JP6885333B2 - ステータ、およびモータ - Google Patents

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Description

本発明は、ステータ、およびモータに関する。
従来、インシュレータを介してティースに巻かれたコイルを有するモータが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2014−180191号公報
上記のようなモータにおいては、インシュレータを介して導線をティースに巻き回してコイルを構成する。しかしながら、導線をティースに巻き回す際に、導線の巻き始めの端部は動きやすく、ティースに巻かれた1巻目の導線が動く虞があった。
これに対して、例えば、1巻目の導線の上からさらに導線を巻き回せば、1巻目の導線を固定でき、1巻目の導線が動くことを防止できる。しかし、例えばインナーロータにおけるティースの先端側等、隣り合うティース同士の周方向の間隔が狭い位置から導線を巻き始める場合には、導線を重ねて巻き回すスペースが確保しにくい。そのため、導線を重ねて巻き回して1巻目の導線を固定することが困難な問題があった。
本発明の一つの態様は、上記問題点に鑑みて、インシュレータを介してティースに巻き回された導電線が動くことを抑制できる構造を有するステータ、およびそのようなステータを備えるモータを提供することを目的の一つとする。
本発明の一つの態様のステータは、上下方向に伸びる中心軸を中心とする周方向に延びる環状のコアバックと、前記コアバックから径方向に延びる複数のティースと、前記ティースの少なくとも一部を覆う複数のインシュレータと、前記インシュレータを介して前記ティースに巻き回された導電線よりなるコイルと、を備え、前記インシュレータは、径方向に延びる筒状の筒部と、前記筒部の径方向の端部に配置され、周方向両側に延びるアンブレラ部と、前記筒部の外側面から周方向一方側に突出する壁部と、を有し、前記壁部の先端面の少なくとも一部は、傾斜しており、径方向において前記アンブレラ部側に向かうに従って前記筒部に近づき、前記インシュレータは、前記アンブレラ部の周方向一方側の端部から前記コアバック側に向かって突出する少なくとも一つの突出部を有し、前記突出部は、前記アンブレラ部から前記コアバック側に向かって折り返された形状であり、前記コイルの巻き始めの位置は、前記筒部における前記アンブレラ部側の端部であり、前記壁部に巻き回されたコイルは、前記壁部に巻き回されたコイルよりも径方向内側に設けられた前記コイルを径方向内向きに押さえ付け、前記突出部の先端と前記壁部に巻き回されたコイルとの間の距離は、前記コイルの直径よりも小さい。
本発明の一つの態様のモータは、上記ステータと、前記ステータに対して相対的に回転可能なロータと、を備える。
本発明の一つの態様によれば、ステータおよびモータにおいて、インシュレータを介してティースに巻き回された導電線が動くことを抑制できる。
図1は、本実施形態のモータを示す断面図である。 図2は、本実施形態のステータコアを示す斜視図である。 図3は、本実施形態のインシュレータの一部を示す斜視図である。 図4は、本実施形態のステータの一部を示す側面図である。 図5は、本実施形態のステータの一部を示す平面図である。 図6は、本実施形態のステータの一部を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るモータについて説明する。本明細書では、上下方向に伸びる中心軸Jの軸方向における図1の上側を単に「上側」と呼び、下側を単に「下側」と呼ぶ。なお、上下方向は、実際の機器に組み込まれたときの位置関係や方向を示さない。また、中心軸Jに平行な方向を「軸方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。
本明細書において、「軸方向に延びる」とは、厳密に軸方向に延びる場合に加えて、軸方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。「径方向に延びる」とは、厳密に径方向、すなわち、軸方向に対して垂直な方向に延びる場合に加えて、径方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。
図1に示すように、モータ10は、例えば、インナーロータ型のモータである。モータ10は、各部品を収容可能なハウジング20と、ロータ30と、筒状のステータ40と、ベアリングホルダ50と、ハウジング20に保持される下ベアリング60と、ベアリングホルダ50に保持される上ベアリング61と、下側バスバーアッシー70と、上側バスバーアッシー80と、端子92A,92Bと、を備える。
ロータ30は、中心軸Jに沿って配置されるシャフト31と、第1ロータコア33Aと、第2ロータコア33Bと、第3ロータコア33Cと、第1マグネット34Aと、第2マグネット34Bと、第3マグネット34Cと、を有する。シャフト31は、下ベアリング60および上ベアリング61によって中心軸J周りに回転可能に支持される。ロータ30は、ステータ40の内側において、ステータ40に対して回転可能である。
第1ロータコア33A、第2ロータコア33B、および第3ロータコア33Cは、筒状である。第1ロータコア33Aと、第2ロータコア33Bと、第3ロータコア33Cとは、軸方向の下側から上側に向かってこの順で並ぶ。第1ロータコア33Aの内側面、第2ロータコア33Bの内側面、および第3ロータコア33Cの内側面は、例えば、中心軸Jを中心とする円筒状である。シャフト31は、第1ロータコア33A、第2ロータコア33B、および第3ロータコア33Cに、例えば圧入等により嵌め合わされて固定される。なお、第1ロータコア33A、第2ロータコア33B、および第3ロータコア33Cは、他の部材を介して間接的にシャフト31に固定されてもよい。
第1マグネット34A、第2マグネット34B、および第3マグネット34Cは、例えば、周方向に延びる板状である。第1マグネット34Aは、第1ロータコア33Aの外側面に固定される。第2マグネット34Bは、第2ロータコア33Bの外側面に固定される。第3マグネット34Cは、第3ロータコア33Cの外側面に固定される。
第1マグネット34A、第2マグネット34B、および第3マグネット34Cは、それぞれ周方向に沿って複数設けられる。なお、第1マグネット34A、第2マグネット34B、および第3マグネット34Cは、それぞれ単一部材であってもよい。この場合、第1マグネット34A、第2マグネット34B、および第3マグネット34Cは、例えば、円環状である。
ステータ40は、ロータ30と隙間を介して径方向に対向する。本実施形態において、ステータ40は、ロータ30の径方向外側に配置される。ステータ40は、ステータコア40aと、複数のコイル43と、複数のインシュレータ44と、を有する。ステータコア40aは、例えば、複数の電磁鋼板が積層されて構成される。ステータコア40aは、周方向に延びる環状のコアバック41と、コアバック41から径方向に延びる複数のティース42と、を有する。すなわち、ステータ40は、コアバック41と、ティース42と、を備える。
コアバック41は、例えば、中心軸Jを中心とした円環状である。コアバック41の外周面は、ハウジング20の内周面に例えば圧入等により固定される。この実施形態では、複数のティース42は、コアバック41の内側面から径方向内側に延びる。複数のティース42は、周方向に沿って等間隔に配置される。
コイル43は、インシュレータ44を介してティース42に巻き回された導電線43aよりなる。コイル43は、各ティース42に配置される。コイル43は、導電線43aの端部であるコイル端43bを有する。コイル端43bは、コイル43のティース42に巻き回された部分から上側に延びる。インシュレータ44の少なくとも一部は、ティース42とコイル43との間に配置される。インシュレータ44は、ティース42の少なくとも一部を覆う。
下側バスバーアッシー70は、略円筒状である。下側バスバーアッシー70は、ステータ40の上側に配置される。下側バスバーアッシー70は、中性点バスバー90と、中性点バスバー90を保持する略円筒状の下側バスバーホルダ71と、を有する。すなわち、モータ10は、中性点バスバー90と、下側バスバーホルダ71と、を備える。
下側バスバーホルダ71は、例えば、絶縁性を有する樹脂製である。下側バスバーホルダ71は、インシュレータ44に固定される。中性点バスバー90は、コイル43と電気的に接続される。より詳細には、中性点バスバー90は、コイル端43bと接続される。これにより、中性点バスバー90は、ステータ40と電気的に接続される。中性点バスバー90は、複数のコイル端43bを中性点として繋ぐ。
上側バスバーアッシー80は、略円筒状である。上側バスバーアッシー80は、下側バスバーアッシー70の上側に配置される。上側バスバーアッシー80は、相用バスバー91と、相用バスバー91を保持する上側バスバーホルダ81と、を有する。すなわち、モータ10は、相用バスバー91と、上側バスバーホルダ81と、を備える。
上側バスバーホルダ81は、略円筒状であり、例えば、絶縁性を有する樹脂製である。上側バスバーホルダ81は、ハウジング20に固定される。相用バスバー91は、コイル43と電気的に接続される。より詳細には、相用バスバー91は、コイル端43bと接続される。相用バスバー91は、端子92A,92Bと接続される。これにより、相用バスバー91は、ステータ40と電気的に接続される。
端子92A,92Bは、上側に延びる板状の部材である。端子92A,92Bの上側の端部は、ハウジング20の上側の端部よりも上側に配置される。端子92A,92Bは、図示しない外部電源と接続される。
図2に示すように、ティース42は、コアバック41の内側面から径方向内側に延びる延出部42aと、延出部42aの先端から周方向両側に突出する先端部42bと、を有する。ティース42の数は、9つである。
図3に示すように、インシュレータ44は、径方向両側に開口する筒状である。各インシュレータ44は、それぞれ各ティース42に装着される。インシュレータ44は、筒部46と、アンブレラ部47と、板部45と、壁部48a,48bと、少なくとも1つの突出部49と、を有する。
筒部46は、径方向に延びる筒状である。図4に示すように、筒部46の内側には、延出部42aが配置される。図5および図6に示すように、筒部46には、導電線43aが巻き回されてなる、コイル43が配置される。
筒部外側面46a,46bは、筒部46の周方向両側の外側面である。筒部外側面46a,46bは、ティース42に向かって窪む複数の溝部46cを有する。図3および図4に示すように、溝部46cは、軸方向に延びる。溝部46cは、筒部外側面46a,46bの上端から、筒部外側面46a,46bの下端まで延びる。複数の溝部46cは、径方向に沿って配置される。
図5および図6に示すように、複数の溝部46cのうちで最もアンブレラ部47に近い第1溝部46dは、筒部外側面46a,46bの径方向内側の端部近傍に配置される。複数の溝部46cのうちで最もアンブレラ部47から遠い溝部46cは、筒部外側面46aの径方向外側の端部に配置される。
溝部46c内には、筒部46に巻き回された導電線43aの一部が配置される。この実施形態では、溝部46cの平面視外形は、略半円弧状である。溝部46cの平面視外形の曲率は、例えば、導電線43aの断面形状の曲率と同様である。そのため、溝部46c内に導電線43aを安定して保持しやすい。
図3に示すように、アンブレラ部47は、筒部46の径方向の端部に配置され、周方向両側に延びる板状である。
アンブレラ部47は、筒部46の径方向内側の端部に配置され、軸方向両側
に延びる。この実施形態では、アンブレラ部47の径方向に視た形状は、矩形環状である。図4に示すように、アンブレラ部47は、先端部42bの少なくとも一部を覆う。なお、アンブレラ部47の外形は、上述した形状以外の形状であってもよい。
図3に示すように、板部45は、筒部46の径方向外側の端部から、周方向両側および軸方向両側に延びる板状である。板部45の径方向に視た形状は、略矩形環状である。図5および図6に示すように、アンブレラ部47および板部45によって、コイル43が径方向に外れることが防止される。なお、板部45の外形は、上述した形状以外の形状であってもよい。
壁部48aは、筒部46の周方向一方側の外側面である筒部外側面46aから周方向一方側に突出する。壁部48aは、第1溝部46dよりも径方向外側に配置される。言い換えると、第1溝部46dは、径方向において壁部48aとアンブレラ部47との間に配置される。壁部48aは、第1溝部46dと隣接する。
壁部48aの先端は、周方向において、アンブレラ部47の周方向一方側の端部よりも筒部46側に配置される。壁部先端面48cは、壁部48aの先端面である。壁部先端面48cの少なくとも一部は、傾斜しており、径方向においてアンブレラ部47側(すなわち、径方向内側)に向かうに従って筒部46に近づく。壁部先端面48cは、ティース42側に窪む曲面である。
筒部外側面46bは、筒部46の周方向他方側の外側面である。壁部48bは、筒部外側面46bから周方向他方側に突出する。壁部48bのその他の構成は、壁部48aの構成と同様である。
導電線43aは、筒部46の径方向内側の端部から、径方向外側に向かって巻き回される。すなわち、コイル43(導電線43a)の巻き始めの位置は、例えば、筒部46におけるアンブレラ部47側の端部である。コイル43の巻き始めのコイル端は、1巻目C1の周方向一方側に設けられる。言い換えれば、コイル43を構成する導電線43aは、筒部46の径方向内側の端部における周方向一方側から巻き始められる。
図5および図6では、導電線43aは、6巻される。導電線43aの1巻目C1は、第1溝部46dに沿って筒部46に巻き回される。導電線43aの2巻目C2は、壁部先端面48cに沿って壁部48a,48bに巻き回される。2巻目C2は、1巻目C1と接触する。
導電線43aの3巻目C3、4巻目C4、5巻目C5、および6巻目C6は、壁部48a,48bよりも径方向外側に配置される4つの溝部46cに沿って、それぞれ順に筒部46に巻き回される。
壁部48a,48bに巻き回された2巻目C2は、導電線43aが締めつけられることで、壁部先端面48cに押し付けられる。壁部先端面48cは傾斜するため、2巻目C2は、壁部先端面48cに押し付けられることで、径方向内向きの力を受ける。これにより、図5の太矢印で示すように、2巻目C2は、径方向内側に隣接する導電線43a(図5では1巻目C1)に、径方向内向きに対して筒部46側に傾いた方向に力を加える。
したがって、2巻目C2の径方向内側に隣接する導電線43aには、2巻目C2によって筒部46に押し付けられる向きに力が加えられる。その結果、2巻目C2の径方向内側に隣接する導電線43aを、2巻目C2によって筒部46側に押さえ付けて固定できる。これにより、インシュレータ44を介してティース42に巻き回された導電線43aが動くことを抑制できる。
壁部48a,48bとアンブレラ部47との間に、第1溝部46dが配置される。そのため、壁部48a,48bの径方向内側に隣接する導電線43aを、第1溝部46dに配置される1巻目C1とできる。これにより、コイル43の巻き始めのコイル端が設けられる1巻目C1が、第1溝部46dから外れることを抑制できる。
本実施形態において、壁部48a,48bは、第1溝部46dの径方向外側に隣接する。そのため、2巻目C2は、1巻目C1と接触し、1巻目C1を筒部46側に押さえ付ける。これにより、1巻目C1が第1溝部46dから外れることを抑制できる。したがって、インシュレータ44を介してティース42に巻き回された1巻目C1が外れることを抑制できる。
コイル43の巻き始めのコイル端は動きやすいため、ティース42にコイル43が巻き回された後に、巻き始めのコイル端をバスバーと接合する作業等を行いにくい場合がある。これに対して、壁部48a,48bに巻き回された導電線43a(すなわち、2巻目C2)によって、巻き始めのコイル端を有する1巻目C1を固定することで、巻き始めのコイル端が動くことを抑制できる。したがって、巻き始めのコイル端をバスバーと接合する作業等を行いやすい。
上述したように、壁部先端面48cは、曲面であるため、壁部48a,48bに巻き回された2巻目C2を壁部先端面48cに対して安定して保持できる。これにより、2巻目C2が壁部48a,48bから外れることを抑制できる。その結果、2巻目C2によって、1巻目C1を押さえ付けることで、1巻目C1を安定して固定することができる。したがって、1巻目C1が第1溝部46dから外れることをより抑制できる。
本実施形態のようにモータ10がインナーロータ型のモータである場合、ティース42はコアバック41から径方向内側に延びる。この場合、径方向内側の位置ほど、隣り合うティース42同士の周方向の隙間は狭くなる。巻き始めのコイル端を有する1巻目C1を固定する方法として、径方向内側において導電線43aを重ねて巻く方法がある。しかし、径方向内側の端部においては、ティース42同士の周方向の隙間が狭いため、ティース42に導電線43aを重ねて巻くことが困難である。
これに対して、本実施形態によれば、径方向内側において導電線43aを重ねて巻くことなく、コイル43の巻き始めのコイル端を有する1巻目C1を固定できる。
突出部49は、アンブレラ部47の周方向一方側の端部からコアバック41側に向かって突出する。すなわち、突出部49は、筒部46に対して、壁部48aが配置される側と同じ側に配置される。
2巻目C2によって1巻目C1が押さえ付けられる場合、2巻目C2が壁部48a,48bに対して締め付けられる力の大きさ、または2巻目C2と1巻目C1との接触の仕方によっては、2巻目C2によって1巻目C1が第1溝部46dから押し出される虞がある。これに対して、突出部49が設けられることで、図6に示すように、第1溝部46dから押し出された1巻目C1を突出部49によって受け止めることができる。これにより、1巻目C1が第1溝部46dから押し出された場合であっても、1巻目C1が筒部46から外れて、コイル43の巻き始めのコイル端が動くことを抑制できる。
本明細書において、突出部49がコアバック41側に向かって突出する、とは、突出部49の先端部が、突出部49とアンブレラ部47との接続部よりもコアバック41に近いことを含む。
突出部49で受け止められた1巻目C1は、例えば、2巻目C2と突出部49とによって、径方向に挟持され固定される。
突出部49の少なくとも一部は、第1溝部46dと周方向に重なる。そのため、第1溝部46dから押し出された1巻目C1を突出部49によって受け止めやすい。これにより、1巻目C1が筒部46から外れて、コイル43の巻き始めのコイル端が動くことをより抑制できる。
突出部49の先端と2巻目C2との間の距離は、導電線43aの直径よりも小さい。そのため、突出部49と2巻目C2との間から1巻目C1が筒部46と離れる側に押し出されることを防止できる。したがって、1巻目C1がティース42から動くことを防止できる。
図5および図6では、突出部49の平面視形状は、三角形状である。突出部49の平面視形状は、特に限定されず、例えば、半円形状であっても、半楕円形状であっても、多角形状であってもよい。突出部内側面49aは、突出部49の周方向における筒部46に向かう面(周方向他方側の面)であり、周方向一方側に窪んだ曲面である。そのため、図6に示すように、1巻目C1が第1溝部46dから押し出されて突出部49によって受け止められる場合に、1巻目C1を突出部内側面49aによって安定して保持できる。これにより、1巻目C1が第1溝部46dから押し出された場合であっても、1巻目C1をより安定して固定することができる。
図3および図4に示すように、突出部49は、軸方向に延びる。突出部49の上端は、筒部46の上端である筒部上面46eよりも、上側に配置される。突出部49の下端は、筒部上面46eよりも下側に配置される。そのため、筒部46に巻き回される1巻目C1を、突出部49によって、より受け止めやすい。
突出部49の上端は、軸方向において、アンブレラ部47の上端とほぼ同じ位置に配置される。突出部49の下端は、軸方向において、筒部46の上端と筒部46の下端との間に配置される。
図3に示すように、インシュレータ44は、上ピース44bと、下ピース44cと、を含む。上ピース44bと下ピース44cとは、互いに別部材である。上ピース44bは、インシュレータ44の上部である。下ピース44cは、インシュレータ44の下部である。突出部49は、上ピース44bのみに設けられる。インシュレータ44は、例えば、単一の部材であってもよい。
本実施形態では、すべてのインシュレータ44において、壁部48aおよび突出部49のそれぞれは、筒部46に対して周方向の同じ側に配置される。すなわち、すべてのティース42において、壁部48aおよび突出部49のそれぞれは、筒部46に対して周方向の同じ側に配置される。そのため、各ティース42に対して、コイル43を同じ巻き方で巻いた場合に、いずれのティース42においても1巻目C1を固定することができる。その結果、1巻目C1がティース42から外れることを抑制できる。
本発明は上述の実施形態に限られず、他の構成を採用することもできる。
壁部48a,48bに巻き回される導電線43aは、何巻目であってもよい。壁部48a,48bに巻き回される導電線43aは、例えば、3巻目C3〜6巻目C6のいずれか1つであってもよい。この場合、1巻目C1は、壁部48a,48bに巻き回された何巻目かの導電線43aによって押さえ付けられ、固定される。
壁部48aと壁部48bとは、必ずしも両方設けられる必要はなく、壁部48aのみ設けられてもよい。壁部先端面48cは、全体が傾斜していてもよい。壁部先端面48cは、平坦面であってもよい。
突出部49は、1つのアンブレラ部47に複数設けられてもよい。突出部49は、例えば、アンブレラ部47の周方向両側に配置されてもよい。この場合、コイル43をティース42の周方向のどちら側から巻き始めた場合でも、1巻目C1がティース42から外れることを抑制できる。
この構成は、例えば、モータ10がアウターロータ型のモータであってもよい。
突出部49は、アンブレラ部47の上端からアンブレラ部47の下端まで延びてもよい。突出部内側面49aは、平坦面でもよい。
ロータ30におけるロータコアの数は、1つであってもよい。
上記実施形態の各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
10 モータ、30 ロータ、40 ステータ、41 コアバック、42 ティース、43 コイル、43a 導電線、44 インシュレータ、46 筒部、46a 筒部外側面、46c 溝部、46d 第1溝部、47 アンブレラ部、48a,48b 壁部、48c 壁部先端面、49 突出部、J 中心軸

Claims (9)

  1. 上下方向に伸びる中心軸を中心とする周方向に延びる環状のコアバックと、
    前記コアバックから径方向に延びる複数のティースと、
    前記ティースの少なくとも一部を覆う複数のインシュレータと、
    前記インシュレータを介して前記ティースに巻き回された導電線よりなるコイルと、
    を備え、
    前記インシュレータは、
    径方向に延びる筒状の筒部と、
    前記筒部の径方向の端部に配置され、周方向両側に延びるアンブレラ部と、
    前記筒部の外側面から周方向一方側に突出する壁部と、
    を有し、
    前記壁部の先端面の少なくとも一部は、傾斜しており、径方向において前記アンブレラ部側に向かうに従って前記筒部に近づき、
    前記インシュレータは、前記アンブレラ部の周方向一方側の端部から前記コアバック側に向かって突出する少なくとも一つの突出部を有し、
    前記突出部は、前記アンブレラ部から前記コアバック側に向かって折り返された形状であり
    前記コイルの巻き始めの位置は、前記筒部における前記アンブレラ部側の端部であり、
    前記壁部に巻き回されたコイルは、前記壁部に巻き回されたコイルよりも径方向内側に設けられた前記コイルを径方向内向きに押さえ付け、
    前記突出部の先端と前記壁部に巻き回されたコイルとの間の距離は、前記コイルの直径よりも小さい、
    ステータ。
  2. 前記筒部の外側面は、軸方向に延び前記ティースに向かって窪む複数の溝部を、
    複数の前記溝部は、径方向に沿って配置され、
    複数の前記溝部のうちで最も前記アンブレラ部に近い第1溝部は、径方向において前記壁部と前記アンブレラ部との間に配置される、請求項1に記載のステータ。
  3. 前記突出部の少なくとも一部は、前記第1溝部と周方向に重なる、請求項2に記載のステータ。
  4. 前記壁部の先端面は、前記ティース側に窪む曲面である、請求項1から3のいずれか一項に記載のステータ。
  5. すべての前記ティースにおいて、前記壁部および前記突出部のそれぞれは、前記筒部に対して周方向の同じ側に配置される、請求項1から4のいずれか一項に記載のステータ。
  6. 前記突出部の上端は、前記筒部の上端よりも上側に配置され、
    前記突出部の下端は、前記筒部の上端よりも下側に配置される、請求項1から5のいずれか一項に記載のステータ。
  7. 前記突出部の周方向における前記筒部に向かう面は、周方向一方側に窪んだ曲面である、請求項1から6のいずれか一項に記載のステータ。
  8. 前記ティースは、前記コアバックの内側面から径方向内側に延びる、
    請求項1から7のいずれか一項に記載のステータ。
  9. 請求項1からのいずれか一項に記載のステータと、
    前記ステータに対して相対的に回転可能なロータと、
    を備える、モータ。

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