。
図11は、図1のD−D線断面図である。
図11に示すように、上カバー20の前面カバー部22の下湾曲部24に設けられた後向き縁部49は、下カバー60の上向き縁部64上に当接配置されている。
図7に示すように、下面カバー部61の左右方向の中央において、前部には、上下方向に貫通するカラン用開口61hが形成されている。カラン用開口61hには、水栓本体1に設けられたカラン側吐水口15(図3参照)及びカランキャップ16(図3参照)が下向きに突出するように配置される。
下面カバー部61の左右方向の中央において、カラン用開口61hよりも後方には、上下方向に貫通するシャワー用開口61jが形成されている。シャワー用開口61jには、水栓本体1に設けられたシャワーエルボ接続管14(図3参照)が下向きに突出するように配置される。
下面カバー部61の上面には、上方に向かって突出する固定筒部67が設けられている。固定筒部67は、左右方向に離間して一対設けられている。固定筒部67は、上下方向を軸線方向とする円筒状に形成され、上端部には上下方向に貫通する取付孔67hが形成されている。図9に示すように、螺子(固定部)67zが、固定筒部67の取付孔67h及び水栓本体1に形成された取付孔(固定部)1hに挿通され、上カバー20の固定筒部48の雌ねじ金具48sに螺合されている。当該固定箇所C2は、水栓装置100の前後方向の中央(線X)よりも前側、且つ固定箇所C1よりも後方に配置されている。
図7に示すように、下面カバー部61の上面には、固定筒部67よりも後方且つ左右側方に、上方に向かって突出する固定筒部68が設けられている。固定筒部68は、左右方向に離間して一対設けられている。固定筒部68は、上下方向を軸線方向とする円筒状に形成され、上端部には上下方向に貫通する取付孔68hが形成されている。不図示の螺子が、固定筒部68の取付孔68h及び後述する隙間カバー80に形成された不図示の取付孔に挿通され、上カバー20の上下の支持板部53a(図6参照)間に設けられた不図示の雌ねじ金具に螺合されている。
図5及び図7に示すように、下面カバー部61の後端部には、左右両側において、下方に向かって膨らむ湾曲部71が形成されている。下面カバー部61において、各湾曲部71の前方には、前後方向に開口する脚挿通開口71hが形成されている。脚挿通開口71hには、それぞれ水側クランク脚2(図3参照)及び湯側クランク脚3(図3参照)が挿通されている。
図7に示すように、下面カバー部61には、下側面カバー部62の左右方向の内側の面に当接して、上方に突出する規制壁部73が設けられている。規制壁部73は、前後方向に延びている。規制壁部73は、板状に形成され、厚さ方向を左右方向に向けて配置されている。
規制壁部73の前端部には、左右方向に内側に向かって延びる第一折曲壁部75が設けられている。第一折曲壁部75は、板状に形成され、厚さ方向を前後方向に向けて配置されている。
第一折曲壁部75の左右方向の内側の端部には、後方に向かって延びる第二折曲壁部76が設けられている。第二折曲壁部76は、板状に形成され、厚さ方向を左右方向に向けて配置されている。
規制壁部73の前部には、上端部から下方に凹む係止凹部77が形成されている。図11に示すように、係止凹部77には、上カバー20の左右方向に延びる係止壁部51が配置されている。これにより、上カバー20と下カバー60との前後方向の相対的な移動が規制されている。
図7に示すように、下側面カバー部62の前部は、前方に向かうにしたがって次第に下方に向かうように形成されている。下側面カバー部62の前端部は、この前部に連続して、前方に向かうにしたがって次第に上方に向かうように形成されている。このようにして、下側面カバー部62の前部には凹部62aが形成されている。
図5に示すように、上カバー20の上側面カバー部28の凹部28aと下側面カバー部62の凹部62aとが上下に配置され、全体として左右方向から見て略円形状の開口をなしている。詳細には、上側面カバー部28の凹部28aの後部28d及び下側面カバー部62の凹部62aの後部62dは、後方に拡径した形状をなしている。これにより、水栓本体1に対して上カバー20及び下カバー60が設置しやすい。
図2に示すように、凹部28a及び凹部62aには、温調ハンドル4(図1参照)及び切替ハンドル5の基端部である操作軸部11sが対向配置されている。換言すると、温調ハンドル4及び切替ハンドル5は、凹部28a及び凹部62aから左右両側方に突出するように設けられている。
図2に示すように、下側面カバー部62の前端部62f(図7参照)は、上カバー20の上側面カバー部28の下端部28b(図6参照)と、当接している。左右方向から見ると、下側面カバー部62の前端部62fと上側面カバー部28の下端部28bとの当接部分(接続部分)は、温調ハンドル4(及び切替ハンドル5)に重なって配置されている。
また、下側面カバー部62の凹部62aの後端部62eは、上カバー20の上側面カバー部28の凹部28aの後端部28eと当接している。左右方向から見ると、下側面カバー部62の凹部62aの後端部62eと上側面カバー部28の凹部28aの後端部28eとの当接部分(接続部分)は、温調ハンドル4(及び切替ハンドル5)に重なって配置されている。
下側面カバー部62と上側面カバー部28との接続部分AのラインA1は、カバー体6の上下方向の略中間に位置している。本実施形態では、下側面カバー部62と上側面カバー部28との接続部分AのラインA1は、カバー体6の上下方向の略中央に位置している。接続部分AのラインA1は、前面カバー部22の下端部22bを通り水平ラインA2よりも上方が好ましい。また、接続部分AのラインA1は、上側面カバー部28の凹部28aと下側面カバー部62の凹部62aとで形成される略円形状の上下方向の中央A3を通る水平ラインA4よりも上方に位置することがより好ましい。
隙間カバー80は、壁Wと上カバー20及び下カバー60との間に配置されている。図5及び図11に示すように、隙間カバー80は、壁Wに沿って配置される後面部81と、後面部81から前方に突出し上カバー20と下カバー60との上下方向の間に配置される延出部82と、を有している。
図11に示すように、延出部82の前端部には、上下方向に離間して形成された一対の板部83,84が設けられている。一対の板部83,84の間には、上カバー20の固定台部53が挟み込まれている。
次に、上記の水栓装置100の組み立てについて説明する。
まず、壁Wから突出する水側クランク脚2及び湯側クランク脚3と、水栓本体1の水側接続管12及び湯側接続管13をそれぞれ袋ナット2n,3nで接続する。
上カバー20に対して隙間カバー80を後方から移動させて、隙間カバー80の板部83,84間に上カバー20の固定台部53を挟み込む。
図12は、上カバー20及び隙間カバー80を水栓本体1に装着する様子を示す図である。
図12に示すように、隙間カバー80が設けられた上カバー20を、前傾に配置して(図12において二点鎖線で示す状態)、水栓本体1の前方且つ上方から、後方且つ下方に移動させる。上カバー20の下端部が水栓本体1の下方に位置するところ(図12において実線で示す状態)まで、上カバー20を移動させる。水栓本体1の前部が上カバー20の前部の直下に配置されれば、上カバー20を前端部を中心にして回転させ、後端部を下方に移動させて、所定の位置に配置する。
図8に示すように、水栓本体1の前端部に設けられた固定部11aの下方に、上カバー20の本体連結部45の台座部46を配置する。螺子46zを、台座部46の取付孔46hに挿通させて、水栓本体1の固定部11aに形成された取付孔11hに螺合させる。これにより、上カバー20は、水栓本体1に装着される。
次に、下カバー60を、水栓本体1の下方から上方に移動させて、所定の位置に配置する。図10に示すように、下カバー60の前端部に設けられた突起65を、上カバー20の下端部24bを下方から上方に乗り越えさせて、上カバー20の下端部24bの上面に載せて仮保持させる。この状態で、下カバー60に外力が作用し、下カバー60が下方に移動しようとしても、下カバー60の突起65は上カバー20の下端部24bに係合されるため、下カバー60が上カバー20から外れて落下するが抑制される。
また、万が一、下カバー60の突起65が上カバー20の下端部24bから外れようとする場合には、突起65が上カバー20の下端部24bに対して後方且つ下方の向きに滑るように移動しようとする。しかし、図11に示すように、上カバー20の係止壁部51が下カバー60の係止凹部77内に配置されているため、係止壁部51と係止凹部77との係合状態では、下カバー60が鉛直下方にしか移動できない。このため、下カバー60は、上カバーに対して後方且つ下方に移動できず、下カバー60が上カバー20から外れることがない。
次に、図9に示すように、螺子67zを、下カバー60の固定筒部67の取付孔67h及び水栓本体1に設けられた取付孔1hに挿通して、上カバー20の固定筒部48に設けられた雌ねじ金具48sに螺合させる。また、螺子(不図示)を、下カバー60の固定筒部68の取付孔68h及び隙間カバー80に設けられた取付孔(不図示)に挿通して、上カバー20の上下の支持板部53a間に設けられた雌ねじ金具(不図示)に螺合させる。螺子止めされると、仮保持されていた下カバー60の位置は微調整され、下カバー60の突起65は上カバー20の下端部24bに保持されたままである。これにより、下カバー60が、水栓本体1、上カバー20及び隙間カバー80に装着される。
このように構成された水栓装置100では、水栓本体1の上方に配置される上カバー20には下方に突出する当接リブ40が設けられ、当接リブ40は水栓本体1のシャワーエルボ接続管の外面14bに当接可能である。外面14bは円滑となるように加工が施されているため、上カバー20に設けられた当接リブ40は外面14bに確実に当接する。よって、上カバー20に下向きの力が加えられても、当接リブ40がシャワーエルボ接続管の外面14bに当接して下向きの力に抗し、上カバー20の撓み等の変形を確実に抑制することができる。
また、上カバー20の当接リブ40が当接するのは、シャワーエルボ接続管14の外面14bである。よって、シャワーエルボ接続管14が当接リブ40に当接する機能も有するため、当接リブ40が当接するための部材を他に設ける必要が無い。
また、当接リブ40の湾曲凹部43は、シャワーエルボ接続管14の外面14bに対応した形状をなしている。よって、湾曲凹部43とシャワーエルボ接続管14の外面14bとの当接面積を大きく確保できるため、当接リブ40がシャワーエルボ接続管14の外面14bに安定して当接する。
また、上カバー20の下面から当接リブ40の先端部40bまでの突出高さH1は、上カバー20の下面から縦リブ31,32及び横リブ35,36の先端部までの突出高さH2,H3,H4,H5よりも高い。よって、縦リブ31,32及び横リブ35,36があることで上カバー20の強度が増すとともに、当接リブ40は水栓本体1のシャワーエルボ接続管の外面14bに確実に当接して上カバー20の撓み(変形)が抑制される。
また、上カバー20と水栓本体1との固定箇所C1,C2は、水栓装置100の中央よりも前側に配置されている。また、当接リブ40とシャワーエルボ接続管の外面14bとの当接箇所B1は、水栓装置100の中央よりも後側に配置されている。よって、上カバー20が水栓装置1に水栓装置100の前後方向にわたって支持されるため、上カバー20に下向きの力が加えられても、上カバー20の撓み等の変形を前後方向にわたって抑制することができる。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、当接リブ40はシャワーエルボ接続管14の外面14bに当接しているが、本発明はこれに限られない。当接リブは、水側接続管12の外面12b等や湯側接続管13の外面13bに当接する構成であってもよい。
また、上記に示す実施形態では、当接リブ40の湾曲凹部43がシャワーエルボ接続管14の外面14bに対応した形状をなすことで、当接面積を大きく確保でき、当接リブが被当接面に安定して当接することができるが、本発明はこれに限られない。当接リブの当接面が被当接面に対応した形状ではなくてもよく、複数箇所で当接する構成であってもよい。また、当接リブが当接する箇所は水栓本体の上面には限られず、側面等であってもよい。
また、上記に示す実施形態では、当接リブ40の側壁部42は、上方に向かうにしたがってしだいに前後方向の幅が広くなるように形成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、当接リブの側壁部は、左右方向から見て略矩形状に形成されていてもよい。あるいは、当接リブは、前壁部41を有しているが側壁部42を有していない構成であってもよい。
また、上記に示す実施形態では、当接リブ40の突出高さH1は縦リブ31,32及び横リブ35,36の突出高さH2,H3,H4,H5よりも高いが、本発明はこれに限られない。当接リブが被当接面に当接可能であれば、当接リブの突出高さが補強リブの突出高さ以下であってもよい。また、上カバーに補強リブが設けられていなくてもよい。
また、上記に示す実施形態では、上カバー20と水栓本体1との固定箇所C1,C2が水栓装置100の中央よりも前側に配置され、当接リブ40とシャワーエルボ接続管の外面14bとの当接箇所B1が水栓装置100の中央よりも後側に配置されているが、本発明はこれに限られない。上カバー20と水栓本体1とを固定する固定部が水栓装置100の前後方向の中央よりも後側に配置され、当接リブ及び被当接面が水栓装置100の前後方向の中央よりも前側に配置されていてもよい。
1…水栓本体
1h…取付孔(固定部)
2…水側クランク脚
3…湯側クランク脚
4…温調ハンドル
5…切替ハンドル
6…カバー体
11…本体部
11a…固定部
11s…操作軸部
12…水側接続管
13…湯側接続管
14…シャワーエルボ接続管
14b…シャワーエルボ接続管の基端部側の外面(被当接面)
15…カラン側吐水口
16…カランキャップ
20…上カバー
21…上面カバー部
22…前面カバー部
23…上湾曲部
24…下湾曲部
25…下向き部
28…上側面カバー部
28a…凹部
31,32…縦リブ(補強リブ)
35,36…横リブ(補強リブ)
40…当接リブ
41…前壁部
42…側壁部
43…湾曲凹部(当接面)
45…本体連結部(固定部)
48…固定筒部(固定部)
49…後向き縁部
51…係止壁部
52…折曲壁部
60…下カバー
61…下面カバー部
62…下側面カバー部
63…前延設部
64…上向き縁部
65…突起
65a…立設部
65b…係合部
73…規制壁部
75…第一折曲壁部
76…第二折曲壁部
77…係止凹部
80…隙間カバー
100…水栓装置

Claims (5)

  1. 水栓本体と、
    該水栓本体の上方に配置される上カバーと、を備え、
    該上カバーには、下方に突出する当接リブが設けられ、
    該当接リブは、前記水栓本体における円滑となるように加工が施された被当接面に当接可能とされていることを特徴とする水栓装置。
  2. 前記水栓本体には、シャワーエルボ接続管、湯側接続管及び水側接続管の少なくともいずれかが設けられ、
    前記被当接面は、前記シャワーエルボ接続管、前記湯側接続管及び前記水側接続管の少なくともいずれかの外面である請求項1に記載の水栓装置。
  3. 前記当接リブにおける前記被当接面に当接可能な当接面は、前記被当接面に対応した形状をなしている請求項1または2に記載の水栓装置。
  4. 前記上カバーには、下方に突出し、前記水栓本体に当接しない補強リブが設けられ、
    前記上カバーの下面から前記当接リブの先端部までの突出高さは、前記上カバーの下面から前記補強リブの先端部までの突出高さよりも高い請求項3に記載の水栓装置。
  5. 前記上カバーと前記水栓本体とを固定する固定部を備え、
    該固定部は、前記水栓装置の前後方向の中央よりも前側及び後側のいずれか一方に配置され、
    前記当接リブ及び前記被当接面は、前記水栓装置の前記前後方向の中央よりも前側及び後側の他方に配置されている請求項1から4のいずれか一項に記載の水栓装置。
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